JP2892831B2 - 脂肪アルコールアルコキシレート - Google Patents

脂肪アルコールアルコキシレート

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、不飽和脂肪アルコールのアルコキシレート
及び表面被膜組成物へのそれらの使用に関する。
炭化水素鎖及びオキシアルキレン鎖(通常、オキシエ
チレン鎖)から成る分子を調製することが可能であり、
そしてそのような化合物は、界面活性剤として種々の最
終用途に、典型的には表面被膜として有用であることは
時々、知られている。その炭化水素鎖は、長鎖の脂肪ア
ルコール、たとえばオレイルアルコールに由来する。こ
のアルコールは、1つの二重結合を有するが、しかしこ
の二重結合は通常の重合条件下でひじょうに非反応性で
あり、そしてオレイルエトキシレートは、この不飽和の
存在が重要でない多くの分野において広く使用されて来
た。
親油性である炭化水素アルコキシレートにおいて、付
加重合反応に関して比較的反応性である不飽和の存在が
所望されるこれらの場合、特定の化合物が考案されて来
た。従って、オレイルエトキシレートのような化合物は
アメリカ特許第4,413,073号に開示される複数−ポリマ
ー粒子分散液で使用されるが、この開示に記載される好
ましい不飽和界面活性剤はより反応性であり、そして最
っとも好ましい界面活性剤はペンタエリトリトールトリ
アリルエーテルのような分子に由来する複数の二重結合
を有する。同様に、ヨーロッパ特許出願第0,002,252号
において、出願者は、その特許に記載される水−生成性
アルキド樹脂の脂肪酸鎖との反応のためにアリル結合を
使用する。
不飽和が有効的に反応性である不飽和脂肪アルコール
アルコキシレートを供給することが可能であることが見
出される。従って、本発明によれば、下記式I: 〔式中、Rは同じであっても又は異なっていても良く、
水素、メチル、エチル及びフェニルの少なくとも1つか
ら選択され、個々の−OCHR−CHR−単位上の少なくとも
1つのRは水素であり;mは1〜100の整数であり;nは8
及び9から選択された整数である〕で表わされる化合物
が供給される。
前記化合物のオキシアルキレン鎖は、2〜101及び好
ましくは6〜50単位の長さのものである。個々の単位の
性質は、化合物が置かれるであろう最終使用により決定
されるであろう。たとえば、化合物が水性エマルジョン
システムにおいて反応性界面活性剤である場合、オキシ
アルキレン鎖は、主に及び好ましくは単独で、オキシエ
チレン単位から成るであろう。界面活性剤の親油性部分
と親水性部分との間の所望するバランスが達成される場
合、多くのオキシプロピレン、オキシエチルエチレン又
はオキシフェニルエチレン単位を含むことが可能であ
る。好都合には、それらは、それらが分子の全体の親油
性を高める場合、親油性部分に隣接する鎖上に位置す
る。好ましいオキシアルキレン単位はオキシエチレン単
位であり;オキシエチレン単位以外のオキシアルキレン
単位を含んで成る本発明の化合物は、他の生成物のため
の中間体として有用であるが、しかしオキシエチレン単
位が最っとも有用であり、そして好ましくはすべてのオ
キシアルキレン単位はオキシエチレン単位である。
本発明の化合物の二重結合が反対の幾何学的異性を示
し、すなわち1つがトランス及び他がシスであり、両者
がシス又はトランスでないことが特に好ましい。
従って、本発明の特に好ましい態様においては、二重
結合が反対の幾何学的異性を示す前記式Iの化合物が供
給される。
本発明の化合物は、いづれか便利な手段により合成さ
れ得る。好ましい化合物を調製するための特に好ましい
方法は、本発明の一部を形成する。従って、ブレンステ
ッド塩基である塩基触媒の存在下での酸化アルキレンと
リノレイルアルコールとの反応を含んで成る、本発明の
化合物を調製するための方法が提供される。
このアルコールの構造は、化合物の非オキシアルキレ
ン鎖部分の構造と異なり;リノレイルアルコールはシス
−9、シス−12−オクタデカジエノールであることが容
易に認識されるであろう。アルコキシル化の条件下で、
9−又は12−位置に位置する二重結合の1が他の結合に
対して共設配置に移動し、そして同時に、この結合が、
1つのシス結合及び1つのトランス結合が存在するよう
なその立体化学的配置に変化することが見出された。
本発明のこの観点に使用するためのリノレイルアルコ
ールは純粋な物質である。他方、有意な部分のリノレイ
ルアルコールを含む脂肪アルコールの市販の混合物の1
つを使用することも可能である。そのような混合物のア
ルコキシル化は、多くの使用に許容され得、そしてアル
コキシル化された純粋なアルコールよりも相当に安価で
ある生成物を付与することができることが見出された。
しかしながら、混合物の少なくとも15重量%及び好まし
くは少なくとも40重量%がリノレイルアルコールである
ことが不可欠である。適切な市販の混合物の例は、Henk
el KGaAの“Ocenol"範囲の製品に見出され得、1つの
適切な製品は、“110−130"品種のものである。
従って、本発明はまた、実質的にアルコキシル化され
た脂肪アルコールのブレンドである化学組成物を供給
し、この少なくとも15%(好ましくは少なくとも40%)
は、前記式Iの化合物である。
“ブレンステッド塩基”とは、プロトンを奪うことが
できる塩基を意味する。ブレンステッド塩基は、本発明
においてある程度、使用されるが、いくつかの塩基に関
して、許容できる収率の獲得は許容できない長い反応時
間及び/又は許容できない苛酷な反応時間を必要とし、
そして従って、そのような塩基の使用は実際的な目的で
はないことが当業者により容易に理解されるであろう。
一般的に、反応時間は48時間よりも長くあるべきでな
く、そして反応条件は160℃以上の温度及び1000KPa圧力
以上の苛酷な条件であるべきではない。それらの条件下
で許容できる収率を付与するいづれかのブレンステッド
塩基が本発明への使用のために特に好ましい。好ましい
塩基の例は、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のアル
コキシド及びヒドロキシド、特にナトリウムメトキシド
及び水酸化カリウムである。他の適切な塩基は、金属水
素化物、たとえばナトリウム水素化物を包含する。
本発明の化合物は、多くの用途において有用である
が、しかし適切なHLB値を有する化合物は、水生成性被
膜組成物への使用のために水性分散液の配合物における
反応性界面活性剤として特に有用である。たとえば、そ
れらはポリマー粒子の調製において有用である。
本発明の追加の態様においては、ポリマー粒子の調製
方法が提供され、ここで前記方法は、前記式Iの少なく
とも1種の化合物の存在下で不飽和モノマーを水性媒体
において重合せしめることを含んで成る。
不飽和モノマーの性質は偏狭的には臨界ではなく、そ
して粒子は、懸濁及び乳化重合に通常使用される広範囲
のモノマーを用いて本発明の方法により調製され得、こ
こで前記モノマーは、C1−C12(好ましくはC1−C4)ア
ルキルアクリレート及びメタクリレート、(メタ)アリ
ルアクリレート及びメタクリレート、グリシジルメタク
リレート及びビニルアセテート、ヒドロキシブチルアク
リレート、2−エトキシエチルアクリレート、グリシジ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、ステアリルメタクリ
レート、メタクリル酸、メトキシプロピルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタク
リレート、N−ブトキシメチルメタクリルアミン、N−
ブトキシメチルアクリルアミド、グリシジルメタクリレ
ート、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、スチ
レン、1−メチルスチレン、ビニルトルエン、メトキシ
スチレン及びビニルピリジン、ジ−ブチルマレエート及
び塩化ビニルから成る群から選択される。
懸濁及び乳化重合の既知技法(適切な重合開始剤の選
択を包含する)は、本発明の水性分散液の調製に適用で
きる。当業界において理解されるように、極性モノマー
は、適切な水性分散液を得るためにより低い極性のモノ
マーと共に組合して使用される必要がある。熱活性化さ
れた又はレドックス開始剤のいづれかが使用され得る。
式Iの化合物の反応性により、それらは、ポリマー粒
子の特に安定した分散液を提供し、従って水性被膜組成
物に有意な改良を付与することが出来された。そのよう
な用途において、式Iの化合物は、単独で又は他の界面
活性剤、たとえばアニオン性界面活性剤と組合して使用
され得る。従って、請求の範囲第1〜5のいづれか1項
記載の少なくとも1つの式Iの化合物により安定化され
たポリマー粒子の水性分散液がさらに供給される。
水性分散液は、被膜組成物として使用するために適合
される添加剤を含むことができる。
被膜組成物は、標準添加剤、たとえば顔料、増料剤、
消泡剤、増粘剤及び殺カビ剤を既知の方法を用いて技術
的に認識される量で分散液中にブレンドすることによっ
て調製され得る。
式Iの化合物を用いて生成され得るポリマー粒子の例
は、アメリカ特許第4,413,073号に記載される。
式Iの化合物を用いて調製され得るポリマー粒子のさ
らに特に好ましい例は、オーストラリア特許出願第5200
6/90号に記載されるタイプのコア−シース粒子である。
そのような粒子は、100nmの最大平均直径を有し、そし
てエチレン系不飽和モノマーのポリマーの内側コア、及
び、式Iの化合物とコアポリマーとの共有結合に由来す
るポリオキシアルキレン鎖を含んで成る、前記内側コア
を包囲している外側層、を含んで成る。
本発明は次の例によりさらに記載される。ここですべ
ての部は重量により示される。
例1 不飽和鎖1モル当たり酸化エチレンにモルを有する本
発明の化合物の調製。
リノレイルアルコール(シス−9−シス−12−オクタ
ジエン−1−オール;99%、Sigmaから)49.6部を、フェ
ノチアジン0.03部及び4−メトキシフェノール0.03部を
含むキシレン250部に溶解した。次に、メタノール中、3
0%ナトリウムメトキシド1.8部を、前記撹拌された溶液
に急速に添加し、そして次に、それをわずかに真空下で
35℃できれいな乾燥ステンレス剛オートクレーブに移し
た。追加のキシレン50部を用いて、フラスコ及びそのラ
インからの残留物をすすいだ。反応器を2度排気し、そ
して窒素によりパージし、次に真空下で70℃に加熱し、
この点で、キシレンは蒸留し始めた。オートクレーブを
排気し、そして窒素によりもう1度パージし、そして次
に、70KPaに加圧し、そして140℃に加熱した。酸化エチ
レン(98部)を、温度を143℃以下及び圧力を400KPa以
下に維持しながら、2時間にわたってバッチ充填した。
その反応混合物を、142±2℃で11/2時間にわたって反
応せしめ、55℃に冷却し、排気し、そして水5部中、オ
ルトクン酸0.84部の溶液中に排出した。揮発物を、70℃
で真空下で除去した(回転蒸気器に続いて、0.5〜1mmHg
での油ポンプ)。淡黄色油状物である生成物を、“Celi
te"を通して、暖めながら濾過した。曇り点(水点にお
