JPS6024927Y2 - エア・クリ−ナに使用される集塵ボックス - Google Patents
エア・クリ−ナに使用される集塵ボックスInfo
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- JPS6024927Y2 JPS6024927Y2 JP1874680U JP1874680U JPS6024927Y2 JP S6024927 Y2 JPS6024927 Y2 JP S6024927Y2 JP 1874680 U JP1874680 U JP 1874680U JP 1874680 U JP1874680 U JP 1874680U JP S6024927 Y2 JPS6024927 Y2 JP S6024927Y2
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- Japan
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- box
- air
- split
- supply port
- air supply
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のエア・クリーナに使用される集塵ボ
ックスに関する。
ックスに関する。
従来、自動車のエア・クリーナは、エンジン付近に配置
され、そのエア・クリーナのエア・インティク・パイプ
のみを介してエア・クリーナ内に空気を取り入れている
ため、空気と共に塵、砂などの不純物も同時的に吸引さ
れ、そのエア・クリーナ内のフィルターが目詰まりを起
こし易く、エア・クリーナの機能が低下する傾向になり
、さらにはエンジンの機能に支障を来す虞れがあった。
され、そのエア・クリーナのエア・インティク・パイプ
のみを介してエア・クリーナ内に空気を取り入れている
ため、空気と共に塵、砂などの不純物も同時的に吸引さ
れ、そのエア・クリーナ内のフィルターが目詰まりを起
こし易く、エア・クリーナの機能が低下する傾向になり
、さらにはエンジンの機能に支障を来す虞れがあった。
また、この種のエア・クリーナは、空気吸入時、そのエ
ア・インティク・パイプ内における吸気騒音が高く、殊
にキャブ・オーバ型トラックに適用された場合には、そ
の吸気騒音がキャブ内に侵入し、乗り心地を悪くする傾
向にあった。
ア・インティク・パイプ内における吸気騒音が高く、殊
にキャブ・オーバ型トラックに適用された場合には、そ
の吸気騒音がキャブ内に侵入し、乗り心地を悪くする傾
向にあった。
この考案の目的は、空気中に含まれた塵、砂などの不純
物を、エア・インティク・パイプ内に吸引される以前の
段階で除去し、エア・クリーナのフィルターの寿命を向
上させて、エア・クリーナの適正な機能を長期間維持し
、かつ、吸気騒音を低下させるエア・クリーナに使用さ
れる集塵ボックスの提供にある。
物を、エア・インティク・パイプ内に吸引される以前の
段階で除去し、エア・クリーナのフィルターの寿命を向
上させて、エア・クリーナの適正な機能を長期間維持し
、かつ、吸気騒音を低下させるエア・クリーナに使用さ
れる集塵ボックスの提供にある。
それらを課題として、この考案のエア・クリーナに使用
される集塵ボックスは、弾性体を介してボディ側に取り
付けられ、一方に空気取入れ口を、他方に空気供給口を
それぞれ有する分割型アウタ・ボックスと、その分割型
アウタ・ボックスの内面から適宜の間隔を置いてその分
割型アウタ・ボックス内に配置され、その分割型アウタ
・ボックスの空気取入れ口および空気供給口に対応する
位置に空気取入れ口および空気供給口をそれぞれ有する
インナ・ボックスと、その分割型アウタ・ボックスおよ
びインチ・ボックス間に形成された略密閉された空間に
配置され、その分割型アウタ・ボックスおよびインナ・
ボックスの空気取入れ口および空気供給口に対応する位
置に空気取入れ口および空気供給口をそれぞれ有する吸
音ボックスとを含んで構成している。
される集塵ボックスは、弾性体を介してボディ側に取り
付けられ、一方に空気取入れ口を、他方に空気供給口を
それぞれ有する分割型アウタ・ボックスと、その分割型
アウタ・ボックスの内面から適宜の間隔を置いてその分
割型アウタ・ボックス内に配置され、その分割型アウタ
・ボックスの空気取入れ口および空気供給口に対応する
位置に空気取入れ口および空気供給口をそれぞれ有する
インナ・ボックスと、その分割型アウタ・ボックスおよ
びインチ・ボックス間に形成された略密閉された空間に
配置され、その分割型アウタ・ボックスおよびインナ・
ボックスの空気取入れ口および空気供給口に対応する位
置に空気取入れ口および空気供給口をそれぞれ有する吸
音ボックスとを含んで構成している。
以下、この考案に係るエア・クリーナに使用される集塵
ボックスの望ましい具体例について、図面を参照して説
明する。
ボックスの望ましい具体例について、図面を参照して説
明する。
第1乃至3図は、キャブ・オーバ型トラック60に適用
されたこの考案のエア・クリーナに使用される集塵ボッ
クスの具体例10を示している。
されたこの考案のエア・クリーナに使用される集塵ボッ
クスの具体例10を示している。
そのエア・クリーナに使用される集塵ボックス10は、
キャブ・フロア(図示せず)の下面後方寄りに配置され
、キャブ・オーバ型トラック60の前方から空気導入ダ
クト61を介して取り入れられた空気をその集塵ボック
ス10内に拡散して塵、砂、水分などを下方に堆積させ
、その集塵ボックス10の後方において、シャシ62に
固定されたエア・クリーナ63に、それら塵、砂、水分
などを除去した状態で空気を供給するように構成されて
いる。
キャブ・フロア(図示せず)の下面後方寄りに配置され
、キャブ・オーバ型トラック60の前方から空気導入ダ
クト61を介して取り入れられた空気をその集塵ボック
ス10内に拡散して塵、砂、水分などを下方に堆積させ
、その集塵ボックス10の後方において、シャシ62に
固定されたエア・クリーナ63に、それら塵、砂、水分
などを除去した状態で空気を供給するように構成されて
いる。
その集塵ボックス10は、弾性体54を介してボディ側
に取り付けられ、一方に空気取入れ口23を、他方に空
気供給口24をそれぞれ備えた分割型アウタ・ボックス
20と、その分割型アウタ・ボックス20の内面から適
宜の間隔を置いてその分割型アウタ・ボックス20内に
配置され、その分割型アウタ・ボックス20の空気取入
れ口23および空気供給口24に対応する位置に空気取
入れ口43および空気供給口44をそれぞれ備えたイン
チ・ボックス40と、その分割型アウタ・ボックス20
およびインチ・ボックス40間に形成された略密閉され
た空間に配置され、その分割型アウタ・ボックス20お
よびインチ・ボックス40の空気取入れ口23.43お
よび空気供給口24.44に対応する位置に空気取入れ
口33および空気供給口34をそれぞれ備えた分割型吸
音ボックス30とより構成され、それら分割型アウタ・
ボックス20、分割型吸音ボックス30およびインチ・
ボックス40が組み合わせられてボックスに組み立てら
れた状態では、その分割型アウタ・ボックス20および
分割型吸音ボックス30の空気取入れ口23.33を貫
通させて、空気導入ダクト61の後端をそのインチ・ボ
ックス40の空気取入れ口43に挿入し、また、その分
割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボックス3
0の空気供給口24.34を貫通させて、エア・クリー
ナ63のエア・インティク・バイブロ4の先端をそのイ
ンナ・ボックス40の空気供給口44に挿入して、それ
ら空気導入ダクト61およびエア・インティク・バイブ
ロ4に接続されている。
に取り付けられ、一方に空気取入れ口23を、他方に空
気供給口24をそれぞれ備えた分割型アウタ・ボックス
20と、その分割型アウタ・ボックス20の内面から適
宜の間隔を置いてその分割型アウタ・ボックス20内に
配置され、その分割型アウタ・ボックス20の空気取入
れ口23および空気供給口24に対応する位置に空気取
入れ口43および空気供給口44をそれぞれ備えたイン
チ・ボックス40と、その分割型アウタ・ボックス20
およびインチ・ボックス40間に形成された略密閉され
た空間に配置され、その分割型アウタ・ボックス20お
よびインチ・ボックス40の空気取入れ口23.43お
よび空気供給口24.44に対応する位置に空気取入れ
口33および空気供給口34をそれぞれ備えた分割型吸
音ボックス30とより構成され、それら分割型アウタ・
ボックス20、分割型吸音ボックス30およびインチ・
ボックス40が組み合わせられてボックスに組み立てら
れた状態では、その分割型アウタ・ボックス20および
分割型吸音ボックス30の空気取入れ口23.33を貫
通させて、空気導入ダクト61の後端をそのインチ・ボ
ックス40の空気取入れ口43に挿入し、また、その分
割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボックス3
0の空気供給口24.34を貫通させて、エア・クリー
ナ63のエア・インティク・バイブロ4の先端をそのイ
ンナ・ボックス40の空気供給口44に挿入して、それ
ら空気導入ダクト61およびエア・インティク・バイブ
ロ4に接続されている。
その分割型アウタ・ボックス20は、合成樹脂、特に、
グラス・ファイバーを含むポリプロピレンからなり、一
方の半割りアウタ・ボックス21と他方の半割りアウタ
・ボックス22とより構成され、その分割型アウタ・ボ
ックス20の片側の側面に空気取入れ口23を形成する
ように、その半割りアウタ・ボックス21.22の片側
の対応する部分をそれぞれ半長円形状に切り欠かれ、ま
た、その他方の半割りアウタ・ボックス22の上方部分
には、空気供給口24が形成されている。
グラス・ファイバーを含むポリプロピレンからなり、一
方の半割りアウタ・ボックス21と他方の半割りアウタ
・ボックス22とより構成され、その分割型アウタ・ボ
ックス20の片側の側面に空気取入れ口23を形成する
ように、その半割りアウタ・ボックス21.22の片側
の対応する部分をそれぞれ半長円形状に切り欠かれ、ま
た、その他方の半割りアウタ・ボックス22の上方部分
には、空気供給口24が形成されている。
また、その他方の半割りアウタ・ボックス22の上下端
の両側部分には、ボルト孔付きブラケッ)25,26,
27,28がそれぞれ一体的に形成されている。
の両側部分には、ボルト孔付きブラケッ)25,26,
27,28がそれぞれ一体的に形成されている。
勿論、その一方の半割リアウタ・ボックス21の開口縁
には、その周囲に沿ってリブ70を一体的に形成し、他
方の半割りアウタ・ボックス22の開口縁には、そのリ
ブ70が収められる溝71を形成し、それら半割りアウ
タ・ボックス21゜22が適正な状態に組み合わせられ
るように構成されている。
には、その周囲に沿ってリブ70を一体的に形成し、他
方の半割りアウタ・ボックス22の開口縁には、そのリ
ブ70が収められる溝71を形成し、それら半割りアウ
タ・ボックス21゜22が適正な状態に組み合わせられ
るように構成されている。
そのように構成された分割型アウタ・ボックス20の内
面から適宜の間隔を置いて、その分割型アウタ・ボック
ス20内に配置されたインチ・ボックス40は、合成樹
脂、特に、ポリエチレンのブロー成形からなり、それら
分割型アウタ・ボックス20および吸音ボックス30の
空気取入れ口23.33および空気供給口24.34に
位置的に合わせられた空気取入れ口34および空気供給
口44を形成し、さらに、第4図に示されるように、そ
の底面にドレーン・パイプ45を一体的に形成している
。
面から適宜の間隔を置いて、その分割型アウタ・ボック
ス20内に配置されたインチ・ボックス40は、合成樹
脂、特に、ポリエチレンのブロー成形からなり、それら
分割型アウタ・ボックス20および吸音ボックス30の
空気取入れ口23.33および空気供給口24.34に
位置的に合わせられた空気取入れ口34および空気供給
口44を形成し、さらに、第4図に示されるように、そ
の底面にドレーン・パイプ45を一体的に形成している
。
勿論、そのインチ・ボックス40に形成された空気取入
れ口43および空気供給口44は、筒状をなして外側に
突出して一体的に形成され、しかも、その分割型アウタ
・ボックス20とそのインチ・ボックス40との間隔、
換言するならば、隙間に相当する長さにして、それら分
割型アウタ・ボックス20および吸音ボックス30の空
気取入れ口23.33および空気供給口24.34をそ
れぞれ貫通した空気導入ダクト61の後端およびエア・
インティク・バイブロ4の先端の挿入を容易にしている
。
れ口43および空気供給口44は、筒状をなして外側に
突出して一体的に形成され、しかも、その分割型アウタ
・ボックス20とそのインチ・ボックス40との間隔、
換言するならば、隙間に相当する長さにして、それら分
割型アウタ・ボックス20および吸音ボックス30の空
気取入れ口23.33および空気供給口24.34をそ
れぞれ貫通した空気導入ダクト61の後端およびエア・
インティク・バイブロ4の先端の挿入を容易にしている
。
また、その分割型アウタ・ボックス20とそのインチ・
ボックス40との間に配置された吸音ボックス30は、
合成樹脂、特に、発泡ウレタンからなり、一方の半割り
吸音ボックス31と他方の半割り吸音ボックス32とよ
り分割型に構成され、その分割型アウタ・ボックス20
とそのインチ・ボックス40とで形成された略密閉され
た空間、すなわち、隙間に配置される充填材で、そのイ
ンナ・ボックス40からそのアウタ・ボックス20に透
過する吸気脈動音を低減させる。
ボックス40との間に配置された吸音ボックス30は、
合成樹脂、特に、発泡ウレタンからなり、一方の半割り
吸音ボックス31と他方の半割り吸音ボックス32とよ
り分割型に構成され、その分割型アウタ・ボックス20
とそのインチ・ボックス40とで形成された略密閉され
た空間、すなわち、隙間に配置される充填材で、そのイ
ンナ・ボックス40からそのアウタ・ボックス20に透
過する吸気脈動音を低減させる。
その吸音ボックス30は片側の側面に空気取入れ口33
を、後方面に空気供給口34をそれぞれ形成している。
を、後方面に空気供給口34をそれぞれ形成している。
その空気取入れ口33は、その半割り吸音ボックス31
.32の片側の対応する部分をそれぞれ半長円形状に切
り欠いて形成され、また、その空気供給口34は、その
他方の半割り吸音ボックス32の上方部分に半長円形状
に切り欠かれて形成されている。
.32の片側の対応する部分をそれぞれ半長円形状に切
り欠いて形成され、また、その空気供給口34は、その
他方の半割り吸音ボックス32の上方部分に半長円形状
に切り欠かれて形成されている。
勿論、それら空気取入れ口33および空気供給口34は
、その分割型アウタ・ボックス20の空気取入れ口23
および空気供給口24にそれぞれ位置を合わせて形成さ
れている。
、その分割型アウタ・ボックス20の空気取入れ口23
および空気供給口24にそれぞれ位置を合わせて形成さ
れている。
次に、上述した分割型アウタ・ボックス20、吸音ボッ
クス30およびインチ・ボックス40の組み立て方法に
ついて説明する。
クス30およびインチ・ボックス40の組み立て方法に
ついて説明する。
先ず、インナ・ボックス40の底面に形成されたドレー
ン・パイプ45にドレーン・プラグ46を嵌め込む。
ン・パイプ45にドレーン・プラグ46を嵌め込む。
そのドレーン・プラグ46は、合成樹脂よりキャップ状
に成形されたもので、下方周囲には騒音をある程度遮断
して、水分のみを排出するためにその底面とほぼ同一の
平面となるような位置にスリット47を形成し、その外
周のほぼ中央には、溝48が形成されている。
に成形されたもので、下方周囲には騒音をある程度遮断
して、水分のみを排出するためにその底面とほぼ同一の
平面となるような位置にスリット47を形成し、その外
周のほぼ中央には、溝48が形成されている。
そのように構成されたドレーン・プラグ46を、そのド
レーン・パイプ45に嵌め込んだ状態で、一方の半割り
吸音ボックス31をそのインナ・ボックス40の一方側
に被せ、さらに、その反対側から他方の半割り吸音ボッ
クス32をそのインチ・ボックス40の他方側に被せる
。
レーン・パイプ45に嵌め込んだ状態で、一方の半割り
吸音ボックス31をそのインナ・ボックス40の一方側
に被せ、さらに、その反対側から他方の半割り吸音ボッ
クス32をそのインチ・ボックス40の他方側に被せる
。
勿論、その際、その吸音ボックス30においてドレーン
・プラグ46に相当する部分は切り欠かれている。
・プラグ46に相当する部分は切り欠かれている。
また、そのインチ・ボックス40の空気取入れ口43お
よび空気供給口44には、シール・リング53およびリ
テーナ52が勿論、取り付けられている。
よび空気供給口44には、シール・リング53およびリ
テーナ52が勿論、取り付けられている。
そのようにして、インチ・ボックス40の外側に被われ
た吸音ボックス30の外側には、さらに分割型アウタ・
ボックス20が被われる。
た吸音ボックス30の外側には、さらに分割型アウタ・
ボックス20が被われる。
すなわち、一方の半割リア9タ・ボックス21をその一
方の半割り吸音ボックス31の外側に被せ、さらにその
反対側から、他方の半割リア9タ・ボックス22を、そ
の他方の半割り吸音ボックス32の外側に被せる。
方の半割り吸音ボックス31の外側に被せ、さらにその
反対側から、他方の半割リア9タ・ボックス22を、そ
の他方の半割り吸音ボックス32の外側に被せる。
勿論、その他方の半割リア9タ・ボックス22を取り付
ける際には、その一方の半割リア9タ・ボックス21と
他方の半割リア9タ・ボックス22との間にパツキン5
0がその周囲に挾み込まれ、また、そのインナ・ボック
ス40の空気供給口44とその他方の半割リア9タ・ボ
ックス22の空気供給口24との間にはシール・リング
51が挾み込まれている。
ける際には、その一方の半割リア9タ・ボックス21と
他方の半割リア9タ・ボックス22との間にパツキン5
0がその周囲に挾み込まれ、また、そのインナ・ボック
ス40の空気供給口44とその他方の半割リア9タ・ボ
ックス22の空気供給口24との間にはシール・リング
51が挾み込まれている。
従って、上述のように組み合わせることによって、イン
チ・ボックス40の空気取入れ口43および空気供給口
44には、シール・リング53および51が取り付けら
れ、それらシール・リング53および51はいずれもそ
の空気取入れ口43および空気供給口44の開口よりも
小さく形成され、その空気導入ダクト61の後端が、そ
れら分割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボッ
クス30の空気取入れ口23.33を貫通してそのイン
チ・ボックス40の空気取入れ口43に挿入され、また
、そのエア・インティク・バイブロ4の先端が、それら
分割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボックス
30の空気供給口24.34を貫通して、そのインナ・
ボックス40の空気供給口44に挿入されたとき、それ
らの間を密閉する。
チ・ボックス40の空気取入れ口43および空気供給口
44には、シール・リング53および51が取り付けら
れ、それらシール・リング53および51はいずれもそ
の空気取入れ口43および空気供給口44の開口よりも
小さく形成され、その空気導入ダクト61の後端が、そ
れら分割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボッ
クス30の空気取入れ口23.33を貫通してそのイン
チ・ボックス40の空気取入れ口43に挿入され、また
、そのエア・インティク・バイブロ4の先端が、それら
分割型アウタ・ボックス20および分割型吸音ボックス
30の空気供給口24.34を貫通して、そのインナ・
ボックス40の空気供給口44に挿入されたとき、それ
らの間を密閉する。
そのようにして組み合わせられた一方の半割りアウタ・
ボックス21と他方の半割リア9タ・ボツクス22とは
、第3図に示されるようにクリップ72をスナップ的に
嵌め込むことによって固定される。
ボックス21と他方の半割リア9タ・ボツクス22とは
、第3図に示されるようにクリップ72をスナップ的に
嵌め込むことによって固定される。
勿論、そのクリップ72は、一方の半割リアウタ・ボッ
クス21と他方の半割リアウタ・ボックス22との接合
部分において、適宜の位置に取り付けられる。
クス21と他方の半割リアウタ・ボックス22との接合
部分において、適宜の位置に取り付けられる。
上述のようにして構成された集塵ボックス10は、弾性
体、すなわち柔軟性を有するボックス・マウント54を
介して、フロア・パネル(図示せず)の下面およびスプ
ラッシュ・ボード65の内側面に取り付けられる。
体、すなわち柔軟性を有するボックス・マウント54を
介して、フロア・パネル(図示せず)の下面およびスプ
ラッシュ・ボード65の内側面に取り付けられる。
すなわち、そのボックス・マウント54は、柔軟性を有
し、かつ、耐久性に優れた合成ゴム、合成樹脂などから
筒状に形成され、その外周には上述した半割りアウタ・
ボックス22のブラケット25.26,27.28のそ
れぞれのボルト孔に嵌め込まれるように、溝55が形成
されている。
し、かつ、耐久性に優れた合成ゴム、合成樹脂などから
筒状に形成され、その外周には上述した半割りアウタ・
ボックス22のブラケット25.26,27.28のそ
れぞれのボルト孔に嵌め込まれるように、溝55が形成
されている。
従って、そのボックス・マウント54は、その半割りア
ウタ・ボックス22のブラケット25゜26.27,2
8に形成したボルト孔に予め、嵌め込まれている。
ウタ・ボックス22のブラケット25゜26.27,2
8に形成したボルト孔に予め、嵌め込まれている。
また、フロア・パネル(図示せず)およびスプラッシュ
・ボード65の適宜の位置にはボルト孔66が形成され
、そのボルト孔66にボルト67を予め通して溶接され
ている。
・ボード65の適宜の位置にはボルト孔66が形成され
、そのボルト孔66にボルト67を予め通して溶接され
ている。
従って、上述した集塵ボックス10は、その半割りアウ
タ・ボックス22のブラケット25,26.27,28
のボルト孔に取り付けられたボックス・マウント5゛4
にそのボルト67を通すようにしてフロア・パネル(図
示せず)とスプラッシュ・ボード65との間に配置され
、さらに、そのボルト67の先端にはワッシャー68を
介してナツト69が締め付けられる。
タ・ボックス22のブラケット25,26.27,28
のボルト孔に取り付けられたボックス・マウント5゛4
にそのボルト67を通すようにしてフロア・パネル(図
示せず)とスプラッシュ・ボード65との間に配置され
、さらに、そのボルト67の先端にはワッシャー68を
介してナツト69が締め付けられる。
勿論、そのようにして集塵ボックス10を取り付ける際
、その空気導入ダクト61の後端が、空気取入れ口23
.33を貫通して空気取入れ口43に挿入される。
、その空気導入ダクト61の後端が、空気取入れ口23
.33を貫通して空気取入れ口43に挿入される。
その空気導入ダクト61は、キャブ・オーバ型トラック
60の前方から空気を取り入れるように、そのフロア・
パネル(図示せず)下面に配置されたメイン・シル・(
図示せず)の内側に沿って固定され、その後端は、外側
に向けて曲げられ、空気取入れ口23.33を貫通して
空気取入れ口43に挿入され得るように位置決めされて
いる。
60の前方から空気を取り入れるように、そのフロア・
パネル(図示せず)下面に配置されたメイン・シル・(
図示せず)の内側に沿って固定され、その後端は、外側
に向けて曲げられ、空気取入れ口23.33を貫通して
空気取入れ口43に挿入され得るように位置決めされて
いる。
また、そのように取り付けられた集塵ボックス10にお
いては、エア・クリーナ63に接続されたエア・インテ
ィク・バイブロ4の先端が空気供給口24.34を貫通
して空気供給口44に挿入される。
いては、エア・クリーナ63に接続されたエア・インテ
ィク・バイブロ4の先端が空気供給口24.34を貫通
して空気供給口44に挿入される。
そのエア・クリーナ63は、シャシ62に固定され、そ
のエア・インティク・バイブロ4が取り外し可能に構成
されてなるもので、そのエア・インティク・バイブロ4
は、その空気供給口24゜34を貫通して、その先端を
空気供給口44に挿入した状態で、フロア・パネル(図
示せず)の下面にブラケット(図示せず)を介して固定
される。
のエア・インティク・バイブロ4が取り外し可能に構成
されてなるもので、そのエア・インティク・バイブロ4
は、その空気供給口24゜34を貫通して、その先端を
空気供給口44に挿入した状態で、フロア・パネル(図
示せず)の下面にブラケット(図示せず)を介して固定
される。
従って、そのエア・インティク・バイブロ4は、キャブ
がティルトされるとき、そのキャブと一体となって、そ
の根元側の部分においてエア・クリーナ63から取り外
され、また、そのキャブが元の状態に戻されるならば、
そのエア・インティク・バイブロ4の根元側は、再びエ
ア・クリーナ63内に収められる。
がティルトされるとき、そのキャブと一体となって、そ
の根元側の部分においてエア・クリーナ63から取り外
され、また、そのキャブが元の状態に戻されるならば、
そのエア・インティク・バイブロ4の根元側は、再びエ
ア・クリーナ63内に収められる。
そのようにフロア・パネルとスプラッシュ・ボード65
との間に取り付けられ、また、空気導入ダクト61およ
びエア・インティク・バイブロ4に接続された集塵ボッ
クス10では、そのトラック60の前方から取り入れら
れた空気は、その空気導入ダクト61に導かれて、空気
取入れ口43からインチ・ボックス40内に流れる。
との間に取り付けられ、また、空気導入ダクト61およ
びエア・インティク・バイブロ4に接続された集塵ボッ
クス10では、そのトラック60の前方から取り入れら
れた空気は、その空気導入ダクト61に導かれて、空気
取入れ口43からインチ・ボックス40内に流れる。
その空気は、そのインチ・ボックス40内で拡散され、
流速が落され、それに伴って、塵、砂、水滴などを効果
的に分離し、空気供給口44からエア・インティク・バ
イブロ4に流れ、さらに、エア・クリーナ63に流れる
。
流速が落され、それに伴って、塵、砂、水滴などを効果
的に分離し、空気供給口44からエア・インティク・バ
イブロ4に流れ、さらに、エア・クリーナ63に流れる
。
他方、その空気から分離された塵、砂、水滴などは、そ
のインチ・ボックス40の底部に溜められ、ドレーン・
パイプ45から排出される。
のインチ・ボックス40の底部に溜められ、ドレーン・
パイプ45から排出される。
従って、そのエア・クリーナ63には、塵埃を分離した
空気が供給され、フィルターの目詰まりが避けられる。
空気が供給され、フィルターの目詰まりが避けられる。
さらに、上述したインナ・ボックス40はブロー成形に
よって一体的に形成したものとして説明したが、アウタ
・ボックス20と同様に分割型に構成することも勿論可
能である。
よって一体的に形成したものとして説明したが、アウタ
・ボックス20と同様に分割型に構成することも勿論可
能である。
如上のこの考案によれば、吸音ボックスが分割型アウタ
・ボックスおよびインナ・ボックスで形成された略密閉
された空間、すなわち、隙間に配置され、そのようにし
てその隙間に配置されるので、そのインチ・ボックスか
らそのアウタ・ボックスに透過する吸気脈動音が効果的
に低減され、またチャンバに構成されるので、空気の吸
込み抵抗が低く抑えられ、吸込み空気に含まれる塵、砂
、水滴などが効果的に分離され、エア・クリーナにおけ
るフィルターの目詰りが抑制され、そのフィルターの寿
命が向上され、このエア・クリーナの適正な機能が長期
間維持され、また、組み立てが極めて容易になり、実用
的になる。
・ボックスおよびインナ・ボックスで形成された略密閉
された空間、すなわち、隙間に配置され、そのようにし
てその隙間に配置されるので、そのインチ・ボックスか
らそのアウタ・ボックスに透過する吸気脈動音が効果的
に低減され、またチャンバに構成されるので、空気の吸
込み抵抗が低く抑えられ、吸込み空気に含まれる塵、砂
、水滴などが効果的に分離され、エア・クリーナにおけ
るフィルターの目詰りが抑制され、そのフィルターの寿
命が向上され、このエア・クリーナの適正な機能が長期
間維持され、また、組み立てが極めて容易になり、実用
的になる。
また、集塵ボックスが弾性体を介して支持され、かつ、
三重構造としているので、吸気騒音が低下され、その吸
気騒音のキャブ内への侵入が少なくなる。
三重構造としているので、吸気騒音が低下され、その吸
気騒音のキャブ内への侵入が少なくなる。
第1図はキャブ・オーバ型トラックに適用されたこの考
案のエア・クリーナに使用される集塵ボックスの取付は
状態を示す概略図、第2図はこの考案に係るエア・クリ
ーナに使用される集塵ボックスの分解斜視図、第3図は
クリップの取付は状態を示す概略図、第4図はドレーン
・プラグの取付は状態を示す部分断面図、および第5図
は弾性体を介してボルト締めされた分割型アウタ・ボッ
クスの部分断面図である。 10・・・・・・エア・クリーナに使用される集塵ボッ
クス、20・・・・・・分割型アウタ・ボックス、23
・・・・・・空気取入れ口、24・・・・・・空気供給
口、30・・・・・・吸音ボックス、33・・・・・・
空気取入れ口、34・・・・・・空気供給口、40・・
・・・・インナ・ボックス、43・・・・・・空気取り
入れ口、44・・・・・・空気供給口、54・・・・・
・弾性体。
案のエア・クリーナに使用される集塵ボックスの取付は
状態を示す概略図、第2図はこの考案に係るエア・クリ
ーナに使用される集塵ボックスの分解斜視図、第3図は
クリップの取付は状態を示す概略図、第4図はドレーン
・プラグの取付は状態を示す部分断面図、および第5図
は弾性体を介してボルト締めされた分割型アウタ・ボッ
クスの部分断面図である。 10・・・・・・エア・クリーナに使用される集塵ボッ
クス、20・・・・・・分割型アウタ・ボックス、23
・・・・・・空気取入れ口、24・・・・・・空気供給
口、30・・・・・・吸音ボックス、33・・・・・・
空気取入れ口、34・・・・・・空気供給口、40・・
・・・・インナ・ボックス、43・・・・・・空気取り
入れ口、44・・・・・・空気供給口、54・・・・・
・弾性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 弾性体を介してボディ側に取り付けられ、一方に空気取
入れ口を、他方に空気供給口をそれぞれ有する分割型ア
ウタ・ボックスと、 その分割型アウタ・ボックスの内面から適宜の間隔を置
いてその分割型アウタ・ボックス内に配置され、その分
割型アウタ・ボックスの空気取入れ口および空気供給口
に対応する位置に空気取入れ口および空気供給口をそれ
ぞれ有するインナ・ボックスと、 その分割型アウタ・ボックスおよびインナ・ボックス間
に形成された略密閉された空間に配置されその分割型ア
ウタ・ボックスおよびインナ・ボックスの空気取入れ口
および空気供給口に対応する位置に空気取入れ口および
空気供給口をそれぞれ有する吸音ボックス とを含むエア・クリーナに使用される集塵ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874680U JPS6024927Y2 (ja) | 1980-02-16 | 1980-02-16 | エア・クリ−ナに使用される集塵ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874680U JPS6024927Y2 (ja) | 1980-02-16 | 1980-02-16 | エア・クリ−ナに使用される集塵ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56120352U JPS56120352U (ja) | 1981-09-12 |
JPS6024927Y2 true JPS6024927Y2 (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=29615041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1874680U Expired JPS6024927Y2 (ja) | 1980-02-16 | 1980-02-16 | エア・クリ−ナに使用される集塵ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024927Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-16 JP JP1874680U patent/JPS6024927Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56120352U (ja) | 1981-09-12 |
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