JP2582679B2 - 印刷機のローラー交換装置 - Google Patents
印刷機のローラー交換装置Info
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- JP2582679B2 JP2582679B2 JP3072026A JP7202691A JP2582679B2 JP 2582679 B2 JP2582679 B2 JP 2582679B2 JP 3072026 A JP3072026 A JP 3072026A JP 7202691 A JP7202691 A JP 7202691A JP 2582679 B2 JP2582679 B2 JP 2582679B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/30—Arrangements for tripping, lifting, adjusting, or removing inking rollers; Supports, bearings, or forks therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F27/00—Devices for attaching printing elements or formes to supports
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ローラーを交換する
必要がある加工機、例えば輪転印刷機のローラーの交換
装置に関する。
必要がある加工機、例えば輪転印刷機のローラーの交換
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】輪転印刷機のインキ装置では、印刷版面
に均一なインキ皮膜を供給するためにインキシリンダー
との間でインキを練ったり印刷版へインキを転移するロ
ーラーとしてゴムローラーが用いられている。
に均一なインキ皮膜を供給するためにインキシリンダー
との間でインキを練ったり印刷版へインキを転移するロ
ーラーとしてゴムローラーが用いられている。
【０００３】ゴムローラーの表面は経時変化など品質が
低下するので、随時、ローラー自体を交換する必要があ
る。そこで、従来の技術におけるローラー交換装置とし
ては、例えば、実開昭６１−１５１４５号公報に記載さ
れたものや実開平２−１０８０２５号公報に記載された
ものがある。
低下するので、随時、ローラー自体を交換する必要があ
る。そこで、従来の技術におけるローラー交換装置とし
ては、例えば、実開昭６１−１５１４５号公報に記載さ
れたものや実開平２−１０８０２５号公報に記載された
ものがある。
【０００４】実開昭６１−１５１４５号公報に記載され
たものは、印刷ユニットのフレーム間に設けられた回転
軸に連設された一対のローラー支持アームの先端部がフ
レーム間に支持されている印刷ローラーの両軸端部に係
合された後、印刷ローラーは、支持から解放される。そ
して、支持アームは、印刷ユニットに設けられたモータ
ーの駆動により回動して印刷ローラーを隣接する印刷ユ
ニット間に取出すことができ、印刷ユニット間に待機す
る台車に載置してローラーの交換を行う。
たものは、印刷ユニットのフレーム間に設けられた回転
軸に連設された一対のローラー支持アームの先端部がフ
レーム間に支持されている印刷ローラーの両軸端部に係
合された後、印刷ローラーは、支持から解放される。そ
して、支持アームは、印刷ユニットに設けられたモータ
ーの駆動により回動して印刷ローラーを隣接する印刷ユ
ニット間に取出すことができ、印刷ユニット間に待機す
る台車に載置してローラーの交換を行う。
【０００５】実開平２−１０８０２５号公報に記載され
たものは、流体圧シリンダーの作動により進退するアー
ムとローラーを格納するストッカーとを備えたローラー
交換装置を印刷ユニットのアーチ内部に移動して定位置
にセットし、印刷ローラーにアームを前進して係合させ
印刷ローラーの支持装置のキャップを開放した後、印刷
ユニットに設けられた案内レールに沿ってアームに後退
させローラーを誘導移動してストツカーに格納する。
たものは、流体圧シリンダーの作動により進退するアー
ムとローラーを格納するストッカーとを備えたローラー
交換装置を印刷ユニットのアーチ内部に移動して定位置
にセットし、印刷ローラーにアームを前進して係合させ
印刷ローラーの支持装置のキャップを開放した後、印刷
ユニットに設けられた案内レールに沿ってアームに後退
させローラーを誘導移動してストツカーに格納する。
【０００６】そして、次に予めストックされている交換
ローラーにアームを係合させローラー支持装置まで案内
レールに沿って誘導移動し、更に支持装置のキャップを
閉鎖することによってローラーを支持させ、ローラーを
交換するのである。
ローラーにアームを係合させローラー支持装置まで案内
レールに沿って誘導移動し、更に支持装置のキャップを
閉鎖することによってローラーを支持させ、ローラーを
交換するのである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術によ
る装置は、次のような問題がある。実開昭６１−１５１
４５号公報に記載されたものは、印刷ユニットにおける
交換する必要のあるローラー毎に交換アームと駆動モー
ターとを設置しなければならないので、設備として非常
に無駄である。
る装置は、次のような問題がある。実開昭６１−１５１
４５号公報に記載されたものは、印刷ユニットにおける
交換する必要のあるローラー毎に交換アームと駆動モー
ターとを設置しなければならないので、設備として非常
に無駄である。
【０００８】又、実開平２−１０８０２５号公報に記載
されたものは、印刷フレームに交換する必要のあるロー
ラー毎に案内レールを設けなければならないので、その
ためのスペースが必要となり、又、案内レールを設ける
ことによって機械のフレーム面に取り付ける部材が錯綜
して複雑化している。従って、保守作業において作業者
に負担をかけている。加えて、この装置は、印刷機のア
ーチ内に配設されたローラーのみを対象とした装置であ
る。
されたものは、印刷フレームに交換する必要のあるロー
ラー毎に案内レールを設けなければならないので、その
ためのスペースが必要となり、又、案内レールを設ける
ことによって機械のフレーム面に取り付ける部材が錯綜
して複雑化している。従って、保守作業において作業者
に負担をかけている。加えて、この装置は、印刷機のア
ーチ内に配設されたローラーのみを対象とした装置であ
る。
【０００９】よって、簡素化した構成で、交換する必要
のあるどのローラー交換にも対応でき、且つ作業者にか
かる負担の少ないローラー交換装置が望まれている。
のあるどのローラー交換にも対応でき、且つ作業者にか
かる負担の少ないローラー交換装置が望まれている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明の印刷機のロー
ラー交換装置は、印刷ユニットの対設ローラー列に沿っ
て形成されたアーチ状空間をもつ印刷機のローラー交換
装置であり；前記アーチ状空間に対し進入・退出自在に
移動可能であり、上側面が実質的に平面状である機台、
前記の機台の上側面に設置され、前記アーチ状空間内
で、交換されるローラーを把持搬送する多関節マニプレ
ーター、前記の機台の上側面において前記多関節マニプ
レーターの作動領域内に設置され、交換の新・旧ローラ
ーを直接支持するローラー載置部、及び前記アーチ状空
間内における交換位置と前記アーチ状空間外の所定位置
との間の機台の移動を制御すると共に、前記多関節マニ
プレーターの交換ローラーの把持搬送を制御する制御部
から構成され、交換のローラーを載置した状態で前記ア
ーチ状空間に対し進入・退出し得るようになっており、
そして制御部は、前記機台の上側面又は装置外部に設置
されいる。そして、機台は、多関節マニプレーター設置
用とローラー載置部設置用とが別個であり、且つ両機台
は互に連係して移動するように構成されていてもよい。
ラー交換装置は、印刷ユニットの対設ローラー列に沿っ
て形成されたアーチ状空間をもつ印刷機のローラー交換
装置であり；前記アーチ状空間に対し進入・退出自在に
移動可能であり、上側面が実質的に平面状である機台、
前記の機台の上側面に設置され、前記アーチ状空間内
で、交換されるローラーを把持搬送する多関節マニプレ
ーター、前記の機台の上側面において前記多関節マニプ
レーターの作動領域内に設置され、交換の新・旧ローラ
ーを直接支持するローラー載置部、及び前記アーチ状空
間内における交換位置と前記アーチ状空間外の所定位置
との間の機台の移動を制御すると共に、前記多関節マニ
プレーターの交換ローラーの把持搬送を制御する制御部
から構成され、交換のローラーを載置した状態で前記ア
ーチ状空間に対し進入・退出し得るようになっており、
そして制御部は、前記機台の上側面又は装置外部に設置
されいる。そして、機台は、多関節マニプレーター設置
用とローラー載置部設置用とが別個であり、且つ両機台
は互に連係して移動するように構成されていてもよい。
【００１１】
【作用】この発明のローラー交換装置において、ローラ
ー載置部に予め新ローラーを載置しておく。そして、ロ
ーラー交換装置は、交換されるローラー装備の印刷機に
向って移動され、印刷ユニットの対設ローラー列に沿っ
て形成されたアーチ状空間内へと進入し、所定位置に位
置させられる。そこで、多関節マニプレーターは、制御
部の指令に基づいて作動し、交換される旧ローラーを取
扱い、印刷ユニットのローラー装着部から離脱移動して
ローラー載置部に載置する。
ー載置部に予め新ローラーを載置しておく。そして、ロ
ーラー交換装置は、交換されるローラー装備の印刷機に
向って移動され、印刷ユニットの対設ローラー列に沿っ
て形成されたアーチ状空間内へと進入し、所定位置に位
置させられる。そこで、多関節マニプレーターは、制御
部の指令に基づいて作動し、交換される旧ローラーを取
扱い、印刷ユニットのローラー装着部から離脱移動して
ローラー載置部に載置する。
【００１２】次に多関節マニプレーターは、ローラー載
置部に予め載置された新ローラーを上記の旧ローラーの
取扱い経路と逆の経路で取扱い、ローラー載置部から印
刷ユニットのローラー装着部へ移動して新ローラーを印
刷ユニットに装着し、そして、多関節マニプレーター
は、元の姿勢に戻り、新旧ローラーの交換が終わる。
置部に予め載置された新ローラーを上記の旧ローラーの
取扱い経路と逆の経路で取扱い、ローラー載置部から印
刷ユニットのローラー装着部へ移動して新ローラーを印
刷ユニットに装着し、そして、多関節マニプレーター
は、元の姿勢に戻り、新旧ローラーの交換が終わる。
【００１３】そして、ローラー交換装置は、印刷機より
退くように移動され、印刷ユニットの対設ローラー列に
沿って形成されたアーチ状空間内から退出し、所定位置
に戻り、ローラー載置部に載置された旧ローラーは回収
される。
退くように移動され、印刷ユニットの対設ローラー列に
沿って形成されたアーチ状空間内から退出し、所定位置
に戻り、ローラー載置部に載置された旧ローラーは回収
される。
【００１４】
【実施例】この発明の実施例におけるローラー交換装置
を図面に従って説明する。この発明によるローラー交換
装置が設置され得る機械としては、種々あるが、実施例
においては、その一例としてオフセット輪転機の印刷ユ
ニットが図示されている。
を図面に従って説明する。この発明によるローラー交換
装置が設置され得る機械としては、種々あるが、実施例
においては、その一例としてオフセット輪転機の印刷ユ
ニットが図示されている。
【００１５】図１及び図２に示すオフセット輪転機の印
刷ユニットＢにおいて、印刷版上の画線を料紙Ｐに印刷
するブランケット胴10，10は、料紙Ｐを挾んで対設され
て両側の機枠Ｆ，Ｆ間に回転自在に両端支持されてお
り、更に各ブランケット胴10に接している印刷版を装着
した版胴11も両側の機枠Ｆ，Ｆ間に回転自在に両端支持
されている。そして夫々の版胴11へのインキ供給経路を
構成するローラー列が対向して設けられている。以下の
説明においては、便宜上、一方のインキ供給経路につい
て述べる。
刷ユニットＢにおいて、印刷版上の画線を料紙Ｐに印刷
するブランケット胴10，10は、料紙Ｐを挾んで対設され
て両側の機枠Ｆ，Ｆ間に回転自在に両端支持されてお
り、更に各ブランケット胴10に接している印刷版を装着
した版胴11も両側の機枠Ｆ，Ｆ間に回転自在に両端支持
されている。そして夫々の版胴11へのインキ供給経路を
構成するローラー列が対向して設けられている。以下の
説明においては、便宜上、一方のインキ供給経路につい
て述べる。
【００１６】インキ供給経路を構成するローラー列にお
いては、版胴1に接する２本１対のゴムローラー12，1
3、インキシリンダー14、ゴムローラー15、インキシリ
ンダー16が順次相接して列設され、更にゴムローラー15
には、別にゴムローラー17が接して設けられている。
又、版胴11に対しては、湿し水装置18が配設されてい
る。それらの各ローラーは、両側の機枠Ｆ，Ｆ間におい
て回転自在に両端支持されている。
いては、版胴1に接する２本１対のゴムローラー12，1
3、インキシリンダー14、ゴムローラー15、インキシリ
ンダー16が順次相接して列設され、更にゴムローラー15
には、別にゴムローラー17が接して設けられている。
又、版胴11に対しては、湿し水装置18が配設されてい
る。それらの各ローラーは、両側の機枠Ｆ，Ｆ間におい
て回転自在に両端支持されている。
【００１７】特にゴムローラー12，13，15，17は、図３
に示すようにローラー軸19を備え、その軸端部19a ，19
aが機枠Ｆ，Ｆに適宜設けられた支持部材20，20の各支
持部20a により回転自在に把持されている。
に示すようにローラー軸19を備え、その軸端部19a ，19
aが機枠Ｆ，Ｆに適宜設けられた支持部材20，20の各支
持部20a により回転自在に把持されている。
【００１８】印刷ユニットＢにおける対設されたローラ
ー列間のアーチ部Ｃに対し、ローラー交換装置Ａが進入
・退出自在に設けられており、アーチ部Ｃ内には、ロー
ラー交換に際しての所定の進入位置にローラー交換装置
Ａを固定する固定手段（図示しない）が設けられてい
る。
ー列間のアーチ部Ｃに対し、ローラー交換装置Ａが進入
・退出自在に設けられており、アーチ部Ｃ内には、ロー
ラー交換に際しての所定の進入位置にローラー交換装置
Ａを固定する固定手段（図示しない）が設けられてい
る。
【００１９】ローラー交換装置Ａは、下面にキャスター
１を具備し、床面上を移動自在の機台２上に新旧２本の
ゴムローラーが載置され得るローラー載置部３及びゴム
ローラーのローラー軸１９を挟持するハンド部４を腕端
に備えた１対の多関節形式のマニプレーター５，５が設
置されて構成されている。そして、ローラー交換装置Ａ
の移動は、適宜の自動誘導手段による自動移動か、又は
手動移動かにより行われるようになっている。
１を具備し、床面上を移動自在の機台２上に新旧２本の
ゴムローラーが載置され得るローラー載置部３及びゴム
ローラーのローラー軸１９を挟持するハンド部４を腕端
に備えた１対の多関節形式のマニプレーター５，５が設
置されて構成されている。そして、ローラー交換装置Ａ
の移動は、適宜の自動誘導手段による自動移動か、又は
手動移動かにより行われるようになっている。
【００２０】印刷ユニットＢの外側には、マニプレータ
ー５を制御する制御部６が設けられ、ローラー交換のた
めの所定位置にあるローラー交換装置Ａとケーブル７に
より連結可能になっている。
ー５を制御する制御部６が設けられ、ローラー交換のた
めの所定位置にあるローラー交換装置Ａとケーブル７に
より連結可能になっている。
【００２１】上記の図示の実施例の変形としては、先
ず、機台２に関しては、ローラー載置部３が設置されて
いる機台とマニプレーター５，５が設置されている機台
とを別体のものとし、マニプレーター５，５の作動領域
内にローラー載置部３があるように適宜連結して移動可
能にするか、又は個別に移動するようにし、アーチ部Ｃ
内にてマニプレーター５，５の作動領域内にローラー載
置部３があるようにして使用してもよい。
ず、機台２に関しては、ローラー載置部３が設置されて
いる機台とマニプレーター５，５が設置されている機台
とを別体のものとし、マニプレーター５，５の作動領域
内にローラー載置部３があるように適宜連結して移動可
能にするか、又は個別に移動するようにし、アーチ部Ｃ
内にてマニプレーター５，５の作動領域内にローラー載
置部３があるようにして使用してもよい。
【００２２】又、機台２は、移動経路に沿って敷設され
たレールを走行するようにしてもよく、その際の自動移
動の場合には、制御部６により移動制御がされるように
なっていてもよい。更に、制御部６に関しては、機台上
に設置してもよい。
たレールを走行するようにしてもよく、その際の自動移
動の場合には、制御部６により移動制御がされるように
なっていてもよい。更に、制御部６に関しては、機台上
に設置してもよい。
【００２３】この発明の実施例におけるローラー交換装
置Ａの操作・作用を説明する。先ず、印刷ユニットＢの
外側において、ローラー交換装置Ａのローラー載置部３
に予め交換用の新しいゴムローラーＮを載置しておく。
そして、ローラー交換装置Ａは、手動又は自動により床
面上で移動され、マニプレーター５，５が機枠Ｆに接触
しないような姿勢にされた状態でアーチ部Ｃ内に進入
し、所定の進入位置において固定手段（図示しない）に
より固定される。それと共に制御部６とケーブル７で連
結される。ローラー交換装置Ａの自動移動が制御部６に
より制御される場合には、ローラー交換装置Ａは、移動
前に制御部６とケーブル７で連結される。
置Ａの操作・作用を説明する。先ず、印刷ユニットＢの
外側において、ローラー交換装置Ａのローラー載置部３
に予め交換用の新しいゴムローラーＮを載置しておく。
そして、ローラー交換装置Ａは、手動又は自動により床
面上で移動され、マニプレーター５，５が機枠Ｆに接触
しないような姿勢にされた状態でアーチ部Ｃ内に進入
し、所定の進入位置において固定手段（図示しない）に
より固定される。それと共に制御部６とケーブル７で連
結される。ローラー交換装置Ａの自動移動が制御部６に
より制御される場合には、ローラー交換装置Ａは、移動
前に制御部６とケーブル７で連結される。
【００２４】又、ローラー載置部３の機台とマニプレー
ター５，５の機台とが別個で連結されていない場合に
は、個別にアーチ部Ｃ内に移動され、マニプレーター
５，５が所定の進入位置にあり、それの作動領域内にロ
ーラー載置部３があるように夫々の機台が固定される。
ター５，５の機台とが別個で連結されていない場合に
は、個別にアーチ部Ｃ内に移動され、マニプレーター
５，５が所定の進入位置にあり、それの作動領域内にロ
ーラー載置部３があるように夫々の機台が固定される。
【００２５】そして、一対のマニプレーター５，５は、
制御部６の指令に基づいて操作され、次のような作動を
する。交換されるべきゴムローラー、例えばゴムローラ
ー15のローラー軸19を夫々ハンド部４で挟持し待機状態
となる。そのとき、ローラー軸19の軸端部19a ，19aを
把持している支持手段20，20の支持部20a ，20a は、手
動又はマニプレーター５若しくは機枠Ｆに適宜設けられ
た自動操作手段（図示しない）により作動され、ローラ
ー軸19の軸端部19a ，19a を解放する。
制御部６の指令に基づいて操作され、次のような作動を
する。交換されるべきゴムローラー、例えばゴムローラ
ー15のローラー軸19を夫々ハンド部４で挟持し待機状態
となる。そのとき、ローラー軸19の軸端部19a ，19aを
把持している支持手段20，20の支持部20a ，20a は、手
動又はマニプレーター５若しくは機枠Ｆに適宜設けられ
た自動操作手段（図示しない）により作動され、ローラ
ー軸19の軸端部19a ，19a を解放する。
【００２５】そして、マニプレーター５，５は、ハンド
部４でローラー軸19を挟持したまま、ゴムローラー15を
支持手段20，20の支持部20a ，20a から外して移動し、
ローラー載置部３に載置する。
部４でローラー軸19を挟持したまま、ゴムローラー15を
支持手段20，20の支持部20a ，20a から外して移動し、
ローラー載置部３に載置する。
【００２６】次にマニプレーター５，５は、ローラー載
置部３に予め載置された新しいゴムローラーＮのローラ
ー軸19を夫々ハンド部４で挟持して、ゴムローラーＮを
取上げ、上記のゴムローラー15の移動と逆の経路で移動
し、ローラー軸19の軸端部19a ，19a を支持手段20，20
の支持部20a ，20a に嵌める。そして、支持部20a，20a
は、手動又は前記の自動操作手段（図示しない）によ
り作動され、ローラー軸19の軸端部19a ，19a を回転自
在に把持する。
置部３に予め載置された新しいゴムローラーＮのローラ
ー軸19を夫々ハンド部４で挟持して、ゴムローラーＮを
取上げ、上記のゴムローラー15の移動と逆の経路で移動
し、ローラー軸19の軸端部19a ，19a を支持手段20，20
の支持部20a ，20a に嵌める。そして、支持部20a，20a
は、手動又は前記の自動操作手段（図示しない）によ
り作動され、ローラー軸19の軸端部19a ，19a を回転自
在に把持する。
【００２７】そして、マニプレーター５，５は、ハンド
部４をローラー軸19から離し、元の姿勢に戻り、新旧ゴ
ムローラーの交換が終わる。
部４をローラー軸19から離し、元の姿勢に戻り、新旧ゴ
ムローラーの交換が終わる。
【００２８】ローラー交換装置Ａは、固定手段（図示し
ない）から解放されると共に制御部６とのケーブル７で
の連結も外され、手動又は自動によりアーチ部Ｃ内から
退出するよう外部へ移動され、ローラー載置部３に載置
された交換済のゴムローラー15は回収される。ローラー
交換装置Ａの自動移動が制御部６により制御される場合
には、ローラー交換装置Ａは、外部へ移動後に制御部６
とのケーブル７での連結が外される。制御部６が機台２
上に設置されている場合には、ケーブル７の着脱は省略
される。
ない）から解放されると共に制御部６とのケーブル７で
の連結も外され、手動又は自動によりアーチ部Ｃ内から
退出するよう外部へ移動され、ローラー載置部３に載置
された交換済のゴムローラー15は回収される。ローラー
交換装置Ａの自動移動が制御部６により制御される場合
には、ローラー交換装置Ａは、外部へ移動後に制御部６
とのケーブル７での連結が外される。制御部６が機台２
上に設置されている場合には、ケーブル７の着脱は省略
される。
【００２９】上記のローラー交換は、アーチ部Ｃ内にお
けるローラー交換であるが、ローラー交換装置Ａを印刷
ユニット間に移動固定し、そこから取出し可能なローラ
ー、例えばゴムローラー12を交換することもできる。
又、印刷ユニット上側のスポット印刷部（図示しない）
のローラーの交換を行うことも可能であり、この場合、
作業空間にレールを架設し、ローラー交換装置Ａを吊設
してもよい。
けるローラー交換であるが、ローラー交換装置Ａを印刷
ユニット間に移動固定し、そこから取出し可能なローラ
ー、例えばゴムローラー12を交換することもできる。
又、印刷ユニット上側のスポット印刷部（図示しない）
のローラーの交換を行うことも可能であり、この場合、
作業空間にレールを架設し、ローラー交換装置Ａを吊設
してもよい。
【００３０】この発明は、上記の実施例に限定されるも
のでなく、特許請求の範囲から逸脱しない設計上の改変
を含むものである。
のでなく、特許請求の範囲から逸脱しない設計上の改変
を含むものである。
【００３１】
【発明の効果】この発明のローラー交換装置は、移動可
能な機台に多関節マニプレーターが設けられ、それによ
ってローラー交換が行われるようになっているので、ロ
ーラー交換手段を印刷ユニット毎に設ける必要がなく、
又、正確で確実なローラーの移動や取扱いが可能とな
り、印刷ユニット毎にローラー移動用案内手段を設ける
必要がなく、しかも交換が必要な全てのローラーに対し
てローラー交換作業が可能となり、設備上の無駄をなく
し、且つ設備のコンパクト化が行われる。そして、印刷
フレーム面が簡潔に整理され、保守作業等を含めて作業
者への負担が軽減される。しかも、この発明の印刷機の
ローラー交換装置は、機台の平面状な上側面に多関節マ
ニプレーターとローラー載置部が設けられ、ローラーは
新旧に関係なく略一定の寸法であるのでローラー載置部
を共通にできて多関節マニプレーターとローラー載置部
の設置空間が可能な限り小形化され、その結果、狭隘な
場所である印刷機の印刷ユニットの対設ローラー列に沿
って形成されたアーチ状空間に対し進入・退出自在に移
動可能となり、同空間において所定の交換位置でローラ
ーの交換が自動的に行われ得る。
能な機台に多関節マニプレーターが設けられ、それによ
ってローラー交換が行われるようになっているので、ロ
ーラー交換手段を印刷ユニット毎に設ける必要がなく、
又、正確で確実なローラーの移動や取扱いが可能とな
り、印刷ユニット毎にローラー移動用案内手段を設ける
必要がなく、しかも交換が必要な全てのローラーに対し
てローラー交換作業が可能となり、設備上の無駄をなく
し、且つ設備のコンパクト化が行われる。そして、印刷
フレーム面が簡潔に整理され、保守作業等を含めて作業
者への負担が軽減される。しかも、この発明の印刷機の
ローラー交換装置は、機台の平面状な上側面に多関節マ
ニプレーターとローラー載置部が設けられ、ローラーは
新旧に関係なく略一定の寸法であるのでローラー載置部
を共通にできて多関節マニプレーターとローラー載置部
の設置空間が可能な限り小形化され、その結果、狭隘な
場所である印刷機の印刷ユニットの対設ローラー列に沿
って形成されたアーチ状空間に対し進入・退出自在に移
動可能となり、同空間において所定の交換位置でローラ
ーの交換が自動的に行われ得る。
【図１】この発明の実施例におけるローラー交換装置の
構成正面図である。
構成正面図である。
【図２】この発明の実施例におけるローラー交換装置の
部分構成側面図である。
部分構成側面図である。
【図３】この発明の実施例におけるローラー交換装置に
より交換されるゴムローラーの正面図である。
より交換されるゴムローラーの正面図である。
Ａ ローラー交換装置 １ キャスター ２ 機台 ３ ローラー載置部 ４ ハンド部 ５ マニプレーター ６ 制御部 ７ ケーブル Ｂ 印刷ユニット Ｃ アーチ部 Ｆ 機枠 10 ブランケット胴 11 版胴 12，13，15，17，Ｎ ゴムローラー 14，16 インキシリンダー 18 湿し水装置 19 ローラー軸 19a 軸端部 20 支持部材 20a 支持部 Ｐ 料紙
Claims (4)
- 【請求項１】 印刷ユニットの対設ローラー列に沿って
形成されたアーチ状空間をもつ印刷機のローラー交換装
置であり、前記アーチ状空間に対し進入・退出自在に移
動可能であり、上側面が実質的に平面状である機台、前
記の機台の上側面に設置され、前記アーチ状空間内で、
交換されるローラーを把持搬送する多関節マニプレータ
ー、前記の機台の上側面において前記多関節マニプレー
ターの作動領域内に設置され、交換の新・旧ローラーを
直接支持するローラー載置部、及び前記の機台の上側面
に設置され、前記アーチ状空間内における交換位置と前
記アーチ状空間外の所定位置との間の前記機台の移動を
制御すると共に、前記多関節マニプレーターの交換ロー
ラーの把持搬送を制御する制御部から構成され、交換の
ローラーを載置した状態で前記アーチ状空間に対し進入
・退出し得る印刷機のローラー交換装置。 - 【請求項２】 印刷ユニットの対設ローラー列に沿って
形成されたアーチ状空間をもつ印刷機のローラー交換装
置であり、前記アーチ状空間に対し進入・退出自在に移
動可能であり、上側面が実質的に平面状である機台、前
記の機台の上側面に設置され、前記アーチ状空間内で、
交換されるローラーを把持搬送する多関節マニプレータ
ー、前記の機台の上側面において前記多関節マニプレー
ターの作動領域内に設置され、交換の新・旧ローラーを
直接支持するローラー載置部、及び装置外部に設置さ
れ、前記アーチ状空間内における交換位置と前記アーチ
状空間外の所定位置との間の前記機台の移動を制御する
と共に、前記多関節マニプレーターの交換ローラーの把
持搬送を制御する制御部から構成され、交換のローラー
を載置した状態で前記アーチ状空間に対し進入・退出し
得る印刷機のローラー交換装置。 - 【請求項３】 機台は多関節マニプレーター設置用とロ
ーラー載置部設置用とが別個であり、且つ両機台は互に
連係して移動するように構成された請求項１に記載の印
刷機のローラー交換装置。 - 【請求項４】 機台は多関節マニプレーター設置用とロ
ーラー載置部設置用とが別個であり、且つ両機台は互に
連係して移動するように構成された請求項２に記載の印
刷機のローラー交換装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072026A JP2582679B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 印刷機のローラー交換装置 |
| DE19924204472 DE4204472C2 (de) | 1991-03-13 | 1992-02-14 | Walzenwechselvorrichtung |
| US07/978,168 US5282418A (en) | 1991-03-13 | 1992-11-17 | Roller changer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3072026A JP2582679B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 印刷機のローラー交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284248A JPH04284248A (ja) | 1992-10-08 |
| JP2582679B2 true JP2582679B2 (ja) | 1997-02-19 |
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ID=13477491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3072026A Expired - Fee Related JP2582679B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 印刷機のローラー交換装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582679B2 (ja) |
| DE (1) | DE4204472C2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170024398A (ko) | 2015-08-25 | 2017-03-07 | 고일문 | 인쇄롤 탈부착 장치 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1253804B (it) * | 1991-11-21 | 1995-08-23 | Apparecchiatura per la sostituzione automatica dei gruppi di stampa (calamai) equipaggianti, in particolare macchine flessografiche. | |
| DE29821652U1 (de) | 1998-12-04 | 1999-02-04 | MAN Roland Druckmaschinen AG, 63075 Offenbach | Wechseleinrichtung für Walzen und Zylinder in einer Druckmaschine |
| DE19920110A1 (de) * | 1999-05-03 | 2000-11-23 | Roland Man Druckmasch | Druckmaschine mit Ausbauvorrichtung für schwer zugängliche Druckmaschinen-Aggregate |
| DE19962443C1 (de) * | 1999-12-22 | 2001-05-03 | Roland Man Druckmasch | Anschlagvorrichtung zum Wechseln eines rotationssymmetrischen Bauteiles in einer Druckmaschine |
| DE102008025995B4 (de) * | 2008-05-29 | 2012-12-06 | Windmöller & Hölscher Kg | Vorrichtung zum Erfassen eines Farbe führenden Zylinders einer Druckmaschine |
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| JPH07115461B2 (ja) * | 1986-05-20 | 1995-12-13 | 株式会社東京機械製作所 | 輪転機の刷版自動着脱補助装置 |
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1991
- 1991-03-13 JP JP3072026A patent/JP2582679B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-14 DE DE19924204472 patent/DE4204472C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170024398A (ko) | 2015-08-25 | 2017-03-07 | 고일문 | 인쇄롤 탈부착 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4204472A1 (de) | 1992-09-17 |
| JPH04284248A (ja) | 1992-10-08 |
| DE4204472C2 (de) | 1995-10-12 |
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