JPH0336188Y2 - - Google Patents

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JPH0336188Y2
JPH0336188Y2 JP14995186U JP14995186U JPH0336188Y2 JP H0336188 Y2 JPH0336188 Y2 JP H0336188Y2 JP 14995186 U JP14995186 U JP 14995186U JP 14995186 U JP14995186 U JP 14995186U JP H0336188 Y2 JPH0336188 Y2 JP H0336188Y2
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JP
Japan
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tube
wire
tube body
mesh
outer surfaces
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JP14995186U
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JPS6355727U (ja
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電線又は光フアイバー等のケーブルを
保護する管体の改良に関する。
(従来の技術) 一般に工場等で使用される工作機械や、その他
の各種機械に電気的制御手段、或いは光フアイバ
ーのケーブル等が接続される場合、電線や光フア
イバー等のケーブルは、フロアー上を行き来する
歩行者やフオークリフト、その他の運搬車によつ
て踏み付けられて破損しない様に、保護管内に通
して保護している。
上記した保護管として従来使用されているもの
は、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂等軟質合成樹
脂によつて蛇腹管状に形成したもの、或いはポリ
エチレンによつて形成した蛇腹管の外側に塩化ビ
ニル樹脂で形成した外管を重ねた二重管が存在す
る。
しかし、上記した如き保護管は管体内部に電
線、光フアイバー等を押し入れるに際して、電
線、光フアイバー等と管体内面とが線接触し、こ
の両者間に生じる接触抵抗が大きくなるので通線
性が悪く、また、電線や光フアイバーを挿通した
保護管をさらにマンホール等に通す場合、これま
た、保護管外面とマンホール内面とが線接触し、
接触抵抗を大にしているで通管性が悪く、これら
が通線及び通管作業の作業性を低下させている。
さらには、管体内部は湿気がこもり易いので、
管体内面が結露して、電線や光フアイバー等に悪
影響を及ぼす問題がある。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は管本体の内面及び外面の
接触抵抗を低減し、且つ管本体内面の結露を防止
することである。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決する為に講
ずる技術的手段は、管本体を網材によつて形成
し、該管本体の内面及び外面に沿つて硬質合成樹
脂の線材をそれぞれ螺旋状に巻装し、この両線材
相互を管本体の内面と外面とで1本状に重合させ
ると共に、同管本体の網目を介して一体化したも
のである。
(作用) 以上の如き手段によれば、管本体は硬質な内外
両面の線材によつて断面円形に保形され、保護管
に曲げる力が加わると、螺旋状に巻装される両線
材は、曲げに対して内側の間隔が狭まると共に外
側の間隔が広がつて屈曲変形する。
そして、可撓管内に電線、光フアイバー等を挿
通すると、該電線、光フアイバー等と内面側の線
材とは一定間隔を置いて点接触し、また、電気保
護管をマンホール等の内部に通す際、マンホール
内面と外面側の線材とが一定間隔を置いて点接触
する。
また、管内及び管周囲の空気は管本体の網目を
介して管の内と外との間を流通する。
(効果) 本考案は、以上の如きものであるから、以下に
列記する効果を奏する。
管本体を網材から構成したので通気性を備
え、湿気の多い空気が管内にこもることがない
ので管の内面に結露を生ずることがなく、ま
た、管内に通された電線やケーブル等を視認す
ることができるので、断線や結線間違いなどの
トラブルを簡単に発見することができる。
電気コード、ケーブル等を保護管内に通線す
るに際して、電線、光フアイバー等が管本体内
面の硬質な線材と一定間隔を置いて点接触する
ので、両者間の接触抵抗が小さく、スムースに
通線することができる。
また、内部に電線、光フアイバー等を通線し
た保護管を、さらにマンホール等の内部に通す
際において、管本体外面の硬質な線材がマンホ
ール等の内部と一定間隔を置いて点接触するの
で、マンホール内面間との接触抵抗が小さく、
通管作業時の労力を削減することができる。
網材から成る管本体を、同管本体の網目を介
して一体化した内外両面の線材によつて断面円
形に保形しているので、潰れに対する剛性が高
く、且又、外部からの圧力によつて潰れて損傷
してしまうことがない。
また、上記両線材は螺旋状に巻かれているの
で曲げ方向の変形が自由であり、これにより保
護管は自由に折り曲げることのできる可撓性を
具備する。
で述べた様に優れた可撓性を備えているの
で、曲げ配管にも使用でき、地中埋設も可能と
なつて保護管相互の接続箇所を少なくすること
ができ、さらには、管本体の網目を広げて管内
の電線等を引き出し、そこから管を分岐させる
ことも簡単に行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に示した可撓管Aは、管本体
1の内面及び外面に線材2aと2bとを巻装して
構成している。
管本体1は金属若しくは合成樹脂から成る網材
によつて所定径の円管状に成形している。そし
て、上記管本体1の内面に、塩化ビニル樹脂、ナ
イロン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の硬質合成樹
脂から成る断面半円形の線材2aを所定のピツチ
で螺旋状に巻装する。また、同管本体1の外面に
は前記線材2aと同様な線材2bを管本体1内面
の線材2aと重合させながら螺旋状に巻装すると
共に、内面の線材2aと外面の線材2bの両者を
管本体1の網目を介し、第1図の部分拡大図で示
す如く一体化して構成したものである。
上記線材2aと2bとは熱融合、若しくは接着
剤によつて一体化するものである。
また、管本体1を構成する網材は、可撓管Aの
使用条件に応じて金属か若しくは合成樹脂かに選
択するものであり、また網材の網目の大きさや方
向も任意に選択するものである。
上記構成の可撓管Aは管本体1の網目を介して
管内外の空気が流通するので優れた通気性を備
え、また、管内に通した電線やケーブル等Bを多
数の網目から視認できるので、点検、整備を簡単
に行うことができる。
そして、可撓管Aの内面及び外面には断面半円
形の線材2a,2bが突出し、通線の際には可撓
管A内部に通線する電線、光フアイバー等Bと可
撓管A内面の線材2aの各頂点部とが、線材2a
のピツチと同じ間隔を置いて点接触するので、両
者B,2aの接触面積が従来の線接触と比較して
大幅に減少し、さらに、その線材2aが硬質合成
樹脂であるために接触抵抗が減少するものであ
る。
また、電線、光フアイバー等Bを通線した可撓
管Aをさらにマンホール等の内部に通管する際に
おいても、外面の線材2bがマンホール等の内面
と一定間隔を置いて点接触するのでマンホール等
内での滑りが良く、通管作業が楽である。
可撓管Aに外部から加わる圧力は硬質で丈夫な
両線材2a,2bによつて受け持ち、可撓管Aが
潰れない様に保形する。両線材2a,2aは管本
体1の網目を介して一体化したので線材2a,2
b同士、及び両線材2a,2bと網材との結合が
強固であり、前記した保形性も極めて大きくな
る。また、線材2a,2bは上記の如く硬質なる
も、螺旋状に巻装しているので曲げ方向への変形
が自由であり、これにより、可撓管Aは自在に曲
げることができる優れた可撓性を具備するもので
ある。
第3図及び第4図に示した可撓管A′は、内面
及び外面にシリコン、ポリエチレングリコール等
の滑り剤3を吹付け若しくは塗布等の手段でコー
テイングしたもので、これによつて通線性及び通
管性を一層向上させることができる。
尚、線材2a,2bのピツチは保護管が必要と
する外部からの圧力に対する剛性や可撓性に応じ
て変化させるものであり、また、線材2a,2b
の断面形状も接触抵抗を減少させるものであれば
どの様な形状であつても良く、例えば円形や三角
形でも良い。(図示せず) また、上記した可撓管A,A′は、管本体1の
網目を広げて穿を開け、管内の電線、ケーブル等
Bを上記穿より引き出して、可撓管A,A′をそ
の個所から分岐させることも簡単に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した電線保護管を示す一
部切欠正面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は線材に滑り剤をコーテイングした電
線保護管を示す一部切欠正面図、第4図は第3図
の−線断面図である。 図中、A:可撓管、B:電線、光フアイバー
等、1:管本体、2a:線材(内面側)、2b:
線材(外面側)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管本体を網材によつて形成し、該管本体の内面
    及び外面に沿つて硬質合成樹脂の線材をそれぞれ
    螺旋状に巻装し、この両線材相互を管本体の内面
    と外面とで1本状に重合させると共に、同管本体
    の網目を介して一体化した可撓管。
JP14995186U 1986-09-29 1986-09-29 Expired JPH0336188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14995186U JPH0336188Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14995186U JPH0336188Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355727U JPS6355727U (ja) 1988-04-14
JPH0336188Y2 true JPH0336188Y2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=31065637

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JP14995186U Expired JPH0336188Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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