JPH0568740A - 多数の計数装置を設けたパチンコ装置 - Google Patents

多数の計数装置を設けたパチンコ装置

Info

Publication number
JPH0568740A
JPH0568740A JP26042891A JP26042891A JPH0568740A JP H0568740 A JPH0568740 A JP H0568740A JP 26042891 A JP26042891 A JP 26042891A JP 26042891 A JP26042891 A JP 26042891A JP H0568740 A JPH0568740 A JP H0568740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
pachinko gaming
balls
game
prize balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26042891A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Mizuno
勝司 水野
Katsumi Uehara
克己 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O S KK
Original Assignee
O S KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O S KK filed Critical O S KK
Priority to JP26042891A priority Critical patent/JPH0568740A/ja
Publication of JPH0568740A publication Critical patent/JPH0568740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技者は獲得した賞品玉数を自分のパチンコ
遊技機の前から離れずに求めることができる。 【構成】 島を構成する形で膳板30)に沿って多数の
パチンコ遊技機6を配置したパチンコ装置において、各
パチンコ遊技機6に対応して膳板30に設けた多数の計
数装置40、52、54と、各パチンコ遊技機6の上方
に賞品玉の量に対応させて表示内容を変化させるように
設けた表示装置10と、各パチンコ遊技機6に隣接して
賞品玉を払戻すために設けた玉払戻し装置72を特徴と
するパチンコ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各パチンコ遊技機に
対応して多数の計数装置を設けたパチンコ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機で遊技者が獲得した賞品
玉(景品玉)は、玉箱に入れるのが普通である。通常、
ゲーム終了時に、賞品玉があると、賞品玉を玉箱に入れ
た状態でパチンコ遊技機から遠く離れた計数カウンター
もしくは景品交換所までその玉箱を持って行き、そこの
計数機により賞品玉を計数する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
遊技者が獲得した賞品玉の量は、各パチンコ遊技機から
遠く離れた景品交換所やカウンター等において計数して
いたので、持ち運びが不便であった。
【0004】また、いったん遊技者が賞品玉の数を計数
すると、それらの賞品玉で再遊技することは不可能であ
った。計数された玉は店内を循環してパチンコ遊技機や
玉貸機に供給されていた。
【0005】しかも、計数のためには、使用していたパ
チンコ遊技機から離れて歩いて景品交換所やカウンター
へ行かなければならない。その際、玉箱から玉を運搬途
中に落として玉を遊技場内に散乱させてしまうおそれが
ある。
【0006】この発明は、遊技者がパチンコ遊技機の前
の席に座ったままで賞品玉の量を計数することができ、
遊技者が玉箱を景品交換所へ持って行く必要がなく、心
ゆくまで遊技を続行することができるパチンコ装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、島を構成す
る形で膳板30に沿って多数のパチンコ遊技機6を配置
したパチンコ装置において、各パチンコ遊技機6に対応
して膳板30に多数の計数装置40、52、54を設け
たことを特徴とするパチンコ装置を要旨としている。
【0008】
【実施例】図1は島2の一部分を示す斜視図であり、図
2は島2の一部分を示す正面図である。
【0009】島2を構成する形で膳板30に沿って多数
のパチンコ遊技機6を並べることによってパチンコ装置
が構成されている。図1と図2には3台のパチンコ遊技
機6が代表して示してある。
【0010】島2にはパチンコ遊技機6と膳板30の他
に、カバー12や巾木16等も設けられている。膳板3
0は天板とも玉置台ともいわれている。
【0011】膳板30には、各パチンコ遊技機6に対応
させて多数の計数装置4を設ける。たとえば、1台のパ
チンコ遊技機6に1つの計数装置4を設けるのが最善で
ある。しかし、隣接する2台のパチンコ遊技機6に1つ
の計数装置を設けるようにしてもよい。
【0012】図3〜4において、各計数装置4は、計数
用ボックス40とセンサ52を有する。センサ52はカ
ウンタ54に接続する。計数用ボックス40の中に入っ
た賞品玉50はセンサ52で順次検知される。センサ5
2の検知信号はカウンタ54でカウントされる。カウン
トされた賞品玉50の計数値は記憶処理部56で記憶さ
れる。必要に応じて印刷機58のプリント開始用ボタン
60を押すと、印字したシート61が発行される。この
シート61には、たとえば記憶処理部56に記憶されて
いる賞品玉50の現在量が印字される。
【0013】図4において、たとえば玉箱34を矢印C
の方向に遊技者が手で水平移動すると、開閉手段36は
ストッパ38に当っているので、開閉手段36は相対的
に矢印Bの方向に移動して収容部62内に入る。このあ
と再び玉箱34を矢印Bの方向に沿って元の位置にもど
すと、開閉手段36は開いたままであり、玉の流し口6
6から賞品玉50が順にボックス40内に落ちてセンサ
52により検出され、カウンタ54により計数される。
その計数値は記憶処理部56に記憶される。このあと、
ノブ41を持ち、矢印Cの方向に移して開閉手段36を
閉めることができる。
【0014】図3に示すように、計数済みの賞品玉50
は、外れ玉と共通の、島2内の収容部43に送られる。
この収容部43に入った玉は従来と同様に島2全体で循
環するようになっている。さらに必要に応じて隣接の島
同志で循環させるようにしてもよい。
【0015】図1と図2において、各パチンコ遊技機6
に対応して玉払戻しボタン70と玉払戻し装置72が隣
接する2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。
図2の玉収容部43に収容されている玉が循環されてき
て、ボタン70を押すと、遊技玉として再度玉払戻し装
置72から払戻されて、上皿31で受けられる。このよ
うに遊技玉として玉払戻しをしたときは、図4の記憶部
56に記憶された賞品玉50の現在量からこの玉払戻し
量が引かれて更新される。つまり賞品玉の精算が行われ
るのである。
【0016】図2に示すように、玉貸機100は、隣り
合う2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。こ
れは、手持ちの遊技玉がなくなった時に、必要に応じて
硬貨を入れることにより、新規に遊技玉を遊技者に貸出
すためのものである。
【0017】玉貸機100と玉払い戻し装置72とを兼
用することも可能である。
【0018】各パチンコ遊技機4の上方には、トラブル
表示ランプ8及び表示装置10などが設けられている。
【0019】トラブル表示ランプ8は、パチンコ遊技機
6に発生したトラブルを従業員に知らせるためのもので
ある。たとえば、玉がクギの間につまったときなどに、
トラブルとして、たとえば赤の表示ランプを点灯させ
る。
【0020】表示装置10は、図3に示すように幕板フ
レーム18に対して支持板20,22を用いて固定され
ている。
【0021】図2と図3に示すように、表示装置10
は、複数の発光セグメント24,25,26,27,2
8から成る。発光セグメント24〜28は、図示例で
は、たて方向に5段つみ重ねられている。
【0022】賞品玉50の量に対応して、たとえば下の
段の表示セグメント27から他のセグメント25,2
8,26,24と順次点灯するようになっている。
【0023】各表示セグメントは、例えば賞品玉50が
1000個増える毎に点灯して行き、1000個減る毎
に消灯してゆく。したがって、表示装置10は、この図
示例では最高5000個まで1000個ごとに表示す
る。
【0024】各表示セグメント24〜28は、好ましく
は2種類の別々の色を発光する発光インジケータを備え
ている。各表示セグメントの各発光インジケータは、好
ましくは1つの発光インジケータが500個分の賞品玉
50を表す。
【0025】次に図2に最もよく示されているように、
各パチンコ遊技機6の下部には上皿31と下皿32が設
けられている。図4で詳しく示すように、上皿31は開
閉手段31aを備えている。下皿32は、開口部32a
を開閉するための開閉手段32bを備えている。
【0026】図3と図4に示すように、膳板30の上に
は、下皿32の下方位置に玉箱34が置かれている。玉
箱34はスライド形の開閉手段36を備えている。
【0027】操作 遊技者は、周知のとおり図2に示す操作部76を操作し
て、玉を遊技部78に投入する。当たりとなって出てき
た賞品玉50は、図4のように、上皿31に入り、上皿
31の開閉部31aを開けると、下皿32に入り、下皿
32の開閉部32bを開けると、穴32aを通って、玉
箱34に収容される。
【0028】ある量の、たとえば約3000個の賞品玉
50が玉箱34に入ったところで、遊技者は玉箱34を
図4の状態から矢印Cの方向に移動し、そのあと矢印B
の方向にもどす。これにより玉箱34の玉投入口66が
開いて、賞品玉50がボックス40に入り、センサ52
で順次検知され、カウンタ54でカウントされる。カウ
ント値は記憶処理部56で記憶される。
【0029】遊技者は、必要に応じて、印刷機58のボ
タン60を押して、計数された賞品玉50の数をシート
61にプリントアウトできる。これで遊技を終了し、こ
の印刷したシート61を景品交換所へ持ってゆく。
【0030】そうでなく、遊技を続行するときは、図2
の玉払戻しボタン70を押し、上皿31に必要量だけ図
3の収容部43から循環されてきた玉を払戻して再び遊
技する。この場合、たとえば1回玉払戻しボタン70を
押すことにより、100個〜500個の単位で玉を払い
もどすようにすることができる。この払戻しに使った玉
の数は、記憶処理部56に記憶されていた賞品玉の数か
ら差引かれ更新される。更新された賞品玉の数が必要に
応じてシート61にプリントアウトされる。
【0031】なお、遊技中に手持ちの遊技玉がなくなっ
たり、あるいはさらに遊技玉を追加して遊技したいとき
は、遊技者は玉貸機100から遊技玉をとりだす。
【0032】ところで、図4のカウンタ54により計数
された賞品玉の数に応じて、表示装置10の表示セグメ
ント24、26、28が順次点灯する。もし払戻した玉
があれば、その払い戻した玉の量に対応してその分の表
示セグメントは払戻した時に消灯する。たとえば記憶部
56が残り2000個の賞品玉を記憶しておれば、下方
の2つの表示セグメント25と27が点灯する。
【0033】なお、遊技が終り、上皿31や下皿32あ
るいは玉箱34に遊技玉が残っている場合には、これも
賞品玉50としてボックス40に送りカウントする。そ
して、総合計した賞品玉50の数をシート61にプリン
トアウトする。
【0034】変形例 この発明は上述の実施例に限定されない。たとえば、図
5のように表示装置110を構成することもできる。表
示装置110は幕板フレーム118に対してサポート1
40を介して支持されている。表示装置110は5つの
表示セグメント124,126,128,130,13
2を有している。
【0035】また、表示装置は、パチンコ遊技場の入口
や外側あるいは従業員の監視場所などに配置することも
できる。
【0036】さらに、表示装置は、パチンコ遊技機の遊
技部78の状態を表示するようにしてもよい。たとえ
ば、遊技部78のある特定の遊技玉入口に入った遊技玉
の数に応じて表示変化をおこすようにしてもよい。
【0037】表示装置の各セグメントの色を互いに違う
色にしても、あるいは同色にしてもよい。また、表示装
置はアナログ表示式でなくデジタル表示式にしてもよ
い。これにより視認性が増す。
【0038】また、図6のように、下皿232と玉計数
用ボックス240の間に受口部材300を設けて、下皿
232の開閉手段235を開けたとき、賞品玉50が受
口部材300を通って直接ボックス240に入るように
してもよい。
【0039】また、計数装置は、図示例では各パチンコ
遊技機4毎に配置しているが、別の配置の仕方も本発明
の範囲に入る。たとえば、2つの隣接するパチンコ遊技
機に共用する1つの計数装置を設定することも可能であ
る。この場合、各パチンコ遊技機には賞品玉を流し込む
部分だけを設けておき、各パチンコ遊技機の流す部分に
玉箱から賞品玉を流したときに、それを検出して、どの
パチンコ遊技機の流入部分であるかを特定し、しかるの
ち1つの計数装置により計数する。
【0040】玉箱は従来のままとし、計数装置への玉装
入部分を膳板に各パチンコ遊技機毎に形成することもで
きる。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、計数装置を、各パチ
ンコ遊技機に対応させて設け、しかも遊技者に最も近い
部位である膳板に設けてあるので、自分のパチンコ遊技
機のところで賞品玉の数を計数することができる。
【0042】各パチンコ遊技機において、各遊技者が自
分のパチンコ遊技機の席に座ったままで、好きなだけ遊
技を続行できる。遊技者が景品交換所へ玉箱を持って行
く必要がない。
【0043】必要ならば計数した内容を各パチンコ遊技
機についてシートに記録させることができる。
【0044】また、従来のように、多量の賞品玉を入れ
た玉箱を独立した景品交換所へ持っていかなくてもす
む。したがって運搬中に玉箱を落して賞品玉を遊技場内
に散乱させてしまうことが防止できる。また、玉箱から
玉を運搬時に落として玉を散乱させてしまうなどのトラ
ブルを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパチンコ遊技機の実施例を示す斜視
図。
【図2】この発明のパチンコ遊技機の実施例を示す正面
図。
【図3】この発明のパチンコ遊技機の実施例の図2のA
−A線における断面図。
【図4】この発明の実施例における玉箱、玉計数用のボ
ックスを示す断面図。
【図5】この発明の他の実施例における表示部を示す
図。
【図6】この発明の他の実施例における玉計数用のボッ
クスの周辺を示す図。
【符号の説明】
2 島 4 パチンコ遊技機 10 表示部 34 玉箱 40 計数用ボックス 54 カウンタ 56 記憶部 58 印刷機 ◆
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各パチンコ遊技機に
対応して多数の計数装置を設けたパチンコ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機で遊技者が獲得した賞品
玉(景品玉)は、玉箱に入れるのが普通である。通常、
ゲーム終了時に、賞品玉があると、賞品玉を玉箱に入れ
た状態でパチンコ遊技機から遠く離れた計数カウンター
もしくは景品交換所までその玉箱を持って行き、そこの
計数機により賞品玉を計数する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
遊技者が獲得した賞品玉の量は、各パチンコ遊技機から
遠く離れた景品交換所やカウンター等において計数して
いたので、持ち運びが不便であった。
【0004】また、いったん遊技者が賞品玉の数を計数
すると、それらの賞品玉で再遊技することは不可能であ
った。計数された玉は店内を循環してパチンコ遊技機や
玉貸機に供給されていた。
【0005】しかも、計数のためには、使用していたパ
チンコ遊技機から離れて歩いて景品交換所やカウンター
へ行かなければならない。その際、玉箱から玉を運搬途
中に落として玉を遊技場内に散乱させてしまうおそれが
ある。
【0006】また、賞品玉の量は各遊技器の下方に置い
た玉箱の個数によって視認できるにすぎなかった。これ
だと、第三者に目立たない欠点がある。
【0007】この発明は、遊技者がパチンコ遊技機の前
の席に座ったままで賞品玉の量を計数することができ、
遊技者が玉箱を景品交換所へ持って行く必要がなく、心
ゆくまで遊技を続行することができる、しかも第三者が
賞品玉の量を簡単に視認できるパチンコ装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、島を構成す
る形で膳板30に沿って多数のパチンコ遊技機6を配置
したパチンコ装置において、各パチンコ遊技機6に対応
して膳板30に設けた多数の計数装置40、52、54
と、各パチンコ遊技機6の上方に賞品玉の量に対応させ
て表示内容を変化させるように設けた表示装置10と、
各パチンコ遊技機6に隣接して賞品玉を払戻すために設
けた玉払戻し装置72を特徴とするパチンコ装置を要旨
としている。
【0009】
【実施例】図1は島2の一部分を示す斜視図であり、図
2は島2の一部分を示す正面図である。
【0010】島2を構成する形で膳板30に沿って多数
のパチンコ遊技機6を並べることによってパチンコ装置
が構成されている。図1と図2には3台のパチンコ遊技
機6が代表して示してある。
【0011】島2にはパチンコ遊技機6と膳板30の他
に、カバー12や巾木16等も設けられている。膳板3
0は天板とも玉置台ともいわれている。
【0012】膳板30には、各パチンコ遊技機6に対応
させて多数の計数装置4を設ける。たとえば、1台のパ
チンコ遊技機6に1つの計数装置4を設けるのが最善で
ある。しかし、隣接する2台のパチンコ遊技機6に1つ
の計数装置を設けるようにしてもよい。
【0013】図3〜4において、各計数装置4は、計数
用ボックス40とセンサ52を有する。センサ52はカ
ウンタ54に接続する。計数用ボックス40の中に入っ
た賞品玉50はセンサ52で順次検知される。センサ5
2の検知信号はカウンタ54でカウントされる。カウン
トされた賞品玉50の計数値は記憶処理部56で記憶さ
れる。必要に応じて印刷機58のプリント開始用ボタン
60を押すと、印字したシート61が発行される。この
シート61には、たとえば記憶処理部56に記憶されて
いる賞品玉50の現在量が印字される。
【0014】図4において、たとえば玉箱34を矢印C
の方向に遊技者が手で水平移動すると、開閉手段36は
ストッパ38に当っているので、開閉手段36は相対的
に矢印Bの方向に移動して収容部62内に入る。このあ
と再び玉箱34を矢印Bの方向に沿って元の位置にもど
すと、開閉手段36は開いたままであり、玉の流し口6
6から賞品玉50が順にボックス40内に落ちてセンサ
52により検出され、カウンタ54により計数される。
その計数値は記憶処理部56に記憶される。このあと、
ノブ41を持ち、矢印Cの方向に移して開閉手段36を
閉めることができる。
【0015】図3に示すように、計数済みの賞品玉50
は、外れ玉と共通の、島2内の収容部43に送られる。
この収容部43に入った玉は従来と同様に島2全体で循
環するようになっている。さらに必要に応じて隣接の島
同志で循環させるようにしてもよい。
【0016】図1と図2において、各パチンコ遊技機6
に対応して玉払戻しボタン70と玉払戻し装置72が隣
接する2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。
図2の玉収容部43に収容されている玉が循環されてき
て、ボタン70を押すと、遊技玉として再度玉払戻し装
置72から払戻されて、上皿31で受けられる。このよ
うに遊技玉として玉払戻しをしたときは、図4の記憶部
56に記憶された賞品玉50の現在量からこの玉払戻し
量が引かれて更新される。つまり賞品玉の精算が行われ
るのである。
【0017】図2に示すように、玉貸機100は、隣り
合う2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。こ
れは、手持ちの遊技玉がなくなった時に、必要に応じて
硬貨を入れることにより、新規に遊技玉を遊技者に貸出
すためのものである。
【0018】玉貸機100と玉払い戻し装置72とを兼
用することも可能である。
【0019】各パチンコ遊技機4の上方には、トラブル
表示ランプ8及び表示装置10などが設けられている。
【0020】トラブル表示ランプ8は、パチンコ遊技機
6に発生したトラブルを従業員に知らせるためのもので
ある。たとえば、玉がクギの間につまったときなどに、
トラブルとして、たとえば赤の表示ランプを点灯させ
る。
【0021】表示装置10は、図3に示すように幕板フ
レーム18に対して支持板20,22を用いて固定され
ている。
【0022】図2と図3に示すように、表示装置10
は、複数の発光セグメント24,25,26,27,2
8から成る。発光セグメント24〜28は、図示例で
は、たて方向に5段つみ重ねられている。
【0023】賞品玉50の量に対応して、たとえば下の
段の表示セグメント27から他のセグメント25,2
8,26,24と順次点灯するようになっている。
【0024】各表示セグメントは、例えば賞品玉50が
1000個増える毎に点灯して行き、1000個減る毎
に消灯してゆく。したがって、表示装置10は、この図
示例では最高5000個まで1000個ごとに表示す
る。
【0025】各表示セグメント24〜28は、好ましく
は2種類の別々の色を発光する発光インジケータを備え
ている。各表示セグメントの各発光インジケータは、好
ましくは1つの発光インジケータが500個分の賞品玉
50を表す。
【0026】次に図2に最もよく示されているように、
各パチンコ遊技機6の下部には上皿31と下皿32が設
けられている。図4で詳しく示すように、上皿31は開
閉手段31aを備えている。下皿32は、開口部32a
を開閉するための開閉手段32bを備えている。
【0027】図3と図4に示すように、膳板30の上に
は、下皿32の下方位置に玉箱34が置かれている。玉
箱34はスライド形の開閉手段36を備えている。
【0028】操作 遊技者は、周知のとおり図2に示す操作部76を操作し
て、玉を遊技部78に投入する。当たりとなって出てき
た賞品玉50は、図4のように、上皿31に入り、上皿
31の開閉部31aを開けると、下皿32に入り、下皿
32の開閉部32bを開けると、穴32aを通って、玉
箱34に収容される。
【0029】ある量の、たとえば約3000個の賞品玉
50が玉箱34に入ったところで、遊技者は玉箱34を
図4の状態から矢印Cの方向に移動し、そのあと矢印B
の方向にもどす。これにより玉箱34の玉投入口66が
開いて、賞品玉50がボックス40に入り、センサ52
で順次検知され、カウンタ54でカウントされる。カウ
ント値は記憶処理部56で記憶される。
【0030】遊技者は、必要に応じて、印刷機58のボ
タン60を押して、計数された賞品玉50の数をシート
61にプリントアウトできる。これで遊技を終了し、こ
の印刷したシート61を景品交換所へ持ってゆく。
【0031】そうでなく、遊技を続行するときは、図2
の玉払戻しボタン70を押し、上皿31に必要量だけ図
3の収容部43から循環されてきた玉を払戻して再び遊
技する。この場合、たとえば1回玉払戻しボタン70を
押すことにより、100個〜500個の単位で玉を払い
もどすようにすることができる。この払戻しに使った玉
の数は、記憶処理部56に記憶されていた賞品玉の数か
ら差引かれ更新される。更新された賞品玉の数が必要に
応じてシート61にプリントアウトされる。
【0032】なお、遊技中に手持ちの遊技玉がなくなっ
たり、あるいはさらに遊技玉を追加して遊技したいとき
は、遊技者は玉貸機100から遊技玉をとりだす。
【0033】ところで、図4のカウンタ54により計数
された賞品玉の数に応じて、表示装置10の表示セグメ
ント24、26、28が順次点灯する。もし払戻した玉
があれば、その払い戻した玉の量に対応してその分の表
示セグメントは払戻した時に消灯する。たとえば記憶部
56が残り2000個の賞品玉を記憶しておれば、下方
の2つの表示セグメント25と27が点灯する。
【0034】なお、遊技が終り、上皿31や下皿32あ
るいは玉箱34に遊技玉が残っている場合には、これも
賞品玉50としてボックス40に送りカウントする。そ
して、総合計した賞品玉50の数をシート61にプリン
トアウトする。
【0035】変形例 この発明は上述の実施例に限定されない。たとえば、図
5のように表示装置110を構成することもできる。表
示装置110は幕板フレーム118に対してサポート1
40を介して支持されている。表示装置110は5つの
表示セグメント124,126,128,130,13
2を有している。
【0036】また、表示装置は、パチンコ遊技場の入口
や外側あるいは従業員の監視場所などに配置することも
できる。
【0037】さらに、表示装置は、パチンコ遊技機の遊
技部78の状態を表示するようにしてもよい。たとえ
ば、遊技部78のある特定の遊技玉入口に入った遊技玉
の数に応じて表示変化をおこすようにしてもよい。
【0038】表示装置の各セグメントの色を互いに違う
色にしても、あるいは同色にしてもよい。また、表示装
置はアナログ表示式でなくデジタル表示式にしてもよ
い。これにより視認性が増す。
【0039】また、図6のように、下皿232と玉計数
用ボックス240の間に受口部材300を設けて、下皿
232の開閉手段235を開けたとき、賞品玉50が受
口部材300を通って直接ボックス240に入るように
してもよい。
【0040】また、計数装置は、図示例では各パチンコ
遊技機4毎に配置しているが、別の配置の仕方も本発明
の範囲に入る。たとえば、2つの隣接するパチンコ遊技
機に共用する1つの計数装置を設定することも可能であ
る。この場合、各パチンコ遊技機には賞品玉を流し込む
部分だけを設けておき、各パチンコ遊技機の流す部分に
玉箱から賞品玉を流したときに、それを検出して、どの
パチンコ遊技機の流入部分であるかを特定し、しかるの
ち1つの計数装置により計数する。
【0041】玉箱は従来のままとし、計数装置への玉装
入部分を膳板に各パチンコ遊技機毎に形成することもで
きる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、計数装置を、各パチ
ンコ遊技機に対応させて設け、しかも遊技者に最も近い
部位である膳板に設けてあるので、自分のパチンコ遊技
機のところで賞品玉の数を計数することができる。
【0043】各パチンコ遊技機において、各遊技者が自
分のパチンコ遊技機の席に座ったままで、好きなだけ遊
技を続行できる。遊技者が景品交換所へ玉箱を持って行
く必要がない。また、遊技玉が不足したら、その場で賞
品玉を払い戻すことができる。
【0044】必要ならば計数した内容を各パチンコ遊技
機についてシートに記録させることができる。
【0045】また、従来のように、多量の賞品玉を入れ
た玉箱を独立した景品交換所へ持っていかなくてもす
む。したがって運搬中に玉箱を落して賞品玉を遊技場内
に散乱させてしまうことが防止できる。また、玉箱から
玉を運搬時に落として玉を散乱させてしまうなどのトラ
ブルを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパチンコ遊技機の好適な実施例を示
す斜視図。
【図2】この発明のパチンコ遊技機の好適な実施例を示
す正面図。
【図3】この発明のパチンコ遊技機の好適な実施例の図
2のA−A線における断面図。
【図4】この発明の実施例における玉箱、玉計数用のボ
ックスを示す断面図。
【図5】この発明の他の実施例における表示部を示す
図。
【図6】この発明の他の実施例における玉計数用のボッ
クスの周辺を示す図。
【符号の説明】 2 島 4 パチンコ遊技機 10 表示部 34 玉箱 40 計数用ボックス 54 カウンタ 56 記憶部 58 印刷機 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各パチンコ遊技機に
対応して多数の計数装置を設けたパチンコ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機で遊技者が獲得した賞品
玉(景品玉)は、玉箱に入れるのが普通である。通常、
ゲーム終了時に、賞品玉があると、賞品玉を玉箱に入れ
た状態でパチンコ遊技機から遠く離れた計数カウンター
もしくは景品交換所までその玉箱を持って行き、そこの
計数機により賞品玉を計数する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
遊技者が獲得した賞品玉の量は、各パチンコ遊技機から
遠く離れた景品交換所やカウンター等において計数して
いたので、持ち運びが不便であった。
【0004】また、いったん遊技者が賞品玉の数を計数
すると、それらの賞品玉で再遊技することは不可能であ
った。計数された玉は店内を循環してパチンコ遊技機や
玉貸機に供給されていた。
【0005】しかも、計数のためには、使用していたパ
チンコ遊技機から離れて歩いて景品交換所やカウンター
へ行かなければならない。その際、玉箱から玉を運搬途
中に落として玉を遊技場内に散乱させてしまうおそれが
ある。
【0006】また、賞品玉の量は各遊技器の下方に置い
た玉箱の個数によって視認できるにすぎなかった。これ
だと、第三者に目立たない欠点がある。
【0007】この発明は、遊技者がパチンコ遊技機の前
の席に座ったままで賞品玉の量を計数することができ、
遊技者が玉箱を景品交換所へ持って行く必要がなく、心
ゆくまで遊技を続行することができる、しかも第三者が
賞品玉の量を簡単に視認できるパチンコ装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、島を構成す
る形で膳板30に沿って多数のパチンコ遊技機6を配置
したパチンコ装置において、各パチンコ遊技機6に対応
して膳板30に設けた多数の計数装置40、52、54
と、各パチンコ遊技機6の賞品玉の量に対応させて表示
内容を変化させるように設けた表示装置10と、各パチ
ンコ遊技機6に隣接して賞品玉を払戻すために設けた玉
払戻し装置72を特徴とするパチンコ装置を要旨として
いる。
【0009】
【実施例】図1は島2の一部分を示す斜視図であり、図
2は島2の一部分を示す正面図である。
【0010】島2を構成する形で膳板30に沿って多数
のパチンコ遊技機6を並べることによってパチンコ装置
が構成されている。図1と図2には3台のパチンコ遊技
機6が代表して示してある。
【0011】島2にはパチンコ遊技機6と膳板30の他
に、カバー12や巾木16等も設けられている。膳板3
0は天板とも玉置台ともいわれている。
【0012】膳板30には、各パチンコ遊技機6に対応
させて多数の計数装置4を設ける。たとえば、1台のパ
チンコ遊技機6に1つの計数装置4を設けるのが最善で
ある。しかし、隣接する2台のパチンコ遊技機6に1つ
の計数装置を設けるようにしてもよい。
【0013】図3〜4において、各計数装置4は、計数
用ボックス40とセンサ52を有する。センサ52はカ
ウンタ54に接続する。計数用ボックス40の中に入っ
た賞品玉50はセンサ52で順次検知される。センサ5
2の検知信号はカウンタ54でカウントされる。カウン
トされた賞品玉50の計数値は記憶処理部56で記憶さ
れる。必要に応じて印刷機58のプリント開始用ボタン
60を押すと、印字したシート61が発行される。この
シート61には、たとえば記憶処理部56に記憶されて
いる賞品玉50の現在量が印字される。
【0014】図4において、たとえば玉箱34を矢印C
の方向に遊技者が手で水平移動すると、開閉手段36は
ストッパ38に当っているので、開閉手段36は相対的
に矢印Bの方向に移動して収容部62内に入る。このあ
と再び玉箱34を矢印Bの方向に沿って元の位置にもど
すと、開閉手段36は開いたままであり、玉の流し口6
6から賞品玉50が順にボックス40内に落ちてセンサ
52により検出され、カウンタ54により計数される。
その計数値は記憶処理部56に記憶される。このあと、
ノブ41を持ち、矢印Cの方向に移して開閉手段36を
閉めることができる。
【0015】図3に示すように、計数済みの賞品玉50
は、外れ玉と共通の、島2内の収容部43に送られる。
この収容部43に入った玉は従来と同様に島2全体で循
環するようになっている。さらに必要に応じて隣接の島
同志で循環させるようにしてもよい。
【0016】図1と図2において、各パチンコ遊技機6
に対応して玉払戻しボタン70と玉払戻し装置72が隣
接する2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。
図2の玉収容部43に収容されている玉が循環されてき
て、ボタン70を押すと、遊技玉として再度玉払戻し装
置72から払戻されて、上皿31で受けられる。このよ
うに遊技玉として玉払戻しをしたときは、図4の記憶部
56に記憶された賞品玉50の現在量からこの玉払戻し
量が引かれて更新される。つまり賞品玉の精算が行われ
るのである。
【0017】図2に示すように、玉貸機100は、隣り
合う2台のパチンコ遊技機6の間に設けられている。こ
れは、手持ちの遊技玉がなくなった時に、必要に応じて
硬貨を入れることにより、新規に遊技玉を遊技者に貸出
すためのものである。
【0018】玉貸機100と玉払い戻し装置72とを兼
用することも可能である。
【0019】各パチンコ遊技機4の上方には、トラブル
表示ランプ8及び表示装置10などが設けられている。
【0020】トラブル表示ランプ8は、パチンコ遊技機
6に発生したトラブルを従業員に知らせるためのもので
ある。たとえば、玉がクギの間につまったときなどに、
トラブルとして、たとえば赤の表示ランプを点灯させ
る。
【0021】表示装置10は、図3に示すように幕板フ
レーム18に対して支持板20,22を用いて固定され
ている。
【0022】図2と図3に示すように、表示装置10
は、複数の発光セグメント24,25,26,27,2
8から成る。発光セグメント24〜28は、図示例で
は、たて方向に5段つみ重ねられている。
【0023】賞品玉50の量に対応して、たとえば下の
段の表示セグメント27から他のセグメント25,2
8,26,24と順次点灯するようになっている。
【0024】各表示セグメントは、例えば賞品玉50が
1000個増える毎に点灯して行き、1000個減る毎
に消灯してゆく。したがって、表示装置10は、この図
示例では最高5000個まで1000個ごとに表示す
る。
【0025】各表示セグメント24〜28は、好ましく
は2種類の別々の色を発光する発光インジケータを備え
ている。各表示セグメントの各発光インジケータは、好
ましくは1つの発光インジケータが500個分の賞品玉
50を表す。
【0026】次に図2に最もよく示されているように、
各パチンコ遊技機6の下部には上皿31と下皿32が設
けられている。図4で詳しく示すように、上皿31は開
閉手段31aを備えている。下皿32は、開口部32a
を開閉するための開閉手段32bを備えている。
【0027】図3と図4に示すように、膳板30の上に
は、下皿32の下方位置に玉箱34が置かれている。玉
箱34はスライド形の開閉手段36を備えている。
【0028】操作 遊技者は、周知のとおり図2に示す操作部76を操作し
て、玉を遊技部78に投入する。当たりとなって出てき
た賞品玉50は、図4のように、上皿31に入り、上皿
31の開閉部31aを開けると、下皿32に入り、下皿
32の開閉部32bを開けると、穴32aを通って、玉
箱34に収容される。
【0029】ある量の、たとえば約3000個の賞品玉
50が玉箱34に入ったところで、遊技者は玉箱34を
図4の状態から矢印Cの方向に移動し、そのあと矢印B
の方向にもどす。これにより玉箱34の玉投入口66が
開いて、賞品玉50がボックス40に入り、センサ52
で順次検知され、カウンタ54でカウントされる。カウ
ント値は記憶処理部56で記憶される。
【0030】遊技者は、必要に応じて、印刷機58のボ
タン60を押して、計数された賞品玉50の数をシート
61にプリントアウトできる。これで遊技を終了し、こ
の印刷したシート61を景品交換所へ持ってゆく。
【0031】そうでなく、遊技を続行するときは、図2
の玉払戻しボタン70を押し、上皿31に必要量だけ図
3の収容部43から循環されてきた玉を払戻して再び遊
技する。この場合、たとえば1回玉払戻しボタン70を
押すことにより、100個〜500個の単位で玉を払い
もどすようにすることができる。この払戻しに使った玉
の数は、記憶処理部56に記憶されていた賞品玉の数か
ら差引かれ更新される。更新された賞品玉の数が必要に
応じてシート61にプリントアウトされる。
【0032】なお、遊技中に手持ちの遊技玉がなくなっ
たり、あるいはさらに遊技玉を追加して遊技したいとき
は、遊技者は玉貸機100から遊技玉をとりだす。
【0033】ところで、図4のカウンタ54により計数
された賞品玉の数に応じて、表示装置10の表示セグメ
ント24、26、28が順次点灯する。もし払戻した玉
があれば、その払い戻した玉の量に対応してその分の表
示セグメントは払戻した時に消灯する。たとえば記憶部
56が残り2000個の賞品玉を記憶しておれば、下方
の2つの表示セグメント25と27が点灯する。
【0034】なお、遊技が終り、上皿31や下皿32あ
るいは玉箱34に遊技玉が残っている場合には、これも
賞品玉50としてボックス40に送りカウントする。そ
して、総合計した賞品玉50の数をシート61にプリン
トアウトする。
【0035】変形例 この発明は上述の実施例に限定されない。たとえば、図
5のように表示装置110を構成することもできる。表
示装置110は幕板フレーム118に対してサポート1
40を介して支持されている。表示装置110は5つの
表示セグメント124,126,128,130,13
2を有している。
【0036】また、表示装置は、パチンコ遊技場の入口
や外側あるいは従業員の監視場所などに配置することも
できる。
【0037】さらに、表示装置は、パチンコ遊技機の遊
技部78の状態を表示するようにしてもよい。たとえ
ば、遊技部78のある特定の遊技玉人口に入った遊技玉
の数に応じて表示変化をおこすようにしてもよい。
【0038】表示装置の各セグメントの色を互いに違う
色にしても、あるいは同色にしてもよい。また、表示装
置はアナログ表示式でなくデジタル表示式にしてもよ
い。これにより視認性が増す。
【0039】また、図6のように、下皿232と玉計数
用ボックス240の間に受口部材300を設けて、下皿
232の開閉手段235を開けたとき、賞品玉50が受
口部材300を通って直接ボックス240に入るように
してもよい。
【0040】また、計数装置は、図示例では各パチンコ
遊技機4毎に配置しているが、別の配置の仕方も本発明
の範囲に入る。たとえば、2つの隣接するパチンコ遊技
機に共用する1つの計数装置を設定することも可能であ
る。この場合、各パチンコ遊技機には賞品玉を流し込む
部分だけを設けておき、各パチンコ遊技機の流す部分に
玉箱から賞品玉を流したときに、それを検出して、どの
パチンコ遊技機の流入部分であるかを特定し、しかるの
ち1つの計数装置により計数する。
【0041】玉箱は従来のままとし、計数装置への玉装
入部分を膳板に各パチンコ遊技機毎に形成することもで
きる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、計数装置を、各パチ
ンコ遊技機に対応させて設け、しかも遊技者に最も近い
部位である膳板に設けてあるので、自分のパチンコ遊技
機のところで賞品玉の数を計数することができる。
【0043】各パチンコ遊技機において、各遊技者が自
分のパチンコ遊技機の席に座ったままで、好きなだけ遊
技を続行できる。遊技者が景品交換所へ玉箱を持って行
く必要がない。また、遊技玉が不足したら、その場で賞
品玉を払い戻すことができる。
【0044】必要ならば計数した内容を各パチンコ遊技
機についてシートに記録させることができる。
【0045】また、従来のように、多量の賞品玉を入れ
た玉箱を独立した景品交換所へ持っていかなくてもす
む。したがって運搬中に玉箱を落して賞品玉を遊技場内
に散乱させてしまうことが防止できる。また、玉箱から
玉を運搬時に落として玉を散乱させてしまうなどのトラ
ブルを防ぐことができる。
【0046】本発明によれば、表示装置の表示内容によ
って、遊技者はもちろん他の遊技者や従業員もその遊技
機の入り具合の様子を視覚で知ることができる。
【0047】パチンコ遊技機の上方に表示装置がある
と、その前にいる遊技者が表示装置の表示の内容によっ
て賞品玉の量を視覚的に判るので、より遊技が楽しくな
る。
【0048】また、他の遊技者も、表示装置の表示内容
によってどのパチンコ遊技機の賞品玉の量が多いかが視
覚的に判る。
【0049】さらに、パチンコ遊技場の従業員がどのパ
チンコ遊技機における賞品玉の量が多いか少いかを表示
装置の表示内容によって視覚的に確認できるので、遊技
場の管理が行いやすくなる。
【0050】また、本発明によれば、さらに表示内容の
視認が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ遊技機の好適な実施例を示す
斜視図。
【図2】本発明のパチンコ遊技機の好適な実施例を示す
正面図。
【図3】図2のA−A線における断面図。
【図4】本発明の実施例における玉箱、玉計数用のボッ
クスを示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例における表示部を示す図。
【図6】本発明の他の実施例における玉計数用のボック
スとその周辺を示す図。
【符号の説明】 2 島 4 パチンコ遊技機 10 表示部 34 玉箱 40 計数用ボックス 54 カウンタ 56 記憶部 58 印刷機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 島を構成する形で膳板(30)に沿って
    多数のパチンコ遊技機(6)を配置したパチンコ装置に
    おいて、各パチンコ遊技機(6)に対応して膳板(3
    0)に多数の計数装置(40、52、54)を設けたこ
    とを特徴とするパチンコ装置。
JP26042891A 1991-09-12 1991-09-12 多数の計数装置を設けたパチンコ装置 Pending JPH0568740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26042891A JPH0568740A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 多数の計数装置を設けたパチンコ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26042891A JPH0568740A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 多数の計数装置を設けたパチンコ装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30721291A Division JPH0568741A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 多数の計数装置を設けたパチンコ装置
JP3311342A Division JPH0568746A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 表示装置を備えたパチンコ装置
JP31863891A Division JPH0568738A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 玉払戻し装置を備えたパチンコ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568740A true JPH0568740A (ja) 1993-03-23

Family

ID=17347800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26042891A Pending JPH0568740A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 多数の計数装置を設けたパチンコ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0568740A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058861A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Oizumi Corp 遊技媒体獲得量表示装置
JP2012166110A (ja) * 2010-08-18 2012-09-06 Universal Entertainment Corp 遊技媒体貸出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514373U (ja) * 1978-07-07 1980-01-29
JPS6245084B2 (ja) * 1983-07-27 1987-09-24 Matsuda Kk
JP4090390B2 (ja) * 2003-06-11 2008-05-28 株式会社クボタ コンバイン用脱穀機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514373U (ja) * 1978-07-07 1980-01-29
JPS6245084B2 (ja) * 1983-07-27 1987-09-24 Matsuda Kk
JP4090390B2 (ja) * 2003-06-11 2008-05-28 株式会社クボタ コンバイン用脱穀機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058861A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Oizumi Corp 遊技媒体獲得量表示装置
JP2012166110A (ja) * 2010-08-18 2012-09-06 Universal Entertainment Corp 遊技媒体貸出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7931532B2 (en) Randomly awarded progressive jackpots
US4743024A (en) Amusement arcade machines for use in amusement and/or gaming or the like
JPH04282180A (ja) カードゲームを遊ぶための方法およびそのための装置
JPS6311189A (ja) 遊技機
JPH0568740A (ja) 多数の計数装置を設けたパチンコ装置
JPH04197371A (ja) スロットマシン
JP4059940B2 (ja) 遊技機島における賞球処理機構
GB2122005A (en) Amusement apparatus with high capacity token storage
JPH06254211A (ja) スロットマシン
JP5769389B2 (ja) 台間装置
JPH0568746A (ja) 表示装置を備えたパチンコ装置
JP3373116B2 (ja) パチンコ遊技機構
JP4760047B2 (ja) ゲーム装置
JP2753569B2 (ja) スロットマシン
JPH0568741A (ja) 多数の計数装置を設けたパチンコ装置
JP2001321525A (ja) 封入玉式遊技機
JP2001112912A (ja) 球スロ式遊技機
JP3020935B1 (ja) パチンコ遊技機
JPH0568738A (ja) 玉払戻し装置を備えたパチンコ装置
JP2005080899A (ja) 遊技媒体貸出機および遊技媒体貸出処理方法
JPH07595A (ja) スロットマシン
JPH07275500A (ja) ゲーム機
JPH10211352A (ja) 遊技装置
JPH10211351A (ja) パチンコ機
JP2972948B2 (ja) 使用済みカード回収機