JP2885017B2 - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転数制御装置

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のアイドル回
転数制御装置に係り、詳しくはエンジン負荷変動時にお
けるアイドル回転の安定性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用の内燃機関(以下、エン
ジンと記す)では、アイドリング時のエンジン回転数
(すなわちアイドル回転数)をエンジン負荷に応じて最
適な目標回転数に保持するために、主吸気通路に、スロ
ットルバルブを迂回するバイパス通路を併設し、このバ
イパス通路面積をステップモータ式のISCバルブ(Id
leSpeed Control Valve)により増減させるものが知ら
れている。このようなエンジンでは、制御装置であるE
CU(電子制御ユニット)に、エンジン回転数や冷却水
温度等の運転情報の他、エアコンコンプレッサ,オルタ
ネータ,パワーステアリングポンプ等の負荷情報を入力
し、これらの情報に基づき演算処理等を行い、適正なア
イドル回転数を実現するISCバルブの駆動ステップ量
を決定している。
【0003】ISCバルブの駆動制御の形態としては、
一般に、回転数フィードバック制御が用いられている。
これは、アイドル回転数が目標値(基準アイドル回転
数)からずれた場合、その偏差を解消する吸気量補正値
を演算あるいはマップ検索等により求め、更にその吸気
量補正値に応じてISCバルブを開放あるいは閉鎖側に
駆動するもので、負荷の増減に拘わらず安定したアイド
ル回転数を得ることができる。また、近年の回転数フィ
ードバック制御では、負荷急変時における制御遅れや過
制御を防止するため、エアコンやオルタネータ等の起動
・停止時には回転数フィードバック制御を一時中止し、
所定時間の間は負荷補正のみを行うオープンループ制御
に切り換えるものも出現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した回
転数フィードバック制御からオープンループ制御への切
換えは、通常、負荷変化率が所定の閾値を越えることに
より行われる。この際、負荷変化率は所定のサンプリン
グ周期ごとに負荷を検出し、その偏差をサンプリング周
期で除すことにより求めている。したがって、制御応答
性を高めるには、サンプリング周期を短くし、かつ閾値
を小さくすればよい。ところが、このようにした場合、
検出された負荷が微小変動やノイズを伴っていると、負
荷変化率が当然に急変しやすくなり、往々にして誤動作
を引き起こすことがあった。
【0005】一方、サンプリング周期を長くし、かつ閾
値を大きくすれば、誤動作の虞は少なくなり、安定した
制御が行える。ところが、このようにした場合、例えば
大きな負荷変化が生じても、これがサンプリング周期内
で収束すると、負荷変化率の値は小さくなり、制御の切
換えが行われないという問題があった。すなわち、制御
応答性と制御安定性とはトレードオフの関係にあり、こ
れらを高いレベルで両立させることはできなかった。そ
の結果、負荷急変時におけるエンジンストール等を防止
するためには、基準アイドル回転数をある程度高く設定
せざるを得ず、燃費の悪化がもたらされていた。また、
低負荷時に一部の気筒の作動を停止させる休筒エンジン
では、負荷変動時におけるアイドル回転が特に不安定と
なり、大きな振動を起こす要因となっていた。
【0006】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、エンジン負荷の変動があっても、安定したアイドル
回転を実現させる内燃機関のアイドル回転数制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、こ
の目的を達成するために、内燃機関の吸気系に設けら
れ、アイドル運転時の吸入空気量を調整するアイドル吸
気量調整手段と、前記内燃機関の負荷を所定の検出周期
で負荷検出値として検出する負荷検出手段と、前記内燃
機関のアイドル回転数を目標回転数に維持するように前
