JP2861268B2 - 洗濯機の湯水混合制御装置 - Google Patents

洗濯機の湯水混合制御装置

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JP2861268B2 JP2141128A JP14112890A JP2861268B2 JP 2861268 B2 JP2861268 B2 JP 2861268B2 JP 2141128 A JP2141128 A JP 2141128A JP 14112890 A JP14112890 A JP 14112890A JP 2861268 B2 JP2861268 B2 JP 2861268B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水と湯を混合して温水で洗濯を行う洗濯機の
湯水混合制御装置に関する。
従来の技術 近年、洗濯機は洗浄率を向上するために水と湯とを混
合した温水を供給できるものが増えてきており、温水の
温度制御が容易な湯水混合制御装置が求められている。
従来、この種の洗濯機の湯水混合制御装置は第6図に
示すような構成が一般的であった。以下、その構成につ
いて説明する。図に示すように、給水弁切換スイッチ14
は洗濯またはすすぎの給水行程において水側給水弁15お
よび湯側給水弁16に通電する組み合わせを切換えるもの
で、水側給水弁15のみに通電(C位置)、水側給水弁15
と湯側給水弁16とに通電(W位置)、湯側給水弁16のみ
に通電(H位置)に切換えできるようにし、実際に給水
されている水温とは無関係に給水弁切換スイッチ14の切
換え状態に基づいて給水するものであった。なお、制御
手段17は水側給水弁15と湯側給水弁16の開閉を制御する
ものである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の洗濯機の湯水混合制御装置では、水
と湯を混合して供給されている水温を洗濯に敵した温度
にするために、使用者が洗濯のたびに給水中に水栓と湯
栓または給湯温度を調節しなければならないという課題
があった。
本発明は上記課題を解決するもので、使用者が給水さ
れている水温を調節する手間を省き、自動的に水温を調
節しながら給水できるようにすることを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、水の供給を行う
水側給水弁と、湯の供給を行う湯側給水弁と、洗濯槽に
供給する前の水または湯の温度を検出する水温検知手段
と、洗濯槽内の水温の目標値を設定する水温検出手段
と、前記水側給水弁と前記湯側給水弁の通電時間の組み
合わせを設定する演算手段とを備え、前記演算手段は、
給水開始後所定時間水側給水弁及び湯側給水弁に通電
し、その後一定時間毎に前記水温検出手段の水温値と前
記水温設定手段によって設定された設定水温値とを比較
して、その差が所定範囲内である場合は、水側給水弁及
び湯側給水弁とに通電し、その差が所定範囲外であって
設定温度より高い温度は、水側給水弁のみに通電し、そ
の差が所定範囲外であって設定温度より低い場合は、湯
側給水弁のみに通電し、一定時間通電した後水位を検知
し、この操作を1サイクルとして、水位が所定水位に達
するまで、このサイクルを繰り返すようにしたことを課
題解決手段としている。
作用 本発明は上記した課題解決手段により、洗濯槽内の水
温が水温設定手段によって設定された水温になるように
水側給水弁と湯側給水弁との通電の組合せを調節しなが
ら給水することができる。
実施例 以下、本発明の課題解決手段の実施例を第1図から第
3図を参照しながら説明する。
図に示すように、水温検出手段1は湯と水を混合した
温度を検出し、水温設定手段2は洗濯槽内の水温の目標
値を設定し、それぞれ演算手段3に入力する。水側給水
弁4は水の供給を開閉するもので、湯側給水弁5は湯の
供給を開閉するものである。演算手段3は水温検出手段
1と水温設定手段2のデータによって水側給水弁4と湯
側給水弁5との通電の組合せを設定する。水側給水弁駆
動手段6および湯側給水弁駆動手段7は水側給水弁4と
湯側給水弁5とをそれぞれ駆動するためのものである。
水位検出手段8は洗濯槽内の水位を検出して設定水位に
なると給水を停止できるようにするためのものである。
水側給水口9および湯側給水口10から供給された水と
湯は、それぞれ水側給水弁4と湯側給水弁5とを経て水
温検出手段1の手前で混合され、外槽11に洗濯水として
貯えられる。また、水位検出手段8は外槽11のて底部か
ら接続されたホースによって洗濯槽内の水位を検出す
る。なお、12は排水弁、13は排水口である。
水側給水弁4と湯側給水弁5との通電の組合せは、第
3図に示すように、4つのパターンがあり、給水パター
ン0は給水停止の状態である。給水パターン1は水側給
水弁4だけに通電し、給水水温は最も低い。給水パター
ン2は水側給水弁4と湯側給水弁5とに通電し、給水水
温は中間の値である。給水パターン3は湯側給水弁5だ
けに通電し、給水水温は最も高い。給水は以上のパター
ン1からパターン3を組み合わせて行う。
上記構成において第4図を参照しながら動作を説明す
ると、まず、ステップ21で水側給水弁4と湯側給水弁5
とをto秒間通電して開く。これにより水温検出手段1は
水と湯とを混合した水温を検出する。この混合水温をTm
とする。つぎに、ステップ22で水温設定手段2によって
設定された設定水温Toと混合水温Tmとを比較する。ここ
で洗濯槽内の目標水温を設定水温To±10℃とすると、混
合水温Tmがこの目標水温の範囲内であれば、ステップ23
で現状の給水パターンを変更せずに継続する。
ステップ22で混合水温Tmが目標水温範囲を上回った場
合、つまり混合水温Tmが設定水温To+10℃より高い場合
はステップ24で給水パターンを1ランク下げる。したが
って、給水パターン2であったならば給水パターン1と
なり、水側給水弁4だけ通電して開く。そしてステップ
25でこの状態をt秒間継続する。これによりt秒間では
洗濯槽に給水される水温は設定水温Toより低くなる。
ステップ22で混合水温Tmが目標水温範囲を下回った場
合、つまり混合水温Tmが設定水温To−10℃より低い場合
はステップ26で給水パターンを1ランク上げる。したが
って、給水パターン2であったならば給水パターン3と
なり、湯側給水弁5だけ通電して開く。そしてステップ
25でこの状態がt秒間継続する。これによりt秒間では
洗濯槽に給水される水温は設定水温Toより高くなる。
このように、混合水温Tmが目標水温範囲を外れようと
した場合に、演算手段3は修正して目標水温範囲に近づ
けようとする演算を行い、この結果に基づいて水側給水
弁4と湯側給水弁5とを制御している。
ステップ27で水位検出手段8によって検出された洗濯
槽の水位を判定し、設定水位になっていれば、給水動作
を停止して次の行程へ移行する。もし、まだ設定水位に
なっていなければステップ22にもどり、前述の動作をt
秒毎に繰り返すが、このときのTmは混合水温とは限ら
ず、給水パターンによって変動する。また、ステップ24
でランクを給水パターン1から下げる場合は、給水パタ
ーン1を継続することとする。同様に、ステップ26でラ
ンクを給水パターン3から上げる場合は、給水パターン
3を継続することとする。
このように第1の課題解決手段の実施例の洗濯機の湯
水混合制御装置によれば、演算手段3は一定時間間隔ご
とに水温検出手段1の水温値と水温設定手段2によって
設定された設定水温値とを比較し、水側給水弁4と湯側
給水弁5の通電組合せを設定するようにしたから、給水
水温が設定水温を外れようとした場合に、これを修正し
て設定温度に近づけようとする演算を行い、洗濯に適し
た水温の温水を洗濯槽に供給できる。
次に、第2の実施例について説明する。
第1図における演算手段3は、一定時間間隔ごとに水
温検出手段1の水温値と水温設定手段2によって設定さ
れた設定水温値との差に比例して水側給水弁4と湯側給
水弁5の通電時間を設定するようにしたものである。他
の構成は上記実施例と同じである。
上記構成において第5図を参照しながら動作を説明す
ると、まず、ステップ31で水側給水弁4と湯側給水弁5
とをto秒間通電する。これにより水温検出手段1は水と
湯とを混合した水温を検出する。この混合水温をTmとす
る。つぎに、ステップ32で水温設定手段2によって設定
された設定水温Toと混合水温Tmとを比較する。ここで、
洗濯槽内の目標水温を設定水温To±10℃とすると、混合
水温Tmがこの目標水温の範囲内であれば、ステップ33で
水側給水弁14と湯側給水弁15とをt秒間通電する。
ステップ32で目標水温範囲を上回った場合、つまり混
合水温Tmが設定水温To+10℃より高い場合は、ステップ
34で水側給水弁4をt秒間通電し、湯側給水弁5はt秒
に1より小さい係数kを乗じた時間だけ通電する。した
がって、ステップ34でt秒間では洗濯槽に給水される混
合水の水温は設定水温Toより低くなる。また、係数kは
目標水温範囲や通電間隔t秒により決定するが、たとえ
ば、 とし、k<0のときは、k=0とする。これにより、混
合水温Tmが目標水温範囲を大きく上回った場合は、混合
水温Tmが目標水温範囲を小さく上回った場合に比べ係数
kが小さくなり、ステップ34でt秒間に洗濯槽に給水さ
れる混合水の水温はより低くなる。
ステップ32で目標水温範囲を下回った場合、つまり混
合水温Tmが設定水温To−10℃より低い場合はステップ35
で水側給水弁4をt秒に1より小さい係数kを乗じた時
間だけ通電し、湯側給水弁5はt秒間通電する。したが
って、ステップ35でのt秒間では洗濯槽に給水される混
合水の水温は設定水温Toより高くなる。ステップ34と同
様に、混合水温Tmが目標水温範囲を大きく下回った場合
は、混合水温Tmが目標水温範囲を小さく下回った場合に
比べ係数kが小さくなり、ステップ35でt秒間に洗濯槽
に給水される混合水の水温はより高くなる。このよう
に、ステップ33〜35では、混合水温Tmが目標水温範囲を
外れようとした場合に、修正して目標水温範囲に近づけ
ようとする演算を行い、この結果に基づいて水側給水弁
4と湯側給水弁5とを制御する。
ステップ36で水位検出手段8によって検出されされた
洗濯槽の水位を判定し、まだ設定水位になっていなけれ
ば、ステップ31にもどり、前述の動作を繰り返す。も
し、設定水位になっていれば、給水動作を停止して次の
行程へ移行する。
なお、上記実施例では係数kを(1)式のように定義
したが、混合水温Tmと設定水温Toとの差に比例して定義
されればよい。たとえば、 のようなものでも、洗濯槽内の水温が目標水温に収束さ
れれば差支えない。
このように第2の実施例の洗濯機の湯水混合制御装置
によれば、演算手段3は一定時間間隔ごとに水温検出手
段1の水温値と水温設定手段2によって設定された設定
水温値との差に比例して水側給水弁4と湯側給水弁5の
通電時間を設定するようにしたから、水と湯を混合した
温水の温度を広い範囲にわたって精度よく制御できる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、演
算手段は一定時間間隔ごとに水温検出手段の水温値と水
温設定手段によって設定された設定水温値とを比較し、
水側給水弁と湯側給水弁の通電の組合せを設定するよう
にしたから、給水水温が設定水温を外れようとした場合
に、これを修正して設定水温に近づけようとする演算を
行い、この結果に基づいて水側給水弁と湯側給水弁とを
制御でき、洗濯に適した水温の温水を自動機に水温を調
節しながら洗濯槽に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の洗濯機の湯水混合制御装置
のブロック図、第2図は同湯水混合制御装置を具備した
洗濯機の断面図、第3図は同洗濯機の湯水混合制御装置
の給水パターン説明図、第4図は同洗濯機の湯水混合制
御装置の動作フローチャート、第5図は本発明の他の実
施例の洗濯機の湯水混合制御装置の動作フローチャー
ト、第6図は従来の洗濯機の湯水混合制御装置のブロッ
ク図である。 1……水温検出手段、2……水温設定手段、3……演算
手段、4……水側給水弁、5……湯側給水弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 33/02 D06F 39/04 D06F 39/08 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水の供給を行う水側給水弁と、湯の供給を
    行う湯側給水弁と、洗濯槽に供給する前の水または湯の
    温度を検出する水温検知手段と、洗濯槽内の水温の目標
    値を設定する水温検出手段と、前記水側給水弁と前記湯
    側給水弁の通電時間の組み合わせを設定する演算手段と
    を備え、前記演算手段は、給水開始後所定時間水側給水
    弁及び湯側給水弁に通電し、その後一定時間毎に前記水
    温検出手段の水温値と前記水温設定手段によって設定さ
    れた設定水温値とを比較して、その差が所定範囲内であ
    る場合は、水側給水弁及び湯側給水弁とに通電し、その
    差が所定範囲外であって設定温度より高い場合は、水側
    給水弁のみに通電し、その差が所定範囲外であって設定
    温度より低い場合は、湯側給水弁のみに通電し、一定時
    間通電した後水位を検知し、この操作を1サイクルとし
    て、水位が所定水位に達するまで、このサイクルを繰り
    返す洗濯機の湯水混合制御装置。
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US5782109A (en) * 1996-05-06 1998-07-21 Ecolab Inc. Dispenser
JP3377721B2 (ja) * 1997-06-30 2003-02-17 三菱重工業株式会社 製紙用原料圧力脈動吸収装置
US5975352A (en) * 1997-08-28 1999-11-02 Ecolab Inc. Dispenser

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