JP2858508B2 - 干渉波除去装置 - Google Patents

干渉波除去装置

Info

Publication number
JP2858508B2
JP2858508B2 JP21587892A JP21587892A JP2858508B2 JP 2858508 B2 JP2858508 B2 JP 2858508B2 JP 21587892 A JP21587892 A JP 21587892A JP 21587892 A JP21587892 A JP 21587892A JP 2858508 B2 JP2858508 B2 JP 2858508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
polarization
interference wave
interference
agc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21587892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0661894A (ja
Inventor
一郎 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP21587892A priority Critical patent/JP2858508B2/ja
Publication of JPH0661894A publication Critical patent/JPH0661894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2858508B2 publication Critical patent/JP2858508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉波除去装置に関し、
特に偏波ダイバーシティを用いるマルチパスフェージン
グ回線においてD/U(希望波対干渉波比)がマイナス
となるような強度な干渉波が存在した場合の広帯域干渉
波の除去およびフェージングによる波形歪の適応等化を
行なう干渉波除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PSKやQAM変調波を用いたデ
ィジタルマイクロ波回線に対してFM回線による干渉
や、隣接チャンネルからの干渉あるいは妨害波などが問
題となることがある。特にディジタル伝送速度が高速の
場合、FM干渉波は狭帯域干渉波と見なせるが、それ以
外の干渉波は広帯域の場合がある。また強度のマルチパ
スフェージング回線においてはダイバーシティ方式や適
応等化技術が不可欠で、見通し外通信のように伝搬距離
が大きな回線では整合フィルタ(MF)と判定帰還形等
化器(DFE)を備える適応受信機が必要となる。また
見通し外通信方式での受信信号レベルは低い為、干渉波
レベルの方が高くなりやすい。このような強度の広帯域
干渉波を除去するにはダイバーシティブランチ(複数の
ダイバーシティ信号)間での干渉波どうしを逆相合成す
るパワー・インバージョン・アダプティブ・アレイ方式
がよく用いられている。この技術に関してはコンプトン
が“ザパワー・インバージョン・アダプティブ・アレ
イ:コンセプト アンド パフォーマンス”(アイ・イ
ー・イー トランズアクション オン エアロスペース
アンド エレクトロニク システムズ ヴォル エーイ
ーエス 15 ナンバー6 1979年11月)として
発表している。
【0003】図3にマルチパスフェージング環境下での
広帯域干渉波の除去についてパワー・インバージョン・
アダプティブ・アレイを用いた従来技術の受信機の構成
図を示す。この偏波ダイバーシティ方式の受信機は、図
示されない偏波ダイバーシティ信号を受けるアンテナ,
V(垂直)およびH(水平)偏波信号を受信する二つの
受信回路から、入力端1および2にそれぞれダイバーシ
ティ信号を入力し、出力端3から判定データを出力して
いる。この受信機において、112と113は乗算器、
116は加算器、117は減算器、118と119はA
GC増幅器、114と115は相関器、110と111
はAGC増幅器、120は切替器(SW)、311は等
化器である。
【0004】各ダイバーシティ信号(入力端1,2に入
力される中間周波数またはベースバンド信号である信号
A,B)は、AGC増幅器110と111によりフェー
ジングによるレベル変動が除かれた後、乗算器112と
113に通される。乗算器112と113では相関器1
14および115からの複素タップ係数がそれぞれ乗じ
られる。これらのタップ係数は、AGC増幅器110と
111出力とのダイバーシティ合成後のAGC増幅器1
18出力との相関値である。これらの相関値は乗算器1
12と113の入力信号に対する伝達係数の複素共約と
なっており、乗算器112と113の出力は、位相に関
して互いに同相に、振幅に関しては入力の2乗になる。
従って乗算器112出力と113出力を加算器116で
合成することにより最大比合成が行われる。干渉波が存
在しない時、切替器120はAGC増幅器118出力の
最大比合成ルートを選択出力し、等化器(EQL)31
1に受信信号を供給し、等化器311はマルチパスフェ
ージングによる波形歪を除去した判定データを出力端子
3に出力する。
【0005】図3のダイバーシティ受信機に広帯域でD
/U比(干渉波と希望波の比)がマイナスとなるような
強力な干渉波が存在する場合、切替器120は減算器1
17出力をAGC増幅器119を介して選択出力する。
この減算器117は乗算器112出力から乗算器113
出力を減じており、加算器116が位相について同相合
成を行うのに対し、減算器117は逆相合成を行うこと
で、干渉波の除去を行う。すなわち減算器117出力は
パワー・インバージョン・アダプティブ・アレイ出力と
等価である。
【0006】図4に図3の受信機における干渉除去の動
作説明図を示す。図4(a)と(d)は、それぞれダイ
バーシティルート1,2(入力端1,2)の信号A,B
を示している。ここで、各ルートの希望波をS1,S2
とし、干渉波J1,J2とする。D/Uがマイナスとな
るくらい干渉波が大きい時、干渉波どうし同相合成され
るように制御され、図4(b)と(e)に示すように、
乗算器112と113出力にて干渉波J1とJ2とが振
幅および位相が等しくなる。この場合、図4(c)は、
加算器116出力では干渉波J1とJ2どうしの同相合
成を示している。一方、図4(f)に示すように減算器
117では干渉波どうし逆相合成され、干渉波は除去さ
れ、希望信号波S1とS2のみ抽出されている。しかし
希望波S1とS2については最大比合成のみならず同相
合成すら行なわれないことになる。特に希望波Sと干渉
波Jとの位相関係により、希望信号波S1とS2が消え
ることがある。信号AとBが図4(g)と(j)のよう
にSとJとの振幅位相関係が同じ場合、乗算器112と
113の出力は図4(h)と(k)のように一致する。
この時図4(i)のように加算器116出力はSもJも
同相合成で、減算器117出力はSもJも逆相合成とな
る。すなわち干渉波J1とJ2は除去されているが、希
望信号波S1もS2も消滅することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の偏
波ダイバーシティ受信機では、干渉波を除去しようとす
ると、希望波についてダイバーシティの最大比合成ある
いは同相合成が行なわれないため、マルチパスフェージ
ング回線での適応等化による最適受信と干渉波除去とが
両立せず、場合によっては希望信号を消失させてしまう
と言う問題点がある。
【0008】本発明の目的は、この問題点を解決するこ
とにあり、干渉除去に伴う希望波の消滅を防ぐことがで
き、ダイバーシティ効果を損なわないで強度広帯域干渉
波を除去し、マルチパス歪を効果的に除去することが可
能な干渉波除去装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による干渉波除
去装置は、同一送信データで変調された垂直および水平
偏波の無線周波数信号を送信アンテナから送信する送信
機と、前記垂直および水平偏波の無線周波数信号を受信
アンテナに受ける受信機とを備える偏波ダイバーシティ
方式の干渉波除去装置において、前記送信機が、前記垂
直および水平偏波無線周波数信号間に所定の遅延時間差
を持たせて送信する送信手段と、前記送信アンテナの偏
波面を回転制御する送信アンテナ偏波回転制御手段とを
備え、前記受信機が、受信した前記垂直および水平偏波
無線周波数信号をそれぞれAGC増幅するAGC増幅器
と、前記AGC増幅器各各の出力と前記AGC増幅器に
対応する相関信号とをそれぞれ乗算する乗算器と、前記
二つの乗算器の出力を同相合成する加算器と、前記二つ
の乗算器出力を逆相合成する減算器と、前記加算器の出
力をAGC増幅するAGC増幅手段と、前記AGC増幅
器各各の出力と前記AGC増幅手段の出力との相関をそ
れぞれとって前記相関信号を生じる相関器と、前記同相
合成出力と逆相合成出力とを切替る切替器と、前記切替
器の出力を適応受信する適応整合フィルタと、前記適応
整合フィルタの出力を判定帰還等化する判定帰還形等化
器と、前記受信アンテナの偏波面を回転制御する受信ア
ンテナ偏波回転制御手段とを備えている。
【0010】
【作用】本発明の干渉波除去装置は、偏波ダイバーシテ
ィを行うマルチパスフェージング回線の送信側にてダイ
バーシティブランチ間に一定の遅延時間差を持たせて送
信し、受信側ではダイバーシティブランチ間での干渉波
が逆相となるようにダイバーシティ合成を行うことによ
り、強度な広帯域干渉波を除去し、ダイバーシティブラ
ンチ間の送信シンボル遅延時間差により干渉除去に伴う
希望波の消滅を防ぎ、整合フィルタ(MF)および判定
帰還形等化器(DFE)を用いることにより、ダイバー
シティ効果を損なわないで強度広帯域干渉波とマルチパ
ス歪を除去する。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。また、図
2は図1の実施例の動作説明図である。
【0012】図1に示す偏波ダイバーシティ方式の送信
機11は、送信データを変調器(MOD)101によっ
て中間周波数信号の送信データに周波数変換し、この送
信データを2分岐する。この送信データの一方は送信器
(TX)103により無線周波数信号に変換され、送信
アンテナ105のV偏波信号として送信される。中間周
波数信号の送信データの他方は、遅延素子102により
時間τだけ遅延された後、送信器(TX)104により
同一周波数の無線周波数信号に変換され、送信アンテナ
105によりH偏波信号として送信される。これらVお
よびH偏波信号のペアが、偏波ダイバーシティのダイバ
ーシティブランチをなす。なお、この送信機11は、後
述する送信アンテナ制御器106を備える。
【0013】図1の受信機12は、受信アンテナ107
のV偏波受信面から上記V偏波信号を受け、受信アンテ
ナ107のH偏波受信面から上記H偏波信号を受ける。
これらVおよびH偏波受信信号は、それぞれ受信回路
(RX)108および109により中間周波数信号(ま
たはベースバンド信号)に変換される。これらの中間周
波数信号は、図3の受信機の説明における入力端1およ
び2の信号Aおよび信号Bと同じである。以下、AGC
増幅器110,111,乗算器112,113,相関器
114,115,加算器116,減算器117,AGC
増幅器118,119,切替器120は、図3の従来技
術の受信機で述べたパワー・インバージョン・アダプテ
ィブ・アレイを構成している。
【0014】ここで、加算器116出力がダイバーシテ
ィの最大比合成出力に、減算器117出力がパワー・イ
ンバージョン・アダプティブ・アレイ出力に対応してい
る。すなわち干渉波が無い時には加算器116がダイバ
ーシティ合成信号を供給し、強度の干渉波がある場合に
は減算器117は干渉波が除去された信号を出力する。
なお、この受信機12は、図3で述べた等化器311を
適応整合フィルタ(AMF)121と判定帰還形等化器
(DFE)122に分割して示し、また、後述する切替
制御器(SW CONT)123と受信アンテナ制御器
(RX ANTCONT)124とを備えている。
【0015】図2は図1の実施例の動作を説明するため
の図である。図1と図2を合せ参照し、この実施例の動
作を説明する。図2において、207は受信電界レベル
の変動、208は乗算器112出力での希望波S1のシ
ンボル列、209は乗算器112出力での干渉波J1、
210は乗算器113出力での希望波S2のシンボル
列、211は乗算器113出力での干渉波J1、212
は減算器117出力での希望波シンボル列、213は判
定帰還形等化器122出力での希望波シンボル列を、そ
れぞれ示している。
【0016】受信アンテナ107のV偏波面にはV偏波
希望信号S1と干渉波源Jからの干渉波J1が受信さ
れ、H偏波面にはH偏波希望信号S2と干渉波源Jから
の干渉波J2とが受信される。干渉波レベルが強く、D
/U(希望波対干渉波レベル比)がマイナスの場合、従
来技術で述べたように乗算器112および113出力で
の干渉波は209および211に示すように同振幅同位
相に制御されている。従って減算器117により干渉波
どうしキャンセルしあい、干渉波が除去される。一方希
望波に関しては208および210に示すように受信シ
ンボル列が時間的にずれている。これは送信機11にて
送信データの送信シンボル{an }(n=…−2,−
1,0,1,2,…)に対してVH偏波間でτだけ遅延
差を持たせているからである。ここでは遅延差τを5T
(Tはシンボル周期)に設定している。また受信電界レ
ベル207は伝搬路のフェージングによる変動を示して
いる。通常V偏波とH偏波の無線周波数信号は同一経路
を伝搬する。従って互いに無相関となる経路を利用する
空間ダイバーシティと異なり、偏波ダイバーシティブラ
ンチ間には多少相関がある。従って電界レベル207の
ような受信レベル変動はVH両偏波に対して共通に影響
を及ぼす。電界レベル207において、斜線部は瞬断し
きい値以下となる領域であり、この部分は受信シンボル
列に対して瞬断を引き起こす。これに対応してシンボル
列208および210の斜線部で示した部分は信号が消
