JP2978321B2 - データ処理装置,その制御方法及びデータ処理システム装置 - Google Patents

データ処理装置,その制御方法及びデータ処理システム装置

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JP2978321B2
JP2978321B2 JP4013107A JP1310792A JP2978321B2 JP 2978321 B2 JP2978321 B2 JP 2978321B2 JP 4013107 A JP4013107 A JP 4013107A JP 1310792 A JP1310792 A JP 1310792A JP 2978321 B2 JP2978321 B2 JP 2978321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図6) 発明が解決しようとする課題(図7) 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図2〜5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置,その
制御方法及びデータ処理システム装置に関するものであ
り、更に詳しく言えば、命令起動に係るビジー制御をす
るマイクロプロセッサ,そのビジー制御方法及びそのシ
ステムに関するものである。
【0003】近年、データ処理システムの機能の高性能
化の要求に伴い、複数のマイクロプロセッサを該システ
ム内に設けたり、演算、描画処理等を専用に実行する専
用プロセッサが具備される傾向にある。
【0004】ところで、ビジー制御方式を採るマイクロ
プロセッサによれば、マスター側のプロセッサからスレ
ーブ側のプロセッサに書き込まれた命令起動/非起動情
報を当該スレーブ側のプロセッサにおいて、起動用レジ
スタ,命令レジスタ及びデコーダにより解読処理をした
後に、その動作中を示す信号をマスター側のプロセッサ
に出力している。
【0005】このため、該情報が書き込まれてから動作
中を示す信号がマスター側のプロセッサに出力するま
で、数クロックを要する。なお、その間に、プログラミ
ングによって、他のプロセッサから当該プロセッサにス
レーブアクセスがあり得る。
【0006】また、従来例のデータ処理システム装置に
よれば、マスター側のプロセッサからスレーブ側のプロ
セッサに書込まれた命令起動/非起動情報の結果となる
スレーブ側のプロセッサの動作中/非動作中を確認する
信号について、スレーブ側のプロセッサの解読結果を待
って、その動作確認をしている。
【0007】このため、マスター側のプロセッサで早期
に、スレーブ側のプロセッサの動作中/非動作中を確認
することができない場合がある。そこで、命令を実行す
る命令起動/非起動情報の解読を先行することなく、該
情報が書込まれたら、即刻に、その動作中を示す信号を
出力し、その後、該信号の修正制御をし、当該装置の誤
動作を極力阻止することができる装置,方法及びシステ
ムが望まれている。
【0008】
【従来の技術】図6,7は、従来例に係る説明図であ
る。また、図6(a)は、従来例に係るプロセッサを応
用したシステム構成図であり、図6(b)は、従来例に
係るプロセッサの内部構成図をそれぞれ示している。
【0009】例えば、2つのマイクロプロセッサをビジ
ー制御方式によりマスタ/スレーブ動作させるデータ処
理システムは、図6(a)において、データバス3及び
アドレスバス4に接続された第1のマイクロプロセッサ
(以下MPUという)1,第2のマイクロプロセッサ
(以下MPUという)2から成る。
【0010】なお、第1,第2のMPU1,2間にはデ
ータバス3及びアドレスバス4の他に制御線Lが接続さ
れ、該制御線Lにビジー信号BUSY #(以下単にBUSY
#信号という)が転送される。
【0011】当該システムの機能は、第1のMPU(ス
レーブ)1が第2のMPU(マスター)2に制御される
システム構成を採る場合、まず、第2のMPU2が第1
のMPU2に書込みデータDINとしてスタートビット=
「ON情報」を書込む。これにより、第1のMPU1が
スタートビット=「ON情報」を解読し、第2のMPU
2に制御線Lを介してBUSY #信号を転送すると共に、
命令処理ユニットを起動してデータ処理を実行する。
【0012】また、図6(b)は、従来例に係るビジー
