JP2854064B2 - Ic素子搬送方向転換方法 - Google Patents

Ic素子搬送方向転換方法

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JP2854064B2 JP2004096A JP409690A JP2854064B2 JP 2854064 B2 JP2854064 B2 JP 2854064B2 JP 2004096 A JP2004096 A JP 2004096A JP 409690 A JP409690 A JP 409690A JP 2854064 B2 JP2854064 B2 JP 2854064B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はIC(半導体集積回路)素子の試験のため
に、IC素子を蓄積部から自然落下搬送により測定部に導
き、測定部での試験が終了したIC素子を収納部に収納す
るIC搬送装置に適用され、複数のIC素子が順次接して蓄
積用トラックに一時たくわえられ、その蓄積用トラック
の下端に上端が連接されて回動自在に設けられた方向転
換用レールに、自然落下により一個のIC素子が送られる
と、これがセンサで検出され、その後、方向転換用レー
ルを回動して後段レールへIC素子を送るようにしたIC素
子搬送方向転換方法に関する。
「従来の技術」 第2図Aに示すようにIC素子供給部(図示せず)から
IC素子11が蓄積用トラック12に分配供給される。蓄積用
トラック12は上から下に傾斜しており、IC素子11は自然
落下により蓄積用トラック12で搬送される。この場合IC
素子11が飛び出さないように蓄積用トラック12の上面と
対向してルーフ13が設けられている。第2図Aには示し
てないが、蓄積用トラック12へIC素子11を送る前に、蓄
積用トラック12の下端のストッパ14が突出されてあり、
ストッパ14でIC素子11が受け止められ、IC素子11が順次
接して蓄積用トラック12上に並び、満杯になるまで一時
たくわえられる。
蓄積用トラック12の下端と上端が連接して方向転換用
レール15が回動自在に設けられ、方向転換用レール15は
蓄積用トラック12の延長線上の回動位置と、鉛直状態の
回動位置とをとることができる。方向転換用レール15の
下端と上端が連接して後段レールとして測定用レール16
が垂直に設けられている。
蓄積用トラック12にIC素子11が満杯になると、ストッ
パ14を解除し(引き込め)、IC素子11は自然落下で方向
転換用レール15上に滑走し、方向転換用レール15上に一
個のIC素子11が第2図Aに示すように送られて来ると、
光学センサ17がこれを検出し、引っかかりがないことを
確認し、わずかの待ち時間を経て、そのIC素子11が方向
転換用レール15のストッパ18に達した状態となってか
ら、第2図Bに示すように方向転換用レール15を鉛直に
回動し、そのストッパ18を引き込め、方向転換用レール
15上のIC素子を測定用レール16へ送る。蓄積用トラック
12のストッパ14は引き込めたまゝであって、方向転換用
レール15の上端に取り付けた受け片19により蓄積用トラ
ック12からIC素子11が落下するのを防止している。以
後、方向転換用レール15を元の回動位置に戻すと、蓄積
用トラック12からIC素子11が自動的に方向転換用レール
15に流れ込み、上述と同様に一個のIC素子11が方向転換
用レール15に達すると、方向転換用レール15を鉛直にし
てその上のIC素子を測定レール16へ送ることを繰り返
す。
「発明が解決しようとする課題」 IC素子11が特に生産したばかりのもの(バージンデバ
イス)の場合は、IC素子のパッケージ(本体)の周縁に
ばりが出ているため、第3図に示すように、方向転換用
レール15上のIC素子11のばり21の上に、蓄積用トラック
12の最下端部上のIC素子11のばり21が重なった場合に、
方向転換用レール15を鉛直状態に回動させようとして
も、IC素子11のばり21どうしの引っかかりにより回動で
きないことが生じたり、IC素子11を破損したりすること
があった。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば一個のIC素子が方向転換用レール上
に送られて来たことをセンサが検出すると、蓄積用トラ
ックの下端に位置しているIC素子をルーフに押し付け、
その後、方向転換用レールを鉛直状態に回動する。
「実施例」 第1図に第2図と対応する部分に同一符号を付けてこ
の発明の実施例を示す。第1図には示していないが、蓄
積用トラック12のストッパ14を突出させた状態で蓄積用
トラック12にIC素子11を供給し、蓄積用行トラック12に
IC素子11が満杯となると、方向転換用レール15を利用し
てIC素子11を一個ずつ後段レール16(図示せず)へ送る
ことが開始される。つまり、ストッパ14を解除し、蓄積
用トラック12からIC素子11が自然落下で方向転換用レー
ル15へ流れ、センサ(図示せず)が方向転換用レール15
上に一個のIC素子11が来たことを検出すると、つまり引
っかかりなくIC素子11が流れたことを確認すると、その
IC素子11が方向転換用レール15のストッパ18(図示せ
ず)に十分達するに必要なわずかの待ち時間を置いて、
この発明では蓄積用トラック12のストッパ14を突出さ
せ、第1図Aに示すように蓄積用トラック12の最下端の
IC素子11をルーフ13に押し付ける。この結果、その最下
端のIC素子11は蓄積用トラック12の上面より押し上げら
れ、その最下端のIC素子11のばり21は方向転換用レール
15上のIC素子11のばり21から外れる。ストッパ14に対す
る突出指令を出してから実際にストッパ14がIC素子11を
ルーフ13に押し付けるに十分な待ち時間の後、第1図B
に示すように方向転換用レール15を回動して鉛直状態と
し、方向転換用レール15上のIC素子11を後段レール16
(図示せず)へ自然落下により送る。この鉛直状態への
回動の際に最下端のIC素子が方向転換用レール上のIC素
子から離されているため、ばり21どうしが係合すること
なく、確実に回動が行われる。その後、第1図Cに示す
ようにストッパ14を引き込め、次に図に示してないが方
向転換用レール15を元の位置に戻す。この結果、再び蓄
積用トラック12からIC素子11が方向転換用レール15上に
流れ、その一個のIC素子が方向転換用レール15上に達す
るとこれをセンサが検出し、待ち時間の後、第1図Aに
示すようにストッパ14により最下端のIC素子11をルーフ
13へ押し付け、以後、先と同様の動作を繰り返す。
なお、第1図Bに示す状態から方向転換用レール15上
のIC素子11を後段レールに送った後、第1図Cの状態と
することなく、つまり、ストッパ14でIC素子11をルーフ
13に押し続けた状態で、方向転換用レール15を元の位置
に戻し、つまり蓄積用トラック12の延長線上に一致さ
せ、その後、ストッパ14を引き込めてもよい。このよう
にする場合は、方向転換用レール15の受け片19を省略す
ることができる。前述したこの発明のシーケンスはピン
の形式がSOP,SOJ,DIPのIC素子の場合に有効であり、ZI
P,PLCCなどのピン形式のIC素子の場合は、従来と同様
に、蓄積用トラックからIC素子を一個ずつ後段レールへ
供給することを開始するとストッパ14は引き込めたまゝ
とした方がよい。従って、搬送するIC素子の形式に応じ
てこの発明の方法と、従来の方法とを選択できるように
しておけばよい。また方向転換用レールを鉛直状態に回
動する直前に、ストッパ14を複数回、出入りさせると、
複雑にばりが重なり合っている場合にも、有効に離すこ
とができる。
「発明の効果」 以上述べたように、この発明によればIC素子を後段レ
ールに送るための方向転換用レールの回動動作の直前に
蓄積用トラックの最下端のIC素子をストッパでルーフに
押し付けるため、その最下端のIC素子と方向転換用レー
ル上のIC素子とが離され、これらが係合することなく、
方向転換用レールを確実に回動することができ、またIC
素子を破損するおそれもない。更に、このために従来よ
り設けられているストッパ14を利用し、特に装置を改良
したり、部品を付けたりする必要がなく、ただシーケス
をかえるだけでよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法のシーケンスの一部を示す側面
図、第2図は従来の方法のシーケンスの一部を示す側面
図、第3図は従来の方法による隣接IC素子の係合の問題
を示す側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/66 G01R 31/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上から下に傾斜した蓄積用トラックに複数
    のIC素子が順次接して一時たくわえられ、その蓄積用ト
    ラックの下端に上端が連接されて方向転換用レールが回
    動自在に配され、その方向転換用レールに、上記蓄積用
    トラックから自然落下により一個のIC素子が送られたこ
    とをセンサで検出し、その後上記方向転換用レールを回
    動してその方向転換用レール上のIC素子を後段レールへ
    送るようにしたIC素子搬送方向転換方法において、 上記センサがIC素子を検出した後、上記蓄積用トラック
    の下端に位置しているIC素子をストッパにより上記蓄積
    用トラックと対向したルーフに押し付け、 その後、上記方向転換用レールを回動してその方向転換
    用レール上のIC素子を後段レールへ送るようにしたこと
    を特徴とするIC素子搬送方向転換方法。
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