JP2887342B2 - 圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器 - Google Patents
圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器Info
- Publication number
- JP2887342B2 JP2887342B2 JP8029535A JP2953596A JP2887342B2 JP 2887342 B2 JP2887342 B2 JP 2887342B2 JP 8029535 A JP8029535 A JP 8029535A JP 2953596 A JP2953596 A JP 2953596A JP 2887342 B2 JP2887342 B2 JP 2887342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- postcard
- folding
- edge
- paper
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
の秘密保持を可能にした圧着葉書の製造方法に関するも
ので、特に、折返し縁部を設定し、十分な親展性を確保
した圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工
器に関する。
の圧着葉書を図14を基に説明すると、葉書用紙1の表
面は、葉書サイズの宛名面2、相互に見開き状となる隠
蔽面3a,3bに三等分されており、この葉書用紙1の
表面には、親展性のある秘密情報を 隠蔽するために全
面に感圧接着剤層4が形成されているとともに、この隠
蔽面3a,3bの表面に秘密情報が印字されている。
a,3bの内面同士を重ね合わせ、宛名面2が葉書表面
に位置するように葉書用紙1を3つ折りにした状態で図
示しない専用のシーラー機にかけて圧着加工を行ない、
圧着葉書を製作していた。
める為に、図16に示すように、隠蔽面3bと連設する
ように折りミシン目5を介して折返し縁部6を連設した
タイプのものも使用されており、図17に示すように、
この葉書用紙1の折り加工時、折返し縁部6により圧着
葉書の端縁部が4枚重ねとなり、この部位の接着力を高
め、郵送途中で剥離等のトラブルをより確実に防止で
き、親展性をより向上させる構成となっている。
6,図17に示す圧着葉書においては、この折返し縁部
6の折返し作業は、シーラー機では対応できず、実際の
作業は手で折り返し、その後シーラー機に供給している
のが実情である。
つ、一定品質の圧着葉書を量産できないという不具合が
指摘されていた。
れたもので、折返し縁部を設定し親展性を高めた圧着葉
書の製造方法において、手作業による折返し作業を自動
化することにより、生産性を高めることができる圧着葉
書の製造方法及びそれに使用する折り加工器を提供する
ことを目的としている。
に、本発明は、宛名情報記載片に、2片の隠蔽情報記載
片が連設された葉書用紙の情報隠蔽の3つ折り加工時、
一方の隠蔽情報記載片に設定された折返し縁部を折り返
すことで、隠蔽情報記載片の開封端側の用紙が強接着さ
れた圧着葉書の製造方法において、前記圧着葉書はシー
ラー機に装着した折り加工器により折返し縁部を折り返
した後、シーラー機の圧着部により圧着加工を施すこと
を特徴とする。
は、例えば、3つ折りタイプのものでは、葉書サイズの
紙片を幅方向に3枚連設した寸法であり、縦方向に沿う
折りミシン目により3区画されるともに、更に折りミシ
ン目を介して、幅方向に折返し縁部が延設されている。
な接着剤層が形成されているとともに、宛名情報や隠蔽
情報が印字される。
は、縁部折返し部材と紙押え部材とから構成されてお
り、縁部折返し部材は折返し縁部を本体紙面側に螺旋状
に強制折り込みしても良く、また、2本の棒間を通すこ
とにより強制的に折り返しても良い。
際、本体紙面側が折返し縁部とともにもっていかれない
ように、本体紙面を押さえ付ける機能をもつ。
法では、葉書用紙を折り加工状態でシーラー機にかける
際、シーラー機に装着された折り加工器により、折返し
縁部が自動的に折り返され、その後、シーラー機の圧着
部で圧着加工することにより圧着葉書が完成するため、
従来の手作業による縁部の折返し作業が廃止できる。
は、プレートの一部を螺旋状に曲成するか、あるいは、
2本の棒を並置した縁部折曲げ部材と、本体紙面を押圧
する紙押え部材とから構成され、簡易な構造で対応でき
る。
造方法及びそれに使用する折り加工器の実施形態につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
すもので、図1は圧着葉書に使用する葉書用紙を示す平
面図、図2は同葉書用紙の構成を示す断面図、図3は葉
書用紙の折り加工状態を示す断面図、図4は葉書用紙の
シーラー機での加工工程を示す概要図、図5は葉書用紙
縁部の折り加工状態を示す斜視図、図6は折り加工器を
示す側面図、図7は圧着葉書の構成を示す斜視図、図8
は圧着葉書の開封状態を示す説明図である。
形態を示すもので、図9は葉書用紙を示す平面図、図1
0は葉書用紙のシーラー機での加工工程を示す概要図、
図11は葉書用紙を3つ折りし、折返し縁部の折曲操作
を示す斜視図、図12は葉書用紙の折り返し縁部を折り
返す工程を示す概要図、図13は圧着葉書の構成を示す
斜視図である。
1実施形態について説明する。
製造に使用する葉書用紙の構成について説明すると、葉
書用紙10は、葉書のほぼ3倍サイズの幅をもつ長尺用
紙からなり、2本の折りミシン目11,12により葉書
サイズの宛名情報記載片20、相互に折返し可能で見開
き状となる隠蔽情報記載片21,22の3つの紙片に区
分されているとともに、隠蔽情報記載片22の端縁部に
沿って折りミシン目13を介して折返し縁部30が設定
されている。
10の両側縁に沿って紙送り方向に沿って所定ピッチ間
隔で送り孔14が開設されているとともに、葉書用紙1
0の一面側、すなわち、宛名情報、隠蔽情報を記載する
面側に剥離可能な感圧接着剤層15が形成され、葉書用
紙10の他面側には剥離不能な完全接着機能をもつ感圧
性接着剤層16が形成されている。
用紙10を使用して圧着葉書60を作製する手順につい
て説明する。
0、隠蔽情報記載片21,22の表面に所定の宛名情報
や秘密情報をプリンタにより印字処理した後、図3に示
すように、隠蔽情報記載片21,22の内面同士が密着
して、宛名情報記載片20が表面側に来るように2本の
折りミシン目11,12を基に3つ折り状態に折り加工
を施し、図4に示すように、シーラー機40に供給し
て、圧着葉書Aを作製する。
切断除去するスリッター部41、葉書用紙10を幅方向
に裁断するバースター部42、並びに適宜圧力で圧着す
る圧着部43からなり、スリッター部41とバースター
部42との間に折り加工器50が装着されていることが
特徴である。
部14aをスリッター部41により切断除去した後、連
続して、図5,図6に示す折り加工器50を使用して葉
書用紙10の側縁部に設定した折返し縁部30を折りミ
シン目13を基に折り加工を施す。
縁部折返し部材52とから構成されており、上述したよ
うに、シーラー機40のスリッター部41とバースター
部42の間に装着される上記紙押え部材51は、端末を
上方に曲げ加工した紙押え片51aと、この紙押え片5
1aと連設する取付片51bとを一体化したプレートか
らなり、また、縁部折返し部材52は、葉書用紙10の
下面を支持する支持片52aと、支持片52aから略9
0゜上方に折曲形成し、葉書用紙10の側縁部をガイド
するガイド片52bとを一体化したプレートからなり、
ガイド片52bの後部側の一部が螺旋状に曲成され、用
紙の縁部を折返す機能を備えている。
0のバースター部42でのバースター加工、及び圧着部
43での圧着加工前に折り加工器50により自動的に折
返し縁部30が折りミシン目13を基に折返し作業が行
なわれるため、従来の手作業による折返し作業に比べ生
産性を著しく高めることができる。
60を示すもので、折返し縁部30により縁部が4枚重
ねの強接着部Aとなるため、郵送途中等に剥離する恐れ
がなく、隠蔽情報記載片21,22に印字された秘密情
報が第三者の目に触れることがなく、親展性を高めた圧
着葉書60を提供でき、この圧着葉書60の開封操作
は、図8に示すように、ハサミ61により強接着部Aを
切断除去すれば良い。
明に係る圧着葉書の製造方法及びそれに使用する折り加
工器の別の実施形態について説明する。
1,図2に示す葉書用紙10と同一構成であるが、図9
に示すように、送り孔14は、折りミシン目13の左右
側にそれぞれ並列に開設されている点において異なる。
用紙10と同一構成であるのでその説明は省略する。
0を作製するには、図10に示すように、葉書用紙10
を折りミシン目11,12を基に3つ折り加工状態にす
るとともに、シーラー機40に供給する。
切断除去するスリッター部41、葉書用紙10を幅方向
に裁断するバースター部42、並びに適宜圧力で圧着す
る圧着部43からなり、スリッター部41の手前側に折
り加工器70が設置されていることが特徴である。
え部材71と縁部折返し部材72とから構成され、上述
したように、両部材71,72はシーラー機40スリッ
ター部41の手前側に装着されており、図11,12に
示すように、紙押え部材71は、ロッド71aの先端で
折りミシン目13近傍部分の本体紙面を押さえ、縁部折
返し部材72は、2本の棒72a,72b間のクリアラ
ンス間に送り孔部14b,14cを折り重ねて折りミシ
ン目13を基に折返した状態で挟み込んで折返し縁部3
0の折返し作業を行なう。
1で送り孔部14a(14b,14c)を切断除去し、
バースター部42で単片状に裁断処理した後、圧着部4
3で圧着加工を行ない、図13に示す圧着葉書60´の
作製が完了する。
部30aが隠蔽情報記載片21,22間に存在すること
により、端縁側は4枚重ねとなり、強接着部Aを構成す
ることにより、郵送中の剥がれ等がなく、親展性を向上
させた圧着葉書60´を作製でき、折返し縁部30を折
り加工器70を使用して自動的に折返し作業ができる
為、生産性が著しく向上するという上述実施形態と同一
の作用効果が得られる。
載する格別の作用効果を有する。
は、葉書用紙を圧着加工するシーラー機に折り加工器を
装着し、折返し縁部を設定した親展性の高い葉書用紙の
縁部をこの折り加工器により自動的に折返し操作すると
いうものであるため、従来のように手作業で折り返す手
間が省け、生産性を高めるとともに、品質の良好な圧着
葉書を量産できるという効果を有する。
は、紙押え部材と縁部折返し部材とをシーラー機に装着
するという簡単な構成であるため、廉価な構成で圧着葉
書の生産性を高めることができるという効果を有する。
書用紙の一実施形態を示す平面図。
断面図。
程を示す概要図。
視図。
構成を示す図5中A矢視図。
図。
を示す平面図。
工程を示す概要図。
す説明図。
す概要図。
視図。
平面図。
説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 宛名情報記載片に、2片の隠蔽情報記載
片が連設された葉書用紙の情報隠蔽の3つ折り加工時、
一方の隠蔽情報記載片に設定された折返し縁部を折り返
すことで、隠蔽情報記載片の開封端側の用紙が強接着さ
れた圧着葉書の製造方法において、 前記圧着葉書はシーラー機に装着した折り加工器により
折返し縁部を折り返した後、シーラー機の圧着部により
圧着加工を施すことを特徴とする圧着葉書の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧着葉書の製造方法に使
用する折り加工器は、葉書用紙上面を押さえる紙押え部
材と、折返し縁部を折り返し加工する縁部折返し部材と
からなることを特徴とする折り加工器。 - 【請求項3】 前記縁部折返し部材は、葉書用紙の折返
し縁部を折り返し加工する一部螺旋状に曲成された縁部
折返し部材から構成されていることを特徴とする請求項
2記載の折り加工器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029535A JP2887342B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029535A JP2887342B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09220884A JPH09220884A (ja) | 1997-08-26 |
JP2887342B2 true JP2887342B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12278815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8029535A Expired - Lifetime JP2887342B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887342B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8029535A patent/JP2887342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09220884A (ja) | 1997-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2887342B2 (ja) | 圧着葉書の製造方法並びにそれに使用する折り加工器 | |
JP3902702B2 (ja) | 背に柔軟材を用いた本の製本方法及び表紙作成方法 | |
JP3902701B2 (ja) | 背に柔軟材を用いた本、それに用いる表紙材及び製本方法 | |
JPH11105471A (ja) | 圧着はがき作成装置 | |
JP2606898Y2 (ja) | ミシン目付きシール葉書 | |
EP0128738B1 (en) | Mailing wrapper with reply envelope and response device from integral web | |
JP3827525B2 (ja) | 返信封書付き封書用シート | |
JP2774311B2 (ja) | 印刷された封筒を製作する方法及びそれに使用される封筒組立体素材 | |
JP2910912B2 (ja) | 圧着葉書 | |
JP2000272278A (ja) | 隠ぺい印刷物及びその製造方法 | |
JPH08318689A (ja) | 3倍紙面はがきおよびその製造方法 | |
JP3827745B2 (ja) | 見開き葉書 | |
JPH08175052A (ja) | 情報隠蔽複合シートおよびその製造方法 | |
JP2000247341A (ja) | 折り畳み封書用シート | |
JP3802129B2 (ja) | メールフォーム | |
JP2000301855A (ja) | 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本 | |
JP2002362065A (ja) | 軽剥離印刷物 | |
JP2521498B2 (ja) | 封書の作成方法 | |
JP2000289371A (ja) | 表装材及びそれを用いた並製本 | |
JP4391185B2 (ja) | 隠蔽往復葉書の製造方法 | |
JPS59145193A (ja) | 印字綴じ帳票の作成方法 | |
JPH08175053A (ja) | 隠蔽葉書用紙 | |
JPH05238180A (ja) | 2倍幅シート処理装置 | |
JP4521332B2 (ja) | 隠蔽情報通信用紙 | |
JP3131589U (ja) | 袋綴じ構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990106 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110219 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110219 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |