JPH10211345A - 遊技機取付ユニットの連結部材 - Google Patents

遊技機取付ユニットの連結部材

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JPH10211345A
JPH10211345A JP3119997A JP3119997A JPH10211345A JP H10211345 A JPH10211345 A JP H10211345A JP 3119997 A JP3119997 A JP 3119997A JP 3119997 A JP3119997 A JP 3119997A JP H10211345 A JPH10211345 A JP H10211345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技ユニットの安定性の向上が図れ、さらに
各種の遊技用備品を取り付け可能とした遊技機取付ユニ
ットの連結部材を提供する。 【解決手段】 パチンコ遊技機5と関連機器とが取付け
られる遊技機取付ユニット4間に介在して隣合う遊技機
取付ユニット4同士を連結する連結部材69を、連結し
た遊技機取付ユニット4とともに剛体構造を形成する剛
体部材により構成した。この連結部材69にカード式球
貸装置の一部を構成するカード受付部73等の遊技用備
品を取り付け、遊技店の仕様に応じて、複数の遊技用備
品を選択的に取り付け可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等の遊
技店において、パチンコ遊技機等の遊技機を1台或いは
数台程度取り付ける遊技機取付ユニットの間に介在させ
て、両側の遊技機取付ユニットを強固に連結する連結部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機及びこのパチンコ遊技機が設置されるパチン
コ店を例に挙げて説明する。
【0003】通常、パチンコ店においては、多数のパチ
ンコ遊技機を並設した島設備を構築し、この島設備を複
数設置している。この島設備は、木材による枠体を形成
してこの枠体に幕板(化粧板)や遊技機を取り付けてい
る。そして、この島設備は、パチンコ店毎に長さや数が
異なり、また、現場での組立・調整作業が殆どなので、
設置が難しく、多数の熟練工を必要としていた。これに
より、施工時のコストアップや施工の遅延等、多くの課
題が指摘されていた。また、ホテルのゲームコーナ等、
パチンコ店以外においては、構造が異なる専用のパチン
コ遊技機を別途に用意する必要があった。
【0004】この点に鑑み、特開平5−68745号公
報や特開平8−141202号公報では、パチンコ遊技
機を稼働するために必要な構成、例えば獲得した遊技球
の計数装置や遊技球の揚送装置等を一体にユニット化し
てそのまま搬送可能としたいわゆる単独設置式のパチン
コ遊技機(以下、遊技ユニットという)が開示されてい
る。この遊技ユニットは、パチンコ遊技機と、このパチ
ンコ遊技機が装設可能な遊技機取付ユニットとから概略
構成され、計数装置や揚送装置等の必須関連機器を遊技
機取付ユニット側に取り付けている。この遊技ユニット
では、上記した枠体の店内での組立作業が不要になる
等、設置時の作業効率の向上が図れる。また、パチンコ
店で使用されているものと同機種のパチンコ遊技機を上
記したゲームコーナのような場所にも設置することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置においては、多数の遊技ユニットを配設するにあ
たり、各遊技ユニットを所望のレイアウトに配設するこ
とが困難であった。即ち、個々の遊技ユニットの配設位
置に僅かなずれがあった場合には、このずれが累積され
て全体として大きなずれとなってしまうので、遊技ユニ
ットの位置決めに正確さが求められていた。
【0006】また、遊技ユニット(遊技機取付ユニッ
ト)は、多数のパチンコ遊技機を配置可能とするために
比較的縦に細長い箱状体に形成されている。さらに、遊
技ユニット内で遊技球を上下に循環使用する構成となっ
ている。このような事情により、遊技ユニットは、重心
が高くなって不安定となってしまう。この点に対し、安
定性の向上を図ることが求められていた。
【0007】また、遊技者に貸し球としての遊技球を払
い出す球貸装置、遊技者に各種情報を提供するディスプ
レイ装置やスピーカ等の情報提供装置、或いは、灰皿と
いった遊技ユニットに設ける遊技用備品に関し、これら
の遊技用備品は、遊技ユニットを設置する店舗の種別や
その店舗の意向等に応じて異なる種類のものが用いられ
る。例えば、上記した球貸装置についてみても、パチン
コ店では、遊技カード(プリペイドカード)用の球貸装
置、貯球として貯めておいた獲得遊技球を使用可能な貯
球用の球貸装置、或いは、現金により遊技球を貸し出す
現金用の球貸装置等が適宜選択されている。このよう
に、遊技用備品は、設置される店舗や環境等に応じて種
々選択される。
【0008】従って、遊技機取付ユニットには、種々の
遊技用備品を取り付け可能な領域を予め確保しておいた
り、或いは、取り付ける遊技用備品に応じた多種類の遊
技機取付ユニットを用意する必要がある。例えば、上記
した遊技カード用の球貸装置(CRサンド)を併用する
場合には、このCRサンドを取り付け可能とする領域を
確保しておかなくてはならなかった。これにより、遊技
機取付ユニット(即ち、遊技ユニット)が大型化してし
まったり、或いは、多種少量生産を余儀なくされコスト
アップに繋がってしまったりする。
【0009】ところで、実開平5−41586号公報に
は、隣り合う遊技ユニット同士の間に介装される台間装
置が提案されている。この台間装置は、1台の遊技機を
取り付けた遊技ユニット用のもので、遊技者の左右空間
を確保するため所定間隔を隔てて横並び配置された遊技
ユニット同士の隙間を塞ぎ美観を向上させる装飾装置と
して機能する。
【0010】この台間装置は、遊技者の左右空間の確保
と装飾効果とを目的とした装置であるので、設置された
遊技ユニットの安定性向上については何等考慮されてお
らず、又、装置正面には装飾部が設けられてはいるがそ
れ以外には何等機能していなかった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各遊技ユニットを所望のレイアウトに容易
に配設することができ、設置した遊技ユニットの安定性
の向上が図れ、さらに、遊技機取付ユニットの小型化及
び量産化を可能としつつ各種の遊技用備品を取り付け可
能とした遊技機取付ユニットの連結部材を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の発明は、
遊技機が装設されるとともに該遊技機の関連機器が取付
けられる遊技機取付ユニット間に介在し、隣合う遊技機
取付ユニット同士を連結する連結部材であって、連結し
た遊技機取付ユニットとともに剛体構造を形成する剛体
部材により構成されてなる遊技機取付ユニットの連結部
材である。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加えて、内側に空部を備えた中空体により前記剛体
部材を構成するとともに、前記遊技機取付ユニットの連
結面に開設されたユニット側開口と前記空部とを連通す
る開口を前記剛体部材の側面に開設し、剛体部材の前記
空部を、連結した遊技機取付ユニットに関連する配線処
