JPH0421107B2 - - Google Patents
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- JPH0421107B2 JPH0421107B2 JP59194266A JP19426684A JPH0421107B2 JP H0421107 B2 JPH0421107 B2 JP H0421107B2 JP 59194266 A JP59194266 A JP 59194266A JP 19426684 A JP19426684 A JP 19426684A JP H0421107 B2 JPH0421107 B2 JP H0421107B2
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- water
- bathtub
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 191
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H1/00—Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
- F24H1/54—Water heaters for bathtubs or pools; Water heaters for reheating the water in bathtubs or pools
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control For Baths (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、浴槽内の温湯を所定温度に調整する
ことができる浴槽湯温自動調整装置に関するもの
である。
ことができる浴槽湯温自動調整装置に関するもの
である。
(従来技術)
従来の風呂にあつては、一般にその給湯装置か
ら送られる湯水温度が所定温度になるよう自動制
御することで、給湯するようにしているから、外
気温や浴槽自体の温度の影響で、給湯水の温度は
高くとも浴槽内の湯温は所定温度よりも低下して
しまうこととなり、このため当該温度を昇温させ
ねばならなくなるだけでなく、当該昇温も上記の
所定温度に設定された湯水で行われるから、浴槽
内の湯温を希望温度まで上げるのに可成りの時間
がかかつてしまうという問題があつた。
ら送られる湯水温度が所定温度になるよう自動制
御することで、給湯するようにしているから、外
気温や浴槽自体の温度の影響で、給湯水の温度は
高くとも浴槽内の湯温は所定温度よりも低下して
しまうこととなり、このため当該温度を昇温させ
ねばならなくなるだけでなく、当該昇温も上記の
所定温度に設定された湯水で行われるから、浴槽
内の湯温を希望温度まで上げるのに可成りの時間
がかかつてしまうという問題があつた。
また、浴槽内の湯温が所定温度に調整し得たと
しても入浴者の体感温度と実際の温度との間にず
れがあることから、再度湯温を調整する必要を生
ずることになるのであつて、このような場合にも
昇温または降温に手間どり迅速に調整を行えず、
入浴者の最適温度が、なかなか得られないという
不都合があつた。
しても入浴者の体感温度と実際の温度との間にず
れがあることから、再度湯温を調整する必要を生
ずることになるのであつて、このような場合にも
昇温または降温に手間どり迅速に調整を行えず、
入浴者の最適温度が、なかなか得られないという
不都合があつた。
(発明の目的)
本発明は、上記の問題点に鑑み、給湯装置から
浴槽に送られる給温湯の温度を、所定温度に設定
してしまうのではなく、浴槽に付設された循環装
置における温湯温度と設定温度との温度差を検知
し、当該温度差に見合つた所定の温度となるよう
給湯装置の前記給温湯温度を制御してやること
で、簡易かつ迅速に浴槽湯温を設定温度に調整で
きる浴槽湯温の自動調整装置を提供するのが、そ
の目的である。
浴槽に送られる給温湯の温度を、所定温度に設定
してしまうのではなく、浴槽に付設された循環装
置における温湯温度と設定温度との温度差を検知
し、当該温度差に見合つた所定の温度となるよう
給湯装置の前記給温湯温度を制御してやること
で、簡易かつ迅速に浴槽湯温を設定温度に調整で
きる浴槽湯温の自動調整装置を提供するのが、そ
の目的である。
(発明の構成)
本願第1の発明に係る浴槽湯温の自動調整装置
は、浴槽内の温湯を循環パイプと、これに介設し
た循環ポンプにより回流自在とした循環装置と、
給湯配管に介設の水量調整弁と湯量調整弁とによ
り流量制御された夫々の水と湯とを混合し、これ
により得られた給温湯を浴槽に供給する給湯装置
と、上記循環装置に配設された温湯センサにより
検知される当該循環装置の温湯温度を、予め選定
した設定温度から減算して正負の温度差を得、こ
れを当該設定温度に加算して調整温度を算出し、
当該調整温度に、前記給湯装置に配設されている
給湯センサにより検知の給温湯温度が合致するよ
うに、当該給湯装置の前記水量調整弁、湯量調整
弁を作動自在とした選定した設定温度との温度差
である正負の数値に基づき、当該設定温度に加算
された調整温度を温度制御回路部とからなること
を特徴としている。
は、浴槽内の温湯を循環パイプと、これに介設し
た循環ポンプにより回流自在とした循環装置と、
給湯配管に介設の水量調整弁と湯量調整弁とによ
り流量制御された夫々の水と湯とを混合し、これ
により得られた給温湯を浴槽に供給する給湯装置
と、上記循環装置に配設された温湯センサにより
検知される当該循環装置の温湯温度を、予め選定
した設定温度から減算して正負の温度差を得、こ
れを当該設定温度に加算して調整温度を算出し、
当該調整温度に、前記給湯装置に配設されている
給湯センサにより検知の給温湯温度が合致するよ
うに、当該給湯装置の前記水量調整弁、湯量調整
弁を作動自在とした選定した設定温度との温度差
である正負の数値に基づき、当該設定温度に加算
された調整温度を温度制御回路部とからなること
を特徴としている。
そして、さらに本願第2の発明では、より一層
の迅速な湯温調整を可能とするため、浴槽内の温
水を循環パイプと、これに介設した循環ポンプに
より加熱器を通して回流自在とした循環装置と、
給湯配管に介設の水量調整弁とに湯量調整弁によ
り流量制御された夫々の水と湯とを混合し、これ
により得られた給温湯を浴槽に供給する給湯装置
と、上記循環装置に配設された温湯センサにより
検知される当該循環装置の温湯温度を、予め選定
した設定温度から減算して正負の温度差を得、こ
れを当該設定温度に加算して調整温度を算出し、
当該調整温度に、前記給湯装置に配設された給湯
センサにより検知の給温湯温度が合致するよう
に、当該給温装置の前記水量調整弁、湯量調整弁
を作動し、かつ、前記温湯温度と設定温度との温
度差が負の値になつたとき、同上循環装置におけ
る前記加熱器のヒータに対する通電を遮断自在と
した温度制御回路部とを具備させるようにしてい
る。
の迅速な湯温調整を可能とするため、浴槽内の温
水を循環パイプと、これに介設した循環ポンプに
より加熱器を通して回流自在とした循環装置と、
給湯配管に介設の水量調整弁とに湯量調整弁によ
り流量制御された夫々の水と湯とを混合し、これ
により得られた給温湯を浴槽に供給する給湯装置
と、上記循環装置に配設された温湯センサにより
検知される当該循環装置の温湯温度を、予め選定
した設定温度から減算して正負の温度差を得、こ
れを当該設定温度に加算して調整温度を算出し、
当該調整温度に、前記給湯装置に配設された給湯
センサにより検知の給温湯温度が合致するよう
に、当該給温装置の前記水量調整弁、湯量調整弁
を作動し、かつ、前記温湯温度と設定温度との温
度差が負の値になつたとき、同上循環装置におけ
る前記加熱器のヒータに対する通電を遮断自在と
した温度制御回路部とを具備させるようにしてい
る。
(実施例)
次に、図面に基づいて本発明の一実施例につい
て詳述する。
て詳述する。
浴槽1に所定温度の給温湯を供給するための給
湯装置2と、浴槽1内の温湯を循環させるための
循環装置3と、浴槽1の温湯温度を希望の所定温
度に調整する温度制御回路部4とから構成されて
いる。
湯装置2と、浴槽1内の温湯を循環させるための
循環装置3と、浴槽1の温湯温度を希望の所定温
度に調整する温度制御回路部4とから構成されて
いる。
上記給湯装置2は、既知の如く水量調整弁21
が配設され水が供給される導水管22と、湯量調
整弁23が配設され、温湯が導入される導湯管2
4の各先端が夫々湯水混合器25に接続され、該
湯水混合器25により、当該冷水と熱湯とを混合
して得られた給温湯が、給湯管26を通して、上
面開口部から浴槽1に供給されるよう構成されて
いる。
が配設され水が供給される導水管22と、湯量調
整弁23が配設され、温湯が導入される導湯管2
4の各先端が夫々湯水混合器25に接続され、該
湯水混合器25により、当該冷水と熱湯とを混合
して得られた給温湯が、給湯管26を通して、上
面開口部から浴槽1に供給されるよう構成されて
いる。
次に、上記循環装置3は、これまた、それ自体
既知の如く一端が浴槽1の下部に連通して接続さ
れ、他端が浴槽1の上面開口部に開口する循環パ
イプ31にあつて、順次循環ポンプ32とヒータ
を具備した加熱器33とを配設したもので、浴槽
1内の温湯を導入開口部31aから吸入揚湯して
放出開口部31bから浴槽1へ流入させることに
より、浴槽1内の温湯を繰返し回流させることが
できる。
既知の如く一端が浴槽1の下部に連通して接続さ
れ、他端が浴槽1の上面開口部に開口する循環パ
イプ31にあつて、順次循環ポンプ32とヒータ
を具備した加熱器33とを配設したもので、浴槽
1内の温湯を導入開口部31aから吸入揚湯して
放出開口部31bから浴槽1へ流入させることに
より、浴槽1内の温湯を繰返し回流させることが
できる。
更に、上記温度制御回路部4は浴槽1内の温湯
が希望する任意の温度、例えば図示のように45℃
となるように、その設定温度を選定すべき操作パ
ネル部41と、後に詳記する通り、前記の給湯装
置2と循環装置3とを制御する電気回路部42と
からなり、上記電気回路部42からは、前記給湯
管26に内設の給湯センサ43と前記循環パイプ
31に内設の温湯センサ44が導出されていると
共に、制御すべき前記水量調整弁21と湯量調整
弁23並びに循環ポンプ32、加熱器33に接続
され、さらに浴槽1内にあつて、循環パイプ31
の導入開口部31aよりやや高所の循環可能水位
h1に設けた循環可能水位センサ45と最高水位h2
に設けた最高水位センサ46とが、夫々導出され
ている。
が希望する任意の温度、例えば図示のように45℃
となるように、その設定温度を選定すべき操作パ
ネル部41と、後に詳記する通り、前記の給湯装
置2と循環装置3とを制御する電気回路部42と
からなり、上記電気回路部42からは、前記給湯
管26に内設の給湯センサ43と前記循環パイプ
31に内設の温湯センサ44が導出されていると
共に、制御すべき前記水量調整弁21と湯量調整
弁23並びに循環ポンプ32、加熱器33に接続
され、さらに浴槽1内にあつて、循環パイプ31
の導入開口部31aよりやや高所の循環可能水位
h1に設けた循環可能水位センサ45と最高水位h2
に設けた最高水位センサ46とが、夫々導出され
ている。
次に使用に際しての作用について説明する。
まず、浴槽1内の温湯水位が循環可能水位h1以
下にあるときは、操作パネル部41により設定し
た温度(45℃)に、給湯センサ43で検知した給
温湯の温度が合致するよう電気回路部42が水量
調整弁21と湯量調整弁23の各弁開度を制御し
て適量の冷水と熱湯を湯水混合器25に供給し、
該湯水混合器25によつて混合した給温湯を給湯
管26により浴槽1内へ供給する。
下にあるときは、操作パネル部41により設定し
た温度(45℃)に、給湯センサ43で検知した給
温湯の温度が合致するよう電気回路部42が水量
調整弁21と湯量調整弁23の各弁開度を制御し
て適量の冷水と熱湯を湯水混合器25に供給し、
該湯水混合器25によつて混合した給温湯を給湯
管26により浴槽1内へ供給する。
次に、浴槽1内の温湯水位が循環可能水位h1以
上で、かつ最高水位h2以下となつたときは、循環
可能水位センサ45が水位を検知し、これにより
電気回路部42が循環ポンプ32を始動させ、浴
槽1内の温湯を循環パイプ31により循環させ
る。
上で、かつ最高水位h2以下となつたときは、循環
可能水位センサ45が水位を検知し、これにより
電気回路部42が循環ポンプ32を始動させ、浴
槽1内の温湯を循環パイプ31により循環させ
る。
つづいて上記循環により温湯センサ44が検知
した温湯温度が電気回路部42に導入されると、
ここで例えば温湯温度が37℃であれば、前記設定
温度45℃と当該37℃との温度差+8℃が算出され
ると共に、この設定温度45℃に温度差+8℃が加
算され、当該加算値たる調整温度53℃に給湯セン
サ43の検知温度が合致するよう前記の両調整弁
21,23が制御されるのであり、またこれと同
時に温湯温度が上記の如く設定温度より低いとき
には、同回路部42により循環装置3の加熱器3
3に、電流が供給され、循環水の加温によつて浴
槽1内の温湯が昇温されることとなる。
した温湯温度が電気回路部42に導入されると、
ここで例えば温湯温度が37℃であれば、前記設定
温度45℃と当該37℃との温度差+8℃が算出され
ると共に、この設定温度45℃に温度差+8℃が加
算され、当該加算値たる調整温度53℃に給湯セン
サ43の検知温度が合致するよう前記の両調整弁
21,23が制御されるのであり、またこれと同
時に温湯温度が上記の如く設定温度より低いとき
には、同回路部42により循環装置3の加熱器3
3に、電流が供給され、循環水の加温によつて浴
槽1内の温湯が昇温されることとなる。
このようにして温湯温度が次第に昇温して行き
43℃となれば、45−43=+2℃、従つて調整温度
が45+2=47℃となるよう給温湯が制御されるこ
ととなり、遂に例えば温湯温度が48℃の如く設定
温度よりも高温となれば、45−48=−3℃、従つ
て45−3=42℃の調整温度にて給温湯が制御され
ると共に、循環装置3の加熱器33に対する通電
がOFF状態となる。
43℃となれば、45−43=+2℃、従つて調整温度
が45+2=47℃となるよう給温湯が制御されるこ
ととなり、遂に例えば温湯温度が48℃の如く設定
温度よりも高温となれば、45−48=−3℃、従つ
て45−3=42℃の調整温度にて給温湯が制御され
ると共に、循環装置3の加熱器33に対する通電
がOFF状態となる。
そして、浴槽1内の温湯水位が最高水位hにな
つた場合には、最高水位センサ46が、これを検
知するから電気回路部42により給温湯の供給が
水量調整弁21、湯量調整弁23の閉成により停
止され、この際上記循環ポンプ32は、そのまま
稼動を続け、浴槽1の温湯は回流を続行する。
