JPH1064184A - データ記録再生装置及びディスク回転用モータ回転制御方法 - Google Patents

データ記録再生装置及びディスク回転用モータ回転制御方法

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JPH1064184A
JPH1064184A JP22253996A JP22253996A JPH1064184A JP H1064184 A JPH1064184 A JP H1064184A JP 22253996 A JP22253996 A JP 22253996A JP 22253996 A JP22253996 A JP 22253996A JP H1064184 A JPH1064184 A JP H1064184A
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JP
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rotation
gain
disk
control
motor
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JP22253996A
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Hidetoshi Kawachi
秀俊 嘉和知
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク回転用モータに生じる負荷変動を抑制
することで、回転精度を安定化させる。 【解決手段】SPM3の目標回転数rと実際の回転数x
との差r−xを減算器21によりSPM3の回転誤差と
して算出し、その回転誤差r−xを、シーク動作時でな
い場合、或いは回転誤差r−xが誤差規定値以下の場合
には、ゲイン切り替え器22により低ゲインK1 の乗算
器23に切り替え出力させ、シーク動作時の場合、或い
は回転誤差r−xが誤差規定値より大きい場合には、ゲ
イン切り替え器22により高ゲインK2 の乗算器24に
切り替え出力させる。SPM制御量算出部25は、K1
乗算器23の出力K1 (r−x)またはK2 乗算器24
の出力K2 (r−x)に対応するSPM制御量を算出
し、D/Aコンバータ15に出力することで、SPMド
ライバ6を介してSPM3に制御電流を流させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの記録再生
を行うヘッドをディスク回転用モータにより高速回転す
るディスク上の指定位置にシーク・位置決め制御するデ
ータ記録再生装置及びディスク回転用モータ回転制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ記録再生装置の代表的な
ものに磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置
の大容量化のためには、磁気記録密度を向上させること
が必要となる。そのための手段の一つとして、データの
フォーマット効率を向上させる技術が必要とされてい
る。また、フォーマット効率を向上させる手段の一つと
して、磁気記録媒体としての磁気ディスクを一定回転数
で高速回転させるディスク回転用モータ、例えばスピン
ドルモータ(SPM)の回転精度を向上させ、隣接デー
タセクタ間に設定されている、データギャップ部の領域
を縮小させる等の手法が考えられている。
【0003】ところで、スピンドルモータにかかる負荷
には、スピンドルモータのベアリング部での損失、風損
等がある。これらは、ほぼ一定と見積られるため、従来
のスピンドルモータの回転制御においては、発生した回
転変動量に応じてスピンドルモータに供給する電流を変
化させるフィードバック制御によって定常回転を保つ手
法が適用されていた。このフィードバック制御での制御
ゲインは、定常回転モードにおいては常に一定に設定さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スピンドルモータにか
かる負荷としては、上記したようにスピンドルモータの
ベアリングによる損失、風損等が挙げられる。ここで風
損としては、回転する磁気ディスクと空気による損失の
他に、ヘッドを搭載したキャリッジと空気流とによって
生じる損失が考えられる。このキャリッジによる風損
(後者の風損)について、本発明者は、キャリッジ(ヘ
ッド)のポジション(がディスクの外周側であるか或い
は内周側であるか)によって、その損失程度が異なり、
ロータリタイプのキャリッジの場合であれば、一般的に
は図8に示すように外周側に位置する場合の方が損失が
大きく、したがってヘッドを外周側から内周側へシーク
させた場合には、上記の風損による変動が生じることを
認識するに至った。
【0005】一方、近年は磁気ディスク装置(ハードデ
ィスク装置)の小型化が進み、スピンドルモータのイナ