理を行う配線空部としたことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の構成に加えて、前記剛体部材は、遊技機取付
ユニットにおける遊技機装設面側に位置する前面部と、
前記遊技機取付ユニットの連結面を取り付ける側面部と
を少なくとも一体に備えてなり、前記側面部に前後方向
のテーパを設けたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3の何れかに記載の構成に加えて、前記剛体部材は、
遊技用備品の取付部を有していることを特徴とする。
【0016】ここで、遊技用備品とは、遊技機による遊
技に関連して用いられる各種の備品をいう。具体的に
は、スピーカやディスプレイ等の情報付与装置、球貸装
置等の遊技媒体貸出機構の全部又はその一部、灰皿、ゴ
ミ箱(ゴミ収容部材)、手荷物用の棚等が該当する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
構成に加えて、前記遊技用備品の取付部は、前記遊技者
に情報を与える情報付与装置の取付部であることを特徴
とする。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5記載の構成に加えて、前記遊技用備品の取付部は、
前記遊技機による遊技で使用する遊技媒体を貸出すため
の遊技媒体貸出機構の取付部であり、該取付部を剛体部
材の前面に設けたことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項4から請求
項6の何れかに記載の構成に加えて、前記遊技用備品の
取付部は、ゴミ収容部材の取付部であり、前記ゴミ収容
部材を前方から交換可能に取り付けることを特徴とす
る。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項4から請求
項7の何れかに記載の構成に加えて、前記遊技用備品の
取付部は、灰皿の取付部であり、前記灰皿を前方から交
換可能に取り付けることを特徴とする。
【0021】請求項9記載の発明は、請求項4から請求
項8の何れかに記載の構成に加えて、前記遊技用備品の
取付部は、遊技者の所持品を一時的に保持する棚部の取
付部であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。ここでは、代表的な遊技機であ
るパチンコ遊技機用の遊技機取付ユニットを連結する連
結部材を例に挙げて説明することにする。
【0023】まず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1から図6は、この第1実施形態を説明する図であ
り、図1は連結部材により連結された遊技機取付ユニッ
トを示す正面図、図2は遊技ユニットの正面図、図3は
遊技機取付ユニットの内部構造を説明する正面図、図4
は同じく右側面図、図5は連結部材の構造とその連結を
説明する分解斜視図、図6は右端に位置する遊技ユニッ
トの右側部に開設した開口を閉塞する化粧板とその取付
を説明する分解斜視図である。
【0024】パチンコ遊技店には、複数の遊技ユニット
群1が配設されている。この遊技ユニット群1は、図1
に示すように、所定間隔毎に横並び配置された複数の遊
技ユニット2と、隣り合う遊技ユニット2同士の間に介
在して両隣の遊技ユニット2を連結し、連結した遊技ユ
ニット2とともに剛体構造を形成する連結部材3とから
概略構成されている。
【0025】まず、遊技ユニット2について説明する。
図2に示すように、本実施形態の遊技ユニット2は、遊
技機取付ユニット4と、この遊技機取付ユニット4に装
設されるパチンコ遊技機5とから概略構成されている
(なお、図2ではパチンコ遊技機5が装設された状態を
示してある)。遊技機取付ユニット4は、上下に長い直
方体形状の箱状体である。そして、その前面にはパチン
コ遊技機5を取付けるための前面開口6を開設してあ
り、連結部材3との取付部を構成する両側面には、遊技
機取付ユニット4及びパチンコ遊技機5の配線等を通す
ための側面開口7を開設してある。また、この遊技機取
付ユニット4の底部には、遊技機取付ユニットを固定す
るための脚部8や遊技機取付ユニット4の移動を補助す
る滑車9が設けられている。
【0026】この遊技機取付ユニット4に装設されるパ
チンコ遊技機5は、従来からあるいわゆる島設備用のパ
チンコ遊技機と同じものである。より詳細には、その前
面に、額縁状の前面枠11とこの前面枠11の内側に前
面ガラス12(透明部材の一種)を保持した透明部材保
持枠13とがそれぞれ開閉可能に取り付けられており、
透明部材保持枠13の窓部を臨むように後方から遊技盤
14が取り付けられている。透明部材保持枠13の下方
には、貸し球あるいは賞球としての遊技球を貯留する上
皿15が設けられ、この上皿15の下方に、上皿15の
球抜き操作がなされたりオーバーフローした場合等に、
上皿15からの遊技球を受け入れる下皿16が設けられ
ている。この下皿16の右側には遊技球を発射する際に
操作する発射操作ハンドル17が設けられている。そし
て、上記した前面枠11には、遊技球の貯留タンク53
や遊技制御装置54等(図4参照)が取り付けられた裏
機構盤(図示せず)が後方から取り付けられている。
【0027】上記した下皿16の下方には前方へ突出し
た板状の棚部19が設けられている。また、この棚部1
9上であって下皿16の下方には、この下皿16に貯留
された景品球(遊技で獲得した遊技球)を一時貯留する
球箱20が配置されている。さらに、この球箱20の底
面には開閉可能に設けられた球箱球抜口が設けられてお
り、この球箱球抜口に連通した貫通路21が棚部19に
設けられている。また、この貫通路21の下側開口に連
通して、景品球を遊技機取付ユニット4内部に返却する
ための景品球返却樋22が設けられている。従って、球
箱球抜口を開放することで、球箱20に貯留された景品
球は遊技機取付ユニット4内部に返却される。なお、景
品球返却樋22の途中には景品球を計数する景品球計数
センサ40(図3参照)が設けられており、球箱20か
ら排出された景品球を計数する。
【0028】パチンコ遊技機5の左側部には、現金或い
はカード等により遊技球を貸し出し或いは返却したり、
遊技にて獲得した景品球数の表示等を行うクレジットサ
ンド24が設けられている。このクレジットサンド24
の前面(正面)には、暗証情報等を入力するための入力
装置25と、払い出された貸し球(遊技球)を上皿に案
内するノズル26と、会員カード等のカードを挿入する
ためのカード挿入口27と、獲得景品球数等の各種情報
が印字された用紙(例えばレシート)を排出する紙排出
口29と、遊技店の店員等が所持するリモコンからの操
作信号を受信するリモコン信号受信部30と、貨幣を投
入するための貨幣投入口31等からなる各種機構が設け
られている。また、パチンコ遊技機5の上部には、発光
により店員等を呼び出す呼出ランプ32等が配設されて
いる。
【0029】次に、遊技機取付ユニット4の内部構造に
ついて説明する。図3及び図4に示すように、この遊技
機取付ユニット4の内部は、上横材34と下横材35と
により、上部、中部、下部に区画されている。
【0030】下横材35により区画された下部には、上
記した景品球返却樋22を介して返却(即ち回収)され
た遊技球を貯留する回収タンク36と、遊技機取付ユニ
ット4内の遊技球を外部に排出する際に遊技球を一時的
に貯留する球抜タンク37と、所定の電源を供給する電
