JP2864485B2 - 配管方法 - Google Patents

配管方法

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JP2864485B2
JP2864485B2 JP5078674A JP7867493A JP2864485B2 JP 2864485 B2 JP2864485 B2 JP 2864485B2 JP 5078674 A JP5078674 A JP 5078674A JP 7867493 A JP7867493 A JP 7867493A JP 2864485 B2 JP2864485 B2 JP 2864485B2
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保彦 大橋
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Aron Kasei Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば地下に埋設したヒ
ューム管やバイコン管等からなる隧道内に電線、通信
線、光ファイバー等を被覆する可撓管を配管する方法
よび該方法に使用される管台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図5および図6に示すように所定
間隔毎にハンドホール(2)を設けたヒューム管(1)
等で囲まれている隧道(3)に複数本の可撓管(4)を
配管するには、該可撓管(4)をワイヤ(5)等で集束
し、該可撓管(4)の集束物(4A)をハンドホール
(2)から挿入してワイヤ(6)を介してウィンチ
(7)で引張ることによって、該可撓管(4)の集束物
(4A)を該隧道(3)内で移動させることにより配管
する方法が採用されていた。通常上記方法においてハン
ドホール(2)の径は4m、可撓管(4)一本の長さは
50m以上である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法にあって
は可撓管(4)は保管時には巻きつけてあるので巻きぐ
せがあり、長尺であるとワイヤ(5)等で複数本集束す
ることは困難であり、また図6に示すように可撓管
(4)の集束物(4A)が特に隧道(3)内のカーブし
ている所でローリングし易く、そのために該集束物(4
A)が隧道(3)内で周壁と干渉して円滑に移動出来な
い。したがって従来の方法では長尺の可撓管を複数本集
束して隧道内に配管するためには非常に困難な作業が伴
なった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、所定間隔毎にハンドホー
ル(2)を開設した隧道(3)内に複数本の可撓管(1
4)を配管する場合、所定長さの可撓管(14)の複数
本を管台に集束して可撓管集束物(14A)とし、所望
なれば該可撓管集束物(14A)には所定の間隔を置い
て該隧道(3)の径よりも若干短かい板棒(20)を横
方向に差渡し、該可撓管集束物(14A)の複数個を一
方のハンドホール(2)から該隧道(3)内に逐次導入
し、該可撓管集束物(14A)相互を連結しつゝ最前位
の可撓管集束物(14A)の管台(15)にワイヤ(2
5)を引掛けて引張ることによって該隧道(3)内を他
方のハンドホール側へ移動させることにより配誉する配
管方法、および複数本の可撓管(14)を集束する管台
(15)本体の下側に底部に切欠き(18A)を有する
パイプ状の外側ローラー(18)と、該外側ローラー
(18)内に回転自在 に挿入されている内側ローラー
(19)とからなるローラー(17)を取付けた上記配
管方法に使用される管台(15)を提供するものであ
る。
【0005】
【作用】本発明では可撓管(14)はハンドホール
(2)内へ挿入し易いような所定の長さに調節された上
で管台(15)によって複数本集束する。このように可
撓管(14)を所定の長さに調節すると可撓管(14)
の巻きぐせによって集束作業が干渉されることが少なく
なる。該可撓管(14)の集束物(14A)の複数個
ハンドホール(2)から隧道(3)内に逐次導入され、
隧道(3)内で相互連結せしめられつゝ最前位の可撓管
集束物(14A)の管台(15)に引掛けたワイヤ(2
5)によって引張られ、隧道(3)内を移動することに
より隧道(3)内に配管される。この際該集束物(14
A)は所望の長さに調節されているからローリングしな
いように隧道(3)内に導入することが容易に出来る。
また該集束物(14A)に所定の間隔を置いて該隧道
(3)の径よりも若干短い板棒(20)を横方向に差渡
せば、該集束物(14A)が特に隧道(3)がカーブし
ている所でローリングしようとすると該板棒(20)が
隧道(3)の周壁に干渉して該集束物(14A)のロー
リングを確実に阻止する。更に該管台(15)の下側に
底部に切欠き(18A)を有するパイプ状の外側ローラ
ー(18)と、該外側ローラー(18)内に回転自在に
挿入されている内側ローラー(19)とからなるローラ
ー(17)を取付ければ、ワイヤ(25)の引張り抵抗
が大巾に減少する。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図4に示す一実施例によって
説明すれば、可撓管(14)は周壁に波形が形成された
プラスチック管であり、所定の長さに裁断されその両端
部において複数本の可撓管(14)が管台(15)によ
って集束され、該管台(15)はスチールバンド(1
6)により締結されている。
【0007】該管台(15)下側にはローラー(17)
がワイヤ(17A)によって取付けられており、該ロー
ラー(17)は底部に切欠き(18A)を有するパイプ
状の外側ローラー(18)と、該外側ローラー(18)
内に回転自在に挿入されている内側ローラー(19)と
からなる。そして該可撓管(14)の集束物(14A)
には所定間隔をおいて板棒(20)が横方向に差渡され
ている。該板棒(20)は該集束物(14A)が挿入さ
れる隧道(13)の径よりも若干短かく設定されてい
る。
【0008】上記可撓管集束物(14A)は所定の長さ
に設定されていて、図2に示すように一方のハンドホー
ル(2)から推進工法等によって形成されたヒューム管
(1)に囲まれた隧道(3)内に挿入され、該ヒューム
管(1)部に敷設されている左右一対の鉄管(21,2
1)(既設の高圧線被覆用鉄管を利用する)上にローラ
ー(17)を介して乗架される。該ローラー(17)に
おいては内側ローラー(19)が鉄管(21,21)と
接触し、該可撓管集束物(14A)の移動につれて転動
する。
【0009】上記可撓管集束物(14A)の長さは例え
ばハンドホール(2)内径と略等しく設定すれば、該可
撓管(14)を管台(15)で集束する場合、可撓管
(14)の巻きぐせによる干渉が少なくなり集束作業が
容易になるし、また該可撓管集束物(14A)を強制的
に曲げることなくかつローリングを防いでハンドホール
(2)を介してヒューム管(1)に囲まれた隧道(3)
内に挿入することが容易に出来るようになる。
【0010】上記集束物(14A)の複数個は隧道
(3)内の入口付近において図4に示すように逐次連結
される。該集束物(14A)を連結するには、連結すべ
き一対の集束物(14A)の可撓管(14)の接続端相
互をスリーブ(22)の両端から挿入することによって
夫々接続し、更に該集束物(14A)の接続端の管台
(15)を介してワイヤ(23)を巻きつけ固定する。
【0011】このようにして集束物(14A)を連結し
て最前位の集束物(14A)の管台(15)にウィンチ
(24)から差出されているワイヤ(25)を巻きつ
け、該ワイヤ(25)を介してウィンチ(24)により
図2矢印方向に該集束物(14A)を引張る。上記のよ
うに該集束物(14A)が隧道(3)内を移動する際、
図3に示すように特に隧道(3)がカーブしている所で
板棒(20)が隧道(3)周壁、即ちヒューム管(1)
の内壁に干渉することによって該集束物(14A)のロ
ーリングが確実に防止される。
【0012】このようにして可撓管集束物(14A)が
ヒューム管(1)によって囲まれた隧道(3)内に配設
されるが、上記実施例以外、板棒(20)および鉄管
(21)は本考案にとって必須のものではなく、該集束
物(14A)を隧道(3)内で移動せしめるには、該集
束物(14A)を押してもよく、また移動距離が短かい
場合にはローラー(17)は必ずしも必要としない。
【0013】
【発明の効果】したがって本発明においては、巻きぐせ
のある可撓管でもこれを管台によって集束物として極め
て容易に隧道内に配管することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】可撓管集束物最前部分斜視図
【図2】隧道一部省略側断面図
【図3】隧道縦断面図
【図4】可撓管集束物連結部分の隧道側断面図図5およ
び図6は従来例を示すものである。
【図5】隧道一部省略側断面図
【図6】隧道カーブ部分の縦断面図
【符号の説明】
2 ハンドホール 3 隧道 14 可撓管 14A 可撓管集束物 15 管台17 ローラー 18 外側ローラー 18A 切欠き 19 内側ローラー 20 板棒25 ワイヤ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔毎にハンドホールを開設した隧道
    内に複数本の可撓管を配管する場合、所定長さの可撓管
    の複数本を管台に集束して可撓管集束物とし、該可撓管
    集束物の複数個を一方のハンドホールから該隧道内に逐
    次導入し、該可撓管集束物相互を連結しつゝ最前位の可
    撓管集束物の管台にワイヤを引掛けて引張ることによっ
    て該隧道内を他方のハンドホール側へ移動させることに
    より配管することを特徴とする配管方法
  2. 【請求項2】所定間隔毎にハンドホールを開設した隧道
    内に複数本の可撓管を配管する場合、所定長さの可撓管
    の複数本を管台に集束して可撓管集束物とし、該可撓管
    集束物には所定の間隔を置いて該隧道の径よりも若干短
    かい板棒を横方向に差渡し、該可撓管集束物の複数個
    一方のハンドホールから該隧道内に逐次導入し、該可撓
    管集束物相互を連結しつゝ最前位の可撓管集束物の管台
    にワイヤを引掛けて引張ることによって該隧道内を他方
    のハンドホール側へ移動させることにより配管すること
    を特徴とする配管方法
  3. 【請求項3】複数本の可撓管を集束する管台本体の下側
    に底部に切欠きを有するパイプ状の外側ローラーと、該
    外側ローラー内に回転自在に挿入されている内側ローラ
    ーとからなるローラーを取付けたことを特徴とする請求
    項1または2の配管方法に使用される管台
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02592A (ja) * 1988-01-13 1990-01-05 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート
JPH0343504U (ja) * 1989-09-07 1991-04-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02592A (ja) * 1988-01-13 1990-01-05 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート
JPH0343504U (ja) * 1989-09-07 1991-04-24

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