JPH0622488A - 端子装置 - Google Patents

端子装置

Info

Publication number
JPH0622488A
JPH0622488A JP19600192A JP19600192A JPH0622488A JP H0622488 A JPH0622488 A JP H0622488A JP 19600192 A JP19600192 A JP 19600192A JP 19600192 A JP19600192 A JP 19600192A JP H0622488 A JPH0622488 A JP H0622488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
wire
winding
wires
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19600192A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ito
修 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19600192A priority Critical patent/JPH0622488A/ja
Publication of JPH0622488A publication Critical patent/JPH0622488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】端子装置において、簡易かつ小型形状で確実に
第1及び第2の電線を端子に引き廻し絡げるようにす
る。 【構成】端子板10の側面10Aに段差部11を設け、
交差した第1及び第2の電線2A及び2Bのうち下にな
る第1又は第2の電線2A及び2Bを段差部11に沿つ
て導き、これにより第1及び第2の電線2A及び2Bが
交差した部分で接触しないようにしたことにより、簡易
かつ小型形状で確実に第1及び第2の電線2A及び2B
を端子5に引き廻し絡げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端子装置に関し、例えば
モータのボビンに配置された端子部に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータ1においては、図2及び図
3に示すように、マグネツトワイヤ2が巻き付けられた
ボビン3と一体に端子部4が形成され、この端子部4の
上面に配置された2本の端子ピン5にマグネツトワイヤ
2が接続されている。このマグネツトワイヤ2で2本の
端子ピン5に最初に絡げられる部分を巻始め2Aと呼び
他端を巻終り2Bと呼ぶ。
【0003】このマグネツトワイヤ2の巻始め2Aと巻
終り2Bは、それぞれ端子部4の側面4Aで交差するよ
うに引き廻されて、端子ピン5に絡められ半田付けによ
つて取り付けられている。これによりマグネツトワイヤ
2の巻始め2Aと巻終り2Bを端子部4の幅に沿つて端
子ピン5まで導き、全体として端子部4を小型化し得る
ようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
モータ1においては、マグネツトワイヤ2の巻始め2A
と巻終り2Bが端子部4の側面4Aで交差するように引
き廻されているため、マグネツトワイヤ2が相互に接触
する(以下これを交接すると呼ぶ)部分が存在する。
【0005】このため端子ピン5にマグネツトワイヤ2
を半田付けする際に、熱によつて近傍で交接しているマ
グネツトワイヤ2の被覆部が溶け、絶縁不良になつてし
まうおそれがあり、半田付けに際して温度等の条件を管
理しなければならない問題があつた。またこれに加えて
モータ1の使用時には振動や衝撃によつて交接している
マグネツトワイヤ2が擦れ、被覆部が剥がれてしまうお
それがあつた。
【0006】この問題を解決するため、図4に示すよう
に、マグネツトワイヤ2の巻始め2A及び巻終り2Bを
それぞれボビン3に形成された端子部4の外側から端子
ピン5に絡め互いに交接しないようにすることが考えら
れる。
【0007】ところがこのようにすると、端子部4の幅
に対してモータケース6の開口6Aを広くする必要があ
り、モータ1の小型化に不利になることに加えて、使用
時の振動や衝撃によつてモータケース6の開口6Aにマ
グネツトワイヤ2が接触し切断されてしまうおそれがあ
り、解決策としては未だ不十分であつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易かつ小型形状で確実に第1及び第2の電線を端
子に引き廻すことのできる端子装置を提案しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、端子板10の上面に配置された第
1及び第2の端子5に対して、端子板10の側面10A
に沿つて第1及び第2の電線2A及び2Bを交差させて
接続する端子装置10において、端子板10の側面10
Aに、交差した第1及び第2の電線2A及び2Bのうち
下になる第1又は第2の電線2A又は2Bに沿つて形成
された段差部11を設け、第1及び第2の電線2A及び
2Bが交差した部分で接触しないようにした。
【0010】また本発明において、端子板10はボビン
3に形成され、ボビン3の巻始めの電線2A及び巻終わ
りの電線2Bを第1及び第2の端子5に接続する際に、
巻始めの電線2Aに沿つた段差部11を形成し、巻始め
の電線2A及び巻終わりの電線2Bが、交差した部分で
接触しないようにした。
【0011】
【作用】端子板10の側面10Aに段差部11を設け、
交差した第1及び第2の電線2A及び2Bのうち下にな
る第1又は第2の電線2A及び2Bを段差部11に沿つ
て導き、これにより第1及び第2の電線2A及び2Bが
交差した部分で接触しないようにしたことにより、簡易
かつ小型形状で確実に第1及び第2の電線2A及び2B
を端子5に引き廻し絡げることができる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】図2及び図3との対応部分に同一符号を付
した図1において、10は全体として本発明を適用した
モータ1の端子部を示し、端子部10の側面10Aでマ
グネツトワイヤ2の巻始め2Aに応じた位置が所定の深
さで切り欠かれ、段差11が形成されている。
【0014】これにより、ボビン3に巻かれたマグネツ
トワイヤ2を交差させて第1及び第2の端子ピン5に絡
めても、マグネツトワイヤ2の巻始め2A及び巻終り2
Bにおいては、巻始め2Aが段差11の深さに応じて下
方に導かれ、巻終り2Bとの間で所定の間隙を有して交
接しないようになされている。
【0015】以上の構成において、モータ1の端子部1
0はマグネツトワイヤ2の巻始め2A及び巻終り2B間
に所定の間隙を有し、交接しなようになされていること
により、モータ1の製造工程における半田付けの際、絶
縁被覆を溶かすおそれを未然に防止することができ、半
田付け時の温度管理等の条件を格段的に緩和することが
できる。
【0016】さらに上述のようにマグネツトワイヤ2の
巻始め2A及び巻終り2Bが交接しないようにしたこと
により、使用時に振動や衝撃が加わつてもマグネツトワ
イヤ2の巻始め2A及び巻終り2Bが擦れ、絶縁被覆を
剥がすおそれを未然に防止することができるようになさ
れている。
【0017】以上の構成によれば、端子部10の側面1
0Aに段差11を設け、交差するマグネツトワイヤ2の
巻始め2A及び巻終り2Bのうち下になる巻始め2Aの
マグネツトワイヤ2を段差11に沿つて導き、これによ
りマグネツトワイヤ2の巻始め2A及び巻終り2Bが交
差した部分で接触しないようにしたことにより、簡易か
つ小型形状で確実にマグネツトワイヤ2の巻始め2A及
び巻終り2Bを端子ピン5に引き廻し絡げることができ
る端子部10を実現できる。
【0018】なお上述の実施例においては、段差を切り
欠き形状で形成した場合について述べたが、段差の形状
はこれに限らず、例えば巻始めのマグネツトワイヤに沿
つた溝形状で形成するようにしても良く、要は交差する
電線のうち下になる電線に沿つた形状で所定の段差を有
するようにすれば上述の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0019】また上述の実施例においては、本発明をモ
ータのボビンに一体で形成した端子部に適用した場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばトラン
スやコイル等のボビンに端子部を設ける場合にも適用す
ることができ、要は2本の電線を交差させて端子ピンに
絡めるようになされた端子装置に広く適用して好適なも
のである。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、端子板の
側面に段差部を設け、交差した第1及び第2の電線のう
ち下になる第1又は第2の電線を段差部に沿つて導き、
これにより第1及び第2の電線が交差した部分で接触し
ないようにしたことにより、簡易かつ小型形状で確実に
第1及び第2の電線を端子に引き廻し得る端子装置を実
現できる。かくするにつき、ボビンに巻かれた電線を導
出する場合に最適な端子装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端子装置の一実施例を示す略線的
斜視図である。
【図2】モータに設けられた端子部を示す略線的斜視図
である。
【図3】従来の端子部の説明に供する略線的斜視図であ
る。
【図4】従来の端子部とモータのケースの関係を示す略
線的断面図である。
【符号の説明】
1……モータ、2……マグネツトワイヤ、2A、……巻
始め、2B……巻終り、3……ボビン、4、10……端
子部、5……端子ピン、6……モータケース、6A……
開口、11……段差。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子板の上面に配置された第1及び第2の
    端子に対して、上記端子板の側面に沿つて第1及び第2
    の電線を交差させて接続する端子装置において、 上記端子板の側面に、上記交差した第1及び第2の電線
    のうち下になる上記第1又は第2の電線に沿つて形成さ
    れた段差部を具え、上記第1及び第2の電線が上記交差
    した部分で接触しないようにしたことを特徴とする端子
    装置。
  2. 【請求項2】上記端子板はボビンに形成され、上記ボビ
    ンの巻始めの電線及び巻終わりの電線を上記第1及び第
    2の端子に接続する際に、上記巻始めの電線に沿つた段
    差部を形成し、上記巻始めの電線及び上記巻終わりの電
    線が、上記交差した部分で接触しないようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の端子装置。
JP19600192A 1992-06-30 1992-06-30 端子装置 Pending JPH0622488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19600192A JPH0622488A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 端子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19600192A JPH0622488A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 端子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622488A true JPH0622488A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16350574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19600192A Pending JPH0622488A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 端子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622488A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259543A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nidec Sankyo Corp モータ
JP2014090531A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Nidec Sankyo Corp モータ
JP5846325B1 (ja) * 2015-04-10 2016-01-20 日本電産サンキョーシーエムアイ株式会社 モータのボビンアッセンブリ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259543A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nidec Sankyo Corp モータ
JP2014090531A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Nidec Sankyo Corp モータ
JP5846325B1 (ja) * 2015-04-10 2016-01-20 日本電産サンキョーシーエムアイ株式会社 モータのボビンアッセンブリ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5796324A (en) Surface mount coil assembly
JPH0622488A (ja) 端子装置
JP2002272050A (ja) レゾルバステータ構造
JPH03163808A (ja) インダクタンス部品
JPH03129712A (ja) トランスコイル
JP2000182848A (ja) トランス
JPH0622484A (ja) モータの固定子
JP2999928B2 (ja) 導線の端子への固定方法
JP2002118019A (ja) 面実装型巻線部品
JPH06205560A (ja) 端子装置
JPH048601Y2 (ja)
JPH0353464Y2 (ja)
JP2533214B2 (ja) 二捲線継電器
JPH0512974A (ja) 電磁継電器のコイル組立体
JP2860915B2 (ja) 導線束の端末処理方法
JPS636820A (ja) トランス
JPH10174339A (ja) モータの巻線端末構造及びモータの巻線端末処理方法
JPH10248217A (ja) コイルの端末処理方法
JPH09232153A (ja) ボビン
JPS60208807A (ja) 高周波コイル
JPH0774045A (ja) 電気巻線部品の製造方法
JP2556796Y2 (ja) 固定子におけるリード線の端末構造
JPH0429531Y2 (ja)
JPH08339914A (ja) コイル装置のターミナル構造
JPH10294222A (ja) コイルボビン