JPH11199051A - 育苗容器段積装置 - Google Patents

育苗容器段積装置

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JPH11199051A
JPH11199051A JP1778598A JP1778598A JPH11199051A JP H11199051 A JPH11199051 A JP H11199051A JP 1778598 A JP1778598 A JP 1778598A JP 1778598 A JP1778598 A JP 1778598A JP H11199051 A JPH11199051 A JP H11199051A
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JP
Japan
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floor plate
seedling
floor
receiving
supply device
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Pending
Application number
JP1778598A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tate
芳夫 館
Michio Tezuka
道夫 手塚
Takashi Komura
孝 小村
Junichi Kanzaki
淳一 神崎
Tomoyuki Uchino
智之 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷板の供給の容易化、育苗容器の段積後の処
理の容易化、構成の簡素化。 【構成】 合成樹脂製の薄板73に下方に突き出るよう
にポット74を前後左右に所定間隔を置いて多数形成し
た育苗容器5を移送しうる移送台1の終端部に、前記育
苗容器5を摺動載置させて下降する左右一対の受桟34
と該受桟34が下降させた育苗容器5を支持する受台4
1とを設けたものにおいて、前記受台41上に段積した
育苗容器5を載せる敷板47を供給する敷板供給装置4
8を設けた育苗容器段積装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗容器段積装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開昭63−154527号
公報には、育苗容器の移送台の終端部に育苗容器を乗せ
て下降する受桟を設けて構成した育苗容器段積装置につ
いて記載されている。
【0003】
【発明を解決すべき課題】前記公知例の育苗容器は合成
樹脂製の薄板に多数のポットを形成しているため、撓み
やすく、段積した育苗容器の運搬等の処理が面倒である
という課題がある。撓みやすい育苗容器も所定の剛性を
有する敷板上に段積すると、その後の処理が格段に容易
になるが、フレームで包囲された受台に敷板を供給する
のは困難である。
【0004】
【発明の目的】敷板の供給の容易化、育苗容器の段積後
の処理の容易化、構成の簡素化。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は、合成樹脂製の薄板7
3に下方に突き出るようにポット74を前後左右に所定
間隔を置いて多数形成した育苗容器5を移送しうる移送
台1の終端部に、前記育苗容器5を摺動載置させて下降
する左右一対の受桟34と該受桟34が下降させた育苗
容器5を支持する受台41とを設けたものにおいて、前
記受台41上に段積した育苗容器5を載せる敷板47を
供給する敷板供給装置48を設けた育苗容器段積装置と
したものである。本発明は、前記敷板供給装置48は敷
板47を支持する支持ローラー50と該支持ローラー5
0上の敷板47を搬送する搬送チエン54とにより構成
した育苗容器段積装置としたものである。本発明は、前
記受台41の前方には移転部45を設け、該移転部45
の反対側に前記敷板供給装置48を設けた育苗容器段積
装置としたものである。本発明は、前記受台41は段積
育苗容器5を支持しかつ前記移転部45に移転し得る搬
送ベルト42により構成し、該搬送ベルト42の回転で
前記搬送チエン54を回転させるようにした育苗容器段
積装置としたものである。本発明は、前記敷板供給装置
48の前記受台41側には敷板供給装置48に複数枚上
下に重ねて供給した敷板47のうち最下段の敷板47を
通過させる通過口57を有する堰板58を設けた育苗容
器段積装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は育苗容器5を移送する移送台で、床2上に支脚3、
3により水平に載置される。前記育苗容器5は、当業者
において、セルトレイ、プラグトレイ、ポットシートと
呼ばれているもので、合成樹脂製の平面視四角形状の薄
板73に前後左右に所定間隔を置いて多数のポット74
を形成し、該ポット74群より外側のとなる薄板73の
左右両側にはそれぞれ所定間隔を置いて育苗容器5の移
送方向と平行であって一列の係合孔75を並設し、該係
合孔75の外側縁は後述する支持レール76(図3)の
上面を摺接する摺接部77に形成している。前記移送台
1は、育苗容器5の移送方向に長く形成され、左右側に
前記支持レール76を設け、また、所定位置には前記育
苗容器5の係合孔75に係合する移送爪車4が取付けら
れている(図3)。6は育苗容器5の供給側、7は育苗
容器の取出側で、育苗容器5を供給側6に供給載置する
と、モーターで回転する移送爪車4により取出側7に向
けて横送する。
【0007】移送台1上には床土供給装置8、播種装置
9、覆土供給装置10等がその順に設けられる。11は
床土供給装置8のホッパー、12は同繰出ベルト、13
は床土であり、床土供給装置8と播種装置9との間に
は、育苗容器5内の床土13を均平にする床土均平ブラ
シ14が取付けられる。15は播種装置9の種子ホッパ
ー、16は同繰出ロール、17は種子であり、播種装置
9と覆土供給装置10との間には移送爪車4等を駆動さ
せるモーター18が設けられる。19は覆土供給装置1
0のホッパー、20は同繰出ベルト、21は覆土であ
る。
【0008】取出側7の延長部の床2上には育苗容器5
の段積装置22が設けられる。段積装置22は、前後左
右に4本の後柱23、23および前柱24、24を設
け、左側の後柱23と前柱24の上下に上部軸25と下
部回転軸26をそれぞれ軸支し、右側の後柱23と前柱
24の上下にも上部軸25と下部回転軸26をそれぞれ
軸支する。左側および右側の下部回転軸26には下部ス
プロケット28、28がそれぞれ固定されるが、上部軸
25は後述するように上下動のみ自在に取付け、左右の
上部軸25のそれぞれにはチエン案内レール64を設
け、前後一対の下部スプロケット28、28とチエン案
内レール64とに、チエン29、29がそれぞれ掛け回
わされる。
【0009】前記チエン案内レール64は、平板で縦方
向に長く形成され、上部は前記下部スプロケット28と
同径であって前記上部軸25を中心する半円弧形状の円
弧部65に形成し、下部は切離して形成するが下部スプ
ロケット28の上方近傍に位置させる。前記上部軸25
とチエン案内レール64とは固定され、上部軸25は左
側および右側の後柱23と前柱24に形成した長孔66
より前後に突出させ、該突出端部に上部軸25およびチ
エン案内レール64を上動するように付勢するバネ67
を取付ける。前記左右の後柱23と前柱24には支持腕
68を設け、該支持腕68にチエン案内レール64の長
孔69を当てがいボルト70より固定する。したがっ
て、最初ボルト70を緩めることによりチエン29、2
9を張り、この状態でボルト70を閉めてチエン案内レ
ール64を支持腕68に固定し、チエン29、29が緩
んだときは、再びボルト70を緩めとバネ67によりチ
エン案内レール64が上動してチエン29、29を張
る。71は上部補強枠、72は育苗容器案内ガイドであ
る。
【0010】左側および右側の後柱23、23からは移
送台1方向に突出す早送りベルト台32が設けられ、早
送りベルト台32には、早送りベルト33が取付られ
る。早送りベルト33は前記モーター30により回転す
る。早送りベルト33の左右の駆動ローラー35は前記
前側チエン29の近傍に臨ませ、左右の駆動ローラー3
5の何れか一方の上方位置には、前記育苗容器5の左右
両側の係合孔75に係合する駆動爪車80を設ける。駆
動爪車80は左右方向の連結軸81に固定され、連結軸
81の両端は左右一対のアーム82の先端にそれぞれ回
転自在に軸着され、各アーム82の基部は固定部83に
回動自在にそれぞれ軸着する。そして、駆動ローラー3
5の回転軸86に前記モーター30の回転を伝達し、回
転軸86の回転を連結軸81に伝達して駆動爪車80と
駆動ローラー35とが同一の周速度で回転するように構
成する。84は下方に付勢するバネ、87はモーター3
0により回転する無端チエン、88はプーリ、89はあ
る程度伸縮する伝動ベルトであり、駆動爪車80が上下
しても回転伝達する。なお、図示は省略するが、駆動爪
車80の下方回動を規制する突起を固定部83に設けて
いる。
【0011】前後一対のチエン29、29には、早送り
ベルト33より乗移る受桟34が設けられる。前後一対
のチエン29、29は左右に設けられ、チエン29群
は、センサ38によりモータ39を駆動させて回転す
る。実施例では、チエン29、29には、一対の受桟3
4を設けているので、一方が下降するとセンサ40に当
接してモータ39を停止させ、他方を待機させる。前記
受桟34、34の下方には受台41を設ける。受台41
は左右一対の搬送ベルト42と、該搬送ベルト42を支
持する自由回転の支持ローラ43により構成し、搬送ベ
ルト42上に所定数育苗容器1が段積すると、モータ4
4に通電して前記搬送ベルト42を回転させ、移転部4
5に搬送する。したがって、受台41は段積5 を受け止
めて支持する作用と搬送して取り出す作用とを奏する。
また、移転部45は自由回転の転輪46を並設し、転輪
46に段積育苗容器1を受け入れ、任意の手段により取
出す。
【0012】しかして、段積装置22の供給側6には、
段積装置22により段積する受台41上に敷板47を供
給する敷板供給装置48を設ける。敷板供給装置48は
段積装置22により段積開始前に受台41上に敷板47
を供給することにより、受台41上に育苗容器5を段積
し、その後の段積育苗容器5の運搬等の処理を容易にす
るものである。前記敷板47は段積育苗容器5を載せた
まま運搬等の処理ができる程度の剛性を有して形成す
る。
【0013】前記敷板供給装置48は左右フレーム4
9、49を所定間隔を置いて設け、左右フレーム49、
49には前後に所定間隔を置いて敷板47の支持ローラ
ー50を軸装する。左右フレーム49の前後の左右中間
位置には軸受51を夫々設け、軸受51に前後側歯車5
2、53を設け、前側歯車52と後側歯車53には搬送
チエン54を掛け回し、搬送チエン54には係合搬送突
起55を設ける。56はチエン案内レールであり、搬送
チエン54は支持ローラー50上面よりも下方を移動
し、搬送チエン54の係合搬送突起55により敷板47
を搬送移動させる。また、図示は省略しているが、後側
歯車53は供給側6側に移動するようにバネで付勢さ
れ、搬送チエン54を緊張させている。
【0014】前記左右フレーム49の前端部には、複数
枚重ねて供給した敷板47のうち最下段の敷板47を通
過させる通過口57を有する堰板58を設ける。前記前
側歯車52を軸装した軸59には受動歯車60を設け、
受動歯車60は支持ローラ43の軸に設けた駆動歯車6
1との間にチエン62を掛け回す。したがって、敷板4
7は、最初の一回だけは、段積開始前にモータ44に通
電して前記搬送ベルト42を回転させてから運転させる
ことにより、支持ローラー50上の敷板47を受台41
に供給し、2回目以降は、受台41から移転部45に段
積育苗容器5を搬送するのに伴って、チエン62を介し
て搬送チエン54を回転させ、育苗容器5が降りてくる
以前の受台41上に敷板47を事前供給する。また、前
記堰板58は、前記左右フレーム49に設けた案内用ガ
イド板63の前端に設け、案内用ガイド板63と一体形
成している。69は前記チエン案内レール56を支持す
る支持杆である。
【0015】
【作用】次に作用を述べる。移送台1の支持レール76
上に育苗容器5の摺接部77が位置するように供給する
と、移送爪車4が育苗容器5の係合孔75に係合して移
送させ、育苗容器5の各ポット74が床土供給装置8の
下方を通過するとき床土13の供給を受け、播種装置9
の下方を通過するとき種子17が播かれ、覆土供給装置
10の下方を通過するとき覆土21が供給されて終端部
7に至る。終端部7では早送りベルト台32の早送りベ
ルト33に乗り移る。早送りベルト33は、モーター3
0により移送爪車4よりも早く回転しているので、早送
りされ、段積装置22の受桟34に乗り移る。
【0016】この場合、前記左右の駆動ローラー35の
上方位置には、前記育苗容器5の左右両側の係合孔75
に係合する左右一対の駆動爪車80を設け、駆動爪車8
0と駆動ローラー35とが同一の周速度で回転するよう
に構成されているから、育苗容器5は駆動爪車80を押
し上げ、駆動爪車80はアーム82により回動し、駆動
爪車80は係合孔75に係合して移送し、育苗容器5の
終端部も駆動爪車80と駆動ローラー35により挾持さ
れて段積装置22に向けて送り、段積装置22の受桟3
4に確実に乗り移つらせる。即ち、駆動ローラー35に
よる移送では、育苗容器5の底面との間の摩擦抵抗が小
となると、スリップし、特に育苗容器5の終端部では駆
動ローラー35に掛る重量が軽くなるのでスリップしや
すいが、駆動爪車80は係合孔75に係合しているの
で、スリップを防止し、確実に移送し、また、駆動爪車
80と駆動ローラー35とにより上下に挾持して同一の
周速度で回転するので、駆動ローラー35の回転が育苗
容器5の移送に良好に作用する。
【0017】すると、育苗容器5はセンサ38に突き当
り、モータ39は回転し、すると、下部回転軸26をそ
れぞれ回転させ、下部回転軸26はチエン29、29を
回転させ、段積装置22の受桟34に乗り移った育苗容
器5は、受桟34により下降して段積みされ、受桟34
はセンサ40に接触してモータ39を停止させ、他方の
受桟34が待機位置に至る。この場合、受桟34は、チ
エン29に対して上方回動は自由であるが、下方回動し
ないように取付けてあるから、下降するときは育苗容器
5を支持し、一段目の育苗容器5を下降させたときはそ
のまま下方に退避し、2段目のときは段積された育苗容
器5の上面に接触して上方回動して退避する。
