JP2879179B2 - コイルボビン、コイルボビンの成形方法及びその射出成形用金型 - Google Patents

コイルボビン、コイルボビンの成形方法及びその射出成形用金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂ドット・プリンタ
ーのプリンターヘッド内等に取り付けられるコイルボビ
ン及びその成形方法に関するものであり、特に銅線を巻
き付ける胴部の厚みを薄くするものである。
【0002】
【従来の技術】ドット・プリンターのプリンターヘッド
内等に取り付けられ、ドット・ピンを打刻するコイルボ
ビンは、斜視図を示す図5(a)及びそのコイルボビン
の縦断面を示す図5(b)のように筒状胴部1の上下両
端に鍔部2,3を設け、鍔部2,3の間の筒状胴部1の
外周に銅線を巻き付け、電磁コイルとして使用されるも
のである。鍔部3の下面には、脚部4,5が設けられ、
電磁コイルをプリンターヘッドへ固定する取付部とな
る。このコイルボビンは、生産性のメリットから、熱可
塑性樹脂を材料とする射出形成方法により作成されるも
のであり、図6は所定のコイルボビンのキャビティを有
する金型に熱可塑性樹脂が充填されていく工程を、ショ
ートショットパターンにより作成した説明図である。図
6(a)のように脚部4,5の外側面に設けられたゲー
ト6から注入される熱可塑性樹脂は、先ず脚部4,5及
びゲートから近い側の鍔部3に充填され、次に図6
(b)のように筒状胴部1に充填され、最後に図6
(d)のようにゲートから離れた側の鍔部2に充填され
ていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年のプリンターヘッ
ドの小型化に伴い、コイルボビンの筒状胴部の厚みを薄
くし、単位外郭寸法に対し導線の巻数を多くし、電磁コ
イルの応答性を高める必要が生じたが、コイルボビンの
筒状胴部の厚みを0.1mm〜0.2mmまで薄くすると、
ウェルドラインやエアポケットが、薄肉の筒状胴部に発
生する不良品が多くなり、歩留まりが悪くなった。これ
は、金型の精度や高圧充填されるコアピンの取り付け精
度が低く、筒状胴部の横断面におけるほぼ台形の辺部と
コーナー部とでは、辺部に比べ筒状胴部1のコーナー部
の方が相対的に厚みが大きく、熱可塑性樹脂が辺部より
先に充填されやすい。更に、辺部の中でも上辺及び下辺
より長い斜辺に相当する筒状胴部1への熱可塑性樹脂の
充填は、両端のコーナー部間の距離が長いため筒状胴部
1の中で一番遅れる。このため上記従来構造のコイルボ
ビンを形成する段階で、ゲート6を設けた脚部4,5及
びゲート側の鍔部3に充填された後、図6(a)のよう
に筒状胴部1に充填されていく過程では、筒状胴部1の
充填が完了する前、つまり筒状胴部1の辺部のうち斜辺
への充填をする前に、熱可塑性樹脂の先端がゲートから
離れた側の鍔部2に到達してしまい、図6(b)のよう
に鍔部2に熱可塑性樹脂の充填が始まってしまう。これ
は、充填されていない筒状胴部1より鍔部2の厚みが大
きいために、筒状胴部1のキャビティには充填されない
からである。次いで、図6(c)のように鍔部2に全て
充填されてしまい、筒状胴部1と鍔部2との間に欠損部
7が生じる。そして、最後にその欠損部7に熱可塑性樹
脂が充填されるが、鍔部2と欠損部7との境界である薄
肉の筒状胴部1にウェルドライン8やエアポケット9
が、図6(d)のように発生する。そこで、本発明の課
題は、ウェルドラインやエアポケットが、薄肉の筒状胴
部に発生しないコイルボビン及びそのコイルボビンの成
形方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、筒状胴部、該胴部の両端に設けられた鍔部、及び一
方の鍔部下面に脚部とを有するコイルボビンであって、
脚部から離れた側の鍔部の該胴部との連結部が、厚肉部
と薄肉部とからなるコイルボビンである。また、前記コ
イルボビンを熱可塑性樹脂で射出成形する方法であっ
て、ゲートを設けた脚部及びゲート側の鍔部に充填する
工程と、筒状胴部に充填を始める工程と、ゲートから離
れた側の鍔部の連結部から厚肉部に充填する工程と、筒
状胴部の充填を終了する工程と、ゲートから離れた側の
鍔部の薄肉部に充填する工程とからなる射出成形方法で
ある。更に、前記コイルボビンの射出成形方法にのみ用
いる金型であって、前記コイルボビンを熱可塑性樹脂で
射出成形するキャビティが構成されたコイルボビンの射
出用金型である。
【0005】
【作用】筒状胴部、該胴部の両端に設けられた鍔部、及
び一方の鍔部下面に脚部とを有するコイルボビンに、脚
部から離れた側の鍔部の該胴部との連結部に、厚肉部と
薄肉部とを設けたので、筒状胴部に熱可塑性樹脂の充填
が完了してから、鍔部の薄肉部への樹脂の充填が始まる
ので、ウェルドラインやエアポケットが、薄肉の筒状胴
部に発生しない。また、前記コイルボビンを熱可塑性樹
脂で射出成形する方法であって、ゲートを設けた脚部及
びゲート側の鍔部に充填する工程と、筒状胴部に充填を
始める工程と、ゲートから離れた側の鍔部の連結部から
厚肉部に充填する工程と、筒状胴部の充填を終了する工
程と、ゲートから離れた側の鍔部の薄肉部に充填する工
程とからなる射出成形方法なので、筒状胴部に熱可塑性
樹脂の充填が完了してから、鍔部の薄肉部への樹脂の充
填が始まるので、ウェルドラインやエアポケットが、薄
肉の筒状胴部に発生しない。
【0006】
【実施例】本発明のコイルボビンの実施例を、図1から
図4を用いて説明する。 実施例1 図1(a)は、コイルボビンの斜視図であり、筒状胴部
1の上下両端に鍔部2,3を設け、鍔部3の下面には、
脚部4,5が設けられている。図2(a)は鍔部2の平
面図であり、鍔部2の筒状の空洞部はほぼ台形で、その
く字形状の長斜辺20に沿った鍔部2の部分には薄肉部
21が、また残りの鍔部2には厚肉部22が設けられて
いる。各部の肉厚として、筒状胴部1は0.5mm以下が
好ましく、特に好ましくは0.2mm以下であり、本実施
例では0.1mmであり、また鍔部2の厚肉部22は筒状
胴部1より厚く、本実施例では0.5mmであり、更に鍔
部2の薄肉部21は筒状胴部1より薄いので0.03〜
0.5mmとし、本実施例では0.08mmである。
【0007】この薄肉部21は、図2(a)のA−A線
断面を表す図1(b)のように、筒状胴部1の上端と鍔
部2下面との連結部である連接面10から鍔部2の外端
にかけて、厚肉部22の上面より薄肉部21の上面の方
が下に位置するよう段違いに形成され、厚肉部22及び
薄肉部21の下面、つまり鍔部2の下面は同一面に形成
されている。鍔部2の下面が同一面であると、導線が鍔
部2の下面に均等に接触し、電磁コイルが均一に作成で
きる。特に、薄肉部を設ける位置としては、実施例1で
は脚部から離れた側の鍔部2の筒状胴部1との連結部で
あって、台形の長い斜辺20に薄肉部21を設けている
が、筒状胴部1の空洞部の横断面の形状により、少なく
とも鍔部2の一部に設ければ良い。
【0008】図3は図1のコイルボビンのキャビティを
有する金型に熱可塑性樹脂が充填されていく約0.1秒
間の工程を、ショートショットパターンにより作成した
説明図である。成形樹脂は液晶性ポリエステル樹脂、射
出条件としてシリンダー温度はノズル部分において摂氏
350度、金型温度は摂氏120度、射出速度は18m/
min 、射出出力は1200kgf/cm2 である。
【0009】先ず、図3(a)のように脚部4,5に設
けられたゲート6から注入される熱可塑性樹脂は、脚部
4,5及びゲート6から近い側の鍔部3に充填され、次
に図3(b)のように、熱可塑性樹脂はコ−ナ−部への
充填が先に行われながら筒状胴部1に充填されていく。
次に、コ−ナ−部の熱可塑性樹脂は、相前後して鍔部2
の厚肉部22,22に到達し、充填されていない筒状胴
部1より厚みが大きい鍔部2の厚肉部22,22に図3
(c)に示す如く充填される。そして、鍔部2の厚肉部
22,22に充填後、熱可塑性樹脂は、鍔部2の薄肉部
21より肉厚の厚い筒状胴部1に先に充填し、最後に図
3(d)のように鍔部2の薄肉部21に充填され、薄肉
部21と厚肉部22とが接合し、完成品が図3(e)の
ように得られる。この実施例では、ウェルドライン8や
エアポケット9は、鍔部2の薄肉部21と厚肉部22と
の境に生じることがあるが、鍔部2は導線が鉄芯などと
短絡することを防ぐものあり、ウェルドライン等の発生
は支障がない。
【0010】実施例1に係るコイルボビンを成形する金
型は以下のようである。図4は、金型の中央縦断面を示
す説明図であり、成形品となる実施例1に係るコイルボ
ビンの鍔部3及び脚部4,5に対応するキャビティを設
けた可動側金型11、筒状胴部1及び鍔部2に対応する
キャビティを設けた固定側金型12、並びに筒状胴部1
の空洞に構成するコアピン13とからなり、コアピン1
3は離型抵抗を減少させるために、固定側金型12に取
り付けている。ランナー14は、可動側金型11の脚部
4,5の外面に対応するキャビティに、トンネル・ゲー
ト15を介して到達させ、脚部4,5の下面に対応する
キャビティに押し出しピン16を突き出し可能に設ける
ものである。
【0011】なお、実施例1では、ゲートから遠い側の
鍔部に、薄肉部の代わりに切り欠き部を設けると共に、
その切り欠き部を設けた鍔部の下面とコイルとなる導線
との間に絶縁部材を設けることにより、コイルと鉄芯と
の絶縁性を高めることができる上、ウェルドラインは、
鍔部の切り欠き部に連接する筒状胴部の上端に形成され
る。
【0012】実施例2 実施例2は、鍔部2の薄肉部21を設ける位置を実施例
1とは変更したものである。図2(b)は実施例2に係
る鍔部2の平面図であり、鍔部2の全周外縁に0.5mm
幅で且つ0.5mmの肉厚の厚肉部22を設け、そこから
連接部10に至る残りの鍔部2には0.08mmの肉厚の
薄肉部21を設ける。また、厚肉部22及び薄肉部21
の下面、つまり鍔部2の下面は同一面に形成されてい
る。実施例2に係るコイルボビンは、薄肉部の外周が厚
肉部に形成されているので、製品の、特に鍔部2の強度
が高くなるという利点がある。
【0013】このコイルボビンの形成方法は以下のよう
である。熱可塑性樹脂が脚部4,5及びゲート6から近
い側の鍔部3に充填され、次に筒状胴部1に充填され、
コ−ナ−部の熱可塑性樹脂が相前後して連接面10の鍔
部2に到達する。この時、鍔部2の薄肉部21は筒状胴
部1より厚みが薄いので、熱可塑性樹脂の先端は鍔部2
の薄肉部21へ充填されず、熱可塑性樹脂の先端が移動
しつつ筒状胴部1が完全に充填される。次いで、連接面
10の全周から鍔部2へ熱可塑性樹脂の先端が充填さ
れ、最後に、鍔部2の厚肉部22,22に充填され、成
形品が得られる。従って、実施例2の射出成形方法は、
ゲートを設けた脚部及びゲート側の鍔部に充填する工程
と、筒状胴部に充填を始める工程と、ゲートから離れた
側の鍔部の薄肉部に充填する工程と、ゲートから離れた
側の鍔部の連結部から厚肉部に充填する工程とからなる
もので、熱可塑性樹脂の先端が移動する条件によりゲー
トから離れた側の鍔部の薄肉部に充填する工程が終了す
る前に、ゲートから離れた側の鍔部の連結部から厚肉部
に充填する工程が終了することがある。
【0014】実施例3 実施例3は、鍔部2の薄肉部21を設ける位置を実施例
1とは変更したものである。図2(b)は実施例2に係
る鍔部2の平面図であり、実施例1の同様に鍔部2の筒
状の空洞部はほぼ台形でそのく字形状の斜辺20に沿っ
た鍔部2の部分と、実施例1に加える部分として台形の
4か所のコーナー部とに薄肉部21を設け、また残りの
鍔部2には厚肉部22が設けるものである。厚肉部22
及び薄肉部21の下面、つまり鍔部2の下面は同一面に
形成されている。実施例3に係るコイルボビンは、鍔部
のコーナー部にも薄肉部を有しているので、熱可塑性樹
脂の厚肉部への充填開始が遅れ、ウェルドラインの合流
時間差が小さくなるという利点があり、特に空洞部の長
辺と短辺との長さの差が大きいコイルボビンの成形に有
効である。
【0015】このコイルボビンの形成方法は、先ず脚部
4,5及びゲート6から近い側の鍔部3に充填され、熱
可塑性樹脂は、横断面における台形のコ−ナ−部への充
填が先に行われながら筒状胴部1に充填されていく。次
に、コ−ナ−部の熱可塑性樹脂は、相前後して連接部1
0の薄肉部21へ到達するが、鍔部2の薄肉部21は筒
状胴部1より厚みが薄いので、熱可塑性樹脂の先端は鍔
部2の薄肉部21へ充填されない。更に、コ−ナ−部間
の短辺の熱可塑性樹脂は、相前後して連接部10の薄肉
部21へ到達すると、筒状胴部1より厚みが大きい鍔部
2の厚肉部22,22に充填される。そして、鍔部2の
厚肉部22,22に充填後、熱可塑性樹脂は、最後に筒
状胴部1若しくは鍔部2の厚肉部22から鍔部2の薄肉
部21へ充填され、薄肉部21と厚肉部22とが接合
し、完成品が得られる。
【0016】本発明の薄肉コイルボビンを成形する熱可
塑性樹脂としては、液晶性ポリエステル樹脂、ポリアリ
ーレンサルファイド樹脂又はポリアミド樹脂を主体とす
る熱可塑性樹脂が取り扱い、成形品の強度等の点におい
て適当である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェルドラインやエアポケットが、薄肉の筒状胴部に発
生しないので、筒状胴部の厚みを0.1mm〜0.2mmま
で薄くしたコイルボビンを成形することができ、単位外
郭寸法に対し導線の巻数を多くし、電磁コイルの応答性
を高め、プリンターヘッドの小型化に多いに貢献するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るコイルボビンの説明図
である。
【図2】本発明のコイルボビンの平面図である。
【図3】図1のコイルボビンの形成方法の説明図であ
る。
【図4】図1のコイルボビンの射出成形する金型の説明
図である。
【図5】従来例のコイルボビンの説明図である。
【図6】従来例のコイルボビンの形成方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・筒状胴部、2,3・・鍔部、4,5・・脚部、6
・・ゲート、7・・欠損部、8・・ウェルドライン、9
・・エアポケット、10・・連接面、11・・可動側金
型、12・・固定側金型、13・・コアピン、14・・
ランナー、15・・トンネル・ゲート、16・・押し出
しピン、20・・斜辺、21・・薄肉部、22・・厚肉
部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状胴部、該胴部の両端に設けられた鍔
    部、及び一方の鍔部下面に脚部とを有するコイルボビン
    であって、脚部から離れた側の鍔部の該胴部との連結部
    が、厚肉部と薄肉部とからなることを特徴とするコイル
    ボビン。
  2. 【請求項2】 鍔部の薄肉部が、筒状胴部の肉厚以下の
    肉厚であり、且つ鍔部の厚肉部が、筒状胴部の肉厚以上
    の肉厚である請求項1記載のコイルボビン。
  3. 【請求項3】 鍔部の薄肉部の肉厚が0.03〜0.5mm であ
    る請求項1又は2記載のコイルボビン。
  4. 【請求項4】 液晶性ポリエステル樹脂、ポリアリーレ
    ンサルファイド樹脂又はポリアミド樹脂を主体とする熱
    可塑性樹脂を材質とする請求項3記載のコイルボビン。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコイルボビンを熱可塑性
    樹脂で射出成形する方法であって、ゲートを設けた脚部
    及びゲート側の鍔部に充填する工程と、筒状胴部に充填
    を始める工程と、ゲートから離れた側の鍔部の連結部か
    ら厚肉部に充填する工程と、筒状胴部の充填を終了する
    工程と、ゲートから離れた側の鍔部の薄肉部に充填する
    工程とからなることを特徴とするコイルボビンの射出成
    形方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のコイルボビンを熱可塑性
    樹脂で射出成形するキャビティが構成されたことを特徴
    とするコイルボビンの射出用金型。
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