JP3543024B2 - 育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置 - Google Patents

育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来公知の実開昭62−91917号公報には、育苗箱用播種装置の移送台の終端部に、育苗箱を受止めて下降する受桟と該受桟により下降させた育苗箱を段積する受台とを有する段積装置を設けたものにおいて、前記受台には段積育苗箱を搬出する搬出コンベアを設け、搬出コンベアには終端に搬出コンベアを停止させる停止用センサーを設けた移転部を接続し、前記段積装置には、受台に所定数育苗箱が段積されたことを検知する段積完了センサーを設け、前記停止用センサーが段積育苗箱5を検知しているときに、前記段積完了センサーが何れもオンになったら、育苗箱用播種装置の移送台および段積装置の全てを停止させるようにした育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置について記載されている。
【0003】
【発明を解決すべき課題】
前記公知例は、受台に段積した段積育苗箱を移転部に移転させるのを自動化したものであるが、移転部は、ひとつの段積育苗箱しか載せられないという課題がある。即ち、移転部の段積育苗箱を取り出さないと装置全体が停止してしまうのである。
単に移転部を長くして停止用センサーの位置を遠くにしたのでは、搬出コンベアを停止させるのが遅くなって、受台上に次の育苗箱を段積できず、後続の育苗箱が詰まってしまう。
【0004】
【発明の目的】
段積育苗箱の搬出、搬出コンベアの停止、停止用センサーの解放の自動化、段積した育苗箱の取出の自動化。
【0005】
【課題を解決する手段】
本発明は、育苗箱用播種装置の移送台1の終端部に、育苗箱5を摺動させながら受止めて下降する受桟34と該受桟34により下降させた育苗箱5を段積する受台22とを有する段積装置23を設けたものにおいて、前記受台22には所定数段積した段積育苗箱5を搬出する搬出コンベア40を設け、該搬出コンベア40には移転部42を接続し、該移転部42は、常時駆動の駆動送りコンベア44と該駆動送りコンベア44に接続され複数の段積育苗箱5が乗る長さで非駆動の移転用フリーコンベア45により構成し、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置には前記搬出コンベア40を停止させる停止用センサー46を設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものである。
本発明は、前記移転部42の駆動送りコンベア44は少なくとも一つの段積育苗箱5が乗る長さに形成した育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものである。
本発明は、前記停止用センサー46は、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置で、かつ、前記移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の段積育苗箱5の後側が臨む位置に設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものである。
本発明は、前記段積装置23には、受台22に所定数育苗箱5が段積されたことを検知する段積完了センサー51および受台22の段積育苗箱5が搬送可能であることを検知して前記搬出コンベア40をスタートさせる搬出スタートセンサー52を設け、前記停止用センサー46が段積育苗箱5を検知しているときに、前記段積完了センサー51および搬出スタートセンサー52が何れもオンになったら、育苗箱用播種装置の移送台1および段積装置23の全てを停止させるようにした育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものである。
【0006】
【実施例】
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は移送台で、床2上に支脚3、3により水平に載置される。移送台1は公知であり、育苗箱5の移送方向に長く形成され、所定の間隔を置いて移送ロール4、4が取付けられている。移送ロール4は育苗箱5の移送手段であるから、移送ロール4に代えて移送ベルトにしてもよい。6は育苗箱5の供給側、7は育苗箱の取出側で、育苗箱5を供給側6に供給載置すると、モ−タ−で回転する移送ロール4により取出側7に向けて横送する。
移送台1上には床土供給装置8、播種装置9、覆土供給装置10等がその順に設けられる。11は床土供給装置8のホッパ、12は同繰出ベルト、13は床土であり、床土供給装置8と播種装置9との間には、育苗箱5内の床土13を均平にする床土均平ブラシ14が取付けられる。15は播種装置9の種子ホッパ、16は同繰出ロール、17は種子であり、播種装置9と覆土供給装置10との間には移送ロール4等を駆動させるモーター18が設けられる。19は覆土供給装置10のホッパ、20は同繰出ベルト、21は覆土である。
【0007】
取出側7の延長部の床2上には、受台22を設け、受台22と前記移送台1の終端部の間には育苗箱5の段積装置23が設けられる。段積装置23は、前後左右に4本の枠柱24、24および枠柱25、25を設け、右側の育苗箱5の移送方向の後側の枠柱24と前側の枠柱25の上下に上部回転軸26と下部回転軸27をそれぞれ軸止し、左側の枠柱24と枠柱25の上下にも上部回転軸26と下部回転軸27をそれぞれ軸止する。各上部回転軸26の前後には上部スプロケット28、28が、下部回転軸27には下部スプロケット29、29がそれぞれ固定され、上部スプロケット28、28と下部スプロケット29、29とに、チエン30、30がそれぞれ掛け回わされる。
左右のチエン30、30には、移送台1より育苗箱5が摺動しながら乗移る受桟34を設ける。受桟34は断面L型形状に形成し、上方には回動するが下方には回動しないようにチエン30に取付ける。即ち、受桟34は下方回動しないで育苗箱5を支持して下降させ、段積装置23の下方に設けた受台22または既に段積された育苗箱5に当たって上方回動して退避し、下部スプロケット29で反転して上昇し、上部スプロケット28で反転すると育苗箱5を支受し得るように回動し、所定位置にて待機し、一枚ずつの育苗箱5を段積する。
【0008】
そして、受桟34はチエン30に180度位相を代えて2個設け、いずれかが待機する。前記チエン30はモーター36により作動するが、モーター36とチエン30との間に1回転クラッチ37を設け(図3)、1回転クラッチ37は育苗箱5を受け止めた一方の受桟34を下降させ、他方の受桟34を待機位置まで移動(回転)させたときチエン30を停止させる。
しかして、前記受台22には、ベルト又はローラーにより構成した搬出コンベア40を設け、搬出コンベア40は搬出モーター41により作動する。前記受台22には移転部42を接続する。移転部42は前記受台22に段積された段積育苗箱5を受入れ、受台22に再び育苗箱5を段積する。
前記移転部42は、前記受台22側に1個分の育苗箱5の長さで送りモーター43により作動する駆動駆動送りコンベア44を設け、駆動送りコンベア44に続いてフリーの移転用フリーコンベア45を接続する。
【0009】
そして、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって、駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置には、前記搬出コンベア40を停止させる停止用センサー46を設ける。また、停止用センサー46は、前記移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の段積育苗箱5の後側が臨む位置に設けると、一層作業を自動化する。そして、駆動送りコンベア44は送りモーター43により作動するが、送りモーター43は常時回転するようにする。
即ち、受台22に所定数の育苗箱5が段積されると、この段積育苗箱5を搬出コンベア40により移転部42の駆動送りコンベア44に移動させ、駆動送りコンベア44は移転用フリーコンベア45に移動させ、駆動送りコンベア44により移転用フリーコンベア45への移動中に停止用センサー46に接触し、停止用センサー46により前記搬出コンベア40を停止させ、駆動送りコンベア44は更に段積育苗箱5を送って移転用フリーコンベア45に完全に移動させ、今度は前記停止用センサー46を解放し、これを反復し、段積育苗箱5は移転用フリーコンベア45上に溜り、最後の段積育苗箱5が移転用フリーコンベア45に乗って停止用センサー46に接触すると、移送台1と段積装置23と全体の装置を停止させる。
【0010】
図4は、前記段積装置23および各コンベアを制御する一例を示した回路図であり、50は1回転クラッチ37を作動させるクラッチ用センサー、51は受台22に所定数育苗箱5が段積されたことを検知する段積完了センサー、52は段積育苗箱5が搬送可能であることを検知して前記搬出コンベア40をスタートさせる搬出スタートセンサー、53は前記受桟34が正規の所定待機位置にないことを検知するセンサー、54は後述する早送りベルト55に育苗箱5が乗り移ったことを検知するセンサー、55は前記移送台1および床土供給装置8、播種装置9、覆土供給装置10等の全てと接続するコンセント、56はリセットスイッチ、60はメインスイッチ、61は手動コンベア操作スイッチである。
