JP4687962B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、モータの制御装置として、回転速度を検出する検出手段と、制御手段と、制御手段からの指令を受けてモータを駆動するモータドライバと、を備えたものが広く知られている(例えば、特許文献1)。
このものでは、検出手段としてFGセンサ、制御手段としてASICを備え、ASICはFGセンサから検出されるFG信号に応じた信号(加速信号、或いは減速信号)をモータドライバに出力する。これにより、モータドライバからモータに供給される供給電流が制御されることでモータが速度制御(フィードバック制御)されるようになっている。
ところで、モータは、始動時に大きな始動トルクを必要とし、回転速度が目標値に達するまでには、所定時間を要する。そこで、この所定時間を極力短くするべく、始動時(目標に対する偏差が大きいとき)には、大きなゲインによりフィードバック制御を行う一方、モータの回転速度の上昇に伴って目標値に対する偏差が小さくなったときには、モータの回転が早期に安定するように、ゲインを小さく切り換えることが考えられる。
特開2001−61297公報
上記のように、偏差が小さくなったときに、ゲインを小さく切り換えるということは、モータの回転速度が目標速度に近づいたときに、操作量が小さく設定されるということであるから、その分、目標速度に達するまでの時間がかかることとなり、この点において改善の余地があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、モータの回転速度を早期に安定させるとともに、目標速度に到達するまでの時間を短縮させることが可能な電子機器及び、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、感光体に対してレーザ光を走査させるポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、
前記ポリゴンモータの回転速度を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて、複数のゲインの中から一のゲインを選択して前記ポリゴンモータの回転をフィードバック制御する制御手段と、を備え、始動後、前記ポリゴンモータが所定の回転速度に初めて達したときに、前記制御手段は、前記所定の回転速度の前後所定域で用いられるゲインを、前記所定の回転速度に達する直前に選択されていたゲインよりも小さいゲインに切り換える画像形成装置であって、前記ポリゴンモータが前記所定の回転速度に達した後に、前記レーザ光による前記感光体への画像形成が開始され、前記検出手段は、前記ポリゴンミラーにて反射されるレーザ光を受光して受光量に応じた信号を出力するBDセンサと、前記ポリゴンモータの回転速度に応じた周波数のFG信号を出力可能なFGセンサとの二つのセンサから構成され、前記ポリゴンモータの始動から所定期間内の低速領域においては、前記FGセンサから出力されるFG信号に基づいて前記回転速度の検出がなされる一方、それ以降は、前記BDセンサから出力される信号に基づいて前記回転速度の検出がなされ、前記制御手段は、前記FGセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインを、前記BDセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインより小さなゲインに設定するところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記所定域は、前記所定の回転速度を基準として均等に設定されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記所定の回転速度に達した以降のゲインの切り換えは、前記所定域から外れた領域では、前記所定域に適用されるゲインより大きなゲインが選択され、かつ、当該外れた領域のうち、前記モータの回転速度が速い方向に外れた場合のゲインは、遅い方向に外れた場合のゲインより大きなゲインが選択されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、感光体に対してレーザ光を走査させるポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、前記ポリゴンモータの回転速度を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて、複数のゲインの中から一のゲインを選択して前記ポリゴンモータの回転をフィードバック制御する制御手段と、を備えた画像形成装置であって、前記ポリゴンモータが所定の回転速度に達した後に、前記レーザ光による前記感光体への画像形成が開始され、前記検出手段は、前記ポリゴンミラーにて反射されるレーザ光を受光して受光量に応じた信号を出力するBDセンサと、前記ポリゴンモータの回転速度に応じた周波数のFG信号を出力可能なFGセンサとの二つのセンサから構成され、前記ポリゴンモータの始動から所定期間内の低速領域においては、前記FGセンサから出力されるFG信号に基づいて前記回転速度の検出がなされる一方、それ以降は、前記BDセンサから出力される信号に基づいて前記回転速度の検出がなされ、前記制御手段は、前記FGセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインを、前記BDセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインより小さなゲインに設定するところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、所定の回転速度(目標値)に達したときに、初めて小さいゲインに切り換えられる。このような構成であれば、所定の回転速度に達したか否かに拘わらず、偏差が小さくなるとゲインが小さく切り換えられる場合に比べて、所定の回転速度に達する直前のゲインが大きく設定されることとなるので、所定の回転速度に達するまでの時間を短縮出来る。また、一旦、所定の回転速度に達すると、それ以降は、所定の回転速度の前後所定域ではゲインが小さく設定されるので、回転が早期に安定する。
また、請求項1、請求項4の発明によれば、所定の回転速度に達した後に、画像形成が開始されるので、画像品質が高まるし、モータが早く立ちあがるので早期に画像形成を開始することが可能となる。
また、モータの回転速度を検出するセンサには、発電式のものもあるが、請求項1、請求項4の発明によれば、発電式のものに比べて、検出時の応答遅れが小さい光学式のセンサ(BDセンサ)を用いている。このような構成であれば、モータの回転速度を現実の回転速度に対して誤差なく検出することが出来る。そのため、制御手段においては現実の偏差に対応した適正な操作量が算出されることとなるから、精度の高い制御(フィードバック制御)を行なうことが可能となる。
また、BDセンサはポリゴンミラーで反射した反射光の一部を受光するものであり、反射光の大部分は感光体に照射される。仮に、ポリゴンモータの始動直後からBDセンサに基づいて回転速度の検出を行なうと、ポリゴンモータが低速回転中にも、レーザ光が感光体に照射されることとなるが、これを行なってしまうと、ポリゴンモータの回転速度が低速であるがために、感光体の同じ部位にレーザ光が長く(長い時間)、照射される。そのため、場合によっては、感光体が早期に劣化する。この点に関し、請求項1、請求項4の発明によれば、ポリゴンモータの始動から所定期間内の低速領域においては、FGセンサから出力されるFG信号に基づいて回転速度の検出がなされ、低速領域を脱した以降、BDセンサから出力される信号に基づいて回転速度の検出がなされる。従って、低速回転中には、レーザ光を出射させなくて済むから、感光体の早期劣化を未然に防止できる。
また、FGセンサはロータの減磁の影響を受けやすく、また、検出時には応答の遅れがあるので、一般に、BDセンサに比べて検出精度が低い傾向にある。仮に、検出精度が低いFGセンサでモータの回転速度を検出しているときに、大きなゲインに設定してしまうと、大きな検出誤差があった場合には、これが大きく増幅されてしまうので、制御に支障を来たす恐れがある。この点に関し、請求項1、請求項4の発明によれば、FGセンサに基づく制御時に比べて、BDセンサに基づく制御時にはゲインが大きく設定される。このように、検出精度が高いセンサが使用されているときに、ゲインを大きくする設定、言い換えると、検出精度が高くないセンサが使用される場合にはゲインを小さくする設定であれば、FGセンサ使用時に、大きな検出誤差があったとしても、これが大きく増幅されることがない。
本発明の一実施形態について図1ないし図7を参照しつつ説明する。
1.全体構成
図1は、レーザプリンタの要部側断面図である。レーザプリンタ(本発明の画像形成装置に相当)10は本体ケーシング11の下部に、カセット収容部12が設けられており、そこに、記録媒体としての用紙を積層状に収容した給紙カセットCが装着されている。尚、以下の説明において、前、後方向については、装置の正面方向を前側(図1における右側)として説明する。
本体ケーシング11内には、用紙搬送経路Lが形成されている。用紙搬送経路Lは、図1において実線で示す通りであり、給紙カセットCの前方上部でレーザプリンタ10の後方に約180度で反転した後、レーザプリンタ10の後部に向かう。そして後部側に至ると、今度は前方に約180度反転して本体ケーシング11の上面壁に設けられる排紙部14に至る経路をとる。
詳細には次に述べるが、給紙カセットCから送り出された用紙には用紙搬送経路Lを搬送される過程でトナー像が形成されるとともに、これが定着器46によって熱定着されることで所望の画像が形成されるようになっている。
2.用紙搬送並びに画像形成機構
レーザプリンタ10は、メインモータ(図示せず)並びに、ポリゴンモータMpの二つのモータ(共に、ブラシレスDCモータ)を備えるとともに、用紙搬送経路L上には、図1に示すように、給紙ローラ21、搬送ローラ23、レジストローラ25、転写ローラ27、加熱ローラ48、そして排紙ローラ49が順に設けられており、これら各ローラはメインモータから駆動力を受けて回転するようになっている。
給紙ローラ21は給紙カセットC上に載置された用紙を搬送ローラ23まで送り出すためのものである。次に、搬送ローラ23は、給紙ローラ21によって送り出された用紙を、レジストローラ25まで搬送させるべく中継させるためのものである。尚、この搬送ローラ23には、紙粉取りローラ24が対向配置され、これらローラ23、24間を用紙が通過する際に、用紙の紙粉が取り除かれるようになっている。
レジストローラ25は、給紙ローラ21、搬送ローラ23を経由して搬送されてきた用紙を、正しい姿勢に矯正し、その後、転写ローラ27へと搬送するためのものである。
転写ローラ27には図1に示すように感光ドラム(本発明の感光体に相当)28が対向配置され、更に、感光ドラム28の上方には、スコロトロン型帯電器35、スキャナ部41が配されるとともに、感光ドラム28の前部(図1における右側)には現像ローラ38とトナー室31Aが並んで配されている。
スキャナ部41は、図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー45、fθレンズ42、反射鏡43A、レンズ44および反射鏡43Bなどを備えている。ポリゴンミラー45は、ポリゴンモータMpの駆動により回転し、レーザ光源から出射されたレーザ光を、スコロトロン型帯電器35により一様に正帯電された感光ドラム28の表面に高速走査させる。より具体的に説明すると、レーザ光は、図1の破線で示すように、ポリゴンミラー45で偏向されてfθレンズ42を通過した後、反射鏡43Aによって反射され、レンズ44へと向かう。そしてレンズ44を通過して反射鏡43Bに至ると、そこで更に、下向きに反射され、感光ドラム28の表面上に照射される。
現像ローラ38は、内部にトナー室31Aを有する筐体31の後端部に回動自在に支持されている。筐体31内のトナー室31Aにはアジテータ36が設けられており、同アジテータ36はメインモータからの動力の入力により回転駆動して、トナーを攪拌する。そして、このアジテータ36の回動に伴って、攪拌されたトナーはトナー室31Aから現像ローラ38に向けて放出される。
放出されたトナーは、感光ドラム28に対向して接触する時に、感光ドラム28の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給(選択的に担持)される。かくして、感光ドラム28上にトナー像が形成されることとなる。そして、搬送された用紙が感光ドラム28を通過するときに、感光ドラム28に担持されたトナーが用紙上に付着することで、用紙上にトナー像が転写される。
加熱ローラ48には加圧ローラ47が対向配置されている。加熱ローラ48は円筒状部材としての金属素管を備え、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。この、ハロゲンランプにより、加熱ローラ48の表面が定着温度に加熱される。加圧ローラ47は金属製のローラ軸をゴム材料によって被覆してなるとともに、加熱ローラ48に弾性的に押圧された状態にあって加熱ローラ48の回転に従動される。この加圧ローラ47と加熱ローラ48によって、用紙上にトナー像を熱定着させる定着器46を形成している。
排紙ローラ49は、本体ケーシング11の内部と排紙部14とを区画する境目部分にあって、定着器46を経て搬送されてきた画像形成済みの用紙を排紙部14上に排出させるように機能するものである。
3.ポリゴンモータ制御機構の構成
