JP2860196B2 - 移植機の苗整列装置 - Google Patents

移植機の苗整列装置

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JP2860196B2 JP30681091A JP30681091A JP2860196B2 JP 2860196 B2 JP2860196 B2 JP 2860196B2 JP 30681091 A JP30681091 A JP 30681091A JP 30681091 A JP30681091 A JP 30681091A JP 2860196 B2 JP2860196 B2 JP 2860196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農作物の移植栽培で、
紙筒育苗容器による紙筒苗のような定形部のある苗を使
用する移植機において、その苗の定形部を揃えて所定間
隔ごとに移植装置に供給して本圃に植え付ける移植機の
苗整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙筒苗のような定形部のある苗を自由に
回転する多数のローラーにより定形部を揃えて所定間隔
ごとに移植装置に供給する装置は、本発明者らが先に特
願平3−56165号として提案した。
【0003】この苗整列装置は、植付装置に苗を供給す
る苗整列部と、苗整列部に苗を受け渡す検出ベルトとを
設け、検出ベルトの上方に苗の有無を検出する検出器を
設け、苗整列部の速度は植付速度に連動し、検出ベルト
の速度を検出器の苗の検出により増減して苗整列部に苗
を受け渡して整列させ、検出ベルトにはその苗の搬送方
向に自由に回転する多数のローラーを設け、そのローラ
ー自体も回行して苗を載せて搬送していた。この装置に
よれば、検出ベルトのローラーにより検出ベルトに受け
渡される苗の間隔が大きく開いても整列させることがで
き、検出ベルトの速度を検出器の苗の検出により増減し
て苗整列部に苗を受け渡して整列させるときに速度の増
減の頻度が少なく、かつその速度の増減の差を少なくで
きるから搬送される苗の姿勢の乱れが少ないものであ
る。
【0004】また、実公平2−28648号公報には、
苗選別搬送コンベアによつて選別された正常な大きさの
葉部を有する良紙筒苗を受け取りそれを苗植付機構に向
けて搬送する揃列搬送コンベア、この揃列搬送コンベア
上の良紙筒苗の盛り上がり状況を検出することができる
ようにして設けた検出装置、揃列搬送コンベア上の良紙
筒苗の盛り上がり状況を検出装置により検出するのにと
もない苗選別搬送コンベアの速度を下げるようにした選
別搬送装置が提案されている。そして、揃列搬送コンベ
ア上の良紙筒苗の盛り上がり状況を検出する検出装置
は、検知用ベルトとマイクロスイッチからなり、検知用
ベルトは比較的緩く巻回懸架し、その下側走行部が揃列
搬送コンベアの紐状ベルトの上側走行面に対し上下に所
要間隔すなわち良紙筒苗の直径よりやや広い間隔をおい
て平行に走行するようにしてある。マイクロスイッチ
は、その検出端を、検知用ベルトの上記下側走行部の内
側に当接させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の苗整
列装置では、水平方向の苗の整列は検出ベルトの速度の
増減とそのローラーにより行う。垂直方向には、苗は検
出ベルトのローラーの上に載せられて搬送され、もとも
と高さが揃っているので、それをそのまま密着させて整
列させるものである。つまり、垂直方向の苗の整列はそ
の苗の重量に依存し、苗が下方に向かう力よってのみ水
平に揃えて整列させていた。
【0006】紙筒苗の定形部は紙筒苗群の状態では六角
柱状を成し、個々の苗に分離されてもある程度その形状
を保っており、検出ベルト上ではその定形部の六角柱が
倒れた状態で密着して並ぶ。苗が検出ベルト上に載せら
ると、大半はその安定した状態として六角の辺が上下方
向となり、六角の頂点が水平方向となる。そのため、密
着された苗は六角の頂点どうしが接することになり、水
平方向に密着させようとする力が強く加わると、水平方
向の力が垂直方向の分力を発生させ、苗の重量以上の上
方への力となると苗が盛上がる。
【0007】検出ベルト上に密着して並んだ苗列は苗整
列部が繰り出す速度で搬送され、検出ベルトはその速度
以上で回行し、検出ベルトのローラーの回転により速度
差を吸収している。つまり、検出ベルト上に密着して並
んだ苗には検出ベルトのローラーの回転抵抗の分だけ水
平方向に力が加わり、より密着しようとしている。その
ため、苗の非検出により検出ベルトが増速されるとロー
ラーの回転抵抗がより大となり、苗整列部や検出ベルト
上の苗が後続する苗に押されて盛上がることがある。検
出ベルト上で盛上がった苗はそのまま苗整列部に受け渡
され、苗整列部で苗が盛上がっていると苗が詰まって植
付装置に苗が供給されなかったり、苗が詰まらないでそ
のまま植付装置に供給されると植え付けられた苗の間隔
が狭くなってしまう。
【0008】また、前記従来の技術の選別搬送装置で
は、揃列搬送コンベアの速度は植付速度に連動するもの
であり、苗選別搬送コンベアの速度が増減するものであ
る。そして、検知用ベルトは揃列搬送コンベア上に設け
られ、検知用ベルトは揃列搬送コンベア上の良紙筒苗の
盛り上がり状況を検出する検出装置としてのマイクロス
イッチを確実に作動させるためのものである。だから、
揃列搬送コンベア上の苗の盛上がりを防ぐことはできて
も、速度が増減する苗選別搬送コンベア上の苗の盛上が
り防止の作用はない。そのため、苗選別搬送コンベア上
に苗を密着させて整列させることはできないし、苗選別
搬送コンベアに受け渡される苗の間隔が大きく開いてい
ると整列させることはできない。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決し、検
出ベルトに受け渡される苗の間隔が大きく開いても整列
させることができ、かつ苗の盛上がりを防止でき所定間
隔ごとに植付装置に苗を供給する移植機の苗整列装置に
より、高性能・高能率な移植機を提供し、移植栽培を飛
躍的に広げることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の移植機
の苗整列装置は、植付装置に苗Paを供給する苗整列部52
と、苗整列部52に苗Paを受け渡す検出ベルト50とを設
け、検出ベルト50に苗Paの有無を検出する検出器51を設
け、苗整列部52の速度は植付速度に連動し、検出ベルト
50の速度を検出器51の苗Paの検出により増減して苗整列
部52に苗Paを受け渡して整列させる苗整列装置におい
て、検出ベルト50にはその苗Paの搬送方向に自由に回転
する多数のローラー50a を設け、そのローラー50a 自体
も回行して苗Paを載せて搬送し、検出ベルト50から苗整
列部52の上方に盛上がり防止ベルト60を設け、盛上がり
防止ベルト60はその下側走行部が検出ベルト50のローラ
ー50aの上側走行面に対し上下に苗Paの直径よりやや広
い間隔をおき、通常は検出ベルト50上の苗Paが盛上がり
防止ベルト60に接触しないようにしたものである。
【0011】請求項2の発明の移植機の苗整列装置は、
盛上がり防止ベルト60の下側走行部の移動方向を苗Paの
移動方向と同じとし、その速度を苗整列部52の苗Paの移
送速度とほぼ同じとし、盛上がろうとして盛上がり防止
ベルト60の下側走行部に接触した苗Paとほぼ同じ速度で
移動するようにしたものである。
【0012】
【作 用】請求項1の発明では、検出ベルト50にはそ
の苗Paの搬送方向に自由に回転する多数のローラー50a
を設け、そのローラー50a 自体も回行して苗Paを載せて
搬送するから、個々の苗Paの場合はローラー50a 自体の
回行により搬送され、苗整列部52から密着し整列してい
る検出ベルト50上の苗Paはローラー50a の回転により検
出ベルト50の速度では搬送されず、苗整列部52の速度で
搬送される。
【0013】また、検出ベルト50から苗整列部52の上方
に盛上がり防止ベルト60を設けたから、検出ベルト50か
ら苗整列部52に密着して並んでいる苗Paが水平方向に押
されても盛上がり防止ベルト60により盛上がりを防止さ
れる。
【0014】また、盛上がり防止ベルト60はその下側走
行部が検出ベルト50のローラー50aの上側走行面に対し
上下に苗Paの直径よりやや広い間隔をおき、通常は検出
ベルト50上の苗Paが盛上がり防止ベルト60に接触しない
ようにしたから、防止ベルト60は検出ベルト50のローラ
ー50a 自体の回行により搬送される個々の苗Paの速い移
動を妨げない。
【0015】請求項2の発明では、盛上がり防止ベルト
60の下側走行部の移動方向を苗Paの移動方向と同じと
し、その速度を苗整列部52の苗Paの移送速度とほぼ同じ
とし、盛上がろうとして盛上がり防止ベルト60の下側走
行部に接触した苗Paとほぼ同じ速度で移動するようにし
たから、盛上がり防止ベルト60により盛上がりを防止さ
れている苗Paも正常に搬送される。
【0016】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0017】個々の苗Paに分離可能な定形部のある苗Pa
として、紙筒育苗容器による紙筒苗Pを示している。こ
の紙筒育苗容器は、耐腐敗性の紙を用い、展開すると六
角柱状の上下が開口した紙筒を、整然と水溶性糊で貼り
合わせたものである。この紙筒中に培土を詰め、個々の
紙筒に一粒毎に播種し、覆土して苗床に設置して育苗
し、一定期間育苗すると苗が生長して紙筒苗Pとなり、
水溶性糊は灌水により徐々に溶けて無くなり、紙筒は腐
敗の進行により徐々に互いに結合し、移植時には適度の
連結強度を保って定形部としての紙筒部毎に個々の苗Pa
に分離可能に整然と連結するようになっている。
【0018】しかし、紙筒育苗容器の個々の紙筒に一粒
毎に播種した種が全部正常に育ち移植できるものではな
く、育苗途上で枯れて消えてしまったり、育苗期間中に
充分に葉身が成育しない稚苗のため、移植できない欠株
苗が1割前後発生する。
【0019】つぎに、この紙筒育苗容器による紙筒苗P
を移植機に供給し、個々の苗Paに分離し、分離されたた
苗Paから欠株を除去し、不揃になった良苗のみの苗Paの
定形部を密着して整列させ、その苗Paを所定間隔ごとに
繰り出して植付装置に供給する移植機の苗整列装置につ
いて説明する。
【0020】図1において、1は機枠であり、機枠1は
平面視が略長方形の枠体を成している。そして、機枠1
上には横移動機構10および縦移動機構20を設ける。
【0021】横移動機構10は、機枠1に沿って設けた一
対のレール11と、レール11に沿って往復移動が可能な一
対の横移動機構枠12と、横移動機構枠12の下方で一対の
レール11の間にレール11と平行に設けた軸16とからな
る。
【0022】横移動機構枠12は一対のレール11上に設
け、横移動機構枠12のレール11に対応する四方の下面に
はレール11の方向に回転するガイドローラ14を設け、ガ
イドローラ14は自由に回転するよう横移動機構枠12に止
められている。また、軸16には往溝と復溝とが無端の交
叉状に形成された円筒カムが刻まれており、横移動機構
枠12に設けた図示しない突起と噛み合っていて、円筒カ
ムのレール11の方向の長さを紙筒苗Pの幅よりやや長く
して、軸16が回転することにより横移動機構枠12がレー
ル11の方向に紙筒苗Pの幅以上を連続的に往復移動する
ようになっている。
【0023】横移動機構10の横移動機構枠12には、横移
動機構10の移動方向と直交する方向に移動する縦移動機
構20を設ける。そして、縦移動機構20のベルト25上には
紙筒苗Pを載せて横移動機構10の移動端で横移動機構10
の移動方向と直交する方向(図2の下方向)に間欠的に
移動させる。
【0024】縦移動機構20には、横移動機構枠12内に横
移動機構10の移動方向に長く同一高さで平行にプーリ2
2,24を設け、プーリ22,24の間にはベルト25を掛け渡
す。そして、プーリ22には、横移動機構枠12が横方向に
移動し、その移動端でのみ軸16の回転が伝導されるよう
にし、横移動機構10の移動端で紙筒苗Pの苗列の一列分
よりやや多くベルト25を移動させるようにプーリ22を回
転させる。
【0025】機枠1の外方で縦移動機構20の移動方向に
レール11と平行に規制体枠2を設け、規制体枠2から垂
直上方に規制体軸3を設け、規制体軸3の上端には自由
に回転する一対の苗規制ベルト5を掛け渡す。
【0026】苗規制ベルト5は、横移動機構10の移動方
向に長くその左右に設け、その紙筒苗P側の面はベルト
25の搬送終端とほぼ同じ位置とし、左右一対の苗規制ベ
ルト5の内方の端部間は、紙筒苗Pを分離して繰り出す
一対の分離回転体31が納まる間隔を開けておく。一対の
横移動機構枠12の苗規制ベルト5側端部から苗規制ベル
ト5方向に上下2本のベルト駆動ピンを設け、ベルト駆
動ピンは苗規制ベルト5の紙筒苗P側の面に設けた孔に
通っており、横移動機構10が往復移動すると苗規制ベル
ト5の紙筒苗P側の面が同じ方向に往復移動する。
【0027】一対の横移動機構枠12の内方で苗規制ベル
ト5側に、紙筒苗Pの横移動機構10の移動方向の側面に
接して紙筒苗Pを規制する一対の横規制ベルト28を設け
る。横規制ベルト28は自由に回転するプーリに掛け渡さ
れており、ベルト25による紙筒苗Pの移動を妨げないよ
うに回行する。
【0028】一対の横移動機構枠12の内方で苗規制ベル
ト5の反対側には横規制ベルト28に連なる一対の苗案内
体29を設け、ベルト25上の紙筒苗Pを案内する。
【0029】機枠1の外方で縦移動機構20の移動方向の
中央部で一対の苗規制ベルト5の内方間に上方に分離部
枠30を設ける。
【0030】分離部枠30から下方に一対の軸を設け、そ
の軸に一対の弾性体のローラ31をはめ込んで設ける。ロ
ーラ31は円筒形のスポンジ体で、ローラ31はベルト25に
載せられた紙筒苗Pの側面の上部と下部に接する位置と
し、一対のローラ31の対向面は苗Paの紙筒直径より狭い
間隔とし、一対のローラ31は互いの対向面が紙筒苗Pよ
り遠ざかる方向に同一速度で回転させ、その周速は横移
動機構10の移動速度の約5倍とする。
【0031】そして、紙筒苗Pの側面が回転するローラ
31に順次接当することにより連続して個々の苗Paに分離
し、分離された苗Paは一対のローラ31に挾まれて紙筒苗
Pの反対側に立垂状態のまま繰り出す。
【0032】ローラ31の紙筒苗Pの反対側から外方に、
分離部枠41から下方に設けた軸により、一対のローラ31
から連ねた一対のベルト32を設ける。ベルト32は平ベル
トの表面にスポンジ体を貼ったもので、ローラ31から分
離されて繰り出された個々の苗Paを受取り、紙筒の中間
部を挾んで上下を突出させて移送し、紙筒苗Pの反対側
に繰り出す。
【0033】ベルト32の搬送終端から直角方向に、分離
部枠30から下方に設けた軸により、一対の平ベルト33を
設ける。平ベルト33はベルト32の搬送終端から繰り出さ
れた個々の苗Paを受取り、紙筒の上部を挾んで搬送し繰
り出す。
【0034】一対のベルト32の近傍の一対のベルト32の
搬送方向に直交する左右に一対の検出器34,35を設け
る。一対の検出器34,35は無接触で苗Paの有無を検出で
きる光電スイッチであり、一対の検出器34,35間の光軸
が苗Paにより遮られることにより苗Paを検出し、所定時
間検出器34,35が苗Paを検出しない時に作業者の近くの
適宜な場所に設けた警報装置が警報を発する。
【0035】機枠1の下方には選別整列部枠41を設け
る。選別整列部枠41の一側上方で一対の平ベルト33の搬
送終端下方には弾性体の一対の転向円盤42を設け、一対
の転向円盤42はその円の中心を軸芯として平行に所定間
隔に設け、縦移動機構20の移動方向を軸芯として回転さ
せる。また、一対の転向円盤42の上端から側端の1/4
周には、その外側の外周付近に接当して一対の転向円盤
42が外方に広がらないよう規制する規制体を設け、その
間の一対の転向円盤42の外周付近は苗Paの紙筒直径より
狭い間隔とする。
【0036】そして、一対の転向円盤42は一対の平ベル
ト33の搬送終端から繰り出された苗Paを受取り、紙筒の
下部を挾んで90度向きを変えて搬送し、側端から下方
向に倒置状態で繰り出す。
【0037】一対の転向円盤42の側端から下方に、選別
整列部枠41から設けた軸により、一対の平ベルト43を設
ける。一対の平ベルト43は苗Paの紙筒直径より狭い間隔
とし、一対の平ベルト43は互いの対向面が下方向に進む
よう回転させる。そして、一対の平ベルト43は一対の転
向円盤42の搬送終端から繰り出された苗Paを受取り、紙
筒の中間部を挾んで搬送し、下方に繰り出す。
【0038】一対の平ベルト43の搬送終端下方から水平
方向に選別整列部枠41から設けた軸により、同一高さに
幅広の平ベルト44,45を設ける。平ベルト45の方が平ベ
ルト44より選別整列部枠41に近い方とし、平ベルト45の
方が平ベルト44より長くする。また、平ベルト45の搬送
終端と同一搬送終端の平ベルト46を設ける。平ベルト46
は平ベルト44の延長線上の位置とし、平ベルト44の搬送
終端と平ベルト46の搬送始端の間は所定間隔に開けて何
もない空所とし、平ベルト44,45,46はその上面が同一
速度で水平方向に進むよう回転させる。
【0039】そして、平ベルト44,45は一対の平ベルト
43の搬送終端から繰り出された苗Paを受取り、平ベルト
44は紙筒の上部を載せて搬送し、平ベルト45は紙筒の下
部を載せて搬送し、平ベルト46は紙筒の上部を載せて搬
送し、平ベルト45,46の搬送終端から水平方向に繰り出
す。
【0040】平ベルト44,46の選別整列部枠41の反対側
には葉受ベルト枠47を設け、葉受ベルト枠47から選別整
列部枠41方向に設けた軸により、平ベルトである葉受ベ
ルト48と葉押えベルト49を設ける。葉受ベルト48の上面
の高さは平ベルト44,46とほぼ同一とし、搬送始端は平
ベルト44の搬送始端とほぼ同一位置とし、搬送終端は平
ベルト46の搬送始端とほぼ同一位置とする。葉押えベル
ト49は葉受ベルト48の上に設け、葉受ベルト48の上面と
葉押えベルト49の下面を接触させ、葉押えベルト49はそ
の下面を搬送面とし、搬送始端は平ベルト44の搬送終端
とほぼ同一位置とし、搬送終端は平ベルト46の搬送始端
と搬送終端の中間の位置とする。
【0041】葉受ベルト48はその上面が平ベルト44,4
5,46の上面と同一方向に進むよう回転させ、葉押えベ
ルト49はその下面が同一方向に進むよう回転させ、その
速度は平ベルト44,45,46の速度とほぼ同一とする。そ
して、葉受ベルト48と葉押えベルト49の間に苗Paの葉部
を挾んで平ベルト44,45,46と同一方向に搬送する。
【0042】ここで、葉部の有る良い苗Paは、平ベルト
44の搬送終端と平ベルト46の搬送始端の間の空所では、
紙筒の下部を平ベルト45に載せ、葉部を葉受ベルト48と
葉押えベルト49の間に挾んで搬送される。しかし、葉部
の無い欠株の苗Paは、葉部が葉受ベルト48と葉押えベル
ト49の間に挾まれないから、紙筒の下部を平ベルト45に
載せているだけであるため、平ベルト44の搬送終端と平
ベルト46の搬送始端の間の空所から落下して、系外に取
り除かれる。このことにより、葉部の有る良い苗Paと葉
部の無い欠株の苗Paが選別される。
【0043】平ベルト45,46の搬送終端から水平に、選
別整列部枠41から設けた軸により、検出ベルト50を設け
る。検出ベルト50はその上面が平ベルト44,45,46の上
面と同一方向に進むよう回転させ、その上面で苗Paを搬
送する。検出ベルト50には、その苗Paの搬送方向に自由
に回転する多数のローラー50a を設ける。ローラー50a
は紙筒の長さよりやや短くし、複数の大径部と小径部を
交互にその長手方向に設け、列状に隣接するローラー50
a の小径部に隣の大径部が接しないようにはまり込む。
そして、検出ベルト50上面に受け渡された個々の苗Paの
紙筒の中間部をローラー50a の大径部に載せて搬送し、
検出ベルト50の搬送終端から水平方向に繰り出す。
【0044】ローラー50a の中心にはその長手方向に通
して孔をあけ、その孔にローラー50a より長いピン50b
を通し、ローラー50a の両端に隣り合う2本のピン50b
毎に2穴のリンクプレート50c をピン50b に通して設け
る。これにより、多数のローラー50a はリンクプレート
50c により無端のベルト状に連結される。また、ローラ
ー50a はピン50b を軸として自由に回転する。
【0045】検出ベルト50の軸が回転することによりピ
ン50b やリンクプレート50c やローラー50a は一体に回
行する。検出ベルト50はその上面が集積ベルト11の方向
に進むように回行させ、検出ベルト50上面に受け渡され
た個々の苗Paの紙筒Paの中間部をローラー50a の大径部
に載せて搬送する。
【0046】検出ベルト50の中央部上方には選別整列部
枠41から検出器51を設け、検出器51は検出ベルト50上の
苗Paの紙筒の有無を検出する。検出器51は、光電スイッ
チであり、無接触で苗Paの紙筒の有無を検出でき、その
検出を電気信号で伝達する。
【0047】検出ベルト50の搬送終端の左右から中心方
向にほぼ水平に、選別整列部枠41から設けた軸により、
細い幅の平ベルトである苗整列部としての一対の整列ベ
ルト52を設ける。一対の整列ベルト52はその上面が検出
ベルト50の上面と同一方向に進むよう回転させ、その上
面で苗Paを搬送する。そして、整列ベルト52上面に受け
渡された個々の苗Paの紙筒の上部と下部を載せて搬送
し、整列ベルト52の搬送終端から水平方向に繰り出す。
【0048】整列ベルト52の搬送終端の上方には、選別
整列部枠41から設けた軸により、その軸の先端部にはめ
込んでスポンジローラー53を設ける。スポンジローラー
53は円筒形のスポンジ体で、その下周が整列ベルト52の
上面と同一方向に進むように回転させ、その速度は整列
ベルト52とほぼ同じとし、整列ベルト52の搬送終端から
スポンジローラー53の下周までの距離が苗Paの紙筒直径
より狭い間隔とする。そして、整列ベルト52の終端部と
スポンジローラー53との間で苗Paの紙筒を挾んで、検出
ベルト50により押される苗Paを規制して繰り出す。
【0049】検出ベルト50から苗整列部52の上方に選別
整列部枠41から設けた一対の軸にはめ込んだプーリ61,
62に掛け渡して平ベルトである盛上がり防止ベルト60を
設ける。盛上がり防止ベルト60は、その下側走行部が検
出ベルト50のローラー50a の上側走行面に対し平行に、
上下に苗Paの直径よりやや広い間隔をおく。そして、通
常は検出ベルト50上の苗Paが盛上がり防止ベルト60に接
触しないようする。盛上がり防止ベルト60の始端は検出
器51の光軸の直後とし、終端はスポンジローラー53の直
前とする。盛上がり防止ベルト60の幅は検出ベルト50幅
よりやや狭くし、その中心を検出ベルト50の中心に合わ
せる。
【0050】また、盛上がり防止ベルト60の下側走行部
の移動方向を苗Paの移動方向と同じとし、その速度を苗
整列部52の苗Paの移送速度とほぼ同じとする。そして、
盛上がり防止ベルト60の下側走行部は盛上がろうとして
盛上がり防止ベルト60に接触した苗Paとほぼ同じ速度で
移動する。
【0051】集積ベルト52の搬送終端の前方から下方に
と下面から下方に、選別整列部枠41から設けた軸と図示
しない下方の軸により、一対の縦搬送ベルト54を設け
る。一対の縦搬送ベルト54は苗Paの紙筒直径より狭い間
隔とし、一対の縦搬送ベルト54は互いの対向面が下方向
に進むよう回転させる。そして、一対の縦搬送ベルト54
は集積ベルト52の搬送終端とスポンジローラー53から繰
り出された苗Paを受取り、紙筒の中間部を挾んで搬送
し、下方に繰り出す。
【0052】検出器51による整列では、整列ベルト52と
スポンジローラー53から以降の速度は検出器51の苗Paの
検出に無関係に植付速度に連動して一定であり、それに
対し、横移動機構10の移動速度や縦移動機構20の移動速
度から検出ベルト50の速度までは検出器51の苗Paの検出
により連動して増減する。その速度の増減は、駆動用の
動力を増速用と減速用の2系統を設け、増速用の駆動経
路には電磁クラッチを設け、減速用の駆動経路にはフリ
ーホィールを設け、検出器51の検出信号により電磁クラ
ッチを断接して行う。
【0053】検出器51の紙筒の検出信号にはオフディレ
イ(切遅延)タイマーを設け、間隔の開いた個々の苗Pa
の紙筒の検出のように短時間の検出信号は無視して電磁
クラッチを接続し増速を続ける。整列ベルト52から検出
器51の下まで密着整列している紙筒が達し、オフディレ
イタイマーの設定時間以上に検出器51の下に紙筒が留ま
ると電磁クラッチを切り減速する。
【0054】減速時には、検出ベルト50から繰り出され
る苗Paの単位時間の本数より一対のローラ31により分離
される苗Paの本数をやや少なくして、整列ベルト52に受
け渡される苗Paより繰り出される苗Paがやや多くなる速
度にする。増速時には、整列ベルト52に受け渡される苗
Paが繰り出される苗Paより多くなる速度にする。
【0055】減速時には、検出ベルト50と供給ベルト40
やその先のベルトなどの速度は一体に遅くなるが、この
最低の搬送速度時には整列ベルト52の速度より検出ベル
ト50のローラー50a の回行速度を速くする。速くして
も、ローラー50a の自由な回転により、整列ベルト52か
ら密着し整列している検出ベルト50上の苗Paは、検出ベ
ルト50の速度では搬送されず、整列ベルト52の速度で搬
送される。また、検出ベルト50上の個々の苗Paはローラ
ー50a 自体の回行により搬送されるから、個々の苗Paは
整列ベルト52から密着し整列している苗Paに徐々に密着
する。
【0056】減速が続いて検出ベルト50上の苗Paが少な
くなり検出器51の下に紙筒が無くなると増速されるが、
検出ベルト50のローラーの自由な回転により、整列ベル
ト52から検出器51の下まで密着整列している検出ベルト
50上の苗Paは、検出ベルト50の速度では搬送されず、整
列ベルト52とスポンジローラー53から繰り出される速度
で搬送される。また、検出ベルト50上の離間している個
々の苗Paはローラー自体の回行により搬送されるから、
間隔の開いた苗Paは密着整列している苗Paに徐々に密着
する。
【0057】検出器51の紙筒Paの検出信号にはディレイ
(遅延)タイマーを設け、増速状態の紙筒Paの検出のよ
うに短時間の検出信号は無視して電磁クラッチを接続し
増速を続ける。検出器51の下まで整列ベルト52から密着
整列している紙筒Paが達し、ディレイタイマーの設定時
間以上に検出器51の下に紙筒Paが留まると電磁クラッチ
を切り減速する。
【0058】整列ベルト52から密着整列している紙筒Pa
が、減速時に検出器51の下から整列ベルト52側に短く並
び、増速時に検出器51の下を通り過ぎて長く並ぶが、デ
ィレイタイマーの設定時間を長くすると、増速時に検出
器51の下を通り過ぎて並ぶ長さが長くなり、増速から減
速と減速から増速へ変わるまでの時間が長くなる。つま
り、植付速度に対応した適切な長さにディレイタイマー
を設定すると、増減速の頻度を少なくできる。実施例で
はディレイタイマーの設定時間を1〜2秒間とした。
【0059】つぎに、作動を説明する。
【0060】横移動機構10の横移動機構枠12は所定のそ
の移動端とし、紙筒苗Pを横移動機構10上の縦移動機構
20としてのベルト25上に載せ、その紙筒苗Pの前端の分
離される苗Paの列が苗規制ベルト5に接して一対のロー
ラー31に接する位置まで送り込む。移植機が進行すると
適宜な手段により軸16などが回転し、横移動機構枠12が
横方向に移動すると紙筒苗Pが横方向に移動し、ローラ
31やベルト32などが回転する。
【0061】横移動機構枠12の横方向の移動により、紙
筒苗Pの最前列の分離される苗の列は移動し、順次ロー
ラ31の前端に接する。このとき、分離される苗Paは後続
する次の苗列とローラ31との間に挾まれて転動され、転
がりながら紙筒苗Pの移動速度よりも速い速度で動かさ
れることにより、順次分離される苗Paの次の苗や後続す
る次の苗列との連結部を剥されて無理なく個々の苗Paに
分離される。
【0062】紙筒苗Pの最前列の分離される苗列の分離
が全て終り、横移動機構枠12が移動端に達すると、紙筒
苗Pはベルト25により苗列の一列分だけ縦方向に移動
し、続いて横移動機構枠12は今までと反対方向に紙筒苗
Pを横移動させて次の列の分離が開始される。また、紙
筒苗Pの分離される苗列は苗規制ベルト5に規制され、
分離される苗列と一対のローラ31の相互関係は正しく保
たれ、確実に分離される。さらに、横移動機構枠12の反
対側の移動端でも同様にベルト25が紙筒苗Pを間欠移動
させ、連続的に個々の苗Paに分離される。
【0063】ローラ31により分離された苗Paは、一対の
ローラ31の間から挾まれて繰り出され、一対のローラ31
により挾まれて繰り出された苗Paは、そのまま直ちに一
対のベルト32により挾まれてより遠くに繰り出される。
一対のベルト32の近傍に設けた検出器34,35は一対のベ
ルト32に移送される苗Paの有無を検出し、所定時間検出
器34,35が苗Paを検出しないとき警報を発する。
【0064】一対のベルト32から繰り出された苗Paは、
一対の平ベルト33や一対の転向円盤42や一対の平ベルト
43により搬送され、平ベルト44,45に受け渡される。
【0065】平ベルト44,45に受け渡された苗Paは、平
ベルト44,45,46と葉受ベルト48と葉押えベルト49とに
より欠株の苗Paが取り除かれ、不揃な苗列となって検出
ベルト50に受け渡される。そして、検出ベルト50に受け
渡された苗Paは、検出ベルト50のローラー50a や検出器
51とその信号により制御される増減速機構や整列ベルト
52とスポンジローラー53により、紙筒部を密着させて整
列されて一対の縦搬送ベルト54に受け渡される。
【0066】このとき、検出ベルト50にはその苗Paの搬
送方向に自由に回転する多数のローラー50a を設け、そ
のローラー50a 自体も回行して苗Paを載せて搬送し、個
々の苗Paの場合はローラー50a 自体の回行により搬送さ
れ、整列ベルト52から密着し整列している検出ベルト50
上の苗Paはローラー50a の回転により検出ベルト50の速
度では搬送されず、整列ベルト52の速度で搬送されるか
ら、多数の苗Paを検出ベルト50上に整列させることがで
き、検出ベルト50に受け渡される苗Paの間隔が大きく開
いていても次の苗Paが来るまで苗Paが無くならないの
で、整列ベルト52に苗Paを整列させることができる。
【0067】また、検出ベルト50から整列ベルト52の上
方に盛上がり防止ベルト60を設け、検出ベルト50から整
列ベルト52に密着して並んでいる苗Paが水平方向に押さ
れても盛上がり防止ベルト60により盛上がりを防止され
るから、所定間隔ごとに植付装置に苗Paを供給できる。
【0068】また、盛上がり防止ベルト60はその下側走
行部が検出ベルト50のローラー50aの上側走行面に対し
上下に苗Paの直径よりやや広い間隔をおき、通常は検出
ベルト50上の苗Paが盛上がり防止ベルト60に接触しない
ようにし、盛上がり防止ベルト60は検出ベルト50のロー
ラー50a 自体の回行により搬送される個々の苗Paの速い
移動を妨げないから、検出ベルト50上の離間している個
々の苗Paは盛上がり防止ベルト60に接触しないで通過で
き、整列ベルト52から密着し整列している苗Paに追い付
いて密着できる。
【0069】また、盛上がり防止ベルト60の下側走行部
の移動方向を苗Paの移動方向と同じとし、その速度を整
列ベルト52の苗Paの移送速度とほぼ同じとし、盛上がろ
うとして盛上がり防止ベルト60の下側走行部に接触した
苗Paとほぼ同じ速度で移動するようにし、盛上がり防止
ベルト60により盛上がりを防止されている苗Paも正常に
搬送されるから、所定間隔ごとに植付装置に苗Paを供給
できる。
【0070】一対の縦搬送ベルト54に受け渡された苗Pa
は所定距離に間隔を開けて搬送され、適宜な植付装置に
供給され圃面に植え付けられる。
【0071】以上の実施例では、定形部のある苗Paとし
て紙筒育苗容器による紙筒苗のものを示したが、土壌そ
のものを固めたものや、育苗培地そのものが定形部を形
成している無機物繊維や高分子化合物によるものや、個
々の苗Paに分離可能に連結されているものや、既に個々
の苗Paに分離しているものでも良い。
【0072】また、盛上がり防止ベルト60として1本の
ベルトによるものを示したが、複数列に設けても良く、
苗Paの進行方向に多数設けても良いし、ベルトとローラ
ーを組み合わせても良い。
【0073】また、苗整列部として整列ベルト52とスポ
ンジローラー53によるものを示したが、苗整列部は植付
速度に連動して植付装置に苗Paを供給すれば良く、一対
の回転するローラーや、スターホィールや、間欠運動す
る規制部材によるものでも良い。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、検出ベルトに
はその苗の搬送方向に自由に回転する多数のローラーを
設け、そのローラー自体も回行して苗を載せて搬送し、
個々の苗の場合はローラー自体の回行により搬送され、
苗整列部から密着し整列している検出ベルト上の苗は苗
整列部の速度で搬送されるから、多数の苗を検出ベルト
上に整列させることができ、検出ベルトに受け渡される
苗の間隔が大きく開いていても次の苗が来るまで苗が無
くならないので、苗整列部に苗を確実に整列させること
ができる。
【0075】また、検出ベルトから苗整列部の上方に盛
上がり防止ベルトを設け、検出ベルトから苗整列部に密
着して並んでいる苗が水平方向に押されても盛上がり防
止ベルトにより盛上がりを防止されるから、所定間隔ご
とに植付装置に苗を供給できる。
【0076】また、盛上がり防止ベルトはその下側走行
部が検出ベルトのローラーの上側走行面に対し上下に苗
の直径よりやや広い間隔をおき、通常は検出ベルト上の
苗が盛上がり防止ベルトに接触しないようにし、盛上が
り防止ベルトは検出ベルトのローラー自体の回行により
搬送される苗の速い移動を妨げないから、検出ベルト上
の離間している個々の苗は盛上がり防止ベルトに接触し
ないで通過でき、苗整列部から密着し整列している苗に
追い付いて密着できる。
【0077】請求項2の発明によれば、盛上がり防止ベ
ルトの下側走行部の移動方向を苗の移動方向と同じと
し、その速度を苗整列部の苗の移送速度とほぼ同じと
し、盛上がろうとして盛上がり防止ベルトの下側走行部
に接触した苗とほぼ同じ速度で移動するようにし、盛上
がり防止ベルトにより盛上がりを防止されている苗も正
常に搬送されるから、所定間隔ごとに植付装置に苗を供
給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の苗整列装置の一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】その平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】図1の要部の部分拡大図である。
【図5】図4の要部の部分拡大図である。
【図6】図5の要部の部分拡大図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】図7の作動図である。
【図9】検出ベルトの部分拡大平面図である。
【図10】検出ベルトの部分拡大正面図である。
【符合の説明】
50 検出ベルト 50a ローラー 51 検出器 52 苗整列部 60 盛上がり防止ベルト Pa 苗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付装置に苗を供給する苗整列部と、苗
    整列部に苗を受け渡す検出ベルトとを設け、検出ベルト
    に苗の有無を検出する検出器を設け、苗整列部の速度は
    植付速度に連動し、検出ベルトの速度を検出器の苗の検
    出により増減して苗整列部に苗を受け渡して整列させる
    苗整列装置において、検出ベルトにはその苗の搬送方向
    に自由に回転する多数のローラーを設け、そのローラー
    自体も回行して苗を載せて搬送し、検出ベルトから苗整
    列部の上方に盛上がり防止ベルトを設け、盛上がり防止
    ベルトはその下側走行部が検出ベルトのローラーの上側
    走行面に対し上下に苗の直径よりやや広い間隔をおき、
    通常は検出ベルト上の苗が盛上がり防止ベルトに接触し
    ないようにした移植機の苗整列装置。
  2. 【請求項2】 盛上がり防止ベルトの下側走行部の移動
    方向を苗の移動方向と同じとし、その速度を苗整列部の
    苗の移送速度とほぼ同じとし、盛上がろうとして盛上が
    り防止ベルトの下側走行部に接触した苗とほぼ同じ速度
    で移動するようにした請求項1記載の移植機の苗整列装
    置。
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