JPS6219349A - インデツクステ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テーブル上に取り付けられた被加工物を、モ
ータ駆動により所定角度同転させて、迅速に多数の被加
工物を加工したり、同一の被加工物の各面に、多種の加
工を行ないうるようにした。

インデックステーブルに関するものである。

（従来技術とその問題点） 回転させうるテーブルに被加工物を取り付けて加工する
インデックステーブルは、従来は、手動操作により回転
させていたので、面倒であるとともに、加工の全自動化
が困難であった。

本発明は、この問題点を解決することを目的とするもの
である。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するため、本発明・によると、基台に
回転自在かつ昇降自在に支持され、下面に等角度をもっ
て同一円周上に並ぶ複数の第１カムフォロアが設けられ
た被加工物取付用テーブルと。

基台とテーブルの間に設けられ、テーブルが下降した時
、係合してテーブルを固定し、かつ上昇した時、その係
合を離脱するカップリングと、モータにより回転させら
れるカム軸に嵌着され。

周面に切設したカム溝が、上記第１カムフォロアと係合
し、かつカム軸の回転により、テーブルを回転させる第
１カムと。

上記カム軸に嵌着され２局面に切設したカム溝に係合す
る第２カムフォロアが、連係装置を介して、上記テーブ
ルと連係され、カム軸の回転により、テーブルを昇降さ
せる第２カムとを備え、常時は、モータが停止して、テ
ーブルが下降しており、モータが始動すると、テーブル
が上昇した後、回転を開始し、テーブルが所定角度回転
すると、テーブルが回転を停止した後下降するように、
各カム溝の形状を定めたことを特徴とするインデックス
テーブルが提供される。

（作　　用） 本発明のインデックステーブルは、モータが始動すると
１回転する第２カムにより、テーブルが上昇して、カッ
プリングが切離され、ついで、回転する第１カムにより
、テーブルが回転を開始する。

両カムが１回転すると、第１カムにより、テーブルが所
定角度回転し終って停止し、ついで、第２カムにより下
降して、カップリングが結合してモータが停止する。

（実　施　例） 第１図と第２図は、本発明のインデックステーブルを示
すもので、角筒状の基台（１）の内部中央には、支筒（
２）が立設され、同じく上面には、環状のカップリング
（３）の下方の固定環（４）が固着され、上方の係合環
（５）とは、対向面に切設した係合歯（６）により、回
動不能に係合している。

係合環（５）は、水平円板状のテーブル（７）の下面に
、同軸をなして固着され、テーブル（７）の上面には、
被加工物（図示省略）を取り付けるための多数の取付溝
（８）が切設されている。

テーブル（７）は、基台（１）の支筒（２）に昇降自在
に嵌合する支軸（９）に、ベアリング（１０）を介して
回動自在に支持され、テーブル（７）の下面には、等角
度をもって、支筒（２）を囲むように、同一円周上に並
ぶ８個の第１カムフォロア（１１）が枢設されている。

第１図と第３図に示すように、基台（１）内に枢設され
た前後方向（図面における左右方向、以下図面の左方を
前方という。）を向くカム軸（１２）には、前方より順
に第１カム（１３）と第２カム（１４）が嵌着されてい
る。

各カム（１３）　（１４）には、それぞれ、図示するよ
うなカム溝（１５）　（１６）が切設され、カム軸（１
２）は、基台（１）の後面に装着された、両方向に回転
させうるブレーキ付き減速モータ（１７）に連結されて
いる。

第１カム（１３）のカム溝（１５）の上面には、上記第
１カムフォロア（１１）のうちの３個が係合している。

従って、上記カップリング（３）が切離される時は、第
１カム（１３）の回転により、テーブル（７）が回転す
る。

第２カム（１４）のカム溝（１６）の側面には、左向り
字形揺動板（１８）の上端に枢着された第２カムフォロ
ア（１９）が係合し、揺動板（１８）屈曲部は、基台（
１）内面に前向突設されたブラケット（２０）に、ピン
（２１）をもって枢着されている。

揺動板（１８）の前端は、基台（１）における支筒（２
）の前下方に、前端がピン（２２）をもって枢着された
、水平をなす揺動腕（２３）の後端に、連係板（２４）
をもって連係され、揺動腕（２３）の上下両縁中央には
、突出部（２３ａ　）が突設されている。

両突出部（２３ａ　）は、支軸（９）の下部に設けた、
２枚の受板（２５）の対向面に当接している。

従って、第２カム（１４）の回転により、揺動板（１８
）とともに揺動腕（２３）が揺動して、支軸（９）とと
もにテーブル（７）が昇降し、カップリング（３）が切
り離されたり、結合したりする。

（２６）は、テーブル（７）が下降する際、カップリン
グ（３）の噛合が不完全の時、係合歯（６）の損傷を防
止する皿ばねである。

次に、上述のインデックステーブルの各部の動作を、第
４図を参照しながら説明する。

第１図と第３図は、モータ（１７）が停止し、第２カム
フォロア（１９）が、第２カム（１４）のカム溝（１６
）の屈曲部（１６ａ　）にあって、カップリング（３）
が結合し、３個の第１カムフォロア（１１）が、第１カ
ム（１３）のカム溝（１５）の直線部（１５ａ　）にあ
って、テーブル（７）が停止している状態を示している
。

モータ（１７）を始動して、両カム（１３）　（１４）
が回転すると、まず第２カムフォロア（１９）が、カム
溝（１６）の屈曲部（１６ａ　）より直線部（１６ｂ　
）に移行するので、支軸（９）とともにテーブル（７）
が上昇して、カップリング（３）が切離される。

ついで、３個の第１カムフォロア（１１）が、いずれも
、カム溝（１５）の直線部（１５ａ）より螺旋部（１５
ｂ）に移行するので、テーブル（７）が回転を開始する
。

そして、端部の第１カムフォロア（１１）が、カム溝（
１５）より離脱するが、継続する第１カムフォロア（１
１）がカム溝（１５）に進入し、テーブル（７）が４５
６回転すると、各第１カムフォロア（１１）が、カム溝
（１５）の直線部（１５ａ　）に進入するので、第１カ
ム（１３）が回転していても、テーブル（７）は回転を
停止する。

しかる後、第２カムフォロア（１９）が、再びカム溝（
１６）の屈曲部（１６ａ　）に進入して、テーブル（７
）が下降してカップリング（３）が結合するとともに、
マイクロスイッチ（図示省略）が作動して、モータ（１
７）が停止する。

この動作を繰り返すことにより、テーブル（７）を４５
″ずつ回転させて固定させることができる。

（発明の効果） 上述のように、本発明のインデックステーブルは、カム
駆動方式であるため、動作が円滑かつ迅速で、手間が省
ける。

しかも、必要に応じ、予め設定したプログラムに従って
、被加工物を、所定方向に向けて所定時間停止させるよ
うにして、加工を全自動化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明インデックステーブルの縦断正面図。 第２図は、同じく平面図、 第３図は、同じくカム駆動機構を示す平面略図、第４図
は、同じく各部の動作の相互関係を示すタイムチャート
である。 （１）基　台　　　　　　　（２）支　筒（３）カップ
リング　　　　（４）固定環（５）係合環　　　　　　
　（６）係合歯（７）テーブル　　　　　　（８）取付
溝（９）支　軸　　　　　　　（１０）ベアリング（１
１）第１カムフォロア　　（１２）カム軸（１３）第１
カム　　　　　　（１４）第２カム（１５）カム溝　　
　　　　　　（１５ａ）直線部（１５ｂ）螺旋部　　　
　　　（１６）カム溝（１６ａ）屈曲部　　　　　　（
１６ｂ　）直線部（１７）モータ　　　　　　　（１８
）揺動板（１９）第２カムフォロア　　（２０）ブラケ
ット（２１）　（２２）ピ　ン　　　　　　（２３）揺
動腕（２３ａ　）突出部　　　　　　　（２４）連係板
（２５）受　板　　　　　　　（２６）皿ばね第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 基台に回転自在かつ昇降自在に支持され、下面に等角度
   をもって同一円周上に並ぶ複数の第１カムフォロアが設
   けられた被加工物取付用テーブルと、 基台とテーブルの間に設けられ、テーブルが下降した時
   、係合してテーブルを固定し、かつ上昇した時、その係
   合を離脱するカップリングと、モータにより回転させら
   れるカム軸に嵌着され、周面に切設したカム溝が、上記
   第１カムフォロアと係合し、かつカム軸の回転により、
   テーブルを回転させる第１カムと、 上記カム軸に嵌着され、周面に切設したカム溝に係合す
   る第２カムフォロアが、連係装置を介して、上記テーブ
   ルと連係され、カム軸の回転により、テーブルを昇降さ
   せる第２カムとを備え、常時は、モータが停止して、テ
   ーブルが下降しており、モータが始動すると、テーブル
   が上昇した後、回転を開始し、テーブルが所定角度回転
   すると、テーブルが回転を停止した後下降するように、
   各カム溝の形状を定めたことを特徴とするインデックス
   テーブル。