JP2893825B2 - トラクタの操向装置 - Google Patents

トラクタの操向装置

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JP2893825B2
JP2893825B2 JP7387490A JP7387490A JP2893825B2 JP 2893825 B2 JP2893825 B2 JP 2893825B2 JP 7387490 A JP7387490 A JP 7387490A JP 7387490 A JP7387490 A JP 7387490A JP 2893825 B2 JP2893825 B2 JP 2893825B2
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文顕 西川
俊明 山崎
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、トラクタの操向装置に関する。
(従来の技術、及び発明が解決しようとする課題) ピットマンアームから連動するタイロッドと、対向側
操向車輪のナックルアームを連動するタイロッドとは、
操向車輪ケースから突出する上下二本のナックルアーム
に各々連結して、各タイロッド相互の干渉を防止すると
共に、各タイロッドのアクスルハウジングに対して干渉
しないように構成している。このため、トラクタの前車
輪のアクスルハウジングのように左右中央部のセンタピ
ボット部回りに揺動したり、前車輪を伝動駆動する構成
にあっては、前車輪を駆動する前輪駆動軸をアクスルハ
ウジングの中心部から上方へ大きく偏位させたり、前輪
駆動軸をセンタピボットとは別の位置に設定する等の構
成が複雑化される。しかも、タイロッドは、アクスルハ
ウジングよりも下側に突出していると、高畝作業や軟弱
土壌面等では、タイロッドが土壌面に接して、抵抗を受
け易く、歪み易いものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、操向車輪1を支持するケース26からナッ
クルアーム2を、前記ケース26の回動支点27より一方向
に突出して設け、前記ナックルアーム2の先端部に他側
の操向車輪6のナックルアーム7と接続する第一タイロ
ッド8を連結し、第一タイロッド8の連結部31より前記
回動支点27側で、且つ前記第一タイロッド8との接続面
の上下反対側にパワステアリング3から連動される第二
タイロッド5を連結してなるトラクタの操向装置とす
る。
(作用、及び発明の効果) 以上のように構成したトラクタの操向装置は、ステア
リングハンドルの操作によって、パワステアリング3を
経て第二タイロッド5を介して、一方の操向車輪1のナ
ックルアーム2が操向回動される。そしてこのナックル
アーム2から第一タイロッド8を介して対向側の操向車
輪のナックルアーム7が操向回動される。
このような操向車輪のナックルアーム2は、前記ケー
ス26の回動支点27より一方向に突出して構成され、この
アーム上下面を利用して他方のナックルアーム2を接続
する第一タイロッド8と、パワステアリング3より連動
される第二タイロッド5とを連結するものであるから、
前記従来の上下二本のアーム形態と比較して構成を簡単
化することができる。また、パワステアリング3のピッ
トマンアーム4と接続する第二タイロッド5を回動支点
27側に、他方のナックルアーム7と接続する第一タイロ
ッド8をアーム先端側に連結して設けたので、前述の連
動構成、即ちパワステアリング3から対向側のナックル
アーム7までに至る連動部材を前後に短い幅内で構成す
ることができる。
(実施例) 図例第5図において、トラクタは、車体9の前部に、
フロントアクスルハウジング10によって左右一対の前車
輪である操向車輪1,6を有し、後部にはリアアクスルハ
ウジング11の左右両側に左右一対の後車輪12を有し、こ
れら各車輪1,6,12を前部に搭載のエンジン13によって伝
動駆動する。14はボンネット、15はステアリングハンド
ルで、ステアリング軸16等を経てパワステアリング3を
操作する構成としている。17は操縦席、18は安全フレー
ムである。19は車体後部の伝動ケースから後方へ突出す
る動力取出軸、20はフロントアクスルハウジング10の中
央部のセンタピボット21の中心部に後側から入力する前