前記早送りベルト55は移送台1の終端に接続し、後続の育苗箱5を引き離し、受桟34を段積装置23により受台22に降ろす。また、受桟34は早送りベルト57の面よりもやや低い位置で停止して待機し、受桟34に早送りベルト57で確実に育苗箱5を送ることができるようにするためである。58は早送りベルト台、59は駆動軸である。
【0011】
【作用】
次に作用を述べる。
移送台1の移送ロール4上に育苗箱5を載せ、移送台1により移送させると、床土供給装置8の下方を通過するとき床土13の供給を受け、播種装置9の下方を通過するとき種籾17が播かれ、覆土供給装置10の下方を通過するとき覆土21が供給されて終端部7に至る。終端部7では早送りベルト台58の早送りベルト57に乗り移る。早送りベルト57は、モーター36により移送ロール4よりも早く回転しているので、育苗箱5は早送りされ、段積装置23の受桟34に乗り移り、育苗箱5の前端がクラッチ用センサー50に接触し、1回転クラッチ37が入りになってモーター36の回転をチエン30に伝達し、チエン30は1回転クラッチ37により育苗箱5を受け止めた受桟34を下降させて受台22に載せ、別の受桟34を待機位置まで回転させてチエン30の回転を停止させる。
【0012】
前記育苗箱5の段積を反復し、n−1枚目の育苗箱5が段積され、n枚目の育苗箱5が受桟34に乗りクラッチ用センサー50に当接すると、受桟34が下降してn枚目の育苗箱5が段積され、段積が完了すると段積完了センサー51が検知し、続いて、1回転クラッチ37により回転を続けるチエン30により別の受桟34が上昇して搬出スタートセンサー52に接触し、段積完了センサー51と搬出スタートセンサー52が同時にオンになると、搬出モーター41に通電する。このとき、搬出スタートセンサー52に接触した受桟34は待機位置まで回転して停止し、受桟34の待機位置はn枚目の育苗箱5より高く、他方の受桟34は外側に位置するので、段積育苗箱5の搬出には干渉しない。
搬出モーター41に通電されると、搬出コンベア40が作動して段積育苗箱5を移転部42に搬送して該移転部42の駆動送りコンベア44に乗り移つると、段積育苗箱5の前端を停止用センサー46が検知して搬出モーター41を停止させる。
【0013】
したがって、単に搬出コンベア40を長くしたのでは、搬出コンベア40を停止させるのが遅くなって、受台22上に次の育苗箱5を段積できず、後続の育苗箱5が詰まってしまうが、本発明は、移転部42の駆動送りコンベア44に乗り移つって、駆動送りコンベア44により搬出可能になると、停止用センサー46により搬出コンベア40を停止させ、つぎの育苗箱5を受台22に段積する。
この場合、前記停止用センサー46は、駆動送りコンベア44の搬送路中であって、該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置に設けているから、停止用センサー46は確実にオンになり、また、駆動送りコンベア44の送りも確実となる。また、搬出コンベア40は、受台22より段積育苗箱5が搬出されると、停止用センサー46により停止させるから、タイマーを使用するのに比し確実である。
そして、搬出コンベア40が停止した後、段積育苗箱5は駆動送りコンベア44により更に送られて移転用フリーコンベア45に乗り移つり、乗り移つると、移転用フリーコンベア45は駆動されていないから、そこで段積育苗箱5は停止し、移転用フリーコンベア45に乗り移つって停止した段積育苗箱5は停止用センサー46より離れる。
【0014】
したがって、段積育苗箱5の搬出と搬出コンベア40の停止と停止用センサー46の解放を自動的に行う。また、停止用センサー46の解放を自動的に行うから、停止用センサー46をいつまでもオン状態になって装置全体を停止させることを防止する。
しかして、受台22に次の育苗箱5が段積されると、次の段積育苗箱5の搬出を行うが、この段積育苗箱5が移転部42の駆動送りコンベア44から移転用フリーコンベア45に乗り移るときに既にある段積育苗箱5を押し、これを所定回数反復する。
したがって、受台22に段積した段積育苗箱5をいちいち取り出すことなく、また、手動操作により移転用フリーコンベア45にまで移転させることなく、受台22から移転用フリーコンベア45に自動的に移転させ、かつ、搬出コンベア40を停止させて後続の育苗箱5を段積し、段積と取出を自動化する。
この場合、駆動送りコンベア44を常時駆動しているので、停止用センサー46により搬出コンベア40を停止させた後も、任意の距離を移動させる構成にすることができるが、駆動送りコンベア44は一つの段積育苗箱5の長さに形成し、後続の段積育苗箱5で先行の段積育苗箱5を押すことで、非駆動の移転用フリーコンベア45に段積育苗箱5を移転でき、移転用フリーコンベア45の長さを所望の長さにすれば、所望数の段積育苗箱5を移転させ得る。それゆえ、コストを軽減できる。
【0015】
しかして、前記停止用センサー46は、移転用フリーコンベア45を基準にしたとき、移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の育苗箱5の後側が乗る位置に設けているから、最後のM個目の段積育苗箱5が受台22より搬出されると、駆動送りコンベア44により送られて、移転用フリーコンベア45に乗るが、その後端を停止用センサー46は検知して搬出モーター41を停止させるが、停止用センサー46は段積育苗箱5の存在を検知しているままの状態となる。
この状態は、受台22は空、駆動送りコンベア44は空、移転用フリーコンベア45は満杯であり、次に、受台22に所定数段積されると、停止用センサー46と段積完了センサー51と搬出スタートセンサー52とが同時にオンになり、停止用センサー46がオンであるので搬出モーター41を作動させないばかりでなく、移送台1と段積装置23の装置全体を停止させる。
【0016】
この場合、移転部42の特に移転用フリーコンベア45の長さを、移送台1により播種する育苗箱5の枚数に合わせて予め設定しておくと、移転用フリーコンベア45が満杯となったときに作業が終了し、作業終了時に停止用センサー46と段積完了センサー51と搬出スタートセンサー52とが同時にオンになるので、自動的に移送台1と段積装置23の装置全体を停止させることになる。
なお、移転用フリーコンベア45が満杯になっても、播種作業が終了していない時は、順次移転用フリーコンベア45上の段積育苗箱5を取り出すと、作業を続行し、最後の播種が終了したとき段積育苗箱5の取り出しを止めると、自動的に停止する。
また、前記受台22にある最後の段積育苗箱5は、手動コンベア操作スイッチ61を操作すると、搬出コンベア40を作動させて取り出せる。
【0017】
また、作業準備が整ったら、リセットスイッチ56により再起動させる。
以上のように、受台22に設けた搬出コンベア40に続いて、常時駆動している駆動送りコンベア44を設け、駆動送りコンベア44に続く移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の育苗箱5の後側が乗る位置に停止用センサー46を設ければよいから、従来ある段積装置23に接続することも可能である。
また、受桟34が待機位置にないと、センサー53がオンになり、この状態で早送りベルト55に育苗箱5が乗り移つるとセンサー54がオンになって、自動的に装置を停止させる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、育苗箱用播種装置の移送台1の終端部に、育苗箱5を摺動させながら受止めて下降する受桟34と該受桟34により下降させた育苗箱5を段積する受台22とを有する段積装置23を設けたものにおいて、前記受台22には所定数段積した段積育苗箱5を搬出する搬出コンベア40を設け、該搬出コンベア40には移転部42を接続し、該移転部42は、常時駆動の駆動送りコンベア44と該駆動送りコンベア44に接続され複数の段積育苗箱5が乗る長さで非駆動の移転用フリーコンベア45により構成し、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置には前記搬出コンベア40を停止させる停止用センサー46を設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものであるから、停止用センサー46をオンにした段積育苗箱5を駆動送りコンベア44により搬出して移転用フリーコンベア45に移転し、移転用フリーコンベア45に乗り移つって停止した段積育苗箱5は停止用センサー46より離れるので、段積育苗箱5の搬出と搬出コンベア40の停止と停止用センサー46の解放を自動的に行えるという効果を奏する。また、移転用フリーコンベア45に所望数の段積育苗箱5を移転させることができる。また、単に搬出コンベア40を長くしていないので、搬出してすぐに受台22上に次の育苗箱5を段積でき、後続の育苗箱5が詰まるのを防止できる。また、搬出コンベア40は、停止用センサー46により停止させるから、タイマーを使用するのに比し確実である。
本発明は、前記移転部42の駆動送りコンベア44は少なくとも一つの段積育苗箱5が乗る長さに形成した育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものであるから、段積育苗箱5の搬送は確実に行い、駆動送りコンベア44の製造コストも軽減させる。
本発明は、前記停止用センサー46は、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置で、かつ、前記移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の段積育苗箱5の後側が臨む位置に設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものであるから、移転用フリーコンベア45が満杯となったときには前記搬出コンベア40を停止させることができ、移転用フリーコンベア45上の段積育苗箱5群を崩さないという効果を奏する。
本発明は、前記段積装置23には、受台22に所定数育苗箱5が段積されたことを検知する段積完了センサー51および受台22の段積育苗箱5が搬送可能であることを検知して前記搬出コンベア40をスタートさせる搬出スタートセンサー52を設け、前記停止用センサー46が段積育苗箱5を検知しているときに、前記段積完了センサー51および搬出スタートセンサー52が何れもオンになったら、育苗箱用播種装置の移送台1および段積装置23の全てを停止させるようにした育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものであるから、移送台1と段積装置23の装置全体を停止させ、作業の安全を確保できる。また、移転用フリーコンベア45が満杯となると、自動的に装置を停止させて作業を終了させるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体縦断側面図。
【図2】要部側面図。
【図3】伝動機構略図。
【図4】回路図。
【図5】作用状態図。
【符号の説明】
1…移送台、2…床、3…移送台の支脚、4…移送ロール、5…育苗箱、6…供給側、7…取出側、8…床土供給装置、9…播種装置、10…覆土供給装置、11…ホッパ、12…繰出ロール、13…床土、14…床土均平ブラシ、15…ホッパ、16…繰出ロール、17…種子、18…モーター、19…ホッパ、20…繰出ベルト、21…覆土、22…受台、23…段積装置、24…枠柱、25…枠柱、26…上部回転軸、27…下部回転軸、28…上部スプロケット、29…下部スプロケット、30…チエン、34…受桟、36…モ−ター、37…一回転クラッチ、40…搬出コンベア、41…搬出モーター、42…移転部、43…送りモーター、44…駆動送りコンベア、45…移転用フリーコンベア、46…停止用センサー、47…ストッパー、50…クラッチ用センサー、51…段積完了センサー、52…搬出スタートセンサー、53、54…センサー、57…早送りベルト、58…早送りベルト台。

Claims (4)

  1. 育苗箱用播種装置の移送台1の終端部に、育苗箱5を摺動させながら受止めて下降する受桟34と該受桟34により下降させた育苗箱5を段積する受台22とを有する段積装置23を設けたものにおいて、前記受台22には所定数段積した段積育苗箱5を搬出する搬出コンベア40を設け、該搬出コンベア40には移転部42を接続し、該移転部42は、常時駆動の駆動送りコンベア44と該駆動送りコンベア44に接続され複数の段積育苗箱5が乗る長さで非駆動の移転用フリーコンベア45により構成し、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置には前記搬出コンベア40を停止させる停止用センサー46を設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置。
  2. 請求項1において、前記移転部42の駆動送りコンベア44は少なくとも一つの段積育苗箱5が乗る長さに形成した育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記停止用センサー46は、前記駆動送りコンベア44の搬送路中であって該駆動送りコンベア44が段積育苗箱5を搬送し得る位置で、かつ、前記移転用フリーコンベア45の終端に設けたストッパー47よりM個目の段積育苗箱5の後側が臨む位置に設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記段積装置23には、受台22に所定数育苗箱5が段積されたことを検知する段積完了センサー51および受台22の段積育苗箱5が搬送可能であることを検知して前記搬出コンベア40をスタートさせる搬出スタートセンサー52を設け、前記停止用センサー46が段積育苗箱5を検知しているときに、前記段積完了センサー51および搬出スタートセンサー52が何れもオンになったら、育苗箱用播種装置の移送台1および段積装置23の全てを停止させるようにした育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置。
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