JP2860915B2 - 導線束の端末処理方法 - Google Patents
導線束の端末処理方法Info
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- JP2860915B2 JP2860915B2 JP15964190A JP15964190A JP2860915B2 JP 2860915 B2 JP2860915 B2 JP 2860915B2 JP 15964190 A JP15964190 A JP 15964190A JP 15964190 A JP15964190 A JP 15964190A JP 2860915 B2 JP2860915 B2 JP 2860915B2
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コイルボビンに巻回された導線束の端末を
処理する方法に関するものである。
処理する方法に関するものである。
[従来の技術] 従来より、導線束の端末処理方法として、第3図に示
すように、両端部に設けられた鍔101aに基板実装用のピ
ン端子102が形成されたコイルボビン101に、第4図に示
すように、その中央部に巻回された導線束103の端末103
aをピン端子102に巻回した後に、導線束103の端末103a
をピン端子102に半田付けをする方法が知られている。
すように、両端部に設けられた鍔101aに基板実装用のピ
ン端子102が形成されたコイルボビン101に、第4図に示
すように、その中央部に巻回された導線束103の端末103
aをピン端子102に巻回した後に、導線束103の端末103a
をピン端子102に半田付けをする方法が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の導線束の処理方法においては、導線束
103の端末103aをピン端子102に係止しにくいから、導線
束103の端末103aが膨らんだり、また、ばらつきやすい
から、導線束103の端末103aが他のピン端子102に接触す
る可能性があるという問題がある。
103の端末103aをピン端子102に係止しにくいから、導線
束103の端末103aが膨らんだり、また、ばらつきやすい
から、導線束103の端末103aが他のピン端子102に接触す
る可能性があるという問題がある。
本発明の課題は、導線束の端末が膨らみ、また、ばら
つくのを防止して、導線束の端末が他のピン端子に接触
する可能性をなくすることができる導線束の端末処理方
法を提供することにある。
つくのを防止して、導線束の端末が他のピン端子に接触
する可能性をなくすることができる導線束の端末処理方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、両端部に設けられた鍔に基板実装用
のピン端子が形成されたコイルボビンの鍔に、前記ピン
端子と所定間隔をおいて突片を設け、コイルボビンの中
央部に巻回した導線束の端末部をピン端子に巻回してか
ら突片に巻回した後に、導線束の端末部をピン端子およ
び鍔に固着し、次にピン端子と突片との間の導線束を切
断してから突片およびこれに巻き付いている導線突片を
鍔から除去し、次にピン端子に固着された導線束の端末
部の突端をピン端子に半田付けすることを特徴とする導
線束の端末処理方法が得られる。
のピン端子が形成されたコイルボビンの鍔に、前記ピン
端子と所定間隔をおいて突片を設け、コイルボビンの中
央部に巻回した導線束の端末部をピン端子に巻回してか
ら突片に巻回した後に、導線束の端末部をピン端子およ
び鍔に固着し、次にピン端子と突片との間の導線束を切
断してから突片およびこれに巻き付いている導線突片を
鍔から除去し、次にピン端子に固着された導線束の端末
部の突端をピン端子に半田付けすることを特徴とする導
線束の端末処理方法が得られる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
第1図に示すように、コイルボビン1の両端には鍔1a
が設けられている。この鍔1aには、複数のピン端子2が
形成されている。このピン端子2は、基板実装用のもの
である。
が設けられている。この鍔1aには、複数のピン端子2が
形成されている。このピン端子2は、基板実装用のもの
である。
前記コイルボビン1の一方の鍔1aには、2つの突片3
がピン端子2から所定間隔をおいて形成されている。こ
れらの突片3は、鍔1aから除去しやすいように小さい部
分を介して鍔1aに連結されている。なお、これらの突片
3は、鍔1aに着脱可能に螺着しても良い。
がピン端子2から所定間隔をおいて形成されている。こ
れらの突片3は、鍔1aから除去しやすいように小さい部
分を介して鍔1aに連結されている。なお、これらの突片
3は、鍔1aに着脱可能に螺着しても良い。
前記コイルボビン1の中央部には、絶縁被覆された導
線束4が巻回されている。この導線束4の端末部4aは、
第1図に示すように、まず、ピン端子2に巻回してから
突片3に巻回する。次に導線束4の端末部4aを接着剤ま
たは半田付けなどによりピン端子2および鍔1aに固着す
る。
線束4が巻回されている。この導線束4の端末部4aは、
第1図に示すように、まず、ピン端子2に巻回してから
突片3に巻回する。次に導線束4の端末部4aを接着剤ま
たは半田付けなどによりピン端子2および鍔1aに固着す
る。
次に、前記ピン端子2と突片3の間の導線束4の端末
部4aを切断してから、第2図に示すように、突片3およ
びこれに巻き付いている導線束片を鍔1aから除去する。
次に、ピン端子2に固着された導線束4の端末部4aの突
端をピン端子2に半田付けする。
部4aを切断してから、第2図に示すように、突片3およ
びこれに巻き付いている導線束片を鍔1aから除去する。
次に、ピン端子2に固着された導線束4の端末部4aの突
端をピン端子2に半田付けする。
前記導線束4の端末部4aは、ピン端子2と突片3との
間で切断する前に、ピン端子2および鍔1aに固着してあ
るので、膨らみ、また、ばらつき難い。
間で切断する前に、ピン端子2および鍔1aに固着してあ
るので、膨らみ、また、ばらつき難い。
[発明の効果] 本発明によれば、導線束の端末が膨らみ、また、ばら
つくのを防止して、導線束の端末が他のピン端子に接触
する可能性をなくすることができる。
つくのを防止して、導線束の端末が他のピン端子に接触
する可能性をなくすることができる。
第1図および第2図は本発明の実施例を説明するための
斜視図並びに第3図および第4図は従来の導線束の端末
処理方法を説明するための斜視図である。 1…コイルボビン、2…ピン端子、3…突片、4…導線
束。
斜視図並びに第3図および第4図は従来の導線束の端末
処理方法を説明するための斜視図である。 1…コイルボビン、2…ピン端子、3…突片、4…導線
束。
Claims (1)
- 【請求項1】両端部に設けられた鍔に基板実装用のピン
端子が形成されたコイルボビンの鍔に、前記ピン端子と
所定間隔をおいて突片を設け、コイルボビンの中央部に
巻回した導線束の端末部をピン端子に巻回してから突片
に巻回した後に、導線束の端末部をピン端子および鍔に
固着し、次にピン端子と突片との間の導線束を切断して
から突片およびこれに巻き付いている導線束片を鍔から
除去し、次にピン端子に固着された導線束の端末部の突
端をピン端子に半田付けすることを特徴とする導線束の
端末処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15964190A JP2860915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 導線束の端末処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15964190A JP2860915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 導線束の端末処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451507A JPH0451507A (ja) | 1992-02-20 |
JP2860915B2 true JP2860915B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=15698155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15964190A Expired - Fee Related JP2860915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 導線束の端末処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860915B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP15964190A patent/JP2860915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451507A (ja) | 1992-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |