JP2851683B2 - 解凍室付冷蔵庫 - Google Patents
解凍室付冷蔵庫Info
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- JP2851683B2 JP2851683B2 JP11389990A JP11389990A JP2851683B2 JP 2851683 B2 JP2851683 B2 JP 2851683B2 JP 11389990 A JP11389990 A JP 11389990A JP 11389990 A JP11389990 A JP 11389990A JP 2851683 B2 JP2851683 B2 JP 2851683B2
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍食品を解凍する解凍室付冷蔵庫に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来より冷凍食品の解凍に対して加熱ヒータを用いる
例が知られている。例えば、特公昭48−25414号公報に
示される例がそれであり、以下第7図,第8図に従い説
明する。
例が知られている。例えば、特公昭48−25414号公報に
示される例がそれであり、以下第7図,第8図に従い説
明する。
1は解凍箱であり、金属又は合成樹脂等で箱状に形成
した外箱2と、前記外箱2の内側に適当な間隙を配して
設けた熱伝導率の良好なアルミ等の金属製の内箱3で構
成されている。4は線状に加熱ヒータであり、前記解凍
箱1の底面部は疎に、上面部は密になるようにしてアル
ミ箔5によって前記内箱3に熱伝導的に密接されてい
る。6は前記外箱2,アルミ箔5間に介在させた断熱材で
ある。
した外箱2と、前記外箱2の内側に適当な間隙を配して
設けた熱伝導率の良好なアルミ等の金属製の内箱3で構
成されている。4は線状に加熱ヒータであり、前記解凍
箱1の底面部は疎に、上面部は密になるようにしてアル
ミ箔5によって前記内箱3に熱伝導的に密接されてい
る。6は前記外箱2,アルミ箔5間に介在させた断熱材で
ある。
かかる構成において、解凍箱1の底面に解凍食品7を
載置して解凍作用を開始すると、加熱ヒータ4の加熱に
よって内箱3の全周より熱が加えられ、ほぼ均一に被解
凍食品7を加熱し、解凍を行なわせることが特徴となっ
ている。
載置して解凍作用を開始すると、加熱ヒータ4の加熱に
よって内箱3の全周より熱が加えられ、ほぼ均一に被解
凍食品7を加熱し、解凍を行なわせることが特徴となっ
ている。
発明が解決しようとする課題 しかし、この様な構成では解凍箱1の底面部からは、
熱伝導により被解凍食品7の底面部に熱が伝わり底面部
の解凍は可能であるものの、解凍箱1の上面及び側面部
からの被解凍食品7への放射熱の効果は、加熱ヒータ4
から内箱3を介しての熱線波長が5μm以下の近赤外線
域であるためほとんどなく、解凍箱1内の暖められた空
気の対流による伝熱によってのみ加熱が行なわれる。こ
のため、被解凍食品7の中心部と表面部との解凍むらが
大きくなり易く又、解凍時間も長くかかるという問題点
や、解凍終了後そのまま食品を放置しておくと、特に魚
肉等の生ものでは雰囲気温度が高いことによる変質が生
じるため、解凍終了を使用者が監視して処理する必要が
あり、安心して使用出来ないという問題点があった。
熱伝導により被解凍食品7の底面部に熱が伝わり底面部
の解凍は可能であるものの、解凍箱1の上面及び側面部
からの被解凍食品7への放射熱の効果は、加熱ヒータ4
から内箱3を介しての熱線波長が5μm以下の近赤外線
域であるためほとんどなく、解凍箱1内の暖められた空
気の対流による伝熱によってのみ加熱が行なわれる。こ
のため、被解凍食品7の中心部と表面部との解凍むらが
大きくなり易く又、解凍時間も長くかかるという問題点
や、解凍終了後そのまま食品を放置しておくと、特に魚
肉等の生ものでは雰囲気温度が高いことによる変質が生
じるため、解凍終了を使用者が監視して処理する必要が
あり、安心して使用出来ないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解消するものであり、解凍
むらが少なく、短時間で解凍可能な解凍室を特に冷蔵庫
内に付与することを目的としている。
むらが少なく、短時間で解凍可能な解凍室を特に冷蔵庫
内に付与することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の解凍室付冷蔵庫
は、解凍室内の中面に遠赤外線ヒータとその上部をドー
ム状に覆う反射板、底面に加熱ヒータを密着させた底面
板を設けて被解凍食品を載置した解凍皿を設置する構成
とする。そして、反射板の裏面空間には連風路を形成し
て解凍室入口に設けた冷気流入量調節用のダンパーサー
モに連通させ、反射板には多数の通風孔を形成するとと
もに通常の解凍中は遠赤外線ヒータ,加熱ヒータの通電
制御をし、ダンパーサーモを強制的に開放させると同時
に冷却用送風機の連続運転制御を行なわせ、冷凍サイク
ルの冷却器の霜を除く時の解凍中は遠赤外線ヒータ,加
熱ヒータへの通電率を低減して通電制御をし、ダンパー
サーモを強制的に閉成させると同時に冷却用送風機の運
転を停止させ、非解凍時は解凍室を冷蔵温度と冷凍温度
の間の第3の温度帯に維持させる解凍制御装置を設ける
ものである。
は、解凍室内の中面に遠赤外線ヒータとその上部をドー
ム状に覆う反射板、底面に加熱ヒータを密着させた底面
板を設けて被解凍食品を載置した解凍皿を設置する構成
とする。そして、反射板の裏面空間には連風路を形成し
て解凍室入口に設けた冷気流入量調節用のダンパーサー
モに連通させ、反射板には多数の通風孔を形成するとと
もに通常の解凍中は遠赤外線ヒータ,加熱ヒータの通電