つた場合には、最高水位センサ46が、これを検
知するから電気回路部42により給温湯の供給が
水量調整弁21、湯量調整弁23の閉成により停
止され、この際上記循環ポンプ32は、そのまま
稼動を続け、浴槽1の温湯は回流を続行する。
また、ここで図中45,46は夫々水スイツチ
と湯スイツチを示しており、入浴者が浴槽1の温
湯につき、熱いと感じたときは、上記操作パネル
部41の水スイツチ45をONとし、水量調整弁
21を開いて浴槽1内へ給水し、また温湯温度が
低いと感じたときは、湯スイツチ46により湯量
調整弁23を開いて浴槽1内へ給湯し、夫々温湯
を最適温度に調整できるようにしてあり、さら
に、一定時間のタイムラグ(例えば30秒)をもた
せて、上記浴槽1内の温湯温度が温湯センサ44
により検知され、電気回路部42によつて温湯が
常時当該最適の温湯温度に保持されるように制御
するのがよく、図中47,48は設定温度用操作
ボタンを示す。
と湯スイツチを示しており、入浴者が浴槽1の温
湯につき、熱いと感じたときは、上記操作パネル
部41の水スイツチ45をONとし、水量調整弁
21を開いて浴槽1内へ給水し、また温湯温度が
低いと感じたときは、湯スイツチ46により湯量
調整弁23を開いて浴槽1内へ給湯し、夫々温湯
を最適温度に調整できるようにしてあり、さら
に、一定時間のタイムラグ(例えば30秒)をもた
せて、上記浴槽1内の温湯温度が温湯センサ44
により検知され、電気回路部42によつて温湯が
常時当該最適の温湯温度に保持されるように制御
するのがよく、図中47,48は設定温度用操作
ボタンを示す。
尚、本発明の循環装置3や給湯装置2は、上記
実施例の構成要素に限られることなく、例えば汚
物除去用のフイルタその他の構成要素を付加した
ものとすることもできる。
実施例の構成要素に限られることなく、例えば汚
物除去用のフイルタその他の構成要素を付加した
ものとすることもできる。
また、温度制御回路部4についても、上記実施
例の構成要素に限られることなく、例えば最高水
位報知器その他の構成要素を付加したものとする
こともできる。
例の構成要素に限られることなく、例えば最高水
位報知器その他の構成要素を付加したものとする
こともできる。
(発明の効果)
本願第1発明は、上記実施例に具現化されるよ
うに、給湯装置2の給湯センサ43による給温湯
の温度を、設定温度と合致させるのではなく、循
環装置3の温湯温度をも温湯センサ44により検
知し、この温湯温度が設定温度より低温であると
きは、当該温度差に見合つて高温とした調整温度
となるよう、当該給温湯温度を制御するようにし
たから、上記の場合、入浴したい温度より高い温
度の給温湯が浴槽1に供給され、従つて浴槽1や
外気により給温湯が冷やされても、温湯は入浴に
適した設定温度を保ち得ることとなり、このため
極めて迅速に最適な温度の湯が得られ、再度加熱
または加水しなくとも満足すべき湯加減を楽しむ
ことができる。
うに、給湯装置2の給湯センサ43による給温湯
の温度を、設定温度と合致させるのではなく、循
環装置3の温湯温度をも温湯センサ44により検
知し、この温湯温度が設定温度より低温であると
きは、当該温度差に見合つて高温とした調整温度
となるよう、当該給温湯温度を制御するようにし
たから、上記の場合、入浴したい温度より高い温
度の給温湯が浴槽1に供給され、従つて浴槽1や
外気により給温湯が冷やされても、温湯は入浴に
適した設定温度を保ち得ることとなり、このため
極めて迅速に最適な温度の湯が得られ、再度加熱
または加水しなくとも満足すべき湯加減を楽しむ
ことができる。
さらに本願第2発明にあつては、上記第1発明
に加えて循環装置にヒータをもつた加熱器を具備
させておき、循環装置の温湯温度が設定温度より
も低いときは、上記加熱器を稼動させて浴槽1内
の温湯をも加温させるようにしたから、さらに温
湯を希望する温度となるよう、極めて速やかな昇
温または降温制御が可能となる。
に加えて循環装置にヒータをもつた加熱器を具備
させておき、循環装置の温湯温度が設定温度より
も低いときは、上記加熱器を稼動させて浴槽1内
の温湯をも加温させるようにしたから、さらに温
湯を希望する温度となるよう、極めて速やかな昇
温または降温制御が可能となる。
図は本発明の一実施例を示す全体構成説明図で
ある。 1……浴槽、2……給湯装置、3……循環装
置、4……温度制御回路部、21……水量調整
弁、23……湯量調整弁、25……湯水混合器、
31……循環パイプ、32……循環ポンプ、33
……加熱器、43……給湯センサ、44……温湯
センサ。
ある。 1……浴槽、2……給湯装置、3……循環装
置、4……温度制御回路部、21……水量調整
弁、23……湯量調整弁、25……湯水混合器、
31……循環パイプ、32……循環ポンプ、33
……加熱器、43……給湯センサ、44……温湯
センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 浴槽内の温湯を循環パイプと、これに介設し
