JP2869311B2 - 油圧アクチュエータ用のバルブ制御装置 - Google Patents

油圧アクチュエータ用のバルブ制御装置

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JP2869311B2 JP5267876A JP26787693A JP2869311B2 JP 2869311 B2 JP2869311 B2 JP 2869311B2 JP 5267876 A JP5267876 A JP 5267876A JP 26787693 A JP26787693 A JP 26787693A JP 2869311 B2 JP2869311 B2 JP 2869311B2
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耕一 原田
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    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
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    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
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    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/439Automatic repositioning of the implement, e.g. automatic dumping, auto-return

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等の機械に用
いられる油圧回路における油圧アクチュエータ用のバル
ブ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種、油圧アクチュエータ用のバルブ制御装置のなか
には、アクチュエータを作動させるためのメインバルブ
のパイロット室にパイロットポンプからのパイロット圧
油を供給すべく形成されるパイロット油路に、前記メイ
ンバルブを自動制御するための自動制御用切換えバルブ
と、手動制御するための手動制御用切換えバルブとを設
けて、手動−自動制御がそれぞれできるように構成した
ものがある。ところで、このようなものでは、手動制御
用切換えバルブを切換える手動制御操作時において、ア
クチュエータが予め設定される設定限界状態になったこ
とにオペレータが気付かず、手動操作がそのまま維持さ
れることが有り、そうすると、メインバルブには圧油供
給がそのまま続行される惧れが有る。
【0003】そこで、アクチュエータが予め設定される
設定限界状態になることに伴い切換えられてこれ以上の
メインバルブへの圧油供給を停止すべくパイロット油路
を切換える手動限界時用切換えバルブを設けることが提
唱されている。しかしながら従来のものは、図12に示
すような油圧回路になっていた。ここで、51はメイン
ポンプ、52はパイロットポンプ、53はこれらポンプ
51、52を駆動するための原動機(駆動機構)、54
はアクチュエータ(油圧シリンダ)、55はメインポン
プ51からアクチュエータ54に至るメイン油路中に設
けられるメインバルブ、56はアクチュエータ54の伸
縮長さ検知をするストロークセンサ、57は制御部、5
8、59は制御部57からの自動制御指令に基づいて切
換わる自動制御用切換えバルブ、60は手動制御用切換
えバルブ、61は油タンク、62は手動制御用切換えバ
ルブ60が操作されたことの検知をする手動操作検知セ
ンサである。そして該従来のものでは、手動操作時に、
アクチュエータ54が予め設定される設定限界状態にな
ることの検知に伴う制御部57からの制御指令で切換え
られてこれ以上のメインバルブ55への圧油供給を停止
すべくパイロット油路の切換えをする手動限界時用切換
えバルブ63、64は、手動制御用切換えバルブ60か
らメインバルブ55の各パイロット室55a、55bに
至るパイロット油路中に設けられており、通常では、手
動制御用切換えバルブ60からパイロット室55a、5
5bにパイロット圧油が供給される状態に切換わってい
るが、前記設定限界状態になったとき、パイロット圧油
の供給が断たれ、パイロット室55aまたは55bに供
給された圧油が油タンク61に排出される状態に切換わ
るようになっている。ところで従来のものでは、手動限
界時用切換えバルブ63、64が手動制御用切換えバル
ブ60からメインバルブ55の各パイロット室55a、
55bに至るパイロット油路中に設けられている結果、
一つのアクチュエータに対してどうしても一対が必要に
なり、このため、特に、手動-自動切換えがあるものに
用いた場合に、手動-自動切換えのための分岐油路に設
けられる切換えバルブも必要で、どうしても部品点数が
多くなって構造が複雑化し、コストアップにもなるとい
う問題が有る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる油圧アク
チュエータ用のバルブ制御装置を提供することを目的と
して創案されたものであって、アクチュエータを作動さ
せるためのメインバルブのパイロット室にパイロットポ
ンプからのパイロット圧油を供給すべく形成されるパイ
ロット油路に、前記メインバルブを自動制御するための
自動制御用切換えバルブと、手動制御するための手動制
御用切換えバルブとを設けて、手動−自動制御がそれぞ
れできるように構成してなる油圧アクチュエータ用のバ
ルブ制御装置において、前記パイロット油路に、手動制
御時にアクチュエータが予め設定される設定限界状態に
なったことに伴い切換えられてこれ以上のメインバルブ
への圧油供給を停止すべくパイロット油路を切換える手
動限界時用切換えバルブを設けるにあたり、該手動限界
時用切換えバルブは、パイロットポンプから手動制御用
切換えバルブに至るパイロット油路中で、かつ前記自動
制御用切換えバルブに対して直列に配して、パイロット
油路を、手動限界時用切換えバルブ、自動制御用切換え
バルブ、手動制御用切換えバルブを経由してメインバル
ブのパイロット室に至る手動パイロット油路と、手動限
界時用切換えバルブ、自動制御用切換えバルブを経由し
て手動制御用切換えバルブを経ることなくメインバルブ
のパイロット室に至る自動パイロット油路とで構成した
ことを特徴とするものである。また本発明は、複数のア
クチュエータをそれぞれ作動させるためのメインバルブ
の各パイロット室にパイロットポンプからのパイロット
圧油をそれぞれ供給すべく形成されるパイロット油路
に、前記メインバルブをそれぞれ自動制御するための
自動制御用切換えバルブと、それぞれ手動制御するため
の手動制御用切換えバルブとを設けて、手動−自動制御
がそれぞれできるように構成してなる油圧アクチュエー
タ用のバルブ制御装置において、前記パイロット油路
に、手動制御時にアクチュエータが予め設定される設定
限界状態になったことに伴い切換えられてこれ以上のメ
インバルブへの圧油供給を停止すべくパイロット油路を
切換える手動限界時用切換えバルブをそれぞれ設けるに
あたり、該手動限界時用切換えバルブは、パイロット
ポンプから各手動制御用切換えバルブに分岐される分岐
位置から各対応する手動制御用切換えバルブに至るパイ
ロット油路中で、かつ前記各対応する自動制御用切換え
バルブに対して直列に配して、パイロット油路を、手動
限界時用切換えバルブ、自動制御用切換えバルブ、手動
制御用切換えバルブを経由してそれぞれのメインバルブ
のパイロット室に至る手動パイロット油路と、手動限界
時用切換えバルブ、自動制御用切換えバルブを経由して
手動制御用切換えバルブを経ることなくそれぞれのメイ
ンバルブのパイロット室に至る自動パイロット油路とで
構成したにそれぞれ配したことを特徴とするものであ
る。このものにおいて、複数の手動制御用切換えバルブ
は一つのバルブアッシーに設けられたものとし、該バル
ブアッシーには、パイロットポンプ側に接続されるポン
プポートが各手動制御用切換えバルブに対応して設けら
れていることを特徴とするものである。さらにこのもの
において、バルブアッシーには一対の手動制御用切換え
バルブと、該各手動制御用切換えバルブに対応する一対
のポンプポートとが設けられていることを特徴とするも
のである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、手動
制御時にアクチュエータが予め設定される設定限界状態
になったときに、メインバルブへの圧油供給を停止すべ
くパイロット油路を切換えるために設けられる手動限界
時用切換えバルブを、一つのアクチュエータに対して一
つで対応できるようにしたものでありながら、制御用切
換えバルブの数を低減できるようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油
圧ショベル1は、クローラ式の走行部2、該走行部2の
上方に旋回自在に支持される旋回部3、該旋回部3の前
部に連結される作業部4を備えており、これらの基本構
成は何れも従来通りである。
【0007】前記作業部4は、ブーム5、アーム6、バ
ケット7等の各部から構成されており、そしてアームシ
リンダ8、ブームシリンダ9、バケットシリンダ10等
の各種油圧シリンダ11の伸縮作動に基づいて作業を行
うことになるが、これら油圧シリンダ11が本発明のア
クチュエータに相当するものとし、この作動切換えを行
うバルブ制御装置に本発明が実施されている。
【0008】つまり、前記油圧シリンダ11は、それぞ
れ対応するメインバルブ12の切換え作動に基づいて、
メインポンプ13からシリンダ伸長側、あるいはシリン
ダ縮小側に至る油路が開閉され、これによって伸縮作動
を行うようになっているが、これらメインバルブ12は
スプリング中立復帰型の六ポート三位置切換えバルブで
あって、その切換え作動はパイロット圧油によって行わ
れるようになっており、そしてこのパイロット圧油の供
給は、後述するように、操作レバー等の手動操作具14
の操作による手動制御と、パイロット制御部15からの
指令による自動制御とが行えるように構成されている。
【0009】前記パイロット圧油の供給について、ブー
ムシリンダ9のメインバルブ12の場合を例として説明
すると、メインバルブ12の伸長側、縮小側の各パイロ
ット室12E、12Rと、パイロットポンプ16と、油
タンク17とのあいだには、第一、第二、第三の切換え
バルブ18、19、20が設けられている。ここで、第
一切換えバルブ18(本発明の手動制御用切換えバルブ
に相当する)は、伸長側第一切換えバルブ18Eと縮小
側第一切換えバルブ18Rとからなり、そして前記手動
操作具14の操作量に応じて該操作された側の第一切換
えバルブ18Eまたは18Rが択一的に切換えられるよ
うに構成されている。一方、第二切換えバルブ19(本
発明の自動制御用切換えバルブに相当する)、第三切換
えバルブ20(本発明の手動限界時用切換えバルブに相
当する)は、何れもパイロット制御部15からの制御指
令に基づいて切換えられる二位置切換え型の電磁バルブ
であって、このうち第二切換えバルブ19は、伸長側第
二切換えバルブ19Eと縮小側第二切換えバルブ19R
とから構成されている。
【0010】さらに、前記第二、第三切換えバルブ1
9、20は、パイロットポンプ16から第一切換えバル
ブ18に至る油路中に、パイロットポンプ16側から第
三切換えバルブ20、縮小側第二切換えバルブ19R、
伸長側第二切換えバルブ19Eの順で直列状に配されて
いるが、これら各切換えバルブ18、19、20の各ポ
ートは、次のように連結されている。つまり、第三切換
えバルブ20のポート20a、20b、20cは、パイ
ロットポンプ16、油タンク17、第二切換えバルブ1
9Rのポート19Raにそれぞれ連結されている。ま
た、第二切換えバルブ19Rのポート19Rb、19R
c、19Rdは、油タンク17、第二切換えバルブ19
Eのポート19Ea、パイロット室12Rにそれぞれ連
結されている。一方、第二切換えバルブ19Eのポート
19Eb、19Edは、油タンク17、パイロット室1
2Eにそれぞれ連結されており、またポート19Ec
は、途中で分岐して第一切換えバルブ18E、18Rの
各ポート18Ea、18Raに至る油路に連結されてい
る。さらに、第一切換えバルブ18Eのポート18E
b、18Ecは、それぞれ油タンク17、パイロット室
12Eに連結されているが、ポート18Ecからパイロ
ット室12Eに至る油路は、前記第二切換えバルブ19
Eのポート19Edからパイロット室12Eに至る油路
と中途部で合流しており、該合流点にはシャトル弁21
Eが設けられている。また、第一切換えバルブ18Rの
ポート18Rb、18Rcは、それぞれ油タンク17、
パイロット室12Rに連結されているが、ポート18R
cからパイロット室12Rに至る油路は、前記第二切換
えバルブ19Rのポート19Rdからパイロット室12
Rに至る油路と中途部で合流しており、該合流点にはシ
ャトル弁21Rが設けられている。そしてこの様にし
て、第三切換えバルブ20は、パイロットポンプ16か
ら第一切換えバルブ18に至るパイロット油路中で、か
つ前記第二切換えバルブ19に対して直列に配されるこ
つになって、パイロット油路を、第三切換えバルブ2
0、第二切換えバルブ19、第一切換えバルブ18を経
由してメインバルブ12のパイロット室12E、12R
に至る手動用のパイロット油路と、第三切換えバルブ2
0、第二切換えバルブ19を経由して第一切換えバルブ
18を経ることなくメインバルブ12のパイロット室に
12E、12Rに至る自動用のパイロット 油路とが構成
されている。
【0011】次に、前記各切換えバルブ18、19、2
0の弁路切換え作動について説明する。第一切換えバル
ブ18は、前述したように、操作レバー14を操作した
側の第一切換えバルブ18Eまたは18Rが択一的に切
換えられるようになっているが、該切換えられた側にお
いて、第二切換えバルブ19Eからパイロット室12E
または12Rに通じる弁路が閉から開成状態に切換えら
れ、かつパイロット室12Eまたは12Rから油タンク
17に通じる弁路が開から閉成状態に切換えられるよう
になっている。ここで、22E、22Rは第一切換えバ
ルブ18E、18Rからシャトル弁21E、21Rに至
る油路にそれぞれ設けられる圧力スイッチであって、該
圧力スイッチ22E、22Rは一定以上のパイロット圧
が働いた場合にこれを検知して検知信号をパイロット制
御部15に出力する構成になっており、そして該圧力ス
イッチ22E、22Rからの検知信号が入力されると、
パイロット制御部15は手動制御状態であると判断して
手動制御を自動制御に優先するように設定されている。
【0012】一方、第二切換えバルブ19E、19R
は、前述したようにパイロット制御部15からの指令に
基づいて切換わるが、このものは、パイロット制御部1
5の指令が手動から自動制御状態に切換わった場合に、
伸長側、縮小側第二切換えバルブ19E、19Rのうち
ブームシリンダ9の伸縮作動に対応する側の第三切換え
バルブ19Eまたは19Rのみが切換わるようになって
いる。そしてこれが伸長側第三切換えバルブ19Eであ
る場合には、第二切換えバルブ19Rと第一切換えバル
ブ18E、18Rとを連通する弁路が開成状態で、かつ
パイロット室12Eから油タンク17に通じる弁路が開
成状態となった第一位置から、第二切換えバルブ19R
からパイロット室12Eに通じる弁路が開成状態で、か
つ第一切換えバルブ18E、18Rから油タンク17に
通じる弁路が開成状態となった第二位置に切換わるよう
になっている。また、縮小側第二切換えバルブ19Rで
ある場合には、第三切換えバルブ20と第二切換えバル
ブ19Eとを連通する弁路が開成状態で、かつパイロッ
ト室12Rから油タンク17に通じる弁路が開成状態と
なった第一位置から、第三切換えバルブ20からパイロ
ット室12Rに通じる弁路が開成状態で、かつ第二切換
えバルブ19Eから油タンク17に通じる弁路が開成状
態となった第二位置に切換わるようになっている。
【0013】また、第三切換えバルブ20は、パイロッ
ト制御部15から後述する限界停止指令が出力された場
合に、パイロットポンプ16から第二切換えバルブ19
Rに通じる弁路が開成状態で、かつ第二切換えバルブ1
9Rから油タンク17に通じる弁路が閉成状態となった
第一位置から、パイロットポンプ16から第二切換えバ
ルブ19Rに通じる弁路が閉成状態で、かつ第二切換え
バルブ19Rから油タンク17に通じる弁路が開成状態
となった第二位置に切換えられるようになっている。
【0014】一方、23はブームシリンダ9に設けられ
るストロークセンサであって、該ストロークセンサ23
の検知信号は前記パイロット制御部15に入力されるよ
うになっている。そしてパイロット制御部15は、圧力
スイッチ22Eまたは22Rからの検知信号が入力され
ている手動制御状態において、ストロークセンサ23か
ら入力される検知値が予め設定されるブームシリンダ9
の伸縮限界値(該伸縮限界値は、オペレータが設定器等
の調整によって所望の値に任意に変更調整できるように
なっている。)に達した場合に、第三切換えバルブ20
に対して限界停止指令を出力するようになっており、そ
して該限界停止指令が出力された場合に、前述したよう
に第三切換えバルブ20は第一位置から第二位置に切換
えられるよう設定されている。因みに、パイロット制御
部15は、前記限界停止指令によって第二位置に切換え
られた第三切換えバルブ20に対して、圧力スイッチ2
2Eまたは22Rからの検知信号の入力がなくなったと
きに、第二位置から第一位置に復帰するよう限界停止解
除指令を出力するように設定されている。
【0015】次に、アームシリンダ8、バケットシリン
ダ10用の各メインバルブへのパイロット圧油の供給に
ついて説明すると、これらメインバルブの各パイロット
室と、パイロットポンプ、油タンクとのあいだには、前
記ブームシリンダ9のものと同様の第一、第二、第三の
切換えバルブ、シャトル弁、圧力スイッチが設けられて
おり、さらに、これらの接続についても前記ブームシリ
ンダ9の場合と同様であるため、詳細な説明および図示
は省略するが、この場合に、パイロットポンプ16から
アームシリンダ用第三切換えバルブ24、およびパイロ
ットポンプ16からバケットシリンダ用第三切換えバル
ブ25に至る油路は、パイロットポンプ16から前記ブ
ームシリンダ用第三切換えバルブ20に至る油路の中途
部からそれぞれ分岐する状態で設けられている。尚、図
中、26は原動機(駆動機構)、27は油タンクであ
る。
【0016】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、アームシリンダ8、ブームシリンダ9、バケット
シリンダ10等の油圧シリンダ11の伸縮作動は、それ
ぞれ対応する各メインバルブ12の切換え作動に基づい
て行われることになるが、これらメインバルブ12を切
換えるためのパイロット圧油の供給は、手動制御または
自動制御によって行われることになる。この制御につい
て、図2〜図4に示す油圧回路図に基づいてブームシリ
ンダ9の場合を説明すると、例えば操作レバー14を縮
小側に操作した場合、第一切換えバルブ18Rが切換わ
って、第二切換えバルブ19Rからパイロット室12R
に通じる弁路が開成状態となる。これによって、パイロ
ットポンプ16から第三切換えバルブ20、第二切換え
バルブ19R、19E、第一切換えバルブ18Rを経て
パイロット室12Rにパイロット圧油が供給され、メイ
ンバルブ12がシリンダ縮小側に切換わると共に、圧力
スイッチ22Rからの検知信号がパイロット制御部15
に入力され、パイロット制御部15は手動制御状態であ
ると判断することになる。
【0017】一方、パイロット制御部15は、手動操作
具14の操作がなされず、かつ自動制御スタータスイッ
チ28がON操作された場合に、自動制御状態であると
の判断をするが、この様な自動制御状態において、その
制御指令内容が、例えばブームシリンダ9を伸長する指
令であった場合、第二切換えバルブ19Eに対して第二
切換えバルブ19Rからパイロット室12Eに至る弁路
が開成状態となる第二位置に切換えるよう制御指令が出
力され、これによって、パイロットポンプ16から第
三、第二切換えバルブ19R、19Eを経てパイロット
室12Eにパイロット圧油が供給されて、メインバルブ
12がシリンダ伸長側に切換わることになる。
【0018】さらに、前記シリンダ長を縮小させようと
する手動制御中に、パイロット制御部15においてスト
ロークセンサ23からの検知値が予め設定される縮小限
界値であると判断された場合、パイロット制御部15か
ら第三切換えバルブ20に対して限界停止指令が出力さ
れ、これによって第三切換えバルブ20が第一位置から
第二位置に切換わって、パイロットポンプ16から第一
切換えバルブ18Rに至る油路が閉成状態となり、パイ
ロット室12Rへのパイロット圧油への供給が断たれ、
メインバルブ12は中立位置に復帰することになる。
尚、パイロット制御部15は、メインバルブ12が中立
位置に復帰することに伴って圧力スイッチ22Rからの
検知信号の入力がなくなった場合に、第三切換えバルブ
20に対して限界停止解除指令を出力することになり、
該指令を受けた第三切換えバルブ20は、第二位置から
第一位置に復帰することになる。
【0019】因みに、第三切換えバルブ20の第一位置
から第二位置の切換え作動については、即座に切換える
構成、あるいは徐々に切換える構成の何れを採用するこ
ともでき、そして前者を採用したときには瞬間的な停止
を行うことができ、後者を採用したときには、メインバ
ルブ12の停止位置への復帰はある時間を持って徐々に
なされることになり、これに対応してブームシリンダ9
は、徐々に減速しそして停止することになる。この場合
に、ストロークセンサ23からの検知値に基づき、予め
設定される伸縮限界値に達する少し前位置(該位置の設
定も自由にできればさらに都合が良い)から余裕を持っ
て減速をするように減速始点位置を演算し、該減速始点
位置から減速をし、伸縮限界値で停止するように構成す
ることもでき、この様にしたときには、衝撃のない円滑
な停止をすることができる。
【0020】この様に、本発明が実施されたものにおい
ては、自動制御と手動制御とが自由選択できるが、手動
制御中に、油圧シリンダ11が伸縮作動限界状態となっ
た場合に、第三切換えバルブ20が自動的に切換えら
れ、これによって油圧シリンダ11に対する圧油供給が
停止されることになって、作動限界状態となった油圧シ
リンダ11に対し、さらに作動限界側に向けての圧油供
給が続行されてしまうという不具合を確実に回避するこ
とができることになるが、この場合に、前記油圧シリン
ダ11の作動限界時に切換えられる第三切換えバルブ2
0が、パイロットポンプ16から手動制御用の第一切換
えバルブ18に至るパイロット油路中に設けられている
ため、一つの油圧シリンダ11に対して一つの第三切換
えバルブ20で対応できることになる。そのうえ、この
第三切換えバルブ20は、パイロットポンプ16から第
一切換えバルブ18に至るパイロット油路中で、かつ前
記第二切換えバルブ19に対して直列に配されるこつに
なって、パイロット油路を、第三切換えバルブ20、第
二切換えバルブ19、第一切換えバルブ18を経由して
メインバルブ12のパイロット室12E、12Rに至る
手動用のパイロット油路と、第三切換えバルブ20、第
二切換えバルブ19を経由して第一切換えバルブ18を
経ることなくメインバルブ12のパイロット室に12
E、12Rに至る自動用のパイロット油路とが構成され
ていて、前記手動限界時用となる第三切換えバルブ20
を備えながら、手動−自動の切換えが、第二切換えバル
ブ19の切換えでよいことになって、パイロットポンプ
16から第二切換えバルブ19と第一切換えバルブ18
とを単に分岐して並列状に接続した場合のように、パイ
ロット圧油を手動−自動切換えに対応して手動、自動の
各制御用切換えバルブへのパイロット圧油の供給切換え
をするための切換えバルブを分岐油路に設けることが不
要になると共に、一つのアクチュエータに対して一個の
手動限界時用切換えバルブを用いるだけで良いことにな
る。
【0021】ところで、本発明を実施するにあたり、複
数の油圧シリンダの各第一切換えバルブを一つのバルブ
アッシーに組込むことができる。いま、ブームシリンダ
9用の第一切換えバルブ18E、18Rと、バケットシ
リンダ10用の第一切換えバルブ30E、30Rとが一
つのバルブアッシーAに組み込まれたものを例として図
5〜図10で説明する。つまり、このバルブアッシーA
は、二つのポンプポートP1、P2、一つのタンクポー
トT、四つの出力ポートO1、O2、O3、O4が形成
されている。そして、ポンプポートP1の一端側は、ブ
ームシリンダ用第二切換え弁19Eに通じる油路(該油
路は、さらに第二切換えバルブ19R、第三切換えバル
ブ20を経てパイロットポンプ16に通じている。)に
連結されており、他端側はバルブアッシーA内において
中途部で分岐してブームシリンダ用第一切換えバルブ1
8E、18Rの各ポート18Ea、18Raにそれぞれ
連結されている。また、ポンプポートP2の一端側は、
バケットシリンダ用第二切換え弁31Eに通じる油路
(該油路は、さらに第二切換えバルブ31R、第三切換
えバルブ25を経てパイロットポンプ16に通じてい
る。)に連結されており、他端側はバルブアッシーA内
において中途部で分岐してバケット用シリンダ第一切換
えバルブ30E、30Rの各ポート30Ea、30Ra
にそれぞれ連結されている。一方、タンクポートTの一
端側は油タンク17に通じる油路に連結されており、他
端側はバルブアッシーA内において中途部で二つに分岐
したものがそれぞれさらに二つに分岐して、第一切換え
バルブ18E、18R、30E、30Rの各ポート18
Eb、18Rb、30Eb、30Rbにそれぞれ連結さ
れている。また、出力ポートO1、O3、O2、O4の
一端側は、ブームシリンダ用メインバルブのパイロット
室12E、12R、バケットシリンダ用メインバルブの
パイロット室32E、32Rに通じる油路にそれぞれ連
結されており、他端側は、第一切換えバルブ18E、1
8R、30E、30Rの各ポート18Ec、18Rc、
30Ec、30Rcにそれぞれ連結されている。
【0022】一方、バルブアッシーAのケース33の上
部には、操作レバー34の下端部が前後、左右方向に揺
動自在に軸支されている。また、35は操作レバー34
の下部に一体的に支持される作動板であって、該作動板
35の下面には、前記第一切換えバルブ18E、18
R、30E、30Rの切換え作動を行う四本のプッシュ
ロッド36の上端部が、スプリング37によって下側か
ら押圧される状態で接当している。そして操作レバー3
4を前後、左右方向に揺動操作した場合に、該揺動せし
めた側のプッシュロッド36が下動し、これに対応する
第一切換えバルブ18E、18R、30E、30Rが、
タンクポートP1、P2から出力ポートO1、O3、O
2、O4に通じる弁路が閉から開成状態に切換えられ、
かつ出力ポートO1、O3、O2、O4から油タンク1
7に通じる弁路が開から閉成状態に切換えられるように
なっている。
【0023】つまり、前記バルブアッシーAは、ブーム
シリンダ9用の第一切換えバルブ18E、18R、およ
びバケットシリンダ10用の第一切換えバルブ30E、
30Rが組み込まれていて、これら各切換えバルブ18
E、18R、30E、30Rの切換えを、一本の操作レ
バー34の操作で行えるものであるが、このものでは、
パイロットポンプ16側に通じるポンプポートP1、P
2が二つ形成されているため、パイロットポンプ16か
ら各ポンプポートP1、P2に至る油路中に、シリンダ
伸縮限界時にパイロット圧油の供給停止をするための第
三切換えバルブ20、25を配することができるように
なっており、これによって本発明の実施が容易となる。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されないこ
とは勿論であって、図11に示す第二実施例のごとく、
シャトル弁21E、21Rを、第一切換えバルブ18
E、18Rからパイロット室12E、12Rに至る油路
が常時開成し、第二切換えバルブ19E、19Rからパ
イロット室12E、12Rにパイロット圧油が供給され
た場合にのみ該第二切換えバルブ19E、19Rからパ
イロット室12E、12Rに至る油路が開成するように
弾機40で付勢したものとしても、同じ様にして実施す
ることができる。
【0025】また、前記第一実施例では、手動操作具1
4の操作検知を、圧力スイッチ22E、22Rの検知で
行うようにしたが、この様な操作検知を、例えば接触型
のリミットスイッチで行うこともできる。この場合、油
圧シリンダ11の伸縮限界検知がなされて第一位置から
第二位置に切換えられた第三切換えバルブ20に対し
て、該限界側のリミットスイッチの操作検知がなされて
いる状態のときには第一位置に復帰しないように制御
し、限界側リミットスイッチの操作検知がなくなったと
きか、あるいは非限界側リミットスイッチの操作検知か
自動制御スイッチの操作があったとき、初めて第一位置
に自動復帰するよう制御しておけば、前記伸縮限界検知
状態で該限界側にさらに手動操作具を操作し続けたと
き、第三切換えバルブ20の切換えが繰り返されてしま
うことを回避できる。さらに、前記第一実施例では、手
動操作具14の操作量で第一切換えバルブ18E、18
Rの開度量調整が直接的にできるようにしたが、この様
な開度量調整は、手動操作具として電気ジョイスティッ
クを用いること等によって電気的に行うこともできる。
そして電気ジョイスティックを用いた場合には、電気ジ
ョイスティックの操作量を、例えばポテンショメータで
検知し、該検知信号を入力したパイロット制御部15
が、その検知信号に応じて第一切換えバルブ18E、1
8Rに対して開度量調整する作動指令を出力するように
構成すれば良い。そしてこのようにした場合において、
第二位置に切換えられた第三切換えバルブ20の第一位
置への自動復帰は、前記リミットスイッチを用いた場合
と同様に制御すれば良い。
【0026】さらにまた、手動操作中におけるパイロッ
ト圧油の供給停止は、油圧アクチュエータが作動限界状
態となった場合だけでなく、作動限界に至る以前の段階
において、例えば油圧シリンダに異常な負荷が働いた場
合、あるいは障害物検知をした場合にも行われるように
設定することもでき、この場合には、油圧アクチュエー
タに異常検知手段や障害物検知手段を設けると共に、こ
れら検知手段からの検知信号がパイロット制御部に入力
されるように構成すれば良く、あとは同様に実施するこ
とができる。また、油圧アクチュエータの作動限界状態
を検知する手段としては、ストロークセンサに限定され
ず、油圧アクチュエータや作業機の種類によって角度セ
ンサ等の適宜のものを採用できることは勿論である。
【0027】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、手動制御時にアクチュエータが予
め設定される設定限界状態になったときには、手動限界
時用切換えバルブが切換えられてこれ以上のメインバル
ブへの圧油供給が停止され、設定限界状態となったアク
チュエータに対してさらに圧油供給が続行されてしまう
という不具合を回避できる。そしてこの場合に、手動限
界時用切換えバルブが、パイロットポンプから手動制御
用切換えバルブに至るパイロット油路中で、かつ前記自
動制御用切換えバルブに対して直列に配して、パイロッ
ト油路を、手動限界時用切換えバルブ、自動制御用切換
えバルブ、手動制御用切換えバルブを経由してメインバ
ルブのパイロット室に至る手動パイロット油路と、手動
限界時用切換えバルブ、自動制御用切換えバルブを経由
して手動制御用切換えバルブを経ることなくメインバル
ブのパイロット室に至る自動パイロット油路とで構成し
た結果、前記手動限界時用切換えバルブを備えながら、
手動−自動の切換えが、自動制御用切換えバルブの切換
えでよいことになって、パイロットポンプから自動制御
用切換えバルブと手動制御用切換えバルブとを単に分岐
して並列状に接続した場合のように、パイロット圧油を
手動−自動切換えに対応して手動、自動の各制御用切換
えバルブへのパイロット圧油の供給切換えをするための
切換えバルブを分岐油路に設けることが不要になると共
に、一つのアクチュエータに対して一個の手動限界時用
切換えバルブを用いるだけで良いことになる。この結
果、切換えバルブの数を低減して構造の簡略化に貢献で
きる。そして、アクチュエータ数に対応して複数の手動
制御用切換えバルブを必要とするものにおいて、これに
対応する各ポンプポートを、手動制御用切換えバルブと
共に一つのバルブアッシーに設けておけば、パイロット
ポンプから各ポンプポートに至る油路中に、前記手動限
界時用切換えバルブをそれぞれ配することが簡単にで
き、もって、パイロット油路の配管が簡略化されること
になって都合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの概略側面図である。
【図2】手動制御状態におけるバルブ制御装置の油圧回
路図である。
【図3】縮小側手動操作時において限界停止指令が出力
された場合の油圧回路図である。
【図4】自動制御状態におけるバルブ制御装置の油圧回
路図である。
【図5】バルブアッシーの正面図である。
【図6】バルブアッシーの断面図である。
【図7】バルブアッシーの側面図である。
【図8】バルブアッシーの平面図である。
【図9】バルブアッシーの底面図である。
【図10】バルブアッシーの回路図である。
【図11】第二実施例を示す手動制御状態におけるバル
ブ制御装置の油圧回路図である。
【図12】従来例を示すバルブ制御装置の油圧回路図で
ある。
【符号の説明】
9 ブームシリンダ 12 メインバルブ 12E 伸長側パイロット室 12R 縮小側パイロット室 15 パイロット制御部 16 パイロットポンプ 17 油タンク 18E 伸長側第一切換えバルブ 18R 縮小側第一切換えバルブ 19E 伸長側第二切換えバルブ 19R 縮小側第二切換えバルブ 20 第三切換えバルブ A バルブアッシー P1 ポンプポート P2 ポンプポート
フロントページの続き (72)発明者 原田 耕一 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 酒井 誠 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−40976(JP,A) 特開 昭56−124564(JP,A) 特開 平2−108732(JP,A) 実開 昭57−181901(JP,U) 実開 昭61−50148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 11/08 E02F 9/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータを作動させるためのメイ
    ンバルブのパイロット室にパイロットポンプからのパイ
    ロット圧油を供給すべく形成されるパイロット油路に、
    前記メインバルブを自動制御するための自動制御用切換
    えバルブ(19)と、手動制御するための手動制御用切
    換えバルブ(18)とを設けて、手動−自動制御がそれ
    ぞれできるように構成してなる油圧アクチュエータ用の
    バルブ制御装置において、前記パイロット油路に、手動
    制御時にアクチュエータが予め設定される設定限界状態
    になったことに伴い切換えられてこれ以上のメインバル
    ブへの圧油供給を停止すべくパイロット油路を切換える
    手動限界時用切換えバルブ(20)を設けるにあたり、
    該手動限界時用切換えバルブ(20)は、パイロットポ
    ンプから手動制御用切換えバルブに至るパイロット油路
    で、かつ前記自動制御用切換えバルブ(19)に対し
    て直列に配して、パイロット油路を、手動限界時用切換
    えバルブ、自動制御用切換えバルブ、手動制御用切換え
    バルブを経由してメインバルブのパイロット室に至る手
    動パイロット油路と、手動限界時用切換えバルブ、自動
    制御用切換えバルブを経由して手動制御用切換えバルブ
    を経ることなくメインバルブのパイロット室に至る自動
    パイロット油路とで構成したことを特徴とする油圧アク
    チュエータ用のバルブ制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のアクチュエータをそれぞれ作動さ
    せるためのメインバルブの各パイロット室にパイロット
    ポンプからのパイロット圧油をそれぞれ供給すべく形成
    されるパイロット油路に、前記メインバルブをそれぞ
    自動制御するための自動制御用切換えバルブと、それ
    ぞれ手動制御するための手動制御用切換えバルブとを設
    けて、手動−自動制御がそれぞれできるように構成して
    なる油圧アクチュエータ用のバルブ制御装置において、
    前記パイロット油路に、手動制御時にアクチュエータが
    予め設定される設定限界状態になったことに伴い切換え
    られてこれ以上のメインバルブへの圧油供給を停止すべ
    くパイロット油路を切換える手動限界時用切換えバルブ
    それぞれ設けるにあたり、該手動限界時用切換えバ
    ルブは、パイロットポンプから各手動制御用切換えバル
    ブに分岐される分岐位置から各対応する手動制御用切換
    えバルブに至るパイロット油路中で、かつ前記各対応す
    る自動制御用切換えバルブに対して直列に配して、パイ
    ロット油路 を、手動限界時用切換えバルブ、自動制御用
    切換えバルブ、手動制御用切換えバルブを経由してそれ
    ぞれのメインバルブのパイロット室に至る手動パイロッ
    ト油路と、手動限界時用切換えバルブ、自動制御用切換
    えバルブを経由して手動制御用切換えバルブを経ること
    なくそれぞれのメインバルブのパイロット室に至る自動
    パイロット油路とで構成したにそれぞれ配したことを特
    徴とする油圧アクチュエータ用のバルブ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、複数の手動制御用切
    換えバルブは一つのバルブアッシーに設けられたものと
    し、該バルブアッシーには、パイロットポンプ側に接続
    されるポンプポートが各手動制御用切換えバルブに対応
    して設けられていることを特徴とする油圧アクチュエー
    タ用のバルブ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、バルブアッシーには
    一対の手動制御用切換えバルブと、該各手動制御用切換
    えバルブに対応する一対のポンプポートとが設けられて
    いることを特徴とする油圧アクチュエータ用のバルブ制
    御装置。
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