JP2879804B2 - ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ポリフェニレンスルフ
ィド樹脂の高耐熱性、低吸水性など、優れた性質を有
し、かつ、衝撃特性等の機械的特性の優れたポリフェニ
レンスルフィド樹脂組成物の製造方法に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】ポリフェニレンスルフィド(以下、PP
Sと称する)樹脂は優れた耐熱性、低吸水性、難燃性、
高剛性、電気絶縁性などエンジニアリングプラスチック
として優れた性質を有しており、射出成形用を中心とし
て各種用途に使用されている。また、PPS樹脂は無機
質添加剤に対する親和性が良いので、多くの種類の添加
剤や繊維状強化剤などを充填して、さらに優れた機械的
性質を与えることができる。 【0003】従来、ポリアミド樹脂を含有せしめたPP
S樹脂組成物としては、特公昭59−1422号公報お
よび特開昭53−69255号公報に開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】PPS樹脂が上記のご
とく優れた性質を有するため、各種用途に使用されてい
るが、衝撃に対する脆さが充分に改善できないのが欠点
となっている。この欠点を改善するために、繊維状強化
剤などを配合することが一般的に行なわれているが、耐
衝撃性が要求されている用途に対しては、いまだに満足
を得るレベルに達していないのが実状である。 【0005】また、PPS樹脂の耐衝撃性改善の目的
で、前記各号公報にポリアミド樹脂を配合する方法が提
案されているが、通常のPPSにポリアミド樹脂を配合
しても、両樹脂の相溶性が未だ不十分であるため、機械
的強度、吸水性などが大巾に低下し、衝撃強度の向上も
極くわずかで、ブレンド本来の目的を達しているとはい
い難いものである。 【0006】そこで本発明者らは、上記の如き状況に鑑
み、耐衝撃性の改善されたPPS樹脂を得るべく鋭意検
討した結果、特定の処理を行なったPPS樹脂を調整
し、それとポリアミド樹脂とを、ポリフェニレンスルフ
ィド樹脂およびポリアミド樹脂 双方の融点以上の温度で
溶融混練することにより、この問題が解決されることを
見出し、本発明に至った。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、酸
処理した後、水で洗浄する処理、100℃以上の熱水で
熱水処理および有機溶媒による洗浄の3つの中から選
ばれた少なくとも一つの方法を用いて脱イオン処理を
すことによりナトリウム含有量500ppm以下のポリ
フェニレンスルフィド樹脂粉粒体を調製し、かかるポリ
フェニレンスルフィド樹脂1〜99重量%とポリアミド
樹脂99〜1重量%とを、ポリフェニレンスルフィド樹
脂およびポリアミド樹脂双方の融点以上の温度で溶融混
練することを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂
組成物の製造方法、および、 酸処理した後、水で洗浄す
る処理、100℃以上の熱水での熱水処理および有機溶
媒による洗浄の3つの中から選ばれた少なくとも一つの
方法を用いて脱イオン処理を施すことによりナトリウム
含有量500ppm以下のポリフェニレンスルフィド樹
脂粉粒体を調製し、かかるポリフェニレンスルフィド樹
脂1〜99重量%、ポリアミド樹脂99〜1重量%およ
び繊維状および/または粒状の強化剤をポリフェニレン
スルフィド樹脂およびポリアミド樹脂の合計100重量
部に対して400重量部を越えない量とを、ポリフェニ
レンスルフィド樹脂およびポリアミド樹脂双方の融点以
上の温度で溶融混練することを特徴とするポリフェニレ
ンスルフィド樹脂組成物の製造方法である。 【0008】本発明の好ましい実施態様としては、有機
溶媒が下記から選ばれる一種または二種以上のものであ
る上記ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方
法、 N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、1,3−ジメチルイミダゾリ ジノン、ヘキサメチルホスホラスアミド、ピペラジノン、ジメチルスルホキシド 、ジメチルスルホン、スルホラン、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ トン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、クロロホ ルム、塩化メチレン、トリクロロエチレン、2塩化エチレン、パークロルエチレ ン、モノクロルエタン、ジクロルエタン、テトラクロルエタン、パークロルエタ ン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチ レングリコール、プロピレングリコール 100℃以上の熱水での熱水処理が、100℃以上の熱
水で熱水処理した後、水で洗浄することである上記ポリ
フェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方法、および、
有機溶媒による洗浄が、有機溶媒で洗浄した後、水で洗
浄することである上記ポリフェニレンスルフィド樹脂組
成物の製造方法である。 【0009】本発明で使用するPPSとは、構造式 【化1】 で示される繰返し単位を70モル%以上、より好ましく
は90モル%以上を含む重合体であり、上記繰返し単位
が70モル%未満では耐熱性が損なわれるため好ましく
ない。 【0010】PPSは一般に、特公昭45−3368号
公報で代表される製造法により得られる比較的分子量の
小さい重合体と、特公昭52−12240号公報で代表
される製造法により得られる本質的に線状で比較的高分
子量の重合体などがあり、前記特公昭45−3368号
公報記載の方法で得られた重合体においては、重合後酸
素雰囲気下において加熱することにより、あるいは過酸
化物等の架橋剤を添加して加熱することにより高重合度
化して用いることも可能であり、本発明においてはいか
なる方法により得られたPPSを用いることも可能であ
るが、本質的に線状で比較的高分子量の重合体がより好
ましく使用される。 【0011】また、PPSはその繰返し単位の30モル
%未満を下記の構造式を有する繰返し単位等で構成する
ことができる。 【0012】 【化2】本発明で用いるPPSは酸処理した後、水で洗浄する処
、100℃以上の熱水を用いた熱水処理または有機溶
媒による洗浄の中から選ばれた少なくとも1つの方法で
脱イオン処理を施され、そのナトリウム含有量が500
ppm以下になるまで精製されたものであることが必須
である。 【0013】酸処理を行なう場合は次の通りである。本
発明でPPSの酸処理に用いる酸は、PPSを分解する
作用を有しないものであれば特に制限はなく、酢酸、塩
酸、硫酸、リン酸、珪酸、炭酸、プロピオン酸などが挙
げられ、なかでも酢酸、塩酸などがより好ましく用いら
れ得るが、硝酸のようなPPSを分解、劣化させるもの
は好ましくない。 【0014】酸処理の方法は、酸または酸の水溶液にP
PSを浸漬せしめるなどの方法があり、必要により適宜
撹拌または加熱することも可能である。例えば、酢酸を
用いる場合、pH4の水溶液を80〜90℃に加熱した
中にPPS粉末を浸漬し、30分間撹拌することにより
十分な効果が得られる。酸処理を施されたPPSは残留
している酸または塩などを除去するため、水(温水であ
ってもよい)で数回洗浄することが必要である。 【0015】洗浄に用いる水は、酸処理によるPPSの
好ましい化学的変性の効果を損なわない意味で、蒸溜
水、脱イオン水であることが好ましい。 【0016】熱水処理を行なう場合は次の通りである。 【0017】本発明において使用するPPSを熱水処理
するにあたり、熱水の温度を100℃以上にすることが
必須であり、より好ましくは120℃以上、さらに好ま
しくは150℃以上、特に好ましくは170℃以上とす
ることが重要である。100℃未満ではPPSの好まし
い化学的変性の効果が小さいため好ましくない。 【0018】本発明の熱水処理によるPPSの好ましい
化学的変性の効果を発現するため、使用する水は蒸溜水
あるいは脱イオン水であることが好ましい。熱水処理の
操作は、通常、所定量の水に所定量のPPSを投入し、
圧力容器内で加熱、撹拌することにより行なわれる。P
PSと水との割合は、水の多い方が好ましいが、通常、
水1lに対し、PPS200g以下の浴比が選択され
る。 【0019】また、処理の雰囲気は、末端基の分解は好
ましくないので、これを回避するため不活性雰囲気下と
することが好ましい。さらに、この熱水処理操作を終え
たPPSは、残留している成分を除去するため温水で数
回洗浄するのが好ましい。 【0020】有機溶媒で洗浄する場合は次の通りであ
る。 【0021】本発明でPPSの洗浄に用いる有機溶媒
は、PPSを分解する作用などを有しないものであれば
特に制限はなく、例えばN−メチルピロリドン、ジメチ
ルホルムアミド、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、
ヘキサメチルホスホラスアミド、ピペラジノン類などの
含窒素極性溶媒、ジメチルスルホキシド、ジメチルスル
ホン、スルホラン等のスルホキシド・スルホン系溶媒、
アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、アセ
トフェノン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル、ジプ
ロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒、クロロホルム、塩化メチレン、トリク
ロロエチレン、2塩化エチレン、パクロルエチレン、モ
ノクロルエタン、ジクロルエタン、テトラクロルエタ
ン、パークロルエタン、クロルベンゼン等のハロゲン系
溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、ペンタノール、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、フェノール、クレゾール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等のアルコール・
フェノール系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素系溶媒等が挙げられる。これらの有機溶
媒のうちでも、N−メチルピロリドン、アセトン、ジメ
チルホルムアミド、クロロホルム等の使用が特に好まし
い。また、これらの有機溶媒は、1種類または2種類以
上の混合で使用される。 【0022】有機溶媒による洗浄の方法としては、有機
溶媒中にPPSを浸漬せしめる等の方法があり、必要に
より適宜撹拌または加熱することも可能である。 【0023】有機溶媒でPPSを洗浄する際の洗浄温度
については特に制限はなく、常温〜300℃程度の任意
の温度が選択できる。洗浄温度が高くなる程洗浄効率が
高くなる傾向があるが、通常は常温〜150℃の洗浄温
度で十分効果が得られる。 【0024】圧力容器中で、有機溶媒の沸点以上の温度
で加圧下に洗浄することも可能である。また、洗浄時間
についても特に制限はない。洗浄条件にもよるが、バッ
チ式洗浄の場合、通常5分間以上洗浄することにより、
十分な効果が得られる。また連続式で洗浄することも可
能である。 【0025】重合により生成したPPSを有機溶媒洗浄
で洗浄するのみで十分であるが、本発明の効果をさらに
発揮させるために、水洗浄または温水洗浄と組合わせる
のが好ましい。また、N−メチルピロリドン等の高沸点
水溶性有機溶媒を用いた場合は、有機溶媒洗浄後、水ま
たは温水で洗浄することにより、残存有機溶媒の除去が
容易に行なえて好ましい。これらの洗浄に用いる水は蒸
溜水、脱イオン水であることが好ましい。 【0026】本発明において、PPSを酸処理、100
℃以上の熱水を用いた熱水処理あるいは有機溶媒による
洗浄をすることが必須であるが、これらの処理を2種以
上組み合わせることも可能であり、その順序には特に制
限はない。 【0027】本発明で酸処理、100℃以上の熱水を用
いた熱水処理あるいは有機溶媒による洗浄に供するPP
Sは粉粒体であることが処理・洗浄の効率上必要であ
る。すなわち通常公知の方法で製造されるPPS粉粒体
ペレタイズすることなく用いて処理・洗浄する必要が
あり、必要によっては、分級あるいは粉砕して用いるこ
とも可能である。 【0028】このような脱イオン処理を施すことによっ
て得られるナトリウム含有量500ppm以下のPPS
が本発明に使用でき、好ましくは300ppm以下のも
のが用いられる。ナトリウム含有量が500ppmを越
えるPPSを使用すると、ポリアミド樹脂との相溶性が
よくなく好ましくない。 【0029】公知の方法に従って得られるPPSは10
00〜1500ppm以上のナトリウムが含有されてい
る。 【0030】かかるPPSのナトリウム含有量を500
ppm以下に落す有効な手段として、上記記載の酸処理
あるいは熱水処理あるいは有機溶媒による洗浄などの処
理を施すことが必要なのである。 【0031】本発明で用いられるPPSの溶融粘度は、
ポリアミドとの混練が可能であれば特に制限はないが、
通常100〜10,000ポアズ(320℃、剪断速度
10/秒)のものが使用される。 【0032】本発明で用いるポリアミドとは、ε−カプ
ロラクタム、ω−ドデカラクタムなどラクタム類の開環
重合によって得られるポリアミド、6−アミノカプロン
酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン
酸などのアミノ酸から導かれるポリアミ、エチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジア
ミン、2,2,4−/2,4,4−トリメチルヘキサメ
チレンジアミン、1,3−および1,4−ビス(アミノ
メチル)シクロヘキサン、ビス(4,4´−アミノシク
ロヘキシル)メタン、メタおよびパラキシリレンジアミ
ンなどの脂肪族、脂環族、芳香族ジアミンとアジピン
酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、1,3−
および1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、ダイマー酸などおよびこれらの酸
クロリドなどの酸誘導体などの脂肪族、脂環族、芳香族
ジカルボン酸または酸ハロゲン化物などの酸誘導体とか
ら導かれるポリアミドおよびこれらの共重合ポリアミ
ド、混合ポリアミドである。これらのうち通常はポリカ
プロアミド(ナイロン6)、ポリウンデカンアミド(ナ
イロン11)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)、
ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)および
これらを主成分とする共重合ポリアミドが有用である。 【0033】ポリアミドの重合方法は通常公知の溶融重
合、溶液重合およびこれらを組合せた方法を採用するこ
とができる。またポリアミドの重合度は特に制限なく、
相対粘度(ポリマ1gを98%濃硫酸100mlに溶解
し、25℃で測定)が2.0〜5.0の範囲内にあるポ
リアミドを目的に応じて任意に選択できる。 【0034】本発明においてPPS樹脂とポリアミド樹
脂を配合する割合は、PPS樹脂99〜1重量%に対し
てポリアミド樹脂1〜99重量%である。PPS樹脂の
配合割合が多い領域では、PPS樹脂が本来有している
耐熱性、耐湿性を損なうことなく耐衝撃性などの特性を
付与することができ、逆にポリアミド樹脂の配合割合が
多い領域ではポリアミド樹脂が本来有している特性を損
なうことなく耐熱性、耐湿性などの特性を付与すること
ができる。このようにPPS樹脂およびポリアミド樹脂
のいずれの配合領域においても、バランスの優れた樹脂
組成物が得られる。 【0035】本発明でPPSとポリアミドからなる組成
物を調製する手段は、上記特定の方法により脱イオン処
理したPPS粉粒体を調製し、かかるPPSとポリアミ
ドとを、PPSおよびポリアミドの融点以上の温度で溶
融混練することが必須であり、例えば、押出機内などで
溶融混練後、ペレタイズする方法が代表的である。ここ
で融点とは樹脂が溶融成形可能となる程度に融解する温
度をいう。 【0036】また、本発明で用いるPPSとポリアミド
からなる樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範
囲で、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核剤、紫外線
防止剤、着色剤、難燃剤などの通常の添加剤および少量
の他種ポリマを添加することができ、更に、PPSの架
橋度を制御する目的で、通常の過酸化剤および特開昭5
9−131650号公報に記載されているチオホスフィ
ン酸金属塩などの架橋促進剤または特開昭58−204
045号公報、特開昭58−204046号公報などに
記載されているジアルキル錫ジカルボキシレート、アミ
ノトリアゾールなどの架橋防止剤を配合することも可能
である。 【0037】本発明において、繊維状および/または粒
状の強化剤は必須成分ではないが、必要に応じてPPS
とポリアミド樹脂の合計100重量部に対して400重
量部を越えない範囲で配合することが可能であり、通常
10〜300重量部の範囲で配合することにより強度、
剛性、耐熱性、寸法安定性などの向上を図ることが可能
である。 【0038】かかる繊維状強化剤としては、ガラス繊
維、シラスガラス繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、
セラミック繊維、アスベスト繊維、石コウ繊維、金属繊
維などの無機繊維および炭素繊維等が挙げられる。 【0039】また粒状の強化剤としては、ワラステナイ
ト、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナ
イト、アスベスト、タルク、アルミナシリケートなどの
珪酸塩、アルミナ、塩化珪素、酸化マグネシウム、酸化
ジルコニウム、酸化チタンなどの金属酸化物、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、
硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、ガラス・
ビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素、シリカなどが挙げら
れ、これらは中空であってもよい。これら強化剤は2種
以上を併用することが可能であり、必要によりシラン
系、チタン系などのカップリング剤で予備処理して使用
することができる。 【0040】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。 【0041】 【実施例】本実施例中の引張り強さ、曲げ強さ、アイゾ
ット衝撃強さ、熱変形温度および吸水率は各々次の方法
に従って測定した。 【0042】 引張り強さ :ASTM−D638 曲げ強さ :ASTM−D790 曲げ弾性率 :ASTM−D790 アイゾット衝撃強さ :ASTM−D256 熱変形温度 :ASTM−D648 吸水率 :ASTM−D570 【0043】 参考例1(PPSの重合) オートクレーブに硫化ナトリウム3.26kg(25モ
ル、結晶水40%を含む)、水酸化ナトリウム4g、酢
酸ナトリウム三水和物1.36kg(約10モル)およ
びN−メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略称す
る)7.9kgを仕込み、撹拌しながら徐々に205℃
まで昇温し、水1.36kgを含む留出水約1.5lを
除去した。残留混合物に1,4−ジクロルベンゼン3.
75kg(25.5モル)およびMNP2kgを加え、
265℃で4時間加熱した。反応生成物を70℃の温水
で5回洗浄し、80℃で24時間減圧乾燥して、溶融粘
度約2500ポアズ(320℃、剪断速度1000秒
−1)の粉末状PPS約2kgを得た。 【0044】このPPS粉末中の全ナトリウム含有量は
1,180ppm、融点280℃であった。 【0045】同様の操作を繰返し、以下に記載の実施例
に供した。 【0046】 実施例1 参考例1で得られたPPS粉末約2kgを90℃に加熱
されたpH4の酢酸溶液下20l中に投入し、約30分
間撹拌し続けたのち濾過し、濾液のpHが7になるまで
約90℃の脱イオン水で洗浄し、120℃で24時間減
圧乾燥して粉末状とした。 【0047】このPPS中の全ナトリウム含有量は27
4ppmであった。 【0048】この粉末と、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド((東レ(株)製CM3001)(以下ナイロン66
と称す。)融点:260℃)ペレットとを、表1に記載
の割合でドライブレンドした後、290〜310℃に設
定したスクリュー押出機により溶融混練し、ペレタイズ
した。次にペレットを290〜300℃に設定したスク
リューインライン型射出成形機に供給し、金型温度15
0℃の条件で機械特性評価用試験片を成形した。 【0049】得られた試験片について測定した引張強度
(ASTM D−638)曲げ強度ASTM D−79
0)、アイゾット衝撃強度(ASTM D−256)、
熱変形温度(ASTM D−648)および吸水率(A
STM D−570)は表2に記載の通りであり、衝撃
強度が極めて大きく、かつ、ナイロン66を配合しない
ものに比べ熱変形温度の低下は小さかった。 【0050】 比較例1〜2 参考例1で得られたPPS粉末をそのまま(比較例1)
および、実施例1と同様の方法で酢酸処理し、洗浄、乾
燥したもの(比較例2)を用い、ポリアミド樹脂を配合
することなく、ペレタイズ、射出成形を行なった試験片
について評価した引っ張り強度、曲げ強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度、熱変形温度、吸水率は表2に
記載の通りであった。 【0051】 実施例2 参考例1で得られたPPS粉末約2kgと脱イオン水1
0lとをオートクレーブに仕込み、常圧で密閉したの
ち、175℃まで昇温し、撹拌しながら約30分間保温
したのち冷却した。内容物を取りだし濾過し、更に70
℃の脱イオン水約10lの中にPPSを浸漬、撹拌し、
濾過する操作を5回繰返した。 【0052】このPPS中の全ナトリウム含有量は28
8ppmであった。 【0053】以下、実施例1と全く同様の方法でナイロ
ン66と表1に記載の割合で溶融混合、ペレタイズ、射
出成形を行ない、得られた試験片について評価した特性
値は表2に記載の通りであった。 【0054】 実施例3 参考例1で得られた粉末約2kgを100℃に加熱した
NMP20l中に投入し、約30分間撹拌した後、濾過
し、続いて約90℃のイオン交換水で洗浄した。 【0055】このPPS中の全ナトリウム含有量は31
5ppmであった。 【0056】以下、実施例1と全く同様の方法でナイロ
ン66と表1に記載の割合で溶融混合、ペレタイズ、射
出成形を行ない、得られた試験片について評価した特性
値は表2に記載の通りであった。 【0057】 比較例3,4 参考例1で得られたPPSを実施例2と同様の方法で熱
水処理し、洗浄、乾燥したもの(比較例3)および、実
施例3と同様の方法でNMP処理し、洗浄、乾燥したも
の(比較例4)を用い、ポリアミド樹脂を配合すること
なく、ペレタイズ、射出成形を行なった試験片について
評価した特性値は表2に記載の通りであった。 【0058】 実施例4,5 実施例1でナイロン66の配合割合を30重量%とした
代わりに、表1に記載の割合としたことのほかは実施例
1と全く同様の操作を行なった。得られた試験片につい
て評価した特性値は表2に記載の通りであった。 【0059】 比較例5〜6 実施例1で参考例1で得られたPPS粉末を酢酸処理し
て用いた代わりに、参考例1で得られたPPS粉末をそ
のまま用い、ナイロン66の配合割合を表1に記載の割
合としたことのほかは実施例1と全く同様の操作を行な
った。得られた試験片について評価した特性値は表2に
記載のとおりであり、脱イオン処理したPPSを用いた
ものに比べ、衝撃強度の向上は極くわずかで、かつ、機
械強度は小さかった。 【0060】 比較例7、8 ナイロン66単独(比較例7)および参考例1で得られ
たPPS粉末をそのまま用いて表1記載の割合で配合し
(比較例8)、実施例1と同様の操作を行なって評価し
た特性値は表2に記載の通りであった。本発明の実施例
4、5と比べて熱変形温度、吸水率などが劣ったもので
ある。また比較例8と本発明の実施例4を比べると、本
発明の酢酸処理を施したPPSを用いることにより物性
が大巾に向上することが明らかである。 【0061】 実施例6〜8、比較例9〜11 参考例で得られたPPS粉末をそのまま(比較例9〜1
1)および、実施例1と同様の方法で酢酸処理し、洗
浄、乾燥したもの(実施例6〜8)を用い、実施例1で
ナイロン66を用いた代わりにナイロン6(東レ(株)
製CM1001、融点220℃)(実施例6)、イソフ
タル酸/ヘキサメチレンジアミンから重合したナイロン
6I(実施例7、軟化点119℃)、2,4,4−、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン/テレ
フタル酸重合体である非晶ポリアミド(デナミット・ノ
ーベル社製。“トロガミドT”、軟化点145℃)(実
施例8)を用いたことのほかは、実施例1と全く同様の
方法で、表1に記載の割合で配合、溶融混合、ペレタイ
ズ、射出成形を行ない、得られた試験片について評価し
た特性値は表2に記載の通りであった。 【0062】 実施例9、10 参考例1で得られたPPS粉末を実施例1と同様の方法
で酢酸処理を行ない、ナイロン66およびガラス繊維の
チョップドストランド(日本電気硝子(株)製ESC0
3TN−102/P)とを表1に記載の割合で配合し、
実施例1と全く同様の方法で溶融混合、ペレタイズ、射
出成形を行ない、得られた試験片について評価した特性
値は表2に記載の通りであった。 【0063】 比較例12、13 参考例1で得られたPPS粉末をそのまま用いたことの
ほかは、実施例9、10と全く同様の操作を行ない、得
られた試験片について評価した特性値は表2に記載の通
りであった。 【0064】 比較例14、15 参考例1で得られたPPS粉末をそのまま(比較例1
4)および、実施例1と同様の方法で酢酸処理し、洗
浄、乾燥したもの(比較例15)を用い、ポリアミド樹
脂を配合することなく、実施例9、10と全く同様の操
作を行ない、得られた試験片について評価した特性値は
表2に記載の通りであった。 【0065】 実施例11 実施例3で参考例1で得られたPPS粉末の有機溶媒洗
浄にNMPを使用した代わりに、1,3−ジメチルイミ
ダゾリジノン(以下、DMIと略称する)を用いたこと
のほかは実施例3と全く同様の操作を行ない、PPS粉
末を得た。 【0066】このPPS中の全ナトリウム含有量は33
0ppmであった。 【0067】以下、実施例9と全く同様の方法でナイロ
ン66およびガラス繊維と溶融混合、ペレタイズ、射出
成形を行ない、得られた試験片について評価した特性値
は表2に記載の通りであった。 【0068】 実施例12 実施例1で、参考例1で得られたPPS粉末を酸処理す
る際に酢酸を用いる代わりに、塩酸を用いたことのほか
は、実施例1と全く同様の操作を行ない、PPS粉末を
得た。 【0069】このPPS中の全ナトリウム含有量は30
5ppmであった。 【0070】以下、実施例9と全く同様の方法でナイロ
ン6およびガラス繊維と表1記載の割合で配合、溶融混
合、ペレタイズ、射出成形を行ない、得られた試験片に
ついて評価した特性値は表2に記載の通りであった。 【0071】 【表1】【表2】【0072】 【0072】 【0073】 【発明の効果】本発明方法により製造されるポリフェニ
レンスルフィド樹脂組成物は、衝撃特性をはじめとする
機械的特性が優れ、かつ、耐熱性、耐湿性が優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−15430(JP,A) 特開 昭59−1422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 77/00 C08L 81/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.酸処理した後、水で洗浄する処理、100℃以上の
    熱水での熱水処理および有機溶媒による洗浄の3つの中
    から選ばれた少なくとも一つの方法を用いて脱イオン処
    理を施すことによりナトリウム含有量500ppm以下
    のポリフェニレンスルフィド樹脂粉粒体を調製し、かか
    るポリフェニレンスルフィド樹脂1〜99重量%とポリ
    アミド樹脂99〜1重量%とを、ポリフェニレンスルフ
    ィド樹脂およびポリアミド樹脂双方の融点以上の温度で
    溶融混練することを特徴とするポリフェニレンスルフィ
    ド樹脂組成物の製造方法。 2.有機溶媒が下記から選ばれる一種または二種以上の
    ものである特許請求の範囲第1項記載のポリフェニレン
    スルフィド樹脂組成物の製造方法。 N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、1,3−ジメチルイミダゾリ ジノン、ヘキサメチルホスホラスアミド、ピペラジノン、ジメチルスルホキシド 、ジメチルスルホン、スルホラン、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ トン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、クロロホ ルム、塩化メチレン、トリクロロエチレン、2塩化エチレン、パークロルエチレ ン、モノクロルエタン、ジクロルエタン、テトラクロルエタン、パークロルエタ ン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチ レングリコール、プロピレングリコール 【請求項3】100℃以上の熱水での熱水処理が、10
    0℃以上の熱水で熱水処理した後、水で洗浄することで
    ある特許請求の範囲第1項記載のポリフェニレンスルフ
    ィド樹脂組成物の製造方法。 4.有機溶媒による洗浄が、有機溶媒で洗浄した後、水
    で洗浄することである特許請求の範囲第1項記載のポリ
    フェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方法。 5.酸処理した後、水で洗浄する処理、100℃以上の
    熱水処理および有機溶媒による洗浄の3つの中から選ば
    れた少なくとも一つの方法を用いて脱イ オン処理を施す
    ことによりナトリウム含有量500ppm以下のポリフ
    ェニレンスルフィド樹脂粉粒体を調製し、かかるポリフ
    ェニレンスルフィド樹脂1〜99重量%、ポリアミド樹
    脂99〜1重量%および繊維状および/または粒状の強
    化剤をポリフェニレンスルフィド樹脂およびポリアミド
    樹脂の合計100重量部に対して400重量部を越えな
    い量とを、ポリフェニレンスルフィド樹脂およびポリア
    ミド樹脂双方の融点以上の温度で溶融混練することを特
    徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方
    。 6.有機溶媒が下記から選ばれる一種または二種以上の
    ものである特許請求の範囲第5項記載のポリフェニレン
    スルフィド樹脂組成物の製造方法。 N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、1,3−ジメチルイミダゾリ ジノン、ヘキサメチルホスホラスアミド、ピペラジノン、ジメチルスルホキシド 、ジメチルスルホン、スルホラン、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ トン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、クロロホ ルム、塩化メチレン、トリクロロエチレン、2塩化エチレン、パークロルエチレ ン、モノクロルエタン、ジクロルエタン、テトラクロルエタン、パークロルエタ ン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチ レングリコール、プロピレングリコール 【請求項7】100℃以上の熱水で熱水処理が、100
    ℃以上の熱水で熱水処理した後、水で洗浄することであ
    る特許請求の範囲第5項記載のポリフェニレンスルフィ
    ド樹脂組成物の製造方法。 8.有機溶媒による洗浄が、有機溶媒で洗浄した後、水
    で洗浄することである特許請求の範囲第5項記載のポリ
    フェニレンスルフィド樹脂組成物の製造方法。
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