記アイドル吸気量調整手段をフィードバック制御する一
方、このフィードバック制御の開始時点における負荷検
出値を基準値として記憶し、フィードバック制御中にお
ける検出周期毎の負荷検出値と前記基準値とを比較し、
その偏差が所定の閾値を越えた場合にフィードバック制
御を一時的に中止し、前記アイドル吸気量調整手段をオ
ープンループ制御する制御手段とを具えたことを特徴と
する内燃機関のアイドル回転数制御装置を提案するもの
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、回転数フィードバック制御か
らオープンループ制御への切換えが負荷の基準値からの
偏差により行われるため、負荷の微小変動やノイズによ
る誤動作が無くなる一方で、確実な制御の切換えが実現
される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1には、本発明のアイドル回転数制
御装置を適用した自動車用エンジンの概略構成を示して
ある。同図において、エンジン1の主吸気通路を形成す
る吸気管2には、スロットルバルブ3が配設されると共
に、スロットルバルブ3を迂回して吸入空気を通過させ
るバイパス通路4が併設されている。このバイパス通路
4には、アイドル吸気量調整手段であるISCバルブ5
が取り付けられており、その作動により流路面積が増減
されるようになっている。ISCバルブ5は、ステップ
モータ6と弁体7とを具えており、ステップモータ6が
ECU8に駆動されて弁体7を上下動させる構造となっ
ている。また、エンジン1には、補機(すなわち、外部
負荷)であるオルタネータ20,クーラコンプレッサ2
2,パワーステアリング用ポンプ24等が取り付けら
れ、タイミングベルト等を介してクランクシャフトによ
り駆動される。
【0010】一方、ECU8は、図示しない入出力装
置、記憶装置(不揮発性RAM,ROM等)、中央演算
処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を具えており、
その入力側には、エンジン1の冷却水温WT を検出する
水温センサ9,所定のクランク角度位置を検出するクラ
ンク角センサ10,第1気筒が所定のクランク角度にあ
ることを検出する気筒判別センサ11,スロットルバル
ブ3の弁開度を検出するスロットルセンサ12,スロッ
トルバルブ3の全閉状態を検出するアイドルスイッチ1
3,バッテリ電圧Vb を検出するバッテリ電圧センサ1
4等が接続し、エンジン1側の検出情報を入力する。ま
た、ECU8には、オルタネータ20の発電状態を検出
するFR端子21,クーラコンプレッサ22の作動を検
出するエアコンスイッチ23,パワーステアリング用ポ
ンプ24の負荷を検出するP/Sスイッチ25等が接続
し、補機側の検出情報を入力する。尚、オルタネータ2
0は、FR端子21のレベルがLowの時には、図示しな
い電圧レギュレータ内のパワートランジスタがONであ
り、発電している状態である。また、これらの検出情報
に基づき、ECU8からは、点火プラグ30,燃料噴射
弁31,ISCバルブ5のステップモータ6,オルタネ
ータ20のフィールドコイルの励磁を行うG端子32等
に駆動信号が出力される。
【0011】本実施例では、オルタネータ20の負荷変
動を例に、負荷変動に対するアイドル回転数の制御手順
を、図2から図5のフローチャートを参照して説明す
る。エンジン1が始動されると、ECU8は、所定の制
御インターバル(本実施例では、0.25ms)で、図
2に示したオルタネータ20の発電頻度カウントサブル
ーチンを実行する。このサブルーチンにおいて、ECU
8は、ステップS1でオルタネータ20のFR端子(す
なわち、フィールド端子)21のレベルがLowであるか
否かを判定する。そして、Lowの場合にはステップS2
で内蔵するFRカウンタCfrに1を積算し、Lowでない
場合には何もせずに当該ルーチンを終了する。
【0012】 Cfr=Cfr+1 …式(1) 尚、FRカウンタCfrの初期値は0に設定されている。
また、ECU8は、クランク角センサ10からのクラン
ク角割込信号が入力する毎に、図3の電気負荷判定サブ
