JPS62151462A - ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 - Google Patents
ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS62151462A JPS62151462A JP60291921A JP29192185A JPS62151462A JP S62151462 A JPS62151462 A JP S62151462A JP 60291921 A JP60291921 A JP 60291921A JP 29192185 A JP29192185 A JP 29192185A JP S62151462 A JPS62151462 A JP S62151462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- pps
- polyphenylene sulfide
- sulfide resin
- pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電気・電子部品として有効に用いられる着色性
に優れたポリフェニレンサルファイド樹脂組成物に関す
るものである。
に優れたポリフェニレンサルファイド樹脂組成物に関す
るものである。
[従来の技術]
ポリフェニレンサルファイド樹脂(以下PPSと略記す
る)は優れた耐熱性、耐薬品性、難燃性を有しており、
ガラス繊維などの補強材と複合化され、電気・電子部品
、自動車部品として巾広く使用されている。
る)は優れた耐熱性、耐薬品性、難燃性を有しており、
ガラス繊維などの補強材と複合化され、電気・電子部品
、自動車部品として巾広く使用されている。
電子部品においては、コネクター、スイッチなどとして
使用されているがこれら用途においては通常着色によっ
て各部品の分類・仕分けを行っており、PPSに対して
も着色の要求は強く存在している。しかるにPPSは重
合によって得られた粉末状ポリマーを酸素の存在下20
0〜260℃という高温で酸化架橋した後に用いられる
ため褐色に着色することは避けられない。由に成形体は
チョコレート色を呈し、着色は黒色とすることのみが可
能で、これ以外の色、例えば青、緑といったものは、多
量の顔料、白色化する為のTiO2等を添加してもなお
かつくすんだ色しか得られず、強度的にも大巾な低下を
余儀なくさせられていた。
使用されているがこれら用途においては通常着色によっ
て各部品の分類・仕分けを行っており、PPSに対して
も着色の要求は強く存在している。しかるにPPSは重
合によって得られた粉末状ポリマーを酸素の存在下20
0〜260℃という高温で酸化架橋した後に用いられる
ため褐色に着色することは避けられない。由に成形体は
チョコレート色を呈し、着色は黒色とすることのみが可
能で、これ以外の色、例えば青、緑といったものは、多
量の顔料、白色化する為のTiO2等を添加してもなお
かつくすんだ色しか得られず、強度的にも大巾な低下を
余儀なくさせられていた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上記欠点を排除しようとするもので、特定のベ
ースレジンとガラス繊維、無機フィラーさらに顔料を組
合せることにより色調、機械的強度共に優れた組成物を
得ようとするものである。
ースレジンとガラス繊維、無機フィラーさらに顔料を組
合せることにより色調、機械的強度共に優れた組成物を
得ようとするものである。
[問題を解決するための手段]
すなわち本発明は、
1)特定のPPS樹脂 80〜30重量%2)ガラス繊
維 10〜50重量%3)無機フィラー
0〜40重量%4)顔料 0.1〜5重−%
からなる組成物に関するものである。
維 10〜50重量%3)無機フィラー
0〜40重量%4)顔料 0.1〜5重−%
からなる組成物に関するものである。
本発明において使用されるPPS樹脂は、300℃にお
ける溶融粘度がせん断速度500 sec’において3
0〜100Pa・sの未架橋樹脂である。
ける溶融粘度がせん断速度500 sec’において3
0〜100Pa・sの未架橋樹脂である。
このようなPPS樹脂を得る方法としては特公昭45−
3368に示されるごとくp−ジクロルベンゼンと硫化
ナトリウム等のアルカリ金属硫化物をN−メチル−2−
ピロリドン中で200〜250°Cの高温下重合させる
方法を挙げることができる。
3368に示されるごとくp−ジクロルベンゼンと硫化
ナトリウム等のアルカリ金属硫化物をN−メチル−2−
ピロリドン中で200〜250°Cの高温下重合させる
方法を挙げることができる。
重合に際し、少量の共重合成分を添加することも苛能で
ある。共重合成分としては、m−ジクロルベンゼン、0
−ジクロルベンゼン、4.4−−ジクロルジフェニルエ
ーテル、ジクロルジフェニルスルフォン、2,5−ジク
ロルトルエン、トリクロルベンゼンなど特公昭45−3
368に例示されるごとき成分はいづれも使用可能であ
る。
ある。共重合成分としては、m−ジクロルベンゼン、0
−ジクロルベンゼン、4.4−−ジクロルジフェニルエ
ーテル、ジクロルジフェニルスルフォン、2,5−ジク
ロルトルエン、トリクロルベンゼンなど特公昭45−3
368に例示されるごとき成分はいづれも使用可能であ
る。
特にトリクロルベンゼンの様な多ハロゲン誘導体は粘度
の上昇の点から望ましいものである。
の上昇の点から望ましいものである。
これら共重合成分はPPS樹脂の結晶化度を大きく低下
させる程添加することは望ましくなく通常3モル%以下
が選択される。又反応に際し、酢酸リチウム、酢酸ナト
リウムなどに代表されるアルカリ金属カルボン酸塩を添
加することも粘度の上昇の点で望ましい。
させる程添加することは望ましくなく通常3モル%以下
が選択される。又反応に際し、酢酸リチウム、酢酸ナト
リウムなどに代表されるアルカリ金属カルボン酸塩を添
加することも粘度の上昇の点で望ましい。
得られたPPS樹脂はさらに130〜250℃の高温水
で洗浄する必要がある。130℃未満では洗浄の効果が
乏しく、250 ’Cを大きく越えるとPPSの融点に
近づき問題を生じる。その洗浄時間としては1〜5時間
の範囲が採用される。この洗浄を行うことにより色調を
改良するのみならず1.未架橋PPSの欠点であるもろ
さ、機械的強度の低さを大巾に改良することが可能とな
ったのである。
で洗浄する必要がある。130℃未満では洗浄の効果が
乏しく、250 ’Cを大きく越えるとPPSの融点に
近づき問題を生じる。その洗浄時間としては1〜5時間
の範囲が採用される。この洗浄を行うことにより色調を
改良するのみならず1.未架橋PPSの欠点であるもろ
さ、機械的強度の低さを大巾に改良することが可能とな
ったのである。
その具体的な洗浄方法としては、特に制限はないが、耐
圧の槽中にPPS粉末と純水を存在させ130〜250
℃の範囲で加熱撹拌を行いその後遠心分離等によってP
PS樹脂を分離回収する方法が簡便で望ましい。この洗
浄は1〜5時間の範囲が望ましく、洗浄温度との関係で
上記範囲内で選定される。5時間を越えて洗浄を行って
も特に問題はないのであるが、洗浄効果が増大すること
はもはや望めず、経済的にもマイナスである。
圧の槽中にPPS粉末と純水を存在させ130〜250
℃の範囲で加熱撹拌を行いその後遠心分離等によってP
PS樹脂を分離回収する方法が簡便で望ましい。この洗
浄は1〜5時間の範囲が望ましく、洗浄温度との関係で
上記範囲内で選定される。5時間を越えて洗浄を行って
も特に問題はないのであるが、洗浄効果が増大すること
はもはや望めず、経済的にもマイナスである。
本発明に使用されるガラス繊維としては直径20〜5μ
程度のチョツプドストランド、ローピン、ミルドファイ
バー等が使用される。その添加量としては10〜50重
量%の範囲で選択される。
程度のチョツプドストランド、ローピン、ミルドファイ
バー等が使用される。その添加量としては10〜50重
量%の範囲で選択される。
10%未満であると成形体の機械的強度が不十分となり
又50%を越えると流動性が極度に低下するため成形が
困難となる。ガラス繊維は通常シランカップリング剤に
よって表面処理されており、シランとしてはアミノシラ
ン、メルカプトシラン、エポキシシラン等が選定される
。無機フィラーとしては特に制限はないが白色度が高く
純度の高いものが望ましく具体的には炭酸カルシウム、
タルク、ケイ酸カルシウム、シリカ、硫酸カルシウムな
どがあげられる。これら無機フィラーの平均粒径は30
〜1μmの範囲が望ましい。又その添加量は0〜40重
量%の範囲で選択される。40重量%を越えると流動性
の低下、機械的強度の低下など問題が多くなる。
又50%を越えると流動性が極度に低下するため成形が
困難となる。ガラス繊維は通常シランカップリング剤に
よって表面処理されており、シランとしてはアミノシラ
ン、メルカプトシラン、エポキシシラン等が選定される
。無機フィラーとしては特に制限はないが白色度が高く
純度の高いものが望ましく具体的には炭酸カルシウム、
タルク、ケイ酸カルシウム、シリカ、硫酸カルシウムな
どがあげられる。これら無機フィラーの平均粒径は30
〜1μmの範囲が望ましい。又その添加量は0〜40重
量%の範囲で選択される。40重量%を越えると流動性
の低下、機械的強度の低下など問題が多くなる。
本発明に使用される顔料は、無機系、を機系を特に問わ
ないが、PPSの成形温度である300℃以上の温度下
においても充分安定なものが望ましく、この点からは無
機系顔料が適している。具体的には酸化チタン、赤色酸
化鉄、群青、コバルトブルー、クロムグリーンライト、
カドミウムレッド、黄鉛などかあげられる。有機系の顔
料でもキナクリドンの様な耐熱性の優れたものは使用可
能である。その添加量は、0.1〜10重量%の範囲で
選択される。10重量%を大きく越えると色調は良いも
のの強度の低下が大きく実用上問題が多い。
ないが、PPSの成形温度である300℃以上の温度下
においても充分安定なものが望ましく、この点からは無
機系顔料が適している。具体的には酸化チタン、赤色酸
化鉄、群青、コバルトブルー、クロムグリーンライト、
カドミウムレッド、黄鉛などかあげられる。有機系の顔
料でもキナクリドンの様な耐熱性の優れたものは使用可
能である。その添加量は、0.1〜10重量%の範囲で
選択される。10重量%を大きく越えると色調は良いも
のの強度の低下が大きく実用上問題が多い。
本発明組成物にはさらに必要に応じて熱安定剤、酸化防
止剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、滑剤、金型腐蝕防止
剤などを添加することも可能である。
止剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、滑剤、金型腐蝕防止
剤などを添加することも可能である。
本発明組成物は主に射出成形によって成形されるが、こ
の他にも圧縮成形、押出し成形などの方法によっても成
形することが可能である。
の他にも圧縮成形、押出し成形などの方法によっても成
形することが可能である。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように本発明は(1)特定のP
PS樹脂(2)ガラス繊維(3)無機フィラー(4)顔
料よりなる組成物で、次に示すごとき優れた効果を得る
ことができる。
PS樹脂(2)ガラス繊維(3)無機フィラー(4)顔
料よりなる組成物で、次に示すごとき優れた効果を得る
ことができる。
1)従来のPPS樹脂ではおよそ不可能であった色調の
着色組成物が得られる。
着色組成物が得られる。
2)高い機械的強度を有する着色性組成物が得られる。
本組成物はPPS樹脂の優れた特性に加え優れた色調を
有していることから電気・電子部品特にコネクター、ス
イッチ等に極めて有効に使用される。
有していることから電気・電子部品特にコネクター、ス
イッチ等に極めて有効に使用される。
[実施例]
以下実施例に基づき本発明の一実施態様を例示するが本
発明はこれによってなんら限定されるものではない。
発明はこれによってなんら限定されるものではない。
(PPS樹脂の製造−1)
15j2容量のオートクレーブにN a 2 S・2、
8 N20 14. 8 モル、N−メチル−2−ピ
ロリドン4. 9J2を入れN2気流下撹拌して210
℃まで昇温し、437gの主に水からなる留出液を留去
した。系を170°Cまで冷却した後、p−ジクロルベ
ンゼン14.8モルを添加し、N2気流下に系を封入し
、昇温しで250°Cにて3時間重合した。冷却後内容
物を水中にあけ温水で3回洗浄、ろ過を繰り返した後、
120℃の熱風乾燥機にて5時間乾燥を行った。得られ
たPPSは収量が1485g、収率が95%であり、3
00℃における溶融粘度がせん断速度500s ec−
1において45Pa・sであった。この未架橋PPSを
PP5(A)とした。
8 N20 14. 8 モル、N−メチル−2−ピ
ロリドン4. 9J2を入れN2気流下撹拌して210
℃まで昇温し、437gの主に水からなる留出液を留去
した。系を170°Cまで冷却した後、p−ジクロルベ
ンゼン14.8モルを添加し、N2気流下に系を封入し
、昇温しで250°Cにて3時間重合した。冷却後内容
物を水中にあけ温水で3回洗浄、ろ過を繰り返した後、
120℃の熱風乾燥機にて5時間乾燥を行った。得られ
たPPSは収量が1485g、収率が95%であり、3
00℃における溶融粘度がせん断速度500s ec−
1において45Pa・sであった。この未架橋PPSを
PP5(A)とした。
PjPS(A)を再び151オートクレーブにもどし8
1の純水を加え200℃で3時間撹拌、洗浄を行った。
1の純水を加え200℃で3時間撹拌、洗浄を行った。
冷却後水とPPSをろ過により分離、さらに温水によっ
て十分洗浄を行い得られた粉末は120℃熱風乾燥機に
よって十分乾燥を行った。
て十分洗浄を行い得られた粉末は120℃熱風乾燥機に
よって十分乾燥を行った。
得られたPPSの溶融粘度は54Pa・sであった。こ
の洗浄抽出を行ったPPSをPPS (B)とした。
の洗浄抽出を行ったPPSをPPS (B)とした。
(PPS樹脂の製造−2)
11容責のオートクレーブにN a 2 S・2.8H
2014,8モル、N−メチル−2−ピロリドン4.
9j2を入れN2気流下撹拌して210℃まで昇温し、
441gの主に水からなる留出液を留去した。系を17
0℃まで冷却した後、p−ジクロルベンゼン14.8モ
ル及びトリクロルベンゼン0.07モルを添加し、N2
気流下に系を封入し、昇温して250 ’Cにて3時間
重合した。冷却後内容物を水中にあけ温水で3回洗浄、
ろ過を繰り返した後、120℃の熱風乾燥機にて5時間
乾燥を行った。得られたPPSは収量1469 g、収
率が94%であり、300°Cにおける溶融粘度は86
Pa・sであった。このポリマーをPPS (C)とし
た。
2014,8モル、N−メチル−2−ピロリドン4.
9j2を入れN2気流下撹拌して210℃まで昇温し、
441gの主に水からなる留出液を留去した。系を17
0℃まで冷却した後、p−ジクロルベンゼン14.8モ
ル及びトリクロルベンゼン0.07モルを添加し、N2
気流下に系を封入し、昇温して250 ’Cにて3時間
重合した。冷却後内容物を水中にあけ温水で3回洗浄、
ろ過を繰り返した後、120℃の熱風乾燥機にて5時間
乾燥を行った。得られたPPSは収量1469 g、収
率が94%であり、300°Cにおける溶融粘度は86
Pa・sであった。このポリマーをPPS (C)とし
た。
PPS (C)を再び15j2オートクレーブにもどし
8J2の純水を加え200℃で3時間撹拌、抽出を行っ
た。冷却後の水をろ過により分離、さらに温水によって
十分洗浄を行った。得られた粉末は熱風乾燥機によって
十分乾燥を行った。得られたPPSの溶融粘度は97P
a・sであった。このPPSをPP5(D)とした。
8J2の純水を加え200℃で3時間撹拌、抽出を行っ
た。冷却後の水をろ過により分離、さらに温水によって
十分洗浄を行った。得られた粉末は熱風乾燥機によって
十分乾燥を行った。得られたPPSの溶融粘度は97P
a・sであった。このPPSをPP5(D)とした。
実施例l
PP5 (B)1.4kg (35wt%)、ガラス繊
維(直径13μ、カット長3mn+のチョツプドストラ
ンド)1.4kg(35νt%)、炭酸カルシウム1、
12kg (28wt%)、顔料(群青)80g(2
wt%)をヘンシェルミキサーによって予備混合した後
シリンダ一温度310℃に設定した45mm二軸押出し
機にフィードし、スクリュー回転数100 rplll
で混練し、ホットカッターによりベレット化した。得ら
れたベレットは2オンス射出成形機(横型、型締カフ5
Ton)によって曲げ試験用短冊(3X25X120報
)及びIzod衝撃強度測定用短冊(3,2X12.7
X63.5mu)を金型温度130℃で成形した。得ら
れた試験片はくすみのない色調に優れたものであった。
維(直径13μ、カット長3mn+のチョツプドストラ
ンド)1.4kg(35νt%)、炭酸カルシウム1、
12kg (28wt%)、顔料(群青)80g(2
wt%)をヘンシェルミキサーによって予備混合した後
シリンダ一温度310℃に設定した45mm二軸押出し
機にフィードし、スクリュー回転数100 rplll
で混練し、ホットカッターによりベレット化した。得ら
れたベレットは2オンス射出成形機(横型、型締カフ5
Ton)によって曲げ試験用短冊(3X25X120報
)及びIzod衝撃強度測定用短冊(3,2X12.7
X63.5mu)を金型温度130℃で成形した。得ら
れた試験片はくすみのない色調に優れたものであった。
又機械的強度を測定した結果、曲げ強度180MPa、
アイゾツト衝撃はノツチ側で46 Jam 、環ノツチ
側で161 J/fflあった。
アイゾツト衝撃はノツチ側で46 Jam 、環ノツチ
側で161 J/fflあった。
比較例l
PP5 (も)をPP5(A)に代えて実施例1と同様
の操作を行った。得られた試験片は、光沢が劣りゲート
部の反対側には著しい肌荒れを起していた。機械的強度
は曲げ強度が145MPa、アイゾツト衝撃強度はノツ
チ側で32 Jam 、環ノツチ側で98J/mあり実
施例1に比べて大きく劣ったものであった。
の操作を行った。得られた試験片は、光沢が劣りゲート
部の反対側には著しい肌荒れを起していた。機械的強度
は曲げ強度が145MPa、アイゾツト衝撃強度はノツ
チ側で32 Jam 、環ノツチ側で98J/mあり実
施例1に比べて大きく劣ったものであった。
比較例2
PPS (B)をステンレスバットに入れ250°Cに
加熱した熱風循環式オーブン中で1時間加熱硬化させた
。得られたPPS樹脂の溶融粘度は°80Pa・sであ
った。このPPS樹脂をPP5(E)とした。
加熱した熱風循環式オーブン中で1時間加熱硬化させた
。得られたPPS樹脂の溶融粘度は°80Pa・sであ
った。このPPS樹脂をPP5(E)とした。
PPS (E)を用い実施例1と同一の操作を行った。
得られた試験片はくすんだ青色を呈し、実施例1に比べ
はるかに劣ったものであった。又機械的強度は曲げ強度
176MPa、アイゾ・ット衝撃強度はノツチ側で38
Jam 、環ノツチ側で135Jamあった〇 実施例2 P P S’(D)を用い実施例1と同一の操作を行っ
た。得られた試験片はくすみのない色調に優れたもので
あった。又機械的強度を測定した結果、曲げ強度184
MPa、アイゾツト衝撃強度はハツチ側で42 Jam
、環ノツチ側で1453/mあった。
はるかに劣ったものであった。又機械的強度は曲げ強度
176MPa、アイゾ・ット衝撃強度はノツチ側で38
Jam 、環ノツチ側で135Jamあった〇 実施例2 P P S’(D)を用い実施例1と同一の操作を行っ
た。得られた試験片はくすみのない色調に優れたもので
あった。又機械的強度を測定した結果、曲げ強度184
