JP2853440B2 - 2輪自動車のエアロブレーキ - Google Patents
2輪自動車のエアロブレーキInfo
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- JP2853440B2 JP2853440B2 JP5224192A JP5224192A JP2853440B2 JP 2853440 B2 JP2853440 B2 JP 2853440B2 JP 5224192 A JP5224192 A JP 5224192A JP 5224192 A JP5224192 A JP 5224192A JP 2853440 B2 JP2853440 B2 JP 2853440B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2輪自動車のエアロブレ
ーキに係り、特に、制動時の空気抵抗を大きくするため
の2輪自動車のエアロブレーキに関する。
ーキに係り、特に、制動時の空気抵抗を大きくするため
の2輪自動車のエアロブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック等の車両の下部側方をサ
イドスカートにより覆って走行時の空気抵抗を小さくす
る技術が知られており、その一実施例が実開昭62−1
37174号に示されている。
イドスカートにより覆って走行時の空気抵抗を小さくす
る技術が知られており、その一実施例が実開昭62−1
37174号に示されている。
【0003】図7に示される如く、この従来技術では、
車体70の側板72に、車体70の下部側方を覆うサイ
ドスカート74が上下動可能に案内支持されており、こ
のサイドスカート74は駆動装置75によって上下動さ
れるようになっている。
車体70の側板72に、車体70の下部側方を覆うサイ
ドスカート74が上下動可能に案内支持されており、こ
のサイドスカート74は駆動装置75によって上下動さ
れるようになっている。
【0004】また、駆動装置75は、車体70の走行状
態と路面の状況を検知するセンサの信号に応じて制御装
置によって所定の作動が行われるようになっている。こ
れによって、サイドスカート74の路面との干渉を防止
し、サイドスカート74の保護をはかりつつ、サイドス
カート74によって走行時の空気抵抗を最大限に減ずる
ようになっている。
態と路面の状況を検知するセンサの信号に応じて制御装
置によって所定の作動が行われるようになっている。こ
れによって、サイドスカート74の路面との干渉を防止
し、サイドスカート74の保護をはかりつつ、サイドス
カート74によって走行時の空気抵抗を最大限に減ずる
ようになっている。
【0005】一方、走行時の空気抵抗を極めて小さくし
た車体として、前後2輪を走行用主輪とし、フロントボ
デー及びサイドボデーを流線型とした2輪自動車を考え
た場合に、この2輪自動車では、前輪の後部と後輪の後
部に発生する渦流によって車体下面の気流が乱れ、車体
後部の上部、側部、下部各面間の流速及び圧力バランス
が崩れ、これによって車体後部に発生する渦流による空
気抵抗の割合が極めて大きい。このため、これら前後2
輪を、前記サイドスカートの様なタイヤカバーで覆うと
共にバックエンドパネルを水平方向から60°以上下方
へ傾斜させて、渦流を弱くし空気抵抗を小さくすること
が考えられる。
た車体として、前後2輪を走行用主輪とし、フロントボ
デー及びサイドボデーを流線型とした2輪自動車を考え
た場合に、この2輪自動車では、前輪の後部と後輪の後
部に発生する渦流によって車体下面の気流が乱れ、車体
後部の上部、側部、下部各面間の流速及び圧力バランス
が崩れ、これによって車体後部に発生する渦流による空
気抵抗の割合が極めて大きい。このため、これら前後2
輪を、前記サイドスカートの様なタイヤカバーで覆うと
共にバックエンドパネルを水平方向から60°以上下方
へ傾斜させて、渦流を弱くし空気抵抗を小さくすること
が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この2
輪自動車においては、ボデー全体の空気抵抗が極めて小
さいため、空気抵抗による減速効果が殆ど無く、減速
時、例えば、制動時に制動距離が長くなるという不具合
がある。一方、空気抵抗による減速効果を高めるため
に、車体の一部にエアロブレーキを設けることが考えら
れるが、この場合には、エアロブレーキを設けることに
よって車体重量が増加するという不具合がある。
輪自動車においては、ボデー全体の空気抵抗が極めて小
さいため、空気抵抗による減速効果が殆ど無く、減速
時、例えば、制動時に制動距離が長くなるという不具合
がある。一方、空気抵抗による減速効果を高めるため
に、車体の一部にエアロブレーキを設けることが考えら
れるが、この場合には、エアロブレーキを設けることに
よって車体重量が増加するという不具合がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、車体重量を増