ーシャは低減しつつある。このため、小型化された磁気
ディスク装置では、外乱による変動を受け易く、上述し
たシークによるスピンドルモータの負荷変動の影響も無
視できなくなってきている。そこで、このような変動の
影響を抑制することが必要となる。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、スピンドルモータに代表されるディスク
回転用モータに生じる負荷変動を想定し、モータの回転
変動が発生し易いシーク動作時、或いはモータの回転変
動が大きくなった場合に、モータ回転制御のフィードバ
ックゲインを通常時より高く設定することで、回転精度
を安定化させることができるデータ記録再生装置及びデ
ィスク回転用モータ回転制御方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク回転
用モータを一定回転数で回転させる定常回転モードにお
いてスピンドルモータに代表されるディスク回転用モー
タの負荷変動の要因を検出する検出手段と、ディスク回
転用モータの回転のフィードバック制御に用いる制御ゲ
インを2種類以上有し、この制御ゲインを上記検出手段
の検出結果に応じて切り替え使用するゲイン切り替え手
段とを備え、ディスク回転用モータの負荷変動の要因が
検出された場合には、制御ゲインを上げるようにゲイン
切り替えが行われる構成としたことを特徴とする。
【0008】このような構成においては、ディスク回転
用モータの負荷変動の要因が検出された場合に、ディス
ク回転用モータの回転制御のゲインが通常時より上げら
れて、高応答性でのフィードバック制御が行われること
から、ディスク回転用モータの回転変動を抑え、回転精
度を一定レベル以上に保つことが可能となる。また、デ
ィスク回転用モータの負荷変動の要因が検出されない通
常状態では、高ゲインでのフィードバック制御は行われ
ないため、発振を招くことはなく、回転変動のない状態
を維持できる。
【0009】また本発明は、ディスク回転用モータの負
荷変動の要因の1つにシーク動作があることに着目し、
シーク動作が行われる際には、その後のシーク動作でデ
ィスク回転用モータの負荷変動が発生して、その回転数
が過渡的に変動する回転数異常が生じることを予測し
て、制御ゲインを上げるようにゲイン切り替えを行い、
シーク完了後に制御ゲインを下げるようにゲイン切り替
えを行うようにしたことを特徴とする。
【0010】このような制御ゲインの切り替え制御によ
り、シーク動作でのヘッド位置の違いに起因するディス
ク回転用モータの損失の相違によって発生する当該モー
タの回転変動量を低く抑え、回転精度を一定レベル以上
に保つことが可能となる。
【0011】また本発明は、ディスク回転用モータの負
荷変動の要因の1つに、当該モータの目標回転数と実際
の回転数との差である回転誤差の増大があることに着目
し、上記回転誤差が予め定められた規定値を越えた場合
には制御ゲインを上げるようにゲイン切り替えを行い、
上記回転誤差が上記規定値以下となった場合には制御ゲ
インを下げるようにゲイン切り替えを行うようにしたこ
とを特徴とする。ここで上記規定値には、許容される定
常回転誤差以内の値が設定されるようにするとよい。こ
のような制御ゲインの切り替え制御により、ディスク回
転用モータの回転変動を速やかに定常回転誤差以内に収
めることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、1はデータが記録される媒
体(メディア)であるディスク(磁気ディスク)、2は
ディスク1へのデータ書き込み(データ記録)及びディ
スク1からのデータ読み出し(データ再生)に用いられ
るヘッドである。このヘッド2は、ディスク1の各面に
対応してそれぞれ設けられている。
【0014】ディスク1の各面には同心円状の多数のト
ラックが形成され、各トラックには、位置決め制御等に
用いられるサーボ情報が記録された複数のサーボ領域が
等間隔で配置されている。これらのサーボ領域は、ディ
スク1上では中心から各トラックを渡って放射状に配置
されている。各サーボ領域は、信号の振幅が安定するた
めに一定の周波数のデータが記録されたAGC安定化領
域(振幅AGC領域)、イレーズとセクタ番号(サーボ
セクタ番号)を示すセクタデータが記録されたセクタデ
ータ領域、シリンダ番号(シリンダアドレス)を示すシ
リンダデータが記録されたシリンダデータ領域、及び位
置情報(シリンダデータの示すシリンダ内の位置誤差)
を波形の振幅で示すためのデータであるバースト信号
(バーストデータ)が記録されたバースト領域等、周知
の領域を有する。
【0015】ディスク1はスピンドルモータ(SPM)
3により高速に回転する。ヘッド2はキャリッジ4と称
するロータリタイプのヘッド移動機構に取り付けられ
て、このキャリッジ4の移動によりディスク1の半径方
向に移動する。キャリッジ4は、ボイスコイルモータ
(VCM)5により駆動される。
【0016】SPM(スピンドルモータ)3は、当該S
PM3に制御電流を流して当該SPM3を駆動するため
