JP2874647B2 - 情報提供装置および情報供給方法 - Google Patents

情報提供装置および情報供給方法

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JP2874647B2
JP2874647B2 JP14761896A JP14761896A JP2874647B2 JP 2874647 B2 JP2874647 B2 JP 2874647B2 JP 14761896 A JP14761896 A JP 14761896A JP 14761896 A JP14761896 A JP 14761896A JP 2874647 B2 JP2874647 B2 JP 2874647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用いた情報供給方法および情報提供装置に関り、
特に、複数のネットワークサーバをリンクさせることに
よって多彩な情報を供給できる情報提供装置および情報
供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
1.総合的広告システムについて 従来より、印刷物(出版物、イラストマップなど)等を
用いて、地図上に商店等の位置を掲載し、併せて、商店
等の広告内容を別欄・別頁に掲載して、当該商店等の広
告を行なうことは知られている。また、これらの情報を
記憶媒体(CD−ROM、フロッピィディスクなど)に
記憶させて、市場に流通させ、コンピュータシステムの
端末に表示させて広告を行なうことも知られている。さ
らに、また、テレビ、ラジオ等の一方向メディアによ
り、視聴者、聴取者に対して広告を行なうことも知られ
ている。
【0003】しかしながら、印刷物や記憶媒体を用いて
広告を行なう方法では、広告依頼から実際に印刷物・記
憶媒体が頒布・流通するまでの期間において、数週間か
ら数カ月程度のタイムラグが生じ、このため、情報とし
ての新規性・信頼性等が失われやすい、という問題があ
る。例えば、広告依頼時には、通常通り営業をしていた
商店が、実際に印刷物が頒布された時点では、営業を取
り止めてしまっている場合がある。かかる場合、当該印
刷物全体に対して信頼性が低下し、広告供給者への不信
感を招くばかりでなく、広告を受ける消費者等の側にも
混乱が発生するという問題がある。
【0004】また、一方向メディアでは、新規性や信頼
性について、ある程度は確保できるものの、視聴者・聴
取者の反応が得にくいといった問題や、広告料が概して
高価であり、手続的にも複雑であるため、小規模な事業
形態の広告依頼者では広告が出し難いといった問題もあ
る。
【0005】そこで、これらの問題点を解決するため、
本出願人は、インターネット等の通信ネットワークを利
用したコンピュータシステムにより、広告情報の供給を
行なう広告情報の供給方法およびそのために広告情報を
登録する広告情報の登録方法を先に提案した(平成7年
7月14日出願、特願平7−179227号)。この方
法では、予め記憶された地図情報に基づく地図が階層的
に表示される。
【0006】すなわち、まず、上層の日本地図が表示さ
れ、次に中層の都道府県別の地図が表示され、更に下層
の区分別地図が表示される。そして、最下層の地図に
は、当該地図上の地点であって、記憶された広告対象物
の座標に相当する地点に、図像化した当該広告対象物が
表示され、所望する広告対象物の選択を促すことが行な
われる。このため、地図情報と広告情報とが関連して得
られるので、所望の商品を取り扱う店舗の場所が一見し
て判るという利点がある。
【0007】2.個別広告システムについて また、インターネット等の通信ネットワークにおいて
は、各種の業者がホームページを開設し、自己の提供す
る商品やサービス等の宣伝を行っている。その際、地図
上で販売店の位置等を明示しておくと便利な場合があ
る。例えば、酒造業者がある特定のビールに関してキャ
ンペーンを行う場合は、その酒造業者のホームページを
介して、当該ビールを提供する飲食店を紹介できれば、
宣伝効果が高まる。
【0008】その具体的な方法としては、種々の業者が
独自に地図情報を作成してホームページに掲載すること
が考えられる。また、インターネット上では、あるホー
ムページから他のホームページを呼び出すことができる
(リンクと呼ばれる)ため、個別広告システムから総合
的広告システムのホームページを呼び出すことも考えら
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は個々の業者が独自に地図情報を作成してそのメンテナ
ンスを行う必要が生じるため、きわめて煩雑であり、時
間もコストもかかってしまう。また、後者の方法では、
地図情報の作成やメンテナンスは総合的広告システムに
委ねられることはできるが、総合的広告システムに蓄積
されている情報量は多大であるため、広告受給者が所望
の店舗を探し出すまでに比較的長い時間を要することが
容易に考えられる。また、総合的広告システムにおける
画面デザインは、個々の業者のものとは異なるため、広
告受給者に不統一感を抱かせるという欠点もある。
【0010】このような問題は、特定の商品等の情報と
汎用的な情報(地図や交通機関の路線等)を組み合わせ
る際に常に生じるものであり、総合的なシステムが保有
している信頼度の高い豊富な情報を有効に活用すること
ができなかった。この発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたものであり、種々のシステムが保有する情報を有効
に活用することができる情報提供装置および情報供給方
法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の構成にあっては、コンピュータシステム
により情報の供給を行なう情報提供装置(例えば、サー
バ10)において、第1のグループ(同、○○チェー
ン)に属する複数の第1の構成要因(同、○○チェーン
の加盟店の顧客ファイル)と、この第1のグループに属
さない複数の第2の構成要因(同、それ以外の顧客ファ
イル)とを記憶する第1の記憶手段と、前記第1および
第2の構成要因に対応して、複数選択肢の検索メニュー
(同、図12)を出力し、これら第1および第2の構成
要因のうち任意のものを検索可能にする第1の検索手段
と、前記第1のグループを指定するグループ指定情報
(同、引数情報に含まれるサーバ20の登録者ID)が
入力されると、前記第1の構成要因に対応して、前記第
1の検索手段よりも選択肢の数が少ない検索メニュー
(同、図23)を出力し、第1の構成要因のうち任意の
ものを検索可能にする第2の検索手段とを具備し、前記
第1または第2の検索手段によって検索された構成要因
に係る情報を提供することを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の構成にあっては、請
求項1記載の情報提供装置において、前記第1の構成要
因に係る情報を提供する際の書式情報を記憶する書式情
報記憶手段を具備し、前記グループ指定情報が入力され
た場合は、検索された第1の構成要因に係る情報を該書
式情報に基づいて提供することを特徴とする。
【0013】また、請求項3記載の構成にあっては、請
求項1記載の情報提供装置において、前記グループ指定
情報は外部コンピュータから入力される情報であり、前
記第1の検索手段による検索動作が終了すると、該第1
の検索手段の上位メニューを提供する上位メニュー提供
手段を具備し、前記第2の検索手段による検索動作が終
了した場合には、前記外部コンピュータに他の上位メニ
ューを表示させることを特徴とする。
【0014】また、請求項4記載の構成にあっては、請
求項1記載の情報提供装置において、前記第2の検索手
段は、前記グループ指定情報とともに、前記第1の構成
要因をさらに絞りこむための検索項目を受信することを
特徴とする。
【0015】また、請求項5に係る方法においては、コ
ンピュータシステムにより情報の供給を行なう情報供給
方法において、第1のグループに属する複数の第1の構
成要因と、この第1のグループに属さない複数の第2の
構成要因とを記憶し、前記第1および第2の構成要因に
対応して、複数選択肢の第1の検索メニューを出力し、
これら第1および第2の構成要因のうち任意のものを検
索可能にし、前記第1のグループを指定するグループ指
定情報が入力されると、前記第1の検索メニューよりも
選択肢の数が少ない第2の検索メニューを出力し、第1
の構成要因のうち任意のものを検索可能にし、検索され
た構成要因に係る情報を提供することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の説明を
する前に、本願発明の位置付けを説明する。広告とは、
ある者がその者の商品・サービス等に関し、その消費者
等に成り得る者に対して宣伝等を行なうことであるが、
その情報の提供は、第三者を介して行なわれることもあ
る。本願実施形態は、このような「第三者」に相当する
動作モードを有する。
【0017】かかる動作モードにおいては、広告情報を
提供する者、すなわち広告をしたい者を「広告依頼者」
とし、広告情報の提供を受ける者、すなわち消費者等に
成り得る者を「広告受給者」としている。ここで「広告
依頼者」を「広告提供者」としなかったのは、「広告受
給者」から見れば、本願発明も「広告依頼者」も同じ
「広告提供者」となって、混同を生じるおそれがあるか
らである。
【0018】また、本実施形態においては、各種の業者
が独自に開設した広告システムに対して、地図情報等を
提供する動作モードも有している。かかる動作モードに
おいては、個々の業者が開設した広告システムを「個別
広告システム」、地図情報等を提供するシステムを「総
合的広告システム」と称する。
【0019】1:全体構成 以下、本発明における一実施形態について図面を参照し
て説明する。図1は、本実施形態の構成を示すブロック
図である。この図において、符号10は総合的広告シス
テムのサーバであり、符号20は個別広告システムのサ
ーバである。サーバ10は、経路制御装置、電話回線を
経由してインターネットNETに接続されている。符号
101、102、…は各種の端末であり、サーバ10と
同様にしてインターネットNETに接続される。ここ
で、端末101、102、…は、それぞれCRTやLC
D等の表示部とともに、キーボード、マウス等の入力部
を有する。
【0020】1−1:サーバ10の構成 次に、サーバ10の詳細構成について説明する。図2
は、サーバ10の構成を示すブロック図である。この図
において、符号11は制御手段であり、CPU等から構
成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、デ
ータの一時的な格納等を行なう。符号12は入力制御手
段であり、インターネットNETを介して接続された端
末から入力されるデータを制御する。符号13は出力制
御手段であり、端末に出力されるデータを制御する。符
号14〜19はいずれも記憶手段であり、それぞれ以下
のファイルが格納、記憶されている。
【0021】まず、記憶手段14には、メインプログラ
ムが記憶されている。かかるメインプログラムは、制御
手段11において用いられるものであり、例えば、端末
の表示部に案内画面を表示させるプログラムや、地図上
に所望とする業種の店舗のみを表示させる仮装マーケッ
ト用プログラム、文字検索により必要な情報を得るため
の検索用プログラムの他、短時間に大量の情報を取得す
ることを防止するためのダウンロード防止プログラム等
から構成される。この記憶手段14には、端末101、
102、…から送信されてきた広告に関する感想等の情
報が一時的に格納される。
【0022】次に、記憶手段15には、地図ファイルが
記憶されている。本実施形態における地図ファイルは、
3層の階層構造であって、上層は日本地図であり、中層
は都道府県別の地図であり、下層は区分(例えば、市町
村単位、繁華街単位)地図である。なお、各層の地図
は、いずれもビットマップ形式で表わされ、各地図毎に
ファイル名が定められている。
【0023】また、記憶手段16には、キャラクタファ
イルが記憶されている。かかるキャラクタファイルは、
表示用文字データや、アイコンのビットマップデータ等
から構成されており、後述する動作の際に参照されるよ
うになっている。なお、アイコンのビットマップデータ
は、それぞれ業種毎に異なって記憶されている。
【0024】また、記憶手段17には、顧客ファイルが
記憶される。顧客ファイルは、店登録番号毎に作成され
るものであり、1つの店登録番号に対応する顧客ファイ
ルは、登録者ID、パスワード、店舗情報、地図ファイ
ル名、(x,y)情報等のように店舗固有の情報から構
成される。このうち、店舗情報は、さらに店名や、電話
番号、ファックス番号、(最寄り駅から店舗までの)行
程、店舗の業種を示す業種情報、(他の情報と結びつけ
る場合に、参照すべきネットワーク上の情報の行先を示
す)リンク情報、(広告の内容を示す)広告メッセージ
等のように、広告対象の店舗に関する種々の情報から構
成される。
【0025】また、複数の店舗から成る系列、すなわち
チェーンに対しては、系列全体としての登録者IDと、
個々の店舗の登録者IDとが記憶される。この際、個々
の店舗の顧客ファイルには、上記リンク情報の一つとし
て、「該店舗がどのチェーンに属するのか」が記憶され
る。さらに、顧客ファイルには、チェーンの内容に応じ
た種々の内容が記憶される。例えば、チェーンが居酒屋
のチェーンであれば、「お店のスタイル」(例えば「洋
風」、「和風」など)や一人あたりの最低予算(例えば
「4000円」)の情報が記憶される。
【0026】本願の広告情報とは、狭義では広告メッセ
ージを指すが、広義には、店舗情報よりも上位であっ
て、顧客ファイル作成に必要な情報のすべてを指す。な
お、店登録番号は、端末からの登録があった場合に、制
御手段11により自動的に付与されるものである。ま
た、地図ファイル名と(x,y)情報とは、店舗の位置
が、ビットマップ形式の地図ファイルにおいてどの地点
(座標)であるかを示す情報である。なお、この例にお
ける店舗には、商品を取り扱うものの他、サービスを提
供する施設(例えば、コンサートホール)や公共施設も
含まれる。
【0027】また、記憶手段18には、地図管理ファイ
ルが記憶される。図3にそのデータ構造を示す。この地
図管理ファイルは、地名ファイル、駅名ファイルおよび
目標物名ファイルから構成されている。まず、地名ファ
イルには、地名と、当該地名に対応した地図ファイル名
および座標値とを一組とする情報が、予め記憶される。
この座標値は、当該地図ファイルにおいて当該地名がど
の地点(座標)であるかを示す情報である。したがっ
て、この地名ファイルを参照すれば、地名から表示すべ
き地図情報を特定することができる。
【0028】次に、駅名ファイルには、駅名と、当該駅
名に対応する地図ファイル名および座標値とを一組とす
る情報が、予め記憶される。この座標値は、当該地図フ
ァイルにおいて当該駅名がどの地点(座標)であるかを
示す情報である。したがって、この駅名ファイルを参照
すれば、駅名から表示すべき地図情報を特定することが
できる。
【0029】また、目標物名ファイルには、目標物名
と、当該目標物名に対応する地図ファイル名および座標
値とを一組とする情報が予め記憶される。この座標値
は、当該地図ファイルにおいて当該目標物がどの地点
(座標)であるかを示す情報である。したがって、この
目標物名ファイルを参照すれば、目標物名から表示すべ
き地図を特定することができる。なお、目標物名には、
具体的な建物の名称だけでなく、公園の名称や図3に示
す電気街のように一定の地域を示す名称も含まれる。
【0030】また、図2に示す記憶手段19には、イン
デックスファイルが記憶される。そのデータ構造を図4
に示す。図に示すようにインデックスファイルは、店登
録番号毎に作成され、そこには、上述した顧客ファイル
から抽出したキーワードが記憶される。したがって、こ
のインデックスファイルを参照すれば、キーワードから
店登録番号を特定することができる。
【0031】1−2:サーバ20の構成 サーバ20は、サーバ10と同様に、制御手段11、入
力制御手段12、出力制御手段13および記憶手段14
に対応するものが設けられている。但し、記憶手段14
に記憶される具体的な内容は、サーバ20の目的に応じ
て種々異なることは言うまでもない。
【0032】2:動作説明 2−A.マーケットモード 次に、本実施形態の動作について説明する。サーバ10
は、文字どおり端末101、102、……のサーバとし
て動作するマーケットモードと、サーバ20の要求に応
じて必要な情報を提供するスレーブ・モードの2つの動
作モードを有している。言うまでもないことであるが、
サーバ10は複数のプロセスを並列動作させることが可
能であるため、この動作モードはプロセス毎に異なる。
【0033】最初に、マーケットモードにおける動作を
説明する。ここで、端末101、102、…は、それぞ
れサーバ10と接続されて通信を行ない、いずれも広告
依頼者の端末としても、広告受給者の端末としても機能
するが、説明便宜上、サーバ10には端末101が接続
されたとして、以下説明を行なう。サーバ10に端末1
01が接続されると、制御手段11は、この接続を入力
制御手段12を介して検知し、メインプログラムにした
がって端末101を制御する。図5は、メインプログラ
ムの主要動作を示すフローチャートである。
【0034】2−A−1:メインメニュー画面 まず、図5に示したステップS1において、制御手段1
1は、端末101の表示部に対し、図6に示すようなメ
インメニュー画面を表示させ、端末操作者に対して、本
実施形態の処理である「地図」、「仮想マーケット」、
「検索」、および「登録」の中から所望する処理を選択
するように促す。かかる、メインメニュー画面において
は、マウスカーソルMCが表示され、所定の場所をクリ
ックすることにより、種々の操作を行なえるようになっ
ている。例えば、ボタン211〜214のいずれかの表示
領域に、マウスカーソルMCを位置させてクリックすれ
ば、当該表示領域で示された処理が行なわれ、また、三
角形状のボタン22U、22D、22L、22Rの表示
領域に、マウスカーソルMCを位置させてクリックすれ
ば、当該三角形の頂点で定まる長方形状の表示エリア
が、それぞれ上、下、左、右にスクロールするようにな
っている。
【0035】さて、広告の受給には、広告受給者たる端
末操作者に対して「地図」、「仮想マーケット」、「検
索」の3機能により行なうことを想定している。このう
ち「地図」は、主に地域的な面から店舗を検索し、ま
た、「仮想マーケット」は、主に業種の面から店舗を検
索し、「検索」は、地図管理ファイルやインデックスフ
ァイルを検索して、それぞれ該当する店舗の情報を供給
して、広告を行なうものである。
【0036】2−A−2:検索 まず、「検索」について説明する。この場合、店舗情報
を受ける端末操作者は、図5に示したステップS1のメ
インメニュー画面(図6参照)において、「検索」のボ
タン214をクリックする。すると、制御手段11は、
手順をステップS2に進ませ、図7に示す検索メニュー
画面を端末101の表示部に表示するよう制御する。こ
の表示部には、「・地図から捜してみましょう、」、
「・地名から捜してみましょう、」、「・駅名から捜し
てみましょう、」、「・業種から捜してみましょ
う、」、「・フリーワード検索してみましょう。」と表
示され、端末操作者は、所望する処理を選択するように
促される。
【0037】2−A−2−1:地図 まず、地図からの検索を説明する。この場合、端末操作
者は、図5に示したステップS2の検索メニュー画面
(図7参照)において、「地図」ボタン221をクリッ
クする。すると、制御手段11は、手順をステップS3
に進ませ、上層の地図ファイルを記憶手段15から読み
出し、端末101の表示部に、当該ファイルに基づく日
本地図とともに、地域的な限定をするように促すメッセ
ージを表示させる制御を行なう。このときに端末101
の表示部に表示される画面を図8に示す。
【0038】ここで、端末操作者は、例えば、表示地図
上の東京にマウスカーソルMCを合わせてクリックした
とする。すると制御手段11は、手順をステップS4に
進ませて、中層の地図ファイルのうち、位置指定された
東京の地図ファイルを記憶手段15から読み出し、端末
101の表示部に、当該ファイルに基づく東京都近郊の
地図とともに、さらに、地域的な限定をするように促す
メッセージを表示させる制御を行なう。このときに端末
101の表示部に表示される画面を図9に示す。この画
面に対し、端末操作者は、表示地図上の「秋葉原周辺」
にマウスカーソルMCを合わせてクリックしたとする
と、手順は次のステップS5に進む。
【0039】ステップS5において制御手段11は、ま
ず、下層の地図ファイルのうち、位置指定された秋葉原
近郊の地図ファイルを記憶手段15から読み出し、端末
101の表示部に、当該ファイルに基づく秋葉原近郊の
地図を表示させる。このときに端末101の表示部に表
示される画面を図10に示す。なお、かかる表示画面に
示されるメッセージ中、アンダーラインが付されている
文字部分をマウスクリックすることにより、表示された
地図およびアイコンが、当該メッセージで示される方向
にスクロール移動するようになっている。かかる制御も
制御手段11が行なっている。また、この表示画面のボ
タン31をマウスでクリックすれば、広告の掲載のため
の登録メニュー画面表示に移行するようになっている。
【0040】さて、端末操作者は、かかる画面にアイコ
ン化されている店舗情報を欲する場合には、そのアイコ
ンをマウスによりクリックする。例えば、当該画面に
は、「○○デパート」が、アイコン化されて表示されて
いるが、端末操作者は、この「○○デパート」の詳細情
報を欲する場合、同図に示すように「○○デパート」の
アイコンにマウスカーソルを合わせてクリックする。か
かる操作により制御手段11は、手順をステップS6に
進ませ、地図上でクリックされた座標を検出し、この座
標に一致する、あるいは最も近傍の(x、y)情報を有
する顧客ファイルを検索して見つけ、さらに、当該顧客
ファイルの店舗情報を読み出して、端末101の表示部
に表示させる。かかる動作により、例えば、クリックし
たアイコンが「○○デパート」であれば、この顧客ファ
イルが検索されて、図11に示す画面が表示される。
【0041】このように、広告受給者たる端末操作者
は、表示部に表示された地図と、その地図上に重ねられ
たアイコンとを見ながら、アイコンをクリックするのみ
により、そのアイコン化された店舗の情報を得ることが
できる。なお、この店舗情報は、広告依頼者が所定のパ
スワードを入力することによって修正される。したがっ
て、広告記載依頼から実際の広告頒布までのタイムラグ
を短くすることができ、しかも、広告情報の信頼性を保
つこともできるのである。
【0042】2−A−2−2:地名 次に、地名からの検索を説明する。この場合、端末操作
者は、図5に示したステップS2の検索メニュー画面
(図7参照)において、「地名」ボタン222をクリッ
クする。すると、制御手段11は、手順をステップS7
に進ませ、都道府県別の県名一覧ウインドウを端末10
1の表示部にリスト表示するよう制御する。この県名一
覧ウインドウの一例を図12の左側に示す。なお、この
ウインドウにおいて、三角形状のボタン22S、22T
をマウスカーソルMCを用いてクリックすれば、都道府
県名が、上下にスクロールするようになっている。
【0043】例えば、このウインドウには、「東京都」
が表示されているが、ここをマウスカーソルMCでクリ
ックすると、制御手段11は手順をステップS8に進ま
せ、市区名一覧ウインドウを端末101の表示部にリス
ト表示するよう制御する。この例の市区名一覧ウインド
ウを図12の中央部に示す。ここで、「千代田区」をマ
ウスカーソルMCでクリックしたとすれば、制御手段1
1は手順をステップS9に進ませ、同図右側に示す町村
名一覧ウインドウを端末101の表示部にリスト表示す
るよう制御する。
【0044】このように段階的に地名を選択して町村名
一覧ウインドウに表示させ、そこに表示される地名を更
に選択すると、制御手段11は、手順をステップS5に
進ませ、記憶手段18に記憶されている地図管理ファイ
ルにアクセスし、当該地名の属する地図ファイル名と座
標値(X,Y)を取得する。この後、制御手段11は、
当該地図ファイル名に基づいて記憶手段15に記憶され
ている地図ファイルにアクセスし、該当する地図ファイ
ルを読み出し、座標値(X,Y)が中心となる地図を端
末101の表示部に表示するよう制御する。
【0045】例えば、図12に示す町村名一覧ウインド
ウにおいて、「神田佐久間町」をマウスカーソルMCで
クリックすると、制御手段11は図3に示す地名ファイ
ルにアクセスする。そこには、「神田佐久間町」に対応
する地図ファイル名として「秋葉原中央部」が、また地
図を表示すべき座標として(X,Y)が記憶されてい
る。このため、制御手段11は、「秋葉原中央部」に該
当する地図情報を地図ファイルから読み出し、この地図
情報と上記(X,Y)座標値に基づいて、所定の地図を
端末101の表示部に表示させる。この結果、端末10
1の表示部には、図10に示す画面が表示される。
【0046】このようにして、地名を階層的に順次選択
すれば、アイコン化された店舗が地図上に配置された画
面が表示される。そして、端末操作者は、この画面にア
イコン化されている店舗をマウスでクリックすることに
より、上述した「地図からの検索」と同様な処理が行な
われ(S6)、これによって端末操作者は詳細な広告情
報を取得することができる。例えば、図10に示す秋葉
原近郊の地図において、「○○デパート」をクリックす
れば、図11に示す画面が表示される。
【0047】2−A−2−3:駅名 次に、駅名からの検索を説明する。この場合、端末操作
者は、図5に示したステップS2の検索メニュー画面
(図7参照)において、「駅名」ボタン223をクリッ
クする。すると、制御手段11は、手順をステップS1
0に進ませ、鉄道会社名一覧ウインドウを端末101の
表示部に表示するよう制御する。この鉄道会社名一ウイ
ンドウには鉄道会社名がリスト表示される。その一例を
図13の左側に示す。
【0048】例えば、このウインドウには、「営団線」
が表示されているが、ここをマウスカーソルMCでクリ
ックすると、制御手段11は手順をステップS11に進
ませ、路線名一覧ウインドウを端末101の表示部に表
示するよう制御する。この例にあっては、図13の中央
部に示すように営団線の路線名がリスト表示される。つ
いで、「日比谷線」をマウスカーソルMCでクリックし
たとすれば、制御手段11は手順をステップS12に進
ませ、駅名一覧ウインドウを端末101の表示部に表示
するよう制御する。この例の駅名一覧ウインドウには、
図13の右側に示すように日比谷線の駅名がリスト表示
される。なお、図13中の各ウインドウには、三角形状
のボタン22S、22Tが表示されるが、ここをマウス
カーソルMCを用いてクリックすれば、そこに表示され
る名称が、上下にスクロールするようになっている。
【0049】こうして、鉄道会社名→路線名→駅名とい
う選択過程を経て駅名一覧ウインドウに表示させ、そこ
に表示される駅名を更に選択すると、制御手段11は、
手順をステップS5に進ませ、記憶手段18に記憶され
ている地図管理ファイル中の駅名ファイルにアクセス
し、当該駅名の属する地図ファイル名と座標値(X,
Y)を取得する。この後、制御手段11は、当該地図フ
ァイル名に基づいて記憶手段15に記憶されている地図
ファイルにアクセスし、該当する地図ファイルを読み出
し、座標値(X,Y)が中心となる地図を端末101の
表示部に表示するよう制御する。
【0050】例えば、図13に示す駅名一覧ウインドウ
において、「秋葉原駅」をマウスカーソルMCでクリッ
クすると、制御手段11は図3に示す駅名ファイルにア
クセスする。そこには、「日比谷線秋葉原駅」に対応す
る地図ファイル名として「秋葉原中央部」が、また地図
を表示すべき座標として(X,Y)が記憶されている。
このため、制御手段11は、「秋葉原中央部」に該当す
る地図情報を地図ファイルから読み出し、この地図情報
と上記(X,Y)座標値に基づいて、所定の地図を端末
101の表示部に表示させる。この結果、端末101の
表示部には、図10に示す画面が表示される。
【0051】この画面には、アイコン化された店舗が地
図上に配置されるが、端末操作者がこの画面にアイコン
化されている店舗をマウスでクリックすると、上述した
「地図からの検索」と同様な処理が行なわれる(S
6)。これによって端末操作者は詳細な広告情報を取得
することができる。例えば、図10に示す秋葉原近郊の
地図において、「○○デパート」をクリックすれば、図
11に示す画面が表示される。
【0052】2−A−2−4:目標物名 次に、目標物名からの検索を説明する。この検索は、目
標とする建物や地域(目標物)から検索する場合であ
る。この場合、端末操作者は、図5に示したステップS
2の検索メニュー画面(図7参照)において、「目標物
名」ボタン224をクリックする。すると、制御手段1
1は、手順をステップS13に進ませ、目標物名一覧ウ
インドウを端末101の表示部に表示するよう制御す
る。この目標物名一覧ウインドウには目標物名がリスト
表示される。その一例を図14に示す。なお、このウイ
ンドウには三角形状のボタン22S、22Tが表示され
るが、ここをマウスカーソルMCを用いてクリックすれ
ば、目標物名が、上下にスクロールするようになってい
る。
【0053】例えば、このウインドウには、「電気街」
が表示されているが、ここをマウスカーソルMCでクリ
ックすると、制御手段11は手順をステップS5に進ま
せ、記憶手段18に記憶されている地図管理ファイル中
の目標物名ファイルにアクセスし、当該目標物名の属す
る地図ファイル名と座標値(X,Y)を取得する。この
後、制御手段11は、当該地図ファイル名に基づいて記
憶手段15に記憶されている地図ファイルにアクセス
し、該当する地図ファイルを読み出し、座標値(X,
Y)が中心となる地図を端末101の表示部に表示する
よう制御する。この例にあっては、図10に示す地図が
表示される。
【0054】例えば、図13に示す目標物名一覧ウイン
ドウにおいて、「電気街」をマウスカーソルMCでクリ
ックすると、制御手段11は図3に示す目標物名ファイ
ルにアクセスする。そこには、「電気街」に対応する地
図ファイル名として「秋葉原中央部」が、また地図を表
示すべき座標として(X,Y)が記憶されている。この
ため、制御手段11は、「秋葉原中央部」に該当する地
図情報を地図ファイルから読み出し、この地図情報と上
記(X,Y)座標値に基づいて、所定の地図を端末10
1の表示部に表示させる。この結果、端末101の表示
部には、図10に示す画面が表示される。
【0055】この画面には、アイコン化された店舗が地
図上に配置されるが、端末操作者がこの画面にアイコン
化されている店舗をマウスでクリックすると、上述した
「地図からの検索」と同様な処理が行なわれる(S
6)。これによって端末操作者は詳細な広告情報を取得
することができる。例えば、図10に示す秋葉原近郊の
地図において、「○○デパート」をクリックすれば、図
11に示す画面が表示される。
【0056】なお、目標物名からの検索においても、上
述した地名、駅名からの検索と同様に階層的な検索を行
なっても良い。例えば、大分類として、ホテル、病院、
店舗…といった項目をリスト表示し、病院の中分類とし
て、総合病院、大学病院、専門病院医…といった項目を
リスト表示し、病院の小分類として病院名を表示するよ
うにしても良い。
【0057】2−A−2−5:業種 次に、業種からの検索を説明する。この場合、端末操作
者は、図5に示したステップS2の検索メニュー画面
(図7参照)において、「業種」ボタン225をクリッ
クする。すると、制御手段11は、手順をステップS1
4に進ませ、業種一覧ウインドウを端末101の表示部
に表示するよう制御する。この業種一覧ウインドウには
業種名がリスト表示される。この業種名としては、例え
ば、宿泊関連、カルチャーセンター、飲食店…といった
項目がある。
【0058】そして、表示された項目をマウスカーソル
MCを用いてクリックすると、制御手段11は、手順を
ステップS15に進ませ、店名一覧ウインドウを端末1
01の表示部に表示するよう制御する。この店名一覧ウ
インドウには該当する店名がリスト表示される。これを
クリックすると、制御手段11は、手順をステップS5
に進ませ、顧客ファイルにアクセスし、当該店名に対応
する地図ファイル名と座標値(X,Y)を取得する。こ
の後、制御手段11は、当該地図ファイル名に基づいて
記憶手段15に記憶されている地図ファイルにアクセス
し、該当する地図ファイルを読み出し、座標値(X,
Y)が中心となる地図を端末101の表示部に表示する
よう制御する。
【0059】この画面には、アイコン化された店舗が地
図上に配置されるが、端末操作者がこの画面にアイコン
化されている店舗をマウスでクリックすると、上述した
「地図からの検索」と同様な処理が行なわれる(S
6)。これによって端末操作者は詳細な広告情報を取得
することができる。例えば、図10に示す秋葉原近郊の
地図が表示され、そこに配置される「○○デパート」を
クリックするならば、図11に示す画面が表示される。
【0060】2−A−2−6:フリーワード検索 次に、フリーワード検索を説明する。この場合、端末操
作者は、図5に示したステップS2の検索メニュー画面
(図7参照)において、「フリーワード検索ボタン22
6をクリックする。すると、制御手段11は、手順をス
テップS16に進ませ、検索情報入力画面を端末101
の表示部に表示させる制御を行なって、端末操作者に対
し、検索情報の入力を促す。端末操作者は、この検索情
報入力画面において、各入力ボックス261〜264に、
マウスカーソルMCや入力部等を用いて、必要な情報を
入力を行なうとともに、ボタン265〜267を用いて所
定の項目を選択する。
【0061】入力ボックス261には店名を、入力ボッ
クス262には住所を、入力ボックス263には最寄りの
駅からの行程を、入力ボックスには広告メッセージ(例
えば、「バーゲン」)をそれぞれ入力する。また、ボタ
ン265は、プルダウンメニューを表示させるボタンで
あり、ここにマウスカーソルMCを合わせて、マウスボ
タンを押下すると複数の項目が表われ、押下した状態を
保ったまま該当する項目に合わせてマウスボタンを離す
と、当該項目が選択されるようになっている。具体的に
は、ボタン265にマウスカーソルMCを合わせて、マ
ウスボタンを押下すると、デパートの他に種々の業種が
表示され、押下した状態を保ったまま、該当する項目に
マウスカーソルMCを合わせて、マウスボタンを離す
と、その時点の項目が入力値として選択される。
【0062】入力した検索情報の修正は、ボタン267
にマウスカーソルMCを合わせてクリックすることによ
り行なわれる。そして、修正が終了した後、ボタン26
6にマウスカーソルMCを合わせてクリックすると、制
御手段11は、手順をステップS17に進ませ、入力さ
れた検索情報に基づいて記憶手段19に記憶されている
インデックスファイルを検索し、該当する店名を端末1
01の表示部に店名一覧ウインドウをリスト表示させ
る。
【0063】例えば、図16に図示するように入力ボッ
クス262,264に「東京都」,「バーゲン」をそれぞ
れ入力し、ボタン265で「デパート」を選択したとす
れば、店名一覧ウインドウには、都内のデパートであっ
てバーゲンの広告メッセージを登録したデパート名の一
覧が表示される。この店名一覧ウインドウの一例を図1
5に示す。この店名一覧ウインドウの上部には件数ボッ
クス27が表示され、そこには該当する店の件数が表示
される。また、この表示部には三角形状のボタン22
S、22Tが表示されるが、ここをマウスカーソルMC
を用いてクリックすれば、店名が、上下にスクロールす
るようになっている。
【0064】店名一覧ウインドウに表示される店名をマ
ウスカーソルMCでクリックすると、制御手段11は、
手順をステップS5に進ませ、記憶手段17に記憶され
ている顧客ファイルにアクセスし、当該店名の属する地
図ファイル名と座標値(X,Y)を取得する。この後、
制御手段11は、当該地図ファイル名に基づいて記憶手
段15に記憶されている地図ファイルにアクセスし、該
当する地図ファイルを読み出し、座標値(X,Y)が中
心となる地図を端末101の表示部に表示するよう制御
する。例えば、図15に示す店名一覧ウインドウには、
「○○デパート」が表示されているが、この○○デパー
トが秋葉原駅近郊のデパートであるとし、ここをマウス
カーソルMCでクリックすると、図10に示す地図が端
末101の表示部に表示される。
【0065】この画面には、アイコン化された店舗が地
図上に配置されるが、端末操作者がこの画面にアイコン
化されている店舗をマウスでクリックすると、上述した
「地図からの検索」と同様な処理が行なわれる(S
6)。これによって端末操作者は詳細な広告情報を取得
することができる。例えば、図10に示す秋葉原近郊の
地図において、「○○デパート」をクリックすれば、図
11に示す画面が表示される。
【0066】2−A−3:地図 次に、「地図」について説明する。この場合、店舗情報
を受ける端末操作者は、図5に示したステップS1のメ
インメニュー画面(図6参照)において、「地図」のボ
タン211をクリックする。すると、制御手段11は、
上述した「地図からの検索(2-A-2-1)」と同様に、上層
の地図ファイルを記憶手段15から読み出し、端末10
1の表示部に、当該ファイルに基づく日本地図ととも
に、地域的な限定をするように促すメッセージを表示さ
せる。この後、端末操作者の操作に応じて、中層の都道
府県別地図、下層の区分地図が順次表示される。さら
に、端末操作者が下層の区分地図に表示されるアイコン
化された店舗情報をクリックすると、この店舗における
広告情報を取得することができる。このように、メイン
メニュー画面で「地図」を選択した場合には、上述した
「地図からの検索」と同様の動作が行なわれる。
【0067】2−A−4:仮想マーケット 次に、「仮想マーケット」について説明する。この場
合、店舗情報を受ける端末操作者は、図5に示したステ
ップS1のメインメニュー画面(図6参照)において、
「仮想マーケット」のボタン212をクリックする。す
ると、制御手段11は、端末101の表示部に、図17
に示すような仮想マーケットメニュー画面を表示させる
制御を行なう。この画面において、符号411〜414
チェックボックスであり、本実施形態で想定している業
種に対応している。この表示領域をマウスでクリックす
れば「×」が表示されて、該当する業種が選択されたこ
とを示す。また、チェックボックス411〜414の下欄
には、想定している業種項目がアンダーラインが付され
た状態で表示される。
【0068】ここで、端末操作者は、これらのアンダー
ラインが付された業種のうち、所望のものをマウスクリ
ックすると、これを検出した制御手段11が、記憶手段
17に格納されている顧客ファイルのなかから、店舗情
報の業種が、クリックされた業種と一致するものを検索
して抽出し、抽出した顧客ファイルの店名リストを、端
末101の表示部に表示させる。例えば、仮想マーケッ
トメニュー画面において、図17に示すように、「デパ
ート、百貨店」がマウスカーソルMC1でクリックされ
たのであれば、制御手段11は、店舗情報の業種がデパ
ートあるいは百貨店である顧客ファイルを抽出し、抽出
した顧客ファイルすべての店名を、図18に示すよう
に、接続端末の表示部に表示させるのである。
【0069】さて、図18に示す画面において、表示さ
れている店名のいずれかをマウスクリックすれば、これ
を検出した制御手段11が、手順を上述したステップS
5にスキップさせて、クリックされた店名の広告情報を
表示した画面(図11参照)を表示させる。さらに、こ
の画面では、アンダーラインの付された「地図」の文字
も表示されている。この文字部分を、マウスクリックす
れば、これを検出した制御手段11が、現時点において
指定されている下層の地図ファイルを記憶手段15から
読み出し、端末101の表示部に、当該ファイルに基づ
く地図を表示させる。
【0070】次に、制御手段11は、抽出された顧客フ
ァイルの(x、y)情報を読み出し、その情報で示され
る座標位置に、業種情報に対応するアイコンを、必要で
あればその店名とともに、表示した地図に上書きして表
示させる。この上書き表示は、抽出した顧客ファイルの
すべてに対応して行なわれる。このときに端末101の
表示部に表示される画面を図19に示す。この際に表示
される地図には、図10に示した画面の地図とは異な
り、マウスクリックした業種に相当する1種類のアイコ
ンのみが表示される。例えば、図18に示した画面にお
いて「デパート、百貨店」がマウスクリックされたので
あれば、図19に示すように「デパート、百貨店」のア
イコンだけが表示される。
【0071】このように、「仮想マーケット」では、広
告受給者たる端末操作者が、所望とする1以上の業種の
みを検索することができる。また、ある地図内に含まれ
る顧客ファイルが少ないうちは、アイコンも表示される
個数が少なく、見やすいという点では結構なのである
が、本実施形態では、時間経過とともに、当該地図内に
含まれる顧客ファイルが増加する場合が考えられる。こ
のような場合、同一地図内に表示されるアイコンを、す
べての業種にわたって表示するのみの構成とすると、ア
イコンが多くなって、最悪、重なってしまって、非常に
見づらいことが考えられるが、本実施形態では、広告受
給者が所望の業種のみを選択して表示させるアイコンの
業種を絞り込めるので、このような不都合を回避するこ
とも可能となる。
【0072】なお、本願における業種は、本実施形態に
挙げたものに限られないことはいうまでもない。例え
ば、銀行、スクール、書店、病院等の種々の業種を追加
する構成としても構わない。なぜなら、これらは、顧客
ファイルのうちの、店舗情報に含まれる業種情報により
区別できるためである。
【0073】2−A−5:登録 次に、「登録」について説明する。この場合、店舗情報
を受ける端末操作者は、図5に示したステップS1のメ
インメニュー画面(図6参照)において、「登録」のボ
タン214をクリックする。すると、これを検知した制
御手段11は、端末101の表示部に対し、図20に示
す登録メニュー画面を表示させるように制御する。この
登録メニュー画面には、「新規登録」、「既登録の更
新」、「既登録の削除」の各処理に対応するチェックボ
タン231〜233が示されて、端末操作者に対し、いず
れかの処理を選択するように促される。
【0074】この「新規登録」は、始めて広告を登録す
る際に選択する。この処理にあっては、まず、端末操作
者がパスワードを入力する。このパスワードは、「既登
録の更新」または「既登録の削除」の各処理で用いられ
る。この後、端末操作者が、画面の指示に促されて端末
を操作すると、店舗が属する下層の区分地図が表示さ
れ、これにより、広告すべき店舗の位置指定が促され
る。そして、店舗の位置指定が行なわれると、広告情報
を入力するための広告情報入力画面が表示され、そこに
表示される指示にしたがって広告情報が入力される。
【0075】次に「既登録の更新」は、登録して顧客フ
ァイルが作成された後、広告内容の変更を所望する場合
に用いられる。この場合には、図に示す入力ボックス2
〜24に入力される、店登録番号、登録者ID、
パスワードの確認が行なわれた後、広告情報の更新が行
なわれる。また「既登録の削除」は、登録して顧客ファ
イルが作成された後、広告内容の削除を所望する場合に
用いられる。この場合にも、「既登録の更新」と同様
に、入力ボックス241〜243に入力される、店登録番
号、登録者ID、パスワードの確認が行なわれた後、広
告情報の削除が行なわれる。なお、図10、図18、図
19には、広告の掲載、更新、削除を行なうことを指定
するボタン31,42が表示されている。このボタン3
1,42をマウスクリックすることにすれば、これを検
出した制御手段11が、所定の登録メニュー画面を端末
101の表示部に表示させ、広告の掲載、更新、削除を
行なうことが可能となる。
【0076】2−B.スレーブ・モード 次に、スレーブ・モードにおける動作を図21を参照し
説明する。スレーブ・モードにおいては、ここで、端末
101、102、…は、それぞれサーバ20すなわち個
別広告システムと接続されて通信を行ない、広告情報等
を取得する。ここでは、サーバ20は、加盟するチェー
ン店を紹介するために、居酒屋の「○○チェーン」が設
けたものを想定している。なお、このモードについて
も、サーバ20に端末101が接続されたものとして、
動作を説明する。
【0077】サーバ20に端末101が接続されると、
サーバ20において処理はステップSP61に進み、端
末101に対して各種の情報が伝送される。これによ
り、端末101にあっては処理がステップSP81に進
み、端末101のディスプレイには個別広告システムの
ホームページが表示される。このホームページには、
「お店ガイド」ボタンおよび「プレゼント情報」ボタン
が表示され(図示せず)、端末101のユーザは所望の
ボタンをマウスでクリックすることになる。
【0078】ここで、ユーザが「お店ガイド」ボタンを
マウスでクリックすると(ステップSP82)、その旨
がサーバ20に通知され、サーバ20における処理がス
テップSP62に進む。ここでは、図22に示すウイン
ドウ200のHTMLデータが作成され、端末101に
伝送される。なお、HTMLデータの詳細については後
述する。
【0079】端末101において、このHTMLデータ
が受信されると、処理はステップSP83に進み、ウイ
ンドウ200(お店ガイド)に係る画像データが端末1
01のCPUで合成され、ディスプレイに表示される。
端末101において処理はステップSP84に進み、こ
こで、端末101のユーザは、図示された種々の項目を
設定する。まず、ユーザは、エリア区分表示欄201に
おいて、所望の都道府県を選択する(マウスでクリック
する)。同様に、スタイル表示欄202において、所望
の「お店のスタイル」を選択し、予算表示欄203にお
いて所望の予算を選択する。
【0080】また、ユーザは、一旦選択した内容を訂正
する場合は、訂正/クリアボタン204をマウスでクリ
ックする。これにより、各表示欄201〜203で設定
された内容が解除され、再設定可能な状態になる。この
ように、各表示欄201〜203において所望の項目を
選択した後に検索ボタン205をマウスでクリックする
と、これら選択内容がサーバ20に通知される。
【0081】なお、ユーザは、必ずしも上記各表示欄2
01〜203の内容を全て設定する必要はない。例えば
「お店のスタイル」が和風でも洋風でもよければ、スタ
イル表示欄202を未選択状態にしておくことができ
る。
【0082】次に、端末101からサーバ20に対して
検索ボタン205の押下が通知されると、サーバ20に
おいて処理はステップSP63に進む。ここでは、上述
した選択内容が解析され、サーバ10に対して、サービ
ス要求信号と、「引数情報」と称されるデータが伝送さ
れる。ここに、引数情報は、以下のデータにより構成さ
れる。 (1)サーバ20の登録者ID(○○チェーンの系列とし
ての登録者ID) (2)エリア区分(例えば「東京」) (3)「お店のスタイル」(例えば「和風」) (4)予算(例えば「5000円まで」) (5)URL (6)URL文字列
【0083】ここに、「(5)URL」とは、参照する他
のホームページのURL(ユニバーサル・リソース・ロ
ケーション)であり、「(6)URL文字列」はその案内
用の文字列である。ここには、例えば○○チェーンのホ
ームページのURLや、プレゼント情報のURL等、任
意のものを設定することができる。
【0084】次に、サーバ10においては、サービス要
求信号および引数情報が供給されると、これに対して新
たなプロセスが立ちあげられる。そして、このプロセス
において、処理はステップSP51に進む。ここでは、
記憶手段17の内容が検索され、引数情報に基づいて
(1)〜(4)の条件に該当する顧客ファイルが検索され
る。上述した例においては、下記条件を満たす顧客ファ
イルが検索される。
【0085】(1)リンク情報の一つとして、サーバ20
の登録者IDを記憶していること。つまり、○○チェー
ンの加盟店であること。 (2)「東京」地区に属すること。すなわち、地図ファイ
ル名として、「東京」に属するものを記憶しているこ
と。 (3)「お店のスタイル」として「和風」が記憶されてい
ること。 (4)一人あたりの最低予算として、「5000円」以下
の値が記憶されていること
【0086】次に、サーバ10において処理がステップ
SP52に進むと、検索された顧客ファイルが市区名お
よび町村名の階層構造で分類される。そして、分類され
た市区名のリストは、端末101に通知される。これに
より、端末101における処理はステップSP85に進
む。このステップにおいては、ディスプレイに図23の
左側に示すような市区名一覧ウインドウが表示される。
【0087】この市区名一覧ウインドウにおいては、表
示されている区名は「中央区」、「千代田区」および
「台東区」の三区のみである。これは、上記引数情報に
合致する店舗は、かかる三区にしか存在しないことを意
味している。ここで、ユーザが所望の区(例えば千代田
区)を選択すると、その情報が端末101からサーバ1
0に伝送される。
【0088】また、市区名一覧ウインドウの下方には、
「地図」ボタン221が表示されており、ユーザがこの
「地図」ボタン221を押下すると、東京23区を識別
できる地図を画面に表示させることができる。その具体
例を図25に示す。図示のように、この地図において
は、東京都の各区のうち「中央区」、「千代田区」およ
び「台東区」は明るい色で、他の区は暗い色で表示され
る。
【0089】これにより、地図上においても選択可能な
区を認識することが可能である。さらに、選択可能な区
をユーザがマウスでクリックすると、その情報が端末1
01、サーバ20を順次介してサーバ10に伝送され
る。すなわち、ユーザは、市区名一覧ウインドウまたは
地図の何れにおいても所望の区を選択することが可能に
なっている。なお、選択不可能な区をマウスでクリック
した場合は、当該操作は無視される。
【0090】次に、サーバ10においては処理がステッ
プSP53に進み、先に選択された区に含まれる店舗の
町村名が検索され、検索された内容は端末101に伝送
される。これにより、端末101の処理はステップSP
86に進む。ここでは、ディスプレイには、図23の右
側に示すような町村名一覧ウインドウが表示される。
【0091】この町村名一覧ウインドウにおいても、表
示されている町名は二つのみである。すなわち、上記引
数情報に合致する店舗のうち千代田区に属するものは二
店舗であるため、このような表示態様になっている。こ
の町村名一覧ウインドウの下方においても「地図」ボタ
ン221が表示され、ユーザは所望の町村の地図を参照
し、選択することができるようになっている。この場合
も、選択可能な町村は明るい色で、選択不可能な町村は
暗い色で表示される。
【0092】ここにスレーブ・モードの特徴の一つがあ
る。すなわち、スレーブ・モードにおいては、引数情報
に合致する店舗が存在する市区名あるいは町村名を抽出
して一覧ウインドウあるいは地図に表示するため、元々
店舗の存在しない市区名あるいは町村名は予め除外され
ている。従って、ユーザは、マーケットモードにおける
一覧ウインドウ(図12)と比較して、所望の情報に速
やかにアクセスすることができる。
【0093】仮に、スレーブ・モードにおいても図12
と同様の一覧ウインドウを表示したならば、店舗の存在
しない市区名あるいは町村名がユーザによって選択され
ることが頻発し、その度に「該当するお店はありませ
ん」等のエラーメッセージをディスプレイに表示しなけ
ればならなくなる。
【0094】本動作モードの一覧ウインドウおよび地図
においては、このような誤った選択が行われることが未
然に防止されるため、ユーザは速やかに所望の条件に適
合する店舗をアクセスでき、インターネットNETにお
けるトラフィック量も減少させることができる。
【0095】さて、町村名一覧ウインドウあるいは地図
上において、端末101のユーザが何れかの町村名を指
定すると、その情報がサーバ10に伝送される。これに
より、サーバ10において処理はステップSP54に進
む。ここでは、選択された町村に属する店舗の顧客ファ
イルに基づいて、図24に示すようなウインドウ300
に対応するHTMLデータが作成される。
【0096】ここで、HTMLデータの概要について説
明しておく。まず、ウインドウ300のような画像を作
成するには、どのような情報(店舗の名称、住所、電話
番号、行程等)が、どのようなフォントで、ウインドウ
上のどの位置に表示されるのかが特定されなければなら
ない。このような情報を「書式情報」といい、その内容
は予め○○チェーンとサーバ10を運用する業者との間
で取り決められ、記憶手段17内に予め記憶されてい
る。
【0097】また、この書式情報に沿って実際に表示さ
れる文字列(例えば、店舗の名称に対して「居酒屋△△
△秋葉原店」なる文字列)が特定されなければならな
い。言うまでもないことであるが、かかる文字列は対応
する顧客ファイルの中に記憶されている。サーバ10に
おいては、書式情報の中にこれら文字列が埋めこまれ
る。そして、この結果得られたデータがHTMLデータ
である。
【0098】HTMLデータが端末101に伝送される
と、この端末101内のCPUによってウインドウ30
0に係る画像が形成され、ディスプレイに表示されるこ
とになる。ここにも本動作モードの特徴の一つがある。
すなわち、ウインドウ300は、予め○○チェーンによ
って指定された書式情報に基づいて生成されるため、○
○チェーンの独自のコンセプトに基づいてウインドウ3
00を形成できる。
【0099】例えば、ウインドウ300の画面のデザイ
ンを個別広告システム(○○チェーンのホームページ)
のものと統一することができる。しかも、店舗の選択過
程でユーザが適宜参照できる地図等は、総合的広告シス
テムの管理者によって逐次メンテナンスされているた
め、常に信頼度の高いアップデートなものとすることが
できる。このように、本動作モードにおいては、個別広
告システムにおける画面構成の自由度がきわめて高いに
もかかわらず、総合的広告システムにおける信頼度の高
い情報を充分に活用することができる。
【0100】さて、ユーザは、端末101のディスプレ
イに表示されたウインドウ300を見て、さらに他の店
舗の情報も参照したいと考える場合もある。かかる場合
は、「戻る」ボタン301を押下するとよい。ステップ
SP88において「戻る」ボタン301が押下される
と、まず、その旨がサーバ20に伝送される。
【0101】サーバ20においては、サーバ10に対し
て、サービスが終了した旨の通知が出力される。これに
より、サーバ10にあっては、本サービスに係るプロセ
スが終了する。次に、サーバ20においては、ウインド
ウ200に対応するHTMLデータが再び端末101に
伝送され、該ウインドウ200が再び端末101のディ
スプレイに表示される。これにより、上述したのと同様
の手順で、ユーザは他の店舗の情報を参照することがで
きる。その際、サーバ10において新たなプロセスが立
ちあげられることは言うまでもない。
【0102】また、店舗の選択が終了した場合は、ユー
ザは再びウインドウ200を見る必要はない。かかる場
合は、ユーザはボタン303を押下する。これにより、
○○チェーンのホームページに係るHTMLデータが、
サーバ20から端末101に伝送される。また、ユーザ
がボタン302を押下すると、所定のプレゼント情報の
ホームページのHTMLデータが端末101に伝送され
る。
【0103】この「プレゼント情報」に係る文字列およ
びボタン303は、引数情報の中の「(5)URL」およ
び「(6)URL文字列」に基づいて生成されたものであ
る。すなわち、本動作モードにおいては、サーバ20か
らサーバ10に伝送された引数情報に基づいて、端末1
01のディスプレイに表示されるウインドウ300の内
容を自在に設定することができる。
【0104】3.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のような変形が可能である。 (1)上記実施形態においては、サーバ10と、サーバ2
0と、端末101、102、…とがインターネットNE
Tを介して接続された構成としたが、本願においては、
両者の接続形態については問われない。また、実施形態
にあっては、サーバ10と接続される端末を端末101
としたが、端末101以外であっても良い。また、実施
形態にあっては、広告依頼者の端末と広告受給者の端末
とが同一の端末101としたが、いずれの端末も両者に
なり得る。
【0105】(2)上記実施形態において、駅名からの検
索は鉄道を一例として説明したが、本発明はこれに限定
されず、他の交通機関に適用できることは勿論である。
例えば、バス、船舶または航空機等であっても良い。こ
の場合、停留所名、港名または空港名が駅名にそれぞれ
相当する。
【0106】(3)上記実施形態のフリーワード検索にお
いては、入力検索画面(図16参照)中にボタン235
を設けこれを押下することによりお店の種類を選択でき
るようにしたが、ボタン235の替わりに他の入力ボッ
クス231〜234と同様の入力ボックスを設け、そこに
文字を入力するよう促しても良い。
【0107】(4)上記実施形態においては、顧客ファイ
ルと独立にインデックスファイルを設けたが、顧客ファ
イル中にインデックスファイルを設けても良い。この場
合には、店登録番号毎にキーワードを記憶すれば良い。
また、キーワードと店舗情報の項目とが重複する場合に
はキーワードとして記憶しなくとも良い。
【0108】(5)スレーブ・モードにおいて表示される
ウインドウ300は、図24に示すものに限定されない
ことは言うまでもない。例えば、店舗の写真や料理の見
本等の写真をウインドウ300内に表示してもよい。
【0109】(6)また、図21に示すスレーブ・モード
の動作のうち、サーバ10のステップSP52〜54お
よび端末101のステップSP85〜87の動作は、サ
ーバ10と端末101とが通信を直接行うことによって
実現されたが、これらの通信をサーバ20を介しておこ
なってもよい。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の構
成によれば、グループ指定情報が入力された場合には第
1の検索手段よりも選択肢の数の少ない検索メニューが
第2の検索手段によって出力されるから、広告受給者の
操作をきわめて簡単かつ高速なものとすることができ
る。請求項5に係る方法においても同様の効果が得られ
る。
【0111】さらに、請求項2記載の構成によれば、グ
ループ指定情報が入力された場合は、検索された第1の
構成要因に係る情報を該書式情報に基づいて提供するこ
とができる。これにより、第1のグループに対して特有
の書式で第1の構成要因に係る情報を提供することがで
きる。
【0112】また、請求項3記載の構成によれば、上位
メニュー提供手段は、第1の検索手段による検索動作が
終了すると、該第1の検索手段の上位メニューを提供す
る一方、第2の検索手段による検索動作が終了した場合
には、外部コンピュータに他の上位メニューを表示させ
るから、コンピュータシステムが関与していることを意
識させずに、該コンピュータシステムに蓄積された情報
を有効に活用することができる。
【0113】また、請求項4記載の構成によれば、第2
の検索手段は第1の構成要因をさらに絞りこむための検
索項目を受信するから、コンピュータシステムにおける
検索処理を一層高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 同実施形態におけるサーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施形態の地図管理ファイルのデータ構造
を示す図である。
【図4】 同実施形態のインデックスファイルのデータ
構造を示す図である。
【図5】 同実施形態のマーケットモードにおけるメイ
ンプログラムの主要動作を示すフローチャートである。
【図6】 マーケットモードにおけるメインメニュー画
面の構成を説明するための図である。
【図7】 マーケットモードにおける検索メニュー画面
の構成を説明するための図である。
【図8】 同実施形態における上層の地図ファイルに基
づく画面の構成を説明するための図である。
【図9】 同実施形態における中層の地図ファイルに基
づく画面の構成を説明するための図である。
【図10】 同実施形態における下層の地図ファイルに
基づく画面の構成を説明するための図である。
【図11】 同実施形態における店舗情報表示画面およ
びフォローシート記入画面の構成を説明するための図で
ある。
【図12】 マーケットモードにおける地名からの検索
で表示される各一覧ウィンドの構成を説明するための図
である。
【図13】 マーケットモードにおける路線名からの検
索で表示される各一覧ウィンドの構成を説明するための
図である。
【図14】 マーケットモードにおける目標物名からの
検索で表示される目標物名一覧ウィンドの構成を説明す
るための図である。
【図15】 マーケットモードにおけるフリーワード検
索で表示される店舗名一覧ウィンドの構成を説明するた
めの図である。
【図16】 マーケットモードにおける検索情報入力画
面の構成を説明するための図である。
【図17】 マーケットモードにおける仮想マーケット
メニュー画面の構成を説明するための図である。
【図18】 マーケットモードにおける業種別の店名リ
スト表示画面の構成を説明するための図である。
【図19】 マーケットモードにおいて選択された業種
のアイコン表示画面の構成を説明するための図である。
【図20】 マーケットモードにおける登録メニュー画
面の構成を説明するための図である。
【図21】 スレーブ・モードにおける各部の処理内容
を示すフローチャートである。
【図22】 スレーブ・モードにおける端末101の表
示画面を示す図である。
【図23】 スレーブ・モードにおける地名からの検索
で表示される各一覧ウィンドの構成を説明するための図
である。
【図24】 スレーブ・モードにおいて端末101に表
示されるお店案内画面を表示する図である。
【図25】 地図の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
10……サーバ 20……サーバ 11……制御手段 12……入力制御手段 13……出力制御手段 14〜19……記憶手段 101、102、103、104……端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 正一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 村田 岳彦 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−34902(JP,A) 特開 平8−95736(JP,A) 特開 平3−246677(JP,A) 特開 平6−223296(JP,A) 特開 平6−309378(JP,A) 特開 平5−181915(JP,A) 特開 平7−217809(JP,A) 特開 平7−271824(JP,A) 特開 平4−160474(JP,A) 特開 平1−195577(JP,A) 特開 平8−77058(JP,A) 特開 平7−302272(JP,A) 特開 平8−147131(JP,A) 青山達朗,「新しいスタイルのマルチ メディア情報サービス MEDIA T OWER」,FUJITSUvol. 47,no.3,pp220−226(平成8年 5月10日) 徳永裕史ほか,「マルチメディアサー ビス管理に関する提案」,電子情報通信 学会技術研究報告vol.94,no. 223(DE94−53),pp73−80(平成 6年9月8日) 竹内商陛,「サービスナビゲーション 情報の管理方式」,情報処理学会研究報 告Vol.95,No.90(95−AVM− 10),pp.1−7(平成7年9月14 日) 新井克也,桑名栄二,「情報サービス 環境のナビゲーション技術」,NTT R&D Vol.44,No.10,pp 887−894(平成7年10月10日) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/30 G06F 17/30 G06T 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにより情報の供給
    を行なう情報提供装置において、 第1のグループに属する複数の第1の構成要因と、この
    第1のグループに属さない複数の第2の構成要因とを記
    憶する第1の記憶手段と、 前記第1および第2の構成要因に対応して、複数選択肢
    の検索メニューを出力し、これら第1および第2の構成
    要因のうち任意のものを検索可能にする第1の検索手段
    と、 前記第1のグループを指定するグループ指定情報が入力
    されると、前記第1の構成要因に対応して、前記第1の
    検索手段よりも選択肢の数が少ない検索メニューを出力
    し、第1の構成要因のうち任意のものを検索可能にする
    第2の検索手段とを具備し、前記第1または第2の検索
    手段によって検索された構成要因に係る情報を提供する
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の構成要因に係る情報を提供す
    る際の書式情報を記憶する書式情報記憶手段を具備し、 前記グループ指定情報が入力された場合は、検索された
    第1の構成要因に係る情報を該書式情報に基づいて提供
    することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記グループ指定情報は外部コンピュー
    タから入力される情報であり、 前記第1の検索手段による検索動作が終了すると、該第
    1の検索手段の上位メニューを提供する上位メニュー提
    供手段を具備し、 前記第2の検索手段による検索動作が終了した場合に
    は、前記外部コンピュータに他の上位メニューを表示さ
    せることを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検索手段は、前記グループ指
    定情報とともに、前記第1の構成要因をさらに絞りこむ
    ための検索項目を受信することを特徴とする請求項1記
    載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステムにより情報の供給
    を行なう情報供給方法において、 第1のグループに属する複数の第1の構成要因と、この
    第1のグループに属さない複数の第2の構成要因とを記
    憶し、 前記第1および第2の構成要因に対応して、複数選択肢
    の第1の検索メニューを出力し、これら第1および第2
    の構成要因のうち任意のものを検索可能にし、 前記第1のグループを指定するグループ指定情報が入力
    されると、前記第1の検索メニューよりも選択肢の数が
    少ない第2の検索メニューを出力し、第1の構成要因の
    うち任意のものを検索可能にし、 検索された構成要因に係る情報を提供することを特徴と
    する情報供給方法。
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