JPH03201031A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH03201031A
JPH03201031A JP1338594A JP33859489A JPH03201031A JP H03201031 A JPH03201031 A JP H03201031A JP 1338594 A JP1338594 A JP 1338594A JP 33859489 A JP33859489 A JP 33859489A JP H03201031 A JPH03201031 A JP H03201031A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead
    • G06F9/3867Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead using instruction pipelines
    • G06F9/3869Implementation aspects, e.g. pipeline latches; pipeline synchronisation and clocking

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバイブライン制御で動作する情報処理装置に関
し、特に、複数の命令を並列に実行する情報処理装置に
関・する。
〔従来の技術〕
この種の複数の命令を並列に実行する情報処理装置は、
命令制御回路を備えている。命令制御回路における命令
の実行指示は、情報処理装置の種々の資源の確認(例え
ば、レジスタの干渉条件のチエツクや汎用レジスタへの
書込みバス競合など)を行って、全ての実行条件が整っ
たときになされている。この時、実行指示条件が多岐に
わたり、実行指示チエツクの終了まで多数の論理回路を
通る。従って、実行指示チエツクの終了まで長時間かか
っている。
一方、汎用レジスタへの書込みは、その書込みタイミン
グを判定するのに上記命令実行指示を実行するうえで必
要とされるような複雑な論理回路を必要としないので、
短時間で済む。
一般に、高速で動作可能な情報処理装置では、パイプラ
インで動作可能な独立した機能の異なる複数の演算器を
備えている。そして、同じ種類の演算を実行する場合に
は、その演算を実行するための特定の1つの演算器に対
して連続してオペランドを送り込んでパイプライン処理
を行っている。
一方、異なった演算を実行する場合には、それぞれの演
算を実行するための異なった演算器に対してオペランド
を送り込んで、並列に処理を行っている。
ここで、演算器からの演算結果やメモリアクセス命令を
処理するメモリアクセス処理装置からのメモリアクセス
処理結果は、汎用レジスタへの書込みパス上で競合が起
きなければ、1マシンサイクル毎に1命令の実行起動が
なされる。
しかしながら、実際には、メモリアクセス命令を処理す
るメモリアクセス処理装置からのメモリアクセス処理結
果と複数の演算器からの演算結果データは、しばしば、
汎用レジスタへの書込みパス上で同一タイミングになり
、競合することがある。これは、メモリアクセス処理装
置や演算器への実行指示タイミングや、メモリアクセス
処理装置や演算器からの結果の得られるタイミングが違
うためである。そこで、書込みタイミングが競合する2
つの命令をチエツクする競合チエツク回路を設け、それ
ら2つの命令の後ろの命令の実行起動を、競合が起こら
ないタイミングまで遅らせている。
メモリアクセス命令を処理するメモリアクセス処理装置
は、データ・バッファ(キャッシュメモリ)を備えてい
る。従って、目的のデータがデータ・バッファに存在す
れば、即ち、キャツシュヒツトすれば、所定時間で汎用
レジスタにメモリアクセス処理結果を書込むことが出来
る。しかしながら、目的のデータがデータ・バッファに
存在しなければ、キャッシュミスヒツトとして扱われ、
メモリアクセス処理結果が所定時間では得られなくなる
。そこで、従来の命令制御回路は、競合チエツク回路に
メモリアクセス命令用競合チエツク回路を付加え、キャ
ッシュミスヒツトしたデータを主記憶装置から採取して
きた時点で書込みバスを確保しにいき、そのデータを汎
