JP2866236B2 - 印字用紙検出回路 - Google Patents

印字用紙検出回路

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JP2866236B2
JP2866236B2 JP3311760A JP31176091A JP2866236B2 JP 2866236 B2 JP2866236 B2 JP 2866236B2 JP 3311760 A JP3311760 A JP 3311760A JP 31176091 A JP31176091 A JP 31176091A JP 2866236 B2 JP2866236 B2 JP 2866236B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/42Scales and indicators, e.g. for determining side margins
    • B41J29/44Scales and indicators, e.g. for determining side margins for determining top and bottom margins or indicating exhaust of paper

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやプリンタを
搭載した各種装置における印字用紙検出回路に関し、特
に光センサを用いて印字部における印字用紙の有無を検
出する印字用紙検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタでは、手挿入又はカットシート
フィーダ(CSF)から供給される単紙や、リアプッシ
ュトラクタ又はボトムプッシュトラクタから供給される
連続紙等、様々な用紙走行ルートから供給される種々の
印字用紙に対して印字が行われることになるが、一般
に、印字部における印字用紙の有無を検出し、用紙無し
の場合に用紙アラームLED(発光ダイオード)を発光
させてオペレータに対してアラーム表示すると共に印字
を抑止したり、また複数の用紙走行ルートに同時に用紙
有りを検出した場合に用紙アラーム表示するなどの用紙
検出制御が行われている。また、印字用紙の有無検出
に、反射形光センサ、透過形光センサ又はマイクロスイ
ッチ等種々のセンサが用いられていることは周知であ
る。
【0003】図14は、単紙用プリンタの一般的な機構
の概略を示す側断面図である。図において、単紙41は
ガイドA42上にオペレータによって手挿入されるか、
又は図示せぬカットシートフィーダから給走されてプラ
テン43と単紙ローラ44の接線上に突き当てられる。
反射形光センサ45はガイドA42の小窓42aを通し
て単紙41及びプラテン43に対向して配置される。単
紙41は図示せぬ改行用ステッピングモータの駆動によ
り、プラテン43及び単紙ローラ44に挟まれてガイド
B46に沿ってプラテン43と印字ヘッド47の間に送
られた後印字され、又印字終了後プラテン43とベイル
ローラ48に挟まれて排出口49に送られる。プリンタ
前面の操作部には、用紙アラームLED50が配されて
いる。
【0004】図15は、反射形光センサ(以下、単に光
センサと称する)45を用いた印字用紙検出回路の従来
例を示す回路図である。図において、光センサ45の発
光ダイオードPHDには直列に、発光ダイオードPHD
の電流を決める電流制限抵抗R1 が接続され、電源電圧
+Eが抵抗R1 と発光ダイオードPHDの両端に印加さ
れる。光センサ45の受光トランジスタPHTRのエミ
ッタは接地され、そのコレクタには負荷抵抗R2 を通し
て電源電圧+Eが印加される。この受光トランジスタP
HTRのコレクタ電圧は、入力バッファBUFで論理レ
ベルに変換されて単紙検出信号として図示せぬ共通制御
部に送られる。
【0005】この印字用紙検出回路において、光センサ
45の受光トランジスタPHTRの出力電圧V0 は、受
光トランジスタPHTRの光出力電流をI0 とし、入力
バッファBUFの入力電流が無視できるものとすると、
【数1】 で表される値となる。
【0006】単紙無しの場合は、発光ダイオードPHD
から発せられた光の大半がプラテン43で吸収されるこ
とから、僅かの光だけが受光トランジスタPHTRに到
達して光出力電流I0Bが流れる。このときの出力電圧V
0をV0Hと記すと、(1)式より、
【数2】 となる。単紙有りの場合は、発光ダイオードPHDから
発せられた光の大半が単紙41で反射されかつ受光トラ
ンジスタPHTRに入射することにより、光出力電流I
0Wが流れる。このときの出力電圧V0 をV0Lと記すと、
(1)式より、
【数3】 となる。
【0007】単紙41とプラテン43の反射率の差によ
り、I0B<I0Wであり、入力バッファBUFのスレッシ
ョルド電圧Vthに対してセンサ出力電圧がV0H>Vth
0Lの関係になるように電源電圧+E及び負荷抵抗R2
を設定しておけば、光センサ出力電圧が入力バッファB
UFで論理レベルに変換され、これにより入力バッファ
BUFの出力は、単紙有りの場合“0”レベル、単紙無
しの場合“1”レベルとなる。この光センサ出力電圧が
単紙検出信号として図示せぬ共通制御部に送られる。そ
して、この共通制御部で単紙検出信号を監視することに
より、単紙41の有無を弁別し、その弁別結果に応じて
用紙アラーム表示、印字抑止、用紙端検出等の所定の処