加させることなく、制動距離を短くすることができる2
輪自動車のエアロブレーキを得ることを目的とする。
加させることなく、制動距離を短くすることができる2
輪自動車のエアロブレーキを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
2輪自動車のエアロブレーキは、前後2輪を走行用主輪
としフロントボデー及びサイドボデーが流線型とされた
2輪自動車のエアロブレーキにおいて、ボデーに上下動
可能に支持されボデーから露出する前後2輪を覆うタイ
ヤカバー本体と、このタイヤカバー本体を上下動させる
駆動手段と、ボデー後端部に前端部を揺動中心として上
下方向へ揺動可能に支持されたバックエンドパネルと、
このバックエンドパネルを水平方向から下方へ60°以
上傾斜された下方位置とこの下方位置から上方へ揺動し
た上方位置とに揺動させる揺動手段と、車体の減速を検
知する減速検知手段と、この減速検知手段によって車体
の減速が検知された場合に前記駆動手段を作動させ前記
タイヤカバー本体の位置を上方へ移すとともに前記バッ
クエンドパネルを上方位置へ揺動させる制御手段と、を
備えたことを特徴としている。
2輪自動車のエアロブレーキは、前後2輪を走行用主輪
としフロントボデー及びサイドボデーが流線型とされた
2輪自動車のエアロブレーキにおいて、ボデーに上下動
可能に支持されボデーから露出する前後2輪を覆うタイ
ヤカバー本体と、このタイヤカバー本体を上下動させる
駆動手段と、ボデー後端部に前端部を揺動中心として上
下方向へ揺動可能に支持されたバックエンドパネルと、
このバックエンドパネルを水平方向から下方へ60°以
上傾斜された下方位置とこの下方位置から上方へ揺動し
た上方位置とに揺動させる揺動手段と、車体の減速を検
知する減速検知手段と、この減速検知手段によって車体
の減速が検知された場合に前記駆動手段を作動させ前記
タイヤカバー本体の位置を上方へ移すとともに前記バッ
クエンドパネルを上方位置へ揺動させる制御手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の2輪自動車のエアロブ
レーキでは、ボデーから露出する前後2輪を覆うタイヤ
カバー本体がボデーに上下動可能に支持されており、バ
ックエンドパネルがボデー後端部に前端部を揺動中心と
して上下方向へ揺動可能に支持されている。また、車体
の減速を減速検知手段によって検知している。減速検知
手段によって検知された車体の減速は制御手段に入力さ
れており、制御手段は車体の減速が検知された場合に、
駆動手段を作動させタイヤカバー本体の位置を上方へ移
すとともに、揺動手段を作動させバックエンドパネルを
上方位置へ揺動させる。
レーキでは、ボデーから露出する前後2輪を覆うタイヤ
カバー本体がボデーに上下動可能に支持されており、バ
ックエンドパネルがボデー後端部に前端部を揺動中心と
して上下方向へ揺動可能に支持されている。また、車体
の減速を減速検知手段によって検知している。減速検知
手段によって検知された車体の減速は制御手段に入力さ
れており、制御手段は車体の減速が検知された場合に、
駆動手段を作動させタイヤカバー本体の位置を上方へ移
すとともに、揺動手段を作動させバックエンドパネルを
上方位置へ揺動させる。
【0010】このため、減速時に、前輪の後部と後輪の
後部とに発生する渦流と、ボデー後部に発生する渦流と
による空気抵抗が大きくなり、減速効果が向上する。例
えば、制動時には、この空気抵抗によって制動距離を短
くすることができる。また、エアロブレーキを別部材と
してボデーに設ける必要が無く、車体重量が増加するこ
とも無い。
後部とに発生する渦流と、ボデー後部に発生する渦流と
による空気抵抗が大きくなり、減速効果が向上する。例
えば、制動時には、この空気抵抗によって制動距離を短
くすることができる。また、エアロブレーキを別部材と
してボデーに設ける必要が無く、車体重量が増加するこ
とも無い。
【0011】
【実施例】本発明の2輪自動車のエアロブレーキの一実
施例について図1〜図5に従って説明する。なお、図中
矢印UPは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前方方
向を示す。
施例について図1〜図5に従って説明する。なお、図中
矢印UPは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前方方
向を示す。
【0012】図3に示される如く、2輪自動車のボデー
10のフロントボデー10A及びサイドボデー10Bは
流線型とされている。
10のフロントボデー10A及びサイドボデー10Bは
流線型とされている。
【0013】図4に示される如く、ボデー10の後端部
には略三角形状の開口部11が形成されており、この開
口部11を閉塞する位置には、バックエンドパネル16