いて10%w/w)は、77〜77.5℃であった。C13NMRは、リ
ノレニルアルコール二重結合のピーク(テトラメチルシ
ラン(TMS)から127.95,128.02,130.12,130.20ppm)
が、ほぼ等しい割合でシス−9−トランス−10及びトラ
ンス−10−シスに異性体によるピーク(TMSからの125.6
0,128.59/128.62,134.59ppm)により置換され、消出す
ることを示した。
例2 不飽和鎖1モル当たり酸化エチレン10モルを含む、市
販のアルコール混合物からの本発明の化合物の調製。
“Ocenol"(商標)110−130(Henkel KGaAからの)
(市販の脂肪アルコールの混合物は約40重量%のリノレ
イルアルコールである)616部を暖め、すべての分離さ
れた成分を溶解した。次に、それをオートクレーブに充
填し、そして窒素によりパージした。次に、30%ナトリ
ウムメトキシド18部をゆっくりと添加した。ナトリウム
メトキシドを含む容器をエタノール15部により3度すす
ぎ、そしてこのエタノールを撹拌しながら、ゆっくりと
充填した。オートクレーブを排気し、窒素によりパージ
し、そして次に排気し、そして130℃に加熱し、すべて
揮発物をストリップした。排気及び窒素によるパージを
くり返し、そして次に、酸化エチレン1034部を2時間に
わたって添加し、オートクレーブを130゜〜145℃及び10
0〜500KPaの圧力に維持した。反応を30分間続け、そし
て次にオートクレーブの内容物を冷却し、そして揮発物
を真空下でストリップした。水中、10%w/w混合物の曇
り点は、71.5℃〜72.5℃であることが見出された。生成
物のpHを、蒸留水中、オルトリン酸の85%溶液の添加に
より5.5に下げた(9倍が必要とされた)。生成物を最
後に、3時間115℃で真空下でストリップし、そして“C
elite"を通して暖めながら濾過した。
最終成分は、薄オレンジ−黄色の固形物であった。NM
R分析は、リノレイルアルコールの二重結合の9,12−配
置が9,11−及び10,12−配置の混合物に変化し、本発明
の化合物を付与することを示した。
例3 酸化エチレン40モル当たり不飽和鎖1モルを有する、
本発明の化合物の調製。
化合物を、例2に類似する態様で製造した。但し、18
5部の“Ocenol"110−130及び1215部の酸化エチレンが使
用された。生成物は、灰白色の固形物であり、そしてそ
のNMR分析は、オレイル、9,11−及び10,12−二重結合含
有化合物の混合物から主に成ることを示した。
例4 2種の酸化アルキレン(この場合、1:4:10のモル比で
の不飽和鎖:酸化プロピレン:酢酸エチレンでの酸化プ
ロピレン及びエチレン)を用いての本発明の化合物の調
製。
“Ocenol"110−130(449部)を、50℃でのきれない乾
燥オートクレーブ中に充填し、そして排気し、そして窒
素によりパージした。メタノール中、30%ナトリウムメ
トキシド18.0部、続いて3×20mlのすすぎ用メタノール
を、撹拌しながら、オートクレーブに充填した。反応器
を排気し、そしてパージし、そして次に真空下で120℃
に加熱した。酸化プロピレン(400部)を130〜135及び1
00〜200KPaの圧力下で2時間にわたって添加した。反応
内容物を、11/2時間、反応せしめ、そして反応器を排気
し、そしてパージし、残留酸化プロピレンを除去した。
酸化エチレン(753部)を1.2時間にわたって添加し、1
時間反応せしめ、75℃に冷却し、真空下でストリップ
し、そして水60ml中、85%リン酸10.4部により中和し
た。薄オレンジ−黄色の液体である生成物を、120℃で
3時間、真空下で脱水し、そして暖めながら、“Celit
e"を通して濾過した。10%w/w溶液の曇り点は55.5〜56.
5℃であった。NMR分析は、9,12−不飽和二重結合配置の
9,11−及び10,12−配置の混合物への変更を示した。
例5 付加ポリマー粒子の水性分散液の調製への本発明の化
合物の使用。
使用される材料及び量は次の通りであった: ステージA 脱イオン水 106.74部 “Fenopon"(商標) 3.30 CO436界面活性剤 30%HCl 3滴 1%硫酸第1鉄溶液 4.18 B t−ブチルペルベンゾエート 0.18 C メチルメタクリレート 113.37 ブチルアクリレート 97.77 メタクリル酸 3.00 例2からの化合物 15.62 D 脱イオン水 143.81 ナトリウムエリトルベート 10.49 (10%水溶液) E t−ブチルペルベンゾエート 1.54 ステージA材料を反応容器に添加し(塩酸が混合物の
pHを約2に減じるのに十分存在する)、そして窒素下で
約20分間、撹拌した。
ステージCモノマーを、もう1つの容器で混合し、そ
して例2の化合物を溶融し、そしてそれらに添加した。
次にステージD材料をステージC材料に添加し、そして
得られた混合物を激しく混合し、粗いエマルジョンを形
成した。
ステージBのtert−ブチルペルベンゾエートを、反応
容器中のステージA材料に添加し、そして撹拌を乳化す
るまで10分間続けた。次にステージC+ステージDの混
合物10%を添加し、そして撹拌し、撹拌を止め、そして
混合物を発熱反応にゆだね、30℃以下の温度を維持する
まで冷却した。
30分後、ステージEのtert−ブチルペルベンゾエート
を、撹拌しながら反応容器に添加し、そしてステージC
+ステージD材料の残りを80分間にわたって供給し、こ
こで温度は30℃で維持された。添加が完結した後、撹拌
及び冷却をさらに60分間続けた。20℃に冷却した後、水
酸化アンモニウムを添加し、pHを8.5に上げた。
得られた生成物は、46.0%の固形分の細かな粒子サイ
ズ(“Nanosizer"を用いて測定される場合、83nmの平均
直径を有する)の水性分散液であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08G 65/28 C08G 65/28 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式I: 〔式中、Rは同じであっても又は異なっていても良く、
    水素、メチル、エチル及びフェニルから選択され、個々
    の−OCHR−CHR−単位上の少なくとも1つのRは水素で
    あり;mは1〜100の整数であり;nは8及び9から選択さ
    れた整数である〕で表わされる化合物。
  2. 【請求項2】前記二重結合が反対の幾何学的異性を示す
    請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】mが6〜50の整数である請求の範囲第1又
    は2項記載の化合物。
  4. 【請求項4】前記基Rのすべてが水素である請求の範囲
    第1〜3項のいずれか1項記載の化合物。
  5. 【請求項5】ブレンステッド塩基である触媒の存在下で
    酸化アルキレンとリノレイルアルコールとを反応せしめ
    ることを含んで成る請求の範囲第1項記載の化合物の調
    製方法。
  6. 【請求項6】下記の反応条件、 (a)最大48時間の反応時間、 (b)最大160℃の温度;及び (c)最大1000KPaの圧力 で行われる、請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ブレンステッド塩基が、アルカリ金属
    及びアルカリ土類金属の水酸化物及びアルコキシド並び
    に金属水素化物から選択される請求の範囲第5又は6項
    記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ブレンステッド塩基がナトリウムメト
    キシド、水酸化カリウム及び水素化ナトリウムから選択
    される請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】少なくとも15重量%のリノレイルアルコー
    ルを含む脂肪アルコール混合物が用いられる、請求の範
    囲第5〜8のいづれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】前記リノレイルアルコールが少なくとも
    40重量%で存在する請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】実質的に、アルコキシル化された脂肪ア
    ルコールのブレンドであり、そのアルコールの少なくと
    も15重量%が請求の範囲第1項記載の化合物である化学
    組成物。
  12. 【請求項12】付加ポリマー粒子の調製方法であって、
    請求の範囲第1〜4のいづれか1項記載の式Iの少なく
    とも1つの化合物の存在下で不飽和モノマーを水性媒体
    中で重合することを含んで成る方法。
  13. 【請求項13】請求の範囲第1〜4のいづれか1項記載
    の少なくとも1つの化合物により安定化されたポリマー
    粒子の水性分散液。
  14. 【請求項14】前記分散液が被覆組成物としての使用の
    ために適応される請求の範囲第13項記載の水性分散液。
  15. 【請求項15】100nmの最大平均直径を有し、そしてエ
    チレン系不飽和モノマーのポリマーの内側コア、及び、
    請求項1〜4のいづれか1項記載の式Iの化合物とコア
    ポリマーとの共有結合に由来するポリオキシアルキレン
    鎖を含んで成る、前記内側コアを包囲している外側層、
    を含んで成るポリマー粒子。
JP3500007A 1990-03-09 1990-11-23 脂肪アルコールアルコキシレート Expired - Lifetime JP2892831B2 (ja)

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