JP2894155B2 - 感光性着色組成物およびそれを用いたカラーフィルタ - Google Patents

感光性着色組成物およびそれを用いたカラーフィルタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶ディスプレ
イ、またはカラービデオカメラ用に使用されるカラーフ
ィルタおよびカラーフィルタを作製する時に用いる感光
性着色組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顔料を用いたカラーフィルタに
は、 (1)顔料をアクリル樹脂中に分散剤などにより分散し
(着色組成物と言う)、ガラス基板に着色組成物をコー
トして乾燥後、感光性レジスト材料(AZなどのポジレ
ジスト)をコート、乾燥してマスクを用いて露光後、現
像してレジストのパターンを取り、レジストのパターン
のない部分をエッチングにより除去して、着色物のパタ
ーンを得る。その後不要となったレジストを剥離してパ
ターンを完成させる方法(特開昭60−237403号
公報参照)。
【0003】(2)着色組成物中に感光剤を添加して感
光化し、基板上にコート、乾燥後、露光、現像を行い着
色パターンを得る形成方法(特開平2−181704号
公報参照)が知られいる。感光剤としては、ビスアジド
化合物、ジアゾ化合物などが使用されている。
【0004】(3)着色組成物中に光重合開始剤と光重
合性モノマーを添加して感光化し、基板上にコート、乾
燥後、酸素遮断膜を形成し、露光、現像を行い着色パタ
ーンを得る形成方法(特開平2−144502号公報参
照)が知られいる。光重合開始剤としては、アセトフェ
ノン、ベンジルジメチルケタールなどが使用されてお
り、光重合開始剤を使ったタイプ(特開平2−1445
02号公報参照)では、光重合反応が連鎖的に進むた
め、(2)のタイプより多少感度は高い。しかし、酸素
阻害を受けやすいため酸素雰囲気下ではパターニングが
し難く、かなり多くの露光量が必要となる。そのために
PVAなどの酸素遮断膜を形成し酸素の影響を受けにく
い状態でパターニングしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、(1)の製
造方法では、着色組成物自体に感光性がないためポジレ
ジストをコートし、パターニング、その後エッチング
し、最後に不要となったポジレジストを剥離する必要が
あり工程が長く、収率がダウンするなど製造上不利であ
る。
【0006】(2)の製造方法では、アクリル樹脂中に
色素が含まれており感度が低く、かなりの露光量を必要
とする。
【0007】(3)の製造方法では、(2)同様アクリ
ル樹脂中に色素が含まれており感度が低く、多くの露光
量が必要である。また、PVAなどの酸素遮断膜の形成
が必要であり工程が長く、収率がダウンするなど製造上
不利である。
【0008】このような問題点に着目してなされたもの
で、その課題とするところは、高信頼性、高感度、そし
て酸素遮断膜の形成が不要であることから作業性の良い
感光性着色組成物を提供することにある。なお、酸素遮
断膜については、必要に応じて用いることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題解決
のためのものであって、(化1)100%または15〜
90重量%で残量が所望粘度の(化2)、所望種のアク
リレート等である樹脂成分、顔料、分散剤、光重合性モ
ノマー、光重合開始剤および溶剤からなる感光性着色組
成物において、着色組成物中に添加する光重合開始剤の
主成分にトリアジン系化合物が1種または2種、また
は、トリアジン系化合物とイミダゾール系化合物との混
合物を用いることで色素を含む着色組成物においても高
感度化に成功し従来技術の問題点を解決した。
【0010】
【作用】本発明は、着色組成物中にトリアジン系化合物
が1種または2種、または、トリアジン系化合物とイミ
ダゾール系化合物との混合物を光重合開始剤として用い
ることでその問題点を解決した。
【0011】すなわち、エポキシアクリレート樹脂等と
顔料とを良く混合するためにサンドミル等を用いて良く
練り合わせて分散しペーストを作製する。このペースト
に光重合性モノマーと光重合性開始剤を添加して感光性
着色組成物とする。この時用いられるエポキシアクリレ
ート樹脂は、特開平3−205417号公報に詳細に述
べられる様なものである。
【0012】上記公報では、物理強度、化学強度におい
ての性質に鑑み、カラーフィルターのオーバーコート等
に有用である事が記載されている。本発明は、上記公報
にて注目しなかった露光性能の性質にも注目し、上記樹
脂が感光性着色組成物の樹脂成分としても有用である事
を見出したものであり、特に特定の光重合開始剤を用い
たときに特段の効果を発揮するのを見出したものであ
る。
【0013】顔料としては、赤色(Red)としてC.
