JPH05204356A - 画像描画装置 - Google Patents

画像描画装置

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JPH05204356A
JPH05204356A JP4010652A JP1065292A JPH05204356A JP H05204356 A JPH05204356 A JP H05204356A JP 4010652 A JP4010652 A JP 4010652A JP 1065292 A JP1065292 A JP 1065292A JP H05204356 A JPH05204356 A JP H05204356A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字やイメージデータ等の画像データを描画
する際のCPUにかかる負担を軽減し、直線ベクトルの
展開速度の高速化を図る。 【構成】 外部から画像データが入力された時に、その
画像データによって描画すべきイメージデータがキャッ
シュメモリEにあるかないかを判断して、あればそのイ
メージデータを画像メモリBに書き込み、なければ入力
された画像データを直線ベクトル展開手段Aが直線ベク
トルに展開して、直線の始点及び終点のアドレスと濃度
値のデータを発生し、そのデータに基づいて画像描画制
御手段Cが画像メモリBにベクトル描画データを書き込
むと共に、直線ベクトルに展開されたデータをイメージ
展開手段Dがイメージ展開してキャッシュメモリEに格
納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は直線ベクトルのデータ
及びイメージデータを描画できる画像描画装置に関し、
特に矩形領域を描画する作業を実行する画像描画装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】直線ベクトルによる画像描画装置とし
て、例えば特開平2−181886号公報に見られるよ
うなものがあり、このような画像描画装置を有する情報
処理システムの動作を図7を参照して説明する。この情
報処理システムは、ホストコンピュータ1においてポス
トスクリプトに代表されるページ記述言語により作成し
た画像データを画像メモリ2に描画するものである。
【0003】そのベクトルデータは全てベクトルで表さ
れており、記述されたベクトルをCPU3が全て主走査
方向の直線ベクトルに展開し直し、その直線ベクトルの
始点,終点の座標及び濃度の値を先入れ先出しメモリ
(以下「FIFO」という)4に一時格納する。FIF
O4に格納された各データは主走査方向開始アドレスレ
ジスタ(以下「XSレジスタ」という)5,主走査方向
終了アドレスレジスタ(以下「XEレジスタ」という)
6,副走査方向アドレスレジスタ(以下「YSレジス
タ」という)7,濃度レジスタ(以下「RGBレジス
タ」という)8にそれぞれラッチされる。
【0004】CPU3から描画命令が出されると、メモ
リコントローラ9はライト信号を発生して、画像メモリ
2上のXSレジスタ5とYSレジスタ7とによって指定
されるアドレスにRGBレジスタ8によって指定される
濃度で書き込みを行なう。また、その書き込み動作開始
と共に主走査方向アドレスカウンタ(以下「Xカウン
タ」という)10がカウント動作に入り、アドレス(X
Sレジスタ5からのロード値)をインクリメントしてい
く。
【0005】その後、アドレスがXEレジスタ6の値と
同じになると、主走査方向比較器であるXコンパレータ
11が描画終了ドットまで来たことをメモリコントロー
ラ9に伝える。これにより、直線ベクトルの描画が行な
える。そして、以上の動作を繰り返すことにより、ホス
トコンピュータ1で作成した1ページ分の画像データを
画像メモリ2に描画することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の画像描画装置においては、テキストデータ
など何度も描画する画像データをその度に主走査方向の
直線ベクトルに展開しなければならなかった。また、イ
メージデータを描画する際は数多くの直線ベクトルに分
けて描画しなければならず、CPUにかかる負担が大き
くなるばかりか、直線ベクトルの展開に要する時間が長
くなるという問題があった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文字やイメージデータ等の画像データを描画す
る際のCPUにかかる負担を軽減し、直線ベクトルの展
開速度の高速化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1に機能ブロック図で示すように、外
部から入力される画像データを直線ベクトルに展開し
て、直線の始点及び終点のアドレスと濃度値のデータを
発生する直線ベクトル展開手段Aと、該手段Aによって
発生された各データに基づいて画像メモリBにベクトル
描画データを書き込む画像描画制御手段Cとを備えた画
像描画装置において、直線ベクトル展開手段Aによって
展開されたデータを所定の矩形領域ごとにイメージ展開
するイメージ展開手段Dと、該手段Dによって展開され
たイメージデータを格納するキャッシュメモリEと、外
部から画像データが入力された時、上記矩形領域ごとに
該画像データによって描画すべきイメージデータがキャ
ッシュメモリEに格納されているか否かを判別し、格納
されていればそのイメージデータを読み出して直線ベク
トル展開手段Aによるデータに代えて送出するメモリ・
イメージデータ送出手段Fとを設け、該手段Fによって
送出されたイメージデータを画像描画制御手段Cにより
画像メモリBに書き込むようにしたものである。
【0009】なお、上記矩形領域の主走査方向の長さを
直線ベクトル展開手段Aのデータバスの大きさの整数倍
にするとよい。また、外部から画像データが入力された
時、その画像データがイメージデータか否かを判別し、
イメージデータであればそのまま画像描画制御手段Cへ
送出する入力イメージデータ送出手段Gを設けるとよ
い。
【0010】
【作用】この発明の画像描画装置によれば、外部から画
像データが入力された時、メモリ・イメージデータ送出
手段Fが上記矩形領域ごとにその画像データによって描
画すべきイメージデータがキャッシュメモリEに格納さ
れているか否かを判別し、格納されていればそのイメー
ジデータを読み出して送出し、その送出されたイメージ
データを画像描画制御手段Gが画像メモリBに書き込
む。つまり、一度展開した文字などの画像データをキャ
ッシュメモリEにイメージデータとして蓄えることによ
り、直線ベクトル展開手段A(CPU)が同じ画像デー
タを何回も直線ベクトルに展開する作業を行なう必要が
なくなり、CPUの負担が軽減されると共に大幅な高速
化を図れる。
【0011】なお、上記矩形領域(キャッシュメモリE
に蓄えるデータ)の主走査方向の長さを直線ベクトル展
開手段Aのデータバスの大きさの整数倍にすることによ
り、副走査方向のアドレスのカウントアップによるアド
レスの再ロードの時間が短縮されるため、画像メモリB
としてダイナミックRAMを使用した場合の高速ページ
モードを止めることなく高速に描画することができる。
また、外部から画像データが入力された時、入力イメー
ジデータ送出手段Gによってその画像データがイメージ
データか否かを判別し、イメージデータであればそのま
ま画像描画制御手段Cへ送出して描画させることによ
り、イメージデータの描画を高速化させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明を実施した情報処理シ
ステムを示すブロック構成図、図3はそのプリンタコン
トローラ(画像描画装置)の構成例を示すブロック構成
図であり、それぞれ図7と対応する部分には同一符号を
付している。
【0013】この情報処理システムは、ホストコンピュ
ータ1と、画像描画装置であるプリンタコントローラ3
0及びプリンタエンジン31からなるプリンタ装置とに
よって構成されている。プリンタコントローラ30は、
CPU3,ROM32,RAM33からなるマイクロコ
ンピュータと、画像メモリ(フレームメモリ)2,キャ
ッシュメモリ12,画像描画制御装置34と、受信装置
35,送信装置36とによって構成されている。
【0014】CPU3は、ROM32内のプログラム及
びホストコンピュータ1からのコマンドによってプリン
タコントローラ30全体を制御する中央処理装置であ
る。ROM32は、CPU3が動作するための制御プロ
グラム及びフォント等の固定データを格納しているリー
ドオンリ・メモリである。RAM33は、CPU3用の
ワークメモリ,入力データを格納するためのインプット
バッファ,ページデータを格納するためのページバッフ
ァ,ダウンロードフォントを格納するためのフォントフ
ァイル等に使用するランダムアクセス・メモリ、画像メ
モリ2は、画像イメージデータ(ビットマップデータ)
を書き込むためのランダムアクセス・メモリ、キャッシ
ュメモリ12は、後述する所定の矩形領域ごとのイメー
ジデータを一時的に格納するランダムアクセス・メモリ
である。
【0015】画像描画制御装置34は画像メモリ2への
描画を制御するものであり、詳細には追って説明する。
受信装置35は、ホストコンピュータ1から送信される
データの受信を司り、送信装置36は、実際に印字を行
なうプリンタエンジン31への画像イメージデータの送
信を司る。
【0016】図4は図3の画像描画制御装置34の詳細
を示すブロック構成図であり、図7にも示したようにC
PU3からの各データを一時格納するFIFO4と、主
走査方向の描画開始アドレスを格納しておくXSレジス
タ5と、主走査方向の描画終了アドレスを格納しておく
XEレジスタ6と、副走査方向の座標を示すYSレジス
タ7と、色彩の濃度値を示すRGBデータを格納してお
くRGBレジスタ8と、画像メモリ2の主走査方向の描
画アドレスを指定するXアドレスカウンタ10と、画像
メモリ2の主走査方向の描画終了を知らせるXコンパレ
ータ11とを備えている。
【0017】また、FIFO4からデータを取り込んで
その種類を判別する取り込み制御装置(以下「オペレー
ションコントローラ」という)13と、FIFO4から
取り込んだ並列データを直列データに変換するパラレル
/シリアル変換器14と、副走査方向の描画終了アドレ
スを格納しておく副走査方向終了アドレスレジスタ(以
下「YEカウンタ」という)15と、副走査方向の描画
したライン数をカウントする副走査方向アドレスカウン
タ(以下「Yアドレスカウンタ」という)16と、描画
するラインの終了を知らせる副走査方向比較器(以下
「Yコンパレータ」という)17と、リードモディファ
イライト可能な画像メモリ2と、画像メモリ2のリード
モディファイライト機能を制御するORゲート18,ラ
ッチ回路19,20,インバータ21からなるメモリデ
ータ制御装置とを備えている。
【0018】このように構成したプリンタコントローラ
30において、ホストコンピュータ1から得られたデー
タは、キャッシュメモリ12への登録前の1回目の描画
を行なう際に前述と同様にCPU3により直線ベクトル
に変換される。例えば、図5の(a)(b)に示す文字を描
画する場合を考えると、まずこの文字を描画する用紙上
の座標をオフセットアドレス(Xa、Ya)としてお
く。
【0019】次いで、描画する文字の色に対応する濃度
値(RGBデータ)をFIFO4に格納し、続いて描画
する文字の副走査方向の開始座標をYS=YaとしてF
IFO4に格納し、さらにその後1行目の描画するドッ
ト列の始点のX座標をオフセットアドレスに加え、XS
=Xa+X1としてFIFO4に格納する。次に、同じ
ラインの描画するドット列の終点のX座標をオフセット
アドレスのX座標に加えて、XE=Xa+X2としてF
IFO4に格納し、さらにラインの更新をして次の描画
がYS=Ya+1行目であることを示すデータをFIF
O4に格納する。以降同様にして全てのラインでXS,
XE,YSを算出し、それらをFIFO4に格納する。
【0020】次に、直線ベクトルに展開した画像データ
をキャッシュメモリ12に蓄える際の動作を説明する。
上述のようにして算出した座標データの他に、CPU3
は同時に描画すべき文字等のデータ(直線ベクトルに展
開した画像データ)を所定の矩形領域ごとにイメージ展
開してキャッシュメモリ12に蓄える。そこに蓄えられ
たイメージデータを再び描画する際にどのイメージデー
タがキャッシュメモリ12上のどのアドレスに書かれて
いるかは、別にルック・アップ・テーブルを持ってお
り、そのルック・アップ・テーブルを参照することによ
って判断でき、そのアドレスからイメージデータを読み
込んでFIFO4に格納する。
【0021】次に、通常(キャッシュメモリ12からの
イメージデータではない場合)の描画動作を説明する。
FIFO4に必要なデータが蓄えられると、オペレーシ
ョンコントローラ13がその各データを順次取り出し、
それらを図6に示すようなデータ毎に付与されているT
AGビットのフラグの状態を参照しながらXSレジスタ
5,XEレジスタ6,YSレジスタ7,RGBレジスタ
8の各レジスタにそれぞれラッチさせる。例えば、取り
出したデータに付与されたTAGビットのXSフラグが
“1”であれば、そのデータをXSレジスタ5にラッチ
させる。
【0022】また、FIFO4から取り出したデータが
描画命令の場合には、画像メモリ2のXSレジスタとY
Sレジスタ7とによって指定されたアドレスにRGBレ
ジスタ8によって指定された濃度で書き込みを行なう。
また、その書き込み動作開始と共にXアドレスカウンタ
10にXSレジスタ5の値をロードして、アドレスのイ
ンクリメント(+1)を開始させる。このインクリメン
トは、図示しない回路からの基準クロックに同期して行
なわれる。さらに、Yアドレスカウンタ16にYSレジ
スタ7の値をロードする。
【0023】このとき、Xコンパレータ11がXアドレ
スカウンタ10の値とXEレジスタ6の値とを比較し、
その各値が一致した時に画像メモリ2の1ラインの描画
終了を知らせる信号を出力するため、その時点で1ライ
ン目の描画を終了する。以後、2ライン目以降の各ライ
ンに対しても上述と同様な動作を繰り返し、直線ベクト
ル描画すなわち画像メモリ2にベクトル描画データを書
き込む。を行なう。
【0024】次に、キャッシュメモリ12に展開された
イメージデータを描画する際の動作を説明する。CPU
3は、描画すべきイメージデータがキャッシュメモリ1
2内に格納されているか否かをチェックし、格納されて
いる場合にはそのイメージデータを描画する矩形領域の
描画開始座標(XS,YS),描画終了座標(XE,Y
E)と、矩形領域の描画命令と、キャッシュメモリ12
内の描画すべきイメージデータとを順次FIFO4に書
き込む。
【0025】FIFO4に必要なデータが揃うと、オペ
レーションコントローラ13はそれらのデータを取り出
し、その各データに応じた動作を行なう。すなわち、最
初のデータはイメージデータを描画する矩形領域の描画
開始座標(XS,YS),描画終了座標(XE,YE)
なので、それらをXSレジスタ5,YSレジスタ7,X
Eレジスタ6,YEレジスタ15にそれぞれラッチさせ
る。次のデータは矩形領域の描画命令なので矩形領域の
描画動作を開始し、さらにその描画命令に続くデータは
イメージデータなのでそのイメージデータをパラレル/
シリアル変換器14にロードする。
【0026】このとき、パラレル/シリアル変換器14
に最初に入力されるデータは描画開始座標(XS,Y
S)に描画すべきデータなので、パラレル/シリアル変
換器14はそのデータをシリアルデータに変換して1ド
ットずつ出力する。そして、パラレル/シリアル変換器
14の出力が描画ドット“1”の場合には、ORゲート
18には“1”をインバータ21により反転した“0”
が入力されるため、ORゲート18がRGBレジスタ8
の出力データと画像メモリ2上の書き込もうとするアド
レスに以前書かれていたデータとを論理和し、それによ
って得られたデータをラッチ回路19を介して画像メモ
リ2上の同じアドレスに書き直す。
【0027】また、パラレル/シリアル変換器14の出
力が描画ドットでない“0”の場合には、ORゲート1
8には“0”をインバータ21により反転した“1”が
入力されるため、ORゲート18は動作せず、画像メモ
リ2上の書き込もうとするアドレスに以前書かれていた
データをラッチ回路20を介してそのまま画像メモリ2
上の同じアドレスに書き込む。
【0028】さらに、パラレル/シリアル変換器14か
らの画像データの出力と同時に、オペレーションコント
ローラ13はXアドレスカウンタ10にXSカウンタ5
の値をロードしてアドレスのインクリメント(+1)を
開始させる。このとき、Xコンパレータ11はXアドレ
スカウンタ10の値とXEレジスタ6の値とを比較し、
その各値が一致した時に画像メモリ2の1ラインの描画
終了を知らせる信号をYアドレスカウンタ16へ出力す
る。Yアドレスカウンタ16は、Xコンパレータ11か
ら1ラインの描画終了を知らせる信号を受け取った時に
インクリメント(+1)して次のラインに更新すると共
に、Xアドレスカウンタ10にXSカウンタ5の値を再
ロードしてアドレスのインクリメント(+1)を開始さ
せ、以後画像メモリ2の指定された矩形領域の2ライン
目以降の各ラインに対しても上述と同様な動作を繰り返
す。
【0029】そして、その矩形領域の最終ラインへの描
画が終了し、Xコンパレータ11から1ラインの描画終
了を知らせる信号が出力されると、Yアドレスカウンタ
16の値とYEレジスタ15の値とが一致するため、Y
コンパレータ11は最後のラインへの描画が終了したこ
とを知らせる信号をオペレーションコントローラ13へ
出力し、画像メモリ2の指定された矩形領域へのイメー
ジデータの描画を終了する。
【0030】このように、この実施例によれば、画像メ
モリ2上の描画すべき矩形領域の主走査方向及び副走査
方向の各始点,終点の座標を指定することにより、その
矩形領域を全て主走査方向の直線ベクトルとして得ら
れ、高速な描画を行なうことができる。また、一度展開
した画像データをキャッシュメモリ12にイメージデー
タとして蓄えることにより、CPU3が同じデータを何
回も直線ベクトルに展開する処理を行なう必要がなくな
るため、CPU3の負担が軽減され、しかも大幅な高速
化を図ることができる。さらに、画像メモリ2に以前書
かれていた背景のデータを損なうことなく、キャッシュ
メモリ12内のイメージデータを2次元の矩形領域にま
とめて描画することができる。
【0031】なお、例えば画像メモリ2としてダイナミ
ックRAMを使用した場合には、各画像の主走査方向の
連続した座標をダイナミックRAMの連続したアドレス
に割り振れば、高速ページモードを利用することができ
る。しかし、画像メモリ2の矩形領域の主走査方向の長
さがCPU3のデータバスの大きさの整数倍でないと、
複数のラインにまたがる画像データがFIFO3に入力
され、その各データを描画する際のラインの更新時には
アドレスの値が飛んでしまうため、高速ページモードを
一旦終了してアドレスの値を再ロードし直さなければな
らず、全体として時間がかかってしまう。
【0032】そこで、画像メモリ2の矩形領域の主走査
方向の長さをCPU3のデータバスの大きさの整数倍に
する。それによって、FIFO4に入力される画像デー
タは主走査方向に関して全て同じラインになるため、よ
り一層の高速化を図れる。
【0033】また、外部から画像データが入力された
時、CPU3がその画像データがホストコンピュータ1
あるいは図示しないスキャナ等の画像読取装置から送信
されたイメージデータか否かを判断し、イメージデータ
であれば画像メモリ2上の描画すべき矩形領域の主走査
方向及び副走査方向の各始点,終点の座標と、矩形領域
の描画命令と、外部からのイメージデータとを順次FI
FO4に書き込み、その後オペレーションコントローラ
13がそれらのデータを順次取り出すことによって前述
と同様な描画動作を行なえ、そのようなイメージデータ
を任意の矩形領域に書き込むことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、文字やイメージデータ等の画像データを描画する
際のCPUにかかる負担が軽減され、直線ベクトルの展
開速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明を実施した情報処理システムを示すブ
ロック構成図である。
【図3】図2のプリンタコントローラの一例を示すブロ
ック構成図である。
【図4】図3の画像描画制御装置の詳細を示すブロック
構成図である。
【図5】図4の画像メモリ2に対する描画動作を説明す
るための説明図である。
【図6】図4のFIFO4からオペレーションコントロ
ーラ13に取り込まれる各データの構成例を示す説明図
である。
【図7】従来の画像描画装置を有する情報処理システム
を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 画像メモリ 3 CPU 4 先入れ先出しメ
モリ(FIFO) 5 主走査方向開始アドレスレジスタ(XSレジスタ) 6 主走査方向終了アドレスレジスタ(XEレジスタ) 7 副走査方向開始アドレスレジスタ(YSレジスタ) 8 濃度レジスタ(RGBレジスタ) 10 主走査方向アドレスカウンタ(Xアドレスカウン
タ) 11 主走査方向比較器(Xコンパレータ) 12
キャッシュメモリ 13 取り込み制御装置(オペレーションコントロー
ラ) 14 パラレル/シリアル変換器 15 副走査方向終了アドレスレジスタ(YEレジス
タ) 16 副走査方向アドレスカウンタ(Yアドレスカウン
タ) 17 副走査方向比較器(Yコンパレータ) 18
ORゲート 19,20 ラッチ回路 30 プリンタコン
トローラ 31 プリンタエンジン 32 ROM 33 RAM 34 画像描画制御
装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される画像データを直線ベ
    クトルに展開して、直線の始点及び終点のアドレスと濃
    度値のデータを発生する直線ベクトル展開手段と、該手
    段によって発生された前記各データに基づいて画像メモ
    リにベクトル描画データを書き込む画像描画制御手段と
    を備えた画像描画装置において、 前記直線ベクトル展開手段によって展開されたデータを
    所定の矩形領域ごとにイメージ展開するイメージ展開手
    段と、該手段によって展開されたイメージデータを格納
    するキャッシュメモリと、外部から画像データが入力さ
    れた時、前記矩形領域ごとに該画像データによって描画
    すべきイメージデータが前記キャッシュメモリに格納さ
    れているか否かを判別し、格納されていればそのイメー
    ジデータを読み出して前記直線ベクトル展開手段による
    データに代えて送出する手段とを設け、該手段によって
    送出されたイメージデータを前記画像描画制御手段によ
    り前記画像メモリに書き込むようにしたことを特徴とす
    る画像描画装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像描画装置において、
    前記矩形領域の主走査方向の長さを前記直線ベクトル展
    開手段のデータバスの大きさの整数倍にしたことを特徴
    とする画像描画装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像描画装置にお
    いて、外部から画像データが入力された時、その画像デ
    ータがイメージデータか否かを判別し、イメージデータ
    であればそのまま前記画像描画制御手段へ送出する手段
    を設けたことを特徴とする画像描画装置。
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