が軸15によって、揺動可能に軸支されている。
には略三角形状の開口部11が形成されており、この開
口部11を閉塞する位置には、バックエンドパネル16
が軸15によって、揺動可能に軸支されている。
【0014】図2に示される如く、バックエンドパネル
16は軸15を揺動中心として、図2の時計回転方向
(図2の矢印A方向)と図2の反時計回転方向(図2の
矢印B方向)とへ揺動可能に軸支されている。バックエ
ンドパネル16の内側面16Aには、車体後部に車体後
側上方へ向けて設けられた揺動手段の一部としてのダン
パ17のロッド17Aの先端部が回動可能に取付けられ
ている。また、ロッド17Aには、ワイヤ19の一端が
連結されており、このワイヤ19の他端は揺動手段の他
の一部としてのステッピングモータ21の回転軸に固定
されたプーリ23に固定されている。
16は軸15を揺動中心として、図2の時計回転方向
(図2の矢印A方向)と図2の反時計回転方向(図2の
矢印B方向)とへ揺動可能に軸支されている。バックエ
ンドパネル16の内側面16Aには、車体後部に車体後
側上方へ向けて設けられた揺動手段の一部としてのダン
パ17のロッド17Aの先端部が回動可能に取付けられ
ている。また、ロッド17Aには、ワイヤ19の一端が
連結されており、このワイヤ19の他端は揺動手段の他
の一部としてのステッピングモータ21の回転軸に固定
されたプーリ23に固定されている。
【0015】従って、図2に示される如く、ステッピン
グモータ21が所定方向へ所定回転数回転した場合に
は、プーリ23がワイヤ19を緩める方向へ回転し、ダ
ンパ17の反発力によって、バックエンドパネル16が
矢印A方向へ揺動して、ボデー10の後部上面10Cに
沿った上方位置(図2の実線の位置)となる。また、ス
テッピングモータ21が逆方向へ所定回転数回転した場
合には、プーリ23がワイヤ19を巻き取る方向へ回転
し、ワイヤ19の引張力によってバックエンドパネル1
6が矢印B方向へ揺動し、水平方向から下方へ60°以
上(図2の角度δ)傾斜した下方位置(図2の想像線の
位置)となる。
グモータ21が所定方向へ所定回転数回転した場合に
は、プーリ23がワイヤ19を緩める方向へ回転し、ダ
ンパ17の反発力によって、バックエンドパネル16が
矢印A方向へ揺動して、ボデー10の後部上面10Cに
沿った上方位置(図2の実線の位置)となる。また、ス
テッピングモータ21が逆方向へ所定回転数回転した場
合には、プーリ23がワイヤ19を巻き取る方向へ回転
し、ワイヤ19の引張力によってバックエンドパネル1
6が矢印B方向へ揺動し、水平方向から下方へ60°以
上(図2の角度δ)傾斜した下方位置(図2の想像線の
位置)となる。
【0016】図4に示される如く、バックエンドパネル
16の内側面16Aの上端縁部を除く外周部には、折り
畳み可能とされたシート25の一辺25Aが固定されて
おり、このシート25の他方の辺25Bは開口部11の
内周部に固定されている。
16の内側面16Aの上端縁部を除く外周部には、折り
畳み可能とされたシート25の一辺25Aが固定されて
おり、このシート25の他方の辺25Bは開口部11の
内周部に固定されている。
【0017】従って、バックエンドパネル16が上方位
置となった場合には、バックエンドパネル16と開口部
11との間が、シート25によって塞がれ、この部位か
らボデー10内に空気が侵入しないようになっている。
置となった場合には、バックエンドパネル16と開口部
11との間が、シート25によって塞がれ、この部位か
らボデー10内に空気が侵入しないようになっている。
【0018】ステッピングモータ21は制御手段として
の制御回路40に接続されており、制御回路40はブレ
ーキペダル47を踏んだ時にオンされる減速検知手段と
してのブレーキペダルスイッチ48に接続されている。
の制御回路40に接続されており、制御回路40はブレ
ーキペダル47を踏んだ時にオンされる減速検知手段と
してのブレーキペダルスイッチ48に接続されている。
【0019】図2に示される如く、2輪自動車のボデー
10には前輪12と後輪14とが設けられており、2輪
自動車はこれらの前後2輪を走行用主輪としている。
10には前輪12と後輪14とが設けられており、2輪
自動車はこれらの前後2輪を走行用主輪としている。
【0020】また、サイドボデー10Bの下部には、左
右にそれぞれ補助輪18が設けられており、これらの補
助輪18は、サイドボデー10Bに車体前後方向に沿っ
て形成された格納凹部20に格納可能とされている。即
ち、補助輪18は速度が所定速度以上となった場合に、
格納凹部20に格納され、速度が所定速度未満、又は停
止状態では、図3に示される如く、補助輪18が格納凹
部20から出て接地し、ボデー10が左右に揺動するの
を防止している。
右にそれぞれ補助輪18が設けられており、これらの補
助輪18は、サイドボデー10Bに車体前後方向に沿っ
て形成された格納凹部20に格納可能とされている。即
ち、補助輪18は速度が所定速度以上となった場合に、
格納凹部20に格納され、速度が所定速度未満、又は停
止状態では、図3に示される如く、補助輪18が格納凹
部20から出て接地し、ボデー10が左右に揺動するの
を防止している。
【0021】前輪12及び後輪14には、前輪12及び
後輪14を一体的に覆うタイヤカバー本体22が設けら
れている。
後輪14を一体的に覆うタイヤカバー本体22が設けら
れている。
【0022】図5に示される如く、タイヤカバー本体2
2の車体上方から見た形状は、前端部22Aと後端部2
2Bとが、それぞれ舳先状とされており、前端部22A
と後端部22Bとの中間部22Cは、前輪12及び後輪
14のタイヤ幅W1より広い幅W2の一定幅とされてい
る。
2の車体上方から見た形状は、前端部22Aと後端部2
2Bとが、それぞれ舳先状とされており、前端部22A
と後端部22Bとの中間部22Cは、前輪12及び後輪
14のタイヤ幅W1より広い幅W2の一定幅とされてい
る。
【0023】タイヤカバー本体22の前端部22Aと中
間部22Cとの境界部の外壁部には、車体上下方向に延
びる一対のガイド24が設けられており、これらのガイ
ド24はそれぞれ、ボデー10側に車体上下方向に沿っ
て固定された断面コ字状のガイドレール26内に車体上
下方向へ移動可能に挿入されている。また、タイヤカバ
ー本体22の後端部22Bと中間部22Cとの境界部の
外壁部には、車体上下方向に延びる一対のガイド28が
設けられており、これらのガイド28はそれぞれ、ボデ
ー10側に車体上下方向に沿って固定された断面コ字状
のガイドレール30内に車体上下方向へ移動可能に挿入
されている。
間部22Cとの境界部の外壁部には、車体上下方向に延
びる一対のガイド24が設けられており、これらのガイ
ド24はそれぞれ、ボデー10側に車体上下方向に沿っ
て固定された断面コ字状のガイドレール26内に車体上
下方向へ移動可能に挿入されている。また、タイヤカバ
ー本体22の後端部22Bと中間部22Cとの境界部の
外壁部には、車体上下方向に延びる一対のガイド28が
設けられており、これらのガイド28はそれぞれ、ボデ
ー10側に車体上下方向に沿って固定された断面コ字状
のガイドレール30内に車体上下方向へ移動可能に挿入
されている。
【0024】従って、タイヤカバー本体22はボデー1
0に対して上下方向へ移動可能とされている。
0に対して上下方向へ移動可能とされている。
【0025】また、タイヤカバー本体22の中間部22
Cの車体前後方向略中央部の外壁部には、ブラケット3
2が設けられている。このブラケット32には、車体上
方へ向けて駆動手段の一部を構成するラック34が立設
されている。
Cの車体前後方向略中央部の外壁部には、ブラケット3
2が設けられている。このブラケット32には、車体上
方へ向けて駆動手段の一部を構成するラック34が立設
されている。
【0026】図1に示される如く、ボデー10には、駆
動手段の他の一部を構成するステッピングモータ36が
配設されている。このステッピングモータ36の出力軸
はギアボックス38を介してラック34に連動されてお
り、ステッピングモータ36が所定方向に所定回転数回
転すると、ラック34が上方へ所定量移動して、タイヤ
カバー本体22を上昇位置(図1の想像線の位置)とす
るようになっている。なお、上昇位置でのタイヤカバー
本体22の下端部22Aの位置は、前輪12の回転軸P
から上方へ大きく隔たっている。また、ステッピングモ
ータ36が逆方向に所定回転数回転すると、ラック34
が下方へ所定量移動して、タイヤカバー本体22を下降
位置(図1の実線の位置)とするようになっている。
動手段の他の一部を構成するステッピングモータ36が
配設されている。このステッピングモータ36の出力軸
はギアボックス38を介してラック34に連動されてお
り、ステッピングモータ36が所定方向に所定回転数回
転すると、ラック34が上方へ所定量移動して、タイヤ
カバー本体22を上昇位置(図1の想像線の位置)とす
るようになっている。なお、上昇位置でのタイヤカバー
本体22の下端部22Aの位置は、前輪12の回転軸P
から上方へ大きく隔たっている。また、ステッピングモ
ータ36が逆方向に所定回転数回転すると、ラック34
が下方へ所定量移動して、タイヤカバー本体22を下降
位置(図1の実線の位置)とするようになっている。
【0027】このステッピングモータ36は制御回路4
0に連結されている。この制御回路40は、車速を検出
する車速検出手段としての速度センサ42に接続されて
いる。
0に連結されている。この制御回路40は、車速を検出
する車速検出手段としての速度センサ42に接続されて
いる。
【0028】制御回路40は、マイクロコンピュータを
備えており、速度センサ42によって検出された車速と
に基づいて、ステッピングモータ36の回転方向と回転
角度を算出し、この算出データに基づいてステッピング
モータ36を回転制御するようになっている。また、制
御回路40は、前記ブレーキペダルスイッチ48がオン
された場合に、ステッピングモータ36を所定回転数回
転させタイヤカバー本体22を上昇位置(図1の想像線
の位置)とするとともに、ステッピングモータ21を所
定方向へ所定回転数回転させバックエンドパネル16を
上方位置(図2の実線の位置)とするようになってい
る。
備えており、速度センサ42によって検出された車速と
に基づいて、ステッピングモータ36の回転方向と回転
角度を算出し、この算出データに基づいてステッピング
モータ36を回転制御するようになっている。また、制
御回路40は、前記ブレーキペダルスイッチ48がオン
された場合に、ステッピングモータ36を所定回転数回
転させタイヤカバー本体22を上昇位置(図1の想像線
の位置)とするとともに、ステッピングモータ21を所
定方向へ所定回転数回転させバックエンドパネル16を
上方位置(図2の実線の位置)とするようになってい
る。
【0029】また、制御回路40には、タイヤカバー本
体22が下降位置か否かを検出するための位置検出スイ
ッチ46が接続されている。この位置検出スイッチ46
は、ボデー10の下部に設けられており、タイヤカバー
本体22が下降位置となった場合にオンするようになっ
ている。
体22が下降位置か否かを検出するための位置検出スイ
ッチ46が接続されている。この位置検出スイッチ46
は、ボデー10の下部に設けられており、タイヤカバー
本体22が下降位置となった場合にオンするようになっ
ている。
【0030】次に、本実施例の作用を図6のフローチャ
ートに基づいて説明する。本実施例の2輪自動車のタイ
ヤカバーでは、ボデー10から露出する前輪12と後輪
14を覆うタイヤカバー本体22がボデー10に上下動
可能に支持されており、バックエンドパネル16がボデ
ー10の後端部に前端部を揺動中心として上下方向へ揺
動可能に支持されている。また、車速を車速センサ42
によって検出しており、減速をブレーキペダルスイッチ
48によって検知している。また、車速センサ42によ
って検出された車速と、ブレーキペダルスイッチ48の
オンオフ状態は、それぞれ制御回路40に入力されてい
る。
ートに基づいて説明する。本実施例の2輪自動車のタイ
ヤカバーでは、ボデー10から露出する前輪12と後輪
14を覆うタイヤカバー本体22がボデー10に上下動
可能に支持されており、バックエンドパネル16がボデ
ー10の後端部に前端部を揺動中心として上下方向へ揺
動可能に支持されている。また、車速を車速センサ42
によって検出しており、減速をブレーキペダルスイッチ
48によって検知している。また、車速センサ42によ
って検出された車速と、ブレーキペダルスイッチ48の
オンオフ状態は、それぞれ制御回路40に入力されてい
る。
【0031】図6(A)に示される如く、制御回路40
は車速センサ42によって検出された車速Vを読み込み
(ステップ100)、位置検出スイッチ46のオン、オ
フを読み込む(ステップ102)。次に、制御回路40
は、位置検出スイッチ46がオンの場合は、タイヤカバ
ー本体22が下降位置にあると判断し、位置検出スイッ
チ46がオフの場合は、タイヤカバー本体22が下降位
置にないと判断する(ステップ104)。
は車速センサ42によって検出された車速Vを読み込み
(ステップ100)、位置検出スイッチ46のオン、オ
フを読み込む(ステップ102)。次に、制御回路40
は、位置検出スイッチ46がオンの場合は、タイヤカバ
ー本体22が下降位置にあると判断し、位置検出スイッ
チ46がオフの場合は、タイヤカバー本体22が下降位
置にないと判断する(ステップ104)。
【0032】タイヤカバー本体22が下降位置にないと
判断すると、車速センサ42によって検出された車速V
が所定値V0 より速いか否かを判断し(ステップ10
6)し、車速Vが所定値V0 より速い場合には、ステッ
ピングモータ36を所定方向に所定回転数回転させる。
これによって、ラック34が下方へ所定量移動して、一
体的にタイヤカバー本体22が下降して下降位置(図1
の実線の位置)となり(ステップ108)、位置検出ス
イッチ46がオンとなる。
判断すると、車速センサ42によって検出された車速V
が所定値V0 より速いか否かを判断し(ステップ10
6)し、車速Vが所定値V0 より速い場合には、ステッ
ピングモータ36を所定方向に所定回転数回転させる。
これによって、ラック34が下方へ所定量移動して、一
体的にタイヤカバー本体22が下降して下降位置(図1
の実線の位置)となり(ステップ108)、位置検出ス
イッチ46がオンとなる。
【0033】このため、前後輪による空気抵抗を小さく
することができ、車体全体の空気抵抗を大幅に低減する
ことができる。なお、バックエンドパネル16の通常位
置は、車体後部の空気抵抗を最も小さくする下方位置と
なっており、車速Vによって揺動することはない。
することができ、車体全体の空気抵抗を大幅に低減する
ことができる。なお、バックエンドパネル16の通常位
置は、車体後部の空気抵抗を最も小さくする下方位置と
なっており、車速Vによって揺動することはない。
【0034】一方、タイヤカバー本体22が下降位置に
あり、位置検出スイッチ46がオンとなっている場合に
は、制御回路40は、車速センサ42によって検出され
た車速Vが所定値V0 以下か否かを判断し(ステップ1
10)し、車速Vが所定値V 0 以下の場合には、ステッ
ピングモータ36を逆方向に所定回転数回転させる。こ
れによって、ラック34が上方へ所定量移動して、一体
的にタイヤカバー本体22が上昇して上昇位置(図1の
想像線の位置)となる(ステップ112)。このため、
起伏が大きい路面を低速度で走行する場合にタイヤカバ
ー本体22と路面との干渉を防止することができる。
あり、位置検出スイッチ46がオンとなっている場合に
は、制御回路40は、車速センサ42によって検出され
た車速Vが所定値V0 以下か否かを判断し(ステップ1
10)し、車速Vが所定値V 0 以下の場合には、ステッ
ピングモータ36を逆方向に所定回転数回転させる。こ
れによって、ラック34が上方へ所定量移動して、一体
的にタイヤカバー本体22が上昇して上昇位置(図1の
想像線の位置)となる(ステップ112)。このため、
起伏が大きい路面を低速度で走行する場合にタイヤカバ
ー本体22と路面との干渉を防止することができる。
【0035】また、車速Vが所定値V0 を超えている状
態、即ち、タイヤカバー本体22が下降位置にある状態
で、減速した場合、例えば、ブレーキペダル47が踏ま
れ、ブレーキペダルスイッチ48がオンされた場合に
は、制御回路40は、図6(B)に示される割り込み処
理を行う。
態、即ち、タイヤカバー本体22が下降位置にある状態
で、減速した場合、例えば、ブレーキペダル47が踏ま
れ、ブレーキペダルスイッチ48がオンされた場合に
は、制御回路40は、図6(B)に示される割り込み処
理を行う。
【0036】即ち、制御回路40は、ブレーキペダルス
イッチ48がオンされると、ステッピングモータ21を
所定方向へ所定回転数回転する。これによってプーリ2
3がワイヤ19を緩める方向へ回転し、ダンパ17の反
発力によって、バックエンドパネル16が図2の矢印A
方向へ揺動し、上方位置(図2の実線の位置)となる。
これとともに、制御回路40は、ステッピングモータ3
6を逆方向に所定回転数回転する。これによって、タイ
ヤカバー本体22が上昇位置(図1の想像線の位置)と
なる(ステップ200)。
イッチ48がオンされると、ステッピングモータ21を
所定方向へ所定回転数回転する。これによってプーリ2
3がワイヤ19を緩める方向へ回転し、ダンパ17の反
発力によって、バックエンドパネル16が図2の矢印A
方向へ揺動し、上方位置(図2の実線の位置)となる。
これとともに、制御回路40は、ステッピングモータ3
6を逆方向に所定回転数回転する。これによって、タイ
ヤカバー本体22が上昇位置(図1の想像線の位置)と
なる(ステップ200)。
【0037】従って、減速時に、前輪12の後部と後輪
14の後部とに発生する渦流と、ボデー10の後部に発
生する渦流とによる空気抵抗が大きくなり、減速効果が
向上する。例えば、制動時には、この空気抵抗によって
制動距離を短くすることができる。また、エアロブレー
キを別部材としてボデー10に設ける必要が無く、車体
重量が増加することも無い。
14の後部とに発生する渦流と、ボデー10の後部に発
生する渦流とによる空気抵抗が大きくなり、減速効果が
向上する。例えば、制動時には、この空気抵抗によって
制動距離を短くすることができる。また、エアロブレー
キを別部材としてボデー10に設ける必要が無く、車体
重量が増加することも無い。
【0038】また、制御回路40は、ブレーキペダルス
イッチ48がオンされた後、所定時間が経過したか否か
を判断し(ステップ202)、所定時間が経過した場合
には、即ち、充分に減速された場合、又は停止した場合
には、ステッピングモータ21を逆方向へ所定回転数回
転する。これによってプーリ23がワイヤ19を巻き取
る方向へ回転し、ワイヤ19の引張力によって、バック
エンドパネル16が図2の矢印B方向へ揺動し、下方位
置(図2の想像線の位置)となる。
イッチ48がオンされた後、所定時間が経過したか否か
を判断し(ステップ202)、所定時間が経過した場合
には、即ち、充分に減速された場合、又は停止した場合
には、ステッピングモータ21を逆方向へ所定回転数回
転する。これによってプーリ23がワイヤ19を巻き取
る方向へ回転し、ワイヤ19の引張力によって、バック
エンドパネル16が図2の矢印B方向へ揺動し、下方位
置(図2の想像線の位置)となる。
【0039】なお、本実施例では、位置検出スイッチ4
6を設けタイヤカバー本体22が下降位置に有るか否か
を検出したが、位置検出スイッチ46を無くし、ステッ
ピングモータ36の回転方向を記憶しておき、これから
タイヤカバー本体22が下降位置に有るか、上昇位置に
有るかを判断するようにしても良い。また、本実施例で
は、ステッピングモータ36とラック34とによって、
タイヤカバー本体22を上下動させたが、タイヤカバー
本体22の駆動手段は、これらに限定されずリンク機構
等の他も機構としても良い。
6を設けタイヤカバー本体22が下降位置に有るか否か
を検出したが、位置検出スイッチ46を無くし、ステッ
ピングモータ36の回転方向を記憶しておき、これから
タイヤカバー本体22が下降位置に有るか、上昇位置に
有るかを判断するようにしても良い。また、本実施例で
は、ステッピングモータ36とラック34とによって、
タイヤカバー本体22を上下動させたが、タイヤカバー
本体22の駆動手段は、これらに限定されずリンク機構
等の他も機構としても良い。
【0040】また、本実施例では、ステッピングモータ
21とワイヤ19とダンパ17とによって、バックエン
ドパネル16を揺動させたが、バックエンドパネル16
の揺動手段は、これらに限定されずリンク機構等の他も
機構としても良い。また、本実施例では、バックエンド
パネル16をブレーキペダルスイッチ48のオンによっ
て上方位置へ揺動させたが、ブレーキペダルスイッチ4
8に代えて、減速度センサ、又は速度の減少率を算出す
る装置を減速検知手段としても良い。また、本実施例で
は、ブレーキペダルスイッチ48をオンした後、所定時
間後にバックエンドパネル16を下方位置に戻すように
したが、バックエンドパネル16を下方位置に戻す方法
は、これに限定されず、車速が所定値以下となった場合
に下方位置に戻すようにしても良い。
21とワイヤ19とダンパ17とによって、バックエン
ドパネル16を揺動させたが、バックエンドパネル16
の揺動手段は、これらに限定されずリンク機構等の他も
機構としても良い。また、本実施例では、バックエンド
パネル16をブレーキペダルスイッチ48のオンによっ
て上方位置へ揺動させたが、ブレーキペダルスイッチ4
8に代えて、減速度センサ、又は速度の減少率を算出す
る装置を減速検知手段としても良い。また、本実施例で
は、ブレーキペダルスイッチ48をオンした後、所定時
間後にバックエンドパネル16を下方位置に戻すように
したが、バックエンドパネル16を下方位置に戻す方法
は、これに限定されず、車速が所定値以下となった場合
に下方位置に戻すようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の2輪自動車の
エアロブレーキによれば、ボデーに上下動可能に支持さ
れボデーから露出する前後2輪を覆うタイヤカバー本体
と、このタイヤカバー本体を上下動させる駆動手段と、
ボデー後端部に前端部を揺動中心として上下方向へ揺動
可能に支持されたバックエンドパネルと、このバックエ
ンドパネルを水平方向から下方へ60°以上傾斜された
下方位置とこの下方位置から上方へ揺動した上方位置と
に揺動させる揺動手段と、車体の減速を検知する減速検
知手段と、この減速検知手段によって車体の減速が検知
された場合に駆動手段を作動させタイヤカバー本体の位
置を上方へ移すとともにバックエンドパネルを上方位置
へ揺動させる制御手段と、を備えた構成としたので、車
体重量を増加させることなく、制動距離を短くすること
ができるという優れた効果を有する。
エアロブレーキによれば、ボデーに上下動可能に支持さ
れボデーから露出する前後2輪を覆うタイヤカバー本体
と、このタイヤカバー本体を上下動させる駆動手段と、
ボデー後端部に前端部を揺動中心として上下方向へ揺動
可能に支持されたバックエンドパネルと、このバックエ
ンドパネルを水平方向から下方へ60°以上傾斜された
下方位置とこの下方位置から上方へ揺動した上方位置と
に揺動させる揺動手段と、車体の減速を検知する減速検
知手段と、この減速検知手段によって車体の減速が検知
された場合に駆動手段を作動させタイヤカバー本体の位
置を上方へ移すとともにバックエンドパネルを上方位置
へ揺動させる制御手段と、を備えた構成としたので、車
体重量を増加させることなく、制動距離を短くすること
ができるという優れた効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の2輪自動車のエアロブレー
キのタイヤカバーを示すブロック図である。
キのタイヤカバーを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の2輪自動車のエアロブレー
キが装着された2輪自動車を示す側面図である。
キが装着された2輪自動車を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例の2輪自動車のエアロブレー
キが装着された2輪自動車を示す車体斜め前方から見た
斜視図である。
キが装着された2輪自動車を示す車体斜め前方から見た
斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の2輪自動車のエアロブレー
キが装着された2輪自動車を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
キが装着された2輪自動車を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の2輪自動車のエアロブレー
キのタイヤカバーを示す平面図である。
キのタイヤカバーを示す平面図である。
【図6】(A)は本発明の一実施例の2輪自動車のエア
ロブレーキのタイヤカバーの上下動の制御を示すフロー
チャートであり、(B)は本発明の一実施例の2輪自動
車のエアロブレーキのバックエンドパネルの上下動の制
御を示すフローチャートである。
ロブレーキのタイヤカバーの上下動の制御を示すフロー
チャートであり、(B)は本発明の一実施例の2輪自動
車のエアロブレーキのバックエンドパネルの上下動の制
御を示すフローチャートである。
【図7】従来例の自動車のタイヤカバーを示す側面図で
ある。
ある。
10 ボデー 10A フロントボデー 10B サイドボデー 12 前輪 14 後輪 15 軸 16 バックエンドパネル 17 ダンパ(揺動手段) 19 ワイヤ 21 ステッピングモータ(揺動手段) 22 タイヤカバー本体 22A 前端部 22B 後端部 22C 中間部 23 プーリ 25 シート 34 ラック(駆動手段) 36 ステッピングモータ(駆動手段) 40 制御回路(制御手段) 42 速度センサ(車速検出手段) 47 ブレーキペダルスイッチ(減速検知手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 前後2輪を走行用主輪としフロントボデ
ー及びサイドボデーが流線型とされた2輪自動車のエア
ロブレーキにおいて、ボデーに上下動可能に支持されボ
デーから露出する前後2輪を覆うタイヤカバー本体と、
このタイヤカバー本体を上下動させる駆動手段と、ボデ
ー後端部に前端部を揺動中心として上下方向へ揺動可能
に支持されたバックエンドパネルと、このバックエンド
パネルを水平方向から下方へ60°以上傾斜された下方
位置とこの下方位置から上方へ揺動した上方位置とに揺
動させる揺動手段と、車体の減速を検知する減速検知手
段と、この減速検知手段によって車体の減速が検知され
た場合に前記駆動手段を作動させ前記タイヤカバー本体
の位置を上方へ移すとともに前記バックエンドパネルを
上方位置へ揺動させる制御手段と、を備えたことを特徴
とする2輪自動車のエアロブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224192A JP2853440B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 2輪自動車のエアロブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224192A JP2853440B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 2輪自動車のエアロブレーキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254404A JPH05254404A (ja) | 1993-10-05 |
JP2853440B2 true JP2853440B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=12909229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224192A Expired - Fee Related JP2853440B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 2輪自動車のエアロブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853440B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6942053B2 (en) * | 2003-08-15 | 2005-09-13 | Golden S. Hinton | Vehicle of novel configuration and operation |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP5224192A patent/JP2853440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05254404A (ja) | 1993-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |