JPH06161974A - マルチcpuボードの診断方法 - Google Patents

マルチcpuボードの診断方法

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Publication number
JPH06161974A
JPH06161974A JP4313563A JP31356392A JPH06161974A JP H06161974 A JPH06161974 A JP H06161974A JP 4313563 A JP4313563 A JP 4313563A JP 31356392 A JP31356392 A JP 31356392A JP H06161974 A JPH06161974 A JP H06161974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
board
diagnostic
cpus
rom
Prior art date
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Pending
Application number
JP4313563A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kosaka
達雄 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各CPU用のROMを持たないマルチCPUボ
ードにおいて、CPUボード単体での診断を実行できる
ようにする。 【構成】メインとなるCPU1にのみ診断プログラムを
入れたブートROM4を持たせ、CPU2、3について
は、共通RAM5または6から順次診断プログラムを転
送し、転送後リセット信号を発生させて次のCPUを起
動させる操作を繰り返し、全てのCPUで診断プログラ
ムを起動させるための環境が整った時点で、外部のデー
タ端末10からCPU1に診断コマンドを送るようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば産業機械用コ
ントローラなどに使用されるマルチCPUボードに関
し、詳しくはマルチCPUボードのシステム診断方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種のCPUボードを使った
制御システムの機能的な構成を示したブロック図であ
る。この制御システムは、CPUボード11、ROMボ
ード12、RAMボード13およびI/O14から構成
され、バス15を介して相互に接続されている。このよ
うなシステムでは、メモリチェック、I/Oチェック等
のシステム診断を実行するため、通常は診断プログラム
をROMボード12中に存在させている。ただし、CP
Uボード11単体では診断ができないので、CPUボー
ド上のシステム立ち上げ用のブートROMに診断プログ
ラムを入れて実行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、さらに高度な制
御が要求されるシステムにおいては、基板上に複数のC
PUを実装したマルチCPUボードが使用される。とこ
ろが、CPUの構成が複雑、大規模になってくると、各
CPUごとに、そのCPUバスに接続されるROMを持
たないと、診断を実行することができないことになる。
したがって、マルチCPUボード上に各CPU用のRO
Mを実装するスペースを確保できない場合には、CPU
ボード単体での診断ができないという問題点があった。
【0004】この発明は、各CPUごとのROMを追加
することなく、CPUボード全体の診断を行うことがで
きるマルチCPUボードの診断方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
め、この発明に係わるマルチCPUボードの診断方法に
おいては、リセット信号により起動した1つのCPU
が、他のCPUのための診断プログラムを共通RAMに
転送する手順と、新たなリセット信号を発生して前記他
のCPUを起動させる手順を、全てのCPUで診断プロ
グラムを起動させるための環境が整うまで繰り返し、前
記環境が整った時点で、外部からメインのCPUに診断
コマンドを送るようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】メインとなるCPUにのみ診断プログラムを入
れたROMを持たせ、その他のCPUに対しては、各C
PU間の共通RAMから順次診断プログラムを転送し、
転送後リセット信号を発生させて次のCPUを起動させ
ていく。そして、全てのCPUについて、自分自身で診
断プログラムを起動させるための環境が整った時点で、
メインとなるCPUに外部ターミナルから診断コマンド
を送り、対話形式等により各種の診断を行う。これによ
れば、最少限のROMでボード全体の診断を行うことが
可能となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係わるマルチCPUボード
の診断方法の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は、この発明に係わるマルチCPUボ
ードの診断方法を適用したマルチCPUボードの機能的
な構成を示すブロック図である。
【0009】このマルチCPUボードにおいて、CPU
バス7上にはメインとなるCPU1とブートROM4が
接続され、CPUバス8にはCPU2が、CPUバス9
にはCPU3がそれぞれ接続されている。共通RAM5
および6は前記CPUバス間に接続され、CPU1〜3
間で相互にデータの転送ができるように構成されてい
る。また、CPUバス7には、パソコン等のデータ端末
10が接続され、ボードに対して診断コマンド等を送る
ことができるようになっている。
【0010】次に、上記マルチCPUボードにおいて、
診断プログラムを転送してボード全体の診断を行う場合
の処理の流れを図2のフローチャートを用いて説明す
る。
【0011】まず、ボードの電源投入により(ステップ
101)、CPU1がリセットされる(ステップ10
2)。このとき、他のCPUにはリセットがかからない
ようにする。次に、CPU1はブートROM4からCP
U2、3の診断プログラムとイニシャルプログラムを取
り出し、共通RAM5に転送する(ステップ103)。
続いて、CPU1はリセット信号を発生してCPU2に
リセットをかける(ステップ104)。これでCPU2
が起動することになる。CPU2は自分自身のイニシャ
ル処理を実行した後、CPU3の診断プログラムとイニ
シャルプログラムを共通RAM6に転送する(ステップ
105)。続いて、CPU2はリセット信号を発生して
CPU3にリセットをかける(ステップ106)。これ
でCPU3が起動することになる。これにより、3つの
CPUが自分自身で診断プログラムを起動できる環境が
整ったことになる。次に、データ端末10からの診断コ
マンドをCPU1で受け取り、どのCPUに対してのコ
マンドかを解析する。そして、そのコマンドを共通RA
Mを通じて各CPUへ転送し、各種の診断項目を対話形
式を実行する(ステップ107)。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
マルチCPUボードの診断方法においては、メインとな
るCPUにのみ診断プログラムを入れたROMを持た
せ、その他のCPUに対しては、各CPU間の共通RA
Mから順次診断プログラムを転送し、転送後リセット信
号を発生させて次のCPUを起動させる操作を繰り返
し、全てのCPUで診断プログラムを起動させるための
環境が整った時点で、外部からメインのCPUに診断コ
マンドを送るようにしたため、各CPU用のROMを持
たないマルチCPUボードでも、1つのCPUバスにR
OMが接続されていれば、CPUボード全体の診断を行
うことができる。
【0013】また、1つのCPUバスに接続されたデー
タ端末により、全てのCPUについての診断を対話形式
で実行することができる。
【0014】さらに、各CPUごとに診断のためのRO
Mを追加する必要がないので、基板の小型化、低コスト
化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチCPUボードの機能的な構成を示すブロ
ック図。
【図2】診断プログラムを転送してボード全体の診断を
行う場合の処理の流れを示すフローチャート。
【図3】CPUボードを使った制御システムの機能的な
構成を示したブロック図。
【符号の説明】
1〜3…CPU、4…ブートROM、5、6…共通RA
M、7〜9…CPUバス、10…データ端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のCPUにより構成されるマルチCP
    Uボードにおいて、 リセット信号により起動した1つのCPUにより、他の
    CPUのための診断プログラムを共通RAMに転送する
    手順と、 新たなリセット信号を発生して前記他のCPUを起動さ
    せる手順と、 を含み、全てのCPUで診断プログラムを起動させるた
    めの環境が整った時点で、外部からメインのCPUに診
    断コマンドを送るようにしたことを特徴とするマルチC
    PUボードの診断方法。
JP4313563A 1992-11-24 1992-11-24 マルチcpuボードの診断方法 Pending JPH06161974A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215947A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Hitachi Ltd 複数インタフェースを有する記憶装置、および、その記憶装置の制御方法
JP2008118587A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 電子装置および画像処理装置
US7882206B2 (en) 2003-01-24 2011-02-01 Hitachi, Ltd. Storage device system and storage device system activating method

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