I.No.9、97、122、123、149、16
8、177、180、192、215など、緑色(Gr
een)としてはC.I.No.7、36、青色(Bl
ue)としてはC.I.No.15、22、60、64
が一般的に用いられる。分散剤としては界面活性剤、顔
料の中間体、染料の中間体、ソルスパースなどの広範囲
のものが使用される。分散の際の組成の割合は、特に限
定されるものではないが分散用アクリル樹脂に対する顔
料の添加量は50〜150重量部程度であり、分散剤は
顔料の1〜10重量部程度である。また、カラーフィル
タの分光調整の為には任意の顔料を2〜3点混ぜ合わせ
て調整する。
【0014】光重合性モノマーとしては、2官能、3官
能、多官能モノマーがあり、2官能モノマーとして、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールシア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレートな
どがあり、3官能モノマーとして、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアネ
ートなどがあり、多官能モノマーとして、ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタおよびヘキサアクリレートなどがあり、これ
らのモノマーは、昭和高分子(株)、東亜合成(株)、
日本化薬(株)などの市販品がある。光重合性モノマー
の添加量は、特に限定されるものではないが、分散用ア
クリル樹脂の20〜150重量部程度である。
【0015】溶剤としては、トルエン、キシレン、エチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、ジグライ
ム、シクロヘキサノンなどが用いられるが樹脂のモノマ
ー組成、光重合性モノマー、光重合開始剤などによって
異なるので単一または複数の溶剤組成の溶剤を適宜選択
される。
【0016】また、本発明によれば、光重合開始剤のト
リアジン系化合物としては、2,4,6−トリス(トリ
クロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシ
スチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−
トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロ
メチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニ
ル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリア
ジン、2−(p−クロロフェニル)−4,6−ビス(ト
リクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4’−メト
キシ−1’−ナフチル)−4,6−ヒス(トリクロロメ
チル)−s−トリアジンなどがあり、特に2−(p−メ
トキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジンまたは2−(4’−メトキシ−1’−
ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−
トリアジン、さらには2−(p−メトキシスチリル)−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジンと
2−(4’−メトキシ−1’−ナフチル)−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル)−s−トリアジンとの混合系が
優れている。
【0017】また、イミダゾール系化合物としては、2
−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジフェニル
ーイミダゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニ
ル)−4,5−ビス(3−メトキシフェニル)−イミダ
ゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−
4,5−ビス(4−メトキシフェニル)−イミダゾール
二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−
ビス(4ークロロフェニル)−イミダゾール二量体、2
−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジ(2−フ
リル)−イミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフ
ェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1−
2’−ビイミダゾール、HB22(保土ヶ谷化学製)な
どがあり、トリアジン系化合物との混合に用いるイミダ
ゾール系化合物としては、特に2,2’−ビス(2−ク
ロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル
−1−2’−ビイミダゾールと2,2’−ビス(2−ク
ロロフェニル)−4,5,4’,5’−テトラ(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−1−1’−ビ−1H−
イミダゾールが優れている。
【0018】主成分以外の他の光重合開始剤としては、
イルガキュア907,651(ベンジルジメチルケター
ル),184(チバガイギ社製:商品名)や、ジエテル
チオキサンソン(日本化薬株式会社製)、ベンゾフェノ
ン等を使用することができる。
【0019】なお光重合開始剤の添加量は特に限定され
るものではないが、トリアジン系化合物を1種または2
種を用いる場合の添加量は、光重合性モノマーの5〜5
0重量部、好ましくは10〜30重量部を1種または2
種添加して用いる。また、トリアジン系化合物とイミダ
ゾール系化合物を混合で用いる場合の添加量はトリアジ
ン系化合物が、光重合性モノマーの1〜50重量部、好
ましくは5〜30重量部、イミダゾール系化合物につい
ては、光重合性モノマーの1〜40重量部、好ましくは
5〜20重量部の割合で添加する。
【0020】本発明を用いたカラーフィルタの作製方法
としては、特開平3−53201、特開平2−1994
03、特開平2−199404、特開平2−14450
2などに記載されている方法を用いることができる。
【0021】
【実施例】本発明の樹脂を用いた方法を、ガラス基板上
にレッド、グリーン、ブルーの3色からなるカラーフィ
ルタを形成する方法について説明する。
【0022】<実施例1> A)感光性着色組成物の作製 エポキシアクリレート樹脂(新日鐵化学株式会社製V−
259−SF:商品名)を樹脂濃度10%になるように
エチルセロソルブアセテートで希釈した。この希釈樹脂
90.1gに対して、顔料9.0g、分散剤0.9gを
添加して3本ロールで十分混練して赤、緑、青の着色樹
脂を作製した。
【0023】各着色樹脂100gに対し、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート(光硬化性モノマー)4.