のSPMドライバ6に接続され、VCM(ボイスコイル
モータ)5は、当該VCM5に制御電流を流して当該V
CM5を駆動するためのVCMドライバ7に接続されて
いる。この制御電流の値(制御量)は、CPU(マイク
ロプロセッサ)12の計算処理で決定され、アナログ値
で与えられる。
【0017】各ヘッド2は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドIC8と接続され
ている。このヘッドIC8は、ヘッド2で読み取られた
アナログ出力を増幅するヘッドアンプ81を有する。
【0018】ヘッドIC8はリード/ライト回路9及び
位置データ検出回路10と接続されている。リード/ラ
イト回路9は、ヘッドIC8内のヘッドアンプ81で増
幅されたアナログ出力(ヘッド2のリード信号)を入力
し、データ再生動作に必要な信号処理、例えばアナログ
出力からNRZのデータに変換するための信号処理を行
う。リード/ライト回路9はまた、データ記録動作に必
要な信号処理、例えばHDC(ディスクコントローラ)
17から送られてきたNRZデータ(ライトデータ)を
変調してディスク1に書き込むデータ(例えば2−7、
1−7変調データ)に変換するための信号処理も行う。
【0019】位置データ生成回路10は、ヘッド2のリ
ード信号からヘッド位置決め制御等のサーボ処理に必要
なサーボ情報を再生する処理と、再生されたサーボ情報
からシリンダデータ(シリンダ番号)等を抽出・復号す
るデコード処理を実行する。また位置データ生成回路1
0は、ヘッドのリード信号に含まれているサーボ情報中
のバースト信号の振幅をホールド(ピークホールド)
し、そのホールド値をD/A変換したバーストデータを
位置情報(位置誤差データ)として得る。
【0020】SPM回転検出回路11は、SPM3の回
転速度(回転数)を検出するためのもので、SPM3の
回転変動を監視するのに用いられる。CPU12は、例
えばワンチップのマイクロプロセッサである。このCP
U12は、位置データ生成回路10と共にヘッド位置決
め制御を実行するサーボ処理システム(ヘッド位置決め
制御機構)を構成しており、位置データ生成回路10で
抽出されたシリンダデータと、バーストデータを読み込
み、現在位置の計算、位置誤差の計算等、ヘッド位置決
め制御に必要な処理を行う。CPU12はまた、HDC
17を制御することによるリード/ライトデータの転送
制御も行う。
【0021】CPU12は更に、SPM3の定常回転モ
ードにおいて、SPM3の回転変動が発生し易い動作状
態の検出と、SPM回転検出回路11の検出結果に基づ
くSPM3の回転変動の検出を行い、その検出結果に応
じてSPM3の回転制御のゲイン(以下、SPM制御ゲ
インと称する)を切り替え設定することで、回転精度を
安定化させるための制御を行う。
【0022】CPU12には、当該CPU12の制御プ
ログラムが格納されている不揮発性メモリ、例えばRO
M13と、リード/ライト可能なRAM等のメモリ14
が接続されている。ROM13に格納される制御プログ
ラムの1つに、SPM3の回転制御のためのプログラム
(SPM回転制御プログラム)131がある。
【0023】またCPU12には、当該CPU12から
与えられるSPM3用の制御量(SPM3に流すべき電
流の値を表すデータ)をアナログデータに変換してSP
Mドライバ6に出力するD/Aコンバータ(DAC)1
5と、CPU12から与えられるVCM5用の制御量を
アナログデータに変換してVCMドライバ7に出力する
D/Aコンバータ(DAC)16が接続されている。
【0024】ディスクコントローラ(HDC)17はホ
スト装置(図示せず)と磁気ディスク装置とのインタフ
ェースをなし、主としてリード/ライトデータの転送を
行う。このHDC17には、当該HDC17によりホス
ト装置と磁気ディスク装置との間で転送されるデータ
(ディスク1から読み出されたデータ及びディスク1に
書き込むためのデータ)を一時的に格納するためのバッ
ファ(図示せず)が接続されている。
【0025】次に、図1の構成の磁気ディスク装置の動
作を説明する。SPM回転検出回路11は、SPM3の
回転速度(回転数)を検出し、その回転速度情報を出力
する。CPU12は、SPM回転検出回路11から出力
される回転速度情報を取り込む。CPU12は、取り込
んだ回転速度情報をもとに、SPM3を定常回転させる
のに必要なSPM制御電流値を与えるSPM制御量を算
出して、D/Aコンバータ15に供給する。ここでSP
M3は、U相,V相,W相の3つのコイルを持つDCブ
ラシレスモータであり、3つのコイルのうちの2つのコ
イル(2相間)を切り替える相切り替えを行いながら、
対応する2相間に電流を流すことで、SPM3の回転駆
動が可能となる。
【0026】D/Aコンバータ15は、CPU12から
のSPM制御量をアナログ信号(電圧信号)に変換して
SPMドライバ6に供給する。SPMドライバ6は、D
/Aコンバータ15からの電圧信号を電流(SPM制御
電流)に変換してSPM3に流し、当該SPM3を定常
回転させる。
【0027】CPU12は、SPM3の定常回転状態に
おいて、ホスト装置からのコマンドに従い、D/Aコン
バータ16及びVCMドライバ7を介してVCM5に制
御電流(VCM制御電流)を流すことで、キャリッジ4
を当該コマンドで指定されたディスク1上のシリンダ位
置(トラック位置)へシーク・位置決めさせる。即ちC
PU12は、ヘッド2により読み取られてヘッドIC8
(内のヘッドアンプ81)で増幅される(リード信号に
含まれている)サーボ情報から位置情報、即ちシリンダ
データとバーストデータ(位置誤差データ)とを位置デ
ータ生成回路10で検出させ、その検出データ(位置情
報)をもとに(D/Aコンバータ16及びVCMドライ
バ7を介して)VCM5を駆動制御することで、ヘッド
2を指定シリンダ(トラック)の中心位置にシーク・位
置決めする。
【0028】CPU12は、ヘッド2を指定トラックに
シーク・位置決めすると、ヘッド2によりリード/ライ
ト回路9に当該指定トラックを対象とするリード/ライ
トを行わせる。
【0029】以上のシーク動作時には、ヘッド位置によ
るSPM損失(SPM負荷)の違いに起因するSPM3
の負荷変動(回転変動)が発生する。この問題について
は、既に[発明が解決しようとする課題]の欄で簡単に
触れているが、ここではその詳細について述べる。
【0030】まず、SPM3にかかる負荷のうち、キャ
リッジ4による風損については、キャリッジ4(ヘッド
2)のポジションがディスク1の外周側であるか或いは
内周側であるかによって、その損失程度が異なる。本実
施形態のようにロータリタイプのキャリッジ4の場合、
SPM3の損失は、一般的には図8に示すように外周側
に位置する場合の方が大きい。
【0031】このため、ヘッド2をディスク1の外周側
から内周側へシークさせた場合、負荷変動が生じて、S
PM3にかかる負荷は低減し、SPM3は過渡的に回転
数が上がる。
【0032】これに対し、ヘッド2をディスク1の内周
側から外周側へシークさせた場合には、SPM3にかか
る負荷は増加し、SPM3は過渡的に回転数が低くな
る。どちらの場合にも、定常回転状態から外れて回転数
異常となり、正規回転数(目標回転数)rに戻るために
は、シーク動作時間以上の時間を要する。この時、ヘッ
ド2のシーク先で正常なデータのリード/ライト動作が
不能となり、問題となる。
【0033】そこで本実施形態では、前記したようなS
PM3の回転変動が発生し易いシーク動作時、或いは実
際に大きな回転変動が発生した場合に、SPM制御ゲイ
ンを通常時より高めに設定することで、回転精度を保つ
ようにしている。
【0034】以下、このSPM制御ゲインの切り替えに
よるSPM3の回転制御について説明する。まず、CP
U12がROM13内のSPM回転制御プログラム13
1を実行することで実現される、SPM3の定常回転時
におけるSPM回転制御機能の制御ブロック図を図2に
示す。
【0035】図2において、減算器21は、SPM3の
目標回転数(目標回転速度)rと、SPM回転検出回路
11からCPU12内に取り込まれる回転速度情報の示
すSPM3の実際の回転数(回転速度)xとの差r−x
を、SPM3の回転誤差として算出する。この回転誤差
r−xは、ゲイン切り替え器22によりゲイン(低ゲイ
ン、通常時ゲイン)K1 の乗算器23またはゲイン(高
ゲイン)K2 (但し、K2 >K1 )の乗算器24に切り
替え出力される。ゲイン切り替え器22は、シーク動作
時でない場合、或いは回転誤差r−xが規定値(誤差規
定値)以下の場合には、回転誤差r−xをK1 乗算器2
3側に切り替え、シーク動作時、或いは回転誤差r−x
が規定値(誤差規定値)以下でない場合には、回転誤差
r−xをK2 乗算器24側に切り替える。SPM制御量
算出部25は、K1 乗算器23の出力K1 (r−x)ま
たはK2 乗算器24の出力K2 (r−x)に対応するS
PM制御量を算出し、D/Aコンバータ15に出力す
る。
【0036】次に、このSPM回転制御機能につき説明
する。図2の制御ブロック図で示されるSPM回転制御
機能には、第1乃至第3のSPM回転制御機能がある。
これら各機能は、ROM13内のSPM回転制御プログ
ラム131を変更することで実現される。以下、第1乃
至第3のSPM回転制御機能につき順に説明する。
【0037】(1)第1のSPM回転制御機能 まず、第1のSPM回転制御機能につき、図3のフロー
チャートを参照して説明する。
【0038】CPU12はまず、定常回転時(定常回転
モード)におけるSPM3の目標回転数(目標回転速
度)rと、SPM回転検出回路11から取り込んだ回転
速度情報の示すSPM3の実際の回転数(回転速度)x
との差r−xを、SPM3の回転誤差として減算器21
により算出する(ステップS1)。
【0039】次にCPU12は、シーク動作時であるか
否かを判断し(ステップS2)、SPM3の回転変動が
発生し易いシーク動作時であるならば、SPM制御ゲイ
ンとして高ゲインK2 を選択するために、ステップS1
で算出した回転誤差r−xをゲイン切り替え器22によ
りK2 乗算器24側に切り替え出力させる(ステップS
3)。これにより、K2 乗算器24は、回転誤差r−x
にゲインK2 を乗じたK2 (r−x)を算出する。SP
M制御量算出部25は、このK2 (r−x)に対応する
SPM制御量を算出し(ステップS4)、D/Aコンバ
ータ15に出力する(ステップS5)。
【0040】これに対し、シーク動作時でないならば、
CPU12は、SPM制御ゲインとして低ゲイン(通常
時ゲイン)K1 を選択するために、ステップS1で算出
した回転誤差r−xをゲイン切り替え器22によりK1
乗算器23側に切り替え出力させる(ステップS6)。
これにより、K1 乗算器23は、回転誤差r−xにゲイ
ンK1 を乗じたK1 (r−x)を算出する。CPU12
は、SPM制御量算出部25により、このK1 (r−
x)に対応するSPM制御量を算出し(ステップS
7)、D/Aコンバータ15に出力する(ステップS
5)。
【0041】このように第1のSPM回転制御機能にお
いては、シーク動作実行前にSPM制御ゲインを高ゲイ
ンK2 に切り替えた状態でSPM3の回転変動が発生し
易いシーク動作を実行し、シーク完了後に、SPM制御
ゲインを低ゲイン(通常時ゲイン)K1 に戻すというS
PM回転制御が行われる。この結果、SPM3の回転変
動量を低く抑え、回転精度を一定レベル以上に保つこと
ができる。
【0042】(2)第2のSPM回転制御機能 次に、第2のSPM回転制御機能につき、図4のフロー
チャートを参照して説明する。
【0043】CPU12はまず、定常回転時(定常回転
モード)におけるSPM3の目標回転数(目標回転速
度)rと、SPM回転検出回路11から取り込んだ回転
速度情報の示すSPM3の実際の回転数(回転速度)x
との差r−xを、SPM3の回転誤差として減算器21
により算出する(ステップS11)。
【0044】次にCPU12は、算出した回転誤差r−
xが誤差規定値(ゲイン切り替え判定の閾値)以下であ
るか否かをチェックする(ステップS12)。ここで、
誤差規定値は、許容される定常回転誤差以内の値となる
ように予め定められている。
【0045】CPU12は、回転誤差r−xが誤差規定
値以下の場合(通常時)には、SPM制御ゲインとして
低ゲイン(通常のゲイン)K1 を選択するために、当該
回転誤差r−xをゲイン切り替え器22によりK1 乗算
器23側に切り替え出力させる(ステップS13)。こ
れにより、K1 乗算器23は、回転誤差r−xにゲイン
K1 を乗じたK1 (r−x)を算出する。CPU12
は、SPM制御量算出部25により、このK1 (r−
x)に対応するSPM制御量を算出し(ステップS1
4)、D/Aコンバータ15に出力する(ステップS1
5)。
【0046】これに対し、回転誤差r−xが誤差規定値
を越えている場合(即ちSPM3が定常回転から外れて
いる場合)には、CPU12は、SPM制御ゲインとし
て高ゲインK2 を選択するために、ステップS11で算
出した回転誤差r−xをゲイン切り替え器22によりK
2 乗算器24側に切り替え出力させる(ステップS1
6)。これにより、K2 乗算器24は、回転誤差r−x
にゲインK2 を乗じたK2 (r−x)を算出する。CP
U12は、SPM制御量算出部25により、このK2
(r−x)に対応するSPM制御量を算出し(ステップ
S17)、D/Aコンバータ15に出力する(ステップ
S15)。
【0047】このように第2のSPM回転制御機能にお
いては、SPM3の回転誤差が誤差規定値以下になると
直ちにSPM制御ゲインが低ゲイン(通常時ゲイン)K
1 から高ゲインK2 に切り替えられるため、SPM3の
回転変動を速やかに回復することができる。
【0048】(3)第3のSPM回転制御機能 次に、第3のSPM回転制御機能につき、図5のフロー
チャートを参照して説明する。なお、第3のSPM回転
制御機能は、上記第1及び第2のSPM回転制御機能を
組み合わせたものである。
【0049】CPU12はまず、定常回転時(定常回転
モード)におけるSPM3の回転誤差r−xを減算器2
1により算出する(ステップS21)。そしてCPU1
2は、シーク動作時か(ステップS22)、或いはシー
ク動作時でなくても、上記算出した回転誤差r−xが誤
差規定値を越えている場合(ステップS23)には、S
PM制御ゲインとして高ゲインK2 を選択するために、
ステップS21で算出した回転誤差r−xをK2 乗算器
24側に切り替え出力させる(ステップS24)。これ
により、K2 乗算器24は、回転誤差r−xにゲインK
2 を乗じたK2 (r−x)を算出する。CPU12は、
SPM制御量算出部25により、このK2 (r−x)に
対応するSPM制御量を算出し(ステップS25)、D
/Aコンバータ15に出力する(ステップS26)。
【0050】これに対し、シーク動作時でなく(ステッ
プS22)、しかも上記算出した回転誤差r−xが誤差
規定値以下の場合(ステップS23)には、CPU12
は、SPM制御ゲインとして低ゲイン(通常のゲイン)
K1 を選択するために、当該回転誤差r−xをK1 乗算
器23側に切り替え出力させる(ステップS27)。こ
れにより、K1 乗算器23は、回転誤差r−xにゲイン
K1 を乗じたK1 (r−x)を算出する。CPU12
は、SPM制御量算出部25により、このK1 (r−
x)に対応するSPM制御量を算出し(ステップS2
8)、D/Aコンバータ15に出力する(ステップS2
6)。
【0051】以上に述べたように、本実施形態において
は、上記のSPM制御ゲインの切り替えによって、SP
M3の回転変動が発生し易いシーク動作時、或いはSP
M3の回転変動が規定値以上となった場合に、SPM制
御ゲインを高めることで、SPM3の回転精度を一定レ
ベル以上に保つことができる。
【0052】なお、SPM制御ゲインを常時(K1 より
高ゲインの)K2 に設定することも考えられるが、無闇
にSPM制御ゲインを高めに設定すると発振を招き、か
えって定常時(シーク時等のような大きな回転変動のな
い場合)の回転精度を低下させる虞がある。
【0053】ところで、シーク動作時とSPM3の回転
変動が規定値以上となった場合とでは、SPM3の回転
精度への影響は異なり、シーク動作時の方が大きい。こ
のため、SPM制御ゲインとして、低ゲインK1 、中ゲ
インK2 及び高ゲインK3 の3種(K1 <K2 <K3 )
を用意し、これら3種のゲインを切り替えることでSP
M3の回転変動をより高精度に抑えることも可能であ
る。この3種のゲインの切り替えを行うSPM回転制御
機能の制御ブロック図を図6に示す。
【0054】図6において、減算器61で算出される回
転誤差r−xは、ゲイン切り替え器62により、K1 乗
算器63、K2 乗算器64またはK3 乗算器65に切り
替え出力される。ここで、シーク動作時にはK3 乗算器
65側に、シーク動作時でなく且つ回転誤差r−xが誤
差規定値より大きい場合にはK2 乗算器64側に、シー
ク動作時でなく且つ回転誤差r−xが誤差規定値以下の
場合にはK1 乗算器63側に、それぞれ切り替えられ
る。SPM制御量算出部66は、K1 乗算器63、K2
乗算器64またはK2 乗算器64の出力に対応するSP
M制御量を算出し、D/Aコンバータ15に出力する。
【0055】次に、図6の構成によるSPM回転制御機
能につき、図7のフローチャートを参照して説明する。
CPU12はまず、定常回転時(定常回転モード)にお
けるSPM3の目標回転数(目標回転速度)rと、SP
M回転検出回路11から取り込んだ回転速度情報の示す
SPM3の実際の回転数(回転速度)xとの差r−x
を、SPM3の回転誤差として減算器21により算出す
る(ステップS31)。
【0056】次にCPU12は、シーク動作時であるか
否かを判断し(ステップS32)、SPM3の回転変動
が発生し易いシーク動作時であるならば、シーク動作の
実行に伴ってSPM3の回転変動が一層大きくなること
が予測されることから、SPM制御ゲインとして高ゲイ
ンK3 を選択するために、ステップS31で算出した回
転誤差r−xをK3 乗算器65側に切り替え出力させる
(ステップS33)。これにより、K3 乗算器65は、
回転誤差r−xにゲインK3 を乗じたK3 (r−x)を
算出する。CPU12は、SPM制御量算出部66によ
り、このK3 (r−x)に対応するSPM制御量を算出
し(ステップS34)、D/Aコンバータ15に出力す
る(ステップS35)。
【0057】これに対し、シーク動作時でない場合に
は、CPU12は、算出した回転誤差r−xが誤差規定
値以下であるか否かをチェックする(ステップS3
6)。CPU12は、回転誤差r−xが誤差規定値より
大きい場合には、SPM制御ゲインとして中ゲインK2
を選択するために、当該回転誤差r−xをK2 乗算器6
4側に切り替え出力させる(ステップS37)。これに
より、K2 乗算器64は、回転誤差r−xにゲインK2
を乗じたK2 (r−x)を算出する。CPU12は、S
PM制御量算出部66により、このK2 (r−x)に対
応するSPM制御量を算出し(ステップS38)、D/
Aコンバータ15に出力する(ステップS35)。
【0058】一方、回転誤差r−xが誤差規定値以下の
場合(通常時)には、CPU12はSPM制御ゲインと
して低ゲイン(通常のゲイン)K1 を選択するために、
当該回転誤差r−xをK1 乗算器63側に切り替え出力
させる(ステップS39)。これにより、K1 乗算器6
3は、回転誤差r−xにゲインK1 を乗じたK1 (r−
x)を算出する。CPU12は、SPM制御量算出部6
6により、このK1 (r−x)に対応するSPM制御量
を算出し(ステップS40)、D/Aコンバータ15に
出力する(ステップS35)。
【0059】以上の実施形態は本発明を磁気ディスク装
置に適用した場合について説明したが、本発明はデータ
の記録再生を行うヘッドをSPM(スピンドルモータ)
に代表されるディスク回転用モータにより高速回転する
ディスク上の指定位置にシーク・位置決め制御するデー
タ記録再生装置全般に適用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
ピンドルモータに代表されるディスク回転用モータに生
じる負荷変動を想定し、モータの回転変動が発生し易い
シーク動作時、或いはモータの回転変動が大きくなった
場合に、モータ回転制御のフィードバックゲインを通常
時より高く設定するようにしたので、回転精度を安定化
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用されるSPM回転制御機能の
制御ブロック図。
【図3】第1のSPM回転制御機能を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】第2のSPM回転制御機能を説明するためのフ
ローチャート。
【図5】第3のSPM回転制御機能を説明するためのフ
ローチャート。
【図6】SPM回転制御機能の変形例を示す制御ブロッ
ク図。
【図7】SPM回転制御機能の変形例を説明するための
フローチャート。
【図8】SPM負荷(損失)のディスク上のヘッド(キ
ャリッジ)位置依存性を示す図。
【符号の説明】
1…ディスク、 2…ヘッド、 3…スピンドルモータ(SPM、ディスク回転用モー
タ)、 4…キャリッジ、 5…ボイスコイルモータ(VCM)、 6…SPMドライバ、 7…VCMドライバ、 11…SPM回転検出回路、 12…CPU、 13…ROM、 21,61…減算器、 22,62…ゲイン切り替え器、 131…SPM回転制御プログラム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの記録再生を行うヘッドをディス
    ク回転用モータにより高速回転するディスク上の指定位
    置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置であ
    って、 前記ディスク回転用モータを一定回転数で回転させる定
    常回転モードにおいて前記ディスク回転用モータの負荷
    変動の要因を検出する検出手段と、 前記ディスク回転用モータの回転のフィードバック制御
    に用いる制御ゲインを2種類以上有し、この制御ゲイン
    を前記検出手段の検出結果に応じて切り替え使用するゲ
    イン切り替え手段とを具備し、 前記ゲイン切り替え手段は、前記検出手段により前記デ
    ィスク回転用モータの負荷変動の要因が検出された場合
    には、前記制御ゲインを上げるようにゲイン切り替えを
    行うことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記ディスク回転用モー
    タの負荷変動の要因としてシーク動作を検出し、 前記ゲイン切り替え手段は、前記検出手段によるシーク
    動作検出時には前記制御ゲインを上げるようにゲイン切
    り替えを行い、シーク完了後に前記制御ゲインを下げる
    ようにゲイン切り替えを行うことを特徴とする請求項1
    記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は前記ディスク回転用モー
    タの負荷変動の要因として当該モータの目標回転数と実
    際の回転数との差である回転誤差が予め定められた規定
    値を越えたことを検出し、 前記ゲイン切り替え手段は、前記検出手段により前記回
    転誤差が前記規定値を越えたことが検出された場合には
    前記制御ゲインを上げるようにゲイン切り替えを行い、
    前記回転誤差が前記規定値以下となった場合には前記制
    御ゲインを下げるようにゲイン切り替えを行うことを特
    徴とする請求項1記載のデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 データの記録再生を行うヘッドをディス
    ク回転用モータにより高速回転するディスク上の指定位
    置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置であ
    って、 前記ディスク回転用モータを一定回転数で回転させる定
    常回転モードにおけるシーク動作を検出する第1の検出
    手段と、 前記ディスク回転用モータを一定回転数で回転させる定
    常回転モードにおいて前記ディスク回転用モータの目標
    回転数と実際の回転数との差である回転誤差が予め定め
    られた規定値を越えたことを検出する第2の検出手段
    と、 前記ディスク回転用モータの回転のフィードバック制御
    に用いる制御ゲインを2種類以上有し、この制御ゲイン
    を前記第1及び第2の検出手段の検出結果に応じて切り
    替え使用するゲイン切り替え手段とを具備し、 前記ゲイン切り替え手段は、前記第1の検出手段により
    前記シーク動作が検出された場合に前記制御ゲインを上
    げるようにゲイン切り替えを行って、シーク完了後に前
    記制御ゲインを下げるようにゲイン切り替えを行い、前
    記第1の検出手段により前記シーク動作が検出されてい
    ない状態で、前記第2の検出手段により前記回転誤差が
    前記規定値を越えたことが検出された場合には前記制御
    ゲインを上げるようにゲイン切り替えを行い、前記第2
    の検出手段により前記回転誤差が前記規定値以下である
    ことが検出された場合には前記制御ゲインを下げるよう
    にゲイン切り替えを行うことを特徴とするデータ記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 データの記録再生を行うヘッドをディス
    ク回転用モータにより高速回転するディスク上の指定位
    置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置にお
    けるディスク回転用モータ回転制御方法であって、 前記ディスク回転用モータを一定回転数で回転させる定
    常回転モードにおいて前記ディスク回転用モータの回転
    のフィードバック制御に用いる制御ゲインを2種類以上
    用意しておき、 前記ディスク回転用モータの負荷変動の要因を監視し、
    前記負荷変動の要因を検出した際には、前記2種類以上
    の制御ゲインの中から通常時に比べて高ゲインの制御ゲ
    インを切り替え使用することを特徴とするディスク回転
    用モータ回転制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ディスク回転用モータの負荷変動の
    要因としてシーク動作を検出した場合に前記制御ゲイン
    を上げるようにゲイン切り替えを行い、シーク完了後に
    前記制御ゲインを下げるようにゲイン切り替えを行うこ
    とを特徴とする請求項5記載のディスク回転用モータ回
    転制御方法。
  7. 【請求項7】 前記ディスク回転用モータの負荷変動の
    要因として当該モータの目標回転数と実際の回転数との
    差である回転誤差が予め定められた規定値を越えたこと
    を検出した場合に前記制御ゲインを上げるようにゲイン
    切り替えを行い、前記回転誤差が前記規定値以下となっ
    た場合には前記制御ゲインを下げるようにゲイン切り替
    えを行うことを特徴とする請求項5記載のディスク回転
    用モータ回転制御方法。
  8. 【請求項8】 データの記録再生を行うヘッドをディス
    ク回転用モータにより高速回転するディスク上の指定位
    置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置にお
    けるディスク回転用モータ回転制御方法であって、 前記ディスク回転用モータを一定回転数で回転させる定
    常回転モードにおいて前記ディスク回転用モータの回転
    のフィードバック制御に用いる制御ゲインを2種類以上
    用意しておき、 シーク動作時には前記制御ゲインを上げるようにゲイン
    切り替えを行って、シーク完了後に前記制御ゲインを下
    げるようにゲイン切り替えを行い、 シーク動作時でない状態で、前記ディスク回転用モータ
    の目標回転数と実際の回転数との差である回転誤差が予
    め定められた規定値を越えている場合には前記制御ゲイ
    ンを上げるようにゲイン切り替えを行い、前記回転誤差
    が前記規定値以下の場合には前記制御ゲインを下げるよ
    うにゲイン切り替えを行うことを特徴とするディスク回
    転用モータ回転制御方法。
JP22253996A 1996-08-23 1996-08-23 データ記録再生装置及びディスク回転用モータ回転制御方法 Pending JPH1064184A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133236B2 (en) 2004-01-27 2006-11-07 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Storage device control method, motor control method, and storage device
US7564205B2 (en) 2005-07-27 2009-07-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic device and image forming apparatus
US8786974B2 (en) 2010-03-23 2014-07-22 Seagate Technology International Method and apparatus for controlling a motor

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