輪駆動軸で、該伝動ケース部から連動する構成としてい
る。
フロントアクスルハウジング10は、車体9前部のアク
スルブラケット22に対してピボットメタル23で、前後方
向のセンタピボット軸24回りに回動自在に設け、このフ
ロントアクスルハウジング10の中央部の前車輪に対し
て、該センタピボット軸24に沿って設けられる前輪駆動
軸20からベベルギヤ、乃至差動歯車機構等を経て伝動す
る構成としている。フロントアクスルハウジング10の左
右両端部には、操向車輪1,6を前輪軸25で軸装して伝動
回転するファイナルケース26を、キングピン27回り操向
自在に設け、各ファイナルケース26から内側後方へ向け
てナックルアーム2,7を突出する。ナックルアーム2,7は
途中をクランク状に屈曲するような形態にして、上下に
段差を形成している。
車体9前部には、フロントアクスルハウジング10より
も前方に、ステアリング軸16で連動されるパワステアリ
ング3を取付け、このパワステアリング3から下方に突
出するアーム軸28にピットマンアーム4を設け、このピ
ットマンアーム4の先端部を後側のフロントアクスルハ
ウジング10へ向けて突出し、この先端部と上記片側のフ
ァイナルケース26のナックルアーム2の基部下側面にタ
イロッド5の両端を連結ピン29,30で連結する。又、左
右のナックルアーム2,7の先端部上側面にはタイロッド
8の両端部を連結ピン31,32で連結する。これらナック
ルアーム2,7、タイロッド5,8、ピッチマンアーム4等
は、フロントアクスルハウジング10のほゞ高さの範囲内
に設け、少くとも下方へは突出しない構成としている。
フロントアクスルハウジング10の前面には、凹部33を
形成して、押ボルト34を設け、ロックナット35で凹吹33
に締付けている。この押ボルト34の頭部に、操向操作時
のピットマンアーム4の先端部が接近乃至接当しうる関
係に構成されている。
36は車体9前端部のバンパー、37はこのバンパー36に
取付けるバランスウエイトである。
エンジン13の駆動によって、後車輪12が伝動されると
共に、前輪駆動軸20が伝動されて、フロントアクスルハ
ウジング10内の伝動機構を経て操向車輪1,6が伝動され
る。操向時はステアリングハンドル15の操作によって、
ステアリング軸16を経てパワステアリング3が駆動さ
れ、ピットマンアーム4の回動によってタイロッド5を
経てナックルアーム2が操向され、更にタイロッド8を
経て対向側のナックルアーム7が操向される。操向角が
一杯になると、左右ナックルアーム2,7の回動によっ
て、フロントアクスルハウジング10が前側へ引き寄せら
れて、ピットマンアーム4の先端部が押ボルト34の先端
部に当接するようになる。この状態ではこれ以上のステ
アリングハンドル15の操向角は切れなくなる。この押ボ
ルト34は、フロントアクスルハウジング10の前面を凹ま
せているために、この押ボルト34の前方への突出量を少
くして、調節することができ、タイロッド5,8やパワス
テアリング3、ピットマンアーム4等と、フロントアク
スルハウジング10との前後間隔を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
平面図、第2図はその正面図、第3図は側面図、第4図
はその一部の拡大側面図、第5図はトラクタ全体の側面
図である。 (符号の説明) 1……操向車輪、2……ナックルアーム 3……パワステアリング、4……ピットマンアーム 5……タイロッド、6……操向車輪 7……ナックルアーム、8……タイロッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操向車輪1を支持するケース26からナック
    ルアーム2を、前記ケース26の回動支点27より一方向に
    突出して設け、前記ナックルアーム2の先端部に他側の
    操向車輪6のナックルアーム7と接続する第一タイロッ
    ド8を連結し、第一タイロッド8の連結部31より前記回
    動支点27側で、且つ前記第一タイロッド8との接続面の
    上下反対側にパワステアリング3から連動される第二タ
    イロッド5を連結してなるトラクタの操向装置。
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