【0018】しかして、前記作業を反復すると、受台4
1を構成する搬送ベルト42上に所定数育苗容器5が段
積され、これを検知すると、搬送ベルト42を駆動回転
させて、移転部45に搬送し、任意の手段により取出
す。しかして、育苗容器5は合成樹脂製の薄板73に多
数のポット74を形成しているため、撓みやすく、段積
した育苗容器5の運搬等の処理が面倒である。
【0019】本発明では、段積装置22の供給側6に
は、段積装置22により段積する受台41上に敷板47
を供給する敷板供給装置48を設けているから、敷板供
給装置48は段積開始前に受台41上に敷板47を供給
でき、育苗容器5は敷板47上に段積するので、撓みや
すく変形しやすい段積育苗容器5の運搬等の処理を容易
にする。即ち、左右の案内用ガイド板63の間に上方か
ら敷板47を供給すると、敷板47は支持ローラー50
上に載置されて支持され、この状態で、モータ44に通
電して搬送ベルト42を回転させると、支持ローラー5
0上の敷板47の後端に係合搬送突起55が係合し、堰
板58の通過口57より複数枚重ねて供給した敷板47
のうち最下段の敷板47を通過させ、通過口57を通過
した敷板47は後柱23、23の間を通って受台41上
に位置する。そして、この敷板47上に育苗容器5が段
積され、所定数段積されて受台41から移転部45に搬
送されると、搬送ベルト42の回転がチエン62を介し
て搬送チエン54に伝達されて、育苗容器5が降りてく
る以前の受台41上に敷板47を事前供給する。
【0020】したがって、作業者が屈んで後柱23、2
3の間から受台41上に敷板47を供給するのは非常に
大変であるが、後柱23、23の間隔より狭い左右幅の
敷板47を搬送チエン54により搬送するのであるか
ら、段積装置22の各部材が邪魔にならずに、敷板47
を供給でき、供給作業を頗る容易にする。また、単に支
持ローラー50上に複数枚重ねて敷板47を供給するだ
けで、所定数段積された段積育苗容器5が移転部45に
搬出される度に、敷板47を受台41に供給するから、
頗る供給作業を自動化して一層容易となる。
【0021】この場合、搬送ベルト42の搬送方向の後
側に同一方向に敷板47を搬送するように敷板供給装置
48を設けているから、搬送ベルト42の伝動機構を利
用して簡単に回転を伝動でき、他の構成も簡素にでき
る。また、10〜20枚の段積育苗容器5に対して一つ
の敷板47でよいから、早送りベルト台32の下方に敷
板供給装置48を設けることができ、空間を有効利用で
き、他の作業の邪魔にならない。
【0022】しかして、前記移転部45は自由回転の転
輪46を並設し、転輪46に段積育苗容器1を受け入
れ、任意の手段により取出すが、転輪46と同じ高さの
パレットを隣接させておくと、敷板47ごと段積育苗容
器5を摺動させて移し替え、パレットをフォークリフト
で運搬することができ、処理が容易になる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、合成樹脂製の薄板73に下方
に突き出るようにポット74を前後左右に所定間隔を置
いて多数形成した育苗容器5を移送しうる移送台1の終
端部に、前記育苗容器5を摺動載置させて下降する左右
一対の受桟34と該受桟34が下降させた育苗容器5を
支持する受台41とを設けたものにおいて、前記受台4
1上に段積した育苗容器5を載せる敷板47を供給する
敷板供給装置48を設けた育苗容器段積装置としたもの
であるから、敷板供給装置48は段積開始前に受台41
上に敷板47を供給でき、育苗容器5は敷板47上に段
積するので、撓みやすく変形しやすい段積育苗容器5の
運搬等の処理を容易にする。本発明は、前記敷板供給装
置48は敷板47を支持する支持ローラー50と該支持
ローラー50上の敷板47を搬送する搬送チエン54と
により構成した育苗容器段積装置としたものであるか
ら、手作業で段積装置22のフレームの間の受台41上
に敷板47を供給するのは容易ではないが、搬送チエン
54により敷板47を水平移動させて供給するので、段
積装置22のフレームと干渉せずに供給でき、供給作業
を容易にできる。本発明は、前記受台41の前方には移
転部45を設け、該移転部45の反対側に前記敷板供給
装置48を設けた育苗容器段積装置としたものであるか
ら、受台41の後側より受台41に敷板47を供給でき
るので、合理的な配置となって、他の作業に干渉せず、
全体の作業効率を向上させる。本発明は、前記受台41
は段積育苗容器5を支持しかつ前記移転部45に移転し
得る搬送ベルト42により構成し、該搬送ベルト42の
回転で前記搬送チエン54を回転させるようにした育苗
容器段積装置としたものであるから、合理的な配置とな
ることにより、伝動機構も簡単にでき、コストを上昇さ
せない。本発明は、前記敷板供給装置48の前記受台4
1側には敷板供給装置48に複数枚上下に重ねて供給し
た敷板47のうち最下段の敷板47を通過させる通過口
57を有する堰板58を設けた育苗容器段積装置とした
ものであるから、単に支持ローラー50上に複数枚重ね
て敷板47を供給するだけで、所定数段積された段積育
苗容器5が移転部45に搬出される度に、敷板47を受
台41に供給するから、頗る供給作業を自動化して一層
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体縦断側面図(敷板供給装置は省略)。
【図2】 育苗容器(ポットシート)の斜視図。
【図3】 移送爪車部分の拡大図。
【図4】 側面図(敷板供給装置は省略)。
【図5】 側面図。
【図6】 駆動爪車への伝動機構の斜視図。
【図7】 側面図。
【図8】 チエンの取付状態斜視図。
【図9】 敷板供給装置を含む段積装置の側面図。
【図10】 同平面図。
【図11】 敷板供給装置の背面図。
【図12】 敷板供給装置の斜視図。
【符号の説明】
1…移送台、2…床、3…移送台の支脚、4…移送爪
車、5…育苗容器、6…供給側、7…取出側、8…床土
供給装置、9…播種装置、10…覆土供給装置、11…
ホッパー、12…繰出ロール、13…床土、14…床土
均平ブラシ、15…ホッパー、16…繰出ロール、17
…種子、18…モーター、19…ホッパー、20…繰出
ベルト、21…覆土、22…段積装置、23…後柱、2
4…前柱、25…上部回転軸、26…下部回転軸、28
…下部スプロケット、29…チエン、30…モーター、
32…早送りベルト台、33…早送りベルト、34…受
桟、35…案内ロール、36…軸、37…送爪車、38
…センサ、39…モータ、40…センサ、41…受台、
42…搬送ベルト、44…モータ、45…移転部、46
…転輪、47…敷板、48…敷板供給装置、49…左右
フレーム、50…支持ローラー、52…前側歯車、53
…後側歯車、54…搬送チエン、55…係合搬送突起、
56…チエン案内レール、57…通過口、58…堰板、
59…軸、60…受動歯車、61…駆動歯車、62…チ
エン、63…案内用ガイド板、64…チエン案内レー
ル、65…円弧部、66…長孔、67…バネ、68…支
持腕、70…ボルト、71…上部補強枠、72…育苗容
器案内ガイド、73…薄板、74…ポット、75…係合
孔、76…支持レール、77…摺接部、80…駆動爪
車、81…連結軸、82…アーム、83…バネ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神崎 淳一 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内 (72)発明者 内野 智之 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の薄板73に下方に突き出る
    ようにポット74を前後左右に所定間隔を置いて多数形
    成した育苗容器5を移送しうる移送台1の終端部に、前
    記育苗容器5を摺動載置させて下降する左右一対の受桟
    34と該受桟34が下降させた育苗容器5を支持する受
    台41とを設けたものにおいて、前記受台41上に段積
    した育苗容器5を載せる敷板47を供給する敷板供給装
    置48を設けた育苗容器段積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記敷板供給装置4
    8は敷板47を支持する支持ローラー50と該支持ロー
    ラー50上の敷板47を搬送する搬送チエン54とによ
    り構成した育苗容器段積装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記受台41の前方
    には移転部45を設け、該移転部45の反対側に前記敷
    板供給装置48を設けた育苗容器段積装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記受台41は段積
    育苗容器5を支持しかつ前記移転部45に移転し得る搬
    送ベルト42により構成し、該搬送ベルト42の回転で
    前記搬送チエン54を回転させるようにした育苗容器段
    積装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4において、前記敷板供給装置48の前記
    受台41側には敷板供給装置48に複数枚上下に重ねて
    供給した敷板47のうち最下段の敷板47を通過させる
    通過口57を有する堰板58を設けた育苗容器段積装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111038912A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 重庆函木科技有限公司 一种门板吊装转移装置及其吊装方法

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