JPH0769480A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0769480A
JPH0769480A JP22234893A JP22234893A JPH0769480A JP H0769480 A JPH0769480 A JP H0769480A JP 22234893 A JP22234893 A JP 22234893A JP 22234893 A JP22234893 A JP 22234893A JP H0769480 A JPH0769480 A JP H0769480A
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flag
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勝 金子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バインダ用紙等の穴の開いた特殊用紙を使用
する場合でも、用紙の先端、後端を誤検知することのな
い画像形成装置を提供する。 【構成】 用紙センサがタイミング[1]でオンすると、
制御手段により[1]〜[2]の所定の時間、センサのチェッ
クをマスクすることにより、バインダ穴を用紙の後端と
して誤検知することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置に関し、さらに詳しくいえば用紙搬送経路
中に用紙検出手段を備えた画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ等の画像形
成装置においては、用紙の搬送状態を検知したり、装置
の制御タイミングを取ったりするために用紙搬送経路の
途中に用紙検出手段が備えられている。そして、一般的
には、搬送中の用紙が通過したことを確認するため、あ
るいは次の用紙の搬送タイミングを計るため、または用
紙ジャムを検出するために、用紙検出手段により紙があ
ることを検知した後、すぐに紙がないことを確認するた
めの検知を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように用紙検出手段で紙があることを検知した後、すぐ
に紙がないことの検出を行なった場合、例えば、バイン
ダ用紙等の用紙端部に穴の開いている特殊用紙を使用し
て、図13及び図14に示すように、その穴が用紙搬送
方向Sの前端あるいは後端に来るようにして通紙したと
きは、その穴のところで用紙検出手段が紙がないという
検知を行なってしまい、用紙の先端、後端が誤検知され
てしまうという問題があった。
【0004】本発明の課題は、従来の画像形成装置にお
ける上述のバインダ用紙等の特殊用紙を使用する場合、
用紙の先端、後端を誤検知するという問題を解決するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手段を配置
する画像形成装置において、前記用紙検出手段により用
紙があることを検知してからの所定時間、前記用紙検出
手段による用紙検出をマスクする制御手段を設けること
により解決される。
【0006】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手段を配置
する画像形成装置において、前記用紙検出手段により用
紙があることを検知してからの所定時間、前記用紙検出
手段による用紙検出をマスクし、前記所定の時間を用紙
サイズごとに設定する制御手段を設けることを提案す
る。
【0007】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手段を配
置する画像形成装置において、前記用紙検出手段により
用紙がないことを検知してからの所定時間、前記用紙検
出手段による用紙検出をマスクする制御手段を設けるこ
とを提案する。
【0008】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手段を配
置する画像形成装置において、前記用紙検出手段により
用紙がないことを検知してからの所定時間、前記用紙検
出手段による用紙検出をマスクし、前記所定の時間を連
続通紙時の最小用紙間隔の通過所要時間よりも短く設定
する制御手段を設けることを提案する。
【0009】
【作用】用紙検出手段が用紙のあることを検知してから
所定の時間が経過するまでは、用紙検出手段による用紙
検出を制御手段によりマスクする。
【0010】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施例であるレーザプ
リンタを示す概略構造図である。このレーザプリンタ2