た循環ポンプにより回流自在とした循環装置と、
給湯配管に介設の水量調整弁と湯量調整弁とによ
り流量制御された夫々の水と湯とを混合し、これ
により得られた給温湯を浴槽に供給する給湯装置
と、上記循環装置に配設された温湯センサにより
検知される当該循環装置の温湯温度を、予め選定
した設定温度から減算して正負の温度差を得、こ
れを当該設定温度に加算して調整温度を算出し、
当該調整温度に、前記給湯装置に配設されている
給湯センサにより検知の給温湯温度が合致するよ
うに、当該給湯装置の前記水量調整弁、湯量調整
弁を作動自在とした温度制御回路部とからなるこ
とを特徴とする浴槽湯温の自動調整装置。 2 浴槽内の温湯を循環パイプと、これに介設し
た循環ポンプにより加熱器を通して回流自在とし
た循環装置と、給湯配管に介設の水量調整弁と湯
量調整弁とにより流量制御された夫々の水と湯と
を混合し、これにより得られた給温湯を浴槽に供
給する給湯装置と、上記循環装置に配設された温
湯センサにより検知される当該循環装置の温湯温
度を、予め選定した設定温度から減算して正負の
温度差を得、これを当該設定温度に加算して調整
温度を算出し、当該調整温度に、前記給温装置に
配設された給湯センサにより検知の給温湯温度が
合致するように、当該給湯装置の前記水量調整
弁、湯量調整弁を作動し、かつ前記温湯温度と設
定温度との温度差が負の値になつたとき、同上循
環装置における前記加熱器のヒータに対する通電
を遮断自在とした温度制御回路部とからなること
を特徴とする浴槽湯温の自動調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194266A JPS60238638A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 浴槽湯温の自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194266A JPS60238638A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 浴槽湯温の自動調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60238638A JPS60238638A (ja) | 1985-11-27 |
JPH0421107B2 true JPH0421107B2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16321763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59194266A Granted JPS60238638A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 浴槽湯温の自動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60238638A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62108959A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動給湯風呂装置 |
JPH0723805B2 (ja) * | 1986-01-16 | 1995-03-15 | 松下電器産業株式会社 | 追焚機能付給湯機 |
JPH0723804B2 (ja) * | 1986-01-16 | 1995-03-15 | 松下電器産業株式会社 | 追焚機能付給湯機 |
JPH01118060A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 浴槽への給湯方法 |
JPH01305249A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-08 | Noritz Corp | 風呂釜装置 |
JPH02169954A (ja) * | 1988-12-21 | 1990-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯機付き風呂釜 |
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1984
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JPS5969648A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動風呂装置 |
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JPS60238638A (ja) | 1985-11-27 |
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