0g、光重合開始剤2−(p−メトキシスチリル)−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン
0.8gを加えてよく撹拌して、感光性着色組成物とし
た。
【0024】B)カラーフィルタの作製(図1参照) まずガラスなどの透明基板1上に図2の様な青色の感光
性着色組成物である感光性着色樹脂2をスピンコート
(1100rpm,40sec)し乾燥させた。70℃
20分間プリベーク後、図3の様に所定のマスク4を用
いて露光(250mJ/cm2 )後、2.5%炭酸ナト
リウム水溶液で現像後良く水洗した。柔らかいスポンジ
でこすり基板に付着した顔料を除去し、さらに、水洗乾
燥後200℃で1時間ベークして図4の様にパターンを
形成した。各色の膜厚はすべて1.2μmで露光量は
緑、赤それぞれ300、150mJ/cm2 であった。
このカラーフィルタの上には必要に応じてオーバーコー
ト材をコート、230℃で120分間乾燥しオーバーコ
ート層を形成した。
【0025】<実施例2>実施例1と同様に青、緑、赤
の着色樹脂を作製した。各着色樹脂100gに対し、ト
リメチロールプロパントリアクリレート(光硬化性モノ
マー)4g、光重合開始剤2−(4’−メトキシ−1’
−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s
−トリアジン0.8gと2−(p−メトキシスチリル)
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン
0.4gを加えてよく撹拌して、感光性着色組成物とし
た。その後、実施例1と同様に青、緑、赤色の順にパタ
ーンを形成させカラーフィルタを得た。各色の露光量
は、青:120、緑:180、赤:100mJ/cm 2
であった。
【0026】<実施例3>実施例1と同様に青、緑、赤
の着色樹脂を作製した。各着色樹脂100gに対し、ト
リメチロールプロパントリアクリレート(光硬化性モノ
マー)4g、光重合開始剤2−(p−メトキシスチリ
ル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリア
ジン0.8g、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)
−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1−2’−ビ
イミダゾール0.4gを加えてよく撹拌して、感光性着
色組成物とした。その後、実施例1と同様に青、緑、赤
色の順にパターンを形成させカラーフィルタを得た。各
色の露光量は、青:180、緑:230、赤:120m
J/cm 2 であった。
【0027】<比較例>(図8参照) 実施例1と同様に青、緑、赤の着色樹脂を作製した。各
着色樹脂100gに対して、ジペンタエリスリトールペ
ンタおよびヘキサアクリレート(モノマー)4g、光重
合開始剤(チバガイキ社製イルガキュア907)0.8
gを加えてよく撹拌し感光製着色組成物とした。 B)カラーフィルタの作製 まず図9の様にガラスなどの透明基板1上に青色の感光
性着色組成物である感光性着色樹脂2をスピンコート
(1100rpm,40sec)し乾燥させた。70℃
20分間プリベーク後、ポリビニールアルコール5%溶
液をコートして酸素遮断膜とし図10の様にした。70
℃20分間の乾燥後、所定のマスク4を用いて図11の
様に露光(1200mJ/cm2 )後、2.5%炭酸ナ
トリウム水溶液で現像後良く水洗した。柔らかいスポン
ジでこすり基板に付着した顔料を除去し、さらに、水洗
乾燥後230℃で1時間ベークして図12の様にパター
ンを形成した。各色の膜厚はすべて1.2μmで露光量
は緑、赤それぞれ2300、1000mJ/cm2 であ
った。図5に実施例1、図6に実施例2、図7に実施例
3、図13に比較例1の感光性着色物の青色での分光図
を示す。表1に分光図による各輝線による段数の表をを
示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の感光性着色組成物は、光重合開
始剤として組成物中にトリアジン系化合物の2−(p−
メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン、または2−(4’−メトキシ−
1’−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジンを1種または2種、さらにはトリアジ
ン系化合物の2−(p−メトキシスチリル)−4,6−
ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、または2
−(4’−メトキシ−1’−ナフチル)−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジンとイミダゾール
系化合物の2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,5,4’,5’−テトラフェニル−1−2’−ビイ
ミダゾール、または2,2’−ビス(2−クロロフェニ
ル)−4,5,4’,5’−テトラ(3,4−メチレン
ジオキシフェニル)−1−1’−ビ−1H−イミダゾー
ルの混合物を導入することにより色素を含む着色組成物
においても感度の非常に高い感光性着色組成物とするこ
とが出来た。さらに言えば、カラーフィルタの製造にお
いて酸素遮断膜の形成が不要で作業性の良い、また生産
性の向上、品質の向上など従来技術と比べて大きな効果
を得た。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂を用いたときの製造プロセスを示
す図である。
【図2】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過程
の断面図である。
【図3】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過程
の断面図である。
【図4】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタ完成断面
図である。
【図5】実施例1の樹脂の露光分光図である。
【図6】実施例2の樹脂の露光分光図である。
【図7】実施例3の樹脂の露光分光図である。
【図8】従来例の樹脂を用いたときの製造プロセスを示
す図である。
【図9】従来例の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過程
の断面図である。
【図10】従来例の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過
程の断面図である。
【図11】従来例の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過
程の断面図である。
【図12】従来例の樹脂を用いたカラーフィルタ完成断
面図である。
【図13】従来例の樹脂の露光分光図である。
【符号の説明】
1 基板 2 感光性着色樹脂 3 酸素遮断膜 4 マスク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−203347(JP,A) 特開 平3−205417(JP,A) 特開 平5−70528(JP,A) 特開 平4−355450(JP,A) 特開 昭58−29803(JP,A) 特開 昭61−123602(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/028 G02B 5/20 101 G03F 7/027 G03F 7/032

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシアクリレ−ト樹脂、顔料、分散
    剤、光重合性モノマ−、光重合開始剤および溶剤からな
    る感光性着色組成物において、エポキシアクリレ−ト樹
    脂として、 【化1】 を用い、光重合開始剤の主成分として、トリアジン系化
    合物を1種または2種用いたことを特徴とする感光性着
    色組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光重合開始剤の主成分が、
    2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリク
    ロロメチル)−s−トリアジン、または2−(4’−メ
    トキシ−1’−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロ
    メチル)−s−トリアジンを1種または2種用いたこと
    を特徴とする請求項1記載の感光性着色組成物。
  3. 【請求項3】樹脂成分、不飽和ポリエステル、顔料、分
    散剤、光重合性モノマ−、光重合開始剤および溶剤から
    なる感光性着色組成物において、樹脂の主成分がエポキ
    シアクリレ−ト樹脂である、(化1)を15〜90重量
    %、インヘレント粘度が0.3〜2.5dl/gの不飽
    和ポリエステル 【化2】 を10〜85重量%含み、光重合開始剤の主成分とし
    て、トリアジン系化合物を1種または2種用いたことを
    特徴とする感光性着色組成物。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光重合開始剤の主成分が、
    2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリク
    ロロメチル)−s−トリアジン、または2−(4’−メ
    トキシ−1’−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロ
    メチル)−s−トリアジンを1種または2種用いたこと
    を特徴とする請求項3記載の感光性着色組成物。
  5. 【請求項5】樹脂成分、不飽和ポリエステル、顔料、分
    散剤、光重合性モノマ−、光重合開始剤および溶剤から
    なる感光性着色組成物において、樹脂成分がエポキシア
    クリレ−ト樹脂である、(化1)を15〜90重量%、
    3官能以上のアクリレ−トおよびエポキシアクリレ−ト
    化合物の少なくとも1種を10〜85重量%含み、光重
    合開始剤の主成分として、トリアジン系化合物を1種ま
    たは2種用いたことを特徴とする感光性着色組成物。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光重合開始剤の主成分が、
    2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリク
    ロロメチル)−s−トリアジン、または2−(4’−メ
    トキシ−1’−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロ
    メチル)−s−トリアジンを1種または2種用いたこと
    を特徴とする請求項5記載の感光性着色組成物。
  7. 【請求項7】透明基板上に請求項1または2記載の感光
    性着色組成物を用いてパターンを形成したことを特徴と
    するカラーフィルタ。
  8. 【請求項8】透明基板上に請求項3または4記載の感光
    性着色組成物を用いてパターンを形成したことを特徴と
    するカラーフィルタ。
  9. 【請求項9】透明基板上に請求項5または6記載の感光
    性着色組成物を用いてパターンを形成したことを特徴と
    するカラーフィルタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100340878C (zh) * 2004-06-15 2007-10-03 奇美实业股份有限公司 彩色滤光片用感光性树脂组成物

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CN100340878C (zh) * 2004-06-15 2007-10-03 奇美实业股份有限公司 彩色滤光片用感光性树脂组成物

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Publication number Publication date
JPH0713331A (ja) 1995-01-17

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