0の基本的な構成は従来周知のものと同様であるので、
その動作について簡単に説明する。給紙トレイ7、8か
ら給紙ローラ11により用紙(図示せず)の給送が開始
され、レジストセンサ6により用紙が検出されると用紙
の搬送が一旦停止される。また、光走査装置1から感光
体2へレーザ光を照射し、照射部分と非照射部分とに電
位差を生じさせ、感光体2上に静電潜像を形成する。そ
して、現像器3の現像ローラ12上に均等に付着させた
トナーを感光体2上の静電潜像に吸着させて現像を行な
いトナー像を形成する。一方、トナー像の転写タイミン
グを取るため搬送を一旦停止していた用紙の搬送をレジ
ストローラ13により再開する。転写チャージャ14の
作用により用紙上にトナー像を転写した後、感光体2は
クリーニングユニット4により残ったトナーを除去され
る。また、用紙は定着器5へと搬送され、ここで熱と圧
力により、転写されたトナー像の定着が行なわれた後、
排紙トレイ9、10へ排紙される。排紙はオーバーフロ
ーセンサ15、16により検知される。
【0013】図2は、このレーザプリンタ20の制御系
統を示すブロック図である。この図に示すように、レー
ザプリンタ20の制御系統は、ホストマシーン15との
インターフェース制御や画像データの編集及び制御を行
なうコントローラ21と、装置の機械部分の制御や書き
込み走査の制御、用紙搬送の制御、プリンタ20の状態
監視等を行なうエンジン22とに分けられる。
【0014】コントローラ21は、CPU30を中心と
して、ホストマシーン15との接続に用いられるホスト
・インターフェース(以下、I/Fと略記する)26、
制御プログラムを記憶したプログラムROM27、印字
書体を記憶したフォントROM28、プリンタの操作パ
ネル25との接続に用いられるパネルI/F29、デー
タ等を記憶するRAM31、オプションのRAM32、
エンジン22との接続に用いられるエンジンI/F33
等で構成される。なお、23は、標準装備以外の書体を
供給するためのフォントカートリッジである。
【0015】エンジン22は、エンジンCPU34を中
心として、制御プログラムを記憶したプログラムROM
38、バッファレジスタの機能を持つRAM39、割り
込み状態を制御する回路35、コントローラ21との接
続に用いられるコントローラI/F36、ソータ等のオ
プション機器との接続に用いられるオプションI/F3
7、センサ40の状態を取り込む入力ポート41、モー
タやクラッチ等を駆動するための各ドライバ44、45
へ信号を出力する出力ポート42、メンテナンスのサイ
クルを記録する読み書き可能なEEPROM43等で構
成される。
【0016】なお、コントローラ21及びエンジン22
を構成する各要素はバスを介して接続されている。
【0017】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て、このレーザプリンタの全体制御について説明する。
【0018】電源投入後、ステップ(以下、Sと略記す
る)1でプリンタの各状態の初期設定(イニシャライ
ズ)を行ない、以下、S2でメンテナンス発生要求やエ
ラー発生等のプリンタ(エンジン)自身の内部状態のチ
ェックを行ない、S3でエンジンとコントローラのイン
ターフェース制御を行ない、S4でエンジンとオプショ
ン機器とのインターフェース制御を行ない、S5で通紙
タイミングや高圧電源のオン・オフ等のシーケンス制御
を行なった後、S2の前に戻り、それ以降S2からS5
までの制御を繰り返す。
【0019】一方、図4に示すフローチャートは、メイ
ンシーケンスとは独立して各処理を行なうための、時間
の監視・制御のために割り込みを行なうモジュールを示
しており、前述のエンジンCPUが設定した時間ごとに
このルーチンに入り、S1で割り込みの有無を判断し、
割り込みがあればS2に進み必要な処理を行なう。
【0020】以下、本実施例における用紙検出(センサ
チェック)のマスク制御について説明する。
【0021】まず、マスク制御のためのレジスタとその
フラッグについて説明する。図5及び図6は、それぞれ
センサのオン・オフのチェックの開始時を制御するため
のFLAGレジスタ(以下、FLAG$SENSORと記す)とセ
ンサからの入力値を格納するINBUFレジスタ(以
下、INBUF$SENSORと記す)の各ビットに対応するフラッ
グを示している。
【0022】図5に示すFLAG$SENSORの各フラッグの意
味は以下のとおりである。
【0023】F_ON(bit7):センサがオンの時
オン、センサがオフの時オフするフラッグ。
【0024】F_ON_CK_REQ(bit6):セ
ンサからの入力がオンからオフに変わった時、センサの
