JP3586125B2 - 磁気ディスク装置及び同装置に適用するヘッド位置決め制御システム - Google Patents

磁気ディスク装置及び同装置に適用するヘッド位置決め制御システム Download PDF

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    • G11B5/5556Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks using fine positioning means for track acquisition separate from the coarse (e.g. track changing) positioning means with track following after a "seek"

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばハードディスクドライブなどの磁気ディスク装置に適用し、特にディスクの回転に同期する同期成分によるヘッドの位置誤差を抑制する補償機能を有するヘッド位置決め制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハードディスクドライブ(HDD)は、磁気ヘッド(以下単にヘッドと称する)により記憶媒体であるディスク上にデータを書込み、またディスクからデータを読出すように構成されている。ディスクは、各データ面に同心円状の多数のトラック(シリンダ)が構成されて、各トラックがそれぞれ複数のデータセクタに分割されている。HDDでは、ディスク上にはサーボデータが記録されたサーボエリアが所定の間隔で設けられている。サーボデータは大別して、トラックを識別するためのトラックアドレス(シリンダコード)及びサーボバーストデータ(位置信号)からなる。ここで、サーボエリアから次のサーボエリアの前までの領域をサーボセクタと呼ぶ。即ち、ディスク上の各トラックは、複数のサーボセクタ(サーボエリアの数に相当)に分割されている。各サーボセクタは、サーボエリアを先頭として、1個又は複数個のデータセクタから構成されている。
【0003】
HDDには、アクセス対象のトラック(目標位置)が決定されると、ヘッドを当該目標位置まで移動制御して、かつ当該トラックの範囲内に位置決めするように追従制御させるためのヘッド位置決め制御システムが設けられている。
【0004】
ヘッド位置決め制御システムは、概念的には図6に示すように、フィードバック制御系1によりトラック追従制御を実行している。フィードバック制御系1は大別して、ディスク上の目標位置(r)と実際のヘッド位置(y)との位置誤差(e)を算出する位置誤差検出要素(減算要素)2と、制御要素(コントローラ)4と、プラント(制御対象)3とから構成されている。コントローラ4は、具体的にはHDDのメイン制御装置であるCPU(マイクロコントローラ)である。また、プラント3は、ボイスコイルモータ(VCM)を含むアクチュエータである。アクチュエータはヘッドを搭載しており、ディスク上の半径方向にヘッドを移動し、目標位置に位置決めする。ここで、コントローラ4及びプラント3の各伝達関数をそれぞれ「Fb」と「Ps」とする。
【0005】
コントローラ4は、ヘッドと目標位置との相対的位置である位置誤差eを入力して、この位置誤差eを解消するような制御値(制御操作量)Ufを算出する。このとき、コントローラ4は、閉ループ系を安定化補償し、かつサーボデータの偏差補償を行なうように制御値(Uf)を算出する。ここで、安定化補償とは、システムの位相遅れを補償してループの安定化を行なうものであり、位相進み補償とも呼ばれる。具体的には、ゲインクロス周波数で、位相の遅れが「−180度」以下になると、制御ループが不安定になる。このため、制御ループ内にディジタルフィルタを設けて、ゲインクロス周波数で位相が進むような補償がなされる。
【0006】
一方、偏差補償とは、ディスク上のトラックに記録されたサーボデータとヘッドとの相対誤差を小さくして、ヘッドの位置決め精度を向上させるものである。具体的には、ヘッドを搭載しているアクチュエータは、ヘッドとヘッドアンプ間の信号伝送やVCMに対する通電のためのFPC(flexible printed circuit board)の歪みによる外力を常に受けている。また、ディスク上に記録されたサーボデータは、ディスクの偏心によるトラック振れや、スピンドルモータ(ディスクの回転機構)の振れ、スピンドルモータの回転振動などによって生ずる同期及び非同期な振れにより、常に位置変動を起こしている。このようなアクチュエータに加わる外力やトラック位置変動に対して、サーボデータとヘッドとの相対誤差を低減させるために、制御ループ内に積分型のディジタルフィルタを設けて、ヘッドのトラック追従精度を向上させるための偏差補償がなされる。
【0007】
