JP2880548B2 - 鱗茎用心出し掴持装置 - Google Patents

鱗茎用心出し掴持装置

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JP2880548B2
JP2880548B2 JP2011881A JP1188190A JP2880548B2 JP 2880548 B2 JP2880548 B2 JP 2880548B2 JP 2011881 A JP2011881 A JP 2011881A JP 1188190 A JP1188190 A JP 1188190A JP 2880548 B2 JP2880548 B2 JP 2880548B2
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N15/00Machines or apparatus for other treatment of fruits or vegetables for human purposes; Machines or apparatus for topping or skinning flower bulbs
    • A23N15/08Devices for topping or skinning onions or flower bulbs

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、玉葱,大蒜,辣韮等の鱗茎の中心を出して
掴持するようにした鱗茎用心出し掴持装置に関するもの
である。
従来の技術 一般に、玉葱あるいは大蒜等の鱗茎は、調理用材料と
して広く愛用されているが、これを細断加工する前に、
鱗茎の茎部と根部を切断し、鱗茎の外周の黄褐色の外皮
を剥脱しなければならず、これを大量に加工しようとす
る場合には、自ずと機械的手法に頼らざるを得ない。
しかしながら、鱗茎は工業製品と相違してその大きさ
や形状が不揃いであるため、鱗茎の茎部と根部を切断す
る切刃の位置を固定的に設定して切断するように切断装
置を構成すると、鱗茎の上下を同自的に切断して一回の
機械投入だけで両端の茎部と根部を取除く場合、鱗茎の
大きさや形状によって、へたの切取り代が取り過ぎにな
って有効部分を損失したりあるいは不足することがあ
り、機械や手作業等による切直しを必要とすることにな
る。
特に、切取り不足のものを切断後に鱗茎の中から選別
することは切断作業を機械化した効果を半減してしまう
おそれがある。
従来、下部挾持体を上下方向に移動自在に設けると共
に、下部挾持体に対向して上部挾持体を上下方向に移動
自在に設けた鱗茎の中心位置決め装置が特開昭60−1880
49号公報として提案されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、特開昭60−188049号公報記載のものは、下
部挾持体を上方に移動する第1のシリンダ装置及び上部
挾持体を下方に移動する第2のシリンダ装置をそれぞれ
に必要とし、下部挾持体と上部挾持体との間に鱗茎を挾
持し、鱗茎の中心を下部挾持体と上部挾持体とにより位
置決めするものであり、装置とは別に鱗茎の中心の両側
を挾持する挾持装置を設置する必要があった。
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、回転テ
ーブルを上下方向の軸線のまわりに回転することによ
り、第1の揺動リンク及び第2の揺動リンクが回転テー
ブルの回転に伴ってカム機構により反対方向に揺動する
と共に、上部掴持体及び下部掴持体がその掴持面を水平
状態のまま第1の揺動リンク及び第2の揺動リンクを介
して互に近接し、上部掴持体と下部掴持体との間に鱗茎
を挾持し、従来のような上部掴持体と下部掴持体を近接
離間させるためのシリンダ装着を必要とせず、鱗茎の中
心がその大きさや形状に拘わらず上部掴持体と下部掴持
体とにより一定位置に合うように置かれ、一対の側部挾
持体が回転テーブルの回転に伴って互に近接し、鱗茎の
中心の両側を側部挾持体により確実に挾持し、側部挾持
体が挾持した状態の鱗茎を回転テーブルの回転に伴って
次工程の鱗茎の茎部と根部の切断装置に送ることが可能
な鱗茎用心出し掴持装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の鱗茎用心出し掴持装置は、上下方向の軸線の
まわりに回転する回転テーブルの上方に互に平行な第1
の揺動リンクを上下方向に揺動自在に配設すると共に、
前記回転テーブルの下方に前記第1の揺動リンクと対峙
して互に平行な第2の揺動リンクを上下方向に揺動自在
に配設し、前記第1の揺動リンク及び第2の揺動リンク
の一端に対向して掴持面を水平方向とした上部掴持体及
び下部掴持体をそれぞれ回動自在に設け、前記第1の揺
動リンク及び第2の揺動リンクの他端に設けたカムフォ
ロアを第1の固定カムに当接して前記上部掴持体と下部
掴持体とを近接離間するカム機構をそれぞれ設け、前記
上部掴持体と下部掴持体との間に一対の側部挾持体を、
第2の固定カムと前記側部挾持体に連絡したカムフォロ
アとによって近接離間自在に設けたことを特徴とする構
成を有するものである。
作用 回転テーブルを上下方向の軸線のまわりに回転する
と、回転テーブルの上方に上下方向に揺動自在に配設し
た互に平行な第1の揺動リンクが回転テーブルの回転に
伴って第1の揺動リンクの他端に設けたカム機構により
揺動すると同時に、回転テーブルの下方に上下方向に揺
動自在に配設した互に平行な第2の揺動リンクが回転テ
ーブルの回転に伴って第2の揺動リンクの他端に設けた
カム機構により第1の揺動リンクと反対方向に揺動し、
カム機構が第1の揺動リンクの一端に回動自在に設けた
上部掴持体及び第2の揺動リンクの一端に回動自在に設
けた下部掴持体を掴持面を水平状態のまま近接離間し、
上部掴持体と下部掴持体との間に鱗茎を挾持し、鱗茎の
中心を上部掴持体と下部掴持体とにより一定位置に合う
ように置いた後、上部掴持体と下部掴持体との間に近接
離間自在に設けた一対の側部挾持体が鱗茎の中心の両側
を挾持する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、1は上下方向の軸線のまわりに回転
する回転テーブルであり、回転テーブル1の上方には同
一長さで互に平行な2対の第1の揺動リンク2,2,2,2が
上下方向に揺動自在にそれぞれ配設されると共に、回転
テーブル1の下方には第1の揺動リンク2と対峙して同
一長さで互に平行な2対の第2の揺動リンク3,3,3,3が
上下方向に揺動自在にそれぞれ配設されている。
第1の揺動リンク2,2,2,2の一端には掴持面を水平方
向とした上部掴持体4が支軸5を介して回動自在に設け
られると共に、第2の揺動リンク3,3,3,3の一端には上
部掴持体4と対向して掴持面を水平方向とした下部掴持
体6が支軸7を介して回動自在に設けられ、第1の揺動
リンク2,2,2,2の他端には上部掴持体4を上下方向に移
動するカム機構8が設けられ、第2の揺動リンク3,3,3,
3の他端には、第2図に示すように、下部掴持体6を上
下方向に移動するカム機構9が設けられ、カム機構8及
びカム機構9は回転テーブル1の回転に伴って上部掴持
体4と下部掴持体6とを近接離間するようになってい
る。
上部掴持体4と下部掴持体6との間には一対の側部挾
持体10A,10Bが近接離間自在にそれぞれ設けられてい
る。
上部掴持体4には、第1図及び第2図に示すように、
間隔を置いて互に平行な側板11,11がそれぞれ配設さ
れ、側板11,11の下端には水平方向に上部係合板12が設
けられ、上部係合板12の中央には鱗茎の上端を嵌合する
嵌合孔13が設けられ、側板11,11の間には上部係合板12
