JP2004081578A - 遊技媒体表示装置 - Google Patents

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JP2004081578A JP2002247513A JP2002247513A JP2004081578A JP 2004081578 A JP2004081578 A JP 2004081578A JP 2002247513 A JP2002247513 A JP 2002247513A JP 2002247513 A JP2002247513 A JP 2002247513A JP 2004081578 A JP2004081578 A JP 2004081578A
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Takatoshi Takemoto
武本 孝俊
Toshiyuki Aoki
青木 俊幸
Toshihiro Ishizaki
石崎 敏博
Nobuyuki Fujisawa
藤沢 信幸
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Ace Denken KK
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Abstract

【課題】遊技者が獲得した遊技媒体の数量を、玉箱を模して表示することにより、遊技媒体の出玉感や溜まり具合をより強く遊技者および周囲にも実感させることができ、遊技者のみならず遊技場全体におけるスリルと興奮を増大させることができる遊技媒体表示装置を提供する。
【解決手段】遊技装置10前に設置されるペアシート2の背面側に設けられ、所定数量のパチンコ玉を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニット30a,30bを複数並設して成る玉箱表示パネル21を有し、各玉箱表示ユニット30a,30bは、遊技装置10のパチンコ機本体11側より遊技者に払い出された景品玉の数量に応じて、順次点灯するように表示制御される。また、玉箱表示パネル21とは別に、表示部40により、景品玉の数量は直接数字で表示される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技媒体を用いる遊技機から遊技者が獲得した遊技媒体の数量を目視可能に表示するための遊技媒体表示装置に関する。ここで遊技媒体とは主としてパチンコ玉であり、遊技機は一般のパチンコ機に類するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機として、遊技機本体に予め封入された遊技媒体を、該遊技機本体内で循環させて使用するパチンコ機がある。かかるパチンコ機は、遊技盤面上に打ち出されて入賞口またはアウト口に入ったパチンコ玉を、機内で研磨搬送して発射位置まで戻し、機内に封入してあるパチンコ玉を繰り返し遊技に使用するいわゆる還元式のパチンコ機として知られている。
【0003】
このような還元式のパチンコ機では、遊技中に賞として払い出されるパチンコ玉は、現実に受皿に放出されることはなく、持玉数として表示されることが多かった。持玉数の表示は、具体的には例えば、遊技盤面の周囲に設けられた表示プレートや、遊技機に隣接する玉貸機、遊技機上方の幕板パネル等に設けられた出玉表示ランプ等により対応されていた。あるいは、遊技機前のイスの脚部を利用して持玉量を表示する等の提案も既にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような還元式の遊技機にあっては、遊技者が獲得した持玉数の表示に関して、何れの場合も表示スペースが十分ではないため、なるべくコンパクトに単に持玉数をそのまま数値のみデジタル表示するだけであったり、あるいは小さなランプの点灯による大まかな表示でしかなかった。
【0005】
このようなパチンコ玉の表示は、還元式以外の一般のパチンコ機で払い出される実際のパチンコ玉を玉箱に詰めて積み上げる状態と比べると、持玉数を視覚的に把握する上でのインパクトが足りないため、遊技者自身のみならず周囲に対しても実際にパチンコ玉が払い出されているという感覚(いわゆる出玉感)の希薄化を招き、ひいては遊技場全体の雰囲気の低迷化を招く虞があった。
【0006】
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、遊技者が獲得した遊技媒体の数量を、玉箱を模して表示することにより、遊技媒体の出玉感や溜まり具合をより強く遊技者および周囲にも実感させることができ、遊技者のみならず遊技場全体におけるスリルと興奮を増大させることができる遊技媒体表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存する。
[1]遊技媒体を用いる遊技機(11)から遊技者が獲得した遊技媒体の数量を目視可能に表示するための遊技媒体表示装置(20)において、
前記遊技機(11)前に設置されるイス(2)の背面側に設けられ、所定数量の遊技媒体を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニット(30a,30b)を複数並設して成る玉箱表示パネル(21)を有し、
前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、前記遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、順次点灯するように表示可能であることを特徴とする遊技媒体表示装置(20)。
【0008】
[2]前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、それぞれ点灯時に示唆する遊技媒体の数量が互いに異なる複数種類の大きさに形成されたことを特徴とする[1]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0009】
[3]前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、一列または複数列で上下に積み重なる状態を模して配置されることを特徴とする[1]または[2]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0010】
[4]前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、前記遊技機(11)において遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場合には、その旨を報知する特別表示状態を表示可能であることを特徴とする[1],[2]または[3]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0011】
[5]前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、自動的または遊技者の操作に基づき、順次点灯するデモ表示状態を表示可能であることを特徴とする[1],[2],[3]または[4]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0012】
[6]前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、それぞれ正面側が開口したハウジング(31a,31b)の内部に正面側を照射する複数の発光体(32)を配設し、前記ハウジング(31,31b)の正面側に玉箱を象った切欠(25a,25b)を形成した板材(25)を装着して構成することを特徴とする[1],[2],[3],[4]または[5]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0013】
[7]前記遊技機(11)は2台単位で隣設されており、前記イス(2)はペアシートとして構成され、
前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、前記2台分の遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、順次点灯するように表示可能であることを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5]または[6]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0014】
[8]前記玉箱表示パネル(21)とは別に設けられ、遊技媒体の数量を直接数字で表示可能な表示部(40)を有し、
前記表示部(40)は、前記遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、該数量が順次加算された値を直接数字で表示可能であることを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5],[6]または[7]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0015】
[9]前記表示部(40)は、前記玉箱表示パネル(21)と並ぶように前記イス(2)の背面側に設けられることを特徴とする[8]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0016】
[10]前記表示部(40)は、自動的または遊技者の操作に基づき、順次数字が加算されるデモ表示状態を表示可能であることを特徴とする[8]または[9]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0017】
[11]前記表示部(40)は、7セグメントLEDから成る複数の数表示ユニット(41)を基盤(42)上に並設して構成することを特徴とする[8],[9]または[10]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0018】
[12]前記遊技機(11)は2台単位で一体に隣り合わせに配設されており、前記イス(2)はペアシートとして構成され、
前記表示部(40)は、前記2台分の遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、該数量が順次加算された値を直接数字で表示可能であることを特徴とする[8],[9],[10]または[11]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0019】
[13]前記遊技機(11)は、その遊技機(11)本体に予め封入された遊技媒体を、該遊技機(11)本体内で循環させて使用するものであることを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5],[6],[7],[8],[9],[10],[11]または[12]記載の遊技媒体表示装置(20)。
【0020】
前記本発明は次のように作用する。
遊技媒体表示装置(20)の玉箱表示パネル(21)は、遊技機(11)周辺の限られたスペースではなく、遊技機(11)前に設置されるイス(2)の背面側に設けることにより、比較的余裕のある配置スペースにおいて、より大きな面積を確保して設けることができる。玉箱表示パネル(21)は、平面的な構造のみならず、次述する玉箱表示ユニット(30a,30b)を立体的に成形するような構造としてもよい。
【0021】
玉箱表示パネル(21)は、所定数量の遊技媒体を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニット(30a,30b)を複数並設して成り、例えばこれらの玉箱表示ユニット(30a,30b)をイス(2)の背面側の面積に応じて、一列または複数列で上下に積み重なる状態を模して配置させれば、現実に玉箱に遊技媒体を詰めて積み上げるようなイメージを想起させることができる。
【0022】
各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、順次点灯するように表示可能であるため、遊技者が獲得する遊技媒体数が玉箱相当の所定量ずつ増大する度に、例えば、下方に位置する玉箱表示ユニット(30a,30b)より、順次上方の玉箱表示ユニット(30a,30b)に向かって点灯するように制御するとよい。ここで「遊技機(11)側より払い出された遊技媒体の数量」の計数は、遊技機(11)自体の関連機器のみならず、遊技機(11)とは別にこれを管理する制御手段(210)により計数する場合も含む意味である。
【0023】
このような玉箱表示パネル(21)の表示により、あたかも現実の玉箱が積み上げられるかの如く、遊技媒体の獲得を視覚的に強く明確に遊技者および周囲に知らしめることができ、実際にパチンコ玉が払い出されている出玉感を十分に惹起させることが可能となる。なお、各玉箱表示ユニット(30a,30b)の点灯とは、継続して点灯する状態のみならず、点灯を間欠的に繰り返すような点滅の状態も含む概念である。
【0024】
また、前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、それぞれ点灯時に示唆する遊技媒体の数量が互いに異なる複数種類の大きさに形成すれば、これら大きさの異なる各玉箱表示ユニット(30a,30b)を適宜組み合わせての点灯表示により、玉箱表示パネル(21)の限られたスペース内でより広い範囲の数量を示唆する表示態様を実現することができる。
【0025】
具体的には例えば、大きい玉箱表示ユニット(30a,30b)は、小さい玉箱表示ユニット(30a,30b)の5つ分の数量を表示するように設定しておき、小さい玉箱表示ユニット(30a,30b)が5つとも点灯した後、さらに遊技媒体数が増えたら、小さい玉箱表示ユニット(30a,30b)の5つに代えて大きい玉箱表示ユニット(30a,30b)を1つだけ点灯させる等の表示制御が可能となる。
【0026】
また、前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)により、遊技機(11)において遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場合には、その旨を報知する特別表示状態を表示するように設定すれば、かかる特別表示状態の発生をさらに盛り上げるような面白味のある表示上の演出が可能となる。
【0027】
また、前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)で、自動的または遊技者の操作に基づき、前記遊技機(11)側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量とは関係なく、順次点灯するデモ表示状態を表示できるように設定すれば、玉箱表示パネル(21)における具体的な表示の仕方を事前に容易かつ明確に周知させることが可能となる。
【0028】
前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)は、具体的には例えば、それぞれ正面側が開口したハウジング(31a,31b)の内部に正面側を照射する複数の発光体(32)を配設し、前記ハウジング(31a,31b)の正面側に玉箱を象った切欠(25a,25b)を形成した板材(25)を装着して構成すれば、簡易かつ容易に製造することができ、見た目もリアルな玉箱を模した表示を実現することができる。
【0029】
また、前記遊技機(11)は2台単位で一体に隣り合わせに配設されて、その前に設置されるイス(2)をペアシートとして構成すれば、このペアシートの2人分の背凭れの背面側において、玉箱表示パネル(21)の十分に広い配置スペースを余裕で確保できるため、より大きな面積での分かり易い表示を行うことができる。
【0030】
ここで各玉箱表示ユニット(30a,30b)に、2台分の遊技機(11)側より払い出された遊技媒体の数量を表示するようにすれば、よりインパクトのある遊技媒体数の表示が可能となる。ペアシートに設けた各玉箱表示ユニット(30a,30b)には、2人分の遊技媒体の数量を合計してまとめて一緒に表示するとよいが、あるいはまた、2人分の遊技媒体の数量を別々に分けて表示するようにしてもかまわない。
【0031】
さらに、前記玉箱表示パネル(21)とは別に、遊技媒体の数量を直接数字で表示可能な表示部(40)も併せて設けるようにすれば、前記各玉箱表示ユニット(30a,30b)によるイメージ的な表示を補完するような関係で、各玉箱表示ユニット(30a,30b)の点灯だけでは把握しきれない正確な遊技媒体の数量を容易に認識させることが可能となる。また、前記表示部(40)も、前記玉箱表示パネル(21)と並ぶようにイス(2)の背面側に設ければ、2つの表示形態を一度に併せて見ることができる。
【0032】
また、表示部(40)でも、前記玉箱表示パネル(21)と同様に、自動的または遊技者の操作に基づき、前記遊技機(11)側より遊技者に払い出される遊技媒体の数量とは関係なく、順次数字が加算されるデモ表示状態を表示できるように設定すれば、表示部(40)における具体的な表示の仕方を事前に容易かつ明確に周知させることが可能となる。このような表示部(40)も、ペアシート(2)の背面側に設ければなおよい。
【0033】
前記表示部(40)は、具体的には例えば、7セグメントLEDから成る複数の数表示ユニット(41)を基盤(42)上に並設して構成すれば、簡易かつ容易に製造することができ、見た目も分かりやすい数量の直接的な表示を実現することができる。
【0034】
さらに、本遊技媒体表示装置(20)を付設する遊技機(11)が、その遊技機(11)本体に予め封入された遊技媒体を、該遊技機(11)本体内で循環させて使用するものであれば、実際には遊技機(11)本体に還元される遊技媒体を、前述した玉箱表示パネル(21)や表示部(40)によりなおさら出玉感を損なわないように分かり易く表示することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明を代表する一の実施の形態を説明する。
図1〜図16は本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る遊技媒体表示装置20は、遊技媒体としてパチンコ玉(以下、単に「玉」とも略す。)を用いる遊技機から遊技者が獲得したパチンコ玉の数量を目視可能に表示するための装置である。以下、遊技機として2台のパチンコ機本体11を隣設して成る遊技装置10の前方に設置されたペアシート(イス)2の背面側に設ける場合を例に説明する。
【0036】
先ず遊技装置10全体の概要を説明する。
図1に示すように、遊技装置10は、2台のパチンコ機本体11を一体に隣り合わせに配設した両脇に、それぞれ遊技者が投入したカードを介してパチンコ玉を貸し出す玉貸機12を並設して成る。2台ずつ並ぶ各パチンコ機本体11および各玉貸機12は、1つの遊技台1に一体に支持されており、いわゆる2台分相当の遊技機島として構成されている。また、遊技台1の前方にはペアシート2が設置される。
【0037】
各パチンコ機本体11は、遊技者によるハンドル13の回転操作により、遊技盤面14上に実際のパチンコ玉を1個ずつ打ち出し、かかる打ち出された玉の入賞を競い楽しむゲーム機である。ここでハンドル13の回転操作により打ち出されるパチンコ玉は、ハンドル13の正面側の遊技盤面14ではなく、互いに隣に位置する方の遊技盤面14に打ち出されるように構成してもよい。
【0038】
パチンコ機本体11の内部には、予め所定数量のパチンコ玉が封入されており、このパチンコ玉が繰り返し遊技に利用されるように構成されている。また、各パチンコ機本体11の両脇には、各種操作を行うための操作部130や表示部140も設けられている。表示部140には、後述する表示部40と同様に景品玉の数量のデジタル表示のほか、色々な遊技内容等を表示することができるように設定するとよい。
【0039】
各パチンコ機本体11の遊技盤面14には、図示省略したが自由落下するパチンコ玉を様々な方向に弾く数多の障害釘や各種役物、それに各種入賞口やアウト口等が適所に配設されている。パチンコ玉が各種入賞口に入賞すると、各種入賞口ごとに予め決められた数量のパチンコ玉が賞として払い出される。なお、賞として払い出されたパチンコ玉を「景品玉」とも称する。
【0040】
遊技盤面14の下方には、貸出玉や景品玉を貯留する上受け皿15と、該上受け皿15からオーバーフローした玉を貯留する下受け皿16と、該下受け皿16からさらにオーバーフローした景品玉を受ける玉受口部17が設けられている。遊技台1の内部には、図16に示すように、玉受口部17から導かれる景品玉を随時計数するように各台ごとに設けられた景品玉計数機18や、玉研磨装置100等も設けられている。
【0041】
景品玉計数機18により計数された景品玉の数量は、本発明の根幹を成す遊技媒体表示装置20により表示される。また、景品玉は景品玉計数機18により計数された後、玉研磨装置100のホッパー110に収納されて順次研磨されてから、玉揚送筒5によりパチンコ機本体11の上部にある補給樋6まで揚送され、補給玉計数機7を経て再びパチンコ機本体11の内部に補充されるように構成されている。
【0042】
また、遊技盤面14上に打ち出されて何れの入賞口にも入らなかった玉は、アウト口より回収され、アウト玉計数機120を通って前記ホッパー110に流下し、前記景品玉と同様に玉研磨装置100により研磨・揚送される。玉研磨装置100には、研磨すべきパチンコ玉を検知するための遊技媒体検出部S1が設けられ、また、玉揚送筒5の下端部には、通過するパチンコ玉を検知するための遊技媒体検出部S2が設けられている。さらに、補給樋6には、補給されたパチンコ玉の数量を検出するための補給玉検出部S3が設けられている。
【0043】
遊技媒体検出部S1によって研磨すべきパチンコ玉が無いことが検知されると、駆動制御部200の制御によって玉研磨装置100が駆動停止する。また、遊技媒体検出部S2によって遊技媒体表示装置20の下端部を通過するパチンコ玉が無いことが検知され、かつ遊技媒体検出部S1によって研磨すべきパチンコ玉が有ることが検知されると、玉研磨装置100の駆動機構や駆動源が異常であることが判明する。さらに、補給玉検出部S3によって補給されたパチンコ玉の量が足りないことを検知すると、駆動制御部200の制御によって玉研磨装置100が駆動開始し、反対に、補給されたパチンコ玉の量が足りることを検知すると、駆動制御部200によって玉研磨装置100が駆動停止する。
【0044】
遊技装置10はデータ収集装置210を備えている。データ収集装置210には、パチンコ機本体11から遊技状態信号、アウト玉計数機120からアウト玉信号、景品玉計数機18から景品玉信号、補給樋6から補給玉信号、パチンコ機本体11の上部タンクから玉貸機売上信号がそれぞれ送信される。データ収集装置210はこれらの信号を収集し、収集された信号は、遊技場管理装置220に送信されるようになっている。
【0045】
次に遊技媒体表示装置20について説明する。
図1〜図3に示すように、遊技媒体表示装置20は、前述した遊技装置10から遊技者が獲得したパチンコ玉(景品玉)の数量を目視可能に表示するための装置であり、遊技装置10前に設置されるペアシート2の背面側に設けられる。ここでペアシート2は、2人分の着座面を備えたシートクッション3とシートバック4とから成り、遊技媒体表示装置20は、シートバック4の背面側のほぼ全域を覆うように設けられている。
【0046】
遊技媒体表示装置20は、玉箱表示パネル21と表示部40とを有する。玉箱表示パネル21は、所定数量のパチンコ玉を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニット30a,30bを複数並設して成り、各玉箱表示ユニット30a,30bは、前記遊技装置10側より遊技者に払い出され前記景品玉計数機18により計数されたパチンコ玉の数量に応じて、順次点灯するように表示可能なものである。
【0047】
表示部40は、7セグメントLEDから成る数表示ユニット41を複数並設して成り、各数表示ユニット41は、前記遊技装置10側より遊技者に払い出され前記景品玉計数機18により計数されたパチンコ玉の数量に応じて、該数量が順次加算された値を直接数字で表示可能なものである。
【0048】
詳しくは図4に示すように、遊技媒体表示装置20は、シートバック4の背面側に沿って設ける外装枠22と、この外装枠22の内壁を形成するベニヤ等の内板材23とから枠組みが構成され、この枠組み内部に、前記玉箱表示パネル21の玉箱表示ユニット30a,30bが上下左右に並ぶように配置され、各玉箱表示ユニット30aの上方に表示部40の数表示ユニット41が横一列に並ぶように配置される。
【0049】
さらに、外装枠22の正面側には、先ず玉箱表示パネル21を覆う形状の透明なアクリル板24が装着され、その上に各玉箱表示ユニット30a,30bごとに玉箱を象った切欠25a,25bが形成されたベニヤ等の外板材25(図8参照)が装着され、さらにその上に数表示ユニット41も含め外装枠22の正面側全体を覆うスモーク加工されたアクリル板26(図9参照)が装着されて、遊技媒体表示装置20は構成される。
【0050】
また、遊技媒体表示装置20には、玉箱表示パネル21の各玉箱表示ユニット30a,30bや表示部40の各数表示ユニット41の表示制御を行う電源制御部50とそのデモスイッチ51が付設されている。ここで電源制御部50は、インターフェース,CPU,RAM,ROM等から構成されたマイクロコンピュータから成り、所定の表示プログラムに従って遊技媒体表示装置20全体の表示制御を実行する。電源制御部50は、信号線を介して図16に示すデータ収集装置210や遊技場管理装置220に接続されている。なお、電源制御部50による遊技媒体表示装置20の具体的な表示制御の内容については後述する。
【0051】
前記各玉箱表示ユニット30a,30bは、それぞれ点灯時に示唆するパチンコ玉の数量が互いに異なる複数種類の大きさに形成されている。本実施の形態では、2000個分のパチンコ玉の数量を表示する小さな玉箱表示ユニット30aと、20000個分のパチンコ玉の数量を表示する大きな玉箱表示ユニット30bとが用意されている。
【0052】
図5は、パチンコ玉2000個相当の玉箱表示ユニット30aを示しており、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は右側面図である。詳しく言えば玉箱表示ユニット30aは、正面側が開口したハウジング31aと、該ハウジング31aの背面壁に正面側を向くように横3列に配設された発光体32とから成る。なお、各ハウジング31aの正面側は、前記外板材25に形成された玉箱型の切欠25a(図8参照)がちょうど合致するように配置される。なお、発光体32には、電球や高輝度発光ダイオード等を用いるとよい。
【0053】
図6は、パチンコ玉20000個相当の玉箱表示ユニット30bを示しており、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は右側面図である。詳しく言えば玉箱表示ユニット30bは、前記玉箱表示ユニット30aよりも相当大きく形成されているが基本的な構成は前記玉箱表示ユニット30aと同様であり、正面側が開口したハウジング31bと、該ハウジング31bの背面壁に正面側を向くように横3列・縦2列に配設された発光体32とから成る。なお、各ハウジング31bの正面側は、前記外板材25に形成された玉箱型の切欠25b(図8参照)がちょうど合致するように配置される。
【0054】
各玉箱表示ユニット30a,30bの具体的な配置は、図1に示すように、最下段に2つの玉箱表示ユニット30bが左右に並んで配置され、これらの上方に横3列で上下に5段ずつ積み重なるように各玉箱表示ユニット30aが配置されている。さらに、最上段に並ぶ各玉箱表示ユニット30aの上方に、表示部40が略同一平面に並ぶように配置される。なお、図1では、各玉箱表示ユニット30a,30bの正面側が個別のカバー部材で閉じられ、アクリル板24に相当する表面上に多少出っ張る状態が図示されるが、正確には図2,図4に示すように、各玉箱表示ユニット30a,30bの正面側に、順にアクリル板24、外板材25およびアクリル板26が重なり合うように装着されて構成される。もちろんどちらの構成であってもよい。
【0055】
図7は、表示部40の詳細を示しており、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は右側面図である。詳しく言えば表示部40は、基盤42上に5つの数表示ユニット41を横一列に並設して成り、パチンコ玉の数量を5桁までの数字でデジタル表示可能に構成されている。なお、前述したが各数表示ユニット41は7セグメントLEDから成り、前記玉箱表示パネル21の各玉箱表示ユニット30a,30bと同様に電源制御部50によって表示制御される。
【0056】
次に本実施の形態の作用を説明する。
図1において、遊技を開始するに際しては、先ず遊技者はカードを介して玉貸機12より、パチンコ機本体11に予め封入されている実際のパチンコ玉を受けとる。ここで貸し出し操作は、玉貸機12脇にある操作部130の操作により行い、貸出玉の数量を表示部140に一時的に表示するようにしてもよい。
【0057】
パチンコ機本体11では、上受け皿15に実際のパチンコ玉があれば、ハンドル13の回転操作に基づき、パチンコ玉が1つずつ遊技盤面14上に打ち出される。かかるパチンコ玉が遊技盤面14上にある各種入賞口に入賞すると、各種入賞口ごとに予め決められた数量のパチンコ玉が賞として払い出される。このように景品玉は、パチンコ機本体11の内部から先ず上受け皿15に実際のパチンコ玉として払い出される。
【0058】
遊技中において、消費するパチンコ玉より多くの景品玉の払い出しが続くと、上受け皿15からオーバーフローした景品玉は下受け皿16に貯留され、さらに下受け皿16からオーバーフローした景品玉は玉受口部17に導入される。玉受口部17に導入された景品玉は景品玉計数機18により順次計数される。ここでの計数結果であるパチンコ玉の数量は、図16に示すデータ収集装置210および遊技場管理装置220に入力され、データ収集装置210からの指令に基づき、本発明の根幹を成す遊技媒体表示装置20によって目視可能に表示される。
【0059】
本実施の形態では、遊技装置10における2台分のパチンコ機本体11の各景品玉計数機18により計数された景品玉の数量の合計が、遊技媒体表示装置20を成す玉箱表示パネル21の各玉箱表示ユニット30a,30bの点灯により表示されると共に、玉箱表示パネル21の上方に並んで配された表示部40により直接数字としても表示される。ここで遊技媒体表示装置20は、ペアシート2の背面側に設けられており、主として遊技者よりも周囲に表示内容を知らしめることができるが、遊技者側にも景品玉の数量を確認しやすいように、玉貸機12脇の表示部140にも併せてデジタル表示すればよい。
【0060】
図1に示すように、遊技媒体表示装置20の玉箱表示パネル21は、各パチンコ機本体11周辺の限られたスペースではなく、遊技装置10の前に設置されるペアシート2のシートバック4の背面側に設けられるので、比較的余裕のある配置スペースにおいて、より大きな面積を確保して設けることができる。特に本実施の形態では、ペアシート2であるため、このペアシート2の2人分のシートバック4の背面側において、玉箱表示パネル21の十分に広い配置スペースを余裕で確保できるため、より大きな面積での分かり易い表示を行うことができる。
【0061】
玉箱表示パネル21は、所定数量の遊技媒体を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニット30a,30bを複数並設して成り、これらの玉箱表示ユニット30a,30bをシートバック4の背面側の面積に応じて、複数列で上下に積み重なる状態を模して配置させたので、現実に玉箱にパチンコ玉を詰めて積み上げるようなイメージをよりリアルに想起させることができる。
【0062】
各玉箱表示ユニット30a,30bは、各パチンコ機本体11側より遊技者に払い出されたパチンコ玉の数量の合計値に応じて、前記データ収集装置210および電源制御部50による制御によって順次点灯するように表示される。すなわち、遊技者が獲得する景品玉数が実際の玉箱相当の所定量(約2000個)ずつ増大する度に、下方に位置する玉箱表示ユニット30aより、順次上方の玉箱表示ユニット30aに向かって点灯するように表示制御される。
【0063】
以下、図10〜図15に基づいて、玉箱表示パネル21による表示の概要について説明する。図中において、斜線で塗りつぶした各玉箱表示ユニット30a,30bが点灯していることを示す。先ず図10に示すように、前記景品玉計数機18により計数された景品玉数が2000個以上〜4000個未満の場合には、左下の玉箱表示ユニット30aが1つだけ全灯表示される。その後、景品玉数が増加する度に、2000個単位で左下の玉箱表示ユニット30aから上方に向かって玉箱表示ユニット30aが1つずつ全灯表示され、図11に示すように、景品玉数が10000個未満の状態で、左列にある5つの玉箱表示ユニット30aが総て全灯表示される。
【0064】
続いて、2000個以上ずつ景品玉数が増加する度に、中列の玉箱表示ユニット30aの下側から順に点灯表示され、図12に示すように、景品玉数が20000個未満の状態になると、左列のほか中列にある5つの玉箱表示ユニット30aも総て全灯表示される。続いて、2000個以上ずつ景品玉数が増加する度に、右列の玉箱表示ユニット30aの下側から順に点灯表示され、図13に示すように、景品玉数が30000個未満の状態になると、左列、中列のほか右列にある5つの玉箱表示ユニット30aも総て全灯表示される。
【0065】
さらに、図14に示すように、景品玉数が30000個を越えると、1つで持玉数20000個の全灯表示を行う左下の玉箱表示ユニット30bが全灯表示され、併せて左列にある5つの玉箱表示ユニット30aも総て全灯表示される。以上のような流れで、各玉箱表示ユニット30a,30bは順次点灯表示され、図15に示すように、景品玉数が70000個まで溜まった時点で、合計15個の玉箱表示ユニット30aと合計2個の玉箱表示ユニット30bが総て点灯表示される。
【0066】
以上のような玉箱表示パネル21の表示により、あたかも現実の玉箱が積み上げられるかの如く、パチンコ玉の獲得を視覚的に強く明確に遊技者および周囲に知らしめることができ、実際にパチンコ玉が払い出されている出玉感を十分に惹起させることが可能となる。なお、各玉箱表示ユニット30a,30bの点灯とは、継続して点灯する状態のみならず、点灯を間欠的に繰り返すような点滅の状態も含む概念である。
【0067】
また、前記各玉箱表示ユニット30a,30bは、それぞれ点灯時に示唆するパチンコ玉の数量が互いに異なる2種類の大きさに形成されているので、これら大きさの異なる各玉箱表示ユニット30a,30bを適宜組み合わせての点灯表示により、玉箱表示パネル21の限られたスペース内でより広い範囲の数量を示唆する表示態様を実現することができる。
【0068】
前述した玉箱表示パネル21による表示と同時に、パチンコ玉の数量の合計値はそのまま数値としても表示部40により併せて表示される。このように表示部40も併せて設けることで、前記各玉箱表示ユニット30a,30bによるイメージ的な表示を補完するような関係で、各玉箱表示ユニット30a,30bの点灯だけでは把握しきれない正確な景品玉の数量を容易に認識させることが可能となる。
【0069】
表示部40は、5桁分に相当する5つの数表示ユニット41を有して成るので、かかる表示部40には、最大99999個分の景品玉数を1個単位で表示することができる。また、前記表示部40も、前記玉箱表示パネル21と並ぶようにペアシート2のシートバック4の背面側に設けられているので、2つの表示形態を一度に併せて見ることができる。
【0070】
図4に示すように、電源制御部50のデモスイッチ51には、遊技媒体表示装置20に表示される玉数が自動的に増加するデモ表示状態の実行を指示するオートデモスイッチ52と、同じく遊技媒体表示装置20に表示される玉数が手動操作に基づき増減するデモ表示状態の実行を指示する上下一対のマニュアルデモスイッチ53a,53bと、デモ表示状態を終了させて持玉数の表示を実行させるデモ終了スイッチ54とを有する。
【0071】
デモ表示状態においては、玉箱表示パネル21の各玉箱表示ユニット30a,30bは順次点灯し、表示部40には、所定数ずつ加算あるいは減算される数字が表示される。このようなデモ表示状態を表示できるので、玉箱表示パネル21における具体的な表示の仕方を事前に容易かつ明確に周知させることが可能となる。なお、前述したデモ表示状態は、何れも前記電源制御部50によって表示制御される。
【0072】
自動的にデモ表示状態の表示を実行するには、オートデモスイッチ52を押下すればよい。かかるオートデモスイッチ52の押下により、例えば2000個増加/約0.3〜0.5秒のペースで、各玉箱表示ユニット30a,30bが自動的に順次点灯すると共に、表示部40に表示される数字が自動的に加算される。そして、表示された玉数が70000個まで到達した時点で総ての玉箱表示ユニット30a,30bが消灯し、再度0個からデモ表示が繰り返される。なお、デモ終了スイッチ54の押下によりデモ表示状態は終了し、パチンコ機本体11から払い出される景品玉数が表示される。
【0073】
手動によりデモ表示状態の表示を実行するには、上のマニュアルデモスイッチ53aの押下により、玉箱表示ユニット30aが1つ自動的に点灯すると共に、表示部40に2000個が数字として表示される。再びマニュアルデモスイッチ53aを押下すると、玉箱表示ユニット30aがさらに1つ自動的に点灯すると共に、表示部40に2000個が加算され4000個が数字として表示される。また、マニュアルデモスイッチ53aを継続的に押下すると、例えば2000個増加/約0.3〜0.5秒のペースで、各玉箱表示ユニット30a,30bが自動的に順次点灯すると共に、表示部40に表示される数字が自動的に加算される。
【0074】
一方、下のマニュアルデモスイッチ53bの押下により、玉箱表示ユニット30aが1つ自動的に消灯すると共に、表示部40に2000個が減算された数字が表示される。再びマニュアルデモスイッチ53bを押下すると、玉箱表示ユニット30aがさらに1つ消灯すると共に、表示部40もさらに2000個が減算された数字が表示される。また、マニュアルデモスイッチ53bを継続的に押下すると、例えば2000個減算/約0.3〜0.5秒のペースで、各玉箱表示ユニット30a,30bが順次消灯すると共に、表示部40に表示される数字が2000個単位で減算される。なお、デモ終了スイッチ54の押下によりデモ表示状態は終了し、パチンコ機本体11から払い出される景品玉数が表示される。
【0075】
さらにまた、本実施の形態に係るパチンコ機本体11は、詳しく言えば、パチンコ玉が始動口に入賞すると、中央役物であり液晶ディスプレイから成る可変表示装置で図柄等の各種識別情報が例えば3個並列に可変表示され、この可変表示停止後の表示結果が、例えば『7,7,7』の如く所定の大当たり態様に確定すると、大入賞口が一定回数まで開閉する特別遊技状態が発生するフィーバー機に相当する。
【0076】
このようなパチンコ機本体11において、遊技中に前記特別遊技状態が発生した場合には、前記各玉箱表示ユニット30a,30bにより、特別遊技状態が発生した旨を報知する特別表示状態を表示させる。すなわち、各玉箱表示ユニット30a,30bにより表示されていた景品玉数の表示の代わりに、一時的に各玉箱表示ユニット30a,30bが全点滅、順次点滅、全点灯を行うように電源制御部50によって表示制御される。
【0077】
また、遊技中に上受け皿15中の実際のパチンコ玉を総て消費したような場合には、前記遊技媒体表示装置20に表示されている景品玉数の範囲内で、例えば操作部130による所定の操作に基づき、一定数量ずつ実際のパチンコ玉の払い出しを受けられるように設定するとよい。それにより、遊技者は遊技媒体表示装置20に表示されている景品玉数の範囲内で、遊技を続行することが可能となる。なお、実際にパチンコ玉が払い出された分は、遊技媒体表示装置20より減算表示されることになる。
【0078】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記遊技媒体表示装置20を付設する遊技機はパチンコ機の他に、遊技媒体として玉を使う各種ゲーム機(例えば、アレンジボール機等)にも適用でき、遊技媒体としてメダルを使うようなスロットマシンに適用してもよい。
【0079】
また、前記実施の形態では、2台分のパチンコ機本体11を一体に隣り合わせて遊技装置10を構成しているが、もちろん1台分のパチンコ機本体11からいわゆる単体島として構成するようにして、かかる単体島の前に設置されるイスの背面側に、1台分のパチンコ機本体11から払い出されるパチンコ玉の数量を表示する遊技媒体表示装置を設けるようにしてもよい。
【0080】
また、前記実施の形態では、ペアシート2の背面側に設けた各玉箱表示ユニット30a,30bには、2人分の遊技媒体の数量を合計してまとめて一緒に表示するように設定したが、あるいはまた、各パチンコ機本体11ごとに2人分のパチンコ玉の数量を別々に分けて表示するようにしてもかまわない。また、正確な持玉数を表示する必要がないような場合に限り、表示部40を省いて玉箱表示パネル21のみで遊技媒体表示装置20を構成するようにしてもよい。
【0081】
さらにまた、前記実施の形態では、各パチンコ機本体11ごとに景品玉計数機18を設けたが、景品玉計数機18を具備しない遊技装置や単体島等では、出玉と入玉の差を表示するように設定するとよい。ここで出玉とは、遊技者に払い出されたパチンコ玉数であり、入玉とは、アウト玉数と各種入賞口に入賞したセーフ玉数とを合わせた数量である。また、前記玉貸機12により貸玉があった場合には、前記遊技媒体表示装置20における表示をリセットするように構成してもよい。
【0082】
【発明の効果】
本発明に係る遊技媒体表示装置によれば、玉箱表示パネルは、所定数量の遊技媒体を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニットを複数並設して成り、遊技者が獲得した遊技媒体の数量を、玉箱を模して表示することにより、遊技媒体の出玉感や溜まり具合をより強く遊技者および周囲にも実感させることができ、遊技者のみならず遊技場全体におけるスリルと興奮を増大させることができる。しかも、玉箱表示パネルは、遊技機周辺の限られたスペースではなく、遊技機前に設置されるイスの背面側に設けることにより、比較的余裕のある配置スペースにおいて、より大きな面積を確保して設けることができる。
【0083】
また、前記各玉箱表示ユニットは、それぞれ点灯時に示唆する遊技媒体の数量が互いに異なる複数種類の大きさに形成すれば、これら大きさの異なる各玉箱表示ユニットを適宜組み合わせての点灯表示により、玉箱表示パネルの限られたスペース内でより広い範囲の数量を示唆する表示態様を実現することができる。
【0084】
また、前記各玉箱表示ユニットにより、遊技機において遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場合には、その旨を報知する特別表示状態を表示するように設定すれば、かかる特別表示状態の発生をさらに盛り上げるような面白味のある表示上の演出が可能となる。
【0085】
また、前記各玉箱表示ユニットで、自動的または遊技者の操作に基づき、前記遊技機側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量とは関係なく、順次点灯するデモ表示状態を表示できるように設定すれば、玉箱表示パネルにおける具体的な表示の仕方を事前に容易かつ明確に周知させることが可能となる。
【0086】
また、前記遊技機は2台単位で一体に隣り合わせに配設されて、その前に設置されるイスをペアシートとして構成すれば、このペアシートの2人分の背凭れの背面側において、玉箱表示パネルの十分に広い配置スペースを余裕で確保できるため、より大きな面積での分かり易い表示を行うことができる。
【0087】
さらに、前記玉箱表示パネルとは別に、遊技媒体の数量を直接数字で表示可能な表示部も併せて設けるようにすれば、前記各玉箱表示ユニットによるイメージ的な表示を補完するような関係で、各玉箱表示ユニットの点灯だけでは把握しきれない正確な遊技媒体の数量を容易に認識させることが可能となる。また、前記表示部も、前記玉箱表示パネルと並ぶようにイスの背面側に設ければ、2つの表示形態を一度に併せて見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置を遊技装置のペアシートの背面側に設けた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置を遊技装置のペアシートの背面側に設けた状態を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置を遊技装置のペアシートの背面側に設けた状態を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置を分解して示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルを構成する小さい方の玉箱表示ユニットを示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルを構成する大きい方の玉箱表示ユニットを示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の表示部を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルを構成する外板材を示す正面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルを構成するスモーク加工のアクリル板を示す正面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が2000個以上〜4000個未満の場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が10000個未満の場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が20000個未満の場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が30000個未満の場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が30000個以上溜まった場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置の玉箱表示パネルにおいて、景品玉数が70000個まで溜まった場合の表示態様を示す作用説明図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る遊技媒体表示装置を装備する遊技装置のパチンコ機本体とその内部構造および制御装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…遊技台
2…ペアシート
3…シートクッション
4…シートバック
5…玉揚送筒
6…補給樋
7…補給玉計数機
10…遊技装置
11…パチンコ機本体
12…玉貸機
13…ハンドル
14…遊技盤面
15…上受け皿
16…下受け皿
17…玉受口部
18…景品玉計数機
20…遊技媒体表示装置
21…玉箱表示パネル
22…外装枠
24…アクリル板
25…外板材
25a…切欠
25b…切欠
26…アクリル板
30a…玉箱表示ユニット
30b…玉箱表示ユニット
31a…ハウジング
31b…ハウジング
32…発光体
40…表示部
41…数表示ユニット
50…電源制御部
51…デモスイッチ
52…オートデモスイッチ
53a…マニュアルデモスイッチ
53b…マニュアルデモスイッチ
54…デモ終了スイッチ
100…玉研磨装置
110…ホッパー
120…アウト玉計数機
130…操作部
140…表示部
200…駆動制御部
210…データ収集装置
220…遊技場管理装置
S1…遊技媒体検出部
S2…遊技媒体検出部
S3…補給玉検出部

Claims (13)

  1. 遊技媒体を用いる遊技機から遊技者が獲得した遊技媒体の数量を目視可能に表示するための遊技媒体表示装置において、
    前記遊技機前に設置されるイスの背面側に設けられ、所定数量の遊技媒体を貯留する玉箱を模した形状に点灯可能な玉箱表示ユニットを複数並設して成る玉箱表示パネルを有し、
    前記各玉箱表示ユニットは、前記遊技機側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、順次点灯するように表示可能であることを特徴とする遊技媒体表示装置。
  2. 前記各玉箱表示ユニットは、それぞれ点灯時に示唆する遊技媒体の数量が互いに異なる複数種類の大きさに形成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体表示装置。
  3. 前記各玉箱表示ユニットは、一列または複数列で上下に積み重なる状態を模して配置されることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体表示装置。
  4. 前記各玉箱表示ユニットは、前記遊技機において遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場合には、その旨を報知する特別表示状態を表示可能であることを特徴とする請求項1,2または3記載の遊技媒体表示装置。
  5. 前記各玉箱表示ユニットは、自動的または遊技者の操作に基づき、順次点灯するデモ表示状態を表示可能であることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の遊技媒体表示装置。
  6. 前記各玉箱表示ユニットは、それぞれ正面側が開口したハウジングの内部に正面側を照射する複数の発光体を配設し、前記ハウジングの正面側に玉箱を象った切欠を形成した板材を装着して構成することを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の遊技媒体表示装置。
  7. 前記遊技機は2台単位で隣設されており、前記イスはペアシートとして構成され、
    前記各玉箱表示ユニットは、前記2台分の遊技機側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、順次点灯するように表示可能であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の遊技媒体表示装置。
  8. 前記玉箱表示パネルとは別に設けられ、遊技媒体の数量を直接数字で表示可能な表示部を有し、
    前記表示部は、前記遊技機側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、該数量が順次加算された値を直接数字で表示可能であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の遊技媒体表示装置。
  9. 前記表示部は、前記玉箱表示パネルと並ぶように前記イスの背面側に設けられることを特徴とする請求項8記載の遊技媒体表示装置。
  10. 前記表示部は、自動的または遊技者の操作に基づき、順次数字が加算されるデモ表示状態を表示可能であることを特徴とする請求項8または9記載の遊技媒体表示装置。
  11. 前記表示部は、7セグメントLEDから成る複数の数表示ユニットを基盤上に並設して構成することを特徴とする請求項8,9または10記載の遊技媒体表示装置。
  12. 前記遊技機は2台単位で一体に隣り合わせに配設されており、前記イスはペアシートとして構成され、
    前記表示部は、前記2台分の遊技機側より遊技者に払い出された遊技媒体の数量に応じて、該数量が順次加算された値を直接数字で表示可能であることを特徴とする請求項8,9,10または11記載の遊技媒体表示装置。
  13. 前記遊技機は、その遊技機本体に予め封入された遊技媒体を、該遊技機本体内で循環させて使用するものであることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11または12記載の遊技媒体表示装置。
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