JP2855771B2 - 文字発生回路 - Google Patents

文字発生回路

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、アウトラインフォントのデータより、ラス
タフォントの文字を得る文字発生回路に関するものであ
る。
【従来の技術】
文字のフォントを発生させるのに、まず文字の輪郭
(アウトライン)だけを描き、次にその内側を塗りつぶ
すことによって発生させることが行われている。輪郭だ
けのフォントを、アウトラインフォントという。 第7図は、アウトラインフォントを説明する図であ
る。第7図において、C1〜C4は曲線部、S1〜S4は直線部
である。 ここでは平仮名の「へ」の字のアウトラインフォント
を例にとっているが、このアウトラインフォントは、直
線部S1〜S4と曲線部C1〜C4とで形成されている。これら
についてのデータは、通常、ベクタ情報の形で保持され
る。 ベクタ情報は、大別して直線部を表す直線ベクタと、
曲線部を表す曲線ベクタとに分けられる。直線ベクタ
は、2点の座標値によって、該2点間の直線を表そうと
するデータである。曲線ベクタは、曲線を表現する所定
関数に代入する複数点(4点)の座標値によって、曲線
を特定して表そうとするデータである。 第7図の「へ」のアウトラインフォントは、複数個の
直線部と複数個の曲線部とから成り立っているから、
「へ」のアウトラインフォントのベクタ情報は、複数個
の直線ベクタと複数個の曲線ベクタとから成り立つ。 第8図に、従来の文字発生回路のブロック構成を示
す。第8図において、1はシステムアドレスバス、2は
システムデータバス、3は文字コードレジスタ、4はベ
クタ情報変換部、5はフォントデータ記憶部、6はアウ
トライン展開部、7はフォント展開用メモリ、8は塗り
つぶし回路である。 フォントデータ記憶部5には、各文字についてのアウ
トラインフォントデータ、つまりアウトラインフォント
に関するベクタ情報が記憶されている。 或る文字のフォントを形成しようとする時には、ま
ず、その文字のコードがシステムデータバス2を通じて
文字コードレジスタ3へ送られ、ついで、ベクタ情報変
換部4へ送られる。 ベクタ情報変換部4は、送られて来た文字コードをフ
ォントデータ記憶部5に通知し、それに対応するアウト
ラインフォントデータ(座標値)を手に入れる。そし
て、必要に応じて種々の変換を行う。その変換には、例
えば、フォントのサイズ変換,曲線ベクタの直線ベ
クタへの変換等がある。 フォントのサイズ変換は、拡大とか縮小とかの指示が
なされている時に、その拡大率,縮小率に応じて座標の
値を変更する変換である。 曲線ベクタの直線ベクタへの変換は、処理速度を速く
するためになされる。ベクタ情報に基づいてアウトライ
ンフォントを描くには、ベクタ情報をラスタデータ(ア
ウトラインを形成するドットのデータ)に展開する必要
がある。ところが、直線ベクタから展開する場合は速い
が、曲線ベクタから展開する場合は遅い。そこで、通
常、曲線ベクタを、近似する複数個の直線ベクタに変換
することが行われる。 第9図は、曲線ベクタの直線ベクタへの近似変換を示
す図である。第9図において、(X11,Y11),(X12,
Y12),(X13,Y13),(X14,Y14)は、曲線ベクタの内
容をなす座標であり、P1〜P4はそれらの座標で表される
点である。Cは前記曲線ベクタによって描かれるべき曲
線部であり、L1〜L3はP1〜P4を順次連結した直線であ
る。 正確に曲線部Cを得ようとすると、曲線を表す所定の
関数に点P1〜P4の座標を代入して演算しなければならな
い。しかし、曲線部Cは、点P1〜P4を順次連結する直線
L1〜L3によって、近似することが出来る。これらの直線
は、それぞれ直線ベクタで表されるから、結局、1つの
曲線ベクタは複数個の直線ベクタに近似変換される。 第8図のアウトライン展開部6は、ベクタ情報変換部
4から送られて来る直線ベクタをラスタデータに変換す
ることにより、アウトラインを展開する。 第10図は、直線ベクタとラスタデータとの関係を示す
図である。A,Bは、直線ベクタの内容をなす座標で表さ
れる点である。 第10図(イ)は、直線ベクタの段階に留まっている2
点A,Bを示している。この段階では、点A,Bが与えられ、
点Aは点線で描いたベクトル(直線)の死点であり、点
Bはこの終点であるという意味が込められているだけで
ある。 第10図(ロ)は、(イ)の直線ベクタをラスタデータ
に変換し、それによってドットを描かせたものを示して
いる。点A,Bの座標を基にして、両点間に多数のドット
を直線状に形成するようなデータ(即ち、ラスタデー
タ)を作り出す。これらのドットの集合が、フォントの
アウトラインを形成する。 第8図のフォント展開用メモリ7は、アウトラインフ
ォントを展開するために使用するメモリ平面を提供す
る。このメモリ平面に、アウトライン展開部6が送られ
て来るラスタデータにより、文字のアウトラインフォン
トが形成される。 塗りつぶし回路8は、フォント展開用メモリ7で得ら
れたアウトラインフォントの内部を塗りつぶす。これに
よって、文字のフォントが完成され、システムデータバ
ス2へと送り出される。 システムアドレスバス1から塗りつぶし回路8への信
号は、得られたフォントを画面上のどの位置に表示させ
るか等の指令を行うためのものである。
【発明が解決しようとする課題】
(問題点) しかしながら、前記した従来の文字発生回路では、同
じ文字フォントを何回も発生させる場合、同じ曲線ベク
タの直線ベクタへの近似変換をその都度行わなければな
らず、処理速度を向上させる上での妨げとなっていたと
いう問題点があった。 (問題点の説明) 平仮名の「へ」という文字のフォントを、時点を異に
して何回も発生させなければならない場合がある。その
ような場合、例えば、第8図の曲線部C1に対応する曲線
ベクタは、直線ベクタに近似変換されるわけであるが、
この近似変換は、文字フォントを発生させる度毎に、あ
らためて行わなければならない。これは、文字発生回路
の処理速度を向上させる上での妨げとなっている。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題
とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、文字コードに
対応したアウトラインフォントデータを記憶しているフ
ォントデータ記憶部と、フォントデータ記憶部より取り
出したベクタ情報を直線ベクタの形でアウトライン展開
部に出力するベクタ情報変換部と、該出力によりアウト
ラインフォントを展開し内部を塗りつぶす手段を有する
文字発生回路において、 前記ベクタ情報変換部にて曲線ベクタを近似変換して
得た直線ベクタを記録するキャッシュメモリと、 前記フォントデータ記憶部から取り出されるベクタ情
報が曲線ベクタか直線ベクタかを判別するベクタ判別部
と、 与えられる文字コードがキャッシュメモリに記録され
ているデータの文字コードと一致するかどうかを比較す
る比較回路と、 前記ベクタ判別部と前記比較回路との出力を基にして
つくられた制御信号により、前記ベクタ情報変換部に取
り出された曲線ベクタを近似変換した直線ベクタがキャ
ッシュメモリに記録されていない時には書き込む動作を
し、記録されている時には読み出す動作をする読み出し
書き込み制御部と、該読み出し書き込み制御部がキャッ
シュメモリからの読み出しを行う時にはその読み出し出
力を選択し、それ以外の時には前記ベクタ情報変換部か
らの出力を選択する選択手段とを具えることとした。
【作用】
文字発生回路を前記のような構成にすると、或る文字
コードの曲線ベクタが、ひとたびベクタ情報変換部にて
直線ベクタに近似変換されると、その直線ベクタはキャ
ッシュメモリに記録される。 そして、後に同じ文字コードが入力されて来た時には
キャッシュメモリから読み出され、曲線ベクタに代わっ
てアウトラインフォントの展開に用いられる。そのた
め、この時には、ベクタ情報変換部にて曲線ベクタを直
線ベクタに近似変換する必要がなくなる。 近似変換は比較的時間を要する処理であるが、同じ文
字フォントを何回も発生させる場合には、2回目以降に
ついては近似変換が不用となるので、処理速度が速くな
る。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。 第1図は、本発明の実施例にかかわる文字発生回路の
ブロック構成図である。符号は、第7図のものに対応し
ている。そして、9は比較回路、10は入れ替え制御回
路、11はバッファ、12はキャッシュタグメモリ、13はベ
クタ判別部、14は選択論理回路、15は制御論理回路、16
は読み出し書き込み制御部、17はキャッシュメモリ、18
はマルチプレクサである。 本発明の概要を先ず説明する。本発明では、或る文字
フォントの曲線ベクタが、ひとたびベクタ情報変換部4
で直線ベクタに近似変換されると、その曲線ベクタは、
近似変換された直線ベクタの形でキャッシュメモリ17に
保存される。そして、その後、同じ文字フォントの作成
が要求された時には、上記曲線ベクタの代わりに、保存
されている直線ベクタを呼び出して使う。そうすると、
曲線ベクタから直線ベクタに近似変換する手間と時間が
省け、処理速度が向上する。以上が概要である。 キャッシュタグメモリ12には、キャッシュメモリ17に
保存されている直線ベクタが、どういう文字の曲線ベク
タに相当するものであるかを知らせる情報が記録され
る。 文字コードレジスタ3からの文字コードは、ベクタ情
報変換部4およびバッファ11に入力されると共に、比較
回路9にも入力される。 第2図は、比較回路9での比較動作を説明する図であ
る。符号は、第1図のものに対応している。 比較回路9では、文字コードレジスタ3からの文字コ
ードと、キャッシュタグメモリ12に記録されている文字
コード(文字コード1,2,3等)との比較がなされる。多
数の文字コードと同時に比較すれば、比較時間は短くて
済む。 一致したものがあれば、その文字フォントの曲線ベク
タは、近似変換された直線ベクタの形でキャッシュメモ
リ17に保存されているということになる。従って、それ
を取り出して使うことが出来る。 一致したものがなければ、保存されていないというこ
とであるから、その文字フォントの曲線ベクタは、ベク
タ情報変換部4にて直線ベクタに近似変換してやる必要
がある。近似変換した直線ベクタは、キャッシュメモリ
17に保存する。 保存されると、バッファ11まで送られて来ている文字
コードも、キャッシュタグメモリ12に記録される。 なお、第2図のキャッシュタグメモリ12のポインタ1,
2,3などは、文字コード1,2,3などの近似変換された直線
ベクタが格納されているメモリの、先頭アドレスを示す
ものである。 ベクタ情報変換部4は、入力された文字コードに関す
るアウトラインフォントのデータを、フォントデータ記
憶部5に要求する。フォントデータ記憶部5からは、そ
の文字コードに関するベクタ情報(直線ベクタ,曲線ベ
クタが入り混じって複数個)が、次々と送られるが、そ
の際ベクタ判別部13を経由させる。 ベクタ判別部13は、送られるベクタ情報が直線ベクタ
であるか曲線ベクタであるかを判別し、その判別信号
を、選択論理回路14および制御論理回路15に送る。 選択手段であるところのマルチプレクサ18の入力は、
ベクタ情報変換部4からの入力と、キャッシュメモリ17
から読み出し書き込み制御部16を経て来る入力との2つ
である。選択論理回路14の出力は、次に述べるように、
それら2つの入力の内のいずれを選択するかを指示する
セレクト信号として用いられる。 第4図は、選択論理回路14の入出力関係図を示す。比
較回路9の比較結果がミスということは、キャッシュメ
モリ17に保存されていなかったということであり、ヒッ
トということは保存されていたということである。 論理値としてミスに「0」,ヒットに「1」を与え、
ベクタ判別部13からの直線ベクタという判別信号に
「0」,曲線ベクタという判別信号に「1」を与える。
そして、第1図図示の選択論理回路14の出力が「0」の
時は、ベクタ情報変換部4からの入力を選択するセレク
ト信号として用いる。逆に出力が「1」の時は、読み出
し書き込み制御部16からの入力(即ち、キャッシュメモ
リ17からの出力)を選択するセレクト信号として用い
る。 制御論理回路15の出力は、読み出し書き込み制御部16
へ送られ、キャッシュメモリ17からデータを読み出す
か、ベクタ情報変換部4にて近似変換された直線ベクタ
をキャッシュメモリ17に書き込むかの制御をする信号と
して用いられる。 第1図図示の制御論理回路15からの出力「0」は、キ
ャッシュメモリ17へ書き込めという制御信号として用い
られ、出力「1」はキャッシュメモリ17から読み出せと
いう制御信号として用いられる。 以下、第4図,第5図のケース1〜4の各場合につ
き、動作を詳細に説明する。 ケース1の時 この時は、比較回路9での比較結果がミスで(一致し
た文字コードがなかった時…即ち、同じ文字コードに関
するデータはキャッシュメモリ17に保存されていない
時)、且つフォントデータ記憶部5から取り出されたベ
クタ情報は直線ベクタであるとベクタ判別部13が判別し
た場合である。 直線ベクタは、ベクタ情報変換部4で近似変換する必
要はなく、そのままアウトライン展開部6に送ればよ
い。従って、この時には、第4図のケース1の出力欄に
示すように、マルチプレクサ18をベクタ情報変換部4か
らの入力を選択するように動作される。 また、直線ベクタであるから、キャッシュメモリ17に
保存する必要はない。第5図のケース1の出力欄は、読
み出し書き込み制御部16に対して読み出しを指令する信
号となっているが、比較結果はミスであるから、キャッ
シュメモリ17に対応するデータはなく、事実上何も読み
出されては来ない ケース2の時 この時は、比較回路9での比較結果がミスで(キャッ
シュメモリ17に保存されていない時)、且つフォントデ
ータ記憶部5から取り出されたベクタ情報は曲線ベクタ
であるとベクタ判別部13が判別した場合である。 この曲線ベクタを近似変換した直線ベクタは、キャッ
シュメモリ17に保存されていないというわけであるか
ら、ベクタ情報変換部4にて直線ベクタに近似変換し、
それをアウトライン展開部6に送ることになる。従っ
て、この時にも、第4図のケース2の出力欄に示すよう
に、マルチプレクサ18はベクタ情報変換部4からの入力
を選択するように動作させられる。 近似変換した直線ベクタは、次回に具えてキャッシュ
メモリ17に保存しておく。そのために、読み出し書き込
み制御部16は、第5図のケース2の出力欄に示すよう
に、キャッシュメモリ17へ書き込むよう制御される。 ケース3の時 この時は、比較回路9での比較結果がヒットで(一致
した文字コードが有った時…同じ文字コードに関するデ
ータ(曲線ベクタ)が、キャッシュメモリ17に保存され
ている時)、且つフォントデータ記憶部5から取り出さ
れたベクタ情報は直線ベクタであるとベクタ判別部13が
判別した場合である。 この時には、同じ文字コードに関するデータが保存さ
れてはいるが、保存されているのは曲線ベクタを近似変
換した直線ベクタだけである。しかし、今フォントデー
タ記憶部5より取り出されたのは、曲線ベクタでなく直
線ベクタであるから、キャッシュメモリ17内のデータと
は関係ない。 従って、この時にも、第4図のケース3欄に示すよう
に、マルチプレクサ18はベクタ情報変換部4からの入力
を選択するよう動作させられる。 フォントデータ記憶部5から読み出されたのが直線ベ
クタであるから、キャッシュメモリ17には対応するデー
タは保存されてはいない。従って、制御論理回路15の指
令はキャッシュメモリ17から読み出せとという指令にな
っているが、事実上何も読み出されては来ない。 ケース4の時 この時は、比較回路9での比較結果がヒットで(同じ
文字コードに関するデータ(曲線ベクタ)が、キャッシ
ュメモリ17に保存されている時で)、且つフォントデー
タ記憶部5から取り出されたベクタ情報は曲線ベクタで
あるとベクタ判別部13が判別した場合である。 この時には、その曲線ベクタを近似変換した直線ベク
タが、キャッシュメモリ17から読み出すだけで得られ
る。従って、この時には、読み出し書き込み制御部16
は、第5図のケース4の出力欄に示すように、キャッシ
ュメモリ17からの読み出しを行うように制御される。一
方、マルチプレクサ18は、第4図のケース4の出力欄に
示すように、キャッシュメモリ17からの入力を選択する
よう動作させられる。 こうすれば、同じ文字フォントを何回も発生させる場
合、2回目以降は、同じ近似変換をする必要がなくな
る。近似変換に要する時間は、キャッシュメモリ17から
データを読み出す時間に比べて長いから、近似変換をす
る機会が減ると、処理速度は向上する。 第3図は、キャッシュメモリ17の周辺でやり取りされ
るのは、X,Y座標のデータであることを示す図である。 ベクタ情報変換部4から出力されるのは、直線ベクタ
のX,Y座標である。フォントデータ記憶部5からベクタ
情報変換部4へ曲線ベクタが入力されても、ベクタ情報
変換部4の中で直線ベクタに近似変換され、直線ベクタ
の形で出力されるからである。 従って、読み出し書き込み制御部16,マルチプレクサ1
8を通過するデータも、X,Y座標であり、キャッシュメモ
リ17に格納されるのもX,Y座標である。 第6図に、キャッシュメモリの構造を示す。 Diは、フォントiのアウトラインフォントの全ての曲
線ベクタ(曲線ベクタ1〜n)を近似変換した直線ベク
タに関するデータ(つまり、X,Y座標)である。ポイン
タは、これらのデータが格納されている先頭アドレスで
あり、これが、キャッシュタグメモリ12に記録されてい
る(第2図参照)。 D−1の範囲には、曲線ベクタ1を近似変換した複数
個の直線ベクタのX,Y座標が格納されており、D−2な
いしD−nの範囲には、それぞれ曲線ベクタ2ないし曲
線ベクタnを近似変換した直線ベクタのX,Y座標が格納
されている。 Diの上方の領域には、フォントi−1に関するデータ
が格納され、Diの下方の領域には、フォントi+1に関
するデータが格納されている。 なお、アウトライン展開部6,フォント展開用メモリ7,
塗りつぶし回路8における動作は、従来例と同様である
ので、説明は省略する。 入れ替え制御回路10は、キャッシュメモリ17の容量一
杯にデータが格納されている状態において、新たなデー
タを書き込む必要が生じた際、キャッシュメモリ17内に
書き込む余地を確保するための動作をする。書き込む余
地を確保するためには、どれかのデータを抹消しなけれ
ばならないが、その抹消は、古いデータから抹消すると
か、使用頻度の少ないデータから抹消するとかというよ
うに、一定のルールに基づいて行う。
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の文字発生回路によれば、或
る文字コードの曲線ベクタが、ひとたびベクタ情報変換
部にて直線ベクタに近似変換されると、その直線ベクタ
はキャッシュメモリに記録される。そして、後に同じ文
字コードが入力されて来た時にはキャッシュメモリから
読み出され、その曲線ベクタに代わってアウトラインフ
ォントの展開に用いられる。そのため、この時には、ベ
クタ情報変換部にて曲線ベクタを直線ベクタに近似変換
する必要はない。 近似変換は比較的時間を要する処理であるが、同じ文
字フォントを何回も発生させる場合には、2回目以降に
ついては近似変換が不用となる。そのため、処理時間が
速くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図…本発明の実施例にかかわる文字発生回路のブロ
ック構成図 第2図…比較動作を説明する図 第3図…キャッシュメモリの周辺でやり取りされるのは
X,Y座標のデータであることを示す図 第4図…選択論理回路の入出力関係図 第5図…制御論理回路の入出力関係図 第6図…キャッシュメモリの構造を示す図 第7図…アウトラインフォントを説明する図 第8図…従来の文字発生回路のブロック構成図 第9図…曲線ベクタの直線ベクタへの近似変換を示す図 第10図…直線ベクタとラスタデータの関係を示す図 図において、1はシステムアドレスバス、2はシステム
データバス、3は文字コードレジスタ、4はベクタ情報
変換部、5はフォントデータ記憶部、6はアウトライン
展開部、7はフォント展開用メモリ、8は塗りつぶし回
路、9は比較回路、10は入れ替え制御回路、11はバッフ
ァ、12はキャッシュタグメモリ、13はベクタ判別部、14
は選択論理回路、15は制御論理回路、16は読み出し書き
込み制御部、17はキャッシュメモリ、18はマルチプレク
サ、A,B,P1〜P4は点、C,C1〜C4は曲線部、L1〜L3は直
線、S1〜S4は直線部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字コードに対応したアウトラインフォン
    トデータを記憶しているフォントデータ記憶部と、フォ
    ントデータ記憶部より取り出したベクタ情報を直線ベク
    タの形でアウトライン展開部に出力するベクタ情報変換
    部と、該出力よりアウトラインフォントを展開し内部を
    塗りつぶす手段を有する文字発生回路において、 前記ベクタ情報変換部にて曲線ベクタを近似変換して得
    た直線ベクタを記録するキャッシュメモリと、 前記フォントデータ記憶部から取り出されるベクタ情報
    が曲線ベクタか直線ベクタかを判別するベクタ判別部
    と、 与えられる文字コードがキャッシュメモリに記録されて
    いるデータの文字コードと一致するかどうかを比較する
    比較回路と、 前記ベクタ判別部と前記比較回路との出力を基にしてつ
    くられた制御信号により、前記ベクタ情報変換部に取り
    出された曲線ベクタを近似変換した直線ベクタがキャッ
    シュメモリに記録されていない時には書き込む動作を
    し、記録されている時には読み出す動作をする読み出し
    書き込み制御部と、該読み出し書き込み制御部がキャッ
    シュメモリからの読み出しを行う時にはその読み出し出
    力を選択し、それ以外の時には前記ベクタ情報変換部か
    らの出力を選択する選択手段とを具えたことを特徴とす
    る文字発生回路。
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