と平行な連結板14が設けられ、側板11,11の外側面には
第1の揺動リンク2の一端が支軸5により回動自在に軸
支されている。
上部係合板12の両側縁が側板11,11の下端に複数本の
ボルト15により固定され、連結板14はその両側縁が側板
11,11の内側面に複数本のボルト16により固定されてい
る。
回転テーブル1の上部には、第1図に示すように、間
隔を置いて支柱17,17がそれぞれ立設され、支柱17,17の
上部には固定プレート18が設けられ、固定プレート18の
両側面には第1の揺動リンク2の他端寄りが支軸19を介
して回動自在に軸支され、固定プレート18の下端寄りの
両側には外方に突出して側部フランジ20,20がそれぞれ
形成され、固定プレート18の側部フランジ20,20が支柱1
7,17の上端にボルト21により固定されている。
固定プレート18の前面には上方に向かって突出した断
面L字形のアングル22が設けられ、アングル22の上端寄
りには後方に突出して係止ピン23が設けられている。
固定プレート18の後部には可動プレート24が設けら
れ、可動プレート24の両側面には第1の揺動リンク2の
他端が支軸25を介して回動自在に軸支され、可動プレー
ト24の上面には突出体26が設けられ、可動プレート24の
後部上方には上部周辺カム27よりなる第1のカムが設け
られ、可動プレート24の裏面には上部周辺カム27に係合
しながら従動するカムフォロア28が設けられ、アングル
22と可動プレート24との間にはカムフォロア28を上部周
辺カム27に向かって付勢する引張コイルバネ29が設けら
れ、カム機構8は上部周辺カム27とカムフォロア28とか
らなる。
アングル22の係止ピン23には引張コイルバネ29の一端
が引掛けて係止され、可動プレート24の突出体26には引
張コイルバネ29の他端が引掛けて係止されている。
下部掴持体6には、第1図及び第2図に示すように、
間隔を置いて互に平行な側板30,30がそれぞれ配設さ
れ、側板30,30の上端には水平方向に上部係合板12と対
向する下部係合板31が設けられ、下部係合板31の中央に
は鱗茎の下端を嵌合する嵌合孔32が設けられ、側板30,3
0の間には下部係合板31と平行な連結板33が設けられ、
側板30,30の外側面には第2の揺動リンク3の一端が支
軸7により回動自在に軸支されている。
下部係合板31の両側縁が側板30,30の上端に複数本の
ボルト34により固定され、連結板33はその両側縁が側板
30,30の内側面に複数本のボルト35により固定されてい
る。
回転テーブル1の下部には、第2図に示すように、固
定プレート36が設けられ、固定プレート36の両側面には
第2の揺動リンク3の他端寄りが支軸37を介して回動自
在に軸支され、固定プレート36の上端寄りの両側には外
方に突出して側部フランジ38,38がそれぞれ形成され、
固定プレート36の側部フランジ38,38が回転テーブル1
の下面にボルト39により固定されている。
固定プレート36の前面には下方に向かって突出した断
面L字形のアングル40が設けられ、アングル40の下端寄
りには後方に突出して係止ピン41が設けられている。
固定プレート36の後部には可動プレート42が設けら
れ、可動プレート42の両側面には第2の揺動リンク3の
他端が支軸43を介して回動自在に軸支され、可動プレー
ト42の下面には突出体44が設けられ、可動プレート42の
後部上方には下部周辺カム45よりなる第1のカムが設け
られ、可動プレート42の裏面には下部周辺カム45に係合
しながら従動するカムフォロア46が設けられ、アングル
40と可動プレート42との間にはカムフォロア46を下部周
辺カム45に向かって付勢する引張コイルバネ47が設けら
れ、カム機構9は下部周辺カム45とカムフォロア46とか
らなる。
アングル40の係止ピン41には引張コイルバネ47の一端
が引掛けて係止され、可動プレート42の突出体44には引
張コイルバネ47の他端が引掛けて係止されている。
回転テーブル1の外周縁寄りの上部には支柱17,17の
前方に互に噛合って第1の平歯車48及び第2の平歯車49
がそれぞれ回動自在に配設され、第1の平歯車48には第
2の平歯車49の上面と同位置まで上端より切欠部50が形
成され、第1の平歯車48の切欠部50の上部には第1の支
持アーム51が設けられ、第2の平歯車49の上部には第2
の支持アーム52が設けられている。
第1の支持アーム51の一端寄りの上部及び下部には側
部挾持体10A,10Aがそれぞれ配設され、側部挾持体10Aの
内側縁には第1の支持アーム51の内側縁に相当する長手
方向中央付近から両端の角部に向かって互に反対方向に
傾斜する2つの係合部53,53がそれぞれ形成され、側部
挾持体10,10Aが第1の支持アーム51に対して支持ピン54
により位置決めされ、側部挾持体10Aは第1の支持アー
ム51にそれぞれ固定され、第1の支持アーム51の他端寄
りが第1の平歯車48の切欠部50の上面に複数本のボルト
55により固定されている。
第2の支持アーム52の一端寄りの上部及び下部には側
部挾持体10B,10Bがそれぞれ配設され、側部挾持体10Bの
内側縁には第2の支持アーム52の内側縁に相当する長手
方向中央付近から両端の角部に向かって互に反対方向に
傾斜する2つの係合部56,56がそれぞれ形成され、側部
挾持体10B,10Bが第2の支持アーム52に対して支持ピン5
7により位置決めされ、側部挾持体10Bは第2の支持アー
ム52にそれぞれ固定され、第2の支持アーム52の他端寄
りが第2の平歯車49の上面に複数本のボルト58により固
定されている。
支柱17,17の間には第2の平歯車49の上部に第1の平
歯車48と噛合うラック59が回転テーブル1の径方向に移
動自在に設けられ、第1の平歯車48寄りに位置する一方
の支柱17の内側にはラック59の長手方向に沿って保持板
60が設けられ、保持板60の固定プレート18の下部に位置
する前端には立上り部61が形成され、立上り部61の内側
面には支軸62が設けられ、支軸62にはラック59の上面に
係合する係合ローラ63が回転自在に設けられている。
また、ラック59の保持板60と反対側の側面には、第3
図に示すように、長手方向に沿って凹状の案内溝64が形
成され、ラック59の保持板60と反対側の側部には複数の
支軸(図示省略)が立設され、支軸にはラック59の案内
溝64に係合する係合ローラ(図示省略)が回転自在に設
けられている。
回転テーブル1と上部周辺カム27との間には板カム65
からなる第2のカムが設けられ、ラック59の上部には支
持プレート66が固定され、支持プレート66の端部には板
カム65に係合しながら従動する側部挾持体10A,10Bに連
絡したカムフォロア67が設けられると共に、支持プレー
ト66にはカムフォロア67を板カム65に向かって付勢する
引張コイルバネ(図示省略)が設けられている。
次に、この実施例の作用について説明する。
まず、回転テーブル1を上下方向の軸線のまわりに第
4図の矢印a方向に回転すると、可動プレート24のカム
フォロア28が回転テープル1の回転に伴って上部周辺カ
ム27に係合しながら従動すると同時に、可動プレート42
のカムフォロア46が回転テーブル1の回転に伴って下部
周辺カム45に係合しながら従動し、支持プレート66のカ
ムフォロア67が回転テーブル1の回転に伴って板カム65
に係合しながら従動する。
カムフォロア28の回転テーブル1の回転による上部周
辺カム27に対する従動により、可動プレート24が引張コ
イルバネ29の引張力に抗して回転テーブル1の上面に向
かって下方へ移動すると共に、各第1の揺動リンク2が
可動プレート24の下方への移動に伴って固定プレート18
の支軸19に対して揺動し、第1の揺動リンク2の一端が
上方に向かって移動し、上部掴持体4の上部係合板12が
下部掴持体6の下部係合板31と対向しながら、上部掴持
体4が上部係合板12を水平状態のまま第1の揺動リンク
2を介して第4図の矢印b方向へ移動する。
また、カムフォロア46の回転テーブル1の回転による
下部周辺カム45に対する従動により、可動プレート42が
引張コイルバネ47の引張力に抗して回転テーブル1の下
面に向かって上方へ移動する共に、各第2の揺動リンク
3が可動プレート42の上方への移動に伴って固定プレー
ト36の支軸37に対して揺動し、第2の揺動リンク3の一
端が下方に向かって移動し、下部掴持体6の下部係合板
31が上部掴持体4の上部係合板12と対向しながら、下部
掴持体6が下部係合板31を水平状態のまま第2の揺動リ
ンク3を介して第4図の矢印c方向へ移動し、第4図に
示すように、上部掴持体4と下部掴持体6とが上下方向
に互に離間する。
さらに、カムフォロア67の回転テーブル1の回転によ
る板カム65に対する従動により、支持プレート66が引張
コイルバネの引張力に抗して回転テーブル1の外周面に
向かって移動し、ラック59が支持プレート66の外方への
移動に伴って係合ローラ63と係合しながら第4図の矢印
d方向へ移動し、第1の平歯車48がラック59と噛合いな
がら第4図の矢印e方向に回動すると共に、第2の平歯
車49が第1の平歯車48と噛合いながら第4図の矢印f方
向に回動し、側部挾持体10Aが第1の平歯車48の回動に
より第1の支持アーム51を介して側部挾持体10Bと離れ
る方向に向かって移動し、側部挾持体10Bが第2の平歯
車49の回動により第2の支持アーム52を介して側部挾持
体10Aと離れる方向に向かって移動し、側部挾持体10Aと
側部挾持体10Bとが左右方向に互に離間する。
上部掴持体4と下部掴持体6が上下方向に互に離間す
ると共に、側部挾持体10Aと側部挾持体10Bが左右方向に
互に離間した第4図に示す状態において、下部掴持体6
の下部係合板31の上部に図示しない供給装置により玉葱
68を供給し、下部係合板31の嵌合孔32が玉葱68の下端の
根部を嵌合する。
その後、回転テーブル1を第4図に示す状態から上下
方向の軸線のまわりに第5図の矢印a方向に回転する
と、カムフォロア28の回転テーブル1の回転による上部
周辺カム27に対する従動により、可動プレート24が引張
コイルバネ29の引張力により上方に向かって移動すると
共に、各第1の揺動リンク2が可動プレート24の上方へ
の移動に伴って固定プレート18の支軸19に対して揺動
し、第1の揺動リンク2の一端が下方に向かって移動
し、上部掴持体4の上部係合板12が下部掴持体6の下部
係合板31と対向しながら、上部掴持体4が上部係合板12
を水平状態のまま第1の揺動リンク2を介して第5図の
矢印b方向へ移動する。
また、カムフォロア46の回転テーブル1の回転による
下部周辺カム45に対する従動により、可動プレート42が
引張コイルバネ47の引張力により下方に向かって移動す
ると共に、各第2の揺動リンク3が可動プレート42の下
方への移動に伴って固定プレート36の支軸37に対して揺
動し、第2の揺動リンク3の一端が上方に向かって移動
し、下部掴持体6の下部係合板31が上部掴持体4の上部
係合板12と対向しながら、下部掴持体6が下部係合板31
を水平状態のまま第2の揺動リンク3を介して第5図の
矢印c方向へ移動し、第5図に示すように、上部掴持体
4と下部掴持体6とが互に近接し、上部係合板12の嵌合
孔13が玉葱68の上端の茎部を嵌合する。
上部掴持体4及び下部掴持体6を引張コイルバネ29及
び引張コイルバネの引張力により互に近接することによ
り、第5図に示すように、玉葱68を上部掴持体4の上部
係合板12と下部掴持体6の下部係合板31との間に挾持
し、上部掴持体4及び下部掴持体6が玉葱68の中心位置
をその大きさや形状に拘わらず一定位置に合うように置
いて鱗茎68の中心位置決めを行う。
さらに、カムフォロア67の回転テーブル1の回転によ
る板カム65に対する従動により、支持プレート66が引張
コイルバネの引張力により回転テーブル1の中心に向か
って移動し、ラック59が支持プレート66の回転テーブル
1の中心への移動に伴って係合ローラ63と係合しながら
第5図の矢印d方向へ移動し、第1の平歯車48がラック
59と噛合いながら第5図の矢印e方向に回動すると共
に、第2の平歯車49が第1の平歯車48と噛合いながら第
5図の矢印f方向に回動し、側部挾持体10Aが第1の平
歯車48の回動により第1の支持アーム51を介して側部挾
持体10Bに向かって移動し、側部挾持体10Bが第2の平歯
車49の回動により第2の支持アーム52を介して側部挾持
体10Aに向かって移動し、第5図に示すように、側部挾
持体10Aと側部挾持体10Bとが互に近接する。
側部挾持体10A及び側部挾持体10Bを引張コイルバネの
引張力により互に近接することにより、第5図に示すよ
うに、上部掴持体4及び下部掴持体6によりその上端及
び下端を挾持された玉葱68の中心位置の両側を側部挾持
体10Aと側部挾持体10Bとの間に挾持し、側部挾持体10A
の係合部53及び側部挾持体10Bの係合部56が玉葱68の外
周面に係合する。
その後、回転テーブル1を第5図に示す状態から上下
方向の軸線のまわりに第6図に矢印a方向に回転する
と、カムフォロア28の回転テーブル1の回転による上部
周辺カム27に対する従動により、可動プレート24が引張
コイルバネ29の引張力に抗して回転テーブル1の上面に
向かって下方へ移動すると共に、各第1の揺動リンク2
が可動プレート24の下方への移動に伴って固定プレート
18の支軸19に対して揺動し、第1の揺動リンク2の一端
が上方に向かって移動し、上部掴持体4の上部係合板12
が下部掴持体6の下部係合板31と対向しながら、上部掴
持体4が上部係合板12を水平状態のまま第1の揺動リン
ク2を介して第4図の矢印b方向へ移動する。
また、カムフォロア46の回転テーブル1の回転による
下部周辺カム45に対する従動により、可動プレート42が
引張コイルバネ47の引張力に抗して回転テーブル1の下
面に向かって上方へ移動すると共に、各第2の揺動リン
ク3が可動プレート42の上方への移動に伴って固定プレ
ート36の支軸37に対して揺動し、第2の揺動リンク3の
一端が下方に向かって移動し、下部掴持体6の下部係合
板31が上部掴持体4の上部係合板12と対向しながら、下
部掴持体6が下部係合板31を水平状態のまま第2の揺動
リンク3を介して第4図の矢印c方向へ移動し、第4図
に示すように、上部掴持体4と下部掴持体6とが上下方
向に互に離間し、玉葱68の上部掴持体4及び下部掴持体
6による挾持を解放し、側部挾持体10A及び側部挾持体1
0Bが玉葱68の中心位置の両側を挾持したままの状態とな
る。
さらに、上部掴持体4と下部掴持体6が上下方向に互
に離間して玉葱68の挾持を解放すると共に、側部挾持体
10Aと側部挾持体10Bが互に近接して玉葱68を挾持した第
6図に示す状態から回転テーブル1を回転することによ
り、玉葱68が次工程の図示しない鱗茎の茎部と根部の切
断装置に送られ、玉葱68の茎部と根部を切断装置により
切断した後、側部挾持体10A及び側部挾持体10Bが互に離
間して茎部と根部を切断された玉葱68の挾持を解放す
る。
なお、上部掴持体と下部掴持体とを近接離間するカム
機構としては、上部周辺カム及び下部周辺カムの代りに
溝カムを設け、第1の揺動リンク及び第2の揺動リンク
に溝カムに沿って従動する従動体を設けることも可能で
あり、側部挾持体の内側縁に合成樹脂材料あるいは合成
ゴム等の弾性体よりなるカバー体を設けても良い。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の鱗茎用心出し掴持装置
によれば、回転テーブルを上下方向の軸線のまわりに回
転することにより、第1の揺動リンク及び第2の揺動リ
ンクが回転テーブルの回転に伴ってカム機構により反対
方向に揺動すると共に、上部掴持体及び下部掴持体がそ
の掴持面を水平状態のまま第1の揺動リンク及び第2の
揺動リンクを介して互に近接するので、上部掴持体と下
部掴持体との間に鱗茎を挾持することができ、従来のよ
うな上部掴持体と下部掴持体を近接離間させるためのシ
リンダ装置を必要とせず、鱗茎の中心をその大きさや形
状に拘わらず上部掴持体と下部掴持体とにより一定位置
に合うように置くことができ、一対の側部挾持体が回転
テーブルの回転に伴って互に近接するので、鱗茎の中心
の両側を側部挾持体により確実に挾持することができ、
側部挾持体のみが挾持した状態の鱗茎を回転テーブルを
回転に伴って次工程の鱗茎の茎部と根部の切断装置に送
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の鱗茎用心出し掴持装置の上
方斜視図、 第2図は、第1図の下方斜視図、 第3図は、第1図のラックの正面図、 第4図は、鱗茎用心出し掴持装置の鱗茎の供給時の上方
斜視図、 第5図は、鱗茎用心出し掴持装置の上部掴持体,下部掴
持体及び側部挾持体による鱗茎の挾持状態を示す上方斜
視図、 第6図は、鱗茎用心出し掴持装置の側部挾持体による鱗
茎の挾持状態を示す上方斜視図である。 1…回転テーブル、2…第1の揺動リンク、3…第2の
揺動リンク、4…上部掴持体、5…支軸、6…下部掴持
体、7…支軸、8…カム機構、9…カム機構、10A,10B
…側部挾持体、11…側板、12…上部係合板、13…嵌合
孔、14…連結板、15…ボルト、16…ボルト、17…支柱、
18…固定プレート、19…支軸、20…側部フランジ、21…
ボルト、22…アングル、23…係止ピン、24…可動プレー
ト、25…支軸、26…突出体、27…上部周辺カム、28…カ
ムフォロア、29…引張コイルバネ、30…側板、31…下部
係合板、32…嵌合孔、33…連結板、34…ボルト、35…ボ
ルト、36…固定プレート、37…支軸、38…側部フラン
ジ、39…ボルト、40…アングル、41…係止ピン、42…可
動プレート、43…支軸、44…突出体、45下部周辺カム、
46…カムフォロア、47…引張コイルバネ、48…第1の平
歯車、49…第2の平歯車、50…切欠部、51…第1の支持
アーム、52…第2の支持アーム、53…係合部、54…支持
ピン、55…ボルト、56…係合部、57…支持ピン、58…ボ
ルト、59…ラック、60…保持板、61…立上り部、62…支
軸、63…係合ローラ、64…案内溝、65…板カム、66…支
持プレート、67…カムフォロア、68…玉葱。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向の軸線のまわりに回転する回転テ
    ーブルの上方に互に平行な第1の揺動リンクを上下方向
    に揺動自在に配設すると共に、前記回転テーブルの下方
    に前記第1の揺動リンクと対峙して互に平行な第2の揺
    動リンクを上下方向に揺動自在に配設し、前記第1の揺
    動リンク及び第2の揺動リンクの一端に対向して掴持面
    を水平方向とした上部掴持体及び下部掴持体をそれぞれ
    回動自在に設け、前記第1の揺動リンク及び第2の揺動
    リンクの他端に設けたカムフォロアを第1の固定カムに
    当接して前記上部掴持体と下部掴持体とを近接離間する
    カム機構をそれぞれ設け、前記上部掴持体と下部掴持体
    との間に一対の側部挾持体を、第2の固定カムと前記側
    部挾持体に連絡したカムフォロアとによって近接離間自
    在に設けたことを特徴とする鱗茎用心出し掴持装置。
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