図2は、ポリゴンモータ制御機構の電気的構成を示すブロック図である。ポリゴンモータ制御機構100は、同図に示すようにモータドライバ110、速度検出部(本発明の検出手段に相当)120、フィードバック制御部(本発明の制御手段に相当)150、PWM信号生成部140等から構成されている。尚、ポリゴンモータ(以下、単にモータとする)Mpは3相のブラシレスDCモータであり、ロータ側に永久磁石を備える一方、ステータ側には3相の駆動コイルを備える。
a)速度検出部
速度検出部120は、モータMpの回転速度を個別に検出可能な二つのセンサ(FGセンサ121、BDセンサ125)並びに信号処理部127を備える。
FGセンサ(Frequency Generater)121はいわゆる発電式のセンサであって、ロータの回転に伴ってFGセンサ121の備える検出部に誘導起電力が生ずるように構成されている。そのため、FGセンサ121からは、ロータの回転速度に応じた周波数の交流信号(FG信号)が出力される。すなわち、回転速度が速い場合には出力される信号の周波数が高くなり、これとは反対に回転速度が遅い場合には、周波数が低くなる。
BD(Beam Detector)センサ125は光学式のセンサであって、レーザ光を受光し、受光レベルに応じた信号を出力可能に構成された受光素子を備える。具体的な検出動作について説明すると、受光素子はポリゴンミラー45が所定角度となった場合に反射光を受光するように配置されている。そのため、BDセンサ125からは、ポリゴンミラー45の回転速度に応じたパルス間隔のBD信号が出力される。すなわち、ロータの回転速度が速い場合には、パルス間隔が短くなり、これとは反対に回転速度が遅い場合にはパルス間隔が長くなる。
そして、上記した両センサ121、125から出力される出力信号(FG信号、BD信号)は、いずれもモータドライバ110を経由して信号処理部127に送られる。信号処理部127では、出力信号について信号処理が行なわれ、ポリゴンモータMpの回転速度(単位時間あたりの回転数)Vtが算出される。そして、算出された回転速度Vtは、信号処理部127から出力される信号Svを通じて、次述する切換制御部151、並びにフィードバック演算処理部155に入力される。尚、詳しくは後に述べるが、モータMpの始動から所定期間内においては、FG信号に基づいてモータの回転速度について検出が行なわれ、それ以降は、BD信号に基づいてモータの回転速度について検出が行なわれる。また、以下、FGセンサ121、BDセンサ125を総称して速度センサと呼ぶ。
b)フィードバック制御部
フィードバック制御部150は、切換制御部151、ゲインパターン切換部153、フィードバック演算処理部155から構成される。切換制御部151は、信号Svが入力されると、信号Sv中のデータから回転速度Vtを読み取り、その後、回転速度Vtを閾値(後述するが規定回転速度Va、目標回転速度Vb等)と比較して、その結果に応じた切換指令Sr、Seをゲインパターン切換部153或いは、フィードバック演算処理部155に対して出力するものである。本実施形態のものは、第1ゲインパターン〜第3ゲインパターンの3つのゲインパターンが予め設けられており、ゲインパターン切換部153は、これらゲインパターンの中から、切換指令Srに応じたゲインパターンを選択する処理を行なうものである。
フィードバック演算処理部155は、切換制御部151と同様に信号Svが入力されると、信号Sv中のデータから信号処理部127で算出された回転速度Vtを読み取る。その後、回転速度Vtから目標回転速度Vbを減算する演算処理を行なって、偏差Xを算出するとともに、算出された偏差Xとゲインパターン切換部153で選択されたゲインパターンに基づいて、操作量Yを算出する処理を行なうものである。そして、フィードバック演算処理部155で算出された操作量Yは、信号Sfを通じてPWM信号生成部140に入力される。
c)PWM信号生成部、モータドライバ
PWM信号生成部140では、操作量Yに応じたパルス幅のPWM信号が生成される。すなわち、操作量Yが大きく設定された場合には、デューティ比の大きい(ON時間の長い)PWM信号が生成され、これとは反対に操作量Yが小さく設定された場合には、デューティ比の小さい(ON時間の短い)PWM信号が生成され、これがモータドライバ110に入力される。かくして、モータドライバ110を通じてモータMpの駆動コイルに供給される電流量がPWM制御されることで、モータMpは回転速度制御される。
また、先にも述べたように、モータMpはブラシレスDCモータである。そのため、ロータの回転を持続させるために、駆動コイルの作る磁界の向きをロータの位置に応じて切り換える必要がある。そのため、モータMpにはホール素子(図示せず)が設けられる一方、ポリゴンモータ制御機構100には、相切換部130が設けられている。ホール素子からは、ロータの位置に応じて位置信号が出力され、これがモータドライバ110を通じて相切換部130に入力される。相切換部130は、ホール素子から入力された位置信号に基づいて、モータドライバ110に相切換信号を出力する。これにより、3相を構成する各駆動コイルに対する電流の供給タイミング或いは、向きが制御・切り換えられることで、駆動コイルによって作される磁界の向きがロータの回転に追随して切り換わる。
また、図2における符号115は、レーザプリンタ10の全体の制御を行なうCPUである。同図に示すようにCPU115は、フィードバック制御部150、ひいてはポリゴンモータ制御機構100との間で信号を送受信させるようになっており、ポリゴンモータMpの回転状況を監視している。
4.ゲインパターンとフィードバック制御部によるゲインパターンの切り換え処理
図3は第1ゲインパターンにおける偏差Xと操作量Yとの関係を示す相関図、図4は第2ゲインパターン並びに、第3ゲインパターンにおける偏差Xと操作量Yとの関係を示す相関図である。図5は各ゲインの大小関係を示す図である。
図3に示すように、第1ゲインパターンでは、偏差Xの大小に拘わらずゲインG1の大きさは一定とされ、操作量Yの大きさは偏差Xに比例した値となるように設定されている。
図4に示すように、第2ゲインパターンでは、第1ゲインパターンと同様に、偏差Xの大小に拘わらずゲインG2の大きさは一定とされ、操作量Yの大きさは偏差Xに比例した値となるように設定されている。また、図5に示すように、ゲインG1に比べてゲインG2の方が値が大きく設定されている。尚、ここでいうゲインの値が大きいとは、増幅率が大きいという意味である。
第3ゲインパターンでは、偏差Xの大きさに応じてゲインが3段階に設定されている。より具体的に説明すると、偏差Xのレベルに応じて第一領域(本発明の前後所定域に相当)S1、第二領域S2、第三領域S3が設定され、各領域ごとにゲインが個別に設定されている。
第一領域S1は偏差Xが小さい領域であり、目標回転速度(偏差ゼロ)Vbを基準として均等に設定されている。すなわち、その範囲は偏差Xがプラスとなる側並びにマイナスになる側共に、同じ割合(ここでは、目標回転速度Vbの±5%)に設定されており、第一領域S1内では図5に示すように全てのゲインGの中でもっとも小さな値のゲインG3が適用される。
また、第一領域S1に対して回転速度がより速くなる方向(偏差+方向)に外れた領域が第二領域S2とされ、回転速度が遅くなる方向(偏差−方向)に外れた領域が第三領域S3とされる。第二領域S2ではゲインG4が適用され、第三領域ではゲインG2が適用される。
図6は、ゲインパターン並びに速度センサの切り換え手順を示すフローチャート図、図7はポリゴンモータの回転速度Vtの推移を示す図である。以下、モータMpの始動から回転速度Vtが安定するに至るまでのゲインパターン並びに、速度センサの切り換え手順について説明する。
尚、ゲインパターンの初期設定については、ゲインパターン切換部153により第1ゲインパターンが選択されるように予め設定されている。また、始動時には、BDセンサは使用されず(レーザ光が出射されない)、FGセンサ121が用いられる。
ステップ10において、モータMpが始動されると、FGセンサ121から出力されるFG信号に基づいてフィードバック制御が開始される。すなわち、信号処理部127では、FG信号に基づいてモータMpの回転速度Vtを算出する処理がなされ、これが切換制御部151並びにフィードバック演算処理部155にそれぞれ入力される。
フィードバック演算処理部155では入力された回転速度Vtに基づいて偏差Xが算出され、算出された偏差Xに基づいて操作量Yが算出される。ここでは、第1ゲインパターンが選択されているから、ゲインG1を比例係数として操作量Yが偏差Xに対して比例的に定められる(図3参照)。そして、PWM信号生成部140では操作量Yに応じたデューティ比のPWM信号が生成され、これがモータドライバ110に与えられる。かくして、駆動コイルに供給される電流量がPWM制御される。
上記した一連のフィードバック制御と並行して、切換制御部151では、モータMpの回転速度Vtについて判定処理が行なわれる。具体的には、始動直後、判定基準となる閾値として規定回転速度Vaが設定され、回転速度Vtが規定回転速度Vaに達したか、否かが判定される(ステップ20)。
ステップ20で回転速度Vtについて判定を行なうのは、モータMpが目標回転速度(画像形成を行なう際の回転速度)Vbにほぼ近い高速回転状態に達したかを判別するためであり、本実施形態では、規定回転速度Vaは目標回転速度Vbの約90%に設定されている。
そして、回転速度Vtが規定回転速度Vaに達するまでの間は、ステップ20でNo判定されることで、上記した初期設定の状態が維持されてフィードバック制御が行なわれるが、回転速度Vtが規定回転速度Vaに達すると、ステップ20においてYESと判定され、ステップ30に移行する。
ステップ30では、レーザ光の出射が開始される。すなわち、CPU115はフィードバック制御部150を通じてモータMpの回転速度Vtを常に監視しており、規定回転速度Vaに達すると、図示しないレーザ駆動回路に投光指令を与える。これにより、レーザ光が出射され、ポリゴンミラー45で反射した反射光がBDセンサ125により受光される。
かくして、BDセンサ125からはBD信号が出力され、これが、信号処理部127に入力される。そして、BD信号の入力以降、信号処理部127においては、BD信号に基づいてモータMpの回転速度Vtの検出が行なわれる(速度センサの切り換え)。
このように、モータMpの回転速度Vtが低速回転状態を脱して目標回転速度Vbに近い高速回転状態に移行した後に、レーザ光の出射を開始させることで、以下の効果が得られる。
仮に、低速回転中にレーザ光を出射すると、その光はポリゴンミラー45で反射され、大部分は感光ドラム28に照射される。この場合には、ポリゴンモータMpの回転速度Vtが低速であるがために、感光ドラム28の同じ部位にレーザ光が長時間にわたって照射されることとなり、場合によっては、感光ドラム28が早期に劣化する。しかし、低速回転中には、レーザ光を出射させなくて済むから、感光ドラム28の早期劣化を未然に防止できる。
そして、レーザ光の出射の開始に続いて、ステップ40に移行し、そこでは、ゲインパターンを切り換える処理が行なわれる。すなわち、切換制御部151からゲインパターン切換部153に切換指令Srが送られ、これを受信したゲインパターン切換部153によってゲインパターンを第1ゲインパターンから第2ゲインパターンに切り換える処理が行なわれる。
かくして、図7に示すように、規定回転速度Vaに達した以降(ポイントA、時刻ta以降)、フィードバック演算処理部155では第2ゲインパターン、すなわちゲインG2に基づいて操作量Yが決定される(図4参照)。
一方、切換制御部151では、先の切換指令Srの出力に続いて判定の基準となる閾値を変更する処理が行なわれ、それ以降は、回転速度Vtが目標回転速度Vbに達したか、否かについて判定を行なう(ステップ50)。
回転速度Vtが目標回転速度Vbに達するまでは、ステップ50でNo判定されるため、第2ゲインパターンに従って、フィードバック制御が行なわれるが、時刻tbにおいて目標回転速度Vbに達すると、ステップ50でYESと判定され、ステップ60に移行する。
ステップ60では、回転速度Vtを監視していたCPU115からの指令に基づいてレーザ光の出射パターン(点灯パターン)が、画像データに応じたパターンに変更され感光ドラム28に対する画像形成が開始される。そして、これと同時に、切換制御部151からゲインパターン切換部153に切換指令Srが送られ、これを受信したゲインパターン切換部153によってゲインパターンを、第2ゲインパターンから第3ゲインパターンに切り換える処理が行なわれる。このように、本実施形態では、目標回転速度Vbに達したところで、ゲインパターンが再び、切り換えられる。
尚、この時刻tbが本発明における「始動後、前記モータが所定の回転速度に初めて達したとき」に相当し、目標回転速度Vbが本発明における「所定の回転速度」に相当する。そして、ステップ60における第2ゲインパターンから第3ゲインパターンへの切り換え処理によって、本発明における「前記所定の回転速度の前後所定域で用いられるゲインを、前記所定の回転速度に達する直前に選択されていたゲインよりも小さいゲインに切り換える」が実現されている。
第3ゲインパターンに切り換えが行なわれた以降の制御について、更に、説明を行なうと、切り換え以降、基本的には増幅率の最も小さいゲインG3が選択された状態で一連のフィードバック制御がおこなわれるが、これと並行して切換制御部151では、信号処理部127から入力される回転速度Vtの変動状況、すなわち偏差Xが第一領域S1内におさまっているか、否かを判定する処理を行う。
そして、偏差Xが第一領域S1から外れた場合には、切換信号Seをフィードバック演算処理部155に対して出力する。これにより、フィードバック演算処理部155において、ゲインGをより大きなゲインG2、或いはG4に変更する処理が行なわれる。
このように、回転速度Vtが目標回転速度Vbに対して大きく変動して第一領域S1を外れた場合に、ゲインGをそれまでのゲインG3に比べて大きなゲインG2或いはG4に変更することで、操作量Yが大きく設定され早期に回転速度Vtを目標回転速度Vbに近づけることが出来る。
そして、本実施形態では、第三領域S3に移行した場合にはゲインG3からゲインG2に変更されるのに対し、第二領域S2に移行した場合には、ゲインG2より更に大きなゲインG4に変更されるが、これは、モータMpの応答の特性を考慮したものである。
すなわち、一般に、回転速度Vtが速い領域では回転速度Vtが遅い領域に比べて、操作量Yの大きさに対して回転速度Vtが線形的に変化せず、応答が悪い傾向にあるが(主として、相切換えのスイッチングロス等による)、回転速度が速い方向に外れた場合には、遅い方向に外れた場合のゲインG2より大きなゲインG4が選択されるので、モータMpの応答遅れを最小限に留めることが可能となる。
尚、上記した第3ゲインパターンにおけるゲインGの変更は、先にも述べたように、偏差Xのレベルに応じて行なわれるが、本実施形態では、図7に示すように時刻tb以降、モータMpは加速してゆき時刻tc(ポイントC)で第一領域S1をプラス方向にはずれているから、この時点でゲインGの設定がゲインG3からゲインG4に変更される。そして、ゲインGの変更により、それ以降、減速し次第に目標回転速度Vbに近づいてゆく。その後、時刻td(ポイントD)で再び第一領域S1内に復帰し、この時点でゲイン設定がゲインG4からゲインG3に変更される。それ以降、回転速度Vtは第一領域S1内において安定することとなり、モータMpはゲインG3でフィードバック制御される。
このように本実施形態によれば、目標回転速度Vbに対する偏差Xが小さい第一領域S1においては、増幅率の最も小さいゲインG3に設定される。これにより、目標回転速度Vb近傍でのオーバーシュート、並びにリンギングが抑えられるから、回転速度Vが早期に安定する。しかも、このゲインG3が適用されるのは、モータMpの回転速度Vtが目標速度Nbに達した直後(時刻tb)からである。すなわち、目標回転速度Vbに達する直前においても偏差Xは小さくなるが、そのときには、第2ゲインパターンが選択されてゲインG3に比べて増幅率の大きいゲインG2が適用される設定とされている。
このように、少なくとも目標回転速度Vbに達するまでは、小さなゲインG3への切り換えを行なわず増幅率の大きなゲインG2に従って操作量Yを決定することで、始動から目標回転速度Vbに達するまでの時間を短縮することが可能となる。このように、モータMpが早く立ちあがるので早期に画像形成を開始することが可能となる。
また、ゲインG3が適用される第1領域S1は目標回転速度Vbを基準として均等に設定されている。このような設定であれば、例えば、第1領域S1を非均等にしたり、或いは目標回転速度Vbの近傍領域において、目標回転速度Vbを上回った場合と下回った場合とでゲイン設定を異なる設定とする場合に比べてバランスがとれ、モータMpの回転をより早く安定させることが出来る。
また、本実施形態のものは、FGセンサ121並びに、BDセンサ125を備え、いずれのセンサでもモータMpの回転速度を検出することが出来るが、一般にFGセンサ121は、ロータの減磁の影響を受けやすく、また、検出時には応答遅れがあるから検出精度が高くない。これに対し、BDセンサ125は光学式のセンサであるので応答が速く、FGセンサ121に比べて検出精度が高い。
そこで、本実施形態では、センサの種別に応じてゲインパターン、ひいてはゲインGを切り換えることとしている(ステップ30、ステップ40における処理)。このように、センサの検出精度が高くないもの、すなわち検出誤差が大きく現れると予見されるセンサで回転速度Vtの検出を行なっている場合には小さなゲインG1に設定しておくことで、仮に、大きな検出誤差が実際にあったとしても、これが大きく増幅されることがなく、モータMpの回転速度制御の精度を高めることができる。
加えて、目標回転速度Vbの近傍においては、検出精度の高いBDセンサを用いて制御を行なっており、この点も、モータMpの回転速度制御の精度を高める要因となる。
加えて、本実施形態のものは、モータMpの回転速度Vtが目標回転速度Vbに達した後に、画像形成が開始されるので、画像品質が高まるという利点もある。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの要部側断面図。 ポリゴンモータ制御機構の電気的構成を示すブロック図。 第1ゲインパターンにおける、偏差と操作量との関係を示す相関図。 第2ゲインパターン並びに、第3ゲインパターンにおける偏差と操作量との関係を示す相関図。 各ゲインの大小関係を示す図。 ゲインパターン並びに、速度センサの切り換え手順を示すフローチャート図。 ポリゴンモータの回転速度の推移を示す図。
10...レーザプリンタ(画像形成装置)
45...ポリゴンミラー
121...FGセンサ(検出手段)
125...BDセンサ(検出手段)
150...フィードバック制御部(制御手段)
Mp...ポリゴンモータ(モータ)

Claims (4)

  1. 感光体に対してレーザ光を走査させるポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、
    前記ポリゴンモータの回転速度を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、複数のゲインの中から一のゲインを選択して前記ポリゴンモータの回転をフィードバック制御する制御手段と、を備え、始動後、前記ポリゴンモータが所定の回転速度に初めて達したときに、前記制御手段は、前記所定の回転速度の前後所定域で用いられるゲインを、前記所定の回転速度に達する直前に選択されていたゲインよりも小さいゲインに切り換える画像形成装置であって、
    前記ポリゴンモータが前記所定の回転速度に達した後に、前記レーザ光による前記感光体への画像形成が開始され、
    前記検出手段は、前記ポリゴンミラーにて反射されるレーザ光を受光して受光量に応じた信号を出力するBDセンサと、前記ポリゴンモータの回転速度に応じた周波数のFG信号を出力可能なFGセンサとの二つのセンサから構成され、
    前記ポリゴンモータの始動から所定期間内の低速領域においては、前記FGセンサから出力されるFG信号に基づいて前記回転速度の検出がなされる一方、
    それ以降は、前記BDセンサから出力される信号に基づいて前記回転速度の検出がなされ、
    前記制御手段は、前記FGセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインを、前記BDセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインより小さなゲインに設定する画像形成装置。
  2. 前記所定域は、前記所定の回転速度を基準として均等に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記所定の回転速度に達した以降のゲインの切り換えは、
    前記所定域から外れた領域では、前記所定域に適用されるゲインより大きなゲインが選択され、
    かつ、当該外れた領域のうち、前記モータの回転速度が速い方向に外れた場合のゲインは、遅い方向に外れた場合のゲインより大きなゲインが選択されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置
  4. 感光体に対してレーザ光を走査させるポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、
    前記ポリゴンモータの回転速度を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、複数のゲインの中から一のゲインを選択して前記ポリゴンモータの回転をフィードバック制御する制御手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記ポリゴンモータが所定の回転速度に達した後に、前記レーザ光による前記感光体への画像形成が開始され、
    前記検出手段は、前記ポリゴンミラーにて反射されるレーザ光を受光して受光量に応じた信号を出力するBDセンサと、前記ポリゴンモータの回転速度に応じた周波数のFG信号を出力可能なFGセンサとの二つのセンサから構成され、
    前記ポリゴンモータの始動から所定期間内の低速領域においては、前記FGセンサから出力されるFG信号に基づいて前記回転速度の検出がなされる一方、
    それ以降は、前記BDセンサから出力される信号に基づいて前記回転速度の検出がなされ、
    前記制御手段は、前記FGセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインを、前記BDセンサに基づいて回転速度の検出が行われるときのゲインより小さなゲインに設定する画像形成装置。
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