MPa、アイゾツト衝撃強度はハツチ側で42 Jam
、環ノツチ側で1453/mあった。
比較例3
PPS (C)を用い実施例2と同一の操作を行った。
得られた試験片は光沢が劣りゲート部の反対側には肌荒
れが認められた。機械的強度は、曲げ強度126MPa
、アイゾツト衝撃強度&よノ・ソチ側で27jlLO
5反ノ・ソチ側で89J/nであり、実施例2に比べ大
きく劣ったものであった。
れが認められた。機械的強度は、曲げ強度126MPa
、アイゾツト衝撃強度&よノ・ソチ側で27jlLO
5反ノ・ソチ側で89J/nであり、実施例2に比べ大
きく劣ったものであった。
PPS−35wt% ○:
良好ガラス繊維−35wt%
△:ややくすむ、炭酸カルシウム−28wt%
×:不良顔料(群青)−2vt%
良好ガラス繊維−35wt%
△:ややくすむ、炭酸カルシウム−28wt%
×:不良顔料(群青)−2vt%
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、300℃における溶融粘度がせん断速度500se
c^−^1において30Pa・s以上100Pa・s以
下の未架橋ポリフェニレンサルファイド樹脂を130〜
250℃の高温水によって1〜5時間洗浄してなる樹脂
25〜50重量%、ガラス繊維10〜50重量%、無機
フィラー0〜40重量%、顔料0.1〜5重量%からな
るポリフェニレンサルファイド樹脂組成物。 2、ポリフェニレンサルファイド樹脂がp−ジクロルベ
ンゼンとトリクロルベンゼンの共重合体である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291921A JPS62151462A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291921A JPS62151462A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151462A true JPS62151462A (ja) | 1987-07-06 |
JPH0548785B2 JPH0548785B2 (ja) | 1993-07-22 |
Family
ID=17775186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60291921A Granted JPS62151462A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62151462A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108064A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
US5258442A (en) * | 1989-10-31 | 1993-11-02 | Tosoh Corporation | Polyphenylene sulfide resin composition |
JPH0649356A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-02-22 | Toray Ind Inc | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
JPH1097852A (ja) * | 1996-09-21 | 1998-04-14 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 封口体及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4025496A (en) * | 1975-10-10 | 1977-05-24 | Phillips Petroleum Company | Sequenced addition of components in poly(arylene sulfide) production |
JPS58152019A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-09-09 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 淡色ポリフエニレンスルフイド、その製造及び熱可塑性ポリカ−ボネ−ト及び/または熱可塑性ポリエステルとそれとの混合物 |
JPS591536A (ja) * | 1982-06-04 | 1984-01-06 | フイリツプス・ペトロリユ−ム・コンパニ− | 粒状ポリ(アリ−レンスルフイド)の回収法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60291921A patent/JPS62151462A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4025496A (en) * | 1975-10-10 | 1977-05-24 | Phillips Petroleum Company | Sequenced addition of components in poly(arylene sulfide) production |
JPS58152019A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-09-09 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 淡色ポリフエニレンスルフイド、その製造及び熱可塑性ポリカ−ボネ−ト及び/または熱可塑性ポリエステルとそれとの混合物 |
JPS591536A (ja) * | 1982-06-04 | 1984-01-06 | フイリツプス・ペトロリユ−ム・コンパニ− | 粒状ポリ(アリ−レンスルフイド)の回収法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108064A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
US5258442A (en) * | 1989-10-31 | 1993-11-02 | Tosoh Corporation | Polyphenylene sulfide resin composition |
JPH0649356A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-02-22 | Toray Ind Inc | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
JPH1097852A (ja) * | 1996-09-21 | 1998-04-14 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 封口体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548785B2 (ja) | 1993-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101778812B1 (ko) | 저-할로겐 폴리비페닐술폰 중합체의 제조 방법 | |
US4960841A (en) | Polyphenylene sulfide/polyphenylene sulfide sulfone block copolymer | |
CN102264798B (zh) | 支化聚芳醚和含所述醚的热塑性模塑材料 | |
EP0446803B1 (en) | Wholly aromatic polyester resin composition and ovenware obtained by molding said composition | |
DE60217602T2 (de) | Metallisierte Polyesterzusammensetzung | |
EP1508593B1 (en) | Polyester molding composition | |
EP0106027A1 (de) | Schlagzähe thermoplastische Formmassen mit hoher Wärmeformbeständigkeit | |
JPS60139754A (ja) | 組成物 | |
EP0286298A2 (en) | Polyarylene thioether composition for molding | |
JPS62151462A (ja) | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 | |
DE3521956A1 (de) | Kaelteschlagzaehe thermoplastische formmassen aus polyester und polycarbonat | |
DE69331921T2 (de) | Polyphenylensulfidzusammensetzung | |
JPH0548784B2 (ja) | ||
JPS608359A (ja) | 白度が改良されたポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 | |
JP4090880B2 (ja) | ポリアリーレンスルフィド樹脂 | |
EP0401502B1 (en) | Glass-filled poly(arylene sulphide) compositions | |
JP3019107B2 (ja) | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
JPS6254757A (ja) | ポリフエニレンスルフイド樹脂組成物 | |
US5856403A (en) | Process for preparing polyarylene sulfide copolymer, the copolymer prepared by the process, and resin composition comprising the copolymer | |
CN107383875B (zh) | 一种超支化聚醚酮酮改性聚苯硫醚的材料及其制备方法 | |
JPH02107666A (ja) | ポリアリーレンスフィド樹脂組成物 | |
JPH0718172A (ja) | ポリアリーレンエーテルをベースとする成形材料 | |
US5194506A (en) | Polyethylene terephthalate compositions with arylene sulfide random copolymers | |
JPH07107133B2 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 | |
JPS6242941B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |