JP2860235B2 - フィルム成形品の成形方法及びその装置 - Google Patents

フィルム成形品の成形方法及びその装置

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム成形品の成形
方法とその成型装置に係り、特に間隙の狭い対向的な壁
部を有する深絞りの成形品の成形に適する方法とその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】我々は、音響的物理特性に優れていて深
絞りにも適しているポリパラフェニレンテレフタルアミ
ド(以下「PPTA」という)フィルムにより音響用振
動板を成形する成形方法及び装置を先に提案した(特願
平5−107368号)。この方法及び装置を図9〜図
12に基づいて説明すると、少なくとも50%以上、好
ましくは80%以上の膨潤剤としての水を含んだ状態
の、厚さ約140μのPPTAゲル状フィルムから膨潤
剤たる水を約180℃のオーブン内で蒸発させて、未延
伸で且つ所定の密度に達せず非晶状態のハード状のフィ
ルムFを得、これを図9のような成型金型上に引き出
し、上金型1uを380℃、下金型1bを250℃に加
熱した成型金型で約30秒間プレスし成型すると共に熱
固定をした後、上金型1uの切換えバルブ3を排気装置
5側に切り換え、排気装置5を作動させつつシリンダS
を上昇させて金型を解放し、更に下金型1bの排気装置
5を停止させてバルブ3を排気装置5側に切り換え、排
気装置5を作動させて熱処理成形品を脱型させる方法で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の成形方法及び装
置は成形形状が比較的単純なもの、例えば、図9で成形
品として示されているようなドーム状、或いはコーン状
等の振動板の成形には適しているが、複雑な形状の成形
品、特に図10に示すように、コーンC部とボイスコイ
ルボビンbo部とチャンバCh部を一体成型して、0.
3〜0.2ミリ程度の間隔Iでスリット状になったボビ
ンbo部にボイスコイルVCを挿入するような振動板形
状、即ち、一つの成型部品に複数の垂直部(前記ボビン
bo部)が極めて狭い間隔で配置された深絞りの成形品
の場合には、前記の成形方法ではスムーズに脱型するこ
とが困難であり、解決すべき課題があることが判明し
た。
【0004】また、フィルム成型装置において、フィル
ムと成型金型の位置関係や成形品の形状、材質等によっ
てフィルム押さえ用のリング6u、6bが一般的に使用
されているが、従来の装置にあってはリング6u、6b
は図11のように上金型1u側及び下金型1b側にそれ
ぞれスプリングspを介して取り付けられており、金型
の昇降に連動してリング6u、6bも移動するものであ
った。
【0005】図11及び図12により詳説すると、成型
金型1u、1bの解放時に下リング6bは上金型1uと
下金型1bの中間に引き出されたフィルムFを下金型1
bに触れないよう所定の位置に支持しており、上金型1
uが下降するに伴い上リング6uも下降する。図のよう
に上下のリング6u、6bは上下金型1u、1bから突
き出た状態で配置されているので、上金型1uが下降す
ると上金型1uよりも先に上リング6uと下リング6b
が当接してフィルムFをクランプする。
【0006】上金型1uが更に下降するとそれぞれのリ
ング6u、6bに装着されたスプリングspが圧縮さ
れ、リング6u、6bはフィルムFをクランプしたまま
上金型1uと共に下降し、クランプされたフィルムFが
上金型1uと下金型1bでプレスされ、該プレス時にリ
ング6u、6bは図11に示すようにフィルムFをプレ
スした型締め状態の成型金型1u、1bの外側部の中間
近傍に配置される。成型金型1u、1bはヒータブロッ
ク2で所定の温度に加熱されているのでフィルムFは熱
圧成型される。所定時間プレスした後、上金型が上昇し
て金型が解放され、リング6u、6bはスプリングsp
の圧縮力が弱まるにつれて上昇を開始して最初の位置に
戻り、更に上リング6uが上金型1u側に引き上げられ
て上昇し、成形品外周部の未成型部分、即ちフィルムF
から離れる。
【0007】リング6u、6bの動作は成形品の形状が
単純な場合には前記のような動作でも支障はないが、前
記のように1つの成形部品に複数の垂直部が配置されて
いるような複雑な形状の場合には、その垂直部、特にボ
ビンbo部の垂直部が上金型1uに密着したまま上昇す
るので成形不良品となる。
【0008】我々は、前記の欠点に対処するために、成
形品を上金型1u又は下金型1bに吸着させて脱型する
手法を採り入れた成形方法を先に提案したが、この場
合、成形品を下金型1bに吸着させると成型金型1u、
1bの解放時(上金型1uの上昇時)に、上金型1uは
成形品の垂直部に密着することなくスムーズに抜くこと
ができる。しかしこの手法においても、リング6u、6
bの動作が成型金型1u、1bと連動している従来の装
置では、上金型1uが下金型1bから完全に離れる辺り
からリング6u、6bも移動するため、この状態でリン
グ6u、6bがフィルムFをクランプしたまま移動する
と図11のように成形品外周部がリング6u、6bによ
り持ち上げられて成形不良を発生させることが判明し
た。
【0009】一方、上金型1uに成形品を吸着させた場
合、成型金型1u、1bに吸着させない手法と同様の成
型不良を発生させる。この現象に対処するためリング6
u、6bが移動する直前に成型金型1u、1bに設けた
吸入孔よりエアーを吹き出して成形品を脱型させる方法
を試みた。この手法は成形品の形状が単純な場合極めて
有効であるが、成型部品に前記のような複数の垂直部が
配置されている場合では局部的な変形、例えばチャンバ
Ch部は正常であるがコーンC部が変形する等の現象を
起こし、成型不良を発生させる。
【0010】即ち、成形品の内部に複数の垂直部を設け
ると、一つの成形品の中に前記垂直部に仕切られた複数
の成形品を有する状態と同じになり、チャンバCh、コ
ーンCを構成する各成型部に均一なエアー圧を同時に加
えないと局部的な変形は避けられない。この現象に対応
するためには、エアーの吹出し孔の位置、数量、径等を
考慮すればある程度解決できるが、量産を前提とした成
型となると不良発生率が多くなる。
【0011】何故なら、フィルムFの厚さ及び材質等に
微妙なバラツキがあると成形品の成型金型1u、1bへ
の密着状態が刻々変化するから、この密着状態に合わせ
たエアーの吹き出しを行わねばならないが、この手法は
密着状態を検出する方法、変化に対応したエアー圧の調
整等が困難であり、実現性は乏しい。しかも一定のエア
ーを吹き出すかぎり局部変形した成型不良が発生してし
まう。
【0012】一般に、前記リング6u、6bは成型時に
発生するフィルムFの皺を押さえるため極めて有効な効
果を発揮するが、成型形状によってリング6u、6bの
内径形状及びクランプ位置等を最適化する必要がある。
ところが、従来の装置ではリング用支柱8にリング6
u、6bが直接取り付けられており、しかも成型金型1
u、1bの近傍のスペースは狭く、工具を使用すること
ができない。従って、リング6u、6bの交換はベース
側から支柱8を外し、スプリング6u、6bを抜き取っ
てから行わねばならず極めて繁雑である。また、成型金
型1u、1bの取付け、取外し等もリング6u、6bを
外してからでないと行えないのでメンテナンス作業も同
様に繁雑である。
【0013】そこで、本発明の目的は、前記した従来の
成形方法及び装置の欠点を解消し、成形品の内部に複数
の垂直部を設けた脱型しにくい成形品であっても、成型
後に変形することなく確実に脱型することができる成形
方法とそのための装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するため
に、本発明のフィルム成形品の成形方法においては、フ
ィルム体を加熱成形する成型装置の上金型側と下金型側
に対向的に配置された材料押え用の一対のリングを前記
上金型及び下金型とは独立して動作するようにし、成形
品を前記上金型又は下金型のいずれか一方に吸着させる
と共に、吸着させた金型側の前記リングを固定させ、成
形品の表面形状に対応する表面形状を有する取出し治具
を成形品に密着させて吸着させると共に、前記上金型又
は下金型による吸着を解除して脱型した後に、固定され
ていた前記リングを元位置に復帰させるようにした。
【0015】取出し治具による成形品の取り出しに際し
ては、該取出し治具を冷却することにより、脱型時に成
型強度を向上させ、一般の熱可塑性フィルムではより安
定した成型形状を得ることができる。また、取出し治具
で成形品を吸着させた状態で該取出し治具を移動させる
と未成形のフィルム部分が金型上に引き出すことができ
る。フィルム体としては、少なくとも50%以上、好ま
しくは80%以上の膨潤剤としての水を含んだ状態のP
PTAゲル状フィルムから膨潤剤たる水を蒸発さ音、未
延伸で且つ所定の密度に達せず非晶状態のハード状のフ
ィルムを使用して音響用振動板を成形することができ、
成形品としては、間隙の狭い対向的な壁部を有する深絞
りの音響用振動板等のような成形品でも成形が可能であ
る。また、フィルムが熱可塑性フィルムの場合には成型
金型を冷却せずに成形温度を維持したまま成形品を脱型
することができる。なお、前記PPTAフィルムに限ら
ず、熱可塑性又は熱硬化性の樹脂フィルム、或は織布、
不織布であっても適用することができる。成形品として
は、間隙の狭い対向的な壁部を有する深絞りの音響用振
動板等のような成形品でも成形が可能である。
【0016】本発明のフィルム成形品の成形装置は、上
金型又は下金型の金型面に開口する孔又はスリットを介
して吸排気するための吸排気機構を設け、前記上金型側
と下金型側には、該上金型及び下金型とは独立して動作
するようにした材料押え用の一対のリングを配置し、移
動自在に配置されていて成形品の表面形状に対応する表
面形状を有する取出し治具を設けたものである。この場
合、材料押え用のリングはクランプする方向以外の方向
から着脱し得るような構成とする。
【0017】
【作用】成形に際しては、成形後の成型金型の解放時に
上金型或いは下金型のいずれか一方に成形品が吸着さ
れ、且つ吸着した成型金型側のリングが固定されて移動
不能となる。これによりリングの移動による成形品の変
形は防止され、更に成型金型が完全に解放した後、前記
取出し治具が成形品に密着して成型完成品は該治具4に
吸着され、この治具が移動することにより成形品は成型
金型から脱型する。この状態でリングは元位置に戻り、
スタンバイ状態となる。メンテナンスに際しては、両リ
ングはクランプする方向以外の方向から着脱することが
できる。
【0018】
【実施例】本発明に係るフィルム成形品の成形方法の実
施例を図1〜図8の装置と共に説明するが、図9〜図1
2で説明した従来のものと同一構成部分については同一
符号を付してその説明を省略する。成型機は、図1(正
面縦断面図)及び図2(側面断面図)に示すように、上
金型1u及び下金型1bからなる成型金型がヒータブロ
ック2に取り付けられ、該ブロックにより上下金型1
u、1bが加熱されるようになっている。本実施例の場
合、上金型1uがプレス用シリンダSのロッドSrの先
端側に取り付けられ、下金型1bがプレス機のベースB
側に取り付けられている。この上下金型1u、1bには
図のような微細な孔1h、若しくはスリット等が設けら
れており、本実施例の場合、下金型1bの孔1hが該下
金型1b外に図2のように導かれ、更に切換えバルブ3
を介して吸気装置4と排気装置5が接続されている。ま
た、上金型1u、の孔1h等は成型時にフィルムFと上
金型1uの間にエアーが密閉されて成型不良にならない
ようにエアー抜き用の孔として使用している。
【0019】成形品の形状は、図11の従来例で示す形
状と同様であり、各部の寸法は、振動板がφ25.4ミ
リのコーン形状であり、中央にφ11.65ミリのドー
ム形状のチャンバChを有し、コーン外周部には2ミリ
の立ち下がり部、即ち振動板ガイド部C1が設けられ、
該ガイド部C1の下端部から外周方向に向かって水平に
幅2ミリの貼り代部C2が設けられ、更にコーンCの内
周部とチャンバChの外周部(通称ネックと称されてい
る箇所)に幅0.22ミリの隙間Iを設け、更に該隙間
から2ミリの立ち下がり部を設けてボイスコイルボビン
部boとしてあり、該ボビン部の下端部を半径0.11
ミリで繋いだ一体構造となっており、該立ち下がり部が
前記従来例で述べた垂直部と同様のものとなっている。
【0020】本実施例におけるフィルム押さえリングは
上リング6uと下リング6bが、図1のように、1対の
リング取付けベース9u、9bにそれぞれ取り付けられ
ている。この場合、メンテナンス性を考慮して、図3の
ように、取付けベース9u、9bの内側端部に溝91を
設け、両リング6u、6bの端部には該溝に対応した凸
部61が設けられていて、リング6u、6bは図中の矢
印方向から着脱するようにし、ねじTにてリング取付け
ベース9u、9bに固定するようになっている。更に、
本実施例の場合、上リング6uの取付けベース9uに支
柱8が4本取り付けられ、支柱8はガイドポスト10に
ボールブッシュ12を介して取り付けられた支柱取付け
板11に取り付けられ、該支柱の外側にコイルスプリン
グspが図のように挿入されている。また、下リング6
bは、取付けベース9bの外側両端部を図1のように延
長して作製し、ガイドポスト10にボールブッシュ12
を介して取り付け、該ボールブッシュ下側にスプリング
を配置し、更に下リング取付けベース9bの両端部の上
方にエアーシリンダー(以下、ロックシリンダRsとい
う)を配置してある。
【0021】図2において、7は取出し治具であり、図
に示すように、成型完成品の表面形状に合致した表面形
状を備えている。本実施例の場合、下面にコーンCとチ
ャンバChに合わせた形状の吸着面が形成され、該治具
に図示のような孔7h(実施例では、φ1ミリ)を貼り
代部央部近傍に45度振り分けで8カ所とチャンバ頂部
に1カ所設けてあり、該孔7hは該治具7外の吸気装置
(図示しない)に接続されている。また、既存のフィル
ム搬送装置に改造を施して、図のようにアームAを設
け、該アームAの先端部に前記取出し治具7が取り付け
られている。この取出し治具7内部に冷却エアーや液体
等を流通させ、或は取出し治具7の表面にエアー等を吹
き付けて取出し治具7を冷却するようにすることもでき
る。このようにして取出し治具7を冷却すれば、該治具
への吸着中に成形品を冷却することができ、脱型時に成
型強度を向上させることができる。特に一般の熱可塑性
フィルムではこの効果は大きく、より安定した成型形状
を得ることができる。なお、成型機並びに各々の前記装
置はシーケンサでプログラム制御されている。
【0022】本実施例に使用したフィルムFは商品名が
アラミカ#1000と称されるPPTAフィルムであ
り、該フィルムFは前記した従来例のフィルムと同様の
ものであって、少なくとも50%以上、好ましくは80
%以上の膨潤剤としての水を含んだ状態の厚さ約140
μのPPTAゲル状フィルムから、膨潤剤たる水を約1
80℃のオーブン内で未延伸状態で蒸発させ、所定の密
度に達っしない非晶状態のフィルムであって、約70%
の伸度を有し、完成厚さ約25μのハード状フィルムで
ある。
【0023】このフィルムFを60ミリ幅にカットした
フィルムロールFrを得、図2のようにプレス成型金型
(1u、1b)上にフィルムFを引き出し、更に該フィ
ルムFを図4のようにプレスする。プレス時間は約15
秒で上下金型1u、1bは上下共に380℃に加熱して
あり、成型と同時に該フィルムFの所定の特性を得るた
め熱固定して結晶化を行う。前記リング6u、6bはそ
のプレス時に従来例と同じ動作をすることは当然であ
る。
【0024】成型完了後の両金型1u、1bの解放は、
図5で示すように、まずロックシリンダRsを作動さ
せ、該シリンダRsのロッドR1を突き出して下リング
取付けベース9bの両端部を押し付け、この位置で、即
ち下リング6bの最下降位置で固定する。更に下金型1
bの切換えバルブ3を吸気装置4側に切り換えて吸気装
置4を作動させつつシリンダSのロッドS1を上昇さ
せ、上金型1uを上昇させると、吸気装置4が作動した
状態にあるから成形品は下金型1bに吸着されたまま
で、しかも下リング6bが固定された状態で上金型1u
が解放される。
【0025】この状態で図6に示すようにフィルム搬送
装置を作動させ、アームAの先端部に配置した取出し治
具7を成形品の真上まで移動させ、次に下降させる。取
出し治具7と下金型1bの芯出しを行っているので取出
し治具7を下降させると該治具7の表面は成形品と密着
し、成形品は下金型1bと取出し治具7で挟持された状
態になるが、この状態で下金型1bの切換えバルブ3を
排気装置側5に切り換えておく。次に取出し治具7に接
続した吸気装置を作動させて取出し治具7を図7のよう
に上昇させるが、取出し治具7の上昇開始時に瞬間的に
下金型1bの排気装置5を作動させると成形品は取出し
治具7に確実に吸着され、該治具の上昇時に変形するこ
となく下金型1bより脱型する。
【0026】フィルム搬送装置のアームAを取出し方向
(図におけるフィルムロールFrと反対方向)に移動さ
せると、図8のように成形品は取出し治具7に吸着され
たまま金型1u、1b外の所定の位置まで移動し、次に
成型されるフィルムFが両金型1u、1b間に引き出さ
れる。この時点でロックシリンダRsを解除してロッド
R1を引き込み、下リング6bをスプリングspで元の
位置に戻し、更に取出し治具7の吸気装置を停止させ、
連続してプレスすると成形品は自然落下により取出し治
具7から剥離する。この成形品を所定の形にトリミング
して目的の成形品が得られる。
【0027】本実施例の成形品のコーンC部、振動板ガ
イドC1部、チャンバCh部、ボイスコイルボビンbo
部、貼り代部C2を部分的に切除し、該切除フィルムを
密度勾配管法で測定したところ、1.384〜1.40
0の数値が得られ、該フィルムが有する所定の密度に達
していることが確認できた。更に我々が先に提案した成
型方法よりも成型時間を50%短縮することができた。
【0028】本実施例はPPTAフィルムを成形した例
であるが、成型金型1u、1bの温度の調整により、ポ
リイミド樹脂等の耐熱樹脂フィルムや、従来一般的に使
用されている熱可塑性フィルム又は熱硬化性フィルム、
或いはあらゆる織布や不織布等、例えば熱可塑性繊維か
らなる織布や不織布、天然繊維と熱可塑性繊維との混紡
織布や不織布、熱可塑性繊維と熱硬化性繊維の混紡織布
や不織布等の成形にも適用することが可能である。
【0029】例えば、ポリイミド樹脂フィルムの成形に
適用した例を説明すると、リング及び他の装置の動作は
前記PPTAフィルムの成形と同様の動作で行うプログ
ラムにより、上金型1uを280℃、下金型1bを25
0℃に設定し、シリンダSの下降スピードを約1.5m
m/秒前後に設定して、実用上支障のない成形品を得る
ことができ、成型時間は約15秒前後であった。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るフィルム成形品の成形方法
によれば、上下の金型の外側にそれぞれ配置した材料押
え用のリングを移動制御が可能な構造とし、金型の移動
動作とは独立して任意の位置に停止或いは移動せしめる
ようにしたから、成型後のリングによる成型不良を解消
することができる。
【0031】また、成型完成品の表面形状に対応した表
面形状の取出し治具に成型完成品を吸着させ、該取出し
治具を移動することにより前記成形品を脱型せしめる方
法であるから、成形品の内部に複数の垂直部を有する深
絞りの脱型しにくい成形品でも成型後に変形することな
く確実に脱型することができる。
【0032】材料フィルムはPPTAフィルムに限ら
ず、他のフィルムや、織布、不織布等の成型にも適用す
ることができ、特にポリイミド樹脂フィル等の耐熱フィ
ルムの場合、成型時間が約15秒であって、従来の方法
による成型時間約40〜60秒と比較しても約2.7倍
〜4倍の生産効率を向上させることができる。更に、従
来の熱可塑性フィルム等を成型する方法では、熱圧成型
後に金型を冷却して脱型していたが、金型を冷却せずに
成型温度を維持したまま成形品を脱型することが可能で
あり、冷却時間が不要となって成型時間を大幅に短縮す
ることができる。
【0033】そして、本発明の成形装置によれば、前記
リングの移動制御において、成形品を吸着させた金型側
のリングの位置をリングの最下降位置に固定し、金型が
解放して成形品が脱型した後、リングを元位置に復帰さ
せる構造とすることにより、ロックシリンダを2か所に
取り付けるだけの極めて簡単な構造で実施することがで
き、低コストで容易に実現することができる。
【0034】また、リングがクランプする方向以外の方
向から該リングを着脱し得る構造とすることにより、ド
ライバー等の工具の使用が可能となり、リング及び金型
を容易に着脱することができるから、メンテナンス性を
著しく向上させることができる。
【0035】更に、取出し治具を冷却するようにすれ
ば、治具への吸着中に成形品を冷却することができ、脱
型時に成型強度を向上させることができ、特に一般の熱
可塑性フィルムの場合にはより安定した成型形状を得る
ことができる。
【0036】取出し治具はフィルム搬送装置に取り付け
られ、該治具に成形品を吸着させて搬送装置を移動させ
るものであるから、取出し治具の移動によりフィルムの
供給を自動的に行うことができる。従って、従来の成型
装置を若干改造するだけで実施することができ、極めて
低コストで容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルム成形品の成形装置の正面
縦断面図である。
【図2】成形装置の側面断面図であり、フィルムが金型
上に引き出されてきた状態を示す図である。
【図3】材料押さえ用のリングの取付構造を示す側面図
である。
【図4】フィルムの熱プレス成形状態を示す側面断面図
である。
【図5】ロックシリンダにより下リングを固定すると共
に下金型に成形品を吸着させた状態で上金型が解放状態
を示す図である。
【図6】下金型に成形品を吸着させた状態で取出し治具
が成形品に密着した状態を示す図である。
【図7】下金型に吸着していた成形品を取出し治具で下
金型上方に脱型させた状態を示す図である。
【図8】取出し治具を移動させて成形品を金型外に搬送
し、新たなフィルムを金型上に引き出した状態を示す図
である。
【図9】我々が先に提案した振動板成形装置の側面断面
図である。
【図10】コーン、チャンバ及びボイスコイルボビン等
を一体成型した振動板の断面図である。
【図11】従来のフィルム成形品の成形装置に我々が先
に提案した振動板成形装置を適用した例を示す正面断面
図である。
【図12】コーン・チャンバ・ボイスコイルボビン一体
型の振動板を従来のフィルム成形品の成形装置で成形す
る場合の不具合を説明するための要部の断面図である。
【符号の説明】
1u 上金型 1b 下金型 1h 孔、 2 ヒータブロック 3 バルブ 4 吸気装置 5 排気装置 6u 上フィルム押さえリング 6b 下フィルム押さえリング 7 取出し治具 7h 孔 8 支柱 9u 上側のリング取付けベース 9b 下側のリング取付けベース 10 ガイドポスト 11 支柱取付け板 12 ボールブッシュ A アーム B ベース bo ボビン C コーン C1 コーンガイド部 C2 貼り代部 Ch チャンバ F フィルム I ボビン隙間 Rs ロックシリンダ R1 ロックシリンダロッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04R 31/00 H04R 31/00 A // B29K 77:00 105:06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム体を加熱成形する成型装置の上
    金型側と下金型側に対向的に配置された材料押え用の一
    対のリングを前記上金型及び下金型とは独立して動作す
    るようにし、成形品を前記上金型又は下金型のいずれか
    一方に吸着させると共に、吸着させた金型側の前記リン
    グを固定させ、成形品の表面形状に対応する表面形状を
    有する取出し治具を成形品に密着させて吸着させると共
    に、前記上金型又は下金型による吸着を解除して取出し
    治具を移動させることにより脱型した後に、固定されて
    いた前記リングを元位置に復帰させることを特徴とする
    フィルム成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 取出し治具による成形品の取り出しに際
    し、該取出し治具を冷却することを特徴とする請求項1
    記載のフィルム成形品の成形方法。
  3. 【請求項3】 取出し治具で成形品を吸着させた状態で
    該取出し治具を移動させることにより未成形のフィルム
    部分を金型上に引き出すことを特徴とする請求項1記載
    のフィルム成形品の成形方法。
  4. 【請求項4】 フィルム体がポリパラフェニレンテレフ
    タルアミドフィルムであり、少なくとも50%以上、好
    ましくは80%以上の膨潤剤としての水を含んだ状態の
    ゲル状フィルムから膨潤剤たる水を蒸発させ、未延伸で
    且つ所定の密度に達せず非晶状態のハード状のフィルム
    であることを特徴とする請求項1記載のフィルム成形品
    の成形方法。
  5. 【請求項5】 フィルム体が熱可塑性フィルムであり、
    成型金型を冷却せずに成形温度を維持したまま成形品を
    脱型することを特徴とする請求項1記載のフィルム成形
    品の成形方法。
  6. 【請求項6】 フィルム体が熱可塑性又は熱硬化性の樹
    脂フィルム、或は織布、不織布であることを特徴とする
    請求項1記載のフィルム成形品の成形方法。
  7. 【請求項7】 成形品が間隙の狭い対向的な壁部を有す
    る深絞りの成形品であることを特徴とする請求項1及び
    2記載のフィルム成形品の成形方法。
  8. 【請求項8】 フィルム体を加熱成形する成型装置にお
    いて、上金型又は下金型の金型面に開口する孔又はスリ
    ットを介して吸排気するための吸排気機構と、前記上金
    型側と下金型側に配置されていて該上金型及び下金型と
    は独立して動作するようにした材料押え用の一対のリン
    グと、移動自在に配置されていて成形品の表面形状に対
    応する表面形状を有する取出し治具とを備えていること
    を特徴とするフィルム成型品の成型装置。
  9. 【請求項9】 材料押え用のリングがクランプする方向
    以外の方向から着脱し得るように構成されていることを
    特徴とする請求項6記載のフィルム成形品の成型装置。
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