JP2871970B2 - プログラム暴走検出方式 - Google Patents

プログラム暴走検出方式

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JP2871970B2
JP2871970B2 JP4226420A JP22642092A JP2871970B2 JP 2871970 B2 JP2871970 B2 JP 2871970B2 JP 4226420 A JP4226420 A JP 4226420A JP 22642092 A JP22642092 A JP 22642092A JP 2871970 B2 JP2871970 B2 JP 2871970B2
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JP
Japan
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pit
timer value
cpu
interrupt
basic software
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一浩 佐野
ふじ 金政
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NIPPON DENKI TEREKOMU SHISUTEMU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI TEREKOMU SHISUTEMU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラム暴走検出方式
に関し、特にプログラムの暴走検出にプログラマブルイ
ンタラプトタイマ(Programmable Int
erruptTimer;以下、PITと略記する)を
ウオッチドクタイマ(WachDog Timer;以
下、WDTと略記する)として使用している情報処理装
置におけるプログラム暴走検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプログラム暴走検出方式
は、例えば図2に示すように、中央処理装置(Cent
ral Processing Unit;以下、CP
Uと略記する)21と、PIT22と、リードオンリメ
モリ(Read Only Memory;以下、RO
Mと略記する)23と、ランダムアクセスメモリ(Ra
ndom Access Memory;以下、RAM
と略記する)24と、ランプ25と、ローカルバス26
とから、その主要部が構成されていた。
【0003】ROM23上には、CPU21のリセット
後に動き出す基本ソフトウェア(オペレーティングシス
テム)28が搭載され、基本ソフトウェア28内にはP
IT初期化手段27およびPIT再設定手段29が組み
込まれている。
【0004】このような従来のプログラム暴走検出方式
では、電源オンまたはリセットにより発生するリセット
信号がCPU21に入力されると、CPU21が初期化
されて動作し、まず基本ソフトウェア28内のPIT初
期化手段27によりPIT22の初期化処理(第1割込
み発生タイマ値および第2割込み発生タイマ値の設定,
タイマ値への初期値の設定等)を実行するようになって
いた(図3参照)。PIT22の初期化処理の終了後、
PIT22がWDTとして起動され、PIT22のタイ
マ値が第1割込み発生タイマ値に達すると、PIT22
は第1割込み信号を発生してCPU21に入力する。第
1割込み信号を入力されると、CPU21は、基本ソフ
トウェア28内のPIT再設定手段29によりPIT2
2のタイマ値を初期値に再設定する。
【0005】PIT22のタイマ値が第1割込み発生タ
イマ値に達しCPU21に第1割込み信号が入力されて
も、アプリケーションプログラム(図示せず),基本ソ
フトウェア28等のプログラムの暴走に起因して、基本
ソフトウェア28内のPIT再設定手段29に制御が渡
らなかった場合には、PIT22のタイマ値が初期値に
再設定されず、所定時間後にPIT22のタイマ値が第
2割込み発生タイマ値に達して、PIT22は、マスク
不可能な第2割込み信号を発生してCPU21にプログ
ラムの暴走を通知するとともに、ランプ25を点灯して
プログラムの暴走を表示する。
【0006】ところで、従来のプログラム暴走検出方式
では、図3に示すように、初期リセットからPIT22
の起動までのPIT初期化処理の間には、PIT22が
動作していないので、この間に基本ソフトウェア28等
のプログラムが暴走した場合には、プログラムの暴走を
検出することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプログラム
暴走検出方式では、ROM23に搭載された基本ソフト
ウェア28内に組み込まれたPIT初期化手段27がP
IT22の初期化処理を行っていたので、初期リセット
からPIT22の起動までのPIT初期化処理の間に発
生したプログラムの暴走が検出できないという欠点があ
った。このため、PIT22の初期化処理が終了する前
にプログラムの暴走が発生すると、情報処理装置が停止
したままとなる問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上述の点に鑑み、PIT
の初期化処理をハードウェア化し電源オンまたはリセッ
ト後にPITの初期化処理を最初に行うことにより、プ
ログラムの最初から暴走検出ができるようにしたプログ
ラム暴走検出方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム暴走
検出方式は、CPUにおける基本ソフトウェアおよびそ
の上で動作するアプリケーションプログラムの暴走検出
にPITをWDTとして使用している情報処理装置にお
いて、タイマ値が第1割込み発生タイマ値に達したとき
に前記CPUに第1割込み信号を出力し、タイマ値が前
記第1割込み発生タイマ値より大きい第2割込み発生タ
イマ値に達したときに前記基本ソフトウェアおよび前記
アプリケーションプログラムの暴走を検出して前記CP
Uに第2割込み信号を出力するとともに表示手段にその
旨を表示する前記PITと、電源オンまたはリセットに
よるリセット信号の発生時に前記第1割込み発生タイマ
値および前記第2割込み発生タイマ値の設定ならびにタ
イマ値への初期値の設定からなる前記PITの初期化処
理を行い、前記PITの初期化処理の終了後に前記PI
Tを起動するとともに前記CPUにリセット信号を出力
するPIT初期化回路と、このPIT初期化回路からの
リセット信号の入力時に初期化されて前記基本ソフトウ
ェアを起動し、前記PITからの前記第1割込み信号の
入力時に前記基本ソフトウェア内のPIT再設定手段に
より前記PITのタイマ値を初期値に再設定し、前記P
ITからの前記第2割込み信号の入力時に前記基本ソフ
トウェアおよび前記アプリケーションプログラムの暴走
を認識するCPUとを有する。
【0010】
【作用】本発明のプログラム暴走検出方式では、PIT
がタイマ値が第1割込み発生タイマ値に達したときにC
PUに第1割込み信号を出力し、タイマ値が第1割込み
発生タイマ値より大きい第2割込み発生タイマ値に達し
たときに基本ソフトウェアおよびアプリケーションプロ
グラムの暴走を検出してCPUに第2割込み信号を出力
するとともに表示手段にその旨を表示し、PIT初期化
回路が電源オンまたはリセットによるリセット信号の発
生時に第1割込み発生タイマ値および第2割込み発生タ
イマ値の設定ならびにタイマ値への初期値の設定からな
るPITの初期化処理を行い、PITの初期化処理の終
了後にPITを起動するとともにCPUにリセット信号
を出力し、CPUがPIT初期化回路からのリセット信
号の入力時に初期化されて基本ソフトウェアを起動し、
PITからの第1割込み信号の入力時に基本ソフトウェ
ア内のPIT再設定手段によりPITのタイマ値を初期
値に再設定し、PITからの第2割込み信号の入力時に
基本ソフトウェアおよびアプリケーションプログラムの
暴走を認識する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るプログラ
ム暴走検出方式の構成を示すブロック図である。本実施
例のプログラム暴走検出方式は、CPU11と、PIT
12と、ROM13と、RAM14と、ランプ15と、
ローカルバス16と、PIT初期化回路17とから、そ
の主要部が構成されている。
【0013】ROM13上には、CPU11のリセット
後に動き出す基本ソフトウェア18が搭載されていて、
基本ソフトウェア18内にはPIT再設定手段19が組
み込まれている。
【0014】PIT初期化回路17は、電源オンまたは
リセットによるリセット信号を受けてPIT12の初期
化処理(第1割込み発生タイマ値および第2割込み発生
タイマの設定,タイマ値への初期値の設定等)を行い、
PIT12の初期化処理の終了後にCPU11をリセッ
トするハードウェア回路である。
【0015】次に、このように構成された本実施例のプ
ログラム暴走検出方式の動作について説明する。
【0016】電源オンまたはリセットによるリセット信
号が発生すると、PIT初期化回路17がまず動き出
し、PIT初期化回路17は、ローカルバス16を介し
てPIT12に第1割込み発生タイマ値および第2割込
み発生タイマの設定,タイマ値への初期値の設定等を行
うことにより、PIT12を初期化する。
【0017】PIT12の初期化処理の終了後に、PI
T初期化回路17は、PIT12を起動するとともに、
リセット信号をCPU11に出力する。リセット信号が
入力されると、CPU11が初期化されて動作し、基本
ソフトウェア18,アプリケーションプログラム等のプ
ログラムの実行が開始される。
【0018】PIT12のタイマ値が第1割込み発生タ
イマ値に達すると、PIT12は第1割込み信号を発生
してCPU11に入力する。第1割込み信号を入力され
ると、CPU11は、基本ソフトウェア18内のPIT
再設定手段19によりPIT12のタイマ値を初期値に
再設定する。
【0019】PIT12のタイマ値が第1割込み発生タ
イマ値に達しCPU11に第1割込み信号が入力されて
も、アプリケーションプログラム(図示せず),基本ソ
フトウェア18等のプログラムの暴走に起因して、基本
ソフトウェア18内のPIT再設定手段19に制御が渡
らなかった場合には、PIT12のタイマ値が初期値に
再設定されず、所定時間後にPIT12のタイマ値が第
2割込み発生タイマ値に達して、PIT12は、マスク
不可能な第2割込み信号を発生してCPU11にプログ
ラムの暴走を通知するとともに、ランプ15を点灯して
プログラムの暴走を表示する。
【0020】このように本実施例のプログラム暴走検出
方式では、基本ソフトウェア18の動作開始時には、W
DTであるPIT12がすでに起動されているので、プ
ログラムの暴走を確実に検出することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PITの
初期化処理をPIT初期化回路としてハードウェア化し
電源オンまたはリセット後に最初にPITの初期化を行
うことにより、プログラムの最初から暴走を検出するこ
とができるという効果を有する。このため、情報処理装
置が停止したままとなるおそれがないという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプログラム暴走検出方
式の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】従来のプログラム暴走検出方式の一例を示す回
路ブロック図である。
【図3】従来のプログラム暴走検出方式におけるPIT
に関するタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 CPU 12 PIT 13 ROM 14 RAM 15 ランプ 16 ローカルバス 17 PIT初期化回路 18 基本ソフトウェア 19 PIT再設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−279337(JP,A) 特開 昭61−246866(JP,A) 特開 平1−94452(JP,A) 実開 平4−40340(JP,U) 実開 昭61−112452(JP,U) 実開 昭61−133842(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUにおける基本ソフトウェアおよび
    その上で動作するアプリケーションプログラムの暴走検
    出にPITをWDTとして使用している情報処理装置に
    おいて、 タイマ値が第1割込み発生タイマ値に達したときに前記
    CPUに第1割込み信号を出力し、タイマ値が前記第1
    割込み発生タイマ値より大きい第2割込み発生タイマ値
    に達したときに前記基本ソフトウェアおよび前記アプリ
    ケーションプログラムの暴走を検出して前記CPUに第
    2割込み信号を出力するとともに表示手段にその旨を表
    示する前記PITと、 電源オンまたはリセットによるリセット信号の発生時に
    前記第1割込み発生タイマ値および前記第2割込み発生
    タイマ値の設定ならびにタイマ値への初期値の設定から
    なる前記PITの初期化処理を行い、前記PITの初期
    化処理の終了後に前記PITを起動するとともに前記C
    PUにリセット信号を出力するPIT初期化回路と、 このPIT初期化回路からのリセット信号の入力時に初
    期化されて前記基本ソフトウェアを起動し、前記PIT
    からの前記第1割込み信号の入力時に前記基本ソフトウ
    ェア内のPIT再設定手段により前記PITのタイマ値
    を初期値に再設定し、前記PITからの前記第2割込み
    信号の入力時に前記基本ソフトウェアおよび前記アプリ
    ケーションプログラムの暴走を認識するCPUとを有す
    ることを特徴とするプログラム暴走検出方式。
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JP6974786B1 (ja) * 2021-03-19 2021-12-01 富士通クライアントコンピューティング株式会社 情報処理装置およびプログラム

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