制御をし、ダンパーサーモを強制的に開放させると同時
に冷却用送風機の連続運転制御を行なわせ、冷凍サイク
ルの冷却器の霜を除く時の解凍中は遠赤外線ヒータ,加
熱ヒータへの通電率を低減して通電制御をし、ダンパー
サーモを強制的に閉成させると同時に冷却用送風機の運
転を停止させ、非解凍時は解凍室を冷蔵温度と冷凍温度
の間の第3の温度帯に維持させる解凍制御装置を設ける
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、被解凍食品の上面及
び側面より遠赤外線ヒータによる遠赤外線の直接放射及
び反射板を介しての間接放射が行なわれるとともに底面
の加熱ヒータからの伝熱加熱が行なわれて熱吸収され
る。又、同時に解凍中はダンパーサーモが開き、冷却用
送風機が連続運転となり反射板に形成した上面の多数の
通風孔より被解凍食品に対して均等に冷気が供給され食
品表面の温度上昇を抑制する。
び側面より遠赤外線ヒータによる遠赤外線の直接放射及
び反射板を介しての間接放射が行なわれるとともに底面
の加熱ヒータからの伝熱加熱が行なわれて熱吸収され
る。又、同時に解凍中はダンパーサーモが開き、冷却用
送風機が連続運転となり反射板に形成した上面の多数の
通風孔より被解凍食品に対して均等に冷気が供給され食
品表面の温度上昇を抑制する。
又、冷却器の霜取り時の解凍においては、冷気の供給
ができないので通常の解凍時より遠赤外線ヒータの放射
量と加熱ヒータの伝熱量を低減して食品表面の温度上昇
を抑制する。更に解凍終了後はダンパーサーモの温度作
用により自動的に食品温度は冷蔵温度と冷凍温度の間の
第3の温度帯に維持されて保冷されるものである。
ができないので通常の解凍時より遠赤外線ヒータの放射
量と加熱ヒータの伝熱量を低減して食品表面の温度上昇
を抑制する。更に解凍終了後はダンパーサーモの温度作
用により自動的に食品温度は冷蔵温度と冷凍温度の間の
第3の温度帯に維持されて保冷されるものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例の解凍室付冷蔵庫について第1
図から第6図に従い説明する。
図から第6図に従い説明する。
8は冷蔵庫本体で外箱9,内箱10及びこれら両箱9,10間
に充填された断熱材11により構成されている。12は冷蔵
庫本体8内を上下に区画する区画壁であり、前記区画壁
12の上部に冷凍室13,下部に冷蔵室14が区画形成されて
いる。15は前記冷蔵室14内の上部の一区画に設けた解凍
室である。16は前記冷蔵室本体8の底部後方に設けた冷
凍サイクルの圧縮機、17は前記冷凍室13の背面に収めた
冷却器である。
に充填された断熱材11により構成されている。12は冷蔵
庫本体8内を上下に区画する区画壁であり、前記区画壁
12の上部に冷凍室13,下部に冷蔵室14が区画形成されて
いる。15は前記冷蔵室14内の上部の一区画に設けた解凍
室である。16は前記冷蔵室本体8の底部後方に設けた冷
凍サイクルの圧縮機、17は前記冷凍室13の背面に収めた
冷却器である。
17′は前記冷却器17に付いた霜を除くデフロストヒー
タである。18は前記冷却器17で冷却された冷気を前記冷
凍室13,冷蔵室14,解凍室15内の強制通風させるための送
風機、19,20は前記冷蔵室14,解凍室15の入口に設けて電
気的入力で冷気流入量を調節するダンパーサーモであ
り、その構成を解凍室15用のダンパーサーモ20を例にと
って説明すると、21は電磁コイル、22は前記電磁コイル
21の内心部を電磁作用の有無によって上下するプランジ
ャー、23は前記プランジャー22に接合されたロッド、24
は冷気通路を開閉するダンパーであり、前記電磁コイル
21への通電時に電磁作用を前記ロッド23が押し上げられ
て前記ダンパー24が開放され、通電が断たれると前記ロ
ッド23は下方に落下して前記ダンパー24が閉成する様に
構成されている。
タである。18は前記冷却器17で冷却された冷気を前記冷
凍室13,冷蔵室14,解凍室15内の強制通風させるための送
風機、19,20は前記冷蔵室14,解凍室15の入口に設けて電
気的入力で冷気流入量を調節するダンパーサーモであ
り、その構成を解凍室15用のダンパーサーモ20を例にと
って説明すると、21は電磁コイル、22は前記電磁コイル
21の内心部を電磁作用の有無によって上下するプランジ
ャー、23は前記プランジャー22に接合されたロッド、24
は冷気通路を開閉するダンパーであり、前記電磁コイル
21への通電時に電磁作用を前記ロッド23が押し上げられ
て前記ダンパー24が開放され、通電が断たれると前記ロ
ッド23は下方に落下して前記ダンパー24が閉成する様に
構成されている。
25,26は前記送風機18からの冷気を前記冷蔵室14,解凍
室15に導く吐出ダクト、27,28は夫々前記冷蔵室14,解凍
室15内を冷却した冷気を前記冷却器17に戻すための吸込
ダクトである。又、29,30,31は夫々前記冷凍室13,冷蔵
室14,解凍室15内の温度を検知する温度検知手段であ
る。
室15に導く吐出ダクト、27,28は夫々前記冷蔵室14,解凍
室15内を冷却した冷気を前記冷却器17に戻すための吸込
ダクトである。又、29,30,31は夫々前記冷凍室13,冷蔵
室14,解凍室15内の温度を検知する温度検知手段であ
る。
次に前記解凍室15の詳細構成について説明する。
32は合成樹脂製の外箱、33は前記外箱32の内面に設置
して外周を囲む断熱材である。34は前記解凍室15内の上
部に設けた遠赤外線ヒータであり、ヒータ線35を封入し
たガラス管36の表面に硅素等を主成分とするセラミック
塗料層37を焼付け塗装し約5μm以上の遠赤外線を有効
に放射する様構成されている。この遠赤外線ヒータ34は
耐熱性の高い合成樹脂製のホルダー38を介してドーム状
に形成したアルミニウム等の金属製の反射板39より垂下
支持されている。また前記反射板39は解凍室15内の両側
壁,奥壁を構成する内箱部分も一体に形成したものとし
ており、更に天面ドーム部両側の平面部には多数の通風
孔40を形成している。次に、41はアルミニウム等金属製
の底面板であり、その裏面に線状の加熱ヒータ42がアル
ミ箔43等により熱伝導的に密着固定されている。44は前
記底面板41上に着脱自在に設置される解凍皿であり、被
解凍食品45を載置するアルミニウム等金属製の皿46と外
周を囲む合成樹脂製の枠体47により構成されている。48
は前記反射板39の下方に一定の間隔をおいて固定設置し
た火傷防止用の防護網であり、49は解凍室15の前面開口
部を開閉する扉である。なお、50は前記反射板39の裏面
空間に形成した通風路であり、吐出口51を介して前記ダ
ンパーサーモ20に連通している。52は解凍室15内の奥壁
に形成した吸込口であり前記吸込ダクト28に連通してい
る。53は前記冷蔵庫本体8の外殻前面に設けた解凍スイ
ッチである。
して外周を囲む断熱材である。34は前記解凍室15内の上
部に設けた遠赤外線ヒータであり、ヒータ線35を封入し
たガラス管36の表面に硅素等を主成分とするセラミック
塗料層37を焼付け塗装し約5μm以上の遠赤外線を有効
に放射する様構成されている。この遠赤外線ヒータ34は
耐熱性の高い合成樹脂製のホルダー38を介してドーム状
に形成したアルミニウム等の金属製の反射板39より垂下
支持されている。また前記反射板39は解凍室15内の両側
壁,奥壁を構成する内箱部分も一体に形成したものとし
ており、更に天面ドーム部両側の平面部には多数の通風
孔40を形成している。次に、41はアルミニウム等金属製
の底面板であり、その裏面に線状の加熱ヒータ42がアル
ミ箔43等により熱伝導的に密着固定されている。44は前
記底面板41上に着脱自在に設置される解凍皿であり、被
解凍食品45を載置するアルミニウム等金属製の皿46と外
周を囲む合成樹脂製の枠体47により構成されている。48
は前記反射板39の下方に一定の間隔をおいて固定設置し
た火傷防止用の防護網であり、49は解凍室15の前面開口
部を開閉する扉である。なお、50は前記反射板39の裏面
空間に形成した通風路であり、吐出口51を介して前記ダ
ンパーサーモ20に連通している。52は解凍室15内の奥壁
に形成した吸込口であり前記吸込ダクト28に連通してい
る。53は前記冷蔵庫本体8の外殻前面に設けた解凍スイ
ッチである。
次に機能ブロック図及びフローチャートについて説明
する。
する。
29は冷凍室温度検知手段であり、冷凍室13の温度が設
定温度より高いとHigh信号(以下“H"と呼ぶ)を、低い
とLow信号(以下“L"と呼ぶ)を除霜タイマ54に入力す
るよう構成されている。除霜タイマ54は“H"が入力され
るとaより圧縮機駆動手段55と送風機駆動手段56に“H"
を出力すると共に、入力する“H"の時間を積算し、積算
時間が設定時間(例えば8時間)に達するとaより一定
時間(例えば20分間)“L"を圧縮機駆動手段55に出力
し、bより一定時間(20分間)“H"をデフロストヒータ
駆動手段57に出力する。
定温度より高いとHigh信号(以下“H"と呼ぶ)を、低い
とLow信号(以下“L"と呼ぶ)を除霜タイマ54に入力す
るよう構成されている。除霜タイマ54は“H"が入力され
るとaより圧縮機駆動手段55と送風機駆動手段56に“H"
を出力すると共に、入力する“H"の時間を積算し、積算
時間が設定時間(例えば8時間)に達するとaより一定
時間(例えば20分間)“L"を圧縮機駆動手段55に出力
し、bより一定時間(20分間)“H"をデフロストヒータ
駆動手段57に出力する。
58は解凍制御装置でタイマ選択手段59と、タイマA60
と、タイマB61と、解凍室温度検知手段31で構成されて
いる。前記除霜タイマ54のbからタイマ選択手段59へも
一定時間(20分間)“H"を出力する。解凍スイッチ53を
ONすると、タイマ選択手段59は除霜タイマ54のbから
“L"を入力している時は、cよりタイマA60へ“H"を出
力すると共に、dよりタイマB61へ“L"を出力する。
又、除霜タイマ54のbから“H"を入力している時は、c
よりタイマA60へ“L"を出力すると共に、dよりタイマB
61へ“H"を出力する。
と、タイマB61と、解凍室温度検知手段31で構成されて
いる。前記除霜タイマ54のbからタイマ選択手段59へも
一定時間(20分間)“H"を出力する。解凍スイッチ53を
ONすると、タイマ選択手段59は除霜タイマ54のbから
“L"を入力している時は、cよりタイマA60へ“H"を出
力すると共に、dよりタイマB61へ“L"を出力する。
又、除霜タイマ54のbから“H"を入力している時は、c
よりタイマA60へ“L"を出力すると共に、dよりタイマB
61へ“H"を出力する。
タイマA60は“H"を入力すると、eより一定時間(例
えば30分間)“H"を送風機駆動手段56とダンパーサーモ
駆動手段63に出力し、fより一定時間(例えば30分
間)、一定周期の“H"と“L"のパルス信号(例えば“H"
を4分、“L"を1分の周期。以下T1周期と呼ぶ)を遠赤
外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64に出力する。又、
“L"を入力するとe及びfより“L"を送風機駆動手段56
とダンパーサーモ駆動手段63及び遠赤外線ヒータ・加熱
ヒータ駆動手段64に出力する。
えば30分間)“H"を送風機駆動手段56とダンパーサーモ
駆動手段63に出力し、fより一定時間(例えば30分
間)、一定周期の“H"と“L"のパルス信号(例えば“H"
を4分、“L"を1分の周期。以下T1周期と呼ぶ)を遠赤
外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64に出力する。又、
“L"を入力するとe及びfより“L"を送風機駆動手段56
とダンパーサーモ駆動手段63及び遠赤外線ヒータ・加熱
ヒータ駆動手段64に出力する。
タイマB61は“H"を入力すると、gより“L"をダンパ
ーサーモ駆動手段63に出力し、hより一定周期の“H"と
“L"のパルス信号(例えば“H"を2分、“L"を3分の周
期。以下T2周期と呼ぶ)を遠赤外線ヒータ・加熱ヒータ
駆動手段64へ出力する。又、“L"を入力するとgより
“H"をダンパーサーモ駆動手段63に出力し、hより遠赤
外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64とに“L"を出力す
る。
ーサーモ駆動手段63に出力し、hより一定周期の“H"と
“L"のパルス信号(例えば“H"を2分、“L"を3分の周
期。以下T2周期と呼ぶ)を遠赤外線ヒータ・加熱ヒータ
駆動手段64へ出力する。又、“L"を入力するとgより
“H"をダンパーサーモ駆動手段63に出力し、hより遠赤
外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64とに“L"を出力す
る。
解凍室温度検知手段31は解凍室15の温度が設定温度
(約−3℃のパーシャルフリージング温度)より高いと
“H"を、低いと“L"をダンパーサーモ駆動手段63に入力
する。
(約−3℃のパーシャルフリージング温度)より高いと
“H"を、低いと“L"をダンパーサーモ駆動手段63に入力
する。
圧縮機駆動手段55は除霜タイマ54から“H"が入力され
ると圧縮機16を運転し、“L"が入力されると運転を停止
する。
ると圧縮機16を運転し、“L"が入力されると運転を停止
する。
デフロストヒータ駆動手段57は除霜タイマ54から“H"
が入力されると、デフロストヒータ17′へ通電し、“L"
が入力されると通電を停止する。
が入力されると、デフロストヒータ17′へ通電し、“L"
が入力されると通電を停止する。
送風機駆動手段56は除霜タイマ54及びタイマA60のど
ちらか一方からでも“H"が入力されると送風機18を運転
し、いずれもから“L"が入力されると運転を停止する。
ちらか一方からでも“H"が入力されると送風機18を運転
し、いずれもから“L"が入力されると運転を停止する。
ダンパーサーモ駆動手段63はタイマB61から“H"を入
力している時、タイマA60及び解凍室温度検知手段31の
どちらか一方からでも“H"が入力されるとダンパーサー
モ20のダンパー24が開放するように電磁コイル21へ通電
する。又、タイマB61から“L"を入力している時は、タ
イマA60及び解凍室温度検知手段31の信号に係わらずダ
ンパーサーモ20を閉成する。
力している時、タイマA60及び解凍室温度検知手段31の
どちらか一方からでも“H"が入力されるとダンパーサー
モ20のダンパー24が開放するように電磁コイル21へ通電
する。又、タイマB61から“L"を入力している時は、タ
イマA60及び解凍室温度検知手段31の信号に係わらずダ
ンパーサーモ20を閉成する。
遠赤外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64はタイマA60
及びタイマB61のどちらか一方からでも“H"が入力され
ると遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42へ通電し、いず
れもから“L"が入力されると通電を停止する。
及びタイマB61のどちらか一方からでも“H"が入力され
ると遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42へ通電し、いず
れもから“L"が入力されると通電を停止する。
かかる構成において、第6図のフローチャートにて動
作を説明すると、通常冷却時においてはステップ101に
て冷凍室13の温度が設定温度より高いか否かを判断し、
高ければ冷凍室温度検知手段29から“H"を出力し、ステ
ップ102にて除霜タイマ54が“H"の時間を積算する。ス
テップ103にて、除霜タイマ54は“H"の積算時間が設定
時間(8時間)に達したか否かを判断し、達すれば圧縮
機駆動手段55と送風機駆動手段56に一定時間(20分間)
aより“L"を、デフロストヒータ駆動手段57に一定時間
(20分間)bより“H"を出力し、ステップ104にて圧縮
機16と送風機18を一定時間(20分間)停止させ、デフロ
ストヒータ17′を一定時間(20分間)通電させる。又、
ステップ103にて除霜タイマ54は、“H"の積算時間が設
定時間に対していなければ、圧縮機駆動手段55と送風機
駆動手段56にaより“H"を、デフロストヒータ駆動手段
57にbより“L"を出力し、ステップ105にて圧縮機16と
送風機18を運転させ、デフロストヒータ17′への通電を
停止させる。
作を説明すると、通常冷却時においてはステップ101に
て冷凍室13の温度が設定温度より高いか否かを判断し、
高ければ冷凍室温度検知手段29から“H"を出力し、ステ
ップ102にて除霜タイマ54が“H"の時間を積算する。ス
テップ103にて、除霜タイマ54は“H"の積算時間が設定
時間(8時間)に達したか否かを判断し、達すれば圧縮
機駆動手段55と送風機駆動手段56に一定時間(20分間)
aより“L"を、デフロストヒータ駆動手段57に一定時間
(20分間)bより“H"を出力し、ステップ104にて圧縮
機16と送風機18を一定時間(20分間)停止させ、デフロ
ストヒータ17′を一定時間(20分間)通電させる。又、
ステップ103にて除霜タイマ54は、“H"の積算時間が設
定時間に対していなければ、圧縮機駆動手段55と送風機