理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の印字用紙検出回路では、単紙無しのとき、発
光ダイオードPHDによる光以外の、自然光、照明灯の
光或いはカメラのフラッシュ光等の外光が用紙セット部
から侵入しかつ受光トランジスタPHTRに入射した場
合、その入射光の光量が発光ダイオードPHDの光に基
づく単紙41からの反射光と同等若しくはそれ以上のエ
ネルギーを有すると、単紙有りの状態に誤検出され、誤
った処理がされてしまうという問題があった。
【0009】この問題を解決する方法の1つとして、発
光ダイオードPHDの発光量を増加させ、外光よりもエ
ネルギーの高い反射光が得られるように電流制限抵抗R
1 及び負荷抵抗R2 の抵抗値を選定する方法が考えられ
るが、この場合、発光ダイオードPHDに過大な順方向
電流を流す必要があり、発光ダイオードPHDの寿命を
著しく低下させることとなり、現実的な解決策とは言え
ない。
【0010】そこで、本発明は、光センサの発光ダイオ
ードの著しい寿命低下を伴うことなく、外光等による用
紙検出の誤動作を防止しつつ印字用紙の有無を正確に検
出可能な印字用紙検出回路を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による印字用紙検
出回路は、光センサを用いて印字部における印字用紙の
有無を検出する印字用紙検出回路であって、自動給紙モ
ード(以下、CSFモードと称す)と手差し挿入モード
(以下、単紙手挿入モードと称す)の二つのモードを有
し、光センサの発光素子に対してCSFモードのときは
定常電流を供給し、単紙手挿入モードのときは定常電流
とこの定常電流よりも大きい電流とを選択的に供給する
電流制御回路と、この電流制御回路による発光素子への
供給電流の選択に伴う光センサの受光素子の出力に基づ
いて印字用紙の有無を検出する検出回路とを備えた構成
となっている。
【0012】本発明による他の印字用紙検出回路は、光
センサを用いて印字部における印字用紙の有無を検出す
る印字用紙検出回路であって、光センサの発光素子に対
して定常電流とこの定常電流よりも大きいパルス電流と
を選択的に供給する電流制御回路と、このパルス電流の
通電期間に光センサの受光素子の出力ゲインを定常時の
ゲインよりも低下させるゲイン低下回路と、電流制御回
路による発光素子への供給電流の選択に伴う光センサの
受光素子の出力に基づいて印字用紙の有無を検出する検
出回路とを備えた構成となっている。
【0013】上記の他の印字用紙検出回路において、電
流制御回路はパルス電流の通電時間を制限する時間制限
回路を有している。また、この印字用紙検出回路はさら
に、光センサの受光素子の出力電圧をディジタル値に変
換するA/Dコンバータをも備え、単紙手挿入モードと
CSFモードで別々のスレッショルド値とA/Dコンバ
ータの出力データ値の大小判別によって印字用紙の有無
を検出する構成となっている。
【0014】本発明によるさらに他の印字用紙検出回路
は、光センサを用いて印字部における印字用紙の有無を
検出する印字用紙検出回路であって、光センサの発光素
子に対して駆動電流を選択的に供給するスイッチング素
子と、センサ駆動信号に応答して一定期間だけスイッチ
ング素子を駆動するワンショットマルチバイブレータ
と、光センサの受光素子の出力信号を論理レベルに変換
する論理回路と、この論理回路の出力信号をセット入力
としかつセンサ駆動信号をリセット入力として印字用紙
の有無の検出信号を出力するフリップフロップとを備え
た構成となっている。
【0015】
【作用】上記構成の印字用紙検出回路において、単紙手
挿入モードでは、定常電流とこの定常電流よりも大きい
電流とを選択的に切り換えることにより、用紙無しのと
き外光が入射した場合の外光量よりも、用紙有りのとき
の発光素子の発光による用紙からの反射光量を多くし、
この状態で用紙有無の判別を行う。一方、外光が入射し
ずらいCSFモードでは、外光の影響が少ないことか
ら、少ない電流(定常電流)を発光素子に流すことで、
用紙有無を判別を行う。
【0016】上記構成の他の印字用紙検出回路におい
て、光センサの発光素子に定常的に電流を流すと共に、
定常電流よりも大きいパルス電流を流し、このパルス電
流の通電期間に受光素子の出力ゲインを定常時のゲイン
よりも低下させることにより、用紙無しのとき外光が入
射した場合の外光量よりも、用紙有りのときの発光素子
の発光による用紙からの反射光量を多くすると共に、発
光素子の発光に起因する受光出力に比べてレベルの小さ
い外光に起因する受光出力の成分のレベルをさらに低下
させ、この状態で用紙有無の判別を行う。
【0017】上記構成のさらに他の印字用紙検出回路に
おいて、ワンショットマルチバイブレータによって発光
素子の通電時間を規制し、高エネルギーの光を短時間発
光させ、この状態で用紙有無の判別を行うことにより、
外光に起因する誤動作を回避する。また、制御系が例え
ば暴走してセンサ駆動信号が出力し続けた場合であって
も、ワンショットマルチバイブレータは一定の期間しか
発光素子に電流を流さないことから、発光素子を著しい
寿命の低下あるいは破壊から保護できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明による印字用紙検出回路の
第1の実施例を示す回路図であり、図中、図15に示し
た従来例と同一の構成要素については同一符号を付し、
その説明を省略する。本実施例においては、電源+Eと
