JPH03252752A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH03252752A
JPH03252752A JP5207290A JP5207290A JPH03252752A JP H03252752 A JPH03252752 A JP H03252752A JP 5207290 A JP5207290 A JP 5207290A JP 5207290 A JP5207290 A JP 5207290A JP H03252752 A JPH03252752 A JP H03252752A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、バスサイクルにより外部デバイスとデータ
の受け渡しを行うデータ処理装置に関するものである。
[従来の技術1 バスサイクルは、データ処理装置の外部にあるメモリ等
の外部装置とデータの受け渡しを行う時に用いるもので
あり、データ処理装置と外部装置とを接続するバスの占
有時間を定めるものである。バスサイクルは基準クロッ
クの整数倍となっており、バスサイクルを起動すること
によりシステムバス等のバスを時分割制御してメモリの
読み出し、書き込みおよびI10ボートの入力・出力等
の処理を実行している。
バスサイクルにより外部装置をアクセスし、データの受
け渡しを行うデータ処理装置において、あるアクセスか
ら次のアクセスまでの間に必要な装置セットアツプ時間
であるリカバリ時間を必要とする外部装置を連続してア
クセスする場合、ソフトウェアによって何も実行しない
ダミー時間を設定し、リカバリ時間を満足するといった
手法が従来用いらている。
第10図は、このような手法を用いた従来のデータ処理
装置の構成を示すブロック図であり、第11図は、第1
0図に示したデータ処理装置により作動するバスサイク
ルを示した図、第12図はソフトウェアによりダミー時
間を挿入した場合のバスサイクルを示した図である。
第10図に示すデータ処理装置11においては、データ
バス16を介してデータ処理装置11内に命令を転送す
るために、バス制御部15がバスサイクルを起動し、命
令取込み手段12に命令を取込む。取り込まれた命令は
、バス制御部15からの信号により命令デコード手段1
3に送られ、命令デコード手段13でデコードされ、次
にどのように実行するかが判断される。命令が判断され
ると、バス制御部15は判断された命令を命令実行手段
14に送り、ここでバスサイクルを起動してその命令を
実行させ、1つの命令が完了する。
次に第10図〜第12図を参照しながらリカバリ時間を
必要とする外部装置を連続してアクセスするような複数
の命令を実行する際の手順を説明する。
命令の取込みバスサイクルをA1とし、命令の実行バス
サイクルをA2とした命令Aと、命令の取込みバスサイ
クルをB1とし、命令の実行バスサイクルをB2とした
命令Bが、いずれもリカバリ時間qが規定されている外
部装置をアクセスする命令であるとした場合、命令Aの
実行バスサイクルA2の終了後はリカバリ時間q以降に
改めて命令Bの実行バスサイクルB2を起動することに
よって正常に外部装置をアクセスすることができる。
ところが、第11図に示すようにリカバリ時間qがバス
サイクルより長い外部装置をアクセス命令Aと命令Bと
が連続している場合には、命令Aの実行バスサイクルA
2の終了から命令Bの実行バスサイクルB2の開始まで
の時間は、バスサイクルの1サイクル分の時間しかなく
、リカバリ時間qより短いので、リカバリ時間qを満足
することができない。従って、このようなリカバリ時間
qを満足させるために、第12図に示すようにダミー処
理用の命令りによる命令の取込みバスサイクルD1をソ
フトウェアによって挿入し、バスサイクルを起動するこ
とによりリカバリ時間qを満たすといった手法を用いて
いる。ここで、命令りは何も実行しない命令であり、実
行段階においてバスサイクルを起動しない。
[発明が解決しようとする課題1 以上のように、リカバリ時間をもつ外部装置に対する連
続した命令を実行する場合に、リカバリ時間を満足させ
るためにソフトウェアによってダミー処理用の命令を挿
入しなければならず、ダミー処理の命令のためにプログ
ラムのサイズが肥大化するといった問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、リカバリ時間をもつ外部装置をアクセスする命令
が連続する場合に、バスサイクルを起動させない非実行
状態を挿入することにより、リカバリ時間を満足させて
連続アクセスが連続命令の実行によって可能であり、プ
ログラムサイズの肥大化を防止し、必要な実行ソフトウ
ェアだけですべての処理を行うことができるデータ処理
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るデータ処理装置は、所定の論理命令の解
析結果に基づいて挿入信号の出力有無を指示する命令解
析指示手段と、この命令解析指示手段による命令解析結
果に基づいて、相前後するバスサイクル間に、バスサイ
クルの起動を非実行とする状態を挿入する挿入信号を出
力するバス制御手段とを設けたものである。
また、所定の信号に基づいてバス制御手段から出力され
ている挿入信号を有効にする有効手段を設けたものであ
る。
[作用1 この発明においては、任意のバスサイクルで取り込まれ
た命令が非実行状態を挿入するような機能を持った所定
の命令であると解析された場合には、命令解析指示手段
が相前後するバスサイクル間に、バスサイクルの起動を
非実行とする状態な挿入する挿入信号を出力するバス制
御手段に挿入信号の出力を指示し、取り込まれた命令が
非実行状態を挿入しないような機能を持った命令であっ
た場合には、挿入信号の出力が制限される。これにより
、リカバリ時間が長い外部デバイスを連続的にアクセス
する場合は、その外部デバイスにアクセスするための命
令として、非実行状態を挿入するような機能をもった命
令を用いることにより、リカバリ時間を満足すべく非実
行状態をハードウェアにより挿入する。
また、命令解析指示手段が相前後するバスサイクル間に
、バスサイクルの起動を非実行とする状態を挿入する挿
入信号を出力する際に、有効手段が所定の信号に基づい
てバス制御手段から出力されている挿入信号を有効とし
、挿入信号の出力状態を変化させることを可能とする。
〔第1実施例] 以下、この発明の第1実施例を図面に基づいて説明する
第1図(a)はこの発明の一実施例を示すデータ処理装
置の構成を説明するブロック図であり、第10図と同一
のものには同じ符号を付しである。以下、構成ならびに
動作について説明する。
命令は、データバス16を介して、バス制御部15から
のバスサイクルの起動により、命令取込み手段12に取
り込まれる。取り込まれた命令はバス制御部15からの
信号により命令デコード手段13に送られ、命令デコー
ド手段13でデコードされ、次にどのように実行するか
が判断される。命令が判断されると、バス制御部15は
判断された命令を命令実行手段14に送り、ここでバス
サイクルを起動してその命令を実行させ、1つの命令の
処理が完了する。
また、バス制御手段として機能する非実行状態挿入バス
制御手段17はバスサイクルを起動させない非実行状態
であるダミステート(時間)を示す信号を一定期間出力
するものであり、ダミーステートを挿入するかしないか
は、命令取込み手段12に取り込まれた命令が命令デコ
ード手段13でデコードされた時点で、ダミーステート
を挿入するような機能が命令に含まれていれば、命令解
析指示手段として機能する非実行状態挿入指示手段18
から非実行状態挿入バス制御手段17に対して指令が出
力され、バスサイクル間にダミーステートが挿入される
第1図(b)は、第1図(a)に示したデータ処理装置
11と周辺装置とのデータ処理動作を説明するブロック
図であり、第1図(C)に示すタイミングチャートを参
照しながら各部の動作について説明する。
図において、21は命令部で、データ処理装置11が実
行する種々の命令を保持する。22−1〜22−Nは外
部装置で、データバス16を介してデータ処理装置11
にデータを入力するとともに、処理されたデータをデー
タバス16を介して取り込む。なお、命令取込み手段1
2.命令デコード手段13.命令実行手段14はバス制
御部15の管理下で各々に命令を同期クロックCLKに
同期しながら伝播して行く。
データ処理装置11は同期クロックCLKに同期して命
令取込み、命令デコード、命令実行を順次繰り返すこと
により、命令部21の命令を実行することとなるが、デ
ータ処理態様工に示すように、ダミーステートを挿入し