ところで、ヘッドを追従させるべきディスク上のトラックには、特にディスクの回転に伴う要因により偏心(ヘッドに対するトラック偏心)が発生する。この偏心の要因としては、ディスクを回転させるためのスピンドルモータの軸振れ、サーボデータを書き込むときのディスクの振動、また周囲温度の変化によるディスク形状の伸縮などがある。
【0008】
従来のヘッド位置決め制御システムでは、前記のようなディスクの回転に伴うトラックの偏心に対して、ヘッドの位置決め精度を向上させるために、フィードバック制御系のゲインを上げて、その偏心の抑制率を向上させる方法がある。しかしながら、実際のHDDでは、ヘッドを搭載しているアクチュエータには機械的な共振要素が含まれており、単純にフィードバック制御系のゲインを上げることはできない。
【0009】
図7(A),(B)は、従来のヘッド位置決め制御システムにおいて、ヘッドを特定のトラックに位置決め制御したときの位置決め精度とそのスペクトルを示す測定例である。同図(A)では、横軸はディスク上の特定のトラック(ディスクの1回転における)サーボセクタの位置(ここではサーボセクタ数として50を想定している)を示す。また、同図(A)において、測定結果である曲線140cは平均値を示す。また、曲線140aと140bとの誤差は、ディスクを回転させるスピンドルモータに発生する非同期の偏心成分によるものである。さらに、同図(B)では、横軸は偏心成分の次数(偏心次数)を示す。ここでは、1,2,4次の偏心成分が十分に抑制されずに、繰り返し周期成分として残留していることを示している。要するに、従来のフィードバック制御系のシステムでは、ディスクの回転に伴うトラックの偏心成分を十分に抑制できないことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフィードバック制御系のシステムでは、ディスクの回転に伴うトラックの偏心成分を十分に抑制できない。そこで、このような問題を解決するための方式として、例えば図4に示すように、フィードバック制御系1と共に、学習型フィードフォワード制御系10を併用したヘッド位置決め制御システムが提案されている(例えば特願平9−190119号公報を参照)。学習型フィードフォワード制御系10は、フィードバック制御系1による位置決め制御の実行時における位置誤差(e)を観測し、この位置誤差(e)からディスクの回転周期に同期した特定偏心成分を抽出する同期成分(偏心成分)検出部(伝達関数Ft)11を有する。フィードフォワード制御部(伝達関数Fwとし、以下FWコントローラと呼ぶ)12は、同期成分検出部11の検出結果(学習結果)に基づいて、同期成分(偏心成分)を抑制するような制御値(制御操作量)Ufを算出して、フィードバック制御系1の加算部13に出力する。加算部13は、コントローラ4からの制御値UbとFWコントローラ12からの制御値Ufとを加算した制御値(制御操作量)をプラント3に出力する。
【0011】
このような同期成分抑制方式のシステムにより、フィードバック制御系1のみではヘッドの追従制御が困難となるトラックの偏心成分(特にディスクの回転に同期する同期成分、以下同期成分とはディスクの回転に同期する偏心成分を意味する)を抑制できるため、結果的に位置誤差を十分に抑制し、ヘッドの位置決め精度を向上させることができる。図5(A),(B)は、当該同期成分抑制方式のヘッド位置決め制御システムにおいて、ヘッドを特定のトラックに位置決め制御したときの位置決め精度とそのスペクトルを示す測定例である。この測定例から明らかなように、学習型フィードフォワード制御系10を付加した方式により、フィードバック制御系1のみのシステムと比較して、同期成分を十分に抑制できる。
【0012】
しかしながら、前述の同期成分抑制方式システムにおいても、以下のような問題を解決することは困難である。即ち、ディスクの回転に同期した偏心成分には、HDDの衝撃、振動、発熱などの環境により発生する複数のトラック間で相関のある同期成分以外に、当該各トラック間で相関のない成分が存在する。例えばサーボデータをディスク上に記録する場合に(通常ではサーボライタと呼ぶ専用装置を使用する)、ディスクを回転させるスピンドルモータの非同期成分がある。このため、複数のトラック間で相関のある同期成分を検出して、抑制することが必要となる。しかし、前述の従来方式のシステムでは、1度の学習処理により1トラック分の偏心成分しか抽出できないため、各トラック毎に学習処理を実行して、平均値を算出する必要がある。従って、複数のトラック間で相関のある同期成分を検出するための学習処理には多くの処理時間を必要とする。
【0013】
そこで、本発明の目的は、複数のトラック間で相関のある同期成分を検出するための学習処理の時間を短縮化し、当該同期成分を効率よく抽出して抑制できるシステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フィードバック制御系と共に、学習型フィードフォワード制御系を併用したヘッド位置決め制御システムにおいて、学習型フィードフォワード制御系による1度の学習処理により、複数のトラック間で相関のある同期成分(ディスクの回転に同期するトラックの偏心成分)を検出し、かつ抑制する機能を備えたヘッド位置決め制御システムである。
【0015】
本発明の観点に従った磁気ディスク装置は、データのリード/ライトを行うためのヘッドと、前記データを記録するための領域及び前記ヘッドの位置決め制御に使用するためのサーボデータが記録された領域を有するディスクと、前記ディスクを回転させるディスク回転手段と、前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用して、前記ヘッドの位置と指定された目標位置との位置誤差を検出するための位置誤差検出手段と、前記位置誤差に基づいて、前記ヘッドを前記目標位置に位置決めするための第1の制御値を算出する第1の制御手段と、前記ディスクの回転に同期する周波数とは異なる周波数の外乱信号を生成し、前記目標位置に追従している前記ヘッドを、前記外乱信号を使用することにより前記ディスク上の複数のトラック間で前記目標位置を中心として振動させるためのサーボ系加振手段と、前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態において、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づいて前記ディスクの回転に同期する周波数の同期成分を検出するための同期成分検出手段と、前記同期成分に基づいて、複数のトラック間で相関のある前記同期成分を前記位置誤差から除去するための第2の制御値を算出するための第2の制御手段と、前記第1の制御値と前記第2の制御値とを加算した制御値を使用して、前記サーボ系加振手段による振動を停止した状態で前記ヘッドを前記目標位置に位置決め制御するための手段とを備えた構成である。
【0016】
このようなシステムをHDDなどの磁気ディスク装置に適用することにより、ヘッド位置決め制御時に、ヘッドを複数のトラック範囲を移動させながら、各トラック間で相関のある同期成分を1度の学習処理により抽出することができる。従って、複数のトラック間で相関のある同期成分を検出するための学習処理の時間の短縮化を図ることができる。これにより、結果的に複数のトラック間で相関のある同期成分を位置誤差から抑制するための第2の制御値を、位置誤差に基づいて算出した第1の制御値に加算することにより、確実でかつ効率的なヘッド位置決め制御を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1は、本実施形態に関係するヘッド位置決め制御システムの概念を示すブロック図であり、図2は本システムを適用するHDDの要部を示すブロック図である。
(HDDの構成)
本実施形態は、特にHDDのサーボ系に適用した場合を想定する。HDDのサーボ系は、図2に示すように、マイクロコントローラ110をメイン要素とし、後述するヘッド位置決め制御システムを実現している(図1を参照)。
【0019】
まず、HDDでは、記録媒体であるディスク100はスピンドルモータ103に固定されて、所定の角速度で高速回転している。ディスク100は、多数の同心円状のトラック(シリンダ)が形成されている。各トラックは複数のサーボセクタ(ここでは50セクタ)に分割されている。各サーボセクタは、サーボエリア102を先頭として、1個又は複数個のデータセクタ101から構成されている。データセクタ101は、ユーザデータを記録するためのエリアである。サーボエリア102には、前述したように、トラックアドレス(シリンダコード)およびサーボバーストデータ(位置信号)を含むサーボデータが記録されている。
【0020】
ヘッド104はアクチュエータ105に搭載されている。アクチュエータ105はVCM106により駆動されて、ヘッド104をディスク100の半径方向に移動(シーク動作)または位置調整(トラック追従動作)する。VCM106はVCMドライバ113から供給される駆動電流により駆動する。アクチュエータ105、VCM106およびVCMドライバ113は、後述するように、ヘッド位置決め制御システムのプラント(制御対象)に含まれる。
【0021】
ヘッドアンプ回路114は、ヘッド104により読出されたサーボデータを含む再生信号(リードデータ)を増幅して出力する。サンプルホールド回路115は、サーボバーストデータの振幅値(通常では2相のバーストパターンA,BとC,Dからなる)をサンプルホールドし、マイクロコントローラ110に出力する。マイクロコントローラ110は、サンプルホールド回路115から出力される振幅値に基づいてヘッド104の絶対位置と目標位置(通常ではアクセス対象のトラックの中心)との位置誤差を算出する。
【0022】
マイクロコントローラ110は、メモリに予め格納された制御プログラムを実行するCPUをメイン要素とし、後述するヘッド位置決め制御システムの制御プロセスを実行する。マイクロコントローラ110は、A/Dコンバータ111により位置誤差eをディジタル値に変換して入力する。また、マイクロコントローラ110は、算出した制御操作量(本実施形態では制御値Ubと制御値Ufとを加算した値)をD/Aコンバータ112によりアナログの電圧信号に変換してVCMドライバ113に出力する。但し、D/Aコンバータ112はVCMドライバ113側に設けられて、マイクロコントローラ110はディジタル値である制御値をVCMドライバ113に設定するような構成でもよい。VCMドライバ113は、制御値をVCM106を駆動するための電流に変換する。
(ヘッド位置決め制御システムの構成)
本実施形態のヘッド位置決め制御システムは、ヘッド104の絶対位置(y)とディスク100上の目標位置(r)との位置誤差(e)に基づいて、プラント(アクチュエータ)3を駆動制御するフィードバック制御系と共に、同期成分検出部11と、FWコントローラ12と、サーボ系加振部20とを有する学習型フィードフォワード制御系30を併用したシステムである。
【0023】
サーボ系加振部(伝達関数Gt)20は、ディスク100の回転に同期する同期成分とは異なる周波数成分の外乱信号を発生し、観測値に相当する位置誤差信号に加算部5により加算する。具体的には、サーボ系加振部20は、所定の周波数(例えば100Hz)のサイン(sin)波からなる外乱信号を発生し、アクチュエータ105を複数のトラック間を振動させる。これにより、図3に示すように、目標位置(例えばトラックNとする)を境界として、ヘッド104が複数のトラック間を振動するように移動する(ヘッド軌跡301)。なお、図3において、各トラックの実線300は、トラック偏心を示している。
【0024】
学習型フィードフォワード制御系30は、サーボ系加振部20と共に、同期成分検出部11およびFWコントローラ12を有する。同期成分(偏心成分)検出部(伝達関数Ft)11は、サーボ系加振部20により加振された外乱を含む位位置誤差(e)を観測し、当該位置誤差(e)に含まれるディスクの回転周期に同期した同期成分(即ち、トラックの偏心)を検出して、FWコントローラ12に出力する。FWコントローラ12は、後述するように、検出された同期成分を抑制するような制御値(制御操作量)Ufを算出して、フィードバック制御系の加算部13に出力する。加算部13は、コントローラ4からの制御値(制御操作量)Ubと当該制御値Ufとを加算した制御値をプラント(伝達関数Ps)3に出力する。
【0025】
フィードバック制御系は、サーボ系加振部20からの外乱と位置誤差とを加算する加算部5以外は、従来と同様の構成である。即ち、位置誤差検出部2は、ヘッドの目標位置r(アクセス対象のトラックN)と実際のヘッド位置(y)との位置誤差(e)を算出する。コントローラ(伝達関数Fb)4は、位置誤差(e)を入力して、この位置誤差(e)を解消するような制御値(制御操作量)Ubを算出する。
(システムの動作)
まず、HDDでは、ホストシステムからアクセスコマンドが発行されると、マイクロコントローラ110は、ディスク100上のアクセス対象のトラックN(目標位置r)までヘッド104を移動させるシーク制御(速度制御)を実行する。マイクロコントローラ110は、ヘッド104により読出されたサーボデータに含まれるトラックアドレス(トラック番号)に基づいて、アクチュエータ105の移動制御を実行する。ここで、HDDのシステムは、一定の間隔でサーボデータを得ることになるため、所定のサンプル周期でヘッド位置決め制御を実行する。
【0026】
次に、ヘッド104が目標トラックの近傍に接近すると、マイクロコントローラ110はヘッド104をトラックNの範囲内に(通常ではトラック中心)に位置決め整定させるためのトラック追従制御(位置制御)を実行する。即ち、本実施形態のシステムは、ヘッド104によりサーボデータが読出される毎に、トラック追従制御時の一連の動作(制御プロセス)を逐次実行する。
【0027】
即ち、図1に示すように、ヘッド104によりサーボデータのサーボバーストデータが読出される度に、位置誤差検出部2は目標位置(r)と実際のヘッド位置(y)との位置誤差(e)を検出する。コントローラ4は、入力する位置誤差(e)を解消するための制御値Ubを算出する。
(同期成分検出処理)
ここで、前述したように、位置誤差(e)には、ディスク100の回転に伴う同期成分であるトラックの偏心成分が含まれていると想定する。同期成分検出部11は、具体的には位置誤差(e)から特定の偏心成分をサイン(sin)成分とコサイン(cos)成分に分離し抽出する処理を実行する。位置誤差(e)の中で、ディスクの回転周期に同期した同期成分は、周期関数として捉えることができるので、フーリエ級数により展開表示することができる。即ち、ディスクの回転周期をT、位置誤差の観測情報をe(t)とすれば以下式(1)を求めることができる。ここで、同期成分検出部11は、スイッチ部21を制御して、サーボ系加振部20から発生した外乱(サイン波)を加算部5に入力させる。これにより、観測情報e(t)には、加振された外乱の周波数成分が含まれている。
【0028】
【数1】
Figure 0003586125
【0029】
ここで、a1,a2,a3,…,b1,b2,b3,…,c0はフーリエ係数(1,2,3,…は偏心次数を意味する)であり、各偏心成分の大きさと位相を表す。各フーリエ係数は次式(2)により求めることができる。