ルーチンを実行する。このサブルーチンにおいて、EC
U8は先ず、ステップS11でエンジン1の行程周期T
stを読み込む。次に、ステップS12で下式(2)によ
り発電割合を示すFRデューティ比Dfr、すなわち行程
周期Tst内でFR端子21のレベルがLowになった比率
を算出する。
【0013】 Dfr=(Cfr×0.25ms)/Tst …式(2) FRデューティ比Dfrの算出を終えると、ECU8は、
ステップS12でFRカウンタをリセットする。次に、
ECU8は、ステップS13で、図示しない2次元マッ
プを用いて、エンジン回転数Ne とFRデューティ比D
frとからオルタネータ20の発電電流Ialt を算出す
る。
【0014】 Ialt =f[Ne ,Dfr] …式(3) 発電電流Ialt の算出を終えると、ECU8は、ステッ
プS15で、図示しないバッテリの基準電圧Xvbと現在
のバッテリ電圧Vb とを用いて下式(4)により電気負
荷電流値Ielを算出する。ここで、Kamp はバッテリの
電圧変化を電流変化(負荷変化)に変換する変換係数で
ある。
【0015】 Iel=Ialt +Kamp ×( Xvb−Vb ) …式(4) 尚、ここでバッテリ電圧Vb の変化に応じた補正を行う
理由は、バッテリ電圧Vb が降下した場合には、短時間
のうちに負荷電流が増大することが予測されるためで、
これにより制御応答性を高めることが可能となる。但
し、Vb >Xvbの場合は、負荷低減となる電圧補正は行
わず、Iel=Ialt とする。
【0016】一方、ECU8は、所定の制御インターバ
ル(本実施例では、25ms)で、図4および図5に示
したISCバルブ駆動制御サブルーチンを実行する。こ
のサブルーチンにおいて、ECU8は先ず、図4のステ
ップS21で回転数フィードバックを行う条件(以下、
N−F/B条件と記す)が成立しているか否かを判定す
る。この判定は、アイドルスイッチ13がON状態にあ
ること、始動後に所定時間(本実施例では、1.0秒)
が経過していること、冷却水温WT が所定値以上である
こと、エンジン回転数Ne が低下して目標回転数Nobj
より所定回転数(本実施例では、300rpm )を横切っ
た時点から所定時間(本実施例では、3.0秒)以上経
過したこと等が全て満たされている場合に判定値が肯定
(Yes)となる。
【0017】エンジン1の始動直後等で、ステップS2
1でN−F/B条件が成立しない場合、ECU8はステ
ップS22に進み、前述した式(4)で求めた電気負荷
電流値Ielをフィードバック開始負荷電流値Ifbonとし
てメモリに記憶し、更にステップS23でフィードバッ
ク制御フラグFLfbを0に設定して、オープンループで
回転数制御を実行することを記憶する。
【0018】 Ifbon=Iel …式(5) 次に、ECU8は図5のステップS24に進み、冷却水
温WT に基づきISCバルブ5の基本開度Pbaseをマッ
プより検索し、更にこのISC基本開度Pbaseに学習補
正量ΔPlearn を加算して、ISC目標開度Pobj を算
出する。(ステップS25) Pobj =Pbase+ΔPlearn …式(6) 尚、学習補正量ΔPlearn は、例えば、ISC基本開度
Pbaseの変化量の時間平均値として求められる。
【0019】次に、ECU8は、ステップS26におい
て、フィードバック制御フラグFLfbが1であるか否か
を判定する。この制御フラグFLfbは、ステップS23
で0に設定されているため、ECU8はステップS27
に進み、電気負荷電流値Ielを用いて、下式(7)によ
りISC目標開度Pobj を電気負荷補正する。 Pobj =Pobj +Kel・(Iel−Xel) …式(7) ここで、Kelは変換係数であり、Xelは電気負荷補正基
準電流値である。式(7)の右辺第2項により、電気負
荷に対応する補助吸気量がバイパス流路4からエンジン
1に供給されることになる。
【0020】次に、ECU8は、ステップS28でIS
C目標開度Pobj に基づきISCバルブ5を駆動し、最
後にステップS29でISC目標開度Pobj を前回開度
Pobjoldとして記憶し、当該ルーチンを終了する。 Pobjold=Pobj …式(8) 尚、N−F/B条件が成立しない場合、この制御手順は
繰り返し行われ、ステップS22およびステップS27
において、フィードバック開始負荷電流値Ifbonと前回
開度Pobjoldとが毎回それぞれ更新される。
【0021】一方、エンジン1の暖機等が終了し、図4
のステップS21においてN−F/B条件が成立した場
合、ECU8は、ステップS30に進んでISCバルブ
5の回転数フィードバック制御を開始する。ECU8
は、先ずステップS30でフィードバック開始負荷電流
値Ifbonと現在の電気負荷電流値Ielとの偏差ΔIを算
出する。
【0022】 ΔI=Ifbon−Iel …式(9) 次に、ECU8は、ステップS31で、この偏差ΔIの
絶対値が所定の閾値Xdielより大きいか否か、すなわち
オープンループ制御に切り換えるべきか否かを判定す
る。 |ΔI|>Xdiel …式(10) ステップS31において、偏差ΔIの絶対値が閾値Xdi
elより小さい場合、ECU8はフィードバック制御を続
行すると判断し、ステップS32に進む。そして、ステ
ップS32でカウントダウンタイマ(T)の値が0か否
かを判定し、0の場合にはステップS33でフィードバ
ック制御フラグFLfbを1に設定する。尚、カウントダ
ウンタイマ(T)の初期値は0であり、フィードバック
開始直後で前述のステップS31の判定が否定(No )
の場合には、カウントダウンタイマ(T)の値は0であ
る。
【0023】次に、ECU8は、図5のステップS2
4,25に進んでISC目標開度Pobj を算出した後、
ステップS26に進む。ここで、フィードバック制御フ
ラグFLfbが1に設定されているため、ECU8は、ス
テップS26からステップS34に進む。ステップS3
4では、現時点がフィードバックを行うタイミング(以
下、F/Bタイミングと記す)にあるか否かを判定す
る。F/Bタイミングは、前回ISCバルブ5を駆動し
た後にエンジン回転数Ne が落ちつくために要する期間
(本実施例では、1.0秒)が経過したか否かを判別す
るものである。この間はハンチングを防ぐためにフィー
ドバック制御は行わず、ステップS35以下を実行せず
に当該ルーチンを終了する。そして、ステップS21の
判定結果が肯定(Yes)で、かつステップS35の判定
が否定(No )である限り、上記処理を繰り返す。
【0024】ステップS34において、現時点がF/B
タイミングにあった場合、ECU8はステップS35に
進み、前回開度Pobjoldを用いて、下式(11)により
ISC目標開度Pobj を算出する。 Pobj =Pobjold+Kfb・(Ne −Nobj ) …式(11) ここで、Kfbはフィードバック比例ゲインであり、Ne
およびNobj は、前述したように、それぞれエンジン回
転数と目標回転数とである。
【0025】ISC目標開度Pobj が得られたら、ステ
ップS28においてISCバルブ5を駆動し、ステップ
S29でISC目標開度Pobj を前回開度Pobjoldとし
て記憶し、当該ルーチンを終了する。一方、ステップS
31において、負荷が変化して偏差ΔIの絶対値が閾値
Xdielより大きくなった場合、ECU8はフィードバッ
ク制御を中断してオープンループ制御を行うと判断し、
ステップS36に進む。ステップS36に進んだECU
8は、カウントダウンタイマ(T)を所定値αに設定
し、カウントダウンを開始する。所定値αは、負荷変動
によるオープンループ制御によって、アイドル回転を迅
速に静定させることができる適宜値に設定される。次
に、ECU8は、N−F/B条件が成立しない場合と同
様に、ステップS22からS29までを実行してオープ
ンループ制御によるISCバルブ5の駆動を行い、フィ
ードバック開始負荷電流値Ifbonと前回開度Pobjoldと
を更新する。尚、電気負荷の変動が合った場合、電気負
荷電流値Ielも新たに設定されるため、フィードバック
開始負荷電流値Ifbonと前回開度Pobjoldも変更され
る。
【0026】オープンループ制御を開始すると、ISC
目標開度Pobj が急変し、ステップS22でフィードバ
ック開始負荷電流値Ifbonが更新されるため、偏差ΔI
の絶対値は0に近づく。したがって、ステップS31に
おける判定は否定(No )となり、ECU8はステップ
S32に進む。ところが、カウントダウンタイマ(T)
の値が0になるまでは、ステップS32における判定が
否定(No )となり、ECU8は、ステップS22に進
んでカウントダウンタイマ(T)の設定値αに対応する
期間に亘り、オープンループ制御を繰り返す。
【0027】そして、カウントダウンタイマ(T)の値
が0になると、ECU8は、ステップS32からステッ
プS33に進み、再びフィードバック制御を行う。この
際、オープンループ制御中も、フィードバック制御の初
期値となる前回開度Pobjoldが常に更新されているた
め、ステップS35において算出されるISC目標開度
Pobj の値は適切なものとなり、エンジン回転Ne の急
変が防止される。
【0028】本発明の態様はこの実施例に限られるもの
ではない。例えば、上記実施例ではエンジン負荷として
オルタネータの電気負荷を適用したが、クーラコンプレ
ッサやパワーステアリング用ポンプ等の負荷に適用する
ようにしてもよい。この場合、クーラコンプレッサ等の
機械負荷を電気負荷に換算し、これを電気負荷である電
気負荷電流値Ielに加算するようにしてもよい。
【0029】また、上記実施例ではアイドル吸気量調整
手段としてバイパス型のISCバルブを用いたが、スロ
ットルバルブの開度を変えることによりアイドル吸気量
を調整する直動型のISCバルブを用いるようにしても
よい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、アイドル回転数のフィ
ードバック制御開始時点における負荷検出値とフィード
バック制御中における負荷検出値とを常に比較し、その
偏差が所定の閾値を越えた場合にフィードバック制御を
中止してアイドル吸気量調整手段を所定時間に亘ってオ
ープンループ制御するようにしたため、迅速かつ誤差動
のない安定したアイドル回転数制御が可能となる。その
結果、アイドル回転数の低速化や休筒が無理なく行える
ようになり、燃費の向上や振動・騒音の低減が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアイドル回転数制御装置を適用し
た自動車用エンジンを示した概略構成図である。
【図2】発電頻度カウントサブルーチンを示したフロー
チャートである。
【図3】電気負荷判定サブルーチンを示したフローチャ
ートである。
【図4】ISCバルブ駆動制御サブルーチンの前半部分
を示したフローチャートである。
【図5】ISCバルブ駆動制御サブルーチンの後半部分
を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 吸気管 3 スロットルバルブ 4 バイパス通路 5 ISCバルブ 8 ECU 20 オルタネータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気系に設けられ、アイドル
    運転時の吸入空気量を調整するアイドル吸気量調整手段
    と、 前記内燃機関の負荷を所定の検出周期で負荷検出値とし
    て検出する負荷検出手段と、 前記内燃機関のアイドル回転数を目標回転数に維持する
    ように前記アイドル吸気量調整手段をフィードバック制
    御する一方、このフィードバック制御の開始時点におけ
    る負荷検出値を基準値として記憶し、フィードバック制
    御中における検出周期毎の負荷検出値と前記基準値とを
    比較し、その偏差が所定の閾値を越えた場合にフィード
    バック制御を一時的に中止し、前記アイドル吸気量調整
    手段をオープンループ制御する制御手段とを具えたこと
    を特徴とする内燃機関のアイドル回転数制御装置。
JP5254506A 1993-10-12 1993-10-12 内燃機関のアイドル回転数制御装置 Expired - Fee Related JP2885017B2 (ja)

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