JP2504224B2 - デ―タ処理装置 - Google Patents

デ―タ処理装置

Info

Publication number
JP2504224B2
JP2504224B2 JP26700189A JP26700189A JP2504224B2 JP 2504224 B2 JP2504224 B2 JP 2504224B2 JP 26700189 A JP26700189 A JP 26700189A JP 26700189 A JP26700189 A JP 26700189A JP 2504224 B2 JP2504224 B2 JP 2504224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
bus
bus cycle
dummy
data processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26700189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03127160A (ja
Inventor
浩爾 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26700189A priority Critical patent/JP2504224B2/ja
Publication of JPH03127160A publication Critical patent/JPH03127160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504224B2 publication Critical patent/JP2504224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、バスサイクルにより外部デバイスとデー
タの受け渡しを行うデータ処理装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 バスサイクルにより外部デバイスとのデータとのデー
タの受け渡しを行うデータ処理装置において、リカバリ
時間(1回目のアクセスから2回目のアクセスまでの間
に必要なデバイスセットアップ時間)を必要とする外部
デバイスを連続してアクセスする場合には、ソフトウエ
アによってダミー時間を稼ぐことによってリカバリ時間
を満足するといった手法が採用されている。
第5図は、従来のデータ処理装置の構成を示すブロッ
ク図であり、11はデータ処理装置、12は命令データ取込
み手段で、実行すべき命令を取り込む。13は命令デコー
ド手段で、命令データ取込み手段12により取り込まれた
命令を解読する。14は命令実行手段で、命令デコード手
段13により解読された命令を実行し、データバス16を介
して処理されたデータを外部デバイスに送出する。15は
バス制御部で、命令データ取込み手段12,命令デコード
手段13,命令実行手段14によるバスサイクルを制御す
る。
このように構成されたデータ処理装置11において、外
部に処理すべき命令がある場合に、データ処理装置11
は、先ず実行すべき命令を命令データ取込み手段12に取
り込んで、次にどのように実行すればよいのかを命令デ
コード手段13により判断して、最後に命令実行手段14に
よって命令を実際に実行することにより、1つの命令が
完了する。具体的には、第6図を参照しながら命令実行
サイクルについて詳細に説明する。
第6図は、第5図に示したデータ処理装置11の命令実
行サイクルを説明するバスサイクル図であり、A1はデバ
イスPをアクセスするための命令Aに対する命令取り込
みバスサイクルを示し、A2は同じく命令Aに対する命令
実行バスサイクルを示し、B1はデバイスPをアクセスす
るための命令Bに対する命令取り込みバスサイクルを示
し、B2は同じく命令Bに対する命令実行バスサイクルを
示す。
qはリカバリ時間を示し、命令実行バスサイクルA2終
了後、次の命令実行バスサイクルB2までにデバイスPを
アクセスしてはならない時間を示す。したがって、ダミ
ー処理用の命令Dの命令取込みバスサイクルD1がなけれ
ばこの規定が守れないことになる。
以下、リカバリ時間qを必要とするデバイスを連続し
てアクセスするような複数の命令を実行する際の処理動
作について説明する。
命令Aと命令Bがいずれもリカバリ時間qが規定され
ているデバイスPをアクセスする命令であるとすると、
命令Aの命令実行バスサイクルA2の終了後はリカバリ時
間q以降に改めて命令実行バスサイクルB2を起動するこ
とが可能となる。
ところが、命令Aと命令Bが連続していたとすると、
リカバリ時間qを満足できない。従って、これを満足す
るためにダミー処理用の命令Dによる命令取り込みバス
サイクルD1を挿入することで、リカバリ時間qを満たす
といった処理手順でデータ処理を実行している。
なお、命令Dはバスサイクルを起動しない命令であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来のデータ処理装置において、リカ