源機構としてのトランス(変圧器)39等が設けられて
いる。そして、景品球返却樋22の途中には、上記した
景品球計数センサ40が設けられている。また、回収タ
ンク36の天井は上面カバー41により区画され、底面
はリフト装置42側に下り傾斜した傾斜面となってお
り、この底面の傾斜下端には回収球センサ43が設けら
れている。さらに、上記した上面カバー41の左端には
回収タンク36と連通した開口が形成されており、上面
カバー41の上面はこの開口に向かう下り傾斜面となっ
ている。そして、この開口には球混入センサ44が設け
られている。また、パチンコ遊技機5からのアウト球
(遊技球)を回収タンク36に導くアウト球回収樋45
の下端出口が回収タンク36に位置し、このアウト球回
収樋45の途中にはアウト球センサ46を設けてある。
【0031】この遊技機取付ユニット4の右側部にはリ
フト装置42が装備されている。このリフト装置42
は、略垂直方向に装備され、回収タンク36(即ち、ユ
ニット下部)の遊技球をユニット上部に設けられた上樋
部49に揚送する。このリフト装置42は、外周に複数
の棚部を備えた無端ベルト50と、この無端ベルト50
を走行させる駆動モータ51と、棚部上の遊技球の落下
を防ぐカバー材56等から構成されている。そして、上
記した無端ベルト50の棚部は、1段で複数個(例えば
6個)の遊技球を運搬できる幅に形成されている。ま
た、このリフト装置42の揚送路の途中には、揚送途中
にある遊技球の表面の汚れを拭き取る球磨装置52が設
けられている。なお、このリフト装置42については、
ユニット下部或いはユニット中部の遊技球をユニット上
部に揚送可能なものであればどのような構成でもよく、
例えば、スパイラル状の回転部材を用いた装置やスプロ
ケットにより遊技球を押し上げる装置でもよい。
【0032】上横材34により区画された上部には、制
御装置55と上樋部49とが設けられている。制御装置
55は、この遊技機取付ユニット4における制御を行
い、上樋部49は、リフト装置42が揚送した遊技球を
一時貯留するとともに、貯留した遊技球をクレジットサ
ンド24やパチンコ遊技機5の球タンク53等に案内す
る。そして、この上樋部49には、貯留されている遊技
球を検出する各種センサ等が設けられている。
【0033】このように、本実施形態における遊技ユニ
ット2は、遊技に必要な最低限の構成機器と必要に応じ
て用いられる他の構成機器とからなる関連機器を遊技機
取付ユニット4に取り付け、尚且つ、遊技ユニット2を
移動可能としたいわゆる単独島となっている。
【0034】次に、本発明の要部である連結部材3につ
いて説明する。図5に示すように、本実施形態における
連結部材3は、長尺の板部材(例えば、スチール板)を
側面から見て方形状(ロ字状)に屈曲させ、遊技機取付
ユニット4との取付部を兼ねたリブ59を、中央前面部
59´の両縁部から内側に向けて起立させた断面コ字状
の中空枠で、本発明における剛体部材を構成する。この
連結部材3は、前面形状(正面形状)が縦に細長い長方
形となっており、尚且つ側面形状が遊技機取付ユニット
4側面(取付部)とほぼ同型状となっている。そして、
この連結部材3は、例えば、肉厚のスチール材やアルミ
ニウム材、或いは鉄材を屈曲する等して形成することが
できる。
【0035】このような構成を有する連結部材3は、前
面が縦に細長い方形状で尚且つ側面が遊技機取付ユニッ
ト4の側面形状とほぼ同型の方形状とされた箱体であっ
て、内側に空部64を備えるとともにこの空部64と連
通した方形状の開口60を両側面に開設した箱体であ
る。換言すれば、遊技機取付ユニットが取り付けられる
両側面部同士を、前面、背面、上面及び底面の各面を構
成する板部材により剛体結合した部材ということができ
る。なお、連結部材3の内側に筋交い等の補強部材を配
設すると、連結部材3の剛性をさらに高めることができ
る。一方、剛性が十分確保できるならば、背面を開放し
たり底面を開放したりすることも可能である。
【0036】そして、この連結部材3のリブ(取付部)
59には、複数のネジ孔61が開設してある。本実施形
態では、前方の左右両側のリブ59と後方の左右両側の
リブ59とに、上中下段の3個ずつ合計12個のネジ孔
61を開設してある。このネジ孔61は、連結部材3と
遊技機取付ユニット4とを連結するためのもので、遊技
機取付ユニット4の側面縁部62に同様に3個ずつ開設
されたネジ孔63と連通する。そして、ボルトとナット
或いはリベット等からなる固定具を、連通したネジ孔6
1、63に挿通した後に連結部材3のリブ59と遊技機
取付ユニット4の側面とを固定具で締め付けることで、
連結部材3と遊技機取付ユニット4とを連結する。な
お、連結部材3と遊技機取付ユニット4とを連結する手
段としては、上記した固定具の他に、フック部材等、引
っ掛けたり押し込んだりといった単純な操作で連結状態
を形成可能なワンタッチ式の固定具も使用できる。そし
て、この連結状態においては、連結部材3を介して両隣
の遊技機取付ユニット4同士は横並び状態で剛体結合さ
れる。
【0037】この連結状態において、連結部材3と遊技
機取付ユニット4とは剛体構造を形成する。これによ
り、連結部材3を介して連結された複数台の遊技機取付
ユニット4が全体で一つの剛体構造を形成し、単独で設
置した場合は勿論のこと柔構造で連結して設置した場合
に比べて、剛体の設置面積が広くなって強固になる(図
1参照)。従って、設置した遊技機取付ユニット4を安
定させることができる。
【0038】また、各遊技機取付ユニット4の設置位置
は連結部材3により規定されるので、最初に設置する遊
技機取付ユニット4(即ち、設置基準となる遊技機取付
ユニット4)を正確に位置合わせすることで、この設置
基準となる遊技機取付ユニット4に連結する他の遊技機
取付ユニット4の位置決めや設置を比較的容易に行うこ
とができる。これにより、設置時の作業効率を高めるこ
とができ、作業時間の短縮が図れる。また、熟練した作
業者でなくとも容易に設置を行うことができる。
【0039】さらに、遊技機取付ユニット4の側面に開
口7を設け、この遊技機取付ユニット4の開口7に連結
部材3の開口60を連通させて隣り合う遊技機取付ユニ
ット4同士を連結したので、遊技機取付ユニット4同士
は側面開口7及び連結部材3により互いに連通した状態
となる。そして、管理装置(図示せず)と各遊技ユニッ
ト4(遊技ユニット2)、具体的にはパチンコ遊技機5
とを連絡するための配線に関し、この配線を連通した空
間内に収容することにより、この配線を外部から見えな
くすることができる。また、連結した遊技機取付ユニッ
ト4同士の配線処理(コネクタの接続処理等)等を、ス
ペース的に余裕のある連結部材3の空部64にて行うこ
ともできる。
【0040】このように、連結部材3の空部64を、遊
技機取付ユニット4やパチンコ遊技機5の配線処理を行
う配線空部としたことにより、遊技機取付ユニット4
(遊技ユニット2)、具体的にはパチンコ遊技機5と管
理装置とを連絡する配線を始めとする各種の配線を、遊
技機取付ユニット4及び連結部材3空間内に収めること
ができ、装置の美観を向上させることができる。
【0041】また、連結部材3による連結作業に関し、
例えば、ボルトとナットを固定具として採用した場合に
は、ボルトの頭部を連結部材3の内側に回り止めして配
置するとともにボルトの軸部を連結部材3の外側に突出
配置し、遊技機取付ユニット4の内側でナットをボルト
の軸部に螺合して固定すると都合が良い。これは、遊技
機取付ユニット4には、パチンコ遊技機5を取り付ける
ための前面開口が形成されており、取り付けられた状態
でもこのパチンコ遊技機5は開放可能であるので、連結
作業を行うための空間が確保し易いからである。また、
本実施形態において、連結部材3に用いる固定具にボル
トを用い、内壁部にネジ溝を設けたネジ孔にボルトを螺
合して固定する構成としてもよい。
【0042】また、図6に示すように、本実施形態で
は、最も端に配設された遊技機取付ユニット4の側面開
口7を化粧板65で塞いでいる。即ち、化粧板65に開
設されたネジ孔66と遊技機取付ユニット4の側面縁部
62に開設されたネジ孔63とが連通するよう位置合わ
せし、両ネジ孔66、63にボルトを挿通してこのボル
トにナットを螺合して締め付けることで化粧板65を遊
技機取付ユニット4の側面に装着している。また、この
化粧板65の取り付けに関し、内壁部にネジ溝を設けた
ネジ孔を開設し、このネジ孔にボルトを螺合して化粧板
を取り付ける構成としてもよい。なお、側面開口7を塞
ぐ部材は、この化粧板65に限定されるものではない。
例えば、ポイント情報(有価価値)を記憶したプリペイ
ドカード(情報媒体)の発行機やタバコ等の自動販売機
等の装置類を、この装置類の背面が側面開口7に対向す
るよう配置して側面開口7を塞いでもよい。この場合、
側面開口7を通じて装置類の配線(例えば、電源ケーブ
ル)を遊技機取付ユニット4及び連結部材3の空間内に
挿通すると、装置類の配線が外部に露出しないので、美
観を向上させることができる。
【0043】以上説明したように、本実施形態において
は、パチンコ遊技機5が装設されるとともに、このパチ
ンコ遊技機5の関連機器である景品球計数センサ40、
回収タンク36、及びリフト装置42等が取付けられる
遊技機取付ユニット4間に介在し、隣合う遊技機取付ユ
ニット4同士を連結する連結部材3を、連結した遊技機
取付ユニット4とともに剛体構造を形成する剛体部材と
したので、複数の遊技機取付ユニット4が連結部材3を
介して1つの剛体構造を形成する。これにより、安定し
た状態で設置できる。また、設置時の位置決めを容易に
することができ、作業効率の向上が図れる。さらに、熟
練作業者の負担を軽減することもでき、各種配線による
美観の低下を解消することができる。
【0044】なお、本実施形態における連結部材3は、
内側に空部64を備えるとともにこ両側面に開口60を
開設した直方体状の箱体となっているが、開口60を開
設した両側面同士が剛体結合されていれば、隣り合う遊
技機取付ユニット同士とともに剛体構造を形成すること
ができるので、この箱体に限定されない。例えば、スチ
ール材等による方形状の板部材に開口を開設した側面部
材を2枚用意し、この2枚の側面部材を平行に配置し
て、複数のパイプ材等により組み立てられたフレームの
両側に各側面部材を固着して連結部材を構成する等、種
々の変形が可能である。そして、両側面部材を固着した
構成においては、遊技機取付ユニット4における遊技機
装設側(即ち、遊技者側)となる前面が開放して内部が
見えてしまっているので、この前面を装飾パネル等で塞
いでおくことが好ましい。
【0045】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。この第2実施形態は、遊技用備品の一例であるカ
ード式球貸装置のカード受付部(情報媒体受付機構)を
連結部材内の空部に収容した点に特徴を有している。
【0046】図7に示すように、本実施形態における連
結部材69は、前面が縦に細長い方形状とされ、側面が
遊技機取付ユニット4の側面形状とほぼ同形状の方形状
とされた箱体で、上記した第1実施形態の連結部材3に
比べて前面の横幅をやや広く設定してある。
【0047】この連結部材69のように前面の幅を比較
的大きく設定した場合には、アングル等を直方体の各辺
に沿った位置に配置して直方体状の枠体(フレーム)を
形成し、この枠体の前面、上面、底面、及び背面の各面
に、これらの各面と略同形状のパネルを取り付けるよう
にしてもよい。この場合、連結部材69の組み立てが容
易になり、さらに、アングルやパネルといった比較的安
価な部材で連結部材69を構成することができるので、
製造コストを低く抑えることができる。
【0048】この連結部材69では、内側に空部70を
備えるとともにこの空部70と連通する方形状の開口7
1、71(側面)、72(前面)を両側面と前面に開設
してある。なお、両側面に開設した側面開口71は、連
結部材69の側面よりも一回り小さい程度の大きさとな
っており、前面に開設した前面開口72は、CRサンド
としてのカード受付部73の前面とほぼ同形状の開口と
なっている。そして、連結部材69の側面周縁74(即
ち、上記した第1実施形態におけるリブに相当する部
分)には、複数のネジ孔75が開設してある。このネジ
孔75は第1実施形態におけるネジ孔61と同等なもの
で、本実施形態においても、前方の左右両側縁と後方の
左右両側縁とに、上中下段の3個ずつ合計12個のネジ
孔75を開設してある。
【0049】カード受付部73は、パチンコ遊技機5の
遊技球排出機構(図示せず)と電気的に連絡してこの遊
技球排出機構と協働してカード式球貸装置(遊技媒体貸
出手段)を構成するもので、情報媒体受付機構として機
能する。本実施形態におけるカード受付部73は、縦に
細長い方形状の前面形状を有するとともに縦に若干細い
方形状の側面形状を有した箱体である。このカード受付
部73は、連結部材69に開設された前面開口72に前
面が臨むように連結部材69内側の空部70に収容され
る。そして、このカード受付部73の前面上部には、通
信制御装置と赤外線通信を行うための赤外線送受信部7
6が配設され、前面やや下方には情報媒体としての遊技
カード(プリペイドカード)を挿入するためのカード挿
入口77が開設されている。また、パチンコ遊技機5の
背面に設けられて遊技球の排出制御を行う排出制御装置
(図示せず)側と電気的に連絡するためのケーブル79
を、カード受付部73の背面に設けてある。このケーブ
ル79は、連結部材69の側面開口71及び遊技機取付
ユニット4の側面開口7(図5参照)を介して遊技機取
付ユニット4内部に案内され、この内部にてパチンコ遊
技機5の排出制御装置側に接続される。
【0050】図8に示すように、本実施形態の連結部材
69で遊技機取付ユニット4(遊技ユニット2)を連結
した場合には、隣り合う遊技機取付ユニット4同士の間
に介在した連結部材69は、連結した両隣の遊技機取付
ユニット4とともに剛体構造を形成する。さらに、この
連結部材69内側の空部70には、遊技カードに記憶さ
れた有価情報に基づき遊技球(遊技媒体)を貸し出すカ
ード式球貸装置の一部を構成するカード受付部73が収
容される。
【0051】このように、本実施形態では、連結部材6
9の内部(空部70)に、遊技用備品の一例であるカー
ド受付部73を収容しており、連結部材69を単に遊技
機取付ユニット4の連結だけでなく遊技用備品の収容部
(取付部)としても用いている。従って、スペースの有
効活用が図れる。
【0052】また、本実施形態においては、クレジット
球として記憶表示した獲得景品球数に基づいて遊技球を
払い出し可能な球返却装置80がパチンコ遊技機5の左
脇に取り付けられている。この球返却装置80は、現金
による遊技球の貸出が可能となっている。従って、本実
施形態の遊技ユニット2では、クレジット球数として貯
めておいた獲得遊技球を使用可能なクレジット用の球返
却装置(球返却装置80)と遊技カード(カード式球貸
装置)の双方で遊技球の貸し出しを受けることができ
る。
【0053】さらに、本実施形態のように、クレジット
用の球返却装置80を遊技ユニット2側(遊技機取付ユ
ニット4)に設けるとともに、カード式球貸装置の一部
を構成するカード受付部73を連結部材69側に設ける
ことにより、このカード受付部73(カード式球貸装
置)を遊技ユニット2に付設することができる。従っ
て、クレジット用の球返却装置80とカード受付部73
とを併設する場合には、たとえば、クレジット用の球返
却装置80を遊技ユニット2側に設け、カード受付部7
3を連結部材69の内部に収容することにより、遊技ユ
ニット2(遊技機取付ユニット4)は、クレジット用の
球返却装置80とカード式球貸装置とを併設する遊技ユ
ニットと、クレジット用の球返却装置80のみが設けら
れた遊技ユニットとの間で構成がほぼ同一になり、遊技
ユニット2の効率的な量産が可能となって、装置のコス
トダウンを図ることができる。
【0054】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。この第3実施形態は、遊技用備品として機能する
スピーカ、LCD(液晶ディスプレイ)、及び灰皿ユニ
ットを連結部材に装備した点に特徴を有している。
【0055】図9に示すように、本実施形態における連
結部材82もまた、上記した第2実施形態の連結部材6
9と同様に、前面が縦に細長い方形状とされ、側面が遊
技機取付ユニット4の側面形状とほぼ同形状の方形状と
された箱体となっている。そして、この連結部材82の
前面上部にはスピーカ83を配設するための上部開口8
4を開設してあり、前面中部にはLCD85を配設する
ための中部開口86を開設してあり、前面下部には灰皿
ユニット87を前方から着脱可能に装着するための下部
開口88を開設してある。
【0056】ここで、スピーカ83は、パチンコ店にお
ける場内アナウンスやパチンコ遊技機5における効果音
等を出力する音出力部であり、音源(パチンコ店に設置
された音響装置やパチンコ遊技機5の遊技制御装置54
等)と協働して情報付与装置として機能する。LCD8
5は、遊技店(図示しない管理装置等)からの各種情報
を表示する情報表示部であり、情報付与装置として機能
する。このLCD85では、例えば、パチンコ遊技機5
の大当たり情報やパチンコ店のイベント等を情報として
表示する。なお、このLCD85の下端縁近傍には、L
CD85で表示する情報の選択等を行うための操作部
(表示操作部)89が配設されている。従って、遊技者
は、パチンコ店等から複数の情報が提供されている場合
に、所望の情報を選択することができる。また、遊技者
は、遊技を行っているパチンコ遊技機5から離れなくて
も情報の確認ができ、無用な移動をしなくて済むので、
サービスの向上を図ることができる。
【0057】灰皿ユニット87は、内部に空部を備えた
箱体で、連結部材82に対して前方から着脱可能に装着
される。この灰皿ユニット87は、装着状態で上部が前
方に突出しており、この突出部分の上面には空部と連通
した開口91が開設されている。従って、煙草の吸い殻
等は、この開口91から投入されて空部に貯められる。
なお、この灰皿ユニット87の前面には着脱時に店員や
清掃業者等が把持する把手92を設けてある。そして、
この灰皿87ユニットでは、棚部19(図2参照)やパ
チンコ遊技機5の下皿16等に設けられていた従来の灰
皿と比べて大量の吸い殻を貯めておくことができる。ま
た、この灰皿ユニット87の掃除は、例えば、吸い殻が
貯まった状態の灰皿ユニット87を空の灰皿ユニット8
7に交換することで行うことができる。このとき、上記
したように、灰皿ユニット87は大量の吸い殻を貯めて
おくことができるので、掃除(ユニット交換)の回数を
減らすことができ、店員等の負担を軽減させることがで
きる。なお、図10に示すように、拡張した開口93を
設けるとともに、必要に応じて開口93に開閉可能な蓋
部材を設けたゴミ箱ユニット94を、この灰皿ユニット
に代えて設けてもよい。
【0058】なお、以上説明した本実施形態における遊
技用備品(スピーカ83、LCD85等)は、必要なも
のを選択的に取り付ければよい。例えば、灰皿ユニット
87のみ設けて、スピーカ83やLCD85等は配設し
ないようにする等、遊技店毎の仕様に応じて選択でき
る。また、上記したカード受付部73と灰皿ユニット8
7との組み合わせとしてもよい。そして、使用しない開
口については、蓋部材等により塞いでおけばよい。
【0059】さらに、本実施形態では、図11に示すよ
うに、パチンコ店の床面上に枕木部材99を介してレー
ル部材100を敷設し、このレール部材100上に遊技
ユニット2(遊技機取付ユニット4)を載せている。よ
り詳しくは、一定のレール間隔で配設された2本のレー
ル部材上に遊技機取付ユニット4の底部に設けた滑車9
を載せ、この滑車9をレール部材100上で転動させる
ことで遊技ユニット2の移動を容易にしている。
【0060】上記した枕木部材99の上面には係留片1
01を立設してあり、遊技機取付ユニット4の底面には
垂下した固定片102を設けてある。そして、係留片1
01に開設した通孔と、固定片102に開設した通孔と
を位置合わせして連通させ、固定部材(ボルト等)を両
通孔に貫通させることで固定片と係留片とを接続する。
これにより、遊技ユニット2は、レール部材100の所
定位置上で固定される。
【0061】また、遊技機取付ユニット4の底面の前後
方向略中央にはキャスター103(キャスター部材)が
設けてある。このキャスター103は、水平方向に首振
り可能に設けられた車輪で、上記した滑車9と協働して
遊技ユニット2(遊技機取付ユニット4)任意方向に舵
取り可能とする。このキャスター103により、出荷時
において工場内を移動させる場合や遊技店での設置時に
おいて積み降ろされてから台座(例えばレール部材)ま
で移動させる場合等に、遊技ユニット2の方向転換が容
易となり、運搬作業を効率よく行わせることができる。
【0062】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。この第4実施形態は、扇形状の上面及び底面を備
えた柱体部材により連結部材を構成した点に特徴を有し
ている。なお、本明細書でいう柱体とは、上面と底面と
が同一形状であり、柱面の母線が上面及び底面とほぼ垂
直に交差しているものをいい、中空でもよい。
【0063】即ち、図12に示すように、この連結部材
106は、上方からみて手前(前方)から奥(後方)に
向けて次第に縮幅する扇形状の上面107とこの上面1
07と同形状の底面(図示せず)を備えた柱体であり、
内側に空部109を備えた中空枠により構成されてい
る。この連結部材106の前面108は、上面107の
円弧に沿って前方に弓なりに膨出した正面視略方形状の
板部材により構成されている。また、上面107のテー
パ部に対応して設けられた側面110は、一回り小さい
方形状の開口111が開設された方形状の板部材により
構成されている。なお、この開口111は、空部109
と連通している。
【0064】そして、この連結部材106では、上面1
07及び底面と、前面108と、側面110とを溶接等
により接合して中空の柱体を形成している。そして、空
部109内にはアングル材やパイプ材等により構成され
た内部フレーム114を配してあり、連結部材の強度を
向上させている。
【0065】このような構成を有する連結部材106で
は、側面110が遊技機取付ユニット4との取付部とな
り、遊技機取付ユニット4の側面と連結部材106の側
面110とを向かい合わせて連結する。なお、本実施形
態においても、遊技機取付ユニット4の側面には開口7
が形成され、連結部材106の開口111及び空部10
9を通じて、連結された遊技機取付ユニット4同士は互
いに連通している。従って、連結部材106の空部10
9を利用することにより、遊技機取付ユニット4やパチ
ンコ遊技機5の配線処理等を効率よく、尚且つ美観を損
なわずに行うことができる。
【0066】この連結部材106と遊技機取付ユニット
4との接続は、例えば、連結部材106の側面110と
遊技機取付ユニット4の側面とを締め付け固定する固定
部材によってなされる。この固定部材は、例えば、ボル
トとナットとすれば良い。なお、連結部材106の側面
周縁110にねじ切り開設されたネジ孔113(図12
参照)に、遊技機取付ユニット4側から挿通されたボル
ト112を螺合して固定してもよい。
【0067】そして、図14に示すように、この連結部
材106によって連結された遊技機取付ユニット4(遊
技ユニット2)同士は、上方から見て、連結部材106
のテーパ部分に相当する角度だけ屈曲して配置される。
これは、遊技機取付ユニット4の取付部である連結部材
106の側面に、前方から後方に向けて次第に縮幅する
テーパを設けているためで、取付状態においてはテーパ
の角度に伴って屈曲して配置される。従って、この連結
部材106では、遊技機取付ユニット4(遊技ユニット
2)を上方から見て円弧状に配置することができる。
【0068】なお、図12に示すように、本実施形態の
連結部材106の前面であって高さ方向ほぼ中央には開
口115が形成され、この開口115には前面が開放し
た有底状の箱体である棚部材116が後方から取り付け
られている。この棚部材116は、セカンドバックやコ
ート等の手荷物を載せるための棚部を構成する。この構
成では、従来、隣のパチンコ遊技機5の椅子等に置かれ
て他の遊技者の利用をし難くしていた手荷物を棚部に載
せておけるので、パチンコ遊技機5が利用し易くなって
サービスの向上が図れ、又、パチンコ遊技機5の稼働率
を向上させることができる。
【0069】また、例示した連結部材106の側面は、
前方から後方に向けて次第に縮幅するテーパ面となって
おり、連結した状態の遊技機取付ユニット4では、パチ
ンコ遊技機5の取付面が円弧の外側に位置する(図14
参照)。しかしながら、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、連結部材106の側面に、前方から後方に向
けて次第に拡幅するテーパを設けてもよい。この場合、
パチンコ遊技機5を円弧の内側(中心側)に向けて配置
することができる。
【0070】また、上記した実施形態における連結部材
106の底面107は、いわゆる扇形状となっている
が、遊技機取付ユニット4を取り付ける側面に前後方向
のテーパが設けてあれば、これに限定されない。例え
ば、二等片三角形の底面を有する柱体部材により連結部
材を構成してもよい。また、上記した実施形態の連結部
材106は中空の柱体であったが、これを中実の柱体に
より構成してもよい。
【0071】このように、本実施形態では、遊技機取付
ユニット4の取付部となる側面110、110を備えた
柱体部材により連結部材106を構成し、尚且つこの両
側面110、110に前後方向のテーパを設けたので、
遊技機取付ユニット4を上方からみて曲線状に配置する
ことができる。これにより、遊技機取付ユニット4(遊
技ユニット2)を曲線状にレイアウトしても、安定性を
向上させることができる。また、遊技機取付ユニット4
の設置位置を連結部材106により定めることができる
ので、遊技機取付ユニット4の位置調整の手間を緩和す
ることができ、設置作業を容易にすることができる。
【0072】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。この第5実施形態では、遊技機取付ユニット4
(遊技ユニット2)内の遊技球をユニット外部に排出す
るための排出通路を連結部材内に設けた点、及び連結部
材の剛性を高める補強部材により排出通路を形成した点
に特徴を有している。
【0073】即ち、図15に示すように、本実施形態の
連結部材119は、第1実施形態と同様に、前面が縦に
細長い方形状で尚且つ側面が遊技機取付ユニット4の側
面形状とほぼ同型の方形状とされた箱体で、内側に空部
120を備えるとともにこの空部と連通した方形状の開
口121が両側面に開設してある。
【0074】そして、同図に示すように、この連結部材
119の内側であって、上中下段のそれぞれには樋状の
補助フレーム122、123、124(補強部材)が斜
め横方向に架け渡してある。より詳しくは、この補助フ
レーム122、123、124は、連結部材119の剛
性向上と、遊技機取付ユニット4の外部に排出する遊技
球の通路(排出樋部材)とを兼ねており、上部が開放し
た断面視コ字状の長尺部材により構成してある。そし
て、上段に配設した上補助フレーム122と下段に配設
した下補助フレーム124とが後方から前方に向けて下
り傾斜しており、中段に配設した中補助フレーム123
が前方から後方に向けて下り傾斜している。
【0075】また、上補助フレーム122の底面前端と
中補助フレーム123の底面後端とにはそれぞれ開口1
25、126が形成され、上補助フレーム122の左側
面後端には上切り欠き127を形成してあり、下補助フ
レーム124の左側面中央やや後方寄りとには下切り欠
き128を形成してある。これらの切り欠き127、1
28は、連結部材119の左側に位置した遊技機取付ユ
ニット4からの遊技球を連結部材119内に受け入れる
部分である。即ち、上切り欠き127は、上記したリフ
ト装置42により揚送されて上切り欠き127側に案内
された遊技球を受け入れ、下切り欠き128は、球抜タ
ンク37に設けられた切り欠き129を通ってきた遊技
球を受け入れる。さらに、連結部材119の前面下端に
は、下補助フレーム124の前端と連通した排出口13
0を開設してある。
【0076】以上の構成を有する連結部材119では、
上切り欠き127から連結部材119内に受け入れられ
た遊技球は、上補助フレーム122に沿って斜め前方に
流下し、上補助フレーム122の前端の開口125から
中補助フレーム123に落下して中補助フレーム123
に沿って斜め後方に流下し、さらに、中補助フレーム1
23の後端の開口126から下補助フレーム124に落
下して下補助フレーム124に沿って斜め前方に流下し
て排出口130から外部に排出される。同様に、下切り
欠き128から連結部材119内に受け入れられた遊技
球は、下補助フレーム124に沿って斜め前方に流下し
て排出口130から外部に排出される。従って、遊技機
取付ユニット4内の遊技球を外部に排出する場合には、
上記したリフト装置42により遊技球を揚送するととも
に、揚送した遊技球を弁部材(図示せず)等によって上
切り欠き127に案内する。また、遊技球を球抜タンク
37に排出し、弁部材(図示せず)等によって下切り欠
き128に案内する。そして、いずれの場合にも、排出
口130から排出された遊技球をバケット(図示せず)
等を用いて回収する。
【0077】このように、本実施形態では、遊技機取付
ユニット4内の遊技球の排出経路(補助フレーム12
2、123、124)を連結部材119の内部(空部)
に設けたので、連結部材119の本来の機能である遊技
機取付ユニット4の連結機能の他に、遊技球の排出経路
の確保という新たな機能を付加することができ、連結部
材119の内部を有効に活用することができる。また、
上記した遊技球の排出経路を形成する排出樋部材を、補
強部材として機能する補助フレーム122、123、1
24により構成したので、連結部材の剛性の向上と機能
付加(即ち、遊技球の排出経路の確保)の双方を両立さ
せることができる。
【0078】なお、上記した各実施形態における連結部
材3、69、82、106、119は、上記したスチー
ル材やアルミニウム材、又、肉厚にするなどして剛性を
付与した木材等、剛性を備えた各種の部材を用いて構成
することができる。さらに、アングル材やパイプ材等の
剛性を有する長尺フレーム部材を、縦、横、斜め方向に
組み付けて剛性を備えた枠体を形成し、この枠体の両側
面に遊技機取付ユニットを取り付けるとともに、枠体の
前面にパネル(パネル部材)を装着するように構成して
もよい。
【0079】この場合、連結部材3、・・・119に取
り付ける遊技用備品に対応して複数種のパネルを準備し
ておくことにより、このパネルを除く大部分が共通化さ
れ、この共通化部分を一つの製造ラインで製造すること
ができる。従って、量産によるコストダウンが図れる。
また、連結部材の設置後においても、パネルのみの交換
で遊技用備品を他の遊技用備品に交換することができる
ので、遊技機取付ユニット4(遊技ユニット2)の連結
状態を維持したままで遊技用備品の交換が行える。従っ
て、交換作業が容易になって作業効率の向上が図れ、パ
チンコ店の模様替え等に伴う遊技用備品の交換も容易に
行える。
【0080】また、連結部材は、遊技機取付ユニットを
取り付けるための両側面部と、これら両側面部同士を結
合する結合部と、連結部材の内部側が見えないように前
方から覆い隠す前面部とを少なくとも備え、全体として
剛体となっていればよい。従って、側面部を直角三角形
状の枠体とする等、連結部材は種々の変形が可能であ
る。同様に、板部材を屈曲して構成した連結部材につい
ても種々の変形が可能である。
【0081】また、各実施形態における遊技機取付ユニ
ット4は、1台の遊技機を装設可能なものを例示した
が、2台、3台、・・・といったように、複数台のパチ
ンコ遊技機5を装設可能な遊技機取付ユニット4にも本
発明は適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれ
ば、遊技機が装設されるとともに該遊技機の関連機器が
取付けられる遊技機取付ユニット間に介在し、隣合う遊
技機取付ユニット同士を連結する連結部材であって、連
結した遊技機取付ユニットとともに剛体構造を形成する
剛体部材により構成したので、複数の遊技機取付ユニッ
トが連結部材を介して1つの剛体構造を形成する。これ
により、剛体底面の面積が広がり、設置後に確実に安定
させることができる。また、設置時の位置決めを容易に
することができ、作業効率の向上が図れる。
【0083】また、請求項2記載の発明によれば、内側
に空部を備えた中空体により前記剛体部材を構成すると
ともに、前記遊技機取付ユニットの連結面に開設された
ユニット側開口と前記空部とを連通する開口を前記剛体
部材の側面に開設し、剛体部材の前記空部を、連結した
遊技機取付ユニットや遊技機に関連する配線処理を行う
配線空部としたので、管理装置との連絡を行うための配
線を始め、遊技機取付ユニットや遊技機内の配線類を連
結部材及び遊技機取付ユニット内に収容して処理するこ
とができ、装置の美観を向上させることができる。
【0084】また、請求項3記載の発明によれば、前記
剛体部材は、遊技機取付ユニットにおける遊技機装設面
側に位置する前面部と、前記遊技機取付ユニットの連結
面を取り付ける側面部とを少なくとも一体に備えてな
り、前記側面部に前後方向のテーパを設けたので、遊技
機取付ユニットを上方からみて曲線状に配置することが
できる。これにより、遊技機取付ユニットを曲線状にレ
イアウトしても、全体として剛体構造となり、安定性を
向上させることができる。また、遊技機取付ユニットの
設置位置を連結部材により定めることができるので、遊
技機取付ユニットの位置調整の手間を緩和することがで
き、設置作業を容易にすることができる。
【0085】また、請求項4記載の発明によれば、前記
剛体部材は、遊技用備品の取付部を有しているので、連
結部材の内部に遊技用備品が取付可能となり、連結部材
を単に遊技機取付ユニットの連結だけでなく遊技用備品
の取付部として機能させることができる。従って、スペ
ースの有効活用が図れる。また、遊技店としては、連結
部材に配設する遊技用備品の選択の自由度が高いので、
その遊技店に適した遊技用備品を設置することができ
る。さらに、メーカーとしては、遊技用備品を連結部材
に配設したことにより、遊技機取付ユニットについて共
通化を図ることができ、遊技店の要求への対応が容易に
なる。
【0086】また、請求項5記載の発明によれば、前記
遊技用備品の取付部は、前記遊技者に情報を与える情報
付与装置の取付部であるので、この取付部に取り付けら
れた情報付与装置は、遊技機で遊技する遊技者の近傍に
位置する。従って、遊技者は、この情報付与装置からの
情報を容易に確認することができる。また、遊技店は、
各遊技者毎に異なる種々の情報を付与することもでき
る。
【0087】また、請求項6記載の発明によれば、前記
遊技用備品の取付部は、前記遊技機による遊技で使用す
る遊技媒体を貸出すための遊技媒体貸出機構の取付部で
あり、該取付部を剛体部材の前面に設けたので、遊技機
取付ユニットに取り付けられた遊技媒体貸出機構と遊技
用備品の取付部に取り付けられた遊技媒体貸出機構とを
異なる種類とすることができる。従って、遊技機取付ユ
ニットが設置される店舗の要求に比較的容易に対応する
ことができる。また、複数種の遊技媒体貸出機構を備え
なければならない場合にも、異種の遊技媒体貸出機構を
連結部材に配設することで、複数種の遊技媒体貸出機構
用の遊技機取付ユニットを別途用意する必要がなくな
る。従って、遊技機取付ユニットの共通化が図れ、コス
トダウンすることができる。
【0088】また、請求項7記載の発明によれば、前記
遊技用備品の取付部は、ゴミ収容部材の取付部であり、
前記ゴミ収容部材を前方から交換可能に取り付けたの
で、ゴミ箱の容積を大きくすることができて大量のゴミ
を貯めておくことができ、ゴミ箱掃除の頻度が減らせ
る。これにより、掃除に起因する店員の負担が減り、遊
技終了時における景品球の運搬の手伝い等、店員は他の
サービスに時間を使うことができる。また、このゴミ箱
は、遊技中の遊技者から手が届く範囲にあるので、使用
済みの遊技カードや煙草の空箱等も捨て易くなる。ま
た、従来、遊技カードの捨て場所がないために遊技カー
ドを放置して席を離れていた遊技者については、このゴ
ミ箱に遊技カードを捨ててから席を離れることが期待で
きる。従って、放置された遊技カードの悪用も防ぐこと
もできる。
【0089】また、請求項8記載の発明によれば、前記
遊技用備品の取付部は、灰皿の取付部であり、前記灰皿
を前方から交換可能に取り付けたので、灰皿の容積を大
きくすることができて大量の吸い殻等を貯めておけ、灰
皿掃除の頻度が減らせる。これにより、掃除に起因する
店員の負担が減り、遊技終了時における景品球の運搬の
手伝い等、店員は他のサービスに時間を使うことができ
る。さらに、従来の島設備における灰皿の一態様とし
て、棚板部の内部にコンベアを横一連に設置し、灰皿で
受けた煙草の吸い殻等をコンベアにより島端部に集約す
るものもあった。しかしながら、本発明が適用される遊
技機取付ユニットでは、棚部が遊技機取付ユニット単位
で途切れているので、ここに横一連のコンベアを設置す
ることは事実上困難であった。本請求項記載の発明によ
れば、コンベアの設置が困難とされる遊技機取付ユニッ
トにおいて好適な灰皿を設置することができる。
【0090】また、請求項9記載の発明によれば、前記
遊技用備品の取付部は、遊技者の所持品を一時的に保持
する棚部の取付部であるので、従来、隣の遊技機の椅子
等に置かれて他の遊技者の利用をし難くしていた手荷物
を棚部に載せておくことができ、遊技機が利用し易くな
り、サービスの向上が図れるとともに遊技店における遊
技機の稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結部材により連結された遊技機取付ユニット
を示す正面図である。
【図2】遊技ユニットの正面図である。
【図3】遊技機取付ユニットの内部構造を説明する正面
図である。
【図4】遊技機取付ユニットの内部構造を説明する右側
面図である。
【図5】連結部材の構造とその連結を説明する分解斜視
図である。
【図6】右端に位置する遊技ユニットの右側部に開設し
た開口を閉塞する化粧板とその取付を説明する分解斜視
図である。
【図7】第2実施形態の連結部材の構造を説明する斜視
図である。
【図8】第2実施形態の連結部材により連結された遊技
機取付ユニットを示す正面図である。
【図9】第3実施形態の連結部材の構造を説明する斜視
図である。
【図10】第3実施形態において、ゴミ箱ユニットを設
けた構成の連結部材の構造を説明する斜視図である。
【図11】第3実施形態の連結部材により連結された遊
技機取付ユニットを示す正面図である。
【図12】第4実施形態の連結部材の要部構造を説明す
る斜視図である。
【図13】第4実施形態の連結部材による連結を説明す
る図である。
【図14】第4実施形態の連結部材により連結された遊
技ユニットの連結状態を説明する図である。
【図15】第5実施形態の連結部材の構造を説明する斜
視図である。
【符号の説明】
1 遊技ユニット群 2 遊技ユニット 3 連結部材 4 遊技機取付ユニット 5 パチンコ遊技機 6 前面開口 7 側面開口 8 脚部 9 滑車 11 前面枠 12 前面ガラス 13 透明部材保持枠 14 遊技盤 15 上皿 16 下皿 17 発射操作ハンドル 19 棚部 20 球箱 21 貫通路 22 景品球返却樋 24 クレジットサンド 25 入力装置 26 ノズル 27 カード挿入口 29 紙排出口 30 リモコン信号受信部 31 貨幣投入口 32 呼出ランプ 34 上横材 35 下横材 36 回収タンク 37 球抜タンク 39 トランス 40 景品球計数センサ 41 上面カバー 42 リフト装置 43 回収球センサ 44 球混入センサ 45 アウト球回収樋 46 アウト球センサ 49 上樋部 50 無端ベルト 51 駆動モータ 52 球磨装置 53 球タンク 54 遊技制御装置 55 制御装置 56 カバー部材 59 リブ 59´ 中央前面部 60 開口 61 ネジ孔 62 側面縁部 63 ネジ孔 64 空部 65 化粧板 66 ネジ孔 69 連結部材 70 空部 71 側面開口 72 前面開口 73 カード受付部 74 側面周縁 75 ネジ孔 76 赤外線送受信部 77 カード挿入口 79 ケーブル 80 球返却装置 82 連結部材 83 スピーカ 84 上部開口 85 LCD 86 中部開口 87 灰皿ユニット 88 下部開口 89 操作部 91 開口 92 把手 93 開口 94 ゴミ箱ユニット 96 空部 99 枕木部材 100 レール部材 101 係留片 102 固定片 103 キャスター 106 連結部材 107 上面 108 前面 109 空部 110 側面 111 側面開口 112 ボルト 113 ネジ孔 114 アングル 115 前面開口 116 棚部材 119 連結部材 120 空部 121 開口 122 上補助フレーム 123 中補助フレーム 124 下補助フレーム 125、126 開口 127 上切り欠き 128 下切り欠き 129 切り欠き(球抜タンク) 130 排出口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機が装設されるとともに該遊技機の
    関連機器が取付けられる遊技機取付ユニット間に介在
    し、隣合う遊技機取付ユニット同士を連結する連結部材
    であって、 連結した遊技機取付ユニットとともに剛体構造を形成す
    る剛体部材により構成されてなる遊技機取付ユニットの
    連結部材。
  2. 【請求項2】 内側に空部を備えた中空体により前記剛
    体部材を構成するとともに、前記遊技機取付ユニットの
    連結面に開設されたユニット側開口と前記空部とを連通
    する開口を前記剛体部材の側面に開設し、 剛体部材の前記空部を、連結した遊技機取付ユニットに
    関連する配線処理を行う配線空部としたことを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機取付ユニットの連結部材。
  3. 【請求項3】 前記剛体部材は、遊技機取付ユニットに
    おける遊技機装設面側に位置する前面部と、前記遊技機
    取付ユニットの連結面を取り付ける側面部とを少なくと
    も一体に備えてなり、 前記側面部に前後方向のテーパを設けたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の遊技機取付ユニットの連
    結部材。
  4. 【請求項4】 前記剛体部材は、遊技用備品の取付部を
    有していることを特徴とする請求項1から請求項3の何
    れかに記載の遊技機取付ユニットの連結部材。
  5. 【請求項5】 前記遊技用備品の取付部は、前記遊技者
    に情報を与える情報付与装置の取付部であることを特徴
    とする請求項4記載の遊技機取付ユニットの連結部材。
  6. 【請求項6】 前記遊技用備品の取付部は、前記遊技機
    による遊技で使用する遊技媒体を貸出すための遊技媒体
    貸出機構の取付部であり、該取付部を剛体部材の前面に
    設けたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の遊
    技機取付ユニットの連結部材。
  7. 【請求項7】 前記遊技用備品の取付部は、ゴミ収容部
    材の取付部であり、前記ゴミ収容部材を前方から交換可
    能に取り付けることを特徴とする請求項4から請求項6
    の何れかに記載の遊技機取付ユニットの連結部材。
  8. 【請求項8】 前記遊技用備品の取付部は、灰皿の取付
    部であり、前記灰皿を前方から交換可能に取り付けるこ
    とを特徴とする請求項4から請求項7の何れかに記載の
    遊技機取付ユニットの連結部材。
  9. 【請求項9】 前記遊技用備品の取付部は、遊技者の所
    持品を一時的に保持する棚部の取付部であることを特徴
    とする請求項4から請求項8の何れかに記載の遊技機取
    付ユニットの連結部材。
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