失した信号断となっている。
【0017】減算器117出力では干渉波が除去されて
いるが、212に示すように信号断を有した受信シンボ
ル列となっている。一方、シンボル列212は希望波2
08と210との差信号であり、1個のシンボルにそれ
ぞれ遅延差のあるシンボル2個が重なりあっている。シ
ンボル列212の上段を希望するブランチであるとする
と下段は符号間干渉と等価である。すなわちシンボル列
212は2波伝搬モデルによりマルチパス歪を受けた受
信信号で、かつ斜線部で示される信号断を有したものと
なっている。このようなマルチパス歪を受けた受信信号
に対しては適応整合フィルタ121と判定帰還形等化器
122とで構成される適応受信機が効果的である。この
適応整合フィルタ(AMF)121と判定帰還形等化器
(DFE)122による適応受信に関しては、渡辺孝次
郎により電子通信学会、通信方式研究会1979年2月
(CS78−203)に“マルチパス伝送路における適
応受信方式”として提案されており、対流圏散乱通信に
おいてすでに実用化されている。
【0018】適応整合フィルタ205は、受信信号に対
するインパルス応答の時間反転複素共約を畳み込むこと
により、伝送系のインパルス応答を対称化し、受信信号
のSN比を最大化する。すなわちシンボル列212下段
の符号間干渉としてのシンボル−a0 成分の大半は21
2上段の希望シンボルa0 に時間領域の最大比合成され
る。同様にシンボル列212上段でシンボルa1 からa
4 の信号断となっている部分にはシンボル列212下段
の符号間干渉成分のa1 からa4 が最大比合成される。
すなわちシンボル列212斜線の信号消失している部分
には下段から希望信号が供給され、信号断を復旧させる
効果がある。この整合フィルタリングの後、伝搬路のマ
ルチパスフェージングを含めた最終的なマルチパス歪が
判定帰還形等化器121により除去され、信号断がなく
送信データと同じシンボル列213を復調することが可
能となる。すなわち、ここでは偏波面を媒体として時間
ダイバーシティ効果が得られていると解釈できる。
【0019】さらに図1を参照すると、判定帰還形等化
器122からの判定データ信号により切替制御器123
は干渉波の有無を判断し、干渉波が無い場合には加算器
116出力を選択するよう、干渉波が有る場合には減算
器117出力を選択するように切替器120を制御す
る。
【0020】なお、干渉波がV偏波あるいはH偏波のい
ずれかで励振され、両偏波ダイバーシティブランチの一
方にしか受信されない場合には、パワー・インバージョ
ン・アダプティブ・アレイを用いた干渉除去が不可能と
なる。このような場合には送信アンテナ制御器106お
よび受信アンテナ制御器124により送信アンテナ10
5および受信アンテナ107の偏波面を同一の角度を保
つように回転させる。この操作により偏波間の送受の直
交性を保ちながら干渉波成分が両偏波間に受信できるよ
うになり、以上述べた干渉除去動作が継続できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、偏波ダイ
バーシティ受信において、ダイバーシティブランチ間で
遅延時間差を持たせて送信し、受信側にて偏波ダイバー
シティブランチ間でパワー・インバージョン・アダプテ
ィブ・アレイによる干渉除去を行い、干渉除去後の信号
を適応整合フィルタ(AMF)および判定帰還形等化器
(DFE)を用いた適応受信機に通すことにより、従来
の干渉波除去に伴う希望信号波の消滅という問題点を解
決し、ダイバーシティ効果を保存しながら強度な広帯域
干渉波とマルチパス歪の除去を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】この実施例の動作説明図である。
【図3】従来の干渉波除去装置の構成図である。
【図4】従来の干渉波除去装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1,2 入力端 3 出力端 11 送信機 12 受信機 101 変調器(MOD) 102 遅延素子 103,104 送信器(TX) 105 送信アンテナ 106 送信アンテナ制御器(TX ANT CON
T) 107 受信アンテナ 108,109 受信回路(RX) 110,111,118,119 AGC増幅器 112,113 乗算器 114,115 相関器 116 加算器 117 減算器 120 切替スイッチ(SW) 121 適応整合フィルタ(AMF) 122 判定帰還形等化器(DFE) 123 切替制御器(SW CONT) 124 受信アンテナ制御器(RX ANT CON
T) 311 等化器(EQL) 207 受信電界レベル変動 208 乗算器112出力での希望波S1のシンボル
列 209 乗算器112出力での干渉波J1 210 乗算器113出力での希望波S2のシンボル
列 211 乗算器113出力での干渉波J1 212 減算器117出力での希望波シンボル列 213 判定帰還型等化器122出力での希望波シン
ボル列
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06 H01P 1/10 - 1/195 H01Q 3/00 - 3/46 H01Q 21/00 - 21/30 H01Q 23/00 H01Q 25/00 - 25/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一送信データで変調された垂直および
    水平偏波の無線周波数信号を送信アンテナから送信する
    送信機と、前記垂直および水平偏波の無線周波数信号を
    受信アンテナに受ける受信機とを備える偏波ダイバーシ
    ティ方式の干渉波除去装置において、 前記送信機が、前記垂直および水平偏波無線周波数信号
    間に所定の遅延時間差を持たせて送信する送信手段と、
    前記送信アンテナの偏波面を回転制御する送信アンテナ
    偏波回転制御手段とを備え、 前記受信機が、受信した前記垂直および水平偏波無線周
    波数信号をそれぞれAGC増幅するAGC増幅器と、前
    記AGC増幅器各各の出力と前記AGC増幅器に対応す
    る相関信号とをそれぞれ乗算する乗算器と、前記二つの
    乗算器の出力を同相合成する加算器と、前記二つの乗算
    器出力を逆相合成する減算器と、前記加算器の出力をA
    GC増幅するAGC増幅手段と、前記AGC増幅器各各
    の出力と前記AGC増幅手段の出力との相関をそれぞれ
    とって前記相関信号を生じる相関器と、前記同相合成出
    力と逆相合成出力とを切替る切替器と、前記切替器の出
    力を適応受信する適応整合フィルタと、前記適応整合フ
    ィルタの出力を判定帰還等化する判定帰還形等化器と、
    前記受信アンテナの偏波面を回転制御する受信アンテナ
    偏波回転制御手段とを備えることを特徴とする干渉波除
    去装置。
JP21587892A 1992-08-13 1992-08-13 干渉波除去装置 Expired - Fee Related JP2858508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21587892A JP2858508B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 干渉波除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21587892A JP2858508B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 干渉波除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0661894A JPH0661894A (ja) 1994-03-04
JP2858508B2 true JP2858508B2 (ja) 1999-02-17

Family

ID=16679758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21587892A Expired - Fee Related JP2858508B2 (ja) 1992-08-13 1992-08-13 干渉波除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2858508B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081566A (en) * 1994-08-02 2000-06-27 Ericsson, Inc. Method and apparatus for interference rejection with different beams, polarizations, and phase references
IL112233A (en) * 1995-01-03 1998-02-22 State Rafaelel Ministry Of Def Adaptive polarization diversity system
JP2705623B2 (ja) * 1995-03-22 1998-01-28 日本電気株式会社 ダイバーシチ送受信方法及び送受信機
JP3092798B2 (ja) 1998-06-30 2000-09-25 日本電気株式会社 適応送受信装置
JP4367527B2 (ja) 2007-05-24 2009-11-18 ソニー株式会社 通信装置、通信方法、通信システム及びプログラム
JP5020158B2 (ja) * 2008-04-25 2012-09-05 日本電信電話株式会社 無線受信装置、干渉除去方法、無線通信システムおよび無線通信方法
JP4623327B2 (ja) * 2008-07-14 2011-02-02 日本電気株式会社 移動通信システム、基地局、干渉除去方法
JP2012004918A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Sharp Corp 無線通信装置、受信方法およびそのプログラム
WO2012120657A1 (ja) 2011-03-09 2012-09-13 株式会社日立製作所 偏波角度分割ダイバシチ無線送信機、無線受信機、および無線通信システム
WO2014128906A1 (ja) * 2013-02-22 2014-08-28 株式会社 日立製作所 無線通信システム、送信機、受信機、昇降機制御システム、及び、変電設備監視システム
US9306654B2 (en) * 2014-01-10 2016-04-05 Qualcomm Incorporated Opportunistic active interference cancellation using RX diversity antenna
JP6006767B2 (ja) * 2014-10-09 2016-10-12 株式会社日立製作所 偏波角度分割ダイバシチ無線送信機、無線受信機、および無線通信システム
JP6624657B1 (ja) * 2018-09-14 2019-12-25 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置、プログラムおよび無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0661894A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2780576B2 (ja) 干渉波除去装置
US5752173A (en) Diversity communication system with adaptably oriented multiple beam patterns
US6243412B1 (en) Adaptive array transmitter receiver
JP2858508B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2669393B2 (ja) 干渉波除去装置
JP3033308B2 (ja) 合成ダイバーシチ受信機
US4281411A (en) High speed digital communication receiver
JPH09116475A (ja) 時間ダイバーシチ送受信システム
EP0459823B1 (en) Radio communication system
US5379046A (en) Interference wave canceller
JP2001333005A (ja) 光空間伝送システム、光空間伝送方法及び光空間伝送装置
JP3085042B2 (ja) 干渉波除去装置
JPH0447721A (ja) 自動等化器
JP2765377B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2003298546A (ja) 交差偏波干渉除去システム
JP2894088B2 (ja) 干渉波除去装置
KR100719607B1 (ko) 이동용 무선통신시스템에서 동일주파수 채널에 적용되는이중편파의 간섭제거방법 및 그 시스템
JPH0435546A (ja) 干渉波除去方式
EP0728384A1 (en) Diversity receiver with combiner for equalization and diversity transmitter with splitter and delay
JP3120815B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2569903B2 (ja) 干渉波除去装置
JP3601302B2 (ja) ダイバーシチ受信装置
JP2722940B2 (ja) ダイバーシティ受信装置
JPH0435547A (ja) 干渉波除去装置
JPH05206907A (ja) ダイバーシティ受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981104

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees