JP2002058861A - 遊技媒体獲得量表示装置 - Google Patents

遊技媒体獲得量表示装置

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JP2002058861A
JP2002058861A JP2000252001A JP2000252001A JP2002058861A JP 2002058861 A JP2002058861 A JP 2002058861A JP 2000252001 A JP2000252001 A JP 2000252001A JP 2000252001 A JP2000252001 A JP 2000252001A JP 2002058861 A JP2002058861 A JP 2002058861A
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JP2000252001A
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Atsuhito Takagai
篤人 高貝
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Oizumi Corp
Original Assignee
Oizumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 獲得した遊技媒体が実際に払い出しされない
遊技機の場合においても獲得遊技媒体数を報知できる遊
技媒体獲得量表示装置を提供する。 【解決手段】 投入数量の所定倍の遊技媒体を払い出す
遊技機の一台ごとに対応して設けられ、払出遊技媒体数
から投入遊技媒体数を減じた獲得遊技媒体数を表示する
遊技媒体獲得量表示装置51であって、遊技機に近接し
て設置され、背もたれ7に内部空間9の目視可能な透視
部11が設けられた椅子1と、この椅子1の脚部3に設
けられ複数のダミー遊技媒体17を収容するストッカー
15と、ストッカー内のダミー遊技媒体17を払出遊技
媒体数に応じて内部空間9に供給する揚送装置19と、
内部空間9の下部に設けられ投入遊技媒体数に応じたダ
ミー遊技媒体17を内部空間9からストッカー15へ落
下させるシャッター手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技成績に応じ投
入遊技媒体数の所定倍の遊技媒体が獲得可能な遊技機の
一台ごとに対応して設けられる遊技媒体獲得量表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ台又はスロット台等の
遊技機では、遊技者が遊技媒体であるパチンコ玉又はメ
ダルを遊技機に投入し、所定の遊技操作を行うことによ
り大当たり・入賞などすると、その遊技成績に応じて、
投入遊技媒体数の所定倍のパチンコ玉又はメダルが遊技
機から払い出され、遊技者がこれを獲得できるようにな
っている。従来では、このように獲得された遊技媒体
は、例えばドル箱と称される所定数量の遊技媒体が収容
可能な容器に入れられ、遊技者近傍の通路などに積まれ
ることで、その遊技台を使用している遊技者の獲得遊技
媒体数が周囲に報知されることになった。このような報
知形態によって、多量の遊技媒体を獲得した遊技者は、
優越感を満たすことができる一方、遊技場は、サービス
状況(遊技媒体の獲得容易な状況)を他の遊技客に報知
することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
遊技者の利便性向上などの目的から、獲得した遊技媒体
が実際に払い出しされず、獲得数値データのみとして磁
気カードなどに記録される遊技機が増加する傾向にあ
る。この場合、従来のように獲得した遊技媒体をドル箱
に入れて積むことができず、遊技者の優越感を満足させ
ることができないばかりか、遊技場にとってもサービス
状況が他の遊技客に報知できないという不利が生じる。
また、遊技媒体が実際に払い出しされる場合であって
も、スペース的な制約や法規によってドル箱を通路に積
むことができない場合においても、遊技者の優越感を満
足させることができず、遊技場のサービス状況も他の遊
技客に報知することができなかった。本発明は上記状況
に鑑みてなされたもので、獲得した遊技媒体が実際に払
い出しされない遊技機の場合や、スペース的な制約や法
規によって所謂ドル箱を通路に積むことができない場合
においても、獲得遊技媒体数を報知させることができる
遊技媒体獲得量表示装置を提供し、遊技者の優越感を満
足させ、且つ遊技場のサービス宣伝効果の向上を図るこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の遊技媒体獲得量表示装置
は、遊技成績に応じ投入数量の所定倍の遊技媒体を払い
出す遊技機の一台ごとに対応して設けられ、払出遊技媒
体数から投入遊技媒体数を減じた現況の獲得遊技媒体数
を表示する遊技媒体獲得量表示装置であって、前記遊技
機に近接して設置され脚部、シート部、背もたれからな
り該背もたれに内部空間の目視可能な透視部が設けられ
た椅子と、前記脚部に設けられ複数のダミー遊技媒体を
収容するストッカーと、前記脚部に設けられ該ストッカ
ー内のダミー遊技媒体を払出遊技媒体数に応じて前記透
視部から目視可能に前記背もたれの内部空間に供給する
揚送装置と、前記背もたれ内部空間の下部に設けられ投
入遊技媒体数に応じた前記ダミー遊技媒体を該内部空間
から前記ストッカーへ落下させるシャッター手段とを具
備したことを特徴とする。
【0005】この遊技媒体獲得量表示装置では、遊技機
に近接して設置された椅子の背もたれに、内部空間の目
視可能な透視部が設けられ、この内部空間に、払出遊技
媒体数に応じたダミー遊技媒体が供給される一方、投入
遊技媒体数に応じたダミー遊技媒体が内部空間からスト
ッカーへ落下されて、現況の獲得遊技媒体数が表示可能
になる。これにより、獲得した遊技媒体が実際に払い出
しされず、獲得数値データのみとして磁気カードなどに
記録される遊技機においても、獲得遊技媒体数が報知可
能になる。また、スペース的な制約や法規によって所謂
ドル箱を通路に積むことができない場合においても、獲
得遊技媒体数が報知可能になる。さらに、背もたれを利
用することで、比較的大きな表示面積が確保され、遊技
場外からの視認性も良好になり、サービス状況(遊技媒
体の獲得容易な状況)を遊技場外へも報知する大きな宣
伝効果が生じる。
【0006】請求項2記載の遊技媒体獲得量表示装置
は、前記ダミー遊技媒体が、球体又は円板であることを
特徴とする。
【0007】この遊技媒体獲得量表示装置では、ダミー
遊技媒体が、球体又は円板であることで、パチンコ遊技
台の場合には背もたれに球体(ダミーパチンコ玉)が充
填され、スロット遊技台の場合には背もたれに円板(ダ
ミーメダル)が充填される。従って、各遊技機タイプに
関連した表示が可能になって、獲得遊技媒体数がより視
覚的に把握され易くなる。
【0008】請求項3記載の遊技媒体獲得量表示装置
は、前記ダミー遊技媒体が、着色した液体であることを
特徴とする。
【0009】この遊技媒体獲得量表示装置では、ダミー
遊技媒体が、着色した液体であり、内部空間に、払出遊
技媒体数に応じた量の着色液体が供給される一方、投入
遊技媒体数に応じた量の着色液体が内部空間からストッ
カーへ落下されて、現況の獲得遊技媒体数が表示可能に
なる。これにより、流体ポンプを用いた着色流体の揚送
が可能になり、球体又は円板を搬送するのに比べ、揚送
手段の構造が簡単、安価になる。
【0010】請求項4記載の遊技媒体獲得量表示装置
は、遊技成績に応じ投入数量の所定倍の遊技媒体を払い
出す遊技機の一台ごとに対応して設けられ、払出遊技媒
体数から投入遊技媒体数を減じた現況の獲得遊技媒体数
を表示する遊技媒体獲得量表示装置であって、前記遊技
機に近接して設置され脚部、シート部、背もたれからな
る椅子と、前記背もたれの外面に設けられた複数の表示
枠部と、それぞれの該表示枠部に設けられ前記遊技媒体
の異なる倍数ごとに異なる色で点灯され該点灯色の組み
合わせによって前記獲得遊技媒体数を表示する複数種類
のランプとを具備したことを特徴とする。
【0011】この遊技媒体獲得量表示装置では、背もた
れの外面に複数の表示枠部が設けられ、それぞれの表示
枠部に、遊技媒体の異なる倍数ごとに異なる色で点灯さ
れる複数種類のランプが設けられることで、大きな表示
面積の確保が可能になり、且つランプを点灯させる簡
単、安価な構造で、獲得遊技媒体数の効果的な報知が可
能になる。
【0012】請求項5記載の遊技媒体獲得量表示装置
は、前記表示枠部が、遊技媒体収容用の透明又は半透明
材料からなるダミー箱で形成され、且つ前記ランプの点
灯に連動して前記背もたれの外面から突出自在に設けら
れていることを特徴とする。
【0013】この遊技媒体獲得量表示装置では、ランプ
の点灯に連動して、ダミー箱が背もたれの外面から突出
され、突出されたダミー箱がさらにランプによっても照
明されることになり、獲得遊技媒体数が立体的に視認で
きるようになり、より効果的な報知が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技媒体獲得
量表示装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係る遊技媒体獲得量表示装置
の第一の実施の形態を表す外観斜視図、図2は図1に示
した揚送装置の拡大正面図、図3は図2の側面図、図4
は座板部に設けられたシャッター手段を表す椅子の断面
側面図、図5は座板部に設けられたシャッター手段を表
す椅子の断面背面図、図6は図5に示したシャッター手
段の平面図である。
【0015】図示しない遊技機の正面には、この遊技機
を使用する遊技者が座る椅子1が設置されている。図示
しない遊技機には、遊技媒体の計数機が設けられ、獲得
した遊技媒体を実際に払い出しせず、獲得数値データと
して、磁気カードなどに記憶可能となっている。なお、
遊技機は、この種の計数機を備え、且つ遊技媒体を実際
に払い出す機構を有しているものであっても勿論良い。
【0016】椅子1は、下部がフロアーに固定される脚
部3と、脚部3の上端で支持されるシート部5と、シー
ト部5の後端で垂直に起立する背もたれ7とからなる。
背もたれ7には、内部空間9を目視可能にする透視部1
1が設けられている。この実施の形態では、背もたれ7
の背面及び側面が、透明な合成樹脂材によって形成され
ることで、これら背面及び側面が透視部11となってい
る。この背もたれ7の透視部11には、上下方向に所定
間隔で刻まれた目盛り13が記されている。その他の脚
部3、シート部5は、透明である必要はない。
【0017】円筒状に形成される脚部3の内部には、所
定容積のストッカー15が設けられている。このストッ
カー15には、例えばパチンコ玉に似せた軽量球体形状
のダミー遊技媒体17が複数収容されている。ダミー遊
技媒体17は、メダルに似せた円板であってもよい。
【0018】脚部3には、揚送装置19の本体部21
が、ダミー遊技媒体17に埋入されるようにして設けら
れている。揚送装置19の本体部21には、図3に示す
揚送モータ23により回転される一対の送り円板25、
25が設けられる。この送り円板25、25には、図2
に示すように、ダミー遊技媒体17を保持する複数の凹
部27が、円周方向に形成されている。
【0019】送り円板25、25は、ケーシング29に
覆われ、図3に示すように、下部がダミー遊技媒体17
中で開放されている。ケーシング29の上部には、揚送
管31の下端が接続され、揚送管31の上端は、シート
部5を貫通して背もたれ7の上部で、内部空間9に供給
口33となって開口されている。この供給口33には、
遊技機の制御基板に接続される上部計数センサ35が設
けられている。
【0020】従って、揚送モータ23の回転により、送
り円板25、25が図2の時計回りに回転されると、送
り円板25、25の凹部27にダミー遊技媒体17が進
入する。ダミー遊技媒体17は、ケーシング29の内壁
に沿って凹部27に保持された状態で時計回りに搬送さ
れ、揚送管31の下部から上方へ揚送されて、背もたれ
7の上部に開口した供給口33から、背もたれ7の内部
空間9へ投入されるようになっている。
【0021】この揚送モータ23の駆動は、遊技機に設
けられた制御基板によって、遊技機から払い出される遊
技媒体の払出遊技媒体数に応じて駆動制御される。即
ち、遊技機から所定量の遊技媒体が払い出されることに
なると、制御基板から揚送モータ23に駆動信号が送ら
れ、送り円板25、25の回転に伴ってダミー遊技媒体
17が供給口33から背もたれ7内へ供給される。供給
口33から供給されるダミー遊技媒体17は、上部計数
センサ35によってカウントされ、供給量が、払出遊技
媒体数に達すると、制御基板から駆動停止信号が揚送モ
ータ23へ送られる。
【0022】これにより、背もたれ7の内部空間9に供
給されたダミー遊技媒体17は、透視部11を介して、
外部から目視可能となる。供給量は、上記背もたれ7に
記した目盛り13により把握することができる。
【0023】内部空間9の下部には、図4に示すよう
に、一部分を低くしたロート状の排出口37が設けられ
ている。排出口37には図5に示すシャッター手段39
が設けられ、シャッター手段39はこの排出口37から
のダミー遊技媒体17の落下量を制御するようになって
いる。この排出口37は、図示しない還流管によって、
脚部3のストッカー15に連通されている。つまり、背
もたれ7から落下されたダミー遊技媒体17は、再びス
トッカー15へ戻されるようになっている。
【0024】図6に示すように、シャッター手段39
は、排出口37に一致する、スライド穴41の穿設され
たシャッター板43と、このスライド穴41が排出口3
7に一致しない位置へシャッター板43を付勢するスプ
リング45と、スライド穴41が排出口37と一致する
位置に、スプリング45に抗してシャッター板43を水
平移動させる電磁プランジャー47とにより構成されて
いる。
【0025】また、排出口37には下部計数センサ49
が設けられ、排出口37から落下されるダミー遊技媒体
17の数が計数されるようになっている。この下部計数
センサ49と電磁プランジャー47とは、上記した遊技
機の制御基板に接続されている。従って、遊技者の遊技
に伴って所定数の遊技媒体が遊技機に投入されると、制
御基板からのシャッター開放信号を受けて、電磁プラン
ジャー47が駆動され、シャッター板43が移動される
ことにより、排出口37から背もたれ7内のダミー遊技
媒体17がスライド穴41へと落下される。この落下さ
れるダミー遊技媒体17は、下部計数センサ49によっ
てカウントされ、その計数信号が制御基板へと送られ
る。制御基板は、この計数信号が遊技者の投入遊技媒体
数と一致した時に、電磁プランジャー47への開放信号
を遮断し、排出口37を閉鎖して、ダミー遊技媒体17
の落下を停止させる。
【0026】これにより、背もたれ7の内部空間9に
は、払出遊技媒体数から投入遊技媒体数を減じた現況の
獲得遊技媒体数が常に充填された状態となる。
【0027】このように構成された遊技媒体獲得量表示
装置51によれば、椅子1の背もたれ7に、内部空間9
の目視可能な透視部11を設け、この内部空間9に、払
出遊技媒体数に応じたダミー遊技媒体17を供給する一
方、投入遊技媒体数に応じたダミー遊技媒体17を内部
空間9からストッカー15へ落下させて、現況の獲得遊
技媒体数を表示することができる。これにより、獲得し
た遊技媒体が実際に払い出しされず、獲得数値データの
みとして磁気カードなどに記録される遊技機において
も、獲得遊技媒体数を報知することができる。また、ス
ペース的な制約や法規によって所謂ドル箱を通路に積む
ことができない場合においても、獲得遊技媒体数を報知
することができる。さらに、背もたれ7を利用すること
で、比較的大きな表示面積が確保され、遊技場外からの
視認性も良好になり、サービス状況(遊技媒体の獲得容
易な状況)を遊技場外へも報知する大きな宣伝効果を得
ることができる。
【0028】次に、上記した遊技媒体獲得量表示装置5
1の変形例を説明する。上記した遊技媒体獲得量表示装
置51では、ダミー遊技媒体17が球体又は円板である
ことを例に説明したが、ダミー遊技媒体は、この他、着
色した液体としてもよい。
【0029】ダミー遊技媒体17が、球体又は円板であ
れば、パチンコ遊技台の場合には背もたれ7に球体(ダ
ミーパチンコ玉)が充填され、スロット遊技台の場合に
は背もたれ7に円板(ダミーメダル)が充填される。従
って、各遊技機タイプに関連した表示が可能になって、
獲得遊技媒体数がより視覚的に把握され易くなる。
【0030】一方、変形例で述べたように、ダミー遊技
媒体が着色した液体である場合には、内部空間9に、払
出遊技媒体数に応じた量の着色液体が供給される一方、
投入遊技媒体数に応じた量の着色液体が内部空間9から
ストッカー15へ落下されて、現況の獲得遊技媒体数が
表示されることになる。これにより、流体ポンプを用い
た着色流体の揚送が可能になり、球体又は円板を搬送す
るのに比べ、揚送手段の構造が簡単、安価になる。
【0031】次に、本発明に係る遊技媒体獲得量表示装
置の第二の実施の形態を図7〜図11を参照して説明す
る。図7は本発明に係る遊技媒体獲得量表示装置の第二
の実施の形態を表す背もたれの背面図、図8は図7の側
面図、図9は図7の拡大図、図10は図8の拡大図、図
11は図9の平面図である。
【0032】この実施の形態による遊技媒体獲得量表示
装置61は、上記の実施の形態と同様に、遊技機に対応
して設置される椅子63が利用される。この実施の形態
で用いられる椅子63は、脚部65、シート部67、背
もたれ69からなるが、上記のように背もたれ69に透
視部を設ける必要はない。
【0033】背もたれ69には、例えば上下方向に複数
(この実施の形態では5つ)のダミー箱71が収容され
ている。このダミー箱71は、透明又は半透明の合成樹
脂材などにより形成される。
【0034】ダミー箱71は、背もたれ69内に収容さ
れた状態で、背面側から表示枠部73として目視される
ようになっている。それぞれのダミー箱71には、遊技
媒体の異なる倍数ごとに異なる色で点灯される複数種類
のランプ75が設けられている。この例では、例えば図
11に示すように、青色、黄色、赤色のランプ75a、
75b、75cがそれぞれ一対設けられている。即ち、
点灯色の組み合わせによって、獲得遊技媒体数が表示可
能となっている。
【0035】点灯色と、獲得遊技媒体数との関係は、例
えば青色ランプ75aが点灯すれば、ドル箱1箱分の獲
得遊技媒体数を表し、黄色ランプ75bが点灯すれば、
ドル箱3箱分の獲得遊技媒体数を表し、赤色ランプ75
cが点灯すれば、ドル箱10箱分の獲得遊技媒体数を表
すように規定する。
【0036】従って、この例によれば、5つのダミー箱
71の全てが青色で点灯すれば、ドル箱5箱分の獲得遊
技媒体数を表示することになる。また、ランプ75は、
点滅させることにより、それぞれの色で規定した数の2
倍を表示するものとしてもよい。このような表示方式に
より、1つのダミー箱71が青色で点灯されるドル箱1
箱から、全てのダミー箱71が赤色で点滅するドル箱1
00箱分の獲得遊技媒体数の表示が可能になる。
【0037】また、それぞれのダミー箱71は、表示枠
部73のみとして機能するものであってもよいが、突出
駆動手段77により、背もたれ69から後方へ突出可能
な構造としてもよい。この場合、突出駆動手段77は、
図11に示すように、それぞれのダミー箱71に対応し
て背もたれ69側に設けられたピニオン79と、このピ
ニオン79を駆動する突出駆動モータ81と、ダミー箱
71に固設されてピニオン79に噛合するラックギヤ8
3とによって構成することができる。
【0038】このような突出構造では、ランプ75の点
灯に連動して、突出駆動モータ81が回転駆動される
と、ピニオン79に噛合したラックギヤ83が背もたれ
69から突出方向へ移動され、これに伴ってダミー箱7
1が、図10に示すように、背もたれ69から突出され
ることになる。この場合のランプ75の点灯、突出駆動
モータ81の駆動は、上記の例の場合と同様に、遊技機
に設けられた制御基板によって行われる。
【0039】即ち、遊技機から所定量の遊技媒体が払い
出されることになると、制御基板からランプ75及び突
出駆動モータ81に点灯及び駆動信号が送られ、所定の
ランプ75が所定数点灯されるとともに、点灯されたラ
ンプ75のダミー箱71が突出駆動モータ81によって
背もたれ69の背面から突出される。また、遊技者の遊
技に伴って所定数の遊技媒体が遊技機に投入されると、
制御基板からの消灯及びダミー箱後退信号を受けて、ラ
ンプ75及び突出駆動モータ81が消灯及び後退駆動さ
れ、該当ダミー箱71のランプ75が消灯されるととも
に、このダミー箱71が背もたれ69内へ収容されるこ
とになる。これにより、背もたれ69には、払出遊技媒
体数から投入遊技媒体数を減じた現況の獲得遊技媒体数
が表示された状態となる。
【0040】この遊技媒体獲得量表示装置61によれ
ば、背もたれ69の外面に複数の表示枠部73が設けら
れ、それぞれの表示枠部73に、遊技媒体の異なる倍数
ごとに異なる色で点灯される複数種類のランプ75が設
けられることで、大きな表示面積の確保が可能になり、
且つランプ75を点灯させる簡単、安価な構造で、獲得
遊技媒体数の効果的な報知が可能になる。また、ランプ
75の点灯に連動して、ダミー箱71が背もたれ69の
外面から突出するように構成すれば、獲得遊技媒体数が
立体的に視認できるようになり、より効果的な報知が可
能になる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る遊技媒体獲得量表示装置によれば、遊技機に近接して
設置された椅子の背もたれに、内部空間の目視可能な透
視部が設けられ、この内部空間に、払出遊技媒体数に応
じたダミー遊技媒体が供給される一方、投入遊技媒体数
に応じたダミー遊技媒体が内部空間からストッカーへ落
下されるので、現況の獲得遊技媒体数を表示することが
できる。これにより、獲得した遊技媒体が実際に払い出
しされず、獲得数値データのみとして磁気カードなどに
記録される遊技機においても、獲得遊技媒体数を容易に
報知させることができる。また、スペース的な制約や法
規によって所謂ドル箱を通路に積むことができない場合
においても、獲得遊技媒体数を容易に報知させることが
できる。さらに、背もたれを利用することで、比較的大
きな表示面積が確保でき、遊技場外からの視認性も良好
になって、サービス状況(遊技媒体の獲得容易な状況)
を遊技場外へ報知する大きな宣伝効果も得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技媒体獲得量表示装置の第一の
実施の形態を表す外観斜視図である。
【図2】図1に示した揚送装置の拡大正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】座板部に設けられたシャッター手段を表す椅子
の断面側面図である。
【図5】座板部に設けられたシャッター手段を表す椅子
の断面背面図である。
【図6】図5に示したシャッター手段の平面図である。
【図7】本発明に係る遊技媒体獲得量表示装置の第二の
実施の形態を表す背もたれの背面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7の拡大図である。
【図10】図8の拡大図である。
【図11】図9の平面図である。
【符号の説明】
1,63…椅子、3,65…脚部、5,67…シート
部、7,69…背もたれ、9…内部空間、11…透視
部、15…ストッカー、17…ダミー遊技媒体、19…
揚送装置、39…シャッター手段、51,61…遊技媒
体獲得量表示装置、71…ダミー箱、73…表示枠部、
75…ランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技成績に応じ投入数量の所定倍の遊技
    媒体を払い出す遊技機の一台ごとに対応して設けられ、
    払出遊技媒体数から投入遊技媒体数を減じた現況の獲得
    遊技媒体数を表示する遊技媒体獲得量表示装置であっ
    て、 前記遊技機に近接して設置され脚部、シート部、背もた
    れからなり該背もたれに内部空間の目視可能な透視部が
    設けられた椅子と、 前記脚部に設けられ複数のダミー遊技媒体を収容するス
    トッカーと、 前記脚部に設けられ該ストッカー内のダミー遊技媒体を
    払出遊技媒体数に応じて前記透視部から目視可能に前記
    背もたれの内部空間に供給する揚送装置と、 前記背もたれ内部空間の下部に設けられ投入遊技媒体数
    に応じた前記ダミー遊技媒体を該内部空間から前記スト
    ッカーへ落下させるシャッター手段とを具備したことを
    特徴とする遊技媒体獲得量表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ダミー遊技媒体が、球体又は円板で
    あることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体獲得量表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミー遊技媒体が、着色した液体で
    あることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体獲得量表
    示装置。
  4. 【請求項4】 遊技成績に応じ投入数量の所定倍の遊技
    媒体を払い出す遊技機の一台ごとに対応して設けられ、
    払出遊技媒体数から投入遊技媒体数を減じた現況の獲得
    遊技媒体数を表示する遊技媒体獲得量表示装置であっ
    て、 前記遊技機に近接して設置され脚部、シート部、背もた
    れからなる椅子と、 前記背もたれの外面に設けられた複数の表示枠部と、 それぞれの該表示枠部に設けられ前記遊技媒体の異なる
    倍数ごとに異なる色で点灯され該点灯色の組み合わせに
    よって前記獲得遊技媒体数を表示する複数種類のランプ
    とを具備したことを特徴とする遊技媒体獲得量表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示枠部が、遊技媒体収容用の透明
    又は半透明材料からなるダミー箱で形成され、且つ前記
    ランプの点灯に連動して前記背もたれの外面から突出自
    在に設けられていることを特徴とする請求項4記載の遊
    技媒体獲得量表示装置。
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