用レジスタに格納している。
尚、メモリアクセス処理装置は、汎用レジスタへのデー
タの履歴を保証する為、与えられた命令の順にしか汎用
レジスタへのデータ供給ができないようになっている。
第2図は従来の情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。乗算回路1、加減算回路2、及び論理演算回路3
は、それぞれ各段が1マシンサイクルで動作するパイプ
ラインで動作可能な演算器である。乗算回路1、加減算
回路2、及び論理演算回路3の各々は、1マシンサイク
ル毎に穴なつたオペランドの演算をパイプライン形式で
処理することができる。この例では、乗算回路1、加減
算回路2、及び論理演算回路3は、7段、4段、及び2
段の演算処理ステージを備えている。各演算に必要なオ
ペランドは、汎用レジスタである演算レジスタ5から人
力オペランドバス101.102を介して与えられる。
演算起動信号が起動制御回路10より送られると、乗算
回路1、加減算回路2、及び論理演算回路3は、それぞ
れ、その時点から7マシンサイクル、4マシンサイクル
、及び2マシンサイクル後に演算結果データを出力する
ことができる。
メモリアクセス処理装置4は、一般によく使用される主
記憶装置12内のデータを高速に供給する為に、データ
・バッファ(キャッシュメモリと呼ぶ)を備えている。
メモリアクセス処理装置4は、メモリアクセス命令に応
答して主記憶装置12から演算レジスタ5にデータを格
納する。この場合、目的のデータがキャッシュメモリに
存在すれば、メモリアクセス命令を受けた時点から、所
定時間(例えば、4マシンサイクル)で演算レジスタ5
にデータが格納される。一方、目的のデータがキャッシ
ュメモリに存在しなければ、主記憶装置12からデータ
を採集してからメモリアクセス処理装置4を経由して演
算レジスタ5にそのデータが格納される。従って、所定
時間では、メモリアクセスデータが演算レジスタ5に格
納されない。
目的のデータがキャッシュメモリに存在しなくて主記憶
装置12からデータを採集してきたとき、そのデータを
そのまま演算レジスタ5に書込んだのでは書込みバス1
03上で競合が生じる場合がある。そのタイミング合せ
のためにバッファ・レジスタがメモリアクセス処理装置
4の出力に設けられている。尚、メモリアクセス命令の
メモリアクセス処理結果は最大6マシンサイクル遅らせ
ることがある。従って、バッファ・レジスタとして6段
のバッファ・レジスタ14−1〜14−6を設けている
切替回路7′は、メモリアクセス処理装置4の出力か6
段のバッファ・レジスタ14−1〜14−6の出力のう
ちのいずれか1つを書込み制御回路11からの第1の選
択制御信号により選択し、第1の選択結果を切替回路6
′に送出する。
切替回路6′は、演算器1〜3からの出力か切替回路7
′からの出力のうちのいずれか1つを書込み制御回路1
1からの第2の選択制御信号により選択し、第2の選択
結果を信号線103を介して演算レジスタ5に供給する
次に、メモリアクセス命令がメモリアクセス処理回路4
においてキャッシュミスヒツトして、主記憶装置12か
ら採集したデータを演算レジスタ5に書込む場合の動作
について説明する。
まず、メモリアクセス命令が命令解読回路8に供給され
、ここで必要な情報がデコードされる。
このデコードされた情報の中で、メモリアクセス処理回
路4の処理所要時間(目的のデータがキャッンユメモリ
内に存在すると仮定した場合の時間)の情報が命令解読
回路8から競合チエツク回路9に供給される。メモリア
クセス命令の実行起動をしても競合が起きないときは、
チエツク完了の信号が競合チエツク回路9から起動制御
回路10に供給されると同時に起動信号が起動制御回路
10からメモリアクセス処理装置ゞ4に送出される。
このとき、メモリアクセス命令のメモリアクセス処理結
果である目的のデータがメモリアクセス処理装置4内の
キャッシュメモリに存在しなければ、メモリアクセス処
理装置4は主記憶装置12へ採集にいく。そして、採集
してきた時点で、メモリアクセス処理装置4はメモリア
クセス命令用競合チエツク回路13へ採集完了情報を送
出する。
メモリアクセス命令用競合チエツク回路13は、この採
集完了情報に応答して、競合チエツク回路9内の情報を
基に採集したデータを演算レジスタ5に書込めるタイミ
ングを探し求める。この書込めるタイミングで、書込み
制御回路11は書込みパス103を確保しにいく。
ここで、書込めるタイミングが2マシンサイクル後であ
ると仮定しよう。この場合、メモリアクセス処理装置4
の出力をバッファ・レジスタ14−1.14−2で2マ
シンサイクルの間持ち廻った後、書込み制御回路11か
らの第1及び第2の選択制御信号により、切替回路7′
がバッファ・レジスタ14−2の出力を、切替回路6′
が切替回路7′の出力を選択するように制御して、演算
レジスタ5にメモリアクセス命令のメモリアクセス処理
結果を格納する。
第3図、第5図は第2図に示された従来の情報処理装置
の動作を説明するための命令列の例を示す。第3図はメ
モリアクセス命令について目的のデータがキャッシュメ
モリ上に存在する場合、第5図はキャッシュメモリ上に
存在しない場合である。
第3図において、命令のは演算レジスタR1の内容と演
算レジスタR2の内容とを乗算し、乗算結果を演算レジ
スタR3に格納することを指示する乗算命令である。命
令■は演算レジスタR4の内容と演算レジスタR5の内
容とを乗算し、乗算結果を演算レジスタR6に格納する
ことを指示する乗算命令である。命令■は演算レジスタ
R7の内容と演算レジスタR8の内容との論理積演算を
実行し、論理積結果を演算レジスタR9に格納すること
を指示する論理積命令である。命令■は、主記憶装置の
100番のアドレスにあるデータM(100)を読み出
し、その読み出されたデータM(100)を演算レジス
タR9に格納することを指示するメモリアクセス命令で
ある。命令■は演算レジスタR11の内容と演算レジス
タR12の内容との論理積演算を実行し、論理積結果を
演算レジスタR13に格納することを指示する論理積命
令である。
第4−A図は、第2図に示された従来の情報処理装置が
第3図に示された命令列を実行した場合のタイムチャー
トを示す。命令の実行起動がマシンサイクル毎に1命令
で、与えられた命令列順にのみ行なえるとする。
この場合、命令■〜■については、起動制御回路10は
、1マシンサイクルずれて乗算回路1゜乗算回路1.論
理演算回路3に演算実行を指示する。その結果、命令■
〜■に対して、7マシンサイクル目、7マシンサイクル
目、2マシンサイクル目に演算結果が求まる。これら演
算結果が求まる次マシンサイクルで、書込み制御回路1
1は、命令■、命令■、及び命令■の演算結果の順に、
演算レジスタ5への書込みを切替回路6′を制御して書
込みパス103を介して行わせる。
ところがメモリアクセス命令である命令■については、
第4−A図の点線に示されるように、タイミング4から
実行起動させると、そのメモリアクセス処理結果が4マ
シンサイクル後のタイミング7で求まり、タイミング8
で書込みが行われる。
このタイミング8は、命令■の演算結果が書込まれるタ
イミングと一致する。命令■をタイミング5から実行起
動させた場合にも、そのメモリアクセス処理結果の書込
みタイミングが命令■の演算結果が書込まれるタイミン
グ9と一致する。従って、命令■に対する実行開始を2
マシンサイクル遅らせ、第4−A図の実線に示されるよ
うに、タイミング6から命令■の演算実行を行わせるこ
とによって、書込みパス103の競合を避けるようにし
ている。
命令■に対しても同様で、タイミング7より2マシンサ
イクル遅らせたタイミグって実行起動させる。
このように、演算命令とメモリアクセス命令との間で書
込みパス103において競合が生じる場合、競合が生じ
る後続命令の実行起動を遅らせている。
第5図において、命令■は主記憶装置の100番のアド
レスにあるデータM(100)を読み出し、その読み出
されたデータM(100)を演算レジスタR1に格納す
ることを指示するメモリアクセス命令である。命令■は
演算レジスタR2の内容と演算レジスタR3の内容との
論理積演算を実行し、論理積結果を演算レジスタR4に
格納することを指示する論理積命令である。命令■は演
算レジスタR5の内容と演算レジスタR6の内容との論
理積演算を実行し、論理積結果を演算レジスタR7に格
納することを指示する論理積命令である。命令■は演算