バリ時間qをもつデバイスPに対する連続した命令実行
の際、リカバリ時間qを満足するためにソフトウエアに
よってダミー処理用の命令Dを必ず挿入しなければなら
ず、データ処理効率が著しく低下する問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、連続したバスサイクル間にバスサイクルを起動
しないようにダミーステートをバスサイクル長に応じて
挿入することにより、プログラムサイズを増大させるこ
となく、リカバリ時間を持つデバイスに対する連続アク
セスが連続命令の実行によって可能となるとともに、必
要な実行ソフトウエアのみですべてデータ処理を行うこ
とが可能となるデータ処理装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るデータ処理装置は、連続したバスサイ
クル間に挿入する異なるダミーステートを複数記憶する
レジスタと、このレジスタがイネーブル信号によって有
効となっているときレジスタに記憶された各ダミーステ
ートをバスサイクル長に応じて選択してバスサイクル間
に挿入するバス制御部とを設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、バスサイクルの起動によって外
部デバイスのアクセスが行われ、複数の命令が外部に存
在する場合は、バスサイクルが連続して起動され、リカ
バリ時間をもつデバイスに対するアクセス用の命令が連
続していると、バス制御部がレジスタに記憶されたバス
サイクル長に応じたダミーステートを選択し、選択した
1つのダミーステートをバスサイクル間に挿入し、ダミ
ーステートに続いて連続する命令のバスサイクルを実行
する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例のデータ処理装置の構成
を示すブロック図であり、第5図と同一のものには同じ
符号を付してある。
図において、17a〜17nはこの発明のダミーステート記
憶手段を構成するレジスタで、バスサイクル終了後に挿
入するダミーステート数(バスクロックで動作するデー
タ処理装置におけるバスクロック数)をセットする。18
はイネーブル信号で、レジスタ17a〜17nを有効、すなわ
ち、唯一選択されたダミーステート挿入用レジスタから
の出力をバス制御部15に対して有効にするかどうかを決
定する。
19a〜19nはバスサイクル時間に対応した唯一の信号と
なるバスサイクル長認識信号で、バスサイクル長に応じ
てバス制御部15から上記レジスタ17a〜17nに送出され、
上記レジスタ17a〜17nの1つが選択され、バスサイクル
終了後に選択されたダミーステートをバス制御部15が実
行した命令のリカバリ時間を満足するダミーステートを
挿入する。
このように構成されたデータ処理装置において、バス
サイクルの起動によって外部デバイスのアクセスが行わ
れ、複数の命令が外部に存在する場合は、バスサイクル
が連続して起動され、リカバリ時間をもつデバイスに対
するアクセス用の命令が連続していると、ダミーステー
ト挿入手段を構成するバス制御部15がレジスタ17a〜17n
に記憶された1つのダミーステート(それぞれ異なるダ
ミーステート時間がセットされる)をバスサイクル長に
応じて、すなわち入力されるバスサイクル長認識信号19
a〜19nにより選択し、選択した1つのダミーステートを
バスサイクル間に挿入し、ダミーステートに続いて連続
する命令のバスサイクルを実行する。
次に、第2図,第3図を参照しながら第1図の動作に
ついて説明する。
第2図,第3図は、第1図に示したデータ処理装置11
の動作を説明するバスサイクル図である。
これらの図において、A1はデバイスP1をアクセスする
命令Aの命令取り込みバスサイクルを示し、A2はデバイ
スP1をアクセスする命令Aの命令実行バスサイクルを示
し、B1はデバイスP1をアクセスする命令Bの命令取り込
みサイクルを示し、B2はデバイスP1をアクセスする命令
Bの命令実行バスサイクルを示し、q1はデバイスP1のリ
カバリ時間を示し、r1はダミーステート挿入用のレジス
タ17a〜17nによるダミーステート時間を示す。
C1はデバイスP2をアクセスする命令Cの命令取り込み
バスサイクルを示し、C2はデバイスP2をアクセスする命
令Cの命令実行バスサイクル、C3はデバイスP2をアクセ
スする命令Cの命令Cの命令実行バスサイクルを示し、
q2はデバイスP2のリカバリ時間を示し、r2はダミーステ
ート挿入用のレジスタ17a〜17nによるダミーステート時
間を示す。
データ処理装置11の外部に処理すべき命令がある場
合、先ず実行すべき命令を命令データ取込み手段12に取
り込んで、次にどのように実行すれば良いかを命令デコ
ード手段13により解析,判断して、最後に命令実行手段
14により命令を実際に実行することにより、1つの命令
が終了完了する。命令データ取込み手段12,命令デコー
ド手段13,命令実行手段14はすべてバス制御部15の管理
下で動作処理を行う。
また、外部デバイスに対するアクセスは外部に対する
実行が存在する場合には、命令実行段階において行わ
れ、つまりバスサイクルの起動によって外部デバイスの
アクセスが行われる。複数の命令が外部に存在する場合
には、バスサイクルが連続して起動され、複数の命令が
実行されていく。この時、第2図に示すようにリカバリ
時間q1をもつデバイスP1に対するアクセス用の命令が連
続しているとすると、先ず、デバイスP1へのアクセスが
命令実行バスサイクルA2で行われ、その後デバイスP1
リカバリ時間q1以降に次のアクセスとなる命令実行バス
サイクルB2が起動されるようにあらかじめレジスタ17a
に対してダミーステート時間r1をセットしておく。ま
た、デバイスP1に対するアクセスのためバスサイクル長
に対応してバスサイクル長認識信号19a〜19nのうち、バ
スサイクル長認識信号19aがアクティブとなるようにし
ておけば、デバイスP1のアクセス時にのみイネーブル信
号18をアクティブにして、デバイスP1を連続した命令に
よる連続したアクセスで実行できるようになる。
また、第3図に示すように、1つの命令で複数回デバ
イスP2をアクセスする場合にでも、同様に命令実行バス
サイクルC2以降にバス制御部15がダミステートを挿入
し、連続する命令実行バスサイクルC3を開始することが
可能となる。
なお、上記実施例では、ダミーステート数をレジスタ
17a〜17nにセットしておいて、1つのデバイスにアクセ
スした場合にのみリカバリ時間が保持される場合を例に
とって説明したが、この発明はこれに限定されるもので
はなく、複数のレジスタを使用して、各々がバスサイク
ルの長さに準じて、セットされた1つのレジスタのダミ
ステート数が有効となるような構成をとれば、リカバリ
時間をもつ複数のデバイスがアクセス対象可能となる。
このように、バスサイクル長の異なるアクセスによる
複数のリカバリ時間をもつデバイスに対して、入力され
るバスサイクル長認識信号19a〜19nに応じてダミーステ
ートが挿入可能となり、ソフトウエアによるダミーステ
ート処理が不要となる。
次に、第4図を参照しながら、この発明に係るデータ
処理装置におけるダミーステート処理動作について説明
する。
第4図はこの発明に係るデータ処理装置におけるダミ
ーステート処理手順の一例を説明するフローチャートで
ある。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
また、システムとしては、デバイスP1〜Pnとし、各デ
バイスP1〜Pnに対するバスサイクル時間がT1〜Tnとし、
各デバイスP1〜Pnに対するリカバリ時間がq1〜qnと規定
されているものとする。
まず、バスサイクル時間T1〜Tnに対応するダミーステ
ート挿入用のレジスタ17a〜17nにリカバリ時間q1〜qn
満足するダミーステート数をセットする初期化処理を実
行する(1)。
なお、バスサイクル時間およびダミーステート時間
は、一般にバスクロックで動作するデータ処理装置にお
いて、バスクロックの整数倍であるので、例えばバスサ
イクル時間T1がバスクロックの5倍とすると、5バスク
ロックに対応するダミーステート挿入用のレジスタ17a
に「X」がセットされることになる。ただし、5バスク
ロックは、リカバリ時間q1より大きいものでなければな
らない。また、イネーブル信号18はデバイスP1〜Pnがア
クセスされる時のみ、有効となるように外部で調整して
おけば、デバイスP1〜Pn以外のデバイスがアクセスされ
る時にはリカバリ時間を挿入しなくて済む。
次いで、デバイスP1がアクセスされると、命令実行バ
スサイクルA2が起動され (2)、デバイスP1がアクセ
スされ、同時にイネーブル信号18を有効とする
(3)。命令実行バスサイクルA2はバスサイクル時間T1
に等しいので、対応するダミーステート挿入用のレジス
タ17aが選択され (4)、セットしてあるダミーステ
ート数がバス制御部15に引き渡され (5)、バスクロ
ック倍された形でダミーステート時間が稼げることとな
る。次いで、他の処理に移行する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は連続したバスサイク
ル間に挿入する異なるダミーステートを複数記憶するレ
ジスタと、このレジスタに記憶された各ダミーステート
をバスサイクル長に応じて選択してバスサイクル間に挿
入するバス制御部とを設けたので、デバイスにより異な
るリカバリ時間に対応するダミーステートをハードウエ
ア処理により挿入可能となり、リカバリ時間を確実に保
持できる。従って、従来のようなソフトウエアによる個
別のダミーステート処理を記述する必要がなくなり、プ
ログラムサイズの効率化が図られ、必要な実行ソフトウ
エアの処理のみでバスサイクルを構成することができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明はこの発明の一実施例を示すデータ処
理装置の構成を示すブロック図、第2図,第3図は、第
1図に示したデータ処理装置の動作を説明するバスサイ
クル図、第4図はこの発明に係るデータ処理装置におけ
るダミーステート処理手順の一例を説明するフローチャ
ート、第5図は従来のデータ処理装置の構成を示すブロ
ック図、第6図は、第5図に示したデータ処理装置の動
作を説明するバスサイクル図である。 図において、11はデータ処理装置、12は命令データ取込
み手段、13は命令デコード手段、14は命令実行手段、15
はバス制御部、16はデータバス、17a〜17nはレジスタ、
18はイネーブル信号、19a〜19nはバスサイクル長認識信
号である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスサイクルによって外部に対するデータ
    の受け渡しを行うデータ処理装置において、連続した前
    記バスサイクル間にバスサイクルを起動させないダミー
    ステートを複数記憶するレジスタと、このレジスタを有
    効にするイネーブル信号の存在時にバスサイクル長に応
    じたダミーステートを選択して前記バスサイクル間に挿
    入するバス制御部とを具備したことを特徴とするデータ
    処理装置。
JP26700189A 1989-10-12 1989-10-12 デ―タ処理装置 Expired - Lifetime JP2504224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26700189A JP2504224B2 (ja) 1989-10-12 1989-10-12 デ―タ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26700189A JP2504224B2 (ja) 1989-10-12 1989-10-12 デ―タ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03127160A JPH03127160A (ja) 1991-05-30
JP2504224B2 true JP2504224B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=17438681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26700189A Expired - Lifetime JP2504224B2 (ja) 1989-10-12 1989-10-12 デ―タ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504224B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2515200A1 (en) * 2009-12-14 2012-10-24 Fujitsu Limited Arithmetic processing device, information processing device, and method for controlling same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03127160A (ja) 1991-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100733943B1 (ko) 프로세서 시스템, dma 제어 회로, dma 제어 방법,dma 제어기의 제어 방법, 화상 처리 방법, 및 화상처리 회로
JPH0731615B2 (ja) 情報処理装置
JPH03233630A (ja) 情報処理装置
JP2504224B2 (ja) デ―タ処理装置
JPH03201031A (ja) 情報処理装置
JP2798121B2 (ja) データ処理装置
US20070038435A1 (en) Emulation method, emulator, computer-attachable device, and emulator program
JPS60178580A (ja) 命令制御方式
JP2504263B2 (ja) デ―タ処理装置
JP3158107B2 (ja) 浮動小数点状態および制御レジスタ(fpscr)命令を直接実行するための方法および装置
JP2514922B2 (ja) 情報処理装置の性能制御方式
JP2758624B2 (ja) マイクロプログラムの調速方式
JP2001014161A (ja) プログラマブルコントローラ
JP3719241B2 (ja) 演算装置
JPS595354A (ja) デ−タ処理装置
JP2806690B2 (ja) マイクロプロセッサ
JP2927751B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及びスケジューリング装置
JP2825315B2 (ja) 情報処理装置
JPS6221130B2 (ja)
JP2860395B2 (ja) チャネルコマンド先取り制御装置
JPH0317135B2 (ja)
JPS5939766B2 (ja) マルチプレクサチャネル装置
JPH04184658A (ja) 外部デバイス・アクセス方法およびその装置
JPH07104783B2 (ja) パイプライン制御装置
JPH0460858A (ja) 割込アドレス設定制御方式