制御方式を採るマイクロプロセッサの主要部の構成図で
あり、図6(b)において、第1,第2のMPU1,2
はデータ入力部1A,起動用レジスタ1B,命令レジス
タ1C,デコーダ1D,その他の処理部1F及びビジー
出力部1Gから成る。
【0013】当該プロセッサの機能は、例えば、第2の
MPU2が第1のMPU1を起動しようとする場合、ま
ず、第1のMPU1の起動用レジスタ1Bにデータ入力
部1Aを介してスタートビット=「ON情報」(書込み
データDIN)を書込む。これにより、内部データバス1
Hにスタートビット=「ON情報」が出力されると、そ
の実行する命令が命令レジスタ1Cから読出される。
【0014】また、それがデコーダ1Dにより解読さ
れ、当該MPU1内に該当するその他の処理部(ユニッ
ト)1Fが起動される。この際に、デコーダ1Dの解読
結果,すなわち、当該MPU1が起動命令を受けて動作
中である旨を示すBUSY #信号がビジー出力部1Gを介
して第2のMPU2に出力(通知)される。
【0015】従って、第2のMPU2では第1のMPU
1が起動命令を解読して該MPU1内のユニットを起動
する時点で、やっと、第1のMPU1がビジー(動作
中)又はレディー(非動作中)であるかが判断される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
るビジー制御方式を採るマイクロプロセッサよれば、図
6,(a),(b)に示すように、マスター側のMPU
2からスレーブ側のMPU1に書き込まれたスタートビ
ット=「ON情報」を当該スレーブ側のMPU1におい
て、起動用レジスタ1B,命令レジスタ1C及びデコー
ダ1Dにより解読処理をした後に、そのBUSY #信号を
マスター側のMPU2に出力している。
【0017】このため、書込みデータ(スタートビット
=「ON情報」)DINに対するBUSY #信号をマスター
側のMPU2に出力するまで、数クロックを要する。例
えば、図7に示すように、基準クロックCLKの立上がり
時刻T0でデータ入力部1Aに入力された書込みデータ
DINは、次のクロック周期で内部データバス1Hに
転送され、さらに、クロック周期で命令レジスタ1C
に取り込まれ、次に、クロック周期でデコーダ1Dに
より解読処理される。
【0018】これにより、クロック周期でやっと、そ
のBUSY #信号がマスター側のMPU2に出力される。
なお、その間に、プログラミングによっては、当然他の
MPUから当該MPU1にスレーブアクセスがあり得
る。
【0019】ここで、例えば、ベクトル長を格納したレ
ジスタ(べクトルレングスレジスタという)を有するM
PU1にスレーブ動作をさせる場合であって、スタート
ビット=「ON情報」によって実行される命令が8ベク
トル長の乗算を内容とし、そのプログラムが、あるクロ
ックサイクルでスタートビット=「ON情報」を書込
み、次のサイクルでべクトルレングスレジスタを変更し
ようとする内容が書かれていた場合とする。
【0020】かかる場合、MPU1を起動するために、
例えば、マスター側のMPU2から該MPU1にスター
トビット=「ON情報」が書込まれ、該MPU1はこの
命令に係る乗算を何回演算を実行すれば良いかを知るた
めに、べクトルレングスレジスタを参照する。
【0021】しかし、MPU1がビジー(動作中)でな
いと、その変更値を当該MPU1が受け取ってしまい、
該MPU1において、次のサイクルでべクトルレングス
レジスタを変更しようとする内容が書かれていた場合
に、本来実行(乗算)しようとしていた命令に係る乗算
の回数と異なった演算をするという問題がある。
【0022】また、従来例のマスタ/スレーブ動作をす
るデータ処理システム装置によれば、マスター側のMP
U2からスレーブ側のMPU1に書込まれたスタートビ
ット=「ON情報」の結果となるスレーブ側のMPU1
の動作中/非動作中を確認するBUSY #信号について、
スレーブ側のMPU1の解読結果を待って、その動作確
認をしている。
【0023】このため、図6(a)に示すような第1の
MPU1が第2のMPU2により制御されるシステム構
成を採った場合に、第2のMPU2が第1のMPU1に
スタートビット=「ON情報」を書込んでから、第1の
MPU1の演算処理を経て、第1のMPU1がレディー
(非動作中)になるまで、該MPU2が第1のMPU1
の状態を示すレジスタ内容を読み出す(以下リードする
という)ことができない。
【0024】従って、MPU1の動作中/非動作中を早
期に確認すべく、スタートビット=「ON情報」を書込
んでから、即刻、第1のMPU12をレジスタ内容をリ
ードすると、第2のMPU2では第1のMPU1の動作
前の状態をリードすることなり、誤動作の原因となる。
【0025】これにより、データ処理システム装置の信
頼性の低下を招くという問題がある。本発明は、かかる
従来例の問題点に鑑み創作されたものであり、命令を実
行する命令起動/非起動情報の解読を先行することな
く、該情報が書込まれたら、即刻に、その動作中を示す
信号を出力し、その後、該信号の修正制御をし、当該装
置の誤動作を極力阻止することが可能となるデータ処理
装置,その制御方法及びデータ処理システム装置の提供
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は、
本発明に係るデータ処理装置,その制御方法及びデータ
処理システム装置の原理図を示している。
【0027】上記した課題は、信号立ち上げ部(11A)
と信号制御部(11B)とから構成される動作制御部(1
1)を有するデータ処理装置であって、前記信号立ち上
げ部(11A)は、他のデータ処理装置(101 )から書き
込みデータ(DIN )を入力することにより、該書き込み
データ(DIN )の内容が命令起動情報または命令非起動
情報のいずれかに係わらず、動作中信号(BUSY #)を
出力し、前記信号制御部(11B)は、前記書き込みデー
タ(DIN )の内容が命令起動情報または命令非起動情報
であるかに従って、前記動作中信号(BUSY #)を出力
し続けるか、または前記動作中信号(BUSY #)を解除
する非動作中信号(READY#) を出力することを特徴と
するデータ処理装置により解決する。
【0028】また、上記した課題は、信号立ち上げ部11
Aと信号制御部11Bとから構成される動作制御部11を
有するデ−タ処理装置の制御方法であって、他のデ−タ
処理装置101 から書込みデ−タ(DIN)の書込みがあっ
た場合、まず、前記信号立ち上げ部11Aは該書込みデ−
タ(DIN)の内容が命令起動情報または命令非起動情報
であるかに係わらず動作中であることを示す動作中信号
(BUSY #)を出力し、その後、デ−タ処理と同時に、
前記信号制御部11Bは、前記命令起動情報または前記命
令非起動情報であるかに基づいて、動作中信号(BUSY
#)または非動作中信号(READY#)を出力することを
特徴とするデ−タ処理装置の制御方法により解決する。
【0029】さらに、上記した課題は、複数のデータ処
理装置(100, 101・・・)により構成され、前記複数の
データ処理装置間でnクロックサイクルでスレーブリー
ド/ライト動作するデータ処理システム装置であって、
前記データ処理装置(100,101 ・・・)は、信号立ち上
げ部(11A)と信号制御部(11B)とから構成される動
作制御部(11)を有し、前記信号立ち上げ部(11A)
は、他のデータ処理装置(101 )から書き込みデータ
(DIN )を入力することにより、該書き込みデータ(DI
N )の内容が命令起動情報または命令非起動情報のいず
れかに係わらず、動作中信号(BUSY #)を出力し、前
記信号制御部(11B)は、前記書き込みデータ(DIN )
の内容が命令起動情報または命令非起動情報であるかに
従って、前記動作中信号(BUSY #)を出力し続ける
か、または前記動作中信号(BUSY #)を解除する非動
作中信号(READY#) を出力することを特徴とするデー
タ処理システム装置により解決する。
【0030】さらにまた、前記データ処理装置(100 )
の前記動作制御部(11)が前記書込みデータ(DIN)
の書込み動作時の基準クロック(CLK)に基づいてn−
1クロックパルスの制御信号を発生し、前記制御信号に
基づいて動作中信号(BUSY#)を出力することを特徴
とするデータ処理システム装置により解決する。
【0031】
【0032】
【作 用】本発明のデータ処理装置によれば、図1
(b)に示すような、信号立上げ部11A及び信号制御部
11Bから成る動作制御部11が設けられ、書込みデータ
DINの書込みがあった場合に、該書込みデータDINの内
容となる命令起動/非起動情報に係わらず動作中信号B
USY #が出力される。
【0033】例えば、図1(a)に示すように、マスタ
ー側のデータ処理装置101 からスレーブ側のデータ処理
装置100 に書込みデータDINとして命令起動/非起動情
報が書き込まれると、従来例のように、当該スレーブ側
のデータ処理装置100 において、起動用レジスタ,命令
レジスタ及びデコーダ等により該命令起動/非起動情報
が解読される前に、その動作中を示す動作中信号BUSY
#がとりあえずマスター側のデータ処理装置101 に出力
される。
【0034】このため、従来例に比べて書込みデータD
INに対する動作中信号BUSY #をマスター側のデータ処
理装置101 に即刻出力することが可能となる。例えば、
命令起動レジスタのライトアクセスを示す基準クロック
CLKの立上がりから1サイクル後のクロック周期に同期
して、その動作中信号BUSY #がマスター側のデータ処
理装置101 に出力される。
【0035】これにより、その間に、他のデータ処理装
置から当該データ処理装置100 にスレーブアクセスがあ
った場合にも、当該装置の誤動作を極力阻止することが
可能となる。
【0036】さらに、本発明のデータ処理装置の制御方
法によれば、書込みデータDINの書込みがあった場合
に、該書込みデータDINの命令起動/非起動情報に係わ
らず動作中信号BUSY #を出力し、その後、書込みデー
タDINの命令起動/非起動情報に基づいて動作中信号B
USY #又は該動作中信号BUSY #を解除する非動作中信
号READY#を出力する。
【0037】例えば、当該データ処理装置100 に対し
て、書込みデータDINの書込みがあった場合に、該書込
みデータDINの命令起動/非起動情報に係わらず動作中
信号BUSY #が図1(b)に示すような、動作制御部1
1の信号立上げ部11Aから外部に出力される。
【0038】その後、その命令起動/非起動情報が該動
作制御部11の信号制御部11Bによりにより修正,例え
ば、該書込みデータDINの内容が命令起動情報と判別さ
れた場合には、信号制御部11Bから動作中信号BUSY #
が継続して出力され、それが命令非起動情報と判別され
た場合には、動作中信号BUSY #を解除する非動作中信
号READY#が出力される。
【0039】このため、命令を実行する命令起動/非起
動情報の解読を先行することなく、該情報が書込まれた
ら、即刻に、その動作中を示す動作中信号BUSY #を出
力することにより、その後、該信号BUSY #の修正制御
をすることで、当該装置間の誤動作を極力阻止すること
が可能となる。
【0040】これにより、書込みデータDINの解読して
命令を実行するデータ処理装置のビジー制御を正確に実
行することが可能となる。また、本発明のデータ処理シ
ステム装置によれば、図1(a)に示すように、データ
処理装置100 や他のデータ処理装置101 が本発明のデー
タ処理装置から成る。
【0041】例えば、書込みデータDINを解読して命令
を実行するデータ処理装置100 が他のデータ処理装置10
1 とnクロックサイクルでスレーブリード/ライト動作
をするシステムの場合に、データ処理装置100 や他のデ
ータ処理装置101 の動作制御部11により、書込みデー
タDINの書込み動作時の基準クロックCLKに基づいてn
−1クロックパルスの制御信号が発生され、該制御信号
に基づいて動作中信号BUSY #が出力される。
【0042】このため、マスター側のデータ処理装置10
1 からスレーブ側のデータ処理装置100 に書込まれた命
令起動/非起動情報の結果となるスレーブ側のデータ処
理装置100 の動作中/非動作中を確認する動作中信号B
USY #信号について、スレーブ側のデータ処理装置100
の解読結果を待つことなく、そのn−1クロック後には
動作確認をすることができる。
【0043】これにより、データ処理システム装置の信
頼性の向上を図ることが可能となる。
【0044】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜5は、本発明の実施例に係るデ
ータ処理装置,その制御方法及びデータ処理システム装
置を説明する図をそれぞれ示している。
【0045】図2は、本発明の実施例に係るマイクロプ
ロセッサの主要部の構成図であり、図3は、そのビジー
制御部の主要部の内部構成図であり、図3はその動作タ
イムチャートをそれぞれ示している。
【0046】例えば、ビジー制御方式を採るデータ処理
装置の一例となるマイクロプロセッサ(以下単にMPU
という)20は、図2において、データ入力部21,ア
ドレスデコーダ22,ビジー制御部23,ビジー出力部
24及びその他の処理部25から成る。なお、当該MP
Uは書込みデータDINから命令起動/非起動情報の一例
となるスタートビット=「ON情報」/「OFF情報」を
解読して命令を実行するものである。
【0047】すなわち、データ入力部21は書込みデー
タDINを入力するものであり、アドレスデコーダ22は
書込みデータDINに係るアドレスを解読するものであ
る。また、ビジー制御部23及びビジー出力部24は動
作制御部11の一実施例であり、ビジー制御部23は書
込みデータDINと書込み動作信号S1に基づいて当該M
PU20の動作中を示す動作中信号BUSY #の一例とな
るビジー信号(以下単にBUSY #信号という)やそれを
解除する非動作中信号READY#(以下単にREADY#信号
という)を出力するものである。なお、ビジー制御部2
3の内部構成については、図3において詳述する。
【0048】ビジー出力部24はスタートビット=「O
N情報」/「OFF情報」の解読結果に基づいてBUSY #
信号を修正し、先に出力されているBUSY #信号を継続
出力するか,又はREADY#信号を出力するものである。
【0049】その他の処理部25は命令処理ユニット等
から成り、解読された命令に基づいて演算処理等をする
ものである。例えば、ベクトル長を格納したレジスタ
(べクトルレングスレジスタという)やその演算処理を
する算術処理ユニットから成る。
【0050】図3は、本発明の実施例に係るビジー制御
部の内部構成図である。図3において、ビジー制御部2
3は二入力論理積回路23A,第1,第2のラッチ回路23
B,23C及びライトデータ制御部23Dから成る。
【0051】すなわち、二入力論理積回路23A及び第1
のラッチ回路23Bは信号立上げ部11Aの一実施例を構成
するものであり、該論理積回路23Aは書込みデータDIN
のライトアクセスを示す書込み動作信号S1と、当該M
PU20の書込み許可信号S2の二入力論理積に基づい
て内部制御信号S3を出力するものである。また、第1
のラッチ回路23Bは内部制御信号S3を1クロック周期
だけラッチし、当該MPU20が動作中であることを示
すBUSY #信号を出力するものである。
【0052】これにより、ビジー制御部23は書込みデ
ータDINの書込みがあった場合に、該書込みデータDIN
のスタートビット=「ON情報」に係わらずBUSY #信
号を外部に出力することができる。
【0053】第2のラッチ回路23C及びライトデータ制
御部23Dは信号制御部11Bの一実施例を構成するもので
あり、該ラッチ回路23Cは書込みデータDINに係るスタ
ートビット=「ON情報」を1クロック周期だけラッチ
するものであり、ライトデータ制御部23Dはラッチされ
たスタートビット=「ON情報」又は「OFF情報」に基
づいて、当該MPU20のBUSY #信号を解除するREA
DY#信号の出力制御をするものである。
【0054】このようにして、本発明の実施例に係るマ
イクロプロセッサによれば、図3に示すような、二入力
論理積回路23A,第1,第2のラッチ回路23B,23C及
びライトデータ制御部23Dから成るビジー制御部23が
設けられ、書込みデータDINの書込みがあった場合に、
該書込みデータDINの内容となるスタートビット=「O
N情報」に係わらずBUSY #信号が外部に出力される。
【0055】例えば、マスター側のMPUからスレーブ
側のMPUに書込みデータDINとしてスタートビット=
「ON情報」が書き込まれると、従来例のように、当該
スレーブ側のMPUにおいて、起動用レジスタ,命令レ
ジスタ及びデコーダ等により該スタートビット=「ON
情報」が解読される前に、その動作中を示すBUSY #信
号がとりあえずマスター側のMPUに出力される。
【0056】このため、従来例に比べて書込みデータD
INに対するBUSY #信号をマスター側のMPUに即刻出
力することが可能となる。例えば、命令起動レジスタ
(アドレスデコーダ)のライトアクセスを示す基準クロ
ックCLKの立上がりから1サイクル後のクロック周期
に同期して、そのBUSY #信号がマスター側のMPU
に出力される(図4参照)。
【0057】これにより、その間に、他のMPUから当
該MPUにスレーブアクセスがあった場合にも、当該装
置の誤動作を阻止することが可能となる。次に、本発明
の実施例に係るデータ処理装置の制御方法について、当
該装置の動作を補足しながら説明をする。
【0058】図4は、本発明の実施例に係るデータ処理
装置の動作タイムチャートを示している。例えば、当該
MPU20に対し、基準クロックCLKに同期して、書
込みデータDINの書込みがあった場合に、該クロック1
サイクル後に、該書込みデータDINのスタートビット=
「ON情報」に係わらずBUSY #信号がビジー制御部1
1の二入力論理積回路23A,第1のラッチ回路23Bを介
してビジー出力部24から外部に出力される。
【0059】その後、図4に示すように、基準クロック
CLKに同期して、ビジー制御部23のスタートビット
=「ON情報」が第2のラッチ回路23C及びライトデー
タ制御部23Dにより修正,例えば、該書込みデータDIN
の内容が命令起動をするスタートビット=「ON情報」
と判別された場合には、ビジー出力部24からBUSY#
信号が継続して出力され、それが命令非起動となるスタ
ートビット=「OFF情報」と判別された場合には、BUS
Y #信号を解除するREADY#信号が出力される。
【0060】このようにして、本発明の実施例に係るマ
イクロプロセッサの制御方法によれば、図4の動作タイ
ムチャートに示すように、書込みデータDINの書込みが
あった場合に、該書込みデータDINのスタートビット=
「ON情報」/「OFF情報」に係わらずBUSY #信号が
出力され、その後、書込みデータDINのスタートビット
=「ON情報」/「OFF情報」に基づいてBUSY #信号
又は該BUSY #信号を解除するREADY#信号が出力され
る。
【0061】このため、命令を実行するスタートビット
=「ON情報」の解読を先行することなく、該スタート
ビット=「ON情報」が書込まれたら、即刻に、その動
作中を示すBUSY #信号を出力することにより、その
後、該BUSY #信号の修正制御をすることで、当該装置
間の誤動作を阻止することが可能となる。
【0062】例えば、ベクトル長を格納したべクトルレ
ングスレジスタを有するMPU20にスレーブ動作をさ
せる場合であって、スタートビット=「ON情報」によ
って実行される命令が8ベクトル長の乗算を内容とし、
そのプログラムが、あるクロックサイクルで該スタート
ビット=「ON情報」を書込み、次のサイクルでべクト
ルレングスレジスタを変更しようとする内容が書かれて
いた場合とすれば、MPU20を起動するために、マス
ター側のMPUから該MPU20にスタートビット=
「ON情報」が書込まれ、該MPU20はこの命令に係
る乗算を何回演算を実行すれば良いかを知るために、べ
クトルレングスレジスタを参照する。
【0063】ここで、MPU20がビジー(動作中)で
あるという値が他のMPUにより早期に受理されるた
め、該MPU20において、次のサイクルでべクトルレ
ングスレジスタを変更しようとする内容が書かれていた
場合にも、それを変更することができず、本来実行しよ
うとしていた命令に係る乗算の回数を正確に演算をする
ことが可能となる。
【0064】これにより、書込みデータDINの解読して
命令を実行するMPU20のビジー制御を正確に実行す
ることが可能となる。次に、本発明の実施例に係るデー
タ処理システム装置について、当該プロセッサ及びその
制御方法を補足しながら説明をする。
【0065】図5は、本発明の実施例に係るデータ処理
システム装置の構成図を示している。例えば、書込みデ
ータDINを解読して命令を実行するMPU100 が他のM
PU101 とn=3クロックサイクルでスレーブリード/
ライト動作をするシステムの場合、図5において、デー
タバス27やアドレスバス28に接続された第1のMP
U100 ,第2のMPU101 及びその他のMPU103 が具
備され、各プロセッサ100 〜103 が本発明の実施例に係
るマイクロプロセッサから成るものである。
【0066】また、当該データ処理システム装置の第1
のMPU100 の動作制御部11を構成するビジー制御部
23が、書込みデータDINの書込み動作時の基準クロッ
クCLKに基づいて2(n−1=2)クロックパルスの内
部制御信号S3を発生し、該制御信号S3に基づいてB
USY #信号やREADY#信号を制御線Lを介して第2のM
PU101 のシステムコントローラ12等に転送をする
(図4,5参照)。
【0067】なお、3クロックサイクルでスレーブリー
ド/ライト動作をするシステムの場合には、図3におけ
る第1のラッチ回路23Bの後段にラッチ回路をもう一段
設ける。
【0068】このようにして、本発明の実施例に係るデ
ータ処理システム装置によれば、図5に示すように、第
1のMPU100 ,第2のMPU101 その他のMPU103
が本発明の実施例に係るMPU20から成る。
【0069】このため、マスター側のMPU101 からス
レーブ側のMPU100 に書込まれたスタートビット=
「ON情報」の結果となるスレーブ側のMPU100 の動
作中/非動作中を確認するBUSY #信号について、スレ
ーブ側のMPU100 の解読結果を待つことなく、その2
クロック後には動作確認をすることができる。
【0070】例えば、図5に示すような第1のMPU10
0 が第2のMPU101 により制御されるシステム構成を
採った場合であって、第2のMPU101 が第1のMPU
100にスタートビット=「ON情報」を書込んでから、
第1のMPU100 が全ての演算処理を終了し、該第1の
MPU100 がレディー(非動作中)になってからの状態
を示すレジスタ内容をリードすることが可能となる。
【0071】従って、MPU100 の動作中/非動作中を
早期に確認すべく、スタートビット=「ON情報」を書
込んでから、即刻、第1のMPU100 2をレジスタ内容
を読み出す場合であっても、第2のMPU101 では第1
のMPU100 の動作後の状態を確認することができ、従
来例のような誤動作の原因が取り除かれる。
【0072】これにより、データ処理システム装置の信
頼性の向上を図ることが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置によれば信号立上げ部及び信号制御部から成る動
作制御部が設けられ、書込みデータの書込みがあった場
合に、命令起動/非起動情報に係わらず動作中信号が出
力される。
【0074】このため、従来例に比べて書込みデータに
対する動作中信号をマスター側のデータ処理装置に即刻
出力することが可能となる。このことで、その間に、他
のデータ処理装置から当該データ処理装置にスレーブア
クセスがあった場合にも、当該装置の誤動作を極力阻止
することが可能となる。
【0075】さらに、本発明のデータ処理装置の制御方
法によれば、書込みデータの書込みがあった場合に、命
令起動/非起動情報に係わらず動作中信号を出力し、そ
の後、書込みデータの命令起動/非起動情報に基づいて
動作中信号又は非動作中信号を出力する。
【0076】このため、命令を実行する命令起動/非起
動情報の解読を先行することなく、該情報が書込まれた
ら、即刻に、その動作中を示す動作中信号を出力するこ
とにより、その後、該信号の修正制御をすることで、当
該装置間の誤動作を極力阻止することが可能となる。
【0077】このことから書込みデータの解読して命令
を実行するデータ処理装置のビジー制御を正確に実行す
ることが可能となる。また、本発明のデータ処理システ
ム装置によれば、スレーブ/マスター動作をする当該デ
ータ処理装置や他のデータ処理装置が本発明のデータ処
理装置から成る。
【0078】このため、マスター側のデータ処理装置か
らスレーブ側のデータ処理装置に書込まれた命令起動/
非起動情報の結果となるスレーブ側のデータ処理装置の
動作中/非動作中を確認する動作中信号について、スレ
ーブ側のデータ処理装置の解読結果を待つことなく、早
期に、その動作確認をすることができる。
【0079】これにより、データ処理装置の信頼性の向
上が図られることから、演算、描画処理等を専用,か
つ、高速に実行する専用プロセッサを具備した高機能,
高性能のデータ処理システム装置の提供に寄与するとこ
ろが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置,その制御方法及
びデータ処理システム装置の原理図である。
【図2】本発明の実施例に係るマイクロプロセッサの構
成図である。
【図3】本発明の実施例に係るビジー制御部の内部構成
図である。
【図4】本発明の実施例に係るマイクロプロセッサの動
作タイムチャートである。
【図5】本発明の実施例に係るデータ処理システム装置
の構成図である。
【図6】従来例に係るデータ処理装置の説明図である。
【図7】従来例に係る問題点を説明するデータ処理装置
の動作タイムチャートである。
【符号の説明】
11…動作制御部、 11A…信号立上げ部、 11B…信号制御部、 100 …当該データ処理装置、 101 …他のデータ処理装置、 DIN…書込みデータ、 BUSY #…動作中信号、 READY#…非動作中信号、 S1…書込み動作信号、 S2…書込み許可信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白沢 謙二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−147651(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/362 510 G06F 15/16 340

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号立ち上げ部(11A)と信号制御部
    (11B)とから構成される動作制御部(11)を有するデ
    ータ処理装置であって、 前記信号立ち上げ部(11A)は、他のデータ処理装置
    (101 )から書き込みデータ(DIN )を入力することに
    より、該書き込みデータ(DIN )の内容が命令起動情報
    または命令非起動情報のいずれかに係わらず、動作中信
    号(BUSY #)を出力し、 前記信号制御部(11B)は、前記書き込みデータ(DIN
    )の内容が命令起動情報または命令非起動情報である
    かに従って、前記動作中信号(BUSY #)を出力し続け
    るか、または前記動作中信号(BUSY #)を解除する非
    動作中信号(READY#) を出力することを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  2. 【請求項2】 信号立ち上げ部(11A)と信号制御部
    (11B)とから構成される動作制御部(11)を有するデ
    ータ処理方法であって、他のデータ処理装置(101 )か
    ら書き込みデータ(DIN)の書き込みがあった場合、ま
    ず、前記信号立ち上げ部(11A)は該書き込みデータ
    (DIN )の内容が命令起動情報または命令非起動情報の
    いずれかに係わらず、動作中信号(BUSY #)を出力
    し、その後、データ処理と同時に、前記信号制御部(11
    B)は、前記命令起動情報または命令非起動情報である
    かに従って、前記動作中信号(BUSY #)を出力し続け
    るか、または前記動作中信号(BUSY #)を解除する非
    動作中信号(READY#) を出力することを特徴とするデ
    ータ処理装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 複数のデータ処理装置(100, 101・・
    ・)により構成され、前記複数のデータ処理装置間でn
    クロックサイクルでスレーブリード/ライト動作するデ
    ータ処理システム装置であって、 前記データ処理装置(100,101 ・・・)は、信号立ち上
    げ部(11A)と信号制御部(11B)とから構成される動
    作制御部(11)を有し、 前記信号立ち上げ部(11A)は、他のデータ処理装置
    (101 )から書き込みデータ(DIN )を入力することに
    より、該書き込みデータ(DIN )の内容が命令起動情報
    または命令非起動情報のいずれかに係わらず、動作中信
    号(BUSY #)を出力し、 前記信号制御部(11B)は、前記書き込みデータ(DIN
    )の内容が命令起動情報または命令非起動情報である
    かに従って、前記動作中信号(BUSY #)を出力し続け
    るか、または前記動作中信号(BUSY #)を解除する非
    動作中信号(READY#) を出力することを特徴とするデ
    ータ処理システム装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理を装置(100 )の前記動
    作制御部(11)が前記書き込みデータ(DIN)の書込
    み動作時の基準クロック(CLK)に基づいてn−1クロ
    ックパルスの制御信号を発生し、前記制御信号に基づい
    て動作中信号(BUSY #)を出力することを特徴とする
    請求項3記載のデータ処理システム装置。
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