レジスタR8の内容と演算レジスタR9の内容とを乗算
し、乗算結果を演算レジスタRIOに格納することを指
示する乗算命令である。命令■は演算レジスタR11の
内容と演算レジスタR12の内容とを乗算し、乗算結果
を演算レジスタR13に格納することを指示する乗算命
令である。
第6−A図は、第2図に示された従来の情報処理装置が
第5図に示された命令列を実行した場合のタイムチャー
トを示す。この例においても命令の実行起動がマシンサ
イクル毎に1命令で、与えられた命令列順にのみ行なえ
るとする。
メモリアクセス命令のについては、上述したように、目
的のデータがキャッシュメモリ上に存在しない(キャッ
シュミスヒツトした)ので、第6−A図の点線で示され
たタイミングうで書込みができない。従って、メモリア
クセス処理装置4は、主記憶装置12からデータを採集
する。その採集できたタイミングがタイミング11であ
るとする。
メモリアクセス命令用競合チエツク回路13は、タイミ
ング11の次のタイミング12で書込みパス103を確
保できるか否かのチエラックを行う。
この例では、メモリアクセス命令■より後続命令である
乗算命令■及び■の書込みがそれぞれタイミング12及
び13で行われる。この為、メモリアクセス命令■のメ
モリアクセス処理結果をそのまま書込むとタイミング1
2で書込みバス103の競合が生じる。そこで、競合が
生じないように、書込めるタイミングを確保し、書込め
るタイミングまでメモリアクセス処理結果をバッファ・
レジスタで持ち廻る。この場合、タイミング14で書込
みタイミングを確保し、2マシンサイクルの間、データ
を持ち廻るので、バッファ レジスタ14−1.14−
2を使用する。
尚、命令■については、結果的には命令■がキャッシュ
ミスヒツトしているので、タイミング5で書込みの競合
が起こらず、タイミング3で起動させることができる。
しかし、タイミング3ではメモリアクセス命令のがキャ
ッシュミスヒツトするかどうかがわからないので、書込
みが競合しないように、1マシンサイクル遅らせ、タイ
ミング4で実行起動するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来の情報処理装置では、キャッシュ
ミスヒツトしたメモリアクセス命令のメモリアクセス処
理結果が所定時間では得られないので、競合チエツク回
路にメモリアクセス命令用競合チエツク回路を付は加え
、主記憶装置から採取したキャッシュミスヒツトしたデ
ータを持ち廻るためのバッファ・レジスタを設けている
。そのため、回路規模が大きくなり、制御も複雑になる
という欠点がある。
本発明の課題は、回路規模が小さく、制御も簡単な情報
処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による情報処理装置は、パイプライン化した機能
の異なる複数の演算器と、主記憶装置をアクセスするメ
モリアクセス処理装置と、前記複数の演算器からの演算
結果と前記メモリアクセス処理装置からのメモリアクセ
ス処理結果とが書込まれる複数の汎用レジスタとを有す
る情報処理装置に於いて、前記複数の汎用レジスタへの
書込みサイクルを半マシンサイクルで行い、各1マイン
サイクル中の前半の半マシンサイクル又は後半の半マシ
ンサイクルのどちらか一方を前記演算結果データの書込
みサイクルとし、他方を前記メモリアクセス処理結果の
書込みサイクルとする書込み制御手段を有することを特
徴とする。
〔作 用〕
本発明は、命令の実行にかかる時間に比べて汎用レジス
タの書込み時間が短いという点に着目した。汎用レジス
タへの書込みサイクルを半マシンサイクルで行う。メモ
リアクセス命令を実行してからキャッシュミスヒツト等
による結果が得られるまでの時間が不定のメモリアクセ
ス命令のメモリアクセス処理結果と、演算命令の実行を
開始した時点から所定時間で結果が得られる演算命令の
演算結果との汎用レジスタへの書込みを半マシンサイク
ル毎に交互に行う。これにより、メモリアクセス命令用
競合チエツク回路と、主記憶装置から採取したキャッシ
ュミスヒツトしたデータを持ち廻るためのバッファ・レ
ジスタトが不要になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例による情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
第2図と同様の機能を有するものには同一参照符号を付
し、それらの説明については省略する。
切替回路6は、演算器1〜3からの出力のうちのいずれ
か1つを書込み制御回路11からの選択制御信号により
選択し、その選択結果を切替回路7に供給する。
切替回路7は、1マシンサイクルの前半の半マシンサイ
クルでは切替回路6の選択結果を選択し、後半の半マシ
ンサイクルではメモリアクセス処理装置4の出力を選択
し、その選択結果を信号線103を介して演算レジスタ
5に格納する。
各命令は、機能分担された命令処理回路を流れていく。
命令には、演算命令とメモリアクセス命令とがある。
命令が演算命令であるとしよう。この場合、演算命令が
命令解読回路8に供給される。命令解読回路8は、その
演算命令をデコードして、演算バイブライン所要時間の
情報を競合チエツク回路9に送出する。競合チエツク回
路9は、この演算命令を実行起動しても競合が起きない
とき、チエツク完了信号を起動制御回路10へ送出する
。このチエツク完了信号に応答して、起動制御回路10
は、起動信号を演算命令に対応する演算器へ供給する。
この時、起動制御回路10は起動信号を競合チエツク回
路9へも送る。また、起動信号は、書込み制御回路11
へも供給される。この起動信号に応答して、書込み制御
回路11は、演算命令の演算結果が得られるタイミング
で切替回路6に対してその演算結果が得られる演算器を
選択させる。
命令がメモリアクセス命令であるとしよう。メモリアク
セス命令は命令解読回路8に供給される。
上述したように、メモリアクセス命令のメモリアクセス
処理結果と演算命令の演算結果とは演算レジスタ5への
書込みタイミングが違う。従って、演算レジスタ5への
書込みバス103上での競合が起こらない。その為、競
合チエツクを必要としない。これ故に、命令解読回路8
は起動指示の情報を起動制御回路10へ送出する。この
起動指示の情報に応答して、起動制御回路10は起動信
号をメモリアクセス処理装置4へ送る。
演算レジスタ5へのデータの履歴を保証する為、キャッ
シュメモリのヒツト・ミスヒツトに関係なく、与えられ
た命令順に書込みパス103を介して演算レジスタ5ヘ
データが戻ってくる。
第4−B図は、第1図に示された本実施例の情報処理装
置が第3図に示された命令列を実行した場合のタイムチ
ャートを示す。命令の実行起動がマシンサイクル毎に1
命令で、与えられた命令列順にのみ行なえるとする。
この場合、命令■〜■については、起動制御回路10は
、1マシンサイクルずれて乗算回路1゜乗算回路1.論
理演算回路3に演算実行を指示する。その結果、命令■
〜■に対して、7マシンサイクル目、7マシンサイクル
目、2マシンサイクル目に演算結果が求まる。これら演
算結果が求まる次マシンサイクルで、書込み制御回路1
1は、命令■、命令■、及び命令■の演算結果の順に、
演算レジスタ5への書込みを切替回路6を制御して切替
回路7及び書込みバス103を介して行わせる。
この場合、演算レジスタ5へ格納される演算結果の命令
順が変わっても何等問題ない。
メモリアクセス命令である命令■については、演算命令
■の演算結果の書込みタイミングが半マシンサイクルで
分れているので、タイミング4から実行起動させても、
演算レジスタ5への書込みパス10Bで競合が生じない
。従って、後続命令は、実行起動が遅れることなく、マ
シンサイクル毎に1命令づつ実行起動がなされる。
第6−B図は、第1図に示された本実施例の情報処理装
置が第5図に示された命令列を実行した場合のタイムチ
ャートを示す。この例においても命令の実行起動がマシ
ンサイクル毎に1命令で、与えられた命令列順にのみ行
なえるとする。
メモリアクセス命令■については、上述したように、目
的のデータがキャッシュメモリ上に存在しない(キャッ
シュミスヒツトした)ので、メモリアクセス処理装置4
は、主記憶装置12からデータを採集する。
後続の演算命令■については、メモリアクセス命令■と
書込みタイミングが半マシンサイクルで分れているので
、演算レジスタ5への書込みバス10Bで競合が生じな
い。従って、従来のようにバッファ・レジスタでデータ
を持ち廻ることなく、タイミング11で書込みが行なえ
る。
又、演算命令■についても、メモリアクセス命令■と書
込みタイミングが半マシンサイクルで分れているので、
演算レジスタ5への書込みパス103で競合が生じない
。従って、演算命令■をタイミング3で起動させること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、複数の汎用レジスタと
パイプライン化した機能の異なる複数の演算器とメモリ
アクセス処理装置を有する情報処理装置に於いて、複数
の演算器の各々において、演算を実行するのに必要なパ
イプライン段数が異なる場合、各演算器からの演算結果
を書込み制御回路からの信号で選択できる第1の切替回
路と、この第1の切替回路の選択結果かメモリアクセス
処理装置のメモリアクセス処理結果を半マシンサイクル
で交互に選択する第2の切替回路とを備えることにより
、演算器からの演算結果とメモリアクセス処理装置から
のメモリアクセス処理結果の汎用レジスタへの書込みバ
ス上での競合がなくなる。これにより、従来の情報処理
装置において必要であった、メモリアクセス命令用競合
チエツク回路と主記憶装置から採取したキャッシュミス
ヒツトしたデータを持ち廻るためのバッファ・レジスタ
が不要になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による情報処理装置の構成を
示すブロック図、第2図は従来の情報処理装置の構成を
示すブロック図、第3図はメモリアクセス命令がキャツ
シュヒツトしたと仮定した命令列を示す図、第4−A図
は第3図の命令列を第2図の従来の情報処理装置で実行
した場合のタイムチャート、第4−B図は第3図の命令
列を第1図の本発明の情報処理装置で実行した場合のタ
イムチャート、第5図はメモリアクセス命令がキャッシ
ュミスヒツトしたと仮定した命令列を示す図、第6−A
図は第5図の命令列を第2図の従来の情報処理装置で実
行した場合のタイムチャート、第6−B図は第5図の命
令列を第1図の本発明の情報処理装置で実行した場合の
タイムチャートである。 1・・・乗算回路、2・・・加減算回路、3・・・論理
演算回路、4・・・メモリアクセス処理回路、5・・・
演算レジスタ、6,7・・・切替回路、8・・・命令解
読回路、9・・・競合チエツク回路、10・・・起動制
御回路、11・・・書込み制御回路、12・・・主記憶
装置、102゜102・・・オペランド供給パス、10
3・・・結果格納バス(書込みパス)。 第3図 第4−A図 第4−B図 ■R4−R2&R3 ■R7−R5,&R6 ■R10−R8XR9 ■R13−Rl1xR12 第6−A図 第6−B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パイプライン化した機能の異なる複数の演算器と、
    主記憶装置をアクセスするメモリアクセス処理装置と、
    前記複数の演算器からの演算結果と前記メモリアクセス
    処理装置からのメモリアクセス処理結果とが書込まれる
    複数の汎用レジスタとを有する情報処理装置に於いて、
    前記複数の汎用レジスタへの書込みサイクルを半マイン
    サイクルで行い、各1マインサイクル中の前半の半マイ
    ンサイクル又は後半の半マインサイクルのどちらか一方
    を前記演算結果の書込みサイクルとし、他方を前記メモ
    リアクセス処理結果の書込みサイクルとする書込み制御
    手段を有することを特徴とする情報処理装置。 2、前記複数の演算器からの演算結果の1つを前記書込
    み制御手段からの選択制御信号で選択し、第1の選択結
    果を出力する第1の切替回路と、該第1の選択結果か前
    記メモリアクセス処理結果を半マインサイクルで交互に
    選択し、第2の選択結果を前記汎用レジスタへ供給する
    第2の切替回路とを有する請求項1記載の情報処理装置
JP1338594A 1989-12-28 1989-12-28 情報処理装置 Expired - Lifetime JP3035828B2 (ja)

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