【0030】
【数2】
Figure 0003586125
【0031】
本実施形態のHDDでは、前述したように、サーボデータは離散的にしか得られないため、位置誤差(e)を時間的に連続な情報として得ることはできない。そこで、位置誤差(e)を離散的な情報として得る場合のフーリエ係数a1,a2,a3,…,b1,b2,b3,…を求める関係式(3)を以下に示す。
【0032】
【数3】
Figure 0003586125
【0033】
さらに、前記式(3)を数式的に変形して、1サンプル前までに得られた偏心成分のフーリエ係数に、現時点の観測情報により得られたフーリエ係数の変化分を逐次加算していく演算式として下記の関係式(4)を求めることができる。
【0034】
【数4】
Figure 0003586125
【0035】
この関係式(4)により、サーボ系加振部20からの外乱により、複数のトラック間にヘッド104を振動させたときの位置誤差情報から(図3を参照)、各トラック間で相関のある偏心成分をサイン(sin)成分とコサイン(cos)成分とに分離して抽出することができる。
(FWコントローラの算出処理)
FWコントローラ12は、下記の関係式(5),(6)により、サーボ系加振部20の動作に伴って、同期成分検出部11により検出された複数のトラック間で相関のある偏心成分を抑制するための制御値(制御操作量)Ufを算出する。
【0036】
ここで、図1のスイッチ部21をオフして、サーボ系加振部20からの外乱信号を零とした場合に、位置誤差(e)の関係式(5)は以下のように求めることができる。
【0037】
【数5】
Figure 0003586125
【0038】
同期成分検出部11により、「Uf=0」のときの位置誤差の特定偏心成分(e0)を求めることができるので、この特定偏心成分(e0)を抑制するための制御値Ufは結果的に次式(6)により求めることができる。
【0039】
【数6】
Figure 0003586125
【0040】
要するに、前記式(6)に示すように、プラント4とFWコントローラ12の各伝達関数をフィルタとして使用することにより、最も効果的な制御操作量Ufを生成することができる。
【0041】
以上のようにして、学習型フィードフォワード制御系30により、1回の同期検出処理(学習処理)により、位置誤差(e)に含まれるディスクの回転周期に同期した同期成分であって、複数のトラック間で相関のある偏心成分を抽出することができる。従って、FWコントローラ12は、検出された同期成分(偏心成分)を抑制するための制御値(制御操作量)Ufを算出することができる。
【0042】
フィードバック制御系の加算部13は、フィードバック制御系の制御操作量Ubとフィードフォワード制御系30の制御操作量Ufとを加算した制御操作量をプラント3に出力する。従って、ディスクの回転周期に同期した偏心成分であって、トラック間で相関のある同期成分を十分に抑制したヘッド位置決め制御を実現することができる。
【0043】
なお、サーボ系加振部20は、フィードフォワード制御系30出はなく、図1に示すように、フィードバック制御系の加算部13の出力側に接続される構成でもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、観測している位置誤差から1度の学習処理(同期成分検出処理)により、複数のトラック間で相関のある同期成分(トラックの偏心成分)を抽出することができる。従って、ディスクの回転周期に同期するトラック間で相関のある同期成分を効率的に検出する事ができるため、位置誤差に含まれる当該同期成分を効率的に抑制することが可能となる。従って、ヘッド位置決め制御時に、衝撃、振動、発熱などの環境に効率的かつ確実に対処できるため、特に高いヘッド位置決め精度を要求される高記録密度の磁気ディスク装置に適用することが有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するヘッド位置決め制御システムの概念を説明するためのブロック図。
【図2】同実施形態におけるHDDの要部を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムの動作を説明するための概念図。
【図4】従来の同期成分抑制方式のヘッド位置決め制御システムの概念を説明するためのブロック図。
【図5】同従来のシステムに関係する位置決め精度の測定結果及び偏心成分の特性を示す図。
【図6】従来のヘッド位置決め制御システムに適用するフィードバック制御系を示すブロック図。
【図7】同従来のシステム関係する位置決め精度の測定結果及び偏心成分の特性を示す図。
【符号の説明】
1…フィードバック制御系
2…位置誤差検出部
3…プラント(制御対象)
4…コントローラ
5…加算部
10…学習型フィードフォワード制御系
11…同期成分検出部
12…フィードフォワード制御部(FWコントローラ)
13…加算部
20…サーボ系加振部
21…スイッチ部
100…ディスク
104…ヘッド
105…アクチュエータ
106…ボイスコイルモータ(VCM)
110…マイクロコントローラ
111…A/Dコンバータ
112…D/Aコンバータ
113…VCMドライバ
114…ヘッドアンプ回路
115…サンプルホールド回路

Claims (5)

  1. データのリード/ライトを行うためのヘッドと、
    前記データを記録するための領域及び前記ヘッドの位置決め制御に使用するためのサーボデータが記録された領域を有するディスクと、
    前記ディスクを回転させるディスク回転手段と、
    前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用して前記ヘッドの位置と指定された目標位置との位置誤差を検出するための位置誤差検出手段と、
    前記位置誤差に基づいて前記ヘッドを前記目標位置に位置決めするための第1の制御値を算出する第1の制御手段と、
    前記ディスクの回転に同期する周波数とは異なる周波数の外乱信号を生成し、前記目標位置に追従している前記ヘッドを、前記外乱信号を使用することにより前記ディスク上の複数のトラック間で前記目標位置を中心として振動させるためのサーボ系加振手段と、
    前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態において、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づいて前記ディスクの回転に同期する周波数の同期成分を検出するための同期成分検出手段と、
    前記同期成分に基づいて、複数のトラック間で相関のある前記同期成分を前記位置誤差から除去するための第2の制御値を算出するための第2の制御手段と、
    前記第1の制御値と前記第2の制御値とを加算した制御値を使用して、前記サーボ系加振手段による振動を停止した状態で前記ヘッドを前記目標位置に位置決め制御するための手段と
    を具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記サーボ系加振手段は、所定の周期のサイン(sin)波からなる外乱信号を、前記位置誤差検出手段及び前記第1の制御手段からなるフィードバック制御系に与える手段を有することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. データのリード/ライトを行うためのヘッドと、前記データを記録するための領域及び前記ヘッドの位置決め制御に使用するためのサーボデータを記録した領域を有するディスクと、当該ディスクを回転させるディスク回転手段とを備えた磁気ディスク装置に適用するヘッド位置決め制御システムであって、
    前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用して前記ヘッドの位置と指定された目標位置との位置誤差を検出するための位置誤差検出手段と、
    前記位置誤差に基づいて、前記ヘッドを前記目標位置に位置決めするための第1の制御値を算出する第1の制御手段と、
    前記ディスクの回転に同期する周波数とは異なる周波数の外乱信号を生成し、前記目標位置に追従している前記ヘッドを、前記外乱信号を使用することにより前記ディスク上の複数のトラック間で前記目標位置を中心として振動させるためのサーボ系加振手段と、
    前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態において、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づいて前記ディスクの回転に同期する周波数の同期成分を検出するための同期成分検出手段と、
    前記同期成分に基づいて、複数のトラック間で相関のある前記同期成分を前記位置誤差から除去するための第2の制御値を算出するための第2の制御手段と、
    前記第1の制御値と前記第2の制御値とを加算した制御値を使用して、前記サーボ系加振手段による振動を停止した状態で前記ヘッドを前記目標位置に位置決め制御するための手段と
    を具備したことを特徴とするヘッド位置決め制御システム
  4. 前記ヘッドを含む制御対象の伝達関数を(Ps)とし、前記第1の制御手段を含むフィードバック制御系の伝達関数を(Fb)とし、前記同期成分を(e0)とした場合に、
    前記第2の制御手段はモデル式「Uf=((1+Fb・Ps)・e0)/Ps」の演算を実行して前記第2の制御値(Uf)を算出することを特徴とする請求項3記載のヘッド位置決め制御システム。
  5. 前記同期成分検出手段は、前記位置誤差の観測結果にフーリエ変換処理を実行し、特定の周波数成分をフーリエ級数展開により算出することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置又は請求項3記載のヘッド位置決め制御システム。
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