光センサ45の発光ダイオードPHDのアノードの間に
発光電流増加回路1を設けると共に、電源+Eと受光ト
ランジスタPHTRのコレクタの間にゲイン低下回路2
を設け、後述する共通制御部3(図2参照)から例えば
低レベルの発光電流増加指示信号が印加される期間に、
発光ダイオードPHDに定常電流よりも大きいパルス電
流を供給すると同時に、受光トランジスタPHTRのゲ
インを低下させる構成となっている。
【0019】発光電流増加回路1は、定常電流の電流制
限抵抗R1 に並列に接続されたパルス電流を決める電流
制限抵抗R1PとトランジスタTR1 の直列回路及びトラ
ンジスタTR1 のベースに接続された入力抵抗R3 から
構成されている。また、ゲイン低下回路2は、負荷抵抗
2 に並列に接続されたゲイン低下用抵抗R2Pとトラン
ジスタTR2 の直列回路及びトランジスタTR2 のベー
スに接続された入力抵抗R4 から構成されている。そし
て、共通制御部3から発せられる発光電流増加指示信号
が入力抵抗R3 ,R4 を介してトランジスタTR1 ,T
2 の各ベースに印加されるようになっている。
【0020】図2は、プリンタの制御系のブロック図で
ある。本制御系は、プリンタ全体の制御を司る共通制御
部3と、上記構成の本発明による印字用紙検出回路4と
から構成されている。また、共通制御部3には、図示せ
ぬパーソナルコンピュータ等の上位装置とのインタフェ
ース回路、印字ヘッドを印字方向に移動させるスペーシ
ングモータ、改行用ステッピングモータ、操作部が各々
接続される。
【0021】共通制御部3は、マイクロプロセッサ(C
PU)5と、タイミング発生用プログラマブルタイマ
(TM)6と、プログラム及びフォントデータが格納さ
れているリードオンリメモリ(ROM)7と、上位装置
からの受信データ等を一時記憶するランダムアクセスメ
モリ(RAM)8と、用紙サイズや印字フォント選択デ
ータ等のモードセットデータを永久記憶する不揮発性メ
モリ(EEPROM)9と、CPU5からの指令により
上記インタフェース回路や印字用紙検出回路4との入出
力を行うI/Oポート/ドライバ10と、これら構成要
素を相互に接続するバスライン(BUS)11とによっ
て構成されている。
【0022】このように構成された制御系において、C
PU5はROM7に格納されているプログラムにより図
示せぬ操作部の用紙ロードスイッチの押下を検出する
と、プリンタに手挿入で単紙を供給し印字する単紙手挿
入モードでは、後述するように印字用紙検出回路4を制
御しつつ単紙の有無を検出し、単紙有りと検出したなら
ば、単紙を所定の印字開始位置まで送るためにタイミン
グ発生用プログラマブルタイマ(TM)6を起動し、タ
イマ割込み制御により改行用ステッピングモータを駆動
する。
【0023】また、プリンタの上部にオプションのカッ
トシートフィーダ(CSF)を搭載するCSFモードに
おいては、CPU5は図示せぬインタフェース回路より
上位装置からの印字データを1行分受信すると、引き続
き次行以降のデータを受信しながら印字を開始するに先
立って、カットシートフィーダから単紙を1枚吸入する
処理を行う。
【0024】この処理では、CPU5は改行用ステッピ
ングモータを駆動することによってプラテン43(図1
4参照)を回転させ、プラテン43の軸上のギヤと噛合
したCSFの用紙送り機構(図示せず)を駆動して単紙
を吸入する。そして、単紙を吸入しながら、後述するよ
うに印字用紙検出回路4を制御して単紙の有無を検出
し、単紙無し状態から単紙有り状態への変化の検出(単
紙の先端検出)時点から印字開始位置までの所定量だけ
単紙を吸入する。
【0025】なお、CPU5は、カットシートフィーダ
からの単紙の吸入開始時点から所定行だけ改行用ステッ
ピングモータを駆動しても単紙の先端を検出できないと
きには、操作部の用紙アラームLED50(図14参
照)を点灯させて用紙ジャムのアラーム表示を行べく制
御する。
【0026】次に、図1に示した回路構成の印字用紙検
出回路の動作につき、図3の動作タイムチャートを参照
しつつ説明する。先ず、共通制御部3から出力される発
光電流増加指示信号が所定の期間(パルス幅tW )だけ
低レベルになると、発光電流増加回路1のトランジスタ
TR1 がオンし、抵抗R1Pで制限されるパルス電流IFP
が光センサ45の発光ダイオードPHDに流れる。パル
ス電流IFPは、発光ダイオードPHDのパルス点灯時の
順電圧VFPとし、トランジスタTR1 のオン電圧が無視
できるものとすると、
【数4】 となり、定常電流IF の約KP (=(R1 +R1P)/
1P)倍流れる。
【0027】なお、光センサ45の発光ダイオードPH
Dに流れる電流にほぼ比例した光が発光し、この光の単
紙又はプラテンで反射された成分と、外部からのノイズ
光の合計が受光トランジスタPHTRに入射して光出力
電流I0Pが流れる。
【数5】 但し、(KD ・KR )は発光電流、光出力電流変換係数
であり、KD は光センサ固有の比例係数、KR は反射体
の反射率であり、又IN は外部からのノイズ光による光
出力電流である。
【0028】また、低レベルの発光電流増加指示信号が
出力されると、ゲイン低下回路2のトランジスタTR2
も同時にオンする。このときの光センサ45の受光トラ
ンジスタPHTRのコレクタ出力電圧V0Pは、入力バッ
ファBUFの入力電流及びトランジスタTR2 のオン電
圧が無視できるとすると、
【数6】 となり、ゲインはKG (=(R2 +R2P)/R2P)分の1
に低下する。
【0029】単紙無し、外光無しの場合は、発光ダイオ
ードPHDから発光されたパルス光がプラテン(反射率
RB)で反射され、僅かの光が受光トランジスタPHT
Rに入射して光出力電流I0BP は、(5)式より、
【数7】 だけ流れ、このときの出力電圧V0HP は、(6)式よ
り、
【数8】 となる。
【0030】単紙無し、外光有りの場合は、(7)式に
対して外光による光出力電流IN が加わり、光出力電流
0BPNは、(5)式より、
【数9】 となり、このときの出力電圧V0HPNは、(6)式より、
【数10】 となる。
【0031】単紙有り、外光無しの場合は、発光ダイオ
ードPHDから発光されたパルス光が単紙(反射率
RW)で反射されて大半の光が受光トランジスタPHT
Rに入射することにより、光出力電流I0WP は、(5)
式より、
【数11】 だけ流れ、このときの出力電圧V0LP は、(6)式よ
り、
【数12】 となる。
【0032】単紙の反射率KW とプラテンの反射率KB
の差より、I0BP <I0WP であり、また入力バッファB
UFのスレッショルド電圧Vthに対して光センサ45の
出力電圧が、V0HP >V0HPN>Vth>V0LP の関係にな
るように、電源電圧+E、負荷抵抗R2 ,R2P、パルス
電流IFPの決定抵抗R1 ,R1Pを設定しておけば、光セ
ンサ45の出力電圧が入力バッファBUFで論理レベル
に変換され、入力バッファBUFの出力は、単紙有りの
場合“0”レベル、単紙無しの場合は外光が照射しても
“1”レベルとなる。
【0033】この入力バッファBUFの出力が単紙検出
信号として図2の共通制御部3に入力される。共通制御
部3のCPU5は、低レベルの発光電流増加指示信号の
後縁(立ち上がり)でこの単紙検出信号をサンプリング
することにより、単紙の有無を検出し、その検出結果に
応じて用紙アラーム表示、印字抑止、用紙端検出等の所
定の処理を行う。
【0034】なお、入力バッファBUFのスレッショル
ド値Vthは、テストモードにおいて光センサ45の感度
を検出し、その検出結果に基づいて決定されEEPRO
M9に予め格納されるものとする。
【0035】図3の動作タイムチャートにおいて、単紙
検出信号のA部が単紙無し、外光有り時、光センサ45
の発光ダイオードPHDに定常的に電流を流している状
態であり、このとき外光の影響で誤って単紙有り出力と
なっているが、同図B部の光センサ45の発光ダイオー
ドPHDに定常電流よりも大きいパルス電流を流し、か
つ光センサ45の受光トランジスタPHTRの出力ゲイ
ンを定常時のゲインよりも低下させている状態では、正
しく単紙無し出力が得られている様子を示している。ま
た、図4(A),(B)は、定常点灯時及びパルス点灯
時のセンサ光出力電流‐電圧特性であり、図3のA部、
B部にそれぞれ対応している。
【0036】図5は、共通制御部3のCPU5によって
制御される単紙有無検出の処理手順を示すフローチャー
トである。先ず、プリンタがCSFモードであるか否か
を判断し(ステップS1)、外光が光センサ45の受光
トランジスタPHTRに入射する可能性のある単紙手挿
入モードでは、先述したパルス点灯サンプリングが行わ
れることになるが、パルス点灯時間tW と繰返し点灯周
期tcyc が発光ダイオードPHDの寿命に影響を与えな
いようにするため、例えば、tW =100μsec ±1μ
sec ,tcyc ≦100msec のように短パルスかつ高精
度、長周期とする必要がある。
【0037】このため、単紙手挿入モードの場合、パル
ス点灯周期監視タイマをチェックし(ステップS2)、
前回パルス点灯後tcyc ms以上経過していれば、割込
み禁止にし(ステップS3)、続いて低レベルの発光電
流増加指示信号を出力し(ステップS4)、次いで発光
ダイオードPHDをパルス点灯させると共に受光トラン
ジスタPHTRの出力ゲインを低下させ、tW 時間をカ
ウントした後(ステップS5)、単紙検出信号をサンプ
リングしてRAM8のSFLGレジスタに格納し(ステ
ップS6)、発光電流増加信号の出力を停止する(ステ
ップS7)。
【0038】続いて、割込み禁止を解除し(ステップS
8)、パルス点灯周期監視タイマのカウンタをスタート
し(ステップS9)、しかる後単紙有無検出終了フラグ
をセットする(ステップS10)。割込み禁止中は、割
込み処理が保留されるので、上位装置からのデータ受信
処理の効率が低下したり、時間精度の厳しいタイマ割込
み処理を同時に行えなかったりするが、単紙手挿入モー
ドはオペレータが介在するモードなので時間的制約は緩
やかであり、特に問題となることはない。
【0039】一方、CSFモードにおいては、前述した
ように、CPU5は単紙の有無検出処理と、改行用ステ
ッピングモータの相切換えタイマ割込み処理と、上位装
置からのデータ受信割込み処理を並列に処理することに
なるが、単紙の有無検出処理を上述の単紙手挿入モード
と同様の処理にすると、改行用ステッピングモータの相
切換え時間にtW の誤差が生じてもステッピングモータ
が脱調しないようにモータを低速度で駆動する必要があ
り、上位装置からのデータ受信処理効率の低下と合わせ
て、全体的に単紙への印字出力スループットが低下して
しまうという問題が生ずる。
【0040】この問題を回避するには、光センサ45の
発光ダイオードPHDのパルス点灯時間をハードウェア
タイマを追加して生成すれば良いが、ハードウェアのコ
ストアップになる。そこで、本発明においては、CSF
モードでは、プリンタの上部にカットシートフィーダが
搭載され、これにより光センサ45への外光が遮断され
る点に着目し、発光ダイオードPHDの通電をパルス点
灯方式から定常点灯方式に切り換え、単紙検出信号をサ
ンプリングしてRAM8のSFLGレジスタに格納する
ことにより(ステップS11)、単紙の有無検出を行
う。これにより、印字スループットの低下やコストアッ
プを回避できることになる。
【0041】図6は、本発明による印字用紙検出回路の
第2の実施例を示す回路図であり、図中、図1と同等部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
においては、発光電流増加回路1に時間制限回路12を
設けた構成となっており、それ以外は図1と同一の構成
である。この時間制限回路12は、抵抗R3 に対して直
列接続されたコンデンサC1 と、トランジスタTR1
エミッタ・ベース間に並列接続された抵抗R5 と、抵抗
3 ,R5 及びコンデンサC1 の直列回路に並列に接続
されてループを形成する抵抗R6 とから構成されてい
る。
【0042】次に、第2の実施例の回路動作につき、図
7の動作タイムチャートを参照しつつ説明する。共通制
御部3から出力される発光電流増加指示信号は、図7に
実線で示すように、光センサ45の発光ダイオードPH
Dに流すパルス電流の時間幅tW と繰返し通電周期t
cyc が発光ダイオードPHDの寿命に影響を与えないよ
うな所定のタイムチャートの信号となるように、CPU
5によって制御される。
【0043】例えば、tW =100μsec ±1μsec ,
cyc ≦100msec のように短パルス、長周期の信号
であり、低レベルの発光電流増加指示信号が発生される
と、コンデンサC1 、抵抗R3 ,R5 、電源+Eのルー
トでコンデンサC1 に充電電流が流れ、トランジスタT
1 のエミッタ・ベース間電圧が約0.7V以上となっ
てトランジスタTR1 がオンし、発光ダイオードPHD
にパルス電流IFPが流れる。発光電流増加指示信号が消
滅すると、コンデンサC1 の電荷は抵抗R3 ,R5 ,R
6 を通して放電する。
【0044】ここで、プリンタのAC電源等に侵入した
外来ノイズ等により、共通制御部3のCPU5等が誤動
作して、図7に破線で示すように、発光電流増加指示信
号がtW の経過後も低レベルのままとなっても、コンデ
ンサC1 、抵抗R3 、トランジスタTR1 のエミッタ・
ベース、電源+Eのルートで流れる充電電流によってコ
ンデンサC1 に電荷が溜まり、充電電流が小さくなり、
トランジスタTR1 のエミッタ・ベース間電圧が小さく
なってトランジスタTR1 はオフし、発光ダイオードP
HDのパルス電流は定常電流に戻るので、発光ダイオー
ドPHDの損傷を防ぐことができる。
【0045】また、図7に一点鎖線で示すように、パル
ス通電周期の途中で発光電流増加指示信号が低レベルと
なっても、その時点までにコンデンサC1 の電荷が充分
放電していないので、コンデンサC1 の充電電流は小さ
く、トランジスタTR1 はオフのままとなる。これによ
り、発光ダイオードPHDにパルス電流は流れないの
で、発光ダイオードPHDの寿命への悪影響を防ぐこと
ができる。
【0046】図8は、本発明による印字用紙検出回路の
第3の実施例を示す回路図であり、図中、図6と同等部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施例
においては、図6の回路の入力バッファBUFをA/D
コンバータ13に置換した構成となっており、それ以外
の構成は第2の実施例と同じである。このA/Dコンバ
ータ13は、共通制御部3から発せられるA/D変換ス
タート信号に応答して光センサ45の受光トランジスタ
PHTRの出力電圧をディジタル値に変換し、単紙セン
サ電圧データとして共通制御部3に送る。そして、後述
するように、共通制御部3で単紙センサ電圧データが単
紙手挿入モードとCSFモードで別々のスレッショルド
値と大小判別されることにより、単紙の有無が検出され
る。
【0047】次に、第3の実施例の回路を用いた単紙有
無検出の処理手順につき、図9のフローチャートに従っ
て説明する。なお、外光が光センサ45の受光トランジ
スタPHTRに入射する可能性のある単紙手挿入モード
でパルス点灯サンプリングが行われ、外光が遮断される
CSFモードで定常点灯サンプリングが行われるのは第
1の実施例の場合と同様であり、図5のフローチャート
と同一の処理ステップには同一の符号を付して示してあ
る。
【0048】先ず、CSFモードであるか否かを判断し
(ステップS1)、単紙手挿入モードなら、パルス点灯
周期監視タイマをチェックし(ステップS2)、前回パ
ルス点灯後tcyc msec 以上経過していれば、割込み禁
止し(ステップS3)、低レベルの発光電流増加指示信
号を出力して発光ダイオードPHDをパルス点灯させ
(ステップS4)、さらに受光トランジスタPHTRの
出力ゲインを低下させてtW 時間カウント後(ステップ
S5)、A/D変換スタート信号を出力し(ステップS
12)、単紙センサ電圧データをサンプリングしてRA
M8のSVDレジスタに格納し(ステップS13)、し
かる後発光電流増加指示信号の出力を停止する(ステッ
プS7)。
【0049】次に、割込み禁止を解除し(ステップS
8)、パルス点灯周期監視タイマのカウントをスタート
し(ステップS9)、続いて単紙センサ電圧データSV
Dと単紙手挿入モードの単紙有無判定スレッショルド値
TH1 と大小判別し(ステップS14)、SVD<V
TH1 なら単紙無しフラグSFLGをリセットし(ステッ
プS15)、SVD±VTH1 なら単紙無しフラグSFL
Gをセットし(ステップS16)、しかる後単紙有無検
出終了フラグをセットする(ステップS10)。
【0050】一方、CSFモードでは、単にA/D変換
スタート信号を発生し(ステップS17)、単紙センサ
電圧データをサンプリングしてRAMのSVDレジスタ
に格納し(ステップS18)、続いて単紙センサ電圧デ
ータSVDとCSFモードの単紙有無判定スレッショル
ド値VTH2 と大小判別し(ステップS19)、SVD<
TH2 ならステップS15に移行して単紙無しフラグS
FLGをリセットし、SVD±VTH1 ならステップS1
6に移行して単紙無しフラグSFLGをセットし、最終
的に単紙有無検出終了フラグをセットする(ステップS
10)。
【0051】図10は、本発明による印字用紙検出回路
の第4の実施例を示すブロック図であり、図中、図1と
同等部分には同一符号を付して示してある。図におい
て、光センサ45の発光ダイオードPHDのアノードと
電流制限抵抗R1 の一端の間にはセンサ駆動用トランジ
スタTR3 が接続されており、このトランジスタTR3
は例えば高レベルのセンサ駆動信号をトリガ入力とする
ワンショットマルチバイブレータ14による駆動によっ
て一定期間のみオン状態となり、発光ダイオードPHD
に通電する。
【0052】一方、光センサ45の出力電圧V0 は、反
転論理回路15で反転されてセットリセットフリップフ
ロツプ16のセット(S)入力となる。反転論理回路1
5はスレッショルド値Vthを有している。このフリップ
フロツプ16は先のセンサ駆動信号をリセット(R)入
力とし、そのQ出力が単紙検出信号となる。
【0053】次に、第4の実施例の回路動作につき、図
11の動作タイムチャートに基づいて説明する。なお、
同図(A)は外光有り・用紙有りの場合を、(B)は外
光有り・用紙無しの場合を、(C)は外光無し・用紙有
りの場合を、(D)は外光無し・用紙無しの場合をそれ
ぞれ示しており、また各図において、(a)はセンサ駆
動信号波形を、(b)はワンショットマルチバイブレー
タ14の出力波形を、(c)は受光トランジスタPHT
Rのコレクタ出力である光センサ45の出力波形を、
(d)は単紙検出信号波形をそれぞれ示している。ま
た、各図(c)において、一点鎖線は反転論理回路15
のスレッショルド値Vthを示している。
【0054】先ず、外光有り・用紙有りの場合を示す図
(A)において、高レベルのセンサ駆動信号(a)が印
加されると、ワンショットマルチバイブレータ14の出
力波形(b)は一定期間のみ高レベルとなり、同時にセ
ットリセットフリップフロツプ16がリセットされるた
め、単紙検出信号波形(d)は低レベルとなる。ここ
で、光センサ45の出力波形(c)は、定常的に、外光
によってあるレベルにある。この状態において、光セン
サ45の出力レベルがスレッショルド値Vthよりも高く
なるように、負荷抵抗R2 の抵抗値が選定されている。
【0055】ワンショットマルチバイブレータ14の出
力波形(b)が高レベルの期間は、センサ駆動用トラン
ジスタTR3 がオン状態となって発光ダイオードPHD
を駆動し、発光ダイオードPHDから放たれた光が単紙
41で反射して受光トランジスタPHTRに入射する。
これにより、光センサ45の出力波形(c)は、スレッ
ショルド値Vthよりも低いレベルになる。光センサ45
の出力レベルがスレッショルド値Vthよりも低くなる
と、セットリセットフリップフロツプ16がセットさ
れ、これにより単紙検出信号波形(d)は高レベルとな
る。
【0056】次に、外光有り・用紙無しの場合を示す図
(B)では、光センサ45の出力波形(c)は、外光の
影響によって定常的にあるレベルにあるが、発光ダイオ
ードPHDの発光中も用紙が無く反射光がないため変化
せず、したがって単紙検出信号波形(d)は低レベルの
ままである。
【0057】また、外光無し・用紙有りの場合を示す図
(C)においては、外光が無いために、光センサ45の
出力波形(c)は定常的に高レベルにあり、高レベルの
センサ駆動信号(a)が印加されると、図(A)のとき
と同じ動作により、単紙検出信号波形(d)は高レベル
となる。
【0058】さらに、外光無し・用紙無しの場合を示す
図(D)では、図(C)のときと同様に、光センサ45
の出力波形(c)は定常的に高レベルにあり、また発光
ダイオードPHDの発光中も用紙による反射光が無いた
め高レベルのままであり、よって単紙検出信号波形
(d)は低レベルのままである。
【0059】なお、センサ駆動信号波形(a)は、発光
ダイオードPHDに流れる電流の平均値がその連続定格
を満たすように、任意の連続する2つの駆動タイミング
の間隔を開ける必要がある。
【0060】図12は、本発明による印字用紙検出回路
の第5の実施例を示すブロック図であり、図中、図10
と同等部分には同一符号を付して示してある。図におい
て、センサ駆動用トランジスタTR3 は発振回路(以
下、OSCと称する)17によってオン/オフ駆動さ
れ、電流制限抵抗R1 を介して光センサ45の発光ダイ
オードPHDに電流を供給する。これにより、発光ダイ
オードPHDはOSC17と同じ周波数で点滅駆動され
る。用紙が有る場合、用紙からの反射光は受光トランジ
スタPHTRに入射して光電流を発生させる。この光電
流は負荷抵抗R2 によって電圧に変換され、ハイパスフ
ィルタ(以下、HPFと称する)18の入力となる。
【0061】HPF18の入力は、外光による光電流に
用紙からの反射光により光電流が重畳された光電流に比
例した電圧である。HPF18は、OSC17の発振周
波数と商用周波数(50Hz又は60Hz)の中間の遮
断周波数で設計されている。したがって、HPF18の
出力としては、用紙からの反射光成分のみが導出され
る。このHPF18の出力は積分回路19に供給され
る。この積分回路19は、HPF18の出力を交流から
直流に変換するものであり、HPF18の出力が0又は
直流のときは0、交流のときはそのデューティサイクル
等によって決定される所定のレベルの出力電圧を単紙検
出信号として出力する。
【0062】OSC17の発振周波数については、例え
ば1KHzの50%デューティサイクルの矩形波とすれ
ば、HPF18の遮断周波数を500Hzにしたとき、
50Hz又は60Hzの入力は遮断できる。また、セン
サ駆動用トランジスタTR3 及び光センサ45について
も、一般の周波数特性のもので応答できる。
【0063】図13は、第5の実施例の回路動作を説明
するための動作波形図である。図において、(a)はO
SC17の出力、(b)はHPF18の入力、(c)は
HPF18の出力、(d)は単紙検出信号の各波形をそ
れぞれ示している。(e)は外光と用紙の状態の遷移を
示している。本例では、説明の便宜上、外光無し・用紙
無しを状態A、外光無し・用紙有りを状態B、太陽光有
り・用紙無しを状態C、太陽光有り・用紙有りを状態
D、白熱灯有り・用紙無しを状態E、白熱灯有り・用紙
有りを状態Fと称する。
【0064】状態Aでは、外光及び用紙反射光共に無い
ので、HPF18の入力波形(b)は0レベルであり、
単紙検出信号波形(d)も0レベルである。状態Bで
は、HPF18の入力波形(b)には、OSC17の出
力波形(a)に比例した波形が現れ、この波形はHPF
18を通過しかつ積分回路19で積分され、その結果一
定レベルの単紙検出信号波形(d)として導出される。
【0065】状態C,Dでは、HPF18の入力波形
(b)において外光による一定レベルのバイアスが加わ
っている点を除き、状態A,Bと同じであり、外光によ
る直流成分はHPF18により遮断されるため、HPF
18の出力波形(c)及び単紙検出信号波形(d)はそ
れぞれ状態A,Bと同じである。
【0066】状態Eでは、外光によるサイン波がHPF
18の入力波形(b)に現れるが、HPF18により遮
断されるため、HPF18の出力波形(c)及び単紙検
出信号波形(d)は、いずれも0レベルとなる。状態F
では、HPF18の入力波形(b)は外光によるサイン
波とOSC17の出力波形(a)の矩形波が重畳された
ものとなる。HPF18の出力波形(c)、サイン波の
周波数が遮断されるため、OSC17の出力波形(a)
に比例したものとなり、単紙検出信号(d)は状態B,
Dと同じになる。
【0067】本実施例において、HPF18及び積分回
路19による周波数弁別機能は、変復調装置に使用され
る周知の周波数弁別器の技術を使用しても、同等の機能
が得られることは言うまでもない。
【0068】なお、上記各実施例では、手挿入又はカッ
トシートフィーダ(CSF)を用いる単紙プリンタにお
ける単紙の検出に適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、リアプッシュトラクタ又
はボトムプッシュトラクタから供給される連続紙等、様
々な用紙走行ルートから供給される種々の印字用紙の検
出に適用し得るものである。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、自動給紙モードと手差し挿入モードの二つのモー
ドを有し、CSFモードのときは、外光の入射がないの
で少ない定常電流を発光素子に供給し、単紙手挿入モー
ドのときは、発光素子に定常的に電流を流すと共に、定
常電流よりも大きい電流を選択的に流す構成としたこと
により、単紙手挿入モードでは、用紙無しのとき外光が
入射した場合の外光の量よりも、用紙有りのときの発光
素子の発光による用紙からの反射の光量を多くすること
ができるので、外光が入りやすい手差し挿入の場合であ
っても、外光の影響によって誤動作することなく、用紙
の有無を確実に判別することができる。しかも、外光が
入射しずらいCSFモードでは、外光の影響が少ないこ
とから、少ない電流(定常電流)で用紙の有無を判別す
ることができるので、光センサの発光素子の寿命を著し
く低下させることはない。
【0070】さらに、光センサの発光素子に定常的に電
流を流すと共に、定常電流よりも大きいパルス電流を流
し、このパルス電流の通電期間に受光素子の出力ゲイン
を定常時のゲインよりも低下させることにより、用紙無
しのとき外光が入射した場合の外光量よりも、用紙有り
のときの発光素子の発光による用紙からの反射光量を多
くすることができると共に、発光素子の発光に起因する
受光出力に比べてレベルの小さい外光に起因する受光出
力の成分のレベルをより低下させることができるので、
外光による用紙有無の誤検出を確実に防止することがで
きる。また、電流制御回路に時間制限回路を設けたの
で、AC電源ノイズ等によって発光電流増加信号が誤っ
て長くなっても、発光素子の損傷を防ぐことができるこ
とになる。さらには、受光素子の出力電圧をディジタル
化し、このディジタル値を単紙手挿入モードとCSFモ
ードで別々のスレッショルド値と大小判別するようにし
たので、光センサの感度バラツキ、用紙の種類による反
射率のバラツキ、外光の強さに対して誤検出マージンの
大きい用紙の有無検出が可能となる。
【0071】またさらに、ワンショットマルチバイブレ
ータによって発光素子の通電時間を規制する構成とした
ことにより、高エネルギーの光を短時間発光させること
ができるので、発光素子の寿命に影響を与えることな
く、外光による誤動作を回避することができ、しかも制
御系が例えば暴走してセンサ駆動信号が出力し続けたと
しても、発光素子には一定の期間しか電流が流れないた
め、発光素子を著しい寿命の低下あるいは破壊から保護
できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】プリンタの制御系のブロック図である。
【図3】第1の実施例の回路動作を説明するための動作
タイムチャートである。
【図4】センサ光出力電流‐電圧特性図であり、(A)
は定常点灯時、(B)はパルス点灯時をそれぞれ示して
いる。
【図5】第1の実施例における単紙有無検出の処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図7】第2の実施例の回路動作を説明するための動作
タイムチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図9】第3の実施例における単紙有無検出の処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】第4の実施例の回路動作を説明するための動
作タイムチャートである。
【図12】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】第5の実施例の回路動作を説明するための動
作タイムチャートである。
【図14】単紙用プリンタの構造の概略を示す側断面図
である。
【図15】従来の印字用紙検出回路の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 発光電流増加回路 2 ゲイン低下回路 3 共通制御部 4 印字用紙検出回路 12 時間制限回路 13 A/Dコンバータ 14 ワンショットマルチバイブレータ 15 反転論理回路 16 セットリセットフリップフロツプ 17 発振回路 18 ハイパスフィルタ 19 積分回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/14 B41J 11/42 B41J 29/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光センサを用いて印字部における印字用
    紙の有無を検出する印字用紙検出回路であって、自動給紙モードと手差し挿入モードの二つのモードを有
    し、 前記光センサの発光素子に対して自動給紙モードのとき
    は定常電流を供給し、手差し挿入モードのときは定常電
    流とこの定常電流よりも大きい電流とを選択的に供給す
    る電流制御回路と、 前記電流制御回路による前記発光素子への供給電流の選
    択に伴う前記光センサの受光素子の出力に基づいて印字
    用紙の有無を検出する検出回路と を備えたことを特徴と
    する印字用紙検出回路。
  2. 【請求項2】 光センサを用いて印字部における印字用
    紙の有無を検出する印字用紙検出回路であって、 前記光センサの発光素子に対して定常電流とこの定常電
    流よりも大きいパルス電流とを選択的に供給する電流制
    御回路と、 前記パルス電流の通電期間に前記光センサの受光素子の
    出力ゲインを定常時のゲインよりも低下させるゲイン低
    下回路と、 前記電流制御回路による前記発光素子への供給電流の選
    択に伴う前記光センサの受光素子の出力に基づいて印字
    用紙の有無を検出する検出回路と を備えたことを特徴と
    する 印字用紙検出回路。
  3. 【請求項3】 前記電流制御回路は、前記パルス電流の
    通電時間を制限する時間制限回路を有する ことを特徴と
    する請求項2記載の印字用紙検出回路。
  4. 【請求項4】 前記光センサの受光素子の出力電圧をデ
    ィジタル値に変換するA/Dコンバータをも備え、 前記検出回路は、自動給紙モードと手差し挿入モードで
    別々のスレッショルド値と前記A/Dコンバータの出力
    データ値の大小判別によって印字用紙の有無を検出する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の 印字用紙検出回
    路。
  5. 【請求項5】 光センサを用いて印字部における印字用
    紙の有無を検出する 印字用紙検出回路であって、 前記光センサの発光素子に対して駆動電流を選択的に供
    給するスイッチング素子と、 センサ駆動信号に応答して一定期間だけ前記スイッチン
    グ素子を駆動するワンショットマルチバイブレータと、 前記光センサの受光素子の出力信号を論理レベルに変換
    する論理回路と、 前記論理回路の出力信号をセット入力としかつ前記セン
    サ駆動信号をリセット入力として印字用紙の有無の検出
    信号を出力するフリップフロップと を備えたことを特徴
    とする印字用紙検出回路。
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