チェックを行なわないwaitに入ることを示すフラッ
グ。
【0025】F_ON_CK_WAIT(bit5):
センサの状態がオフで、センサのチェックを行なわない
wait中であることを示すフラッグ。
【0026】F_ON_CK_START(bit
4):センサの状態がオフで、センサのチェックを始め
たことを示すフラッグ。
【0027】F_OFF_CK_REQ(bit3):
センサからの入力がオフからオンに変わった時、センサ
のチェックを行なわないwaitに入ることを示すフラ
ッグ。
【0028】F_OFF_CK_WAIT(bit
2):センサの状態がオンで、センサのチェックを行な
わないwait中であることを示すフラッグ。
【0029】F_OFF_CK_START(bit
1):センサの状態がオンで、センサのチェックを始め
たことを示すフラッグ。
【0030】図6に示すINBUF$SENSORのbit7にはS
_REGSTが記憶されるが、このレジスタのbit6
からbit0までは使用されていない。S_REGST
は、センサからの入力値がオン(すなわちセンサが紙を
検知した)の時オン、センサからの入力値がオフ(すな
わちセンサが紙を検知していない)の時オフするフラッ
グである。
【0031】図7は、センサチェック制御のメインルー
チンを示すフローチャートである。このルーチンにおい
て、S1でFLAG$SENSORのF_ONフラッグがonしている
か否か、すなわちセンサがオンであるかオフであるかを
判断する。F_ONフラッグがonであればS2に進み、用
紙の後端を検出するSENSOR_OFF_CHECKサブモジュール
(サブルーチン)を実行する。S1でF_ONフラッグがo
nでない場合はS3に進み、用紙の先端を検出するSENS
OR_ON_CHECKサブモジュールを実行する。
【0032】F_ONフラッグがonでない場合のSENSOR_O
N_CHECKサブモジュールは、センサが紙を検知していな
い状態(センサ、オフ)から所定の時間センサのチェッ
クをマスクした後、センサチェックを開始するためのサ
ブルーチンである。
【0033】図8は、SENSOR_ON_CHECKサブモジュール
を示すフローチャートである。このフローチャートにお
いて、初期状態ではFLAG$SENSORの各フラッグはオンし
ていないので、S1、2、3でいずれもnoと判断され
S4に進む。S4でFLAG$SENSORのF_ON_CK_REQフラッグ
をオンにすると共に、マスク時間を制御するカウンタCN
T$SENSORをリセットしてリターンする。なお、F_ON_CK_
REQは、マスク制御を開始するためのスタートフラッグ
である。そして、F_ON_CK_REQフラッグをオンにして再
度このルーチンに進入すると、S1、2でnoと判断さ
れてS3に進み、ここでイエスと判断されてS5に進
む。S5でF_ON_CK_WAITフラッグをオンにすると共に、
F_ON_CK_REQフラッグをオフにする。F_ON_CK_WAITフラ
ッグがオンすると、リターンした後フローチャートはS
2からS6に流れる。S6ではカウンタ(CNT$SENSOR)が
マスク設定時間(CNT@ONCK)に達したか否かを判断し、設
定時間に達していなければ再びリターンする。CNT$SENS
ORが設定値を越えたらS7へ進み、FLAG$SENSORのF_ON_
CK_WAITフラッグをオフに、F_ON_CK_STARTフラッグをオ
ンにしてリターンする。なお、カウンタのインクリメン
トは後述するカウンタコントロールモジュールにより制
御される。また、F_ON_CK_STARTはセンサチェックが許
可されたことを示すフラッグである。F_ON_CK_STARTフ
ラッグがオンすると、S1からS8に進み、INBUF$SENS
ORのS_REGSTがオフであるか否かを判断する。前述した
ようにINBUF$SENSORはセンサからの入力値を保管してい
るバッファで、センサが紙を検知した時にフラッグS_RE
GSTがオンする。S8でS_REGSTがオフのとき、すなわち
センサが紙を検出しないときはS9に進み、FLAG$SENSO
RのF_ONフラッグをオフにしてS10に進み、センサが
オフの時の各処理を行なってリターンする。センサが紙
を検知するとS_REGSTがオンになり、S8からS11に
流れる。S11では、FLAG$SENSORのF_ON_CK_STARTフラ
ッグをオフに、F_ONフラッグをオンにする。そして、S
12でセンサがオンの時の各処理を行なってリターンす
る。S11でF_ON_CK_STARTフラッグをオフにすること
により、紙の先端検知の制御は終了し、F_ONフラッグを
オンにすることにより、リターンした時に図7に示した
センサチェック制御のメインルーチンにおいてS1から
S2へ進み、SENSOR_OFF_CHECKサブモジュールを実行す
る。すなわち、F_ONフラッグをオンにすることによりSE
NSOR_ON_CHECKサブモジュールを抜け、SENSOR_OFF_CHEC
Kサブモジュールへ進入する。
【0034】次に、FLAG$SENSORのF_ONフラッグがオン
の時のSENSOR_OFF_CHECKサブモジュールについて説明す
る。このモジュールは、センサが紙を検知した状態(セ
ンサ、オン)から所定の時間センサのチェックをマスク
した後、センサチェックを開始するためのサブルーチン
である。
【0035】図7に示したセンサチェック制御のメイン
ルーチンから図9に示すSENSOR_OFF_CHECKサブモジュー
ルへ進入すると、S1からS3におけるFLAG$SENSORの
各フラッグはオフであるからS4に進み、F_OFF_CK_REQ
をオンにし、カウンタCNT$SENSORをリセットしてリター
ンする。以降、F_OFF_CK_REQのオンをトリガにS5に進
み、F_OFF_CK_WAITをオンに、F_OFF_CK_REQをオフにす
る。F_OFF_CK_WAITがオンすると、リターンの後S2か
らS6に進み、マスク設定時間(CNT@OFFCK)に達したか
否かが判断される。設定時間に達したらS7に進み、F_
OFF_CK_WAITをオフに、F_OFF_CK_STARTをオンにする。F
_OFF_CK_STARTがオンしてからはS1からS8に進み、I
NBUF$SENSORのS_REGSTをチェックする。S_REGSTがオン
のとき、すなわちセンサが紙を検知している時はS1
1、S12に進みリターンする。このとき、F_ONフラッ
グはオンであるからメインルーチンから再びこのSENSOR
_OFF_CHECKサブモジュールへ進入する。そして、S_REGS
Tがオフになった、すなわちセンサが紙を検知しなかっ
た場合はS8からS9に進み、F_OFF_CK_START及びF_ON
フラッグを共にオフにする。F_OFF_CK_STARTをオフする
ことにより紙の後端検知の制御は終了し、F_ONをオフに
することによりSENSOR_OFF_CHECKサブモジュールを抜け
だす。
【0036】これ以後、図7に示したセンサチェック制
御のメインルーチンにおいて、FLAG$SENSORのF_ONフラ
ッグのオン・オフによって、SENSOR_ON_CHECKサブモジ
ュールまたはSENSOR_OFF_CHECKサブモジュールの処理を
繰り返す。
【0037】図10は、カウンタ(CNT$SENSOR)をインク
リメントするためのカウンタコントロールモジュールで
ある。このモジュールは、タイマ割込み等で所定時間ご
とに飛んでくるモジュールで、図8及び図9に示す各ル
ーチンにおいてリセットされたCNT$SENSORを所定時間ご
とにインクリメントさせる。
【0038】本実施例において、図9のフローチャート
により示したSENSOR_OFF_CHECKの制御が請求項1の発明
に相当し、図8のフローチャートにより示したSENSOR_O
N_CHECKの制御が請求項3の発明に相当する。また、エ
ンジンのROM38内に用紙サイズ毎のデータテーブル
を記憶させることにより、図9のS6に示したカウンタ
の設定値CNT@OFFCKを変化させ、紙サイズに応じてマス
ク時間を変えることができる。この部分の制御が請求項
2の発明に相当する。さらに、連続して通紙した場合の
最短紙間を条件に加えて図8のS6に示したカウンタの
設定値CNT@ONCKを変化させ、用紙の後端を検知した後、
先端検知をスタートするまでのマスク時間を最短紙間に
要する時間以内にする制御が請求項4の発明に相当す
る。
【0039】図11は、通紙される用紙と、それを検知
したセンサからの入力信号のタイミングチャートとを関
連させて示したものである。この図において、タイミン
グ[1]でセンサがオンすなわち用紙先端が検知され、[1]
〜[2]の期間が用紙の後端を検知するために行なうセン
サチェックをマスクするマスク期間(MASKtime)であ
る。[1]〜[2]のマスク期間は後端検知のマスク期間であ
るから、このMASKtimeは図9に示したSENSOR_OFF_CHECK
サブモジュールにおけるマスク設定時間CNT@OFFCKであ
る。そして、タイミング[2]で用紙の後端検知のために
センサチェックが開始され、タイミング[3]でセンサが
オフすなわち用紙後端が検知される。この[2]〜[3]が用
紙の後端検知のためのセンサチェックが可能な期間であ
る。次いでタイミング[3]でセンサがオフすなわち用紙
後端が検知されると、次の用紙の先端検知のためのセン
サチェックに入るが、[3]〜[4]の期間がそのセンサチェ
ックをマスクするマスク期間(MASKtime)である。[3]
〜[4]のマスク期間は先端検知のマスク期間であるか
ら、このMASKtimeは図8に示したSENSOR_ON_CHECKサブ
モジュールにおけるマスク設定時間CNT@ONCKである。そ
して、タイミング[4]で先端検知のためのセンサチェッ
クが開始され、タイミング[5]で次の用紙の先端が検知
される迄の[4]〜[5]の期間が用紙の先端検知のためのセ
ンサチェック可能時間となり、以後、[1]〜[5]を繰り返
す。このタイミングチャートをセンサチェックを行なう
期間(sensor check enable time)とマスク期間(sensor
check disabletime)とに分けると、[1]〜[2]及び[3]〜
[4]の期間がsensor check disable timeであり、[2]〜
[3]及び[4]〜[5]の期間がsensor check enable timeと
なる。
【0040】この図からも分かるように、用紙の通紙方
向の先端部にバインダ穴があるような場合でも、[1]〜
[2]の期間、センサチェックをマスクすることにより、
バインダ穴の部分でセンサがオフになり、この部分を用
紙の後端として検知する誤検知を防止することができ
る。
【0041】また、[1]〜[2]のマスク期間(CNT@OFFC
K)を用紙サイズに応じて変更することにより、図14
に示すようにバインダ穴を通紙方向の後端に来るように
して通紙した場合でも、穴の部分でセンサがオフにな
り、この部分を用紙の後端として検知する誤検知を防止
することができる。さらに、バインダ穴の位置は用紙に
より異なる場合もあるので、[1]〜[2]のマスク時間の変
更は、図13に示すような通紙方向先端部にバインダ穴
がある場合の後端誤検知の防止にも有用である。
【0042】ところで、図14に示すようにバインダ穴
を通紙方向の後端に来るようにして通紙したときに、穴
の部分でセンサがオフになってしまった場合、センサが
オフになった後、ただちに次の先端検知のためのセンサ
チェックを行なった場合には、穴の後側の部分を次の用
紙の先端と誤検知してしまう。そこで、センサがオフに
なってから所定の時間(CNT@ONCK)センサチェックをマ
スクすることにより、用紙先端の誤検知を防止すること
ができる。また、このマスク時間CNT@ONCKを、連続通紙
時の最小用紙間隔の通過所要時間よりも短く設定するこ
とにより、次の用紙の先端を誤検知することがない。す
なわち、図11において、[3]〜[5]の期間を連続通紙時
の最小用紙間隔の通過所要時間とした場合に、もし[3]
〜[4]の期間(センサがオフになってからのマスク時
間)が[3]〜[5]よりも長かった場合には、次の用紙の先
端を検知できず、マスク時間が経過した時点を次の用紙
の先端として誤検知してしまう。よって、[3]〜[4]のマ
スク時間CNT@ONCKを[3]〜[5]よりも短く設定することに
より、用紙先端の誤検知を防止することができる。
【0043】図12は、フラッグの変化をタイミングチ
ャート上で示したものである。
【0044】まず、タイミング[1]でセンサがオンする
とマスク期間に入り、センサチェックを中断する。この
とき、INBUF$SENSORのS_REGSTフラッグはオン、FLAG$SE
NSORのF_ONフラッグもオンである。また、F_ON_CK_STAR
Tフラッグはオフである。そして、F_OFF_CK_REQフラッ
グはオンした後オフとなる。さらに、F_OFF_CK_WAITフ
ラッグがオンとなる。
【0045】次に、タイミング[2]で、いつセンサがオ
フになるかのチェック、すなわち用紙の後端検知を開始
する。ここで、FLAG$SENSORのF_OFF_CK_WAITフラッグが
オフとなり、F_OFF_CK_STARTフラッグがオンとなる。
【0046】そして、タイミング[3]で、センサがオフ
すると、今度はセンサオンのチェックをマスクするマス
ク期間に入る。このとき、INBUF$SENSORのS_REGSTフラ
ッグはオフ、FLAG$SENSORのF_ONフラッグ及びF_OFF_CK_
STARTフラッグはオフである。また、F_ON_CK_REQフラッ
グはオンした後オフとなる。さらに、F_ON_CK_WAITフラ
ッグがオンとなる。
【0047】タイミング[4]は、オフになったセンサが
いつオンするかのチェックを開始するタイミングであ
る。このとき、FLAG$SENSORのF_ON_CK_WAITフラッグが
オフに、F_ON_CK_STARTフラッグがオンになる。
【0048】タイミング[5]は、次の用紙先端が検知さ
れてセンサがオンするタイミングであり、以後[1]〜[5]
を繰り返す。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、用紙センサがオンしてから所定の時間セ
ンサチェックをマスクするので、通紙方向の先端部にバ
インダ穴があるような用紙を使用した場合でも、用紙の
後端を誤検知することがない。
【0050】請求項2の構成により、センサチェックを
マスクするマスク時間を用紙サイズに応じて設定するこ
とができるので、通紙方向の後端にバインダ穴があるよ
うな用紙を使用した場合でも、用紙の後端を誤検知する
ことがない。また、通紙方向先端部にバインダ穴がある
場合の後端誤検知の防止にも有用である。
【0051】請求項3の構成により、用紙センサがオフ
になってから所定の時間センサチェックをマスクするの
で、通紙方向の後端にバインダ穴があるような用紙を使
用した場合でも、次の用紙の先端を誤検知することがな
い。
【0052】請求項4の構成により、センサがオフにな
ってからのマスク時間を、連続通紙時の最小用紙間隔の
通過所要時間よりも短く設定することができるので、通
紙方向の後端にバインダ穴があるような用紙を使用した
場合でも、次の用紙の先端を誤検知することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例のレーザプリンタを
示す概略構成図である。
【図2】図2は、そのレーザプリンタの制御ブロック図
である。
【図3】図3は、そのレーザプリンタの全体制御を示す
フローチャートである。
【図4】図4は、時間監視、制御のための割り込みモジ
ュールを示すフローチャートである。
【図5】図5は、FLAGレジスタの各ビットに対応す
るフラッグを示す図である。
【図6】図6は、INBUFレジスタの各ビットに対応
するフラッグを示す図である。
【図7】図7は、センサチェック制御のメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図8】図8は、用紙の先端検知のためのSENSOR_ON_CH
ECKサブモジュールを示すフローチャートである。
【図9】図9は、用紙の後端検知のためのSENSOR_OFF_C
HECKサブモジュールを示すフローチャートである。
【図10】図10は、マスク設定時間を計るカウンタを
インクリメントするためのカウンタコントロールモジュ
ールを示すフローチャートである。
【図11】図11は、通紙される用紙と、センサからの
入力信号のタイミングチャートとを関連させて示した図
である。
【図12】図12は、フラッグの変化をタイミングチャ
ート上に示した図である。
【図13】図13は、通紙方向の先端部にバインダ穴が
ある用紙を示す平面図である。
【図14】図14は、通紙方向の後端部にバインダ穴が
ある用紙を示す平面図である。
【符号の説明】
6 レジストセンサ 20 レーザプリンタ 21 コントローラ 22 エンジン 34 エンジンCPU 35 割り込み制御回路 38 ROM 39 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手
    段を配置する画像形成装置において、前記用紙検出手段
    により用紙があることを検知してからの所定時間、前記
    用紙検出手段による用紙検出をマスクする制御手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手
    段を配置する画像形成装置において、前記用紙検出手段
    により用紙があることを検知してからの所定時間、前記
    用紙検出手段による用紙検出をマスクし、前記所定の時
    間を用紙サイズごとに設定する制御手段を設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手
    段を配置する画像形成装置において、前記用紙検出手段
    により用紙がないことを検知してからの所定時間、前記
    用紙検出手段による用紙検出をマスクする制御手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 用紙搬送経路中の所定位置に用紙検出手
    段を配置する画像形成装置において、前記用紙検出手段
    により用紙がないことを検知してからの所定時間、前記
    用紙検出手段による用紙検出をマスクし、前記所定の時
    間を連続通紙時の最小用紙間隔の通過所要時間よりも短
    く設定する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
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