JP2888447B2 - 自動車の泥避けと協働するホィールハウジングシェル - Google Patents
自動車の泥避けと協働するホィールハウジングシェルInfo
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- JP2888447B2 JP2888447B2 JP2118860A JP11886090A JP2888447B2 JP 2888447 B2 JP2888447 B2 JP 2888447B2 JP 2118860 A JP2118860 A JP 2118860A JP 11886090 A JP11886090 A JP 11886090A JP 2888447 B2 JP2888447 B2 JP 2888447B2
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車の泥避けに組み込むためのホィール
ハウジングシェルであって、ホィールハウジングシェル
は泥避けの内周のかなりの部分に亘って少なくとも泥避
けに対して殆ど平行に経過しかつこれと共にホース状の
チャンネルを形成し、チャンネルはその走行方向前端に
空気入口をかつその他端に空気出口を有し、その際ホィ
ールハウジングシェルはチャンネル内への水飛沫の通過
を好適にしかつ容易にする開口を備えている、前記ホィ
ールハウジングシェルに関する。
ハウジングシェルであって、ホィールハウジングシェル
は泥避けの内周のかなりの部分に亘って少なくとも泥避
けに対して殆ど平行に経過しかつこれと共にホース状の
チャンネルを形成し、チャンネルはその走行方向前端に
空気入口をかつその他端に空気出口を有し、その際ホィ
ールハウジングシェルはチャンネル内への水飛沫の通過
を好適にしかつ容易にする開口を備えている、前記ホィ
ールハウジングシェルに関する。
上記のホィールハウジングシェルにおいて、運転中そ
の前端から後端への空気流が発生する。同時にチャンネ
ル内に負圧が生じ、そして負圧は水飛沫を引込み、水飛
沫はホィールハウジングシェル中の開口を通ってチャン
ネル中への進行中に生じかつ空気流によって道路に向か
ってそれを放出される。最終的に泥避けからの横方向へ
の飛散を阻止し従って特別の自動車又は他の路上走行体
の汚染又は腐食が防止される。
の前端から後端への空気流が発生する。同時にチャンネ
ル内に負圧が生じ、そして負圧は水飛沫を引込み、水飛
沫はホィールハウジングシェル中の開口を通ってチャン
ネル中への進行中に生じかつ空気流によって道路に向か
ってそれを放出される。最終的に泥避けからの横方向へ
の飛散を阻止し従って特別の自動車又は他の路上走行体
の汚染又は腐食が防止される。
（従来の技術） 冒頭に記載された種類のホィールハウジングシェルは
西独国特許明細書2934154A1に記載されている。この開
示中においては自動車床板の下方のある距離にホィール
ハウジングシェルを導入するとことによって泥避けとホ
ィールハウジングシェルとの間に負圧が発生する。道路
と自動車床板との間の空気流は泥避けとホィールハウジ
ングシェルとの間のチャンネル内に負圧を発生させ、そ
の結果この空間は乾燥しかつ清浄に保持され、従って泥
避けの腐食は防がれる。
西独国特許明細書2934154A1に記載されている。この開
示中においては自動車床板の下方のある距離にホィール
ハウジングシェルを導入するとことによって泥避けとホ
ィールハウジングシェルとの間に負圧が発生する。道路
と自動車床板との間の空気流は泥避けとホィールハウジ
ングシェルとの間のチャンネル内に負圧を発生させ、そ
の結果この空間は乾燥しかつ清浄に保持され、従って泥
避けの腐食は防がれる。
西独国特許出願明細書2524344による開示によれば、
チャンネルはホィールに向かって開きかつオリフィスに
多くの邪魔板を備え、邪魔板はチャンネルへのホィール
から跳ね返る水飛沫を引込み、水飛沫はそこから道路に
放出する。
チャンネルはホィールに向かって開きかつオリフィスに
多くの邪魔板を備え、邪魔板はチャンネルへのホィール
から跳ね返る水飛沫を引込み、水飛沫はそこから道路に
放出する。
上記の構成の欠点はその効果が、西独国特許明細書29
34145又は西独国特許出願明細書2524344におけるよう
に、それらが主として泥避けの腐食を防止しようとする
点にに限定されることにあり、水飛沫のかなりの部分が
ホィールハウジングシェルから跳ね返り又は他の理由に
より、例えば速度の一時的な減少の結果としてチャンネ
ル中の負圧度が低過ぎるために、邪魔板の間に生じる吸
引力によっては引き込まれない。
34145又は西独国特許出願明細書2524344におけるよう
に、それらが主として泥避けの腐食を防止しようとする
点にに限定されることにあり、水飛沫のかなりの部分が
ホィールハウジングシェルから跳ね返り又は他の理由に
より、例えば速度の一時的な減少の結果としてチャンネ
ル中の負圧度が低過ぎるために、邪魔板の間に生じる吸
引力によっては引き込まれない。
他の欠点は空気流及び水の衝撃が妨害や騒音を生じさ
せるという事実にみられる。
せるという事実にみられる。
（解決されるべき課題） 本発明の課題は、水飛沫の大部分が引き込まれ、その
上騒音の減少も得られるホィールハウジングシェルを提
供することである。
上騒音の減少も得られるホィールハウジングシェルを提
供することである。
（課題を解決するための手段） 本発明の課題は冒頭に記載された種類のホィールハウ
ジングシェルは、その車輪に面した側にかつ泥避けに対
して平行に経過するその全面に亘ってフィルタマットで
被覆されておりかつ波形材料から成り、その波形は泥避
けに対して平行に経過しかつその車輪に面した波形頂点
でフィルタマットに当接し、その結果個々の空気−水案
内チャンネルが形成されることを特徴とする前記ホィー
ルハウジングシェルによって解決される。
ジングシェルは、その車輪に面した側にかつ泥避けに対
して平行に経過するその全面に亘ってフィルタマットで
被覆されておりかつ波形材料から成り、その波形は泥避
けに対して平行に経過しかつその車輪に面した波形頂点
でフィルタマットに当接し、その結果個々の空気−水案
内チャンネルが形成されることを特徴とする前記ホィー
ルハウジングシェルによって解決される。
また、本発明の課題は、ホィールハウジングシェルは
その車輪に面した側にかつ泥避けに対して平行に経過す
るその全面に亘ってフィルタマットで被覆されており、
その際ホィールハウジングシェルは、フィルタマットに
当接する孔板又は格子網から成りかつその車輪軸線に対
して垂直で、フィルタマットによって被覆されていない
側面が貫通孔を備えていることを特徴とする前記装置に
よっても解決される。
その車輪に面した側にかつ泥避けに対して平行に経過す
るその全面に亘ってフィルタマットで被覆されており、
その際ホィールハウジングシェルは、フィルタマットに
当接する孔板又は格子網から成りかつその車輪軸線に対
して垂直で、フィルタマットによって被覆されていない
側面が貫通孔を備えていることを特徴とする前記装置に
よっても解決される。
本発明による解決の特別の利点は跳ね返る水飛沫の部
分が驚異的に減少されまた充分な引込み効果を受けない
水飛沫の部分は多孔質のフィルタマットで吸収されると
いう事実にみられる。
分が驚異的に減少されまた充分な引込み効果を受けない
水飛沫の部分は多孔質のフィルタマットで吸収されると
いう事実にみられる。
フィルタマットは空気流のためにチャンネルの側から
の連続的に乾燥されるので、吸収された水はフィルタマ
ットのこの領域の多数の孔を介して引き込まれる。フィ
ルタマットはこのように水の中間貯蔵部として役立つ。
同時に生じる空気流騒音の減衰が生じる。最後に石の衝
撃及び水の騒音の音響的効果が希釈されることができ
る。
の連続的に乾燥されるので、吸収された水はフィルタマ
ットのこの領域の多数の孔を介して引き込まれる。フィ
ルタマットはこのように水の中間貯蔵部として役立つ。
同時に生じる空気流騒音の減衰が生じる。最後に石の衝
撃及び水の騒音の音響的効果が希釈されることができ
る。
有利にホィールハウジングシェルは波形のつけられた
材料から成り、波形部分は泥避けに対して平行に延び、
フィルタマットはホィールに面した波形の頂部に支持さ
れる。こうしてホィールに面した波形の谷部は水飛沫の
チャンネルとして作用する。泥避けの内壁に面した波形
部分の谷部が充満されていない場合、泥避けの内壁を乾
燥状態に保持しているチャンネルは西独国特許明細書29
34145による提案に相応して形成されることができる。
その上波形構造は曲げ及び歪みに対する構造的な抵抗と
して作用する。
材料から成り、波形部分は泥避けに対して平行に延び、
フィルタマットはホィールに面した波形の頂部に支持さ
れる。こうしてホィールに面した波形の谷部は水飛沫の
チャンネルとして作用する。泥避けの内壁に面した波形
部分の谷部が充満されていない場合、泥避けの内壁を乾
燥状態に保持しているチャンネルは西独国特許明細書29
34145による提案に相応して形成されることができる。
その上波形構造は曲げ及び歪みに対する構造的な抵抗と
して作用する。
他の実施例においてホィールハウジングシェルは例え
ばプラスチックから成る多孔質板又は多孔質格子から成
る。この実施例は特別に製造が容易である。
ばプラスチックから成る多孔質板又は多孔質格子から成
る。この実施例は特別に製造が容易である。
チャンネル内に充分な引込み効果を奏するためにホィ
ールハウジングシェルがホィール軸線に対して垂直に延
びかつフィルタマットによってカバーされない孔部分を
有する場合に有利である。
ールハウジングシェルがホィール軸線に対して垂直に延
びかつフィルタマットによってカバーされない孔部分を
有する場合に有利である。
フィルタマット自体は有利に相異なる多孔質及び又は
厚さを持った層から成る多層に形成されている。同時に
ホィールに向かって大きな多孔質の層を配列することは
有利である。そのわけはこれが水の吸収を容易にするか
らである。
厚さを持った層から成る多層に形成されている。同時に
ホィールに向かって大きな多孔質の層を配列することは
有利である。そのわけはこれが水の吸収を容易にするか
らである。
プラスチックベースのウエブ材料はフィルタマットの
材料として適当である。ここにウエブ材料とは、織物状
の材料を言う。この材料は高い耐腐食性、良好な製造可
能性及び高い騒音減衰性能及び清浄化性能を有する。
材料として適当である。ここにウエブ材料とは、織物状
の材料を言う。この材料は高い耐腐食性、良好な製造可
能性及び高い騒音減衰性能及び清浄化性能を有する。
図面は本発明によるホィールハウジングシェルの実施
例を示す。
例を示す。
（実施例） 第１図において、１は泥避けの内面を示し泥避けに対
してホィールハウジングシェル２が点３で支持されてお
り、ホィールハウジングシェルは波形材料から成りかつ
これに波形頂点13でホィールに面したフィルタマット５
が支持される。空洞はフィルタマット３から来る水を収
容するチャンネル４として作用しかつ水はチャンネル４
内に生じた負圧によって引き込まれかつ道路に搬出され
る。チャンネル６が充満されていない場合、これらのチ
ャンネル６は泥避けの内周を乾燥状態に保持しかつ腐食
から護ることができる。
してホィールハウジングシェル２が点３で支持されてお
り、ホィールハウジングシェルは波形材料から成りかつ
これに波形頂点13でホィールに面したフィルタマット５
が支持される。空洞はフィルタマット３から来る水を収
容するチャンネル４として作用しかつ水はチャンネル４
内に生じた負圧によって引き込まれかつ道路に搬出され
る。チャンネル６が充満されていない場合、これらのチ
ャンネル６は泥避けの内周を乾燥状態に保持しかつ腐食
から護ることができる。
第２図において、ホィールハウジングシェル７は略Ｕ
字形の輪郭を有する。ホィールハウジングシェルは泥避
け８の内面をその縁で支持されかつホィール側の面をフ
ィルタマット９によってカバーされる。ホィールハウジ
ングシェル７のＵ字形の底の孔10はチャンネル11へのフ
ィルタマット９の排水のための通路として作用し一方Ｕ
字形脚部の貫通孔12は充分な負圧の発生のために機能す
る。
字形の輪郭を有する。ホィールハウジングシェルは泥避
け８の内面をその縁で支持されかつホィール側の面をフ
ィルタマット９によってカバーされる。ホィールハウジ
ングシェル７のＵ字形の底の孔10はチャンネル11へのフ
ィルタマット９の排水のための通路として作用し一方Ｕ
字形脚部の貫通孔12は充分な負圧の発生のために機能す
る。
第１図は泥避けに付設された波形ホィールハウジングシ
ェルを示し、そして第２図はＵ字形のホィールハウジン
グシェルを示す。 図中符号 １……泥避け ２……ホィールハウジングシェル ３……フィルタマット ４……チャンネル ５……フィルタマット ６……チャンネル ７……ホィールハウジングシェル ８……泥避け ９……フィルタマット 10……孔 11……チャンネル 12……貫通孔 13……波形頂点
ェルを示し、そして第２図はＵ字形のホィールハウジン
グシェルを示す。 図中符号 １……泥避け ２……ホィールハウジングシェル ３……フィルタマット ４……チャンネル ５……フィルタマット ６……チャンネル ７……ホィールハウジングシェル ８……泥避け ９……フィルタマット 10……孔 11……チャンネル 12……貫通孔 13……波形頂点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許4722541（ＵＳ，Ａ) 西独公開3637453（ＤＥ，Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62D 25/18
Claims (4)
- 【請求項１】自動車の泥避け（１）に組み込むためのホ
ィールハウジングシェル（２）であって、ホィールハウ
ジングシェルは泥避け（１）の内周のかなりの部分に亘
って少なくとも泥避け（１）に対して殆ど平行に経過し
かつこれと共にホース状のチャンネル（４）を形成し、
チャンネルはその走行方向前端に空気入口をかつその他
端に空気出口を有し、その際ホィールハウジングシェル
（２）はチャンネル（４）内への水飛沫の通過を好適に
しかつ容易にする開口を備えている、前記ホィールハウ
ジングシェルにおいて、 ホィールハウジングシェル（２）はその車輪に面した側
にかつ泥避け（１）に対して平行に経過するその全面に
亘ってフィルタマット（５）で被覆されておりかつ波形
材料から成り、その波形は泥避け（１）に対して平行に
経過しかつその車輪に面した波形頂点（13）でフィルタ
マット（５）に当接し、その結果個々の空気−水案内チ
ャンネルが形成されることを特徴とする前記ホィールハ
ウジングシェル。 - 【請求項２】自動車の泥避け（８）に組み込むためのホ
ィールハウジングシェル（７）であって、ホィールハウ
ジングシェルは泥避け（８）の内周のかなりの部分に亘
って少なくとも泥避け（８）に対して殆ど平行に経過し
かつこれと共にホース状のチャンネル（11）を形成し、
チャンネルはその走行方向前端に空気入口をかつその他
端に空気出口を有し、その際ホィールハウジングシェル
（７）はチャンネル（11）内への水飛散の通過を好適に
しかつ容易にする開口（10）を備えている、前記ホィー
ルハウジングシェルにおいて、 ホィールハウジングシェル（７）はその車輪に面した側
にかつ泥避け（８）に対して平行に経過するその全面に
亘ってフィルタマット（９）で被覆されており、その際
ホィールハウジングシェル（７）は、フィルタマット
（９）に当接する孔板又は格子網から成りかつその車輪
軸線に対して垂直で、フィルタマット（９）によって被
覆されていない側面が貫通孔（12）を備えていることを
特徴とする前記ホィールハウジングシェル。 - 【請求項３】フィルタマット（５、９）が相異なる多孔
質及び又は相異なる厚さの層から多層状に形成されてい
る、請求項１又は２に記載のホィールハウジングシェ
ル。 - 【請求項４】フィルタマット（５、９）が織物状の材料
から成る、請求項１から３までのうちのいずれか一項記
載のホィールハウジングシェル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IE152989A IE65643B1 (en) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | Wheel arch liner |
| IE1529/89 | 1989-05-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328088A JPH0328088A (ja) | 1991-02-06 |
| JP2888447B2 true JP2888447B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=11028574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2118860A Expired - Fee Related JP2888447B2 (ja) | 1989-05-10 | 1990-05-10 | 自動車の泥避けと協働するホィールハウジングシェル |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5280960A (ja) |
| EP (1) | EP0396933B1 (ja) |
| JP (1) | JP2888447B2 (ja) |
| KR (1) | KR0150796B1 (ja) |
| AT (1) | ATE108151T1 (ja) |
| DE (1) | DE59006341D1 (ja) |
| ES (1) | ES2058657T3 (ja) |
| IE (1) | IE65643B1 (ja) |
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| JPH05238427A (ja) * | 1991-08-19 | 1993-09-17 | Bridgestone Corp | 車両用スプラッシュ防止装置 |
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| FR2689832B1 (fr) * | 1992-04-10 | 1996-03-01 | Brunet Ets | Dispositif anti-projection pour vehicules. |
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