JP2880441B2 - 版板の準備のための方法と装置 - Google Patents
版板の準備のための方法と装置Info
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- JP2880441B2 JP2880441B2 JP7310673A JP31067395A JP2880441B2 JP 2880441 B2 JP2880441 B2 JP 2880441B2 JP 7310673 A JP7310673 A JP 7310673A JP 31067395 A JP31067395 A JP 31067395A JP 2880441 B2 JP2880441 B2 JP 2880441B2
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- printing plate
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F27/00—Devices for attaching printing elements or formes to supports
- B41F27/12—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
- B41F27/1206—Feeding to or removing from the forme cylinder
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2227/00—Mounting or handling printing plates; Forming printing surfaces in situ
- B41P2227/60—Devices for transferring printing plates
- B41P2227/62—Devices for introducing printing plates
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、単数又は複数の版
板を操作装置により輪転印刷機の版胴上に取り付けるべ
く準備するための版板準備装置であって、版板準備装置
が版板を受容するのに役立つ少なくとも１つの懸架条片
を備えており、この懸架条片には、懸架される版板が版
胴から遠い準備位置内でほぼ垂直に引掛けられている形
式のものに関する。
板を操作装置により輪転印刷機の版胴上に取り付けるべ
く準備するための版板準備装置であって、版板準備装置
が版板を受容するのに役立つ少なくとも１つの懸架条片
を備えており、この懸架条片には、懸架される版板が版
胴から遠い準備位置内でほぼ垂直に引掛けられている形
式のものに関する。
【０００２】ドイツ連邦共和国特許公開第４２１９８２
２号明細書により版板の取り付けのための方法と装置が
公知である。その場合、取り付けるべき版板が準備装置
によりロボットの到達距離の範囲内に準備される。この
準備装置はフックレールを備えた定置の架台から成り、
この架台内に版板が懸架される。この架台から版板がロ
ボットにより版胴の近くへ搬送されて、版胴に取り付け
られる。
２号明細書により版板の取り付けのための方法と装置が
公知である。その場合、取り付けるべき版板が準備装置
によりロボットの到達距離の範囲内に準備される。この
準備装置はフックレールを備えた定置の架台から成り、
この架台内に版板が懸架される。この架台から版板がロ
ボットにより版胴の近くへ搬送されて、版胴に取り付け
られる。
【０００３】この装置の欠点とするところは、２つの印
刷装置の間のスペースが著しく制限されること、及び印
刷装置へのアクセスが極めて困難になることにある。さ
らに付加的に、版板の端部を支持する装置の存在により
印刷装置へのアクセスが妨げられる。
刷装置の間のスペースが著しく制限されること、及び印
刷装置へのアクセスが極めて困難になることにある。さ
らに付加的に、版板の端部を支持する装置の存在により
印刷装置へのアクセスが妨げられる。
【０００４】特に欠点とするところは、ロボットが多軸
的な複雑な運動、例えば版板の搬送のための旋回運動を
実施しなければならず、従ってロボットが複雑かつ高価
に構成されなければならないことにある。
的な複雑な運動、例えば版板の搬送のための旋回運動を
実施しなければならず、従ってロボットが複雑かつ高価
に構成されなければならないことにある。
【０００５】ＪＰ１−１７６５５８及びアメリカ合衆国
特許第４７２７８０７号明細書によれば、版板が引掛け
られて予め位置決めされる装置が開示されている。この
版板は次いで多軸的な操作装置により版胴上に取り付け
られる。
特許第４７２７８０７号明細書によれば、版板が引掛け
られて予め位置決めされる装置が開示されている。この
版板は次いで多軸的な操作装置により版胴上に取り付け
られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、輪転印刷機の版胴上に取り付けるべく版板を準
備するための装置を改良して、版板を待機位置から版胴
の固定装置内へ懸架するまで搬送するための操作装置が
進む距離がわずかであり、その際同時に、印刷装置への
アクセスを制限することなく版板の簡単な準備が可能と
なるようにすることにある。
ころは、輪転印刷機の版胴上に取り付けるべく版板を準
備するための装置を改良して、版板を待機位置から版胴
の固定装置内へ懸架するまで搬送するための操作装置が
進む距離がわずかであり、その際同時に、印刷装置への
アクセスを制限することなく版板の簡単な準備が可能と
なるようにすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明装置は、版板準備装置が懸架条片と一緒に版胴から遠
い準備位置から版胴に近い待機位置内へもたらされるよ
うに配置されており、かつ、待機位置内では、懸架条片
に懸架された版板が操作装置の搬送平面に対してほぼ平
行に位置するように版板準備装置が配置されており、版
板準備装置がほぼ９０°だけ旋回可能に版板貯蔵装置に
配置されていることを特徴としている。
明装置は、版板準備装置が懸架条片と一緒に版胴から遠
い準備位置から版胴に近い待機位置内へもたらされるよ
うに配置されており、かつ、待機位置内では、懸架条片
に懸架された版板が操作装置の搬送平面に対してほぼ平
行に位置するように版板準備装置が配置されており、版
板準備装置がほぼ９０°だけ旋回可能に版板貯蔵装置に
配置されていることを特徴としている。
【０００８】
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば版胴の近くで版板が取り
付けのために準備され、その際、印刷装置へのアクセス
が制約されない。
付けのために準備され、その際、印刷装置へのアクセス
が制約されない。
【００１０】特に有利には、既存するインキ装置保護機
構を版板準備装置として利用すれば、付加的なスペース
が不要となる。版胴の近くで版板を中間貯蔵すれば、操
作装置が版板を搬送して取り付けるのに短い距離しか進
む必要がないために、版板の交換が迅速に行われる。こ
れにより、印刷機の準備時間が著しく短縮される。
構を版板準備装置として利用すれば、付加的なスペース
が不要となる。版胴の近くで版板を中間貯蔵すれば、操
作装置が版板を搬送して取り付けるのに短い距離しか進
む必要がないために、版板の交換が迅速に行われる。こ
れにより、印刷機の準備時間が著しく短縮される。
【００１１】取り付け及び搬送のために必要な操作装置
は１平面内で運動するだけでよく、従って複雑な旋回運
動は不要である。
は１平面内で運動するだけでよく、従って複雑な旋回運
動は不要である。
【００１２】有利には版板準備装置内への版板の懸架が
版胴から遠い位置で行われるため、手動操作並びに自動
的な搬送機構のために危険のない良好なアクセスが可能
となる。
版胴から遠い位置で行われるため、手動操作並びに自動
的な搬送機構のために危険のない良好なアクセスが可能
となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に本発明に基づく方法及び装置
を図面に示して、以下に詳しく説明する。
を図面に示して、以下に詳しく説明する。
【００１４】輪転印刷機の版胴１が版胴軸線２を中心と
して回転可能にサイドフレーム３，４に支承されてい
る。この版胴１は版板１１を受容するための固定装置
６，７，８，９を備えている。図示の実施例では、軸方
向で版胴軸線２に対して平行に延びる４つの固定装置
６，７，８，９が版胴１に配置されている。固定装置
６，７，８，９の長さはそれぞれ版胴の長さのほぼ半分
である。これらの固定装置６，７，８，９はさらに版板
幅で区分されており（換言すれば各固定装置６，７，
８，９ごとにそれぞれ２つの版板１１が配置される）、
かつこの区分の範囲内でも、互いに無関係にも操作され
る。固定装置６，７，８，９は版胴１の周方向でほぼ角
９０°だけ互いにずれて位置している。各固定装置６，
７には、それぞれ１つの固定装置８，９が対向するよう
に配設されている。
して回転可能にサイドフレーム３，４に支承されてい
る。この版胴１は版板１１を受容するための固定装置
６，７，８，９を備えている。図示の実施例では、軸方
向で版胴軸線２に対して平行に延びる４つの固定装置
６，７，８，９が版胴１に配置されている。固定装置
６，７，８，９の長さはそれぞれ版胴の長さのほぼ半分
である。これらの固定装置６，７，８，９はさらに版板
幅で区分されており（換言すれば各固定装置６，７，
８，９ごとにそれぞれ２つの版板１１が配置される）、
かつこの区分の範囲内でも、互いに無関係にも操作され
る。固定装置６，７，８，９は版胴１の周方向でほぼ角
９０°だけ互いにずれて位置している。各固定装置６，
７には、それぞれ１つの固定装置８，９が対向するよう
に配設されている。
【００１５】版板１１の取り付け、取り外し及び搬送の
ために、操作装置１２がサイドフレーム３，４に配置さ
れている。操作装置１２は主としてフレームに対して定
置の直線駆動装置１３，１４と、版胴軸線２に対して平
行な軸方向で延びるビーム１６と、多数の、本実施例で
は４つのグリッパ装置１７とから成っている。グリッパ
装置１７は、同期された直線駆動装置１３，１４により
運動するビーム１６に固定されている。これにより、グ
リッパ装置１７は、直線駆動装置１３，１４に対しても
平行に、かつ版胴１及び予め位置決めされた版板１１に
より規定された接線に対しても平行に延びている搬送平
面１８内で運動する。
ために、操作装置１２がサイドフレーム３，４に配置さ
れている。操作装置１２は主としてフレームに対して定
置の直線駆動装置１３，１４と、版胴軸線２に対して平
行な軸方向で延びるビーム１６と、多数の、本実施例で
は４つのグリッパ装置１７とから成っている。グリッパ
装置１７は、同期された直線駆動装置１３，１４により
運動するビーム１６に固定されている。これにより、グ
リッパ装置１７は、直線駆動装置１３，１４に対しても
平行に、かつ版胴１及び予め位置決めされた版板１１に
より規定された接線に対しても平行に延びている搬送平
面１８内で運動する。
【００１６】使用される版板１１は前方及び後方の懸架
屈曲部１９，２１を備えている。これらの懸架屈曲部は
固定装置６，７，８，９と協働する。懸架屈曲部１９，
２１は形状安定的に形成されており、かつそれぞれ脚２
２，２３を備えている。これらの脚は例えば４５°の開
角αを有している。脚２２，２３のこの開角αと長さと
に関連して懸架屈曲部１９，２１の高さｈ２１が生じ
る。
屈曲部１９，２１を備えている。これらの懸架屈曲部は
固定装置６，７，８，９と協働する。懸架屈曲部１９，
２１は形状安定的に形成されており、かつそれぞれ脚２
２，２３を備えている。これらの脚は例えば４５°の開
角αを有している。脚２２，２３のこの開角αと長さと
に関連して懸架屈曲部１９，２１の高さｈ２１が生じ
る。
【００１７】版胴１にはその近くのインキ装置保護機構
２４が対応して配置されている。このインキ装置保護機
構はサイドフレーム３，４に版胴の近くの軸ジャーナル
２６を介して上向きに旋回可能に支承されている。この
インキ装置保護機構２４は、排出筒２７と版板準備装置
２８とから成る版板貯蔵装置２４として形成されてお
り、この版板貯蔵装置は版胴と同じ長さを有している。
使用済みの版板１１を受容するのに役立てられる排出筒
２７は互いに対向して位置する上方の壁２９と下方の壁
３１とを有しており、その場合、排出筒２７の版胴の近
くの端部は版板１１の搬送平面１８に対してほぼ平行に
形成されている。版胴の近くのこの直線的な端部に続い
て四分円形状の部分が設けられており、この四分円形状
の部分は再び直線的な部分に連なっている。版板貯蔵装
置２４には版板準備装置２８が版胴軸線２に関して旋回
可能に支承されている。版板準備装置２８は排出筒２７
の両側にそれぞれ１つの旋回アーム３２を備えており、
この旋回アームは軸ジャーナル３３を介して旋回可能に
版板貯蔵装置２４に結合されている。これらの旋回アー
ム３２は版胴に近い端部で第１の懸架条片３４により互
いに結合されている。この懸架条片３４は版胴軸線２に
対して平行に軸方向に延びており、かつノーズ状の横断
面を有している。この横断面は版胴１へ向かって版板１
１の前方の懸架屈曲部１９に適合している。図示の実施
例では、懸架条片３４の支持面３６は搬送平面１８に対
して平行に形成されており、かつ、それに次いで版胴１
へ向かって設けられた懸架面３７と、支持面３６とが例
えば４５°の開角βを成している。懸架条片３４の、版
胴１から遠い方の端部は面取部３８を備えている。この
面取部は支持面３６に関するその高さｈ３８が版板１１
の後方の懸架屈曲部２１の高さｈ２１より大きくなるよ
うに形成されている。これにより、懸架条片３４の面取
部３８は版板１１の後方の懸架屈曲部２１のための案内
面として役立つ。第１の懸架条片３４に対して付加的
に、図示の実施例では間隔ａをおいて、版胴から遠い第
２の懸架条片３９が両旋回アームの間に固定されてい
る。しかしながらこの第２の懸架条片は固有の旋回アー
ムを有していてもよく、これにより、第１の懸架条片３
４と無関係に旋回可能に支承されることができる。この
第２の懸架条片３９は第２の新しい版板４０を受容する
のに役立つ。
２４が対応して配置されている。このインキ装置保護機
構はサイドフレーム３，４に版胴の近くの軸ジャーナル
２６を介して上向きに旋回可能に支承されている。この
インキ装置保護機構２４は、排出筒２７と版板準備装置
２８とから成る版板貯蔵装置２４として形成されてお
り、この版板貯蔵装置は版胴と同じ長さを有している。
使用済みの版板１１を受容するのに役立てられる排出筒
２７は互いに対向して位置する上方の壁２９と下方の壁
３１とを有しており、その場合、排出筒２７の版胴の近
くの端部は版板１１の搬送平面１８に対してほぼ平行に
形成されている。版胴の近くのこの直線的な端部に続い
て四分円形状の部分が設けられており、この四分円形状
の部分は再び直線的な部分に連なっている。版板貯蔵装
置２４には版板準備装置２８が版胴軸線２に関して旋回
可能に支承されている。版板準備装置２８は排出筒２７
の両側にそれぞれ１つの旋回アーム３２を備えており、
この旋回アームは軸ジャーナル３３を介して旋回可能に
版板貯蔵装置２４に結合されている。これらの旋回アー
ム３２は版胴に近い端部で第１の懸架条片３４により互
いに結合されている。この懸架条片３４は版胴軸線２に
対して平行に軸方向に延びており、かつノーズ状の横断
面を有している。この横断面は版胴１へ向かって版板１
１の前方の懸架屈曲部１９に適合している。図示の実施
例では、懸架条片３４の支持面３６は搬送平面１８に対
して平行に形成されており、かつ、それに次いで版胴１
へ向かって設けられた懸架面３７と、支持面３６とが例
えば４５°の開角βを成している。懸架条片３４の、版
胴１から遠い方の端部は面取部３８を備えている。この
面取部は支持面３６に関するその高さｈ３８が版板１１
の後方の懸架屈曲部２１の高さｈ２１より大きくなるよ
うに形成されている。これにより、懸架条片３４の面取
部３８は版板１１の後方の懸架屈曲部２１のための案内
面として役立つ。第１の懸架条片３４に対して付加的
に、図示の実施例では間隔ａをおいて、版胴から遠い第
２の懸架条片３９が両旋回アームの間に固定されてい
る。しかしながらこの第２の懸架条片は固有の旋回アー
ムを有していてもよく、これにより、第１の懸架条片３
４と無関係に旋回可能に支承されることができる。この
第２の懸架条片３９は第２の新しい版板４０を受容する
のに役立つ。
【００１８】両方の懸架条片３４，３９は、版板１１，
４０の軸方向の位置決めのための図示されていないスト
ッパを備えている。版板準備装置２８は図示されていな
い駆動装置により、版胴の近くに位置していて版板１１
を版胴１に取り付けるのに役立つ待機位置Ｗから、版胴
から遠くに位置して版板１１を懸架条片３４，３９へ載
せるのに役立つ準備位置Ｂへ旋回可能である。
４０の軸方向の位置決めのための図示されていないスト
ッパを備えている。版板準備装置２８は図示されていな
い駆動装置により、版胴の近くに位置していて版板１１
を版胴１に取り付けるのに役立つ待機位置Ｗから、版胴
から遠くに位置して版板１１を懸架条片３４，３９へ載
せるのに役立つ準備位置Ｂへ旋回可能である。
【００１９】待機位置Ｗでは懸架条片３４の支持面３６
は搬送平面１８に対してほぼ平行であり、これにより、
図示の実施例では版板１１がほぼ水平に位置する。版板
準備装置２８がほぼ９０°だけ旋回することにより準備
位置Ｂが得られ、この準備位置では懸架条片３４の支持
面３６、ひいては版板１１がほぼ垂直に位置する。２つ
の懸架条片３４，３９が設けられているため、これら両
方の懸架条片は、懸架された第１の版板１１と第２の懸
架条片３９との間に幅ｂの中間スペースが生じるよう
に、準備位置Ｂ内で垂直方向で互いにずれて位置してい
る。
は搬送平面１８に対してほぼ平行であり、これにより、
図示の実施例では版板１１がほぼ水平に位置する。版板
準備装置２８がほぼ９０°だけ旋回することにより準備
位置Ｂが得られ、この準備位置では懸架条片３４の支持
面３６、ひいては版板１１がほぼ垂直に位置する。２つ
の懸架条片３４，３９が設けられているため、これら両
方の懸架条片は、懸架された第１の版板１１と第２の懸
架条片３９との間に幅ｂの中間スペースが生じるよう
に、準備位置Ｂ内で垂直方向で互いにずれて位置してい
る。
【００２０】版板１１；４０の懸架は手動で行われても
よく、又は本実施例における供給装置４１を介して行わ
れてもよい。この供給装置４１は３軸ロボットから成る
ことができ、その第１の軸は版胴軸線２の方向へ向いて
おり、その第２の軸は垂直に向いており、かつその第３
の軸は水平に向いている。このロボット４１は版板１
１，４０を受容するための吸盤グリッパ４２を備えてい
る。
よく、又は本実施例における供給装置４１を介して行わ
れてもよい。この供給装置４１は３軸ロボットから成る
ことができ、その第１の軸は版胴軸線２の方向へ向いて
おり、その第２の軸は垂直に向いており、かつその第３
の軸は水平に向いている。このロボット４１は版板１
１，４０を受容するための吸盤グリッパ４２を備えてい
る。
【００２１】ロボット４１は吸盤グリッパ４２に吸着さ
れた１つの版板１１；４０を版胴１に関して予め規定さ
れた軸方向位置へ案内する。この軸方向位置の到達後
に、板版は例えば空気力シリンダ４３を介して懸架条片
３４に対して所定の水平位置へもたらされ、次いで例え
ば第２の空気力シリンダ４４を介して所定の垂直位置へ
もたらされる。これにより、第１の新しい版板１１はそ
の前方の懸架屈曲部１９により、懸架条片３４に垂直方
向及び軸方向に予め位置決めされて懸架される。このプ
ロセスは、版胴１のために軸方向に必要とされる版板１
１を懸架するために、他の版板１１により軸方向の種々
の位置で多数回繰り返される。第２の懸架条片３９が設
けられている場合には、その懸架プロセスは、第１の懸
架条片に相応して、第２の懸架条片３９に適合する、ロ
ボット４１の吸盤グリッパ４２の垂直位置でのみ行われ
る。
れた１つの版板１１；４０を版胴１に関して予め規定さ
れた軸方向位置へ案内する。この軸方向位置の到達後
に、板版は例えば空気力シリンダ４３を介して懸架条片
３４に対して所定の水平位置へもたらされ、次いで例え
ば第２の空気力シリンダ４４を介して所定の垂直位置へ
もたらされる。これにより、第１の新しい版板１１はそ
の前方の懸架屈曲部１９により、懸架条片３４に垂直方
向及び軸方向に予め位置決めされて懸架される。このプ
ロセスは、版胴１のために軸方向に必要とされる版板１
１を懸架するために、他の版板１１により軸方向の種々
の位置で多数回繰り返される。第２の懸架条片３９が設
けられている場合には、その懸架プロセスは、第１の懸
架条片に相応して、第２の懸架条片３９に適合する、ロ
ボット４１の吸盤グリッパ４２の垂直位置でのみ行われ
る。
【００２２】版板１１；４０を所望の数だけ懸架条片３
４内に懸架したならば、版板準備装置２８がその懸架条
片３４，３９と一緒に準備位置Ｂからほぼ９０°だけ待
機位置Ｗへ旋回させられる。これにより、懸架された版
板１１；４０が搬送平面１８に対してほぼ平行に、換言
すれば、図示の実施例ではほぼ水平に位置する。
４内に懸架したならば、版板準備装置２８がその懸架条
片３４，３９と一緒に準備位置Ｂからほぼ９０°だけ待
機位置Ｗへ旋回させられる。これにより、懸架された版
板１１；４０が搬送平面１８に対してほぼ平行に、換言
すれば、図示の実施例ではほぼ水平に位置する。
【００２３】操作装置１２はこのように予め位置決めさ
れている版板１１をつかんで版胴１の固定装置６，７，
８，９へ搬送してそれらに懸架する。
れている版板１１をつかんで版胴１の固定装置６，７，
８，９へ搬送してそれらに懸架する。
【００２４】版胴の近くの水平な待機位置Ｗから、版胴
から遠い垂直な準備位置Ｂへ懸架条片３４を位置決めす
るための運動は、上で説明した旋回運動による代わり
に、案内軌道、リンク装置又は組合わせ直線旋回運動に
よって行われてもよい。図示の実施例では、軸方向に載
着すべき例えば４つのすべての版板１１；４０のため
に、それぞれ１つの懸架条片３４，３９が設けられてお
り、換言すれば、周方向に２つの版板１１；４０を備え
た版胴１の互いに並んで位置するすべての交換すべき版
板１１；４０は、懸架条片３４，３９が２つ設けられた
場合にはまとめて準備位置Ｂから待機位置Ｗへ運動させ
られる。懸架条片３４が１つしか設けられていない場合
には、旋回プロセスが例えば繰り返し行われる。同様
に、１つの版板１１；４０に対応する軸方向の各版胴部
分に、互いに無関係に旋回可能なそれぞれ固有の版板準
備装置２８を対応して配置することもできる。
から遠い垂直な準備位置Ｂへ懸架条片３４を位置決めす
るための運動は、上で説明した旋回運動による代わり
に、案内軌道、リンク装置又は組合わせ直線旋回運動に
よって行われてもよい。図示の実施例では、軸方向に載
着すべき例えば４つのすべての版板１１；４０のため
に、それぞれ１つの懸架条片３４，３９が設けられてお
り、換言すれば、周方向に２つの版板１１；４０を備え
た版胴１の互いに並んで位置するすべての交換すべき版
板１１；４０は、懸架条片３４，３９が２つ設けられた
場合にはまとめて準備位置Ｂから待機位置Ｗへ運動させ
られる。懸架条片３４が１つしか設けられていない場合
には、旋回プロセスが例えば繰り返し行われる。同様
に、１つの版板１１；４０に対応する軸方向の各版胴部
分に、互いに無関係に旋回可能なそれぞれ固有の版板準
備装置２８を対応して配置することもできる。
【図１】本発明に基づく装置を待機位置Ｗで示す略示側
面図である。
面図である。
【図２】本発明に基づく装置を準備位置Ｂで示す略示側
面図である。
面図である。
１ 版胴、 ２ 版胴軸線、 ３，４ サイドフレー
ム、 ６，７，８，９固定装置、 １１ 版板、 １２
操作装置、 １３，１４ 直線駆動装置、１６ ビー
ム、 １７ グリッパ装置、 １８ 搬送平面、 １
９，２１ 懸架屈曲部、 ２２，２３ 脚、 ２４ 版
板貯蔵装置（インキ装置保護機構）、２６ 軸ジャーナ
ル、 ２７ 排出筒、 ２８ 版板準備装置、 ２９
上方の壁、 ３１ 下方の壁、 ３２ 旋回アーム、
３３ 軸ジャーナル、 ３４第１の懸架条片、 ３６
支持面、 ３７ 懸架面、 ３８ 面取部、 ３９第２
の懸架条片、 ４０ 第２の版板、 ４１ 供給装置
（ロボット）、 ４２吸盤グリッパ、 ４３，４４ 空
気力シリンダ、 ａ 第１と第２の懸架条片の間隔、
ｂ 幅、 ｈ２１ 懸架屈曲部（２１）の高さ、 ｈ３
８ 面取部（３８）の高さ、 Ｂ 準備位置、 Ｗ 待
機位置、 α，β 開角
ム、 ６，７，８，９固定装置、 １１ 版板、 １２
操作装置、 １３，１４ 直線駆動装置、１６ ビー
ム、 １７ グリッパ装置、 １８ 搬送平面、 １
９，２１ 懸架屈曲部、 ２２，２３ 脚、 ２４ 版
板貯蔵装置（インキ装置保護機構）、２６ 軸ジャーナ
ル、 ２７ 排出筒、 ２８ 版板準備装置、 ２９
上方の壁、 ３１ 下方の壁、 ３２ 旋回アーム、
３３ 軸ジャーナル、 ３４第１の懸架条片、 ３６
支持面、 ３７ 懸架面、 ３８ 面取部、 ３９第２
の懸架条片、 ４０ 第２の版板、 ４１ 供給装置
（ロボット）、 ４２吸盤グリッパ、 ４３，４４ 空
気力シリンダ、 ａ 第１と第２の懸架条片の間隔、
ｂ 幅、 ｈ２１ 懸架屈曲部（２１）の高さ、 ｈ３
８ 面取部（３８）の高さ、 Ｂ 準備位置、 Ｗ 待
機位置、 α，β 開角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平２−11427（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 27/12
Claims (7)
- 【請求項１】 単数又は複数の版板（１１；４０）を操
作装置（１２）により輪転印刷機の版胴（１）上に取り
付けるべく準備するための版板準備装置（２８）であっ
て、版板準備装置（２８）が版板（１１）を受容するの
に役立つ少なくとも１つの懸架条片（３４，３９）を備
えており、この懸架条片には、懸架される版板が版胴か
ら遠い準備位置（Ｂ）内でほぼ垂直に引掛けられている
形式のものにおいて、版板準備装置（２８）が懸架条片
（３４，３９）と一緒に版胴から遠い準備位置（Ｂ）か
ら版胴に近い待機位置（Ｗ）内へもたらされるように配
置されており、かつ、待機位置（Ｗ）内では、懸架条片
（３４，３９）に懸架された版板（１１）が操作装置
（１２）の搬送平面（１８）に対してほぼ平行に位置す
るように版板準備装置（２８）が配置されており、版板
準備装置（２８）がほぼ９０°だけ旋回可能に版板貯蔵
装置（２４）に配置されていることを特徴とする版板の
準備のための装置。 - 【請求項２】 版板準備装置（２８）が主として、軸方
向に延びる少なくとも１つの懸架条片（３４，３９）に
より結合された２つの旋回アーム（３２）から成ってい
る請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 版板準備装置（２８）が、間隔（ａ）を
おいて互いにずれて位置する２つの懸架条片（３４，３
９）を備えている請求項１記載の装置。 - 【請求項４】 版胴（１）上に軸方向で取り付けるべき
すべての版板（１１）のためにただ１つの版板準備装置
（２８）が設けられている請求項１記載の装置。 - 【請求項５】 軸方向で版胴（１）に沿って、互いに無
関係に操作される複数の版板準備装置（２８）が配置さ
れている請求項１記載の装置。 - 【請求項６】 懸架条片（３４，３９）が版胴に近い端
部にノーズ状の横断面を備えており、この横断面が、開
角（β）を成す支持面（３６）と懸架面（３７）とによ
り仕切られている請求項１から５までのいずれか１項記
載の装置。 - 【請求項７】 版板準備装置（２８）の懸架条片（３
４，３９）の懸架面（３７）と支持面（３６）との開角
（β）が、版板（１１）の前方の懸架屈曲部の開角
（α）に適合している請求項６記載の装置。
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