JP2851615B2 - モータ制御回路 - Google Patents

モータ制御回路

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JP2851615B2
JP2851615B2 JP61090464A JP9046486A JP2851615B2 JP 2851615 B2 JP2851615 B2 JP 2851615B2 JP 61090464 A JP61090464 A JP 61090464A JP 9046486 A JP9046486 A JP 9046486A JP 2851615 B2 JP2851615 B2 JP 2851615B2
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雅祥 阿部
伸幸 小川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像情報再生装置等の再生装置においてモ
ータの回転数を制御するような場合に用いられるモータ
制御回路に関するものである。 従来の技術 従来より、モータ制御に関しては映像機器等の分野に
広く用いられておりモータの種類も多く、また使用方法
も多種多様にわたっている。中でも回転軸に周波数発電
器(以下、FGと呼ぶ)を設けてあるのが一般的で、その
FG信号と基準信号を比較することによって速度制御、位
相制御がなされている。 以下図面を参照しながら、従来のモータ制御回路の一
例について説明する。 第3図,第4図は従来例のモータ制御回路の特性およ
び回路構成を示すものである。第3図において、1は駆
動回路部の入力電圧−出力電流特性で正回転トルク特性
を示すものである。2は入力電圧−出力電流特性の逆ト
ルク特性を示すものである。第4図において、3はモー
タ回転数の基準となる基準信号の入力部、4は基準信号
とFG信号を位相比較する位相比較器、5は位相比較器4
より出力された位相誤差信号を位相補正し増幅するフィ
ルター回路、6はフィルター回路5の出力で駆動回路部
への入力電圧である。7は入力される電圧の絶対値を検
出する絶対値検出器、8は絶対値検出器7からの信号を
電圧−電流変換し電力増幅を行なう駆動回路、9は駆動
回路8の出力電流検出抵抗、10はモータ、11はモータ10
の出力軸に直結されているFGで、12はその増幅器であ
る。 以上のように構成されたモータ制御回路について、以
下その動作について説明する。 まず、モータ10が回転するとFG11よりモータ10の回転
に対応した信号が出力され、それをFG増幅器12によって
増幅、波形整形する。そして、その信号はモータ回転数
の基準となる基準信号と位相比較器4で位相比較され、
基準信号とモータ回転との位相誤差を出力する。その位
相誤差信号は、フィルタ回路5によって位相補償及び不
要な成分が除去された後絶対値検出器7に入力される。
入力電圧6とモータ出力電流との関係は、第3図により
明らかなように、入力電圧Vinが増えるにしたがって出
力電流Ioが増し回転数が増すようになる。よって、位相
誤差を持つ入力電圧6の電圧に対応して駆動回路8がモ
ータ10に電流を流し回転数を可変することによって、基
準信号の位相に同期するべく動作する。 また、モータ10の起動は閉ループ時における各回路の
ゲイン設定によって変わり、モータ停止時の誤差電圧、
つまり入力電圧6の電圧値によって決定され、その電圧
に対する電流をモータに流して起動する。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、起動特性にお
いて、閉ループ時のゲイン設定によっては入力電圧6が
小さくなり、駆動回路8としては起動電流を十分流せる
能力がありながらも流すことができない場合が発生す
る。したがって、起動時間が長くなり起動時の駆動電流
が乱れたりするという問題点を有していた。 本発明は上記問題点に鑑み、起動特性が閉ループ時の
ゲイン設定による影響を浮けないようにし、さらに簡単
な構成で、しかも駆動回路の持つ最大電流で起動させる
ことのできるモータ制御回路を提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のモータ制御回
路は、モータが同期状態になっているか否かを検出する
回転検出器と、モータの速度・位相制御ループ内に設け
た可変増幅器とを有し、回転検出器よりの検出信号を可
変増幅器に印加してそのゲインを可変するという構成を
備えたものである。 作 用 本発明は、上記した構成によって、起動時に可変増幅
器のゲインを大にして起動させ、回転検出器が所望の同
期回転数に達したことを検出すると可変増幅器のゲイン
を所定の値または制御ループの安定点に設定するよう動
作させる。したがって、閉ループ時のゲイン設定に関係
なく駆動回路の持つ最大電流で起動させることが可能と
なる。 実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。 第1図は本発明の一実施例におけるモータ制御回路の
ブロック図を示すものである。第1図において、3は基
準信号入力部、4は位相比較器、5はフィルタ回路、6
は駆動回路部の入力電圧、7は絶対値検出器、8は駆動
回路、10はモータ、11はFG、12はFG増幅器で以上は第4
図の構成と同じものである。13は基準信号とFG信号とを
比較してモータ10が位相又は速度同期したかそうでない
かを検出する回転検出器、14は回転検出器13の出力信
号、15はゲインを外部信号によって可変することのでき
る可変増幅器である。 以上のように構成されたモータ制御回路について、以
下第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。 まず第2図は、回転検出器13の出力信号14と可変増幅
器15の関係を示すもので、図でも明らかのように、モー
タ10の起動から同期までの間、可変増幅器15のゲインを
増加させ、同期すると同時にゲインを0dB又は、所定の
ゲインにもどすべく動作する。したがって、同期状態か
らはずれた場合はすべてゲインが増加することになる。 例えば、モータ10が起動状態にある場合、位相比較器
4はFG信号と基準信号とで位相比較するが、FG信号がモ
ータ起動状態にあるため基準信号周波数よりかなり低く
なっている。そのため位相比較器4の出力にはモータを
加速させようとする電圧が発生する。この電圧はフィル
タ回路5を通って可変増幅器15に入力される。ここで前
記したごとく起動状態の場合、可変増幅器15は回転検出
器13の出力信号14によってゲインが増加しているため、
入力された電圧は高い電圧となって次段の絶対値検出器
7、及び駆動回路8に入力されることになる。その結
果、入力される入力電圧が十分高いため駆動回路8の持
つ最大の電流でモータを駆動する。 次に起動状態から同期状態に入る場合、前記したごと
く回転検出器13の出力信号14が同期状態に入ると同時に
可変増幅器15のゲインを0dB又は制御ループの安定ゲイ
ンにもどすべく動作するため、絶対値検出器7及び駆動
回路8の入力電圧6は、起動状態の高い電圧から可変増
幅器15によって所定のレベルに設定され、位相又は速度
誤差に応じた電圧により駆動回路8がモータ10に電流を
流し、モータ10は位相又は速度同期状態となるよう回転
制御される。 以上のように本実施例によれば、回転検出器13の出力
信号14に応じてモータ制御ループ内にある可変増幅器15
のゲインを起動時に増加させ、同期時に0dB又は所定の
値にすることによってループ内における各ブロックのゲ
イン配分に関係なく駆動回路8の持つ最大の電流でモー
タを起動させることができ、しかも、同期時においても
ループ内の各ブロックのゲイン配分に関係なく安定点に
ループゲインを設定することが可能となるため、起動時
間も安定に起動電流を流すことによって効率が上がり短
縮することができ、また同期引込みも安定にすることが
できる。 発明の効果 以上のように本発明は、回転検出器の出力信号に応じ
てモータ制御ループ内にある可変増幅器のゲインを可変
することによって、起動特性が閉ループ時のゲイン設定
による影響を受けないようになり、ループ内の各ブロッ
クのゲイン配分に関係なくループの安定点に設定するこ
とができ、しかも、駆動回路の持つ最大の電流でモータ
を起動させることができる等、その実用効果は大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるモータ制御回路のブ
ロック図、第2図は回転検出器出力と可変増幅器ゲイン
の関係を示す図、第3図は入力電圧と出力電流の関係を
示す図、第4図は従来のブロック図である。 13……回転検出器、15……可変増幅器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−22485(JP,A) 特開 昭58−190286(JP,A) 特開 昭58−103885(JP,A) 特開 昭49−21608(JP,A) 特開 昭50−26022(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.直流電流により駆動されるモータと、 直流電圧を直流電流に変換し前記モータに直流電流を供
    給して電流量によりモータの回転数を可変に制御するモ
    ータ駆動手段と、 前記モータに供給される電流を検出して検出信号を前記
    モータ駆動手段に帰還して前記モータ駆動手段からモー
    タに供給される電流量を制御することによりモータの回
    転数を安定に制御するための回転速度制御ループと、 前記モータの回転数に比例した周波数の速度信号を発生
    する周波数発電器と、 前記周波数発電器からの速度信号と基準周波数の基準信
    号とを位相比較して誤差信号を発生する位相比較器と、 前記位相比較器からの誤差信号電圧を増幅する可変増幅
    器と、 前記位相比較器から出力される誤差信号を前記可変増幅
    器により増幅してモータ駆動用の電圧を前記モータ駆動
    手段に供給する駆動電圧出力手段と、 前記速度信号と基準信号とを比較して前記モータの回転
    数が基準回転数に対して同期状態になっているか否かを
    検出する回転検出器とを備え、 前記駆動電圧出力手段の駆動電圧を前記位相比較器から
    出力される誤差信号により制御する位相制御ループを形
    成するとともに前記位相制御ループに挿入配設された前
    記可変増幅器の利得を前記回転検出器から出力される検
    出信号により制御して、モータの回転数が基準回転数と
    同期状態にない場合は前記可変増幅器の利得値を1より
    も大きい所定の利得に設定し、前記モータ駆動手段から
    前記位相差電圧に対応する所定の駆動電流の電流量より
    多い電流が前記モータに供給されるようにするととも
    に、モータの回転数が基準回転数と同期状態にある場合
    は前記可変増幅器の利得値を1(0dB)に設定して、基
    準電圧に対応する所定の電流量が前記モータに供給され
    るように前記駆動電圧出力手段から出力されるモータ駆
    動用電圧により前記モータ駆動手段を制御するようにし
    たことを特徴とするモータ制御回路。
JP61090464A 1986-04-18 1986-04-18 モータ制御回路 Expired - Lifetime JP2851615B2 (ja)

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JPS62247779A JPS62247779A (ja) 1987-10-28
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JPS6325911Y2 (ja) * 1979-06-27 1988-07-14
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