JP2865625B2 - 台車工法用補助台車 - Google Patents

台車工法用補助台車

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道工事等に使
用するボックスカルバートを工事現場において搬送する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】暗渠などとして使用されているボックス
カルバートを敷設する場合、従来より、オープンカット
した空間内にクレーンを用いて吊り込む工法が、一般的
に採用されている。しかし、クレーンが入り込めない狭
い場所、あるいは橋梁下の工事では、この工法を採用す
ることはできない。
【0003】そこで、本発明者は、このような問題を解
決するため、実開昭59−18830号公報、実開昭6
2−31186号公報などにおいて、ボックスカルバー
ト搬送装置を用いた敷設方法を提案した。
【0004】この方法は、ボックスカルバートを載置す
るコンクリート路床の両側部に配置される走行台車と、
同走行台車の上部に設けられ、ジャッキによって昇降す
る昇降台とを備えた搬送装置を用い、ボックスカルバー
トをジャッキアップして設定位置まで移動させ、そこで
ジャッキダウンすることにより目的位置に設置するもの
である。この方法によって、ボックスカルバートの敷設
工事において、施工性の大幅な向上と、安全性確保を実
現することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、搬送装置
を用いてボックスカルバートの敷設工事を実施すること
により、狭い場所における、ボックスカルバート敷設工
事の施工性、安全性が大幅に向上するため、台車工法は
各地のボックスカルバート敷設工事現場で採用されてい
る。特に、比較的小型のボックスカルバートを使用する
工事においては、施工性、安全性の向上が顕著であるた
め、広く採用されている。
【0006】しかし、大型のボックスカルバートを敷設
する工事の場合、搬送装置を用いて搬送する際に、ボッ
クスカルバートが傾きやすく、搬送の際に転倒する危険
性が高くなる。大型ボックスカルバートが傾いたり、転
倒しやすいのは、ボックスカルバートが大型化するほど
重心位置が高くなるからである。
【0007】大型のボックスカルバートが搬送途中で転
倒すると重大事故を引き起こす危険性が高いだけでな
く、ボックスカルバート自体が破損したり、周囲の機材
などに損傷を与える。また、転倒したボックスカルバー
トを再び搬送装置上に戻すことは極めて困難であり、復
旧に多くの手間と時間を要するため、工期遅延の原因に
もなっている。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、台車工法において、搬送中のボックスカルバートの
転倒を防止することができる技術を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の台車工法用補助台車は、搬送用台車により
ボックスカルバートを設定位置まで搬送する台車工法に
使用する補助台車であって、搬送中におけるボックスカ
ルバートの転倒を防ぐ転倒防止手段を備えたことを特徴
とする。ボックスカルバートを載せた搬送用台車ととも
に走行する補助台車に転倒防止手段を備えることによっ
て、搬送用台車上のボックスカルバートの転倒を防止す
る。
【0010】ここで、本発明の台車工法用補助台車は、
補助台車に備えた転倒防止手段が、搬送用台車に載せた
ボックスカルバートと補助台車とを連結する支持部材で
あることを特徴とする。搬送用台車上のボックスカルバ
ートと補助台車とを支持部材で連結することにより、搬
送用台車上のボックスカルバートは傾斜しないように固
定されるため、搬送中も安定した状態が保たれ、転倒を
防止できる。また、ボックスカルバートと補助台車とを
連結する方式であるため、従来の搬送用台車を使用する
搬送作業においてもそのまま使用することができる。
【0011】また、本発明は、補助台車に備えた転倒防
止手段が、搬送用台車に載せたボックスカルバートと補
助台車とを連結する支持部材と、搬送用台車と補助台車
とを連結する連結部材であることを特徴とする。搬送用
台車上のボックスカルバートと補助台車とを支持部材で
連結し、搬送用台車と補助台車とを連結部材で連結する
ことにより、搬送用台車上のボックスカルバートはさら
に強固に固定されるため、搬送中の転倒を防止できる。
【0012】ここで、本発明は、前記支持部材、連結部
材の少なくとも一方が伸縮可能であることを特徴とす
る。支持部材、連結部材の少なくとも一方を伸縮可能と
することにより、補助台車を使用する際、搬送用台車に
載せたボックスカルバートと補助台車との連結、および
搬送用台車と補助台車との連結をそれぞれ適切な距離に
調節できる。したがって、ボックスカルバートの大きさ
や工事現場の状況に対応した、転倒防止効果が得られ
る。
【0013】さらに、搬送用台車上のボックスカルバー
トと補助台車とを連結する支持部材の先端に、ボックス
カルバートと着脱可能な把持具を備えたことを特徴とす
る。このような把持具を備えることにより、支持部材と
ボックスカルバートとの係脱が容易となるため、搬送開
始前のボックスカルバートと補助台車との連結作業およ
び目的位置まで搬送した後の連結解除作業を短時間で行
うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は第1実施形態を示す斜視
図、図2は第2実施形態を示す斜視図、図3は第3実施
形態を示す斜視図、図4は第4実施形態を示す斜視図、
図5は第5実施形態を示す斜視図である。
【0015】まず、図1を参照して第1実施形態につい
て説明する。この図において、1はボックスカルバー
ト、2は搬送用台車、3はレール、10は補助台車、1
1は支持部材、12は連結部材である。台車工法におい
ては、ボックスカルバート1は、レール3上を走行する
搬送用台車2に載せて移動していき、目的位置に設置さ
れる。本実施形態では、搬送用台車2の後方に補助台車
10があり、補助台車10と搬送用台車2とは連結部材
12で連結されている。
【0016】また、補助台車10は、搬送用台車2とと
もにレール3上を走行するための車輪を有し、基端部を
補助台車10に取り付けた支持部材11が搬送用台車2
上のボックスカルバート1に連結されている。支持部材
11の先端にはボルト11bを有する把持具11aが取
り付けられ、把持具11aでボックスカルバート1の上
壁を把持しボルト11bで締め付けて固定している。ボ
ルト11bを緩めれば、把持具11aとボックスカルバ
ート1上壁との着脱は容易に行うことができる。なお、
ボックスカルバートの種類によって、把持具11aで把
持している上壁部分の厚みが変わっても、ボルト11b
の締め付け量を変えることにより対応できる。
【0017】このように、補助台車10の支持部材11
が搬送用台車2上のボックスカルバート1を支えている
ため、搬送用台車2が急発進、急停車したり、あるいは
揺れるようなことがあっても、ボックスカルバート1が
傾いたり転倒することがなく、ボックスカルバート1を
目的位置まで確実に搬送することができ、搬送作業の効
率、安全性が大幅に向上する。目的位置まで搬送した
ら、ボルト11bを緩めるだけで把持具11aをボック
スカルバート1上壁から離脱できるため、その後の施工
も容易である。
【0018】さらに、本実施形態では支持部材11およ
び連結部材12は、それぞれ伸縮可能であるため、ボッ
クスカルバートの種類によって高さが変わっても、それ
に対応して長さを調節することにより、搬送用台車上の
ボックスカルバートを確実に保持することができる。
【0019】次に、図2を参照して第2実施形態につい
て説明する。この図において、1はボックスカルバー
ト、2は搬送用台車、3はレール、20は補助台車、2
1a,21bは支持部材、22は連結部材である。
【0020】本実施形態では、搬送用台車2の後方にあ
る補助台車20は左台車20aと右台車20bの2つの
部分を伸縮可能な支持軸20sで連結した構造である。
そして、左右台車20a,20bは、それぞれ連結部材
22により、搬送用台車2に連結されている。
【0021】また、補助台車20は、搬送用台車2とと
もにレール3上を走行するための車輪を有しており、基
端部を左右台車20a,20bに取り付けた2本の支持
部材21a,21bが搬送用台車2上のボックスカルバ
ート1に連結されている。なお、支持部材21a,21
bの先端にはボルト21dを備えた把持具21cを有し
ているため、把持具21cでボックスカルバート1の上
壁を把持しボルト21dを締め付けて固定する。ボルト
21dを緩めれば、ボックスカルバート1上壁との着脱
は容易に行うことができる。
【0022】なお、使用するボックスカルバートの種類
によって、把持具21cで把持している上壁部分の厚み
が変わっても、ボルト21dの締め付け量を変えること
により適切に対応できる。
【0023】このように、補助台車20に取り付けた2
本の支持部材21a,21bが搬送用台車2上のボック
スカルバート1を支えているため、搬送用台車2が急発
進、急停車、あるいは揺動することがあっても、ボック
スカルバート1が傾いて転倒することがなく、ボックス
カルバート1を目的位置まで確実に搬送することができ
る。このため、搬送作業の効率、安全性が大幅に向上す
る。目的位置まで搬送したら、ボルト21dを緩めるだ
けで把持具21cをボックスカルバート1上壁から離脱
できるため、その後の施工も容易である。
【0024】特に、本実施形態の場合、2本の支持部材
21a,21bでボックスカルバート1を支えているた
め、レール長手方向のボックスカルバート1の揺れ、傾
斜を防止する効果が高いだけでなく、横方向の傾斜を防
止する効果も優れている。
【0025】本実施形態では、補助台車20は左台車2
0aと右台車20bの2つの部分を伸縮可能な支持軸2
0sで連結した構造であるため、搬送するボックスカル
バートの大きさによりレール3の間隔が変わった場合
も、支持軸20sの長さを変化させることにより左台車
20aと右台車20bとの間隔を伸縮させ、適切に対応
できる。
【0026】また、支持部材21a,21bおよび連結
部材22もそれぞれ伸縮可能であるため、ボックスカル
バートの種類により高さが変わった場合も、支持部材2
1a,21bをそれに対応した長さに調節することによ
り、適切な状態で保持することができる。
【0027】次に、図3を参照して第3実施形態につい
て説明する。この図において、1はボックスカルバー
ト、2は搬送用台車、3はレール、30は補助台車、3
1a,31bは支持部材、32は連結部材である。
【0028】本実施形態では、搬送用台車2の後方にあ
る補助台車30は左台車30aと右台車30bの2つの
部分に分かれた構造である。そして、左右台車30a,
30bは、それぞれ連結部材32により、搬送用台車2
に連結されている。
【0029】また、補助台車30は、搬送用台車2とと
もにレール3上を走行するための車輪を有しており、基
端部をそれぞれ左台車30a,右台車30bに取り付け
た2本の支持部材31a,31bが、搬送用台車2上の
ボックスカルバート1の左右側壁に連結されている。
【0030】ここで、支持部材31a,31bの先端に
は、ボルト31cを備えた把持具31dを有しているた
め、把持具31dでボックスカルバート1の側壁を把持
し、ボルト31cを締め付けることにより固定する。ボ
ルト31cを緩めれば、把持具31dとボックスカルバ
ート1側壁との着脱は容易に行うことができる。なお、
ボックスカルバートの種類によって、把持具31dで把
持している側壁部分の厚みが変わっても、ボルト31c
の締め付け量を変えることにより適切に対応できる。
【0031】このように、左右台車30a,30bに取
り付けた2本の支持部材31a,31bが搬送用台車2
上のボックスカルバート1をそれぞれ支えているため、
搬送用台車2が急発進、急停車あるいは揺動することが
あっても、ボックスカルバート1が傾いたり転倒するこ
とがなく、ボックスカルバート1を目的位置まで確実に
搬送することができ、搬送作業の効率、安全性が大幅に
向上する。目的位置まで搬送したら、ボルト31cを緩
めるだけで把持具31dをボックスカルバート1上壁か
ら離脱できるため、その後の設置作業も容易である。
【0032】本実施形態の場合、2本の支持部材31
a,31bが独立してボックスカルバート1の左右側壁
を支えているため、レール3部分に広いスペースを確保
することができ、作業上非常に便利である。
【0033】本実施形態では、補助台車30は左台車3
0aと右台車30bの2つの部分に分かれた構造である
ため、搬送するボックスカルバートの大きさによってレ
ール3の間隔が変わった場合でも、全く支障なく対応す
るこができる。
【0034】また、支持部材31a,31bおよび連結
部材32は、それぞれ伸縮可能であるため、ボックスカ
ルバートの種類により高さが変わっても、それに対応し
て長さを調節することにより、搬送用台車上のボックス
カルバートを確実に保持することができる。
【0035】次に、図4を参照して第4実施形態につい
て説明する。この図において、1はボックスカルバー
ト、2は搬送用台車、3はレール、40は補助台車、4
1は支持部材、42aおよび42bは連結部材である。
【0036】本実施形態では、搬送用台車2の後方にあ
る補助台車40はレール3の間の部分を走行する構造で
ある。そして、補助台車40は、それぞれ連結部材42
a,42bにより、搬送用台車2に連結されている。
【0037】また、補助台車40は、搬送用台車2とと
もにレール3の間を走行するための車輪を有しており、
基端部を補助台車40に取り付けた支持部材42a,4
2bが搬送用台車2上のボックスカルバート1に連結さ
れている。
【0038】ここで、支持部材41の先端には、ボルト
41bを備えた把持具41cを有しており、把持具41
cでボックスカルバート1の上壁を把持し、ボルト41
bで締め付けることにより固定する。ボルト41bを緩
めれば、ボックスカルバート1上壁と把持具41cとの
着脱は容易に行うことができる。なお、ボックスカルバ
ートの種類によって、把持具41cで把持している上壁
部分の厚みが変わっても、ボルト41bの締め付け量を
変えることにより適切に対応できる。
【0039】このように、補助台車40に取り付けた支
持部材41が搬送用台車2上のボックスカルバート1を
支えているため、搬送用台車2が急発進、急停車あるい
は揺動することがあっても、ボックスカルバート1が傾
いたり転倒することがなく、ボックスカルバート1を目
的位置まで確実に搬送することができ、搬送作業の効
率、安全性が大幅に向上する。目的位置まで搬送した
ら、ボルト41bを緩めるだけで把持具41cをボック
スカルバート1上壁から離脱できるため、その後の設置
作業も容易である。
【0040】本実施形態では、補助台車40はレール3
の間を走行し、連結部材42a,42bもそれぞれ伸縮
可能であるため、搬送するボックスカルバートの大きさ
により、レール3の間隔が変わっても支障なく対応する
ことができる。
【0041】また、支持部材41および連結部材42
a,42bもそれぞれ伸縮可能であるため、ボックスカ
ルバートの種類により高さが変わっても、それに対応し
て長さを調節することにより、搬送用 車上のボックス
カルバートを確実に保持することができる。
【0042】次に、図5を参照して第5実施形態につい
て説明する。この図において、1はボックスカルバー
ト、2は搬送用台車、3はレール、50は補助台車、5
1は支持部材である。本実施形態において、ボックスカ
ルバート1はレール3上を走行する搬送用台車2に載せ
られ移動していくが、このとき、ボックスカルバート1
と補助台車2とを支持部材51で連結している。これに
よって、搬送用台車2上のボックスカルバート1は傾斜
しないように固定されるため、搬送中も安定した状態が
保たれ、転倒を防止できる。
【0043】また、補助台車50のウエイト部52をコ
ンクリートで形成し、ボックスカルバート1の転倒を防
止するために十分な重量としている。ウエイト部52の
構造としては、このほか、ウエイト部を箱体としておき
その中に水や砂を充填することにより重量をもたせるよ
うにすることもできる。この場合、水や砂を排出すれば
ウエイト部は軽くなるため、不使用時の移動などが容易
となる。
【0044】本実施形態の場合、ボックスカルバート1
と補助台車50とを支持部材51のみで連結する方式で
あるため、構造がシンプルであり、従来の搬送用台車2
による搬送作業においても、そのまま使用できるという
メリットがある。なお、支持部材51に伸縮機構を設け
てもよく、支持部材51の先端に、ボックスカルバート
1と着脱可能な把持具を備えてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0046】(1)ボックスカルバートの転倒を防ぐ転
倒防止手段を備えた補助台車を、ボックスカルバートを
載せた搬送用台車とともに走行させることによって、搬
送用台車上のボックスカルバートが搬送中に傾いたり転
倒することがなくなり、安全性および作業効率が大幅に
向上する。
【0047】(2)転倒防止手段として、ボックスカル
バートと補助台車とを連結する支持部材を備えることに
より、搬送用台車上のボックスカルバートは傾斜しない
ように固定されるため、搬送中も安定した状態が保た
れ、転倒を防止できる。また、ボックスカルバートと補
助台車とを連結する方式であるため、従来の搬送用台車
を使用する搬送作業においてもそのまま使用することが
できる。
【0048】(3)転倒防止手段として、ボックスカル
バートと補助台車とを連結する支持部材と、搬送用台車
と補助台車とを連結する連結部材を備えることにより、
搬送用台車上のボックスカルバートはさらに確実に固定
されるため、搬送中の安定性が向上し、転倒を防止でき
る。
【0049】(4)支持部材、連結部材の少なくとも一
方を伸縮可能とすることにより、ボックスカルバートの
大きさや工事現場の状況に対応して確実に保持すること
ができるため、優れた転倒防止効果が得られる。
【0050】(5)支持部材の先端に、ボックスカルバ
ートと着脱可能な把持具を備えることにより、搬送開始
前のボックスカルバートと補助台車との連結作業および
目的位置まで搬送した後の連結解除作業を短時間で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】第2実施形態を示す斜視図である。
【図3】第3実施形態を示す斜視図である。
【図4】第4実施形態を示す斜視図である。
【図5】第5実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックスカルバート 2 搬送用台車 3 レール 10,20,30,40,50 補助台車 20a,30a 左台車 20b,30b 右台車 20s 支持軸 11,21a,21b,31a,31b,41,51
支持部材 12,22,32,42a,42b 連結部材 11b,21d,31c,41b ボルト 11a,21c,31d,41c 把持具 52 ウエイト部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送用台車によりボックスカルバートを
    設定位置まで搬送する台車工法に使用する補助台車であ
    って、搬送中における前記ボックスカルバートの転倒を
    防ぐ転倒防止手段を備えた台車工法用補助台車。
  2. 【請求項2】 前記転倒防止手段が、前記搬送用台車に
    載せたボックスカルバートと補助台車とを連結する支持
    部材である請求項1記載の台車工法用補助台車。
  3. 【請求項3】 前記転倒防止手段が、前記搬送用台車に
    載せたボックスカルバートと補助台車とを連結する支持
    部材と、前記搬送用台車と補助台車とを連結する連結部
    材である請求項1記載の台車工法用補助台車。
  4. 【請求項4】 前記支持部材、連結部材の少なくとも一
    方が伸縮可能である請求項2又は3記載の台車工法用補
    助台車。
  5. 【請求項5】 前記支持部材の先端に、ボックスカルバ
    ートと着脱可能な把持具を備えた請求項2〜4のいずれ
    か1つに記載の台車工法用補助台車。
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