ない命令の場合には、命令実行処理後、直ちに次の命令
取込み処理を開始するが、データ処理態様Hに示すよう
に、命令デコード結果により、ダミーステートを挿入す
る命令である場合には、リカバリー時間を満足するダミ
ーステートが挿入され、リカバリー時間経過後、次の命
令取込み処理を開始する。
次に、第2図を参照しながら第1図(a)に示したデー
タ処理装置におけるバスサイクル処理について詳細に説
明する。
第2図は、第1図(a)に示したデータ処理装置におけ
るバスサイクルを示す図である。
データ処理装置11の外部にある外部装置をアクセスす
る命令がある場合、先ず実行すべき命令を、データバス
16を介して、命令取込み手段12に取り込む。次に、
命令をどのように実行すれば良いかを命令デコード手段
13により判断して、次のバスサイクルで命令実行手段
14で命令を実行することにより、1つの命令の処理が
完了する。命令取込み手段12.命令デコード手段13
、命令実行手段14はすべてバス制御部15の管理下で
命令を伝播し、動作処理を行う。また、外部装置をアク
セスする命令が存在する場合、外部装置に対するアクセ
スは、命令の実行段階で行われる。すなわち、バス制御
部15による実行バスサイクルの起動によって外部装置
のアクセスが行われる。
さて、前述したバスサイクルと同様に、命令の取込みバ
スサイクルがA1であり、命令の実行バスサイクルがA
2である命令Aと、命令の取込みバスサイクルがB1で
あり、命令の実行バスサイクルがB2である命令Bとが
いずれもリカバリ時間q1が規定されている外部装置を
アクセスする命令であるとした場合を想定する。
命令取込みバスサイクルA1で取り込まれる命令Aを、
命令実行バスサイクルA2の実行後に非実行状態rが挿
入されるような機能を持った命令として用意しておくこ
とによって、最初に外部装置へのアクセスがバスサイク
ルA2で行われ、ダミーステートの挿入の後、外部装置
のリカバリ時間q1以降で次の実行バスサイクルB2が
起動され、正常に外部装置をアクセスすることができる
もし、バスサイクルB2終了後に再び同じ外部装置をア
クセスするような命令が存在し、非実行状態の挿入の必
要性がある場合には、命令Bとしてダミーステートを挿
入するような機能を持った命令を用いれば良(、必要性
がない場合には、ダミーステートを挿入しない命令を用
いれば良い。
第3図(a)は1つの命令で複数回、外部装置をアクセ
スする場合のバスサイクル図である。
この図から分かるように、命令Cは、命令取込みバスサ
イクルを01、命令実行バスサイクルをC2,C3とし
、外部装置に対して2つの命令実行バスサイクルC2,
C3を有している場合であり、命令取込みバスサイクル
C1で取り込まれる命令Cを、命令実行バスサイクルC
2および命令実行バスサイクルC3の実行後に非実行状
態rが挿入されるような機能をもった命令(第3図(b
) 参照)として用意してお(ことにより、リカバリ時
間q2を満足して外部装置を正常にアクセス可能となる
第3図(b)は、第1図(a)に示したデータ処理装置
で実行可能な命令例を示す図であり、■はダミーステー
ト挿入なしの命令を示し、命令部とオペランド部から構
成され、例えば「0」と言う値を外部装置opeに転送
する命令に対応する。■はダミーステート挿入ありの命
令を示し、このダミーステート挿入ありの命令■により
、第3図(C)に示すように、同一処理をNOP命令で
記述する場合には必然的に1命令が追加されるだけでな
(、NOP命令に伴い、すべての命令解析に必要なビッ
ト数を考慮すると、NOP命令の増加にともない相当の
ビット数を要するが、この発明の場合は、オペランド部
のビット数を1ビツト追加するだけで同一命令処理を実
行できる。従って、ダミーステートに伴うNOP命令記
述数が格段に減り、プログラムサイズの肥大化を防止で
きる。
〔第2実施例1 第4図はこの発明の第2実施例を示すデータ処理装置の
構成を説明するブロック図であり、第1図(a)と同一
のものには同じ符号を付しである。以下、構成ならびに
動作について説明する。
命令は、データバス16を介して、バス制御部15から
のバスサイクルの起動により、命令取込み手段12に取
り込まれる。取り込まれた命令はバス制御部15からの
信号により命令デコード手段13に送られ、命令デコー
ド手段13でデコードされ、次にどのように実行するか
が判断される。命令が判断されると、バス制御部15は
判断された命令を命令実行手段14に送り、ここでバス
サイクルを起動してその命令を実行させ、1つの命令の
処理が完了する。
また、バス制御手段として機能する非実行状態挿入バス
制御手段17は、バスサイクルを起動させない非実行状
態であるダミステート(時間)を示す信号を出力するも
のであり、ダミーステートを挿入するかしないかは、命
令取込み手段12に取り込まれた命令が命令デコード手
段13でデコードされた時点で、いくつかのダミーステ
ートを挿入するような機能が命令に含まれていれば、命
令解析指示手段として機能する非実行状態挿入指示手段
18から非実行状態挿入バス制御手段17に対して指令
が出力され、バスサイクル間にダミーステート数が挿入
される。
次に、第5図を参照しながら第4図に示したデータ処理
装置におけるバスサイクル処理について詳細に説明する
第5図は、第4図に示したデータ処理装置におけるバス
サイクルを示す図である。
データ処理装置11の外部にある外部装置をアクセスす
る命令がある場合、先ず実行すべき命令を、データバス
16を介して、命令取込み手段12に取り込む。次に、
命令をどのように実行すれば良いかを命令デコード手段
13により判断して、次のバスサイクルで命令実行手段
14で命令を実行することにより、1つの命令の処理が
完了する。命令取込み手段12.命令デコード手段13
、命令実行手段14はすべてバス制御部15の管理下で
命令を伝播し、動作処理を行う。また、外部装置をアク
セスする命令が存在する場合、外部装置に対するアクセ
スは、命令の実行段階で行われる。すなわち、バス制御
部15による実行バスサイクルの起動によって外部装置
のアクセスが行われる。
さて、前述したバスサイクルと同様に、命令の取込みバ
スサイクルがA1であり、命令の実行バスサイクルがA
2である命令Aと、命令の取込みバスサイクルがB1で
あり、命令の実行バスサイクルがB2である命令Bとが
いずれもリカバリ時間q1が規定されている外部装置を
アクセスする命令であるとした場合を想定する。
命令取込みバスサイクルA1で取り込まれる命令Aを、
命令実行バスサイクルA2の実行後に指定した数の非実
行状態が挿入されるような機能を持った命令を用意して
おくことにより、最初に外部装置(外部デバイス)への
アクセスがバスサイクルA2で行われ、指定した数のダ
ミーステートの挿入の後に、外部装置のリカバリ時間q
1以降で次の実行バスサイクルB2が起動され、正常に
外部装置をアクセスすることができる。もし、バスサイ
クルB2終了後に再び同じ外部装置をアクセスするよう
な命令が存在し、非実行状態の挿入の必要性がある場合
には、命令Bとしてダミーステートを挿入するような機
能を持った命令を用いれば良く、必要性がない場合には
、ダミーステートを挿入しない命令を用いればよい。
第6図(a)は1つの命令で複数回、外部装置をアクセ
スする場合のバスサイクル図である。
この図から分かるように、命令Cは、命令取込みバスサ
イクルを01、命令実行バスサイクルをC2,C3とし
、外部装置に対して2つの命令実行バスサイクルC2,
C3を有している場合であり、命令取込みバスサイクル
C1で取り込まれる命令Cを、命令実行バスサイクルC
2および命令実行バスサイクルC3の実行後に指定した
数の非実行状態が挿入されるような機能をもった命令と
して用意しておくことにより、リカバリ時間q2を満足
して外部装置を正常にアクセス可能となる。
第6図(b)は、第1図(a)に示したデータ処理装置
で実行可能な命令例を示す図であり、■はダミーステー
ト挿入なしの命令を示し、命令部とオペランド部から構
成され、例えば「0」と言う値を外部装置opeに転送
する命令に対応する。■はダミーステート挿入ありの命
令を示し、このダミーステート挿入ありの命令■により
、第6図(C)に示すように、同一処理をNOP命令で
記述する場合には必然的に1命令が追加されるだけでな
く、NOP命令に伴い、すべての命令解析に必要なビッ
ト数を考慮すると、NOP命令の増加にともない相当の
ビット数を要するが、本発明の場合は、オペランド部の
ビット数を1ビツト追加するだけで同一命令処理を実行
できる。従って、ダミーステートに伴うNOP命令記述
数が格段に減り、プログラムサイズの肥大化を防止でき
る。
[第3実施例] 第7図(a)はこの発明の第3実施例を示すデータ処理
装置の構成を説明するブロック図であり、第1図(a)
と同一のものには同じ符号を付しである。以下、構成な
らびに動作について説明する。命令は、データバス16
を介して、バス制御部15からのバスサイクルの起動に
より、命令取込み手段12に取り込まれる。取り込まれ
た命令はバス制御部15からの信号により命令デコード
手段13に送られ、命令デコード手段13でデコードさ
れ、次にどのように実行するかが判断される。命令が判
断されると、バス制御部15は判断された命令を命令実
行手段14に送り、ここでバスサイクルを起動してその
命令を実行させ、1つの命令の処理が完了する。
また、バス制御手段として機能する非実行状態挿入バス
制御手段17はバスサイクルを起動させない非実行状態
であるダミステート(時間)を示す信号を一定期間出力
するものであり、ダミーステートを挿入するかしないか
は、命令取込み手段12に取り込まれた命令が命令デコ
ード手段13でデコードされた時点で、ダミーステート
を挿入するような機能が命令に含まれていれば、命令解
析指示手段として機能する非実行状態挿入指示手段18
から非実行状態挿入バス制御手段17に対して指令が出
力され、バスサイクル間にダミーステートが挿入される
また、非実行状態挿入バス制御手段17からの出力信号
は、有効手段として機能する非実行状態回避手段19を
介してバス制御部15に与えており、バス制御部15で
は入力された信号が有効状態の場合にだけ、非実行状態
をバスサイクルに挿入するような制御を行っている。す
なわち、有効信号DVが非能動状態の場合には、命令に
非実行状態を挿入する機能が含まれていたとしてもバス
制御部15には無効状態とした形で信号が入力され、バ
スサイクル間に非実行状態は挿入されない。また、非実
行状態の途中に有効信号DVを能動状態から非能動状態
に変化させた場合には、現在の非実行状態は途中でキャ
ンセルされ次のバスサイクルが起動される。
第7図(b)は、第7図(a)に示したデータ処理装置
11と周辺装置とのデータ処理動作を説明するブロック
図であり、第7図(c)に示すタイミングチャートを参
照しながら各部の動作について説明する。
図において、21は命令部で、データ処理装置11が実
行する種々の命令を保持する。22−1〜22−Nは外
部装置で、データバス16を介してデータ処理装置11
にデータを入力するとともに、処理されたデータをデー
タバス16を介して取り込む。なお、命令取込み手段1
2.命令デコード13.命令実行手段14はバス制御部
15の管理下で各々に命令を同期クロックCLKに同期
しながら伝播して行く。
データ処理装置11は同期クロックCLKに同期して命
令取込み、命令デコード、命令実行を順次繰り返すこと
により、命令部21の命令を実行することとなるが、第
7図(C)に示すデータ処理態様Iに示すように、ダミ
ーステートを挿入しない命令の場合には、命令実行処理
後、直ちに次の命令取込み処理を開始するが、データ処
理態様Hに示すように、命令デコード結果により、ダミ
ーステートを挿入する命令である場合には、リカバリー
時間を満足するダミーステートが挿入され、リカバリー
時間経過後、次の命令取込み処理を開始する。
また、データ処理態様■に示すようにダミーステートが
挿入し、そのダミーステートを短縮するために有効信号
DVが能動状態となると、次の命令取込み処理が開始可
能となる。これにより、特定の外部装置において、他の
外部装置よりもリカバリ時間が短い場合にも、当該外部
装置に有効なリカバリ時間で、次の命令取込み処理が可
能となる。従って、不要なグミ時間−を所定のタイミン
グで打ち切りことが可能となる。。
次に、第8図を参照しながら第7図(a)に示したデー
タ処理装置におけるバスサイクル処理について詳細に説
明する。
第8図は、第1図(a)に示したデータ処理装置におけ
るバスサイクルを示す図である。
データ処理装置11の外部にある外部装置をアクセスす
る命令がある場合、先ず実行すべき命令を、データバス
16を介して、命令取込み手段12に取り込む。次に、
命令をどのように実行すれば良いかを命令デコード手段
13により判断し・て、次のバスサイクルで命令実行手
段14で命令を実行することにより、1つの命令の処理
が完了する。命令取込み手段12.命令デコード手段1
3、命令実行手段14はすべてバス制御部15の管理下
で命令を伝播し、動作処理を行う。また、外部装置をア
クセスする命令が存在する場合、外部装置に対するアク
セスは、命令の実行段階で行われる。すなわち、バス制
御部15による実行バスサイクルの起動によって外部装
置のアクセスが行われる。
さて、前述したバスサイクルと同様に、命令の取込みバ
スサイクルがA1であり、命令の実行バスサイクルがA
2である命令Aと、命令の取込みバスサイクルがB1で
あり、命令の実行バスサイクルがB2である命令Bとが
いずれもリカバリ時間q1が規定されている外部装置を
アクセスする命令であるとした場合を想定する。
命令取込みバスサイクルA1で取り込まれる命令Aを、
命令実行バスサイクルA2の実行後に非実行状態が挿入
されるような機能を持った命令として用意してお(こと
によって、最初に外部装置へのアクセスがバスサイクル
A2で行われ、ダミーステートの挿入の後、外部装置の
リカバリ時間q1以降で次の実行バスサイクルB2が起
動され、正常に外部装置をアクセスすることができる。
もし、バスサイクルB2終了後に再び同じ外部装置をア
クセスするような命令が存在し、非実行状態の挿入の必
要性がある場合には、命令Bとしてダミーステートを挿
入するような機能を持った命令を用いれば良く、必要性
がない場合には、ダミーステートを挿入しない命令を用
いれば良い。
第8図では、非実行状態の長さはrlであるか、もしく
は有効信号DVが非実行状態の途中で非能動状態に変化
したかの何れかである。
第9図(a)は1つの命令で複数回、外部装置をアクセ
スする場合のバスサイクル図である。
この図から分かるように、命令Cは、命令取込みバスサ
イクルを01、命令実行バスサイクルをC2,C3とし
、外部装置に対して2つの命令実行バスサイクルC2,
C3を有している場合であり、命令取込みバスサイクル
C1で取り込まれる命令Cを、命令実行バスサイクルC
2および命令実行バスサイクルC3の実行後に非実行状
態が挿入されるような機能をもった命令として用意して
お(ことにより、リカバリ時間q2を満足して外部装置
を正常にアクセス可能となる。
なお、第8図および第9図(a)において非実行状態の
長さを示すrlとr2との関係は、rl>r2であり、
非実行状態が命令に依らず一定であるとすると、第9図
(a)では非実行状態の途中で有効信号DVを非能動状
態に変化させた場合と考えられる。
第9図(b)は、第9図(a)に示したデータ処理装置
で実行可能な命令例を示す図であり、■はダミーステー
ト挿入なしの命令を示し、命令部とオペランド部から構
成され、例えば「0」と言う値を外部装置opeに転送
する命令に対応する。■はダミーステート挿入ありの命
令を示し、このダミーステート挿入ありの命令■により
、第9図(C)に示すように、同一処理をNOP命令で
記述する場合には必然的に1命令が追加されるだけでな
(、NOP命令に伴い、すべての命令解析に必要なビッ
ト数を考慮すると、NOP命令の増加にともない相当の
ビット数を要するが、本発明の場合は、オペランドのビ
ット数を1ビツト追加するだけで同一命令処理を実行で
きる。従って、ダミーステートに伴うNOP命令記述数
が格段に減り、プログラムサイズの肥大化を防止できる
[発明の効果〕 以上説明したように、この発明は所定の論理命令の解析
結果に基づいて挿入信号の出力有無な指示する命令解析
指示手段と、この命令解析指示手段による命令解析結果
に基づいて、相前後するバスサイクル間に、バスサイク
ルの起動な一非実行とする状態を挿入する挿入信号を出
力するバス制御手段とを設けたので、従来のようにプロ
グラムに余分な命令を付加することなく、すなわちソフ
トウェアに依らずにリカバリ時間を満足するバスサイク
ルを実行しながら外部装置を連続してアクセスすること
ができる。
また、所定の信号に基づいてバス制御手段から出力され
ている挿入信号を有効にする有効手段を設けたので、一
定期間信号としてバス制御手段から出力される挿入信号
の能動時間を自在に短縮できるので、短いリカバリ時間
を持つ外部デバイスを連続してアクセスすることができ
る。
従来のようにプログラムにリカバリ時間を満足させるた
めの余分な命令を付加する必要がなくなり、プログラム
サイズの肥大化を防止でき、必要な実行ソフトウェアだ
けですべての処理が可能となる等の優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例を示すデータ処理装
置の構成を説明するブロック図、第1図(b)は、第1
図(a)に示したデータ処理装置と周辺装置とのデータ
処理動作を説明するブロック図、第1図(c)は、第1
図(b)の動作を説明するタイミングチャート、第2図
は、第1図(a)に示したデータ処理装置におけるバス
サイクルを示す図、第3図(a)は1つの命令で複数回
、外部装置をアクセスする場合のバスサイクル図、第3
図(b)、(c)は、第3図(a)に示したデータ処理
装置で実行可能な命令例を示す図、第4図はこの発明の
第2実施例を示すデータ処理装置の構成を説明するブロ
ック図、第5図は、第4図に示したデータ処理装置にお
けるバスサイクルを示す図、第6図(a)は1つの命令
で複数回、外部装置をアクセスする場合のバスサイクル
図、第6図(b)、(C)は、第6図(a)に示したデ
ータ処理装置で実行可能な命令例を示す図、第7図はこ
の発明の第3実施例を示すデータ処理装置の構成を説明
するブロック図、第8図は、第1図(a)に示したデー
タ処理装置におけるバスサイクルを示す図、第9図(a
)は1つの命令で複数回、外部装置をアクセスする場合
のバスサイクル図、第9図(b)、(C)は、第9図(
a)に示したデータ処理装置で実行可能な命令例を示す
図、第10図は、このような手法を用いた従来のデータ
処理装置の構成を示すブロック図、第11図は、第10
図に示したデータ処理装置により作動するバスサイクル
を示した図、第12図はソフトウェアによりダミー時間
を挿入した場合のバスサイクルを示した図である。 図において、11はデータ処理装置、12は命令取込み
手段、13は命令デコード手段、14は命令実行手段、
15はバス制御部、16はデータバス、17は非実行状
態挿入バス制御手段、18は非実行状態挿入指示手段、
19は非実行状態回避手段である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 第1図 (a) 1 (b) 第3図 (a) (b) 命令部 オペランド部 (C) 可Pπ即 オペランド部 第2図 第4図 第5図 第6図 (a) (b) (C) 命令部 オペランド部 第7図 (b) 第8図 ^ (a) (b) ■MOV #O,ope、ND (e) 正置(自発) 3 平成  年  月

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バスサイクルにより外部デバイスに対してデータ
    の受け渡しを行うデータ処理装置において、所定の論理
    命令の解析結果に基づいて挿入信号の出力有無を指示す
    る命令解析指示手段と、この命令解析指示手段による命
    令解析結果に基づいて、相前後するバスサイクル間に、
    前記バスサイクルの起動を非実行とする状態を挿入する
    挿入信号を出力するバス制御手段とを具備したことを特
    徴とするデータ処理装置。
  2. (2)所定の信号に基づいて前記バス制御手段から出力
    されている挿入信号を有効にする有効手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のデータ処理装置。
JP5207290A 1990-03-01 1990-03-01 デ―タ処理装置 Expired - Lifetime JP2504263B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4316636A1 (de) * 1992-05-18 1993-11-25 Unisia Jecs Corp Geschwindigkeitssensor für Fahrzeugstraßenräder

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DE4316636A1 (de) * 1992-05-18 1993-11-25 Unisia Jecs Corp Geschwindigkeitssensor für Fahrzeugstraßenräder

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