JP3153261B2 - 変圧器用ボビン - Google Patents
変圧器用ボビンInfo
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- JP3153261B2 JP3153261B2 JP10372991A JP10372991A JP3153261B2 JP 3153261 B2 JP3153261 B2 JP 3153261B2 JP 10372991 A JP10372991 A JP 10372991A JP 10372991 A JP10372991 A JP 10372991A JP 3153261 B2 JP3153261 B2 JP 3153261B2
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- transformer
- case
- winding drum
- bobbin
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- H01F27/402—Association of measuring or protective means
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- H—ELECTRICITY
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器用ボビンに関し、
更に詳しくは巻線の過熱時に回路を遮断するための温度
ヒューズ等を装填する収容部を着脱可能にした変圧器用
ボビンに関する。
更に詳しくは巻線の過熱時に回路を遮断するための温度
ヒューズ等を装填する収容部を着脱可能にした変圧器用
ボビンに関する。
【０００２】
【従来の技術】電卓等の電源としては電池を用いるのが
一般的であるが、商用交流を変圧すると共に直流に変換
するアダプターを用いることにより、家庭用コンセント
から電源を得ることも可能である。前記アダプターに用
いる変圧器としては、巻線が過熱した場合に回路を遮断
するための温度ヒューズを設けているものがある（例え
ば実公昭53-36141号）。この温度ヒューズを装填する構
成としては、例えば図８に示すように巻線を巻き付ける
絶縁樹脂製の巻胴部50の壁体内に通孔51を穿設し、この
通孔51内に温度ヒューズＦを挿入収容するものである。
この変圧器用ボビンにあっては、通孔51内に温度ヒュー
ズＦを挿入することにより、温度ヒューズＦと巻線52と
の接触を防止して絶縁が確保されるため、絶縁作業を行
ったり巻線作業を中断したりすることがなく、温度ヒュ
ーズＦを容易に装填することが可能である。
一般的であるが、商用交流を変圧すると共に直流に変換
するアダプターを用いることにより、家庭用コンセント
から電源を得ることも可能である。前記アダプターに用
いる変圧器としては、巻線が過熱した場合に回路を遮断
するための温度ヒューズを設けているものがある（例え
ば実公昭53-36141号）。この温度ヒューズを装填する構
成としては、例えば図８に示すように巻線を巻き付ける
絶縁樹脂製の巻胴部50の壁体内に通孔51を穿設し、この
通孔51内に温度ヒューズＦを挿入収容するものである。
この変圧器用ボビンにあっては、通孔51内に温度ヒュー
ズＦを挿入することにより、温度ヒューズＦと巻線52と
の接触を防止して絶縁が確保されるため、絶縁作業を行
ったり巻線作業を中断したりすることがなく、温度ヒュ
ーズＦを容易に装填することが可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の如き変
圧器用ボビンにあっては、巻胴部50の壁体に通孔51を穿
設するために、該壁体部分を厚く構成する必要がある。
従って、通孔51に温度ヒューズＦを装填しない場合でも
鉄心収容孔53に挿入した鉄心に対して前記壁体の厚さ
分、巻線52が離れた状態で巻き付けられることになる。
そのため巻線52の周長が長くなり、巻線52の銅損が大き
くなってしまうという課題があった。
圧器用ボビンにあっては、巻胴部50の壁体に通孔51を穿
設するために、該壁体部分を厚く構成する必要がある。
従って、通孔51に温度ヒューズＦを装填しない場合でも
鉄心収容孔53に挿入した鉄心に対して前記壁体の厚さ
分、巻線52が離れた状態で巻き付けられることになる。
そのため巻線52の周長が長くなり、巻線52の銅損が大き
くなってしまうという課題があった。
【０００４】本発明は、前記課題を解決するためのもの
であり、その目的とするところは、温度ヒューズを装填
しない場合には巻線を鉄心に近接させて巻き付けること
により、銅損を最小限に抑えるようにした変圧器用ボビ
ンを提供することにある。
であり、その目的とするところは、温度ヒューズを装填
しない場合には巻線を鉄心に近接させて巻き付けること
により、銅損を最小限に抑えるようにした変圧器用ボビ
ンを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の代表的な手段は、遮断手段を装填する場合と
しない場合の二種類の用途に使用できる変圧器におけ
る、内部に鉄心を挿通するための筒状の巻胴部の外周に
巻線を巻き付ける変圧器用ボビンであって、一定温度以
上になると回路を開く遮断手段を収納した収納ケース
を、前記巻胴部の外周に着脱自在に取り付け、前記巻線
を前記巻胴部の外周および前記収納ケースの外周に巻設
し、前記収納ケースの少なくとも一部が前記巻線によっ
て覆われるように取り付ける構成としたことを特徴とし
てなる。
の本発明の代表的な手段は、遮断手段を装填する場合と
しない場合の二種類の用途に使用できる変圧器におけ
る、内部に鉄心を挿通するための筒状の巻胴部の外周に
巻線を巻き付ける変圧器用ボビンであって、一定温度以
上になると回路を開く遮断手段を収納した収納ケース
を、前記巻胴部の外周に着脱自在に取り付け、前記巻線
を前記巻胴部の外周および前記収納ケースの外周に巻設
し、前記収納ケースの少なくとも一部が前記巻線によっ
て覆われるように取り付ける構成としたことを特徴とし
てなる。
【０００６】
【作用】前記手段にあっては、遮断手段を装填する場合
には収納ケースを巻胴部に取り付け、該ケースを巻胴部
の一部として巻線を巻き付ける。一方、遮断手段を装填
しない場合には前記収納ケースを巻胴部から取り外し、
巻胴部に直接巻線を巻き付ける。これにより前記巻胴部
に挿通される鉄心に対して巻線を前記ケースの厚さ分だ
け近づけて巻き付けることが出来るため、巻線の周長を
必要最小限にして銅損を減少させることが出来るもので
ある。
には収納ケースを巻胴部に取り付け、該ケースを巻胴部
の一部として巻線を巻き付ける。一方、遮断手段を装填
しない場合には前記収納ケースを巻胴部から取り外し、
巻胴部に直接巻線を巻き付ける。これにより前記巻胴部
に挿通される鉄心に対して巻線を前記ケースの厚さ分だ
け近づけて巻き付けることが出来るため、巻線の周長を
必要最小限にして銅損を減少させることが出来るもので
ある。
【０００７】
【実施例】次に前記手段を適用したアダプターの変圧器
用ボビンについて図１乃至図３を参照して説明する。
尚、図１はヒューズ収納ケースを取り付けた状態の変圧
器用ボビンの正面説明図であり、図２はヒューズ収納ケ
ースを取り外した状態の側面説明図であり、図３は平面
説明図である。１は交流を直流に変換するためのアダプ
ターに於いて、商用交流を降圧するために用いる絶縁性
合成樹脂を主材料とした変圧器用巻枠であり、一次巻線
を捲回するための第一巻胴部２と、二次巻線を捲回する
ための第二巻胴部３とを直列状に配設してなり、第一巻
胴部２は前鍔部４と中間鍔部５との間に設けられ、第二
巻胴部３は中間鍔部５と後鍔部６の間に設けられてい
る。
用ボビンについて図１乃至図３を参照して説明する。
尚、図１はヒューズ収納ケースを取り付けた状態の変圧
器用ボビンの正面説明図であり、図２はヒューズ収納ケ
ースを取り外した状態の側面説明図であり、図３は平面
説明図である。１は交流を直流に変換するためのアダプ
ターに於いて、商用交流を降圧するために用いる絶縁性
合成樹脂を主材料とした変圧器用巻枠であり、一次巻線
を捲回するための第一巻胴部２と、二次巻線を捲回する
ための第二巻胴部３とを直列状に配設してなり、第一巻
胴部２は前鍔部４と中間鍔部５との間に設けられ、第二
巻胴部３は中間鍔部５と後鍔部６の間に設けられてい
る。
【０００８】７は鉄心収容孔であり、前鍔部４、第一巻
胴部２、中間鍔部５、第二巻胴部３、後鍔部６の内側を
通って巻枠１を貫通している。前鍔部４の正面上側には
図１に示すように、プラグ刃８の基部を埋め込んで固定
するためのプラグ用突部９が設けられている。10はプラ
グ刃８の基部の一部を構成する端子であって、プラグ用
突部９の上方に突出している。前記第一巻胴部２及び第
二巻胴部３は、それぞれ角筒状をなす第一周壁体11及び
第二周壁体12によって構成されている。そして第一周壁
体11のうち上側には回路遮断手段となる温度ヒューズＦ
を装填するためのヒューズ取付部13が形成されている。
胴部２、中間鍔部５、第二巻胴部３、後鍔部６の内側を
通って巻枠１を貫通している。前鍔部４の正面上側には
図１に示すように、プラグ刃８の基部を埋め込んで固定
するためのプラグ用突部９が設けられている。10はプラ
グ刃８の基部の一部を構成する端子であって、プラグ用
突部９の上方に突出している。前記第一巻胴部２及び第
二巻胴部３は、それぞれ角筒状をなす第一周壁体11及び
第二周壁体12によって構成されている。そして第一周壁
体11のうち上側には回路遮断手段となる温度ヒューズＦ
を装填するためのヒューズ取付部13が形成されている。
【０００９】温度ヒューズＦを第一周壁体11に装填する
際には、図１に示すように収納ケース14に収納し、該収
納ケース14を前記ヒューズ取付部13に装填するものであ
る。前記収納ケース14は絶縁性合成樹脂を主材料として
構成され、図４（Ａ）の正面図及び図４（Ｂ）の平面図
に示すように直方体のケース状に構成され、前面にヒュ
ーズＦを挿入するための開口14ａが形成されている。ま
た、ケース14の上面には１本のスライド溝条14ｂが穿設
されている。一方、巻枠１のヒューズ取付部13の構成は
図２に示すように両プラグ刃８間に於けるプラグ用突部
９には前記ケース14が嵌入し得るケース装填用孔15がプ
ラグ用突部９の前端部から前鍔部４へ貫通するように穿
孔されている。このケース装填用孔15の下面は第一周壁
体11の周面と面一になるように形成され、且つ図１に示
すように右側にはスリット16が形成されている。更にケ
ース装填用孔15の上内壁には１本の突条17が設けられて
いる。この突条17は収納ケース14を装填用孔15に嵌入す
るときに、スライド溝条14ｂに嵌入し、ケース14のスラ
イドを案内するものである。
際には、図１に示すように収納ケース14に収納し、該収
納ケース14を前記ヒューズ取付部13に装填するものであ
る。前記収納ケース14は絶縁性合成樹脂を主材料として
構成され、図４（Ａ）の正面図及び図４（Ｂ）の平面図
に示すように直方体のケース状に構成され、前面にヒュ
ーズＦを挿入するための開口14ａが形成されている。ま
た、ケース14の上面には１本のスライド溝条14ｂが穿設
されている。一方、巻枠１のヒューズ取付部13の構成は
図２に示すように両プラグ刃８間に於けるプラグ用突部
９には前記ケース14が嵌入し得るケース装填用孔15がプ
ラグ用突部９の前端部から前鍔部４へ貫通するように穿
孔されている。このケース装填用孔15の下面は第一周壁
体11の周面と面一になるように形成され、且つ図１に示
すように右側にはスリット16が形成されている。更にケ
ース装填用孔15の上内壁には１本の突条17が設けられて
いる。この突条17は収納ケース14を装填用孔15に嵌入す
るときに、スライド溝条14ｂに嵌入し、ケース14のスラ
イドを案内するものである。
【００１０】またプラグ用突部９の前面のうち、ケース
装填用孔15の上方には、２条のリード線引出し溝18が設
けられており、温度ヒューズＦを装填したときは、図１
に示すようにヒューズＦの２本のリード線19が前記リー
ド線引出し溝18を通じて上方へ引き出されるようになっ
ている。更にケース装填用孔15の左下隅にはヒューズ収
納ケース14を装填しない場合の巻線端部を安定させるた
めの溝条20が設けられている。尚、図１中21は後鍔部６
の下方に設けられた端子用突起部である。
装填用孔15の上方には、２条のリード線引出し溝18が設
けられており、温度ヒューズＦを装填したときは、図１
に示すようにヒューズＦの２本のリード線19が前記リー
ド線引出し溝18を通じて上方へ引き出されるようになっ
ている。更にケース装填用孔15の左下隅にはヒューズ収
納ケース14を装填しない場合の巻線端部を安定させるた
めの溝条20が設けられている。尚、図１中21は後鍔部６
の下方に設けられた端子用突起部である。
【００１１】次に前記構成の巻枠１を用いて温度ヒュー
ズＦを装填した変圧器を組み立てる場合と、温度ヒュー
ズＦを装填しない変圧器を組み立てる場合について説明
する。先ず温度ヒューズＦを装填した変圧器を組み立て
る場合は、図１の正面図及び図５の断面説明図に示すよ
うに、収納ケース14内に温度ヒューズＦを収納し、この
ケース14のスライド溝条14ｂとプラグ用突起９のガイド
突条17を嵌め込み、ケース端面が図５に示すように中間
鍔部５に当接するまで押し込むようにスライドさせて装
填する。そして温度ヒューズＦの一方のリード線19をプ
ラグ端子10に接続すると共に、他方のリード線19を一次
巻線22に接続し、その巻線22を第一周壁体11とケース14
の外周上から巻き付け、二次巻線23を第二周壁体12の外
周に巻き付ける。これにより温度ヒューズＦは一次巻線
22の内側に位置し、ケース14を介して巻線22の温度上昇
を検出し、巻線22が過熱して一定温度以上になると一次
回路を遮断して巻線22の過熱を一定限度以下に抑える。
尚、前記一次巻線22を巻き付ける際に、巻線22のヒュー
ズ側端部は図１に示すようにスリット16を通って第一周
壁体11へと巻き付くが、収納ケース14のスライド溝条14
ｂとプラグ用突起９のガイド突条17が嵌合しているため
に、それ以上奥側（図１の左側）に入り込むことがな
い。
ズＦを装填した変圧器を組み立てる場合と、温度ヒュー
ズＦを装填しない変圧器を組み立てる場合について説明
する。先ず温度ヒューズＦを装填した変圧器を組み立て
る場合は、図１の正面図及び図５の断面説明図に示すよ
うに、収納ケース14内に温度ヒューズＦを収納し、この
ケース14のスライド溝条14ｂとプラグ用突起９のガイド
突条17を嵌め込み、ケース端面が図５に示すように中間
鍔部５に当接するまで押し込むようにスライドさせて装
填する。そして温度ヒューズＦの一方のリード線19をプ
ラグ端子10に接続すると共に、他方のリード線19を一次
巻線22に接続し、その巻線22を第一周壁体11とケース14
の外周上から巻き付け、二次巻線23を第二周壁体12の外
周に巻き付ける。これにより温度ヒューズＦは一次巻線
22の内側に位置し、ケース14を介して巻線22の温度上昇
を検出し、巻線22が過熱して一定温度以上になると一次
回路を遮断して巻線22の過熱を一定限度以下に抑える。
尚、前記一次巻線22を巻き付ける際に、巻線22のヒュー
ズ側端部は図１に示すようにスリット16を通って第一周
壁体11へと巻き付くが、収納ケース14のスライド溝条14
ｂとプラグ用突起９のガイド突条17が嵌合しているため
に、それ以上奥側（図１の左側）に入り込むことがな
い。
【００１２】次に温度ヒューズＦを装填しない変圧器を
組み立てる場合には、図６の断面説明図に示すように、
ヒューズ取付部13から収納ケース14を除去し、一次巻線
22の端部を直接プラグ刃端子10に接続し、ケース装填用
孔15を通して第一周壁体11への外周へと直接巻き付け
る。前記収納ケース14を除去すると、巻線22と鉄心収容
孔７へ収容される鉄心との間隔は厚さ約１mm程度の巻胴
部を介するのみであり、一次巻線22が二次巻線23と同様
に鉄心に接近した状態に巻き付けられる。これによって
巻線22は必要最小限の長さで足り、従って銅損を小さく
抑えることが出来る。この場合も一次巻線22を巻き付け
る際に、図６に示すように巻線22の一端側はケース装填
用孔15を通って第一周壁体11へと巻き付くが、前記孔15
の隅部に形成した溝条20に嵌まり込むようになるため
に、巻線端部がずれることなく安定する。
組み立てる場合には、図６の断面説明図に示すように、
ヒューズ取付部13から収納ケース14を除去し、一次巻線
22の端部を直接プラグ刃端子10に接続し、ケース装填用
孔15を通して第一周壁体11への外周へと直接巻き付け
る。前記収納ケース14を除去すると、巻線22と鉄心収容
孔７へ収容される鉄心との間隔は厚さ約１mm程度の巻胴
部を介するのみであり、一次巻線22が二次巻線23と同様
に鉄心に接近した状態に巻き付けられる。これによって
巻線22は必要最小限の長さで足り、従って銅損を小さく
抑えることが出来る。この場合も一次巻線22を巻き付け
る際に、図６に示すように巻線22の一端側はケース装填
用孔15を通って第一周壁体11へと巻き付くが、前記孔15
の隅部に形成した溝条20に嵌まり込むようになるため
に、巻線端部がずれることなく安定する。
【００１３】尚、前述した実施例では収納ケース14を装
填するために、該ケース14にスライド溝条14ｂを設けた
例を示したが、この装填構成はこれに限定する必要はな
く、他にも例えば図７に示すようにケース14の両側にス
ライド突条24を設け、ケース装填用孔15の内周壁にスラ
イド溝条25を設け、両者を嵌合することによってケース
14を巻枠１に装填するようにしても良い。
填するために、該ケース14にスライド溝条14ｂを設けた
例を示したが、この装填構成はこれに限定する必要はな
く、他にも例えば図７に示すようにケース14の両側にス
ライド突条24を設け、ケース装填用孔15の内周壁にスラ
イド溝条25を設け、両者を嵌合することによってケース
14を巻枠１に装填するようにしても良い。
【００１４】
【発明の効果】本発明は前述した如く、変圧器用ボビン
に遮断手段の収納ケースを着脱可能に構成したために、
遮断手段の取り付けが容易となる。また、前記収納ケー
スを装着しない状態では前記巻胴部の周壁に前記巻線を
直接巻き付け可能に構成したために、遮断手段を装填し
ない場合には鉄心に近接して巻線を巻き付けることが出
来、巻線長さを必要最小限にして銅損を抑えることが出
来るものである。
に遮断手段の収納ケースを着脱可能に構成したために、
遮断手段の取り付けが容易となる。また、前記収納ケー
スを装着しない状態では前記巻胴部の周壁に前記巻線を
直接巻き付け可能に構成したために、遮断手段を装填し
ない場合には鉄心に近接して巻線を巻き付けることが出
来、巻線長さを必要最小限にして銅損を抑えることが出
来るものである。
【図１】変圧器用ボビンの正面説明図である。
【図２】変圧器用ボビンの側面説明図である。
【図３】変圧器用ボビンの平面説明図である。
【図４】温度ヒューズの収納ケースの説明図である。
【図５】温度ヒューズを装填した変圧器の断面説明図で
ある。
ある。
【図６】温度ヒューズを装填しない変圧器の断面説明図
である。
である。
【図７】ケースの装填構成の他の実施例を示す説明図で
ある。
ある。
【図８】従来技術の説明図である。
Ｆ…温度ヒューズ １…巻枠 ２…第一巻胴部 ３…第二巻胴部 ４…前鍔部 ５…中間鍔部 ６…後鍔部 ７…鉄心収容孔 ８…プラグ刃 ９…プラグ用突部 10…端子 11…第一周壁体 12…第二周壁体 13…ヒューズ取付部 14…収納ケース 14ａ…開口 14ｂ…スライド溝条 15…ケース装填用孔 16…スリット 17…ガイド突条 18…リード線引出し溝 19…リード線 20…溝条 21…端子用突起 22…一次巻線 23…二次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01F 27/40 H01F 27/32
Claims (1)
- 【請求項１】 遮断手段を装填する場合としない場合の
二種類の用途に使用できる変圧器における、内部に鉄心
を挿通するための筒状の巻胴部の外周に巻線を巻き付け
る変圧器用ボビンであって、 一定温度以上になると回路を開く遮断手段を収納した収
納ケースを、前記巻胴部の外周に着脱自在に取り付け、
前記巻線を前記巻胴部の外周および前記収納ケースの外
周に巻設し、前記収納ケースの少なくとも一部が前記巻
線によって覆われるように取り付ける構成としたことを
特徴とする変圧器用ボビン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372991A JP3153261B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 変圧器用ボビン |
| US07/849,284 US5321572A (en) | 1991-03-28 | 1992-03-10 | Transformer bobbin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10372991A JP3153261B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 変圧器用ボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05121251A JPH05121251A (ja) | 1993-05-18 |
| JP3153261B2 true JP3153261B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=14361741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10372991A Expired - Fee Related JP3153261B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 変圧器用ボビン |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5321572A (ja) |
| JP (1) | JP3153261B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2879179B2 (ja) * | 1992-03-31 | 1999-04-05 | ポリプラスチックス株式会社 | コイルボビン、コイルボビンの成形方法及びその射出成形用金型 |
| GB9415894D0 (en) * | 1994-08-05 | 1994-09-28 | Central Research Lab Ltd | An apparatus for displaying an image |
| JPH1131629A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Tec Corp | 電磁機器 |
| DE10002485A1 (de) | 2000-01-21 | 2001-08-02 | Mannesmann Sachs Ag | Wickelkörper zur Aufnahme einer Wicklung für einen elektro-magneto-mechanischen Wandler sowie elektro-magneto-mechanischer Wandler |
| JP2001244111A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Sanden Corp | コイルボビン |
| US6906609B1 (en) | 2000-04-07 | 2005-06-14 | Astec International Limited | Planar transformer |
| US20020180577A1 (en) * | 2001-01-19 | 2002-12-05 | Mannesmann Sachs Ag | Winding body for receiving a winding for an electromagnetomechanical converter and electromagnetomechanical converter |
| US6727793B2 (en) | 2001-08-21 | 2004-04-27 | Astec International Limited | Low-power transformer for printed circuit boards |
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