駆動手段56にaより“H"を、デフロストヒータ駆動手段
57にbより“L"を出力し、ステップ105にて圧縮機16と
送風機18を運転させ、デフロストヒータ17′への通電を
停止させる。
次に解凍時の作用に付いて述べる。先ず、解凍しよう
とする被解凍食品45を解凍トレイ44上に載置して解凍室
15内の底面板41上に載置した上で、解凍スイッチ53を投
入する。ステップ106にて、解凍スイッチ53がONされて
いるか否かを判断し、ONされていればステップ107に
て、除霜タイマ54に入力されている“H"の積算時間が設
定時間に達したか否かを判断する。達していないと、除
霜タイマ54のbより“L"をタイマ選択手段59へ出力し、
タイマ選択手段59のcより“H"をタイマA60へ出力しd
より“L"をタイマB61へ出力する。そしてステップ108に
てタイマA60のeより一定時間(30分間)“H"を送風機
駆動手段56とダンパーサーモ駆動手段63に出力し、ステ
ップ109にて送風機18を運転し、ダンパーサーモ20のダ
ンパー24が開放するように電磁コイル21へ通電する。更
に、ステップ110にてタイマA60のfより一定時間(30分
間)、一定周期T1の“H"と“L"のパルス信号(“H"を4
分、“L"を1分の周期)を遠赤外線・加熱ヒータ駆動手
段64に出力し、ステップ111にてタイマA60のfの出力が
“H"か“L"か判断する。“H"ならば、ステップ112にて
遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42へ通電し、“L"なら
ば、ステップ113にて遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ4
2への通電を停止する。すなわち、30分間の解凍中に冷
却器17の霜取りが行われなければ、解凍中は送風機18を
連続運転しダンパーサーモ20を連続開放すると共に、遠
赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42を4分ON、10分OFFの8
0%で通電させる。被解凍食品45に対して上面からは遠
赤外線ヒータ34からの放射加熱が反射板39の反射作用と
も相まって均等に行なわれ、底面からは加熱ヒータ42に
よる熱伝導加熱が同時に行われる。ここで、遠赤外線ヒ
ータ34の加熱においては、5μm以上の長波長の遠赤外
線が被解凍食品45に対して放射されるため、遠赤外線波
長域に吸収波長域を持つ一般的な食品類は効率よく遠赤
外線が吸収され、被解凍食品45の比較的内部にまで浸透
して表面部と中心部との温度むらが大きくならない状態
で解凍が進行する。又、加熱ヒータ42による加熱におい
ては、遠赤外線ヒータ34で十分に加熱しきれない被解凍
食品45の底面部を解凍皿44を介しての熱伝導加熱で解凍
することができる。
とする被解凍食品45を解凍トレイ44上に載置して解凍室
15内の底面板41上に載置した上で、解凍スイッチ53を投
入する。ステップ106にて、解凍スイッチ53がONされて
いるか否かを判断し、ONされていればステップ107に
て、除霜タイマ54に入力されている“H"の積算時間が設
定時間に達したか否かを判断する。達していないと、除
霜タイマ54のbより“L"をタイマ選択手段59へ出力し、
タイマ選択手段59のcより“H"をタイマA60へ出力しd
より“L"をタイマB61へ出力する。そしてステップ108に
てタイマA60のeより一定時間(30分間)“H"を送風機
駆動手段56とダンパーサーモ駆動手段63に出力し、ステ
ップ109にて送風機18を運転し、ダンパーサーモ20のダ
ンパー24が開放するように電磁コイル21へ通電する。更
に、ステップ110にてタイマA60のfより一定時間(30分
間)、一定周期T1の“H"と“L"のパルス信号(“H"を4
分、“L"を1分の周期)を遠赤外線・加熱ヒータ駆動手
段64に出力し、ステップ111にてタイマA60のfの出力が
“H"か“L"か判断する。“H"ならば、ステップ112にて
遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42へ通電し、“L"なら
ば、ステップ113にて遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ4
2への通電を停止する。すなわち、30分間の解凍中に冷
却器17の霜取りが行われなければ、解凍中は送風機18を
連続運転しダンパーサーモ20を連続開放すると共に、遠
赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42を4分ON、10分OFFの8
0%で通電させる。被解凍食品45に対して上面からは遠
赤外線ヒータ34からの放射加熱が反射板39の反射作用と
も相まって均等に行なわれ、底面からは加熱ヒータ42に
よる熱伝導加熱が同時に行われる。ここで、遠赤外線ヒ
ータ34の加熱においては、5μm以上の長波長の遠赤外
線が被解凍食品45に対して放射されるため、遠赤外線波
長域に吸収波長域を持つ一般的な食品類は効率よく遠赤
外線が吸収され、被解凍食品45の比較的内部にまで浸透
して表面部と中心部との温度むらが大きくならない状態
で解凍が進行する。又、加熱ヒータ42による加熱におい
ては、遠赤外線ヒータ34で十分に加熱しきれない被解凍
食品45の底面部を解凍皿44を介しての熱伝導加熱で解凍
することができる。
一方、これら遠赤外線ヒータ34,加熱ヒータ42による
加熱作用と同時に解凍中、送風機18が強制的に運転され
ダンパーサーモ20の電磁コイル21に通電されダンパー24
が強制的に開放されて送風機18で強制通風された冷気が
吐出ダクト26を介して吐出口51より解凍室15内上部の通
風路50内に流入する。通風路50内に流入した冷気は反射
板39に形成した多数の通風孔より下方へ吐出され、被解
凍食品45の表面を均等に冷却する。この作用によって被
解凍食品45は主として遠赤外線ヒータ34の遠赤外線放射
効果で比較的内部加熱に近い形で解凍が進行しながら、
表面部の温度上昇が抑制されることになり、結果として
中心部と表面部との温度差の小さい解凍むらの少ない解
凍が実現できる。また、解凍時間についても遠赤外線の
内部浸透効果により従来の加熱ヒータ類に比べて短時間
の解凍が可能となるほか、反射板39が通風路50内に露出
しているため本来相当な高温となる反射板39自体や周辺
部材の温度が冷却されて低下し安全上も好都合となる。
尚、解凍室15内に流入した冷気は冷却作用後、奥面に開
口した吸込口52より吸込ダクト28を戒して冷却器17の方
に回収される。
加熱作用と同時に解凍中、送風機18が強制的に運転され
ダンパーサーモ20の電磁コイル21に通電されダンパー24
が強制的に開放されて送風機18で強制通風された冷気が
吐出ダクト26を介して吐出口51より解凍室15内上部の通
風路50内に流入する。通風路50内に流入した冷気は反射
板39に形成した多数の通風孔より下方へ吐出され、被解
凍食品45の表面を均等に冷却する。この作用によって被
解凍食品45は主として遠赤外線ヒータ34の遠赤外線放射
効果で比較的内部加熱に近い形で解凍が進行しながら、
表面部の温度上昇が抑制されることになり、結果として
中心部と表面部との温度差の小さい解凍むらの少ない解
凍が実現できる。また、解凍時間についても遠赤外線の
内部浸透効果により従来の加熱ヒータ類に比べて短時間
の解凍が可能となるほか、反射板39が通風路50内に露出
しているため本来相当な高温となる反射板39自体や周辺
部材の温度が冷却されて低下し安全上も好都合となる。
尚、解凍室15内に流入した冷気は冷却作用後、奥面に開
口した吸込口52より吸込ダクト28を戒して冷却器17の方
に回収される。
又、ステップ107にて除霜タイマ54に入力されている
“H"の積算時間が設定時間に達していると、除霜タイマ
54のbより“H"をタイマ選択手段59へ出力しタイマ選択
手段59のcより“L"をタイマA60へ出力しdより“H"を
タイマB61へ出力する。そしてステップ114にてタイマB6
1のgより“L"をダンパーサーモ駆動手段63に出力し、
ステップ115にてダンパーサーモ20を閉成する。更に、
ステップ116にてタイマB61のhより一定周期T2の“H"と
“L"のパルス信号(“H"を2分、“L"を3分の周期)を
遠赤外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64へ出力し、ステ
ップ117にてタイマB61のh出力が“H"か“L"か判断す
る。“H"ならば、ステップ118にて遠赤外線ヒータ34及
び加熱ヒータ42へ通電し、“L"ならば、ステップ119に
て遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42への通電を停止す
る。すなわち、30分間の解凍中に冷却器17の霜取りが入
ると、送風機18の運転を停止しダンパーサーモ20を閉成
すると共に、遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42を2分
ON、3分OFFの40%で通電させる。このように冷蔵庫本
体の冷却作用を維持するための冷却器17の霜取りを行う
際の解凍も、遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42への通
電率を通常時より下げて通電し加熱量を適量に調整する
ので、常時安定した解凍作用が得られると共に、送風機
18の運転を停止しダンパーサーモ20を閉成するので他室
への熱影響も最小限に抑えることが出来る。
“H"の積算時間が設定時間に達していると、除霜タイマ
54のbより“H"をタイマ選択手段59へ出力しタイマ選択
手段59のcより“L"をタイマA60へ出力しdより“H"を
タイマB61へ出力する。そしてステップ114にてタイマB6
1のgより“L"をダンパーサーモ駆動手段63に出力し、
ステップ115にてダンパーサーモ20を閉成する。更に、
ステップ116にてタイマB61のhより一定周期T2の“H"と
“L"のパルス信号(“H"を2分、“L"を3分の周期)を
遠赤外線ヒータ・加熱ヒータ駆動手段64へ出力し、ステ
ップ117にてタイマB61のh出力が“H"か“L"か判断す
る。“H"ならば、ステップ118にて遠赤外線ヒータ34及
び加熱ヒータ42へ通電し、“L"ならば、ステップ119に
て遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42への通電を停止す
る。すなわち、30分間の解凍中に冷却器17の霜取りが入
ると、送風機18の運転を停止しダンパーサーモ20を閉成
すると共に、遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42を2分
ON、3分OFFの40%で通電させる。このように冷蔵庫本
体の冷却作用を維持するための冷却器17の霜取りを行う
際の解凍も、遠赤外線ヒータ34及び加熱ヒータ42への通
電率を通常時より下げて通電し加熱量を適量に調整する
ので、常時安定した解凍作用が得られると共に、送風機
18の運転を停止しダンパーサーモ20を閉成するので他室
への熱影響も最小限に抑えることが出来る。
又、非解凍時に置ける解凍室15内の制御は、ステップ
106にて、解凍スイッチ53がOFFならばステップ120にて
解凍室15の温度が設定温度(約−3℃のパーシャルフリ
ージング温度)より高いか否かを判断し、高ければ解凍
室温度検知手段31から“H"をダンパーサーモ駆動手段63
へ出力し、ステップ121にてダンパーサーモ20を開放
し、低ければ解凍室温度検知手段31から“L"をダンパー
サーモ駆動手段63へ出力し、ステップ122にてダンパー
サーモ20を閉成する。
106にて、解凍スイッチ53がOFFならばステップ120にて
解凍室15の温度が設定温度(約−3℃のパーシャルフリ
ージング温度)より高いか否かを判断し、高ければ解凍
室温度検知手段31から“H"をダンパーサーモ駆動手段63
へ出力し、ステップ121にてダンパーサーモ20を開放
し、低ければ解凍室温度検知手段31から“L"をダンパー
サーモ駆動手段63へ出力し、ステップ122にてダンパー
サーモ20を閉成する。
このように非解凍時においては、解凍室15内は生鮮食
品の保存に適した冷凍温度と冷蔵温度の間の第3の温度
帯、すなわち−3℃のパーシャルフリージング温度帯に
温調維持される。
品の保存に適した冷凍温度と冷蔵温度の間の第3の温度
帯、すなわち−3℃のパーシャルフリージング温度帯に
温調維持される。
又、解凍終了後は通常冷却時と同様に解凍室温度検知
手段31の検知温度に基づき、解凍室15内は温度制御され
る。このため解凍後の被解凍食品45は約−3℃のパーシ
ャルフリージング温度帯に安定するよう直ちに冷却され
ることになり、余熱で更に温度上昇することがない。そ
して、解凍終了後そのまま放置しておいても魚,肉類等
生ものの保存に適した約−3℃のパーシャルフリージン
グ温度帯で保冷されているため従来のように使用者が解
凍の終了を監視して即座に処理する手間もなく安心して
解凍が行なえ、また解凍終了後任意の時間に被解凍食品
45を利用できることになり極めて使い勝手がよい。
手段31の検知温度に基づき、解凍室15内は温度制御され
る。このため解凍後の被解凍食品45は約−3℃のパーシ
ャルフリージング温度帯に安定するよう直ちに冷却され
ることになり、余熱で更に温度上昇することがない。そ
して、解凍終了後そのまま放置しておいても魚,肉類等
生ものの保存に適した約−3℃のパーシャルフリージン
グ温度帯で保冷されているため従来のように使用者が解
凍の終了を監視して即座に処理する手間もなく安心して
解凍が行なえ、また解凍終了後任意の時間に被解凍食品
45を利用できることになり極めて使い勝手がよい。
発明の効果 以上の様に本発明の解凍室付冷蔵庫によると次の様な
効果が得られる。
効果が得られる。
(1) 上面より遠赤外線ヒータによる遠赤外線放射加
熱,底面より加熱ヒータによる熱伝導加熱の両面より効
率的に加熱でき、遠赤外線の被解凍食品内部への浸透効
果との合わせて中心部と表面部の温度むらの少ない解凍
が短時間でできる。
熱,底面より加熱ヒータによる熱伝導加熱の両面より効
率的に加熱でき、遠赤外線の被解凍食品内部への浸透効
果との合わせて中心部と表面部の温度むらの少ない解凍
が短時間でできる。
(2) 解凍中は強制通風用の送風機を連続運転させ解
凍室ダンパーサーモを強制開させるので反射板の裏面空
間に形成した通風路より被解凍食品に対して冷気を降下
流入させるため被解凍食品の表面部が均等に冷却され更
に温度上昇が抑制されて解凍むらの少ない解凍が実現で
きる。
凍室ダンパーサーモを強制開させるので反射板の裏面空
間に形成した通風路より被解凍食品に対して冷気を降下
流入させるため被解凍食品の表面部が均等に冷却され更
に温度上昇が抑制されて解凍むらの少ない解凍が実現で
きる。
(3) 解凍中、本来なら高温になる反射板その他周辺
部材も反射板が通風路に露出して冷却されるため温度低
下し安全上も好都合である。
部材も反射板が通風路に露出して冷却されるため温度低
下し安全上も好都合である。
(4) 解凍と冷蔵庫本来の冷却作用を維持するための
冷却器の霜取りが重なってデフロストヒータに通電され
解凍室内へ冷気の供給が無くなっても、遠赤外線ヒータ
及び加熱ヒータへの通電率を通常時より下げて通電し加
熱量を適量に調整するので、常時安定した解凍作用が得
られると共に、送風機の運転を停止しダンパーサーモを
閉成するので他室への熱影響も最小限に抑えることが出
来る。
冷却器の霜取りが重なってデフロストヒータに通電され
解凍室内へ冷気の供給が無くなっても、遠赤外線ヒータ
及び加熱ヒータへの通電率を通常時より下げて通電し加
熱量を適量に調整するので、常時安定した解凍作用が得
られると共に、送風機の運転を停止しダンパーサーモを
閉成するので他室への熱影響も最小限に抑えることが出
来る。
(5) 解凍終了後は解凍室内が冷凍室温度と温蔵室温
度の間の第3の温度帯(例えば約−3℃のパーシャルフ
リージング温度帯)に保存されるため、解凍終了直後の
余熱で被解凍食品の温度が更に上昇することがなく、そ
のまま放置しておいても魚肉等の生ものに適した温度で
鮮度が保持され任意の時間に食品を利用することが出来
る。
度の間の第3の温度帯(例えば約−3℃のパーシャルフ
リージング温度帯)に保存されるため、解凍終了直後の
余熱で被解凍食品の温度が更に上昇することがなく、そ
のまま放置しておいても魚肉等の生ものに適した温度で
鮮度が保持され任意の時間に食品を利用することが出来
る。
第1図は本発明の一実施例を示す解凍室付冷蔵庫の解凍
室の斜視図、第2図は同第1図の解凍室のA−A′線に
おける断面図、第3図は同第1図の解凍室を備えた解凍
室付冷蔵庫の縦断面図、第4図は同第1図の解凍室の入
口に設けたダンパーサーモの拡大断面図、第5図は同第
3図の解凍室付冷蔵庫の機能ブロック図、第6図(a)
は同冷蔵庫の除霜運転を示すフローチャート、第6図
(b)は同冷蔵庫の解凍作用を示すフローチャート、第
7図は従来例を示す解凍箱の斜視図、第8図は同第6図
の解凍箱のB−B′線における断面図である。 13……冷凍室、14……冷蔵室、15……解凍室、16……圧
縮機、17……冷却器、17′……デフロストヒータ、18…
…送風機、20……ダンパーサーモ、34……遠赤外線ヒー
タ、39……反射板、40……通風孔、41……底面板、42…
…加熱ヒータ、44……解凍皿、45……被解凍食品、49…
…扉、50……通風路、54……除霜タイマ、58……解凍制
御装置。
室の斜視図、第2図は同第1図の解凍室のA−A′線に
おける断面図、第3図は同第1図の解凍室を備えた解凍
室付冷蔵庫の縦断面図、第4図は同第1図の解凍室の入
口に設けたダンパーサーモの拡大断面図、第5図は同第
3図の解凍室付冷蔵庫の機能ブロック図、第6図(a)
は同冷蔵庫の除霜運転を示すフローチャート、第6図
(b)は同冷蔵庫の解凍作用を示すフローチャート、第
7図は従来例を示す解凍箱の斜視図、第8図は同第6図
の解凍箱のB−B′線における断面図である。 13……冷凍室、14……冷蔵室、15……解凍室、16……圧
縮機、17……冷却器、17′……デフロストヒータ、18…
…送風機、20……ダンパーサーモ、34……遠赤外線ヒー
タ、39……反射板、40……通風孔、41……底面板、42…
…加熱ヒータ、44……解凍皿、45……被解凍食品、49…
…扉、50……通風路、54……除霜タイマ、58……解凍制
御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F25D 21/08 F25D 21/08 B (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 23/12 F25D 11/02 F25D 17/06 F25D 17/08 F25D 21/08
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍室と、冷蔵室と、外周を断熱材で囲
み、前面開口部に開閉自在の扉を設けた解凍室と、冷凍
サイクルの圧縮機・冷却器と、前記圧縮機の運転時間を
積算し一定時間積算すると前記冷却器の霜を除くデフロ
ストヒータを通電させる様構成した除霜タイマと、前記
冷却器により冷却された空気を前記冷凍室・冷蔵室・解
凍室に強制通風させる送風機と、前記解凍室の上部に設
けた遠赤外線ヒータと、金属製の底面板の裏面に熱伝導
的に密着させた加熱ヒータと、前記遠赤外線ヒータの上
面をドーム状に覆う金属製の反射板と、被解凍食品を載
置して前記底面板上に熱伝導的且つ着脱自在に設置され
る解凍皿と、前記解凍室の入口に設けて冷気流入量を調
整するダンパーサーモと、前記ダンパーサーモより連通
し、前記反射板の裏面上部空間に形成した通風路と、前
記反射板に設けて前記通風路と解凍室内を連通さす多数
の通風孔と、解凍中は前記遠赤外線ヒータと加熱ヒータ
への通電制御を行いかつ前記ダンパーサーモを強制的に
開放させ前記送風機を連続運転させ、前記デフロストヒ
ータへ通電時の解凍中は前記遠赤外線ヒータと加熱ヒー
タへの通電率を低減させて通電制御を行いかつ前記ダン
パーサーモを強制的に閉成させ前記送風機を停止させ、
非解凍時は前記解凍室を冷蔵温度と冷凍温度の間の第3
の温度帯に維持させる解凍制御装置とより成る解凍室付
冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389990A JP2851683B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 解凍室付冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389990A JP2851683B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 解凍室付冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049586A JPH049586A (ja) | 1992-01-14 |
JP2851683B2 true JP2851683B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=14623946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11389990A Expired - Fee Related JP2851683B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 解凍室付冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851683B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3242565B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2001-12-25 | 株式会社小松製作所 | 土の解砕混合方法およびその装置 |
JP2007139296A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
CN105222505B (zh) * | 2014-05-30 | 2019-09-17 | 海尔集团技术研发中心 | 加湿室的控制方法及冰箱 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP11389990A patent/